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「ムーブ!」中国マスコミ事情 最新レポ(細切れぼやきも)
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■7/8放送「ムーブ!」上村総局長のチャイナ電視台

市場経済と共産党支配のはざまで揺れる中国のマスコミ(当日のテレビ欄より)

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 先々週からスタートしたシリーズ「北京路地裏最新物語」。
 北京五輪直前の中国の様子を、上村幸治さんが現地で行った取材をもとに、スタジオで解説をしてくれています。

 【ラインナップ】
   1.変わる町並み 6月24日放送
   2.環境     7月1日放送
   3.報道     7月8日放送
   4.貧富の差
   5.対日感情

 「1.変わる町並み」「2.環境」は拙ブログでは起こしてません。YouTubeにビデオがまだ残っているかもしれませんので、興味のある方は探してみて下さい。
 今回は「3.報道」を起こしました。

 細かい相づち、間投詞、言い直し、ツッコミはカット、言葉尻など曖昧な箇所もありますが、それ以外はほぼ完璧です。緑色の字はVTRのナレーション部分です。
 画像はYoutubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。今回は原寸大画像ですので、これ以上大きくは表示されません。あしからず<(_ _)>


 内容紹介ここから____________________________

竹島問題でまた「外交的配慮」?!
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 間に土日挟んじゃうので、急いでUP。

竹島記述は首相判断、外交的配慮も示唆 渡海文科相(産経7/11)
 新学習指導要領の中学社会科の解説書に島根県の竹島を「我が国固有の領土」と明記するかをめぐり、渡海紀三朗文部科学相は11日の閣議後会見で、「首相の総合的判断に最後はなるだろう」と述べ、福田首相が最終的に判断するとの認識を示した。首相の判断には外交的配慮も含まれるとの見通しを示した。
 渡海文科相は「領土は国家の基本なので、教育現場でしっかりと指導しなければならない。従来の考えは変わらない」と述べ、文科省として竹島を明記したい考えを改めて強調した。
 一方、政府内での調整作業については、「(首相が)サミットから帰ったのが一昨日の夜中で、まだだ。(地方向けの)説明会が開かれる14日までに、最終的な判断をしなければいけない」と述べるにとどめた。

 「友だち(相手国)の嫌がることはしない」が持論の福田さん。
 友だちと家族(日本国民)、どっちが大事なんですか?

 時間がありません。
 お手すきの皆様、大急ぎで関係部署へメールを!<(_ _)>

首相官邸 ご意見募集
外務省 ご意見・ご感想
文部科学省 メールでの御意見・お問い合わせ窓口案内

 ↑これ面倒だったら「各府省への政策に関する意見・要望」から文部科学省にチェックを入れて送った方が早いかも。

「アンカー」洞爺湖サミットを利用した中国
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■7/9放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

洞爺湖サミット閉幕・福田首相の手腕は…ウラで動くのは?青山がズバリ

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 中国も北朝鮮も本当に油断のならない、したたかな国ですなぁ(T^T)

 コーナーの前に伝えられたサミット関連ニュースの箇所、及びスタジオのやりとりから起こしました。但し、ニュースVTRの部分は要約です。

 細かい相づち、間投詞、言い直し、ツッコミはカット、言葉尻など曖昧な箇所もありますが、それ以外はほぼ完璧です。
 画像はYoutubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。各画像をクリックすると新規画面で拡大します。


 内容紹介ここから____________________________

 …………………………VTR開始…………………………

 いよいよ洞爺湖サミット最終日。
 今日(7/9)はG8に加え、会合の鍵を握る中国やインドなどの16カ国に上る大所帯となりました。
 昨日(7/8)は最大のテーマとなっている地球温暖化対策について、これまで消極的だったアメリカから譲歩を引き出しました。

(昨日7/8の福田総理のコメント)
 「2050年までに世界全体の温暖化ガス排出量を少なくとも50%削減する目標を、世界全体の目標として採用することを求めるという認識で一致しました」

 しかし、これにすぐさま反応したのは中国やインドなどの新興5カ国。
 新興国と先進国は責任や能力が違うと反発し、逆に「先進国は2050年までに80〜95%削減すべき」と要求を突きつけました。
 サミット最終日の16カ国の会合に注目が集まりました。

 議長国日本の福田総理が、閉幕にあたって議長総括を述べました。

(会見での福田総理のコメント)
 「今回のサミットは最近のに比べ、極めて重要なものであったと思います。なぜならば、地球温暖化の進行、原油や食糧の価格の高騰、金融市場の緊張といった世界規模の課題が非常に切実な形で人々の生活に影響を与えていると、そういう中で開かれたサミットでございます」
 「率直に本当の議論をする中で、時には互いに激しくやり合うという場面も多々ございました。しかしそのお陰で多くの成果を生み出すことができたと思っております」

 ――と、サミットの成果を強調。
 しかし結局、G8と新興国の議論は平行線。
 昨日G8で一致したはずの排出削減の数値目標を首脳宣言に盛り込むことができないまま、閉幕することになりました。

 会見での質疑応答で、「そもそも50%削減とは何を基準に50%なのか?」と聞かれ(質問したのはフィナンシャルタイムスの記者)――

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 「えー、まあ色々な数字や基準年が飛び交っておりますけれども、それはあの、その時々にですね、えー、そのー、そのー、考え方が違うということもありますけれども、ま、しかし我々の認識は2050年に50%削減というのは、最近の状況からしてですね、えー、どうなのか、現状からして50%削減、ま、こういうふうなことで、これは変わっておりません」

 ――と答えた福田総理。
 最後にはサミットの手応えを感じた表情で退場していきました。

 G8で合意したことが新興国から承認されないという事態となり、思わぬもろさを露呈した洞爺湖サミット。
 サミットそのもののあり方が問われる結果となりました。

 …………………………VTR終了…………………………

山本浩之
「まず室井さん、このサミットをご覧になっていかがでしたか?」

室井佑月
「何かね、腹が立ってきましたね。500億も使って開いた意味があるんだろうかと思っちゃった。さっきのそのCO2削減の2050年までに50%っていうのも、具体的に最初の数値とか、到達する、どこの数値に持ってくかっていうのも出てないでしょう?『求める』っていうのは、そういうふうに努力しましょうってこと?」

山本浩之
「そう、だからみんなで頑張ってやろうなって言って、ここにいない他の国々にも声かけてねっていうことまでは決めた」

室井佑月
「そのぐらいだったら、みんなCO2削減はした方がいいと思ってんだからさ、瓦版をメールか何かで配るんでよかったんじゃないの?それと結局、原油高が高騰してることも食糧危機のことも投機マネーのことも、やっぱりいろんな国の思惑とかがあるから、きちんとどういうふうにするかっていう話し合いは、きちんとできなかったでしょう?」

山本浩之
「具体的には踏み込めませんでしたね」

室井佑月
「何か踏み込めないっていうんじゃなくて、議長なんだからさ、まとまらなくても踏み込んでみろよって思っちゃうんだよね」

山本浩之
「確かにそうですよね。そのあたりは期待したんですけども、どうやら福田総理にはそういった発言はなかったような気がするんですけど。この地球温暖化対策、これに関して言うと、どうも昨日から今日になって後退したっていう。ちょっとこちらでご覧いただきたいと思います」

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村西利恵
「CO2などの温室効果ガスの排出削減について、昨日のG8主要国会合では『2050年までに世界全体で排出量を50%削減するとの長期目標を各国と共有し、求める』との内容で合意しました。そして今日はこのG8に中国、インドなど8つの新興国を加えた拡大会合が行われましたので、より具体的な数値目標について決められるかが焦点でしたが、合意内容はこうでした。『国連交渉の下で、排出削減に向けた世界全体の長期目標を採択するのが望ましい』。一見すると同じことのように見えるんですが、この、上で合意した2050年、50%削減、こういう数字が全く消えてしまってるんです」

山本浩之
「この温暖化対策については青山さん、どのようにご覧になってますか?」

青山繁晴
「はい。あの、先ほどの記者会見でね、福田さんはまあ胸を張ってましたよね。で、今のその室井さんのコメントも含めてやっぱり普通の国民は、なぜ胸張れるんだろうと、まずそこ不思議に思うと思うんですよ。で、福田さんの胸中を推し量ればですね、外務省の人が言ってることも含めて申せばね、要は世界でCO2を含む地球温暖化ガスをたくさん出してるのに今まで一切それを減らしましょうということに加わらなかった国は、大きく言って3つだと。アメリカそして中国、インド。で、福田さんにしたらですね、今、村西さんが持ってるの(フリップ)で言うと、このアメリカを含めた機能のG8の会合では、初めてアメリカがここに加わってくれたじゃないかと。で、下の今日の部分、中国、インドがなかなか認めないのは、そんなの最初から分かってるわけだから、とりあえず問題の3カ国のうち一番でっかいアメリカを仲間に入れただけでいいじゃないかというのが、福田さんの心中らしいんですよね。ところがその肝心の昨日の話、アメリカは確かに加わりましたが、2050年までに世界の排出量を50%削減、これをね、ここ(スタジオ)にいる5人が、2050年までに自分たちの家から出てるゴミを半分に減らしましょうと。今までは岡安アナ(若手男性キャスター)がずっと抵抗してたけど、岡安さんも入ってくれることになった。よかったねと話をしてるとするじゃないですか。すると当然、いつから見て半分なのか?それ基準年ってことですね。それが一番大事な話でしょ?それで大きな問題なのは、さっき福田さんは『いや、我々はそれは現状ということで、その考えは変わらないんです』と。これははっきり言ってウソですよ。どうしてウソかと言うとね、この話が最初に出たのは、去年のドイツで開かれたハイリゲンダムサミットで出ました。当時総理は安倍さんでしたね。安倍さん、今現在何と言ってるかというと、つまり今まで安倍さんはとりあえずこの件をね、ドイツのサミットで押し出したということで評価されると、評価できると言われてきたその安倍さん本人が今何と言ってるかというと、『いや、実は基準年がなかったから、そこが大きな問題なんです』と言ってるわけですよ。去年からなかったんです。で、今回の話し合いでも、基準年をどうしましょうってことをアメリカも含むそのG8で昨日話してませんから、福田さんが言ってる『いや、G8主要国みんなが現在を基準にするんだ』ということで合意してるかのようなこと言ったけど、これははっきり言うとウソですよ、これは。一国の総理がそんなこと言っちゃいけません。で、これね、国内の問題だったら、でも総理が言うんだったら、それが事実になることはありますが、これはあくまで世界と話し合っていることですから、勝手なあの発言っていうのは、これほんとに問題ですよ

山本浩之
「今日も、今の記者会見の中で、フィナンシャルタイムスの記者が質問したことに対して答えたのが今、そのVTRの中でね、福田さんが答えていた『最近の状況から50年』、ただ、あの言い方もしどろもどろじゃないですか。だけど実際、口にしちゃってるんですね」

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青山繁晴
「それはっきり言うとですね、僕も首相官邸記者クラブにいましたから正直申しますと、日本の記者とは官邸の間でけっこう打ち合わせするんですよ、こういう質問。でもそのフィナンシャルタイムスも含めて諸外国の記者とは打ち合わせできないから、ばしっと問題のとこ聞かれちゃって、それでまあしどろもどろに、ちょっと焦りながら『いやいや、それは現状なんですよ』と。というのはさっきのゴミの話でも、僕たちがもし合意したら、それは普通に考えたら今を基準にするじゃないですか。ところがこの件はそうじゃなくて、京都議定書も1990年と基準年を作って、それが揉めてる原因になってるわけです。それ、でも日本にとってすごい不利だから。だからそこをごまかして…」

「日中の興亡」
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 今日は青山繁晴さんの新刊「日中の興亡」について、雑感を書かせていただきます。

 後半は細切れぼやき。サミットについて少々。

「ムーブ!」をほめ殺す
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 拙ブログでも何度か紹介してきた、朝日放送(ABC)の『ムーブ!』。

 週刊誌から興味深い記事を抜粋して紹介、コメンテーターが意見を述べる「マガジンスタンド」コーナーが終了。今週(6/30)から「ニュースシアター」というコーナーにリニューアルされました。
 『ムーブ!』が独自に着目し、取材をし、書き下ろしたものを伝えるんだそうです。
 (リニューアルの理由について、レギュラーコメンテーターの勝谷誠彦さんがラジオ番組で語ったところによれば、「朝日新聞からの天下り社長が『雑誌なんか取り上げるな』と言ったからだ」とのこと)

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 その「ニュースシアター」、今週はスペシャル企画。
 レギュラーコメンテーターに『ムーブ!』についてのコラムを書き下ろしてもらい、それをアナウンサーが読み上げるというものです。
 番組サイドの手抜き?自画自賛?というツッコミも聞こえてきそうですが、硬軟いろいろあってけっこう面白かったので、起こすことにしました。

 共通のお題は「ムーブ!をほめ殺す」。ラインナップは以下の通り。

6/30(月)出演:花田紀凱、山本譲司、勝谷誠彦
 ・(花田紀凱)
 ・(山本譲司)
 ・(勝谷誠彦)

7/1(火)出演:勝谷誠彦、上村幸治、須田慎一郎
 ・「中国をいじめるのは私だ」(上村幸治)
 ・「首都圏の番組ムーブ!が不義を討つ」(須田慎一郎)

7/2(水)出演:須田慎一郎、二木啓孝、やくみつる
 ・「性格の悪い番組こそ気骨がある」(二木啓孝)
 ・「ムーブ!を叱る!!」(やくみつる)

7/3(木)出演:大谷昭宏、藤井誠二、伊藤惇夫
 ・「ムーブ!誌上激論」(大谷昭宏)
 ・「言ってはいけないことを言える番組を目指す?」(藤井誠二)
 ・「決断力は情報が支える」(伊藤惇夫)

7/4(金)出演:若一光司、財部誠一、吉永みち子
 ・「『サファリパーク』の社会的使命」(若一光司)
 ・「ニュースの真実は多様性にある」(財部誠一)
 ・「私は答えたい」(吉永みち子)

注1)月曜日のみ副題がありません。
注2)改行は引用者の判断、太字強調も引用者によるものです。
注3)関西以外の方は、人名とかコーナー名とか何のこっちゃ?な箇所もあるかと思います。そんな時は『ムーブ!』公式サイトあるいはWikipedia『ムーブ!』の項などを参考に。
注4)画像は例によってテレビ画面をデジカメで撮影。粗くて見にくいですがお許し下さい。各画像をクリックすると新規画面で拡大します。



6/30(月)出演:花田紀凱、山本譲司、勝谷誠彦

・ムーブ!をほめ殺す(花田紀凱)
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 雑誌の誌名タイトルくらい難しいものはない。
 タイトルがある程度、中身を規定する。
 それにタイトルになりそうな言葉は、たいていどこかの出版社がすでに商標登録している。

 ある雑誌を創刊する時にタイトルを考えあぐねていたら、部員のひとりが「天と地」というのを出した。
 古臭いタイトルだなとは思ったが、何しろ行き詰まっている。

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 念の為、特許庁のデータで調べてみた。ちゃんと登録してありました!
 なんと、かの山口組の組報というのか機関誌のタイトルが「天と地」だったのである。もし知らずに使っていたらエライ目にあうところだった。

 そういう視点から見ると、『ムーブ!』というのはいいタイトルだ。次の雑誌を創刊する時にはいただきたいくらいだ。

 研究社の英和辞典を引いてみたら、「ムーブ」の他動詞には大きく分けて三つの意味がある。

 一、動かす 二、感動させる 三、提案する

 ものごとを動かし、感動させ、提案をする――。
 これほど情報番組にふさわしいタイトルはちょっとあるまい。
 しかもぼくの大好きな!マークまでついている。
 このタイトルが決まった時に『ムーブ!』の大成功は約束されていた。

 念の為、三省堂のコンサイスも引いてみた。
 すると「ムーブ」には四番目の意味として、こんなものがあった。
 「(腸の)通じがつく」
 なるほど!だから『ムーブ!』を見ているとスッキリするわけだ。

 この後、花田さんが「『スッキリ!』っていう番組はスッキリしないと添えようと思ったが、そこでまた喧嘩することもないかと思ってやめました」と発言。
 勝谷さんはそんな花田さんに対し、「今朝、俺が(『スッキリ!』に)出てること知ってて言ってるだろー」と軽く怒ってました。


・ムーブ!をほめ殺す(山本譲司)
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 まさか自分がこんなふうに、ちょくちょくテレビに出演するような人間になるとは、思いも寄らなかった。

 もう社会の中に居場所などないんじゃないか。そんな打ちひしがれた気持ちのなか、刑務所を出所したのが6年前。
 それから1年半以上は、引きこもりに近い生活を続け、人間としての機能がどんどん退化していくような日々を送っていた。

 その後、なんとか社会復帰への道筋を付けるべく、障害者介助スタッフとして、福祉の世界に足を踏み入れたのが4年前。
 同時に、「獄窓記」という本も出版した。続いて、「累犯障害者」という本を出したものの、基本的には、福祉の仕事に没頭しながら、なるべく目立たないように暮らしていた。
 それは、「前科者である自分が、どのツラ下げて人様の前に出られるのか」というような、いわゆる出所者コンプレックスがあったからだ。

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 そんな折、『ムーブ!』からの出演依頼があったのは、昨年1月のことである。
 テレビ出演、しかも生放送ということで、私の中に躊躇(ためら)いがあったが、番組で取り上げるテーマが「累犯障害者」とあっては、断るわけにはいかない。
 ほとんどのメディアがタブー視してきた、このセンシティブな問題をテレビで取り上げてくれるというのだ。

 私は、出所者コンプレックスを忘れるほど、喜び勇んで『ムーブ!』に出演した。
 そして、その反響は非常に大きかった。
 多くの福祉関係者から、これまで目を背けてきた福祉や刑務所の実態について、反省と覚醒(かくせい)の声が寄せられたのである。

 その後も『ムーブ!』では、障害者や刑務所の問題について、何度も何度も取り上げてもらい、結果、今、累犯障害者を取り巻く環境は徐々に改善されつつある。
 『ムーブ!』が少しずつではあるが、福祉行政や矯正行政を動かしているのだ。

 テレビというメディアは、世の中の出来事をタイムリーに追いかける「瞬発力」はあるが、そこを深く掘り下げていく「持続力」はない、と思っていたが、『ムーブ!』は違った。
 私が出演した回に限っても、アーク・エンジェルズや、柔道整復師の問題、あるいは自治体交通局の問題を、何回にもわたり、執拗かつ果敢に報道し続けている。

 この持続力とタブーを恐れぬ精神こそ、『ムーブ!』が持つ大きな武器であろう。
 そして実際に、柔道整復師の不正請求問題については、厚生労働省の重い腰を上げさせるに至っているのだ。

 動く社会を追いかけるだけではなく、社会を動かす『ムーブ!』。
 今私は、この番組の中に居場所があることに、無上の喜びを覚えている。

 山本さんが昨年1月に『ムーブ!』に呼んでもらう直前、大阪府八尾市で、服役経験のある知的障害者が子供を突き落とすという事件があったそうです。
 この時、東京の局からも出演依頼があったものの、全部、生放送ではなく「収録にしてくれ」と。「微妙な問題なので誤解を与えると恐ろしいので、編集させてもらう」という前提でのオファーだったと。だから、『ムーブ!』で生放送で取り上げてくれるとは思いも寄らなかったんだそうです。
 また山本さんによれば、『ムーブ!』は関西の出先機関が録画して、本省(この場合で言うと厚生労働省や法務省)に送ったりしているため、東京でも反響があるそうです。


・ムーブ!をほめ殺す(勝谷誠彦)
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 深夜、日付がかわったころ、朝日放送の新社屋、地下3階の鋼鉄のドアに設置された読取機に、限られたスタッフだけが持つIDカードをかざすと、静かな音とともにドアが開く。

 「あらあ。かっちゃん。いらっしゃい」。妖艶(ようえん)な微笑みで迎えてくれるのは関根ママだ。
 「まったあ。『知られてたまるか』のロケハンと称して、ABCのカネでおいしいもの食べていらしたんでしょう」。チーママの加藤アナは早くも鼻の頭を真っ赤にして酔っぱらっている。

 新社屋移転に伴って極秘にオープンした、この『倶楽部ムーブ!』の存在は、政財界の大物にしか知られていない。

 「こらこら。トイレが汚れていたぞお」「あら、いけない」。やんわりとママをたしなめている須田慎一郎オーナーの周りには、いつも黒い服を着たいかつい男たちが群がり、「シノギが」とか「マネロンの件で」などと囁(ささや)きあっている。

 「あっ、知事。万一ということがありますので、そちらにはお座りにならない方が」。今夜もやってきた橋下徹大阪府知事が須田さんの隣に腰をおろそうとすると、黒い服を身に包んだ細身の男が慣れた仕種で遮った。黒服の上田アナだ。

 「気をつけさせてはおりますが、万一写真ということもありますので」。カウンターの中でシェーカーを振る堀江アナが気遣いを見せた。「知事、つまみにモナ、いやモツでもいかがですか」。

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 夜がふけるにつれて常連客たちが続々と集まってきた。

 ステージの上で見事な「築地をどり」を星浩さんが舞っているかと思うと、マイクを握った鈴木邦男さんは「ヤルタ〜、ポツダム〜、体制〜、打破〜」と歌っている。
 大谷昭宏さんが関根ママの愛犬と戯れている横で、泥酔した山崎寛代さん(引用者注:月曜日芸能担当)が「男…男…」と呟(つぶや)いているし、いつのまにか隅っこに座っていた上村幸治さんは「中国、くっ。五輪、くくっ」と笑っていた。

 そろそろモニターからは、CM中に収録しておいた『裏ムーブ!』が流れるころだ。
 出演者の夜の楽しみまで配慮した二毛作情報番組。
 いやあ、いくら褒めても褒めたりない。

 「つまみにモナ」の「モナ」は山本モナさんです。2005年3月まで堀江アナとともにキャスターを務めていました。
 「築地をどり」のくだりでは、堀江アナから思わず「大丈夫かなー」と心配の声が。いや、まだまだ毒が足りませんよね(^_^;

 花田さんによると、文春に昔こういった倶楽部があったそうです。作家の先生に立ち寄ってもらって話をするという趣旨だったと。ところが場所が不便で、集まるのは社員ばかり、しかも年取った酒飲みばかりがたむろするので、廃止になったそうです。

 さらに花田さん、「初めて『ムーブ!』に出た時、驚いた。こんなことしゃべっていいのかってことを勝谷や宮崎哲弥さんがしゃべってる。東京とずいぶん許される範囲が違うなと思った」と。
 これについて上田アナと堀江アナは、「許されてるかどうかはちょっと分からないですが」「そのあたりには自信がないです」と返してました。番組サイドも日々、ヒヤヒヤしながらやってるってこと?(^_^;


7/1(火)出演:勝谷誠彦、上村幸治、須田慎一郎
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