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日本の精神を守った渡辺謙さん 産経「彼らの心が折れない理由」より

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 昨秋あたりからでしょうか、産経新聞の日曜版に、【彼らの心が折れない理由】と題された記事が毎週掲載されています。
 ノンフィクション作家の小松成美さんによる、インタビューというか、ルポルタージュの記事です。

 数週間に渡って一人の人を紹介しています。
 これまで取り上げられた人は、ミュージシャンのYOSHIKIさん、横綱の白鵬関、作詞家の秋元康さん、棋士の谷川浩司さんなど多岐に渡っています。

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 1月15日付は俳優の渡辺謙さん、その2回目でした。

 渡辺謙さん主演の映画『はやぶさ 遥かなる帰還』の公開を間近に控え、それのタイアップという側面もあるのでしょう。

 が、実際には、『はやぶさ 遥かなる帰還』の話題以外にも、渡辺さんのこれまでの俳優人生における様々なエピソードが出てきます。

 この日は、映画『ラストサムライ』の撮影秘話が紹介されていました。

 これがちょっと良い話で、そのうちブログで紹介しようと思ってたんですが、気づけばかなり日数が経ってしまいました(T^T)
 今さら感もありますが、いちおう紹介させて下さい(^^ゞ
 
「ベストが無理なら、セカンドベストを」 俳優・渡辺謙(2)産経新聞2012.1.15
〈前略〉
 日本人としての信念が道をひらく

 ベストが無理なら、セカンドベストを。「はやぶさ」のリーダーの言葉に渡辺は、2003年に公開された『ラストサムライ』の撮影を思い出していた。ストーリーがクライマックスに近づく頃、渡辺演じる武士・勝元が、明治天皇に刀を返還する場面で、渡辺は監督のエドワード・ズウィックと意見を戦わせることになった。

 「監督は、勝元に明治天皇の目を見て刀を返せと演出したんですよ。『終末に向かう合図でこの映画のターニングポイントだから、このアイコンタクトは非常に大事なんだ』と。僕は即座に否定したんです」

 天皇陛下に目を合わせる武士などいない、と言うと、監督も、2人のアイコンタクトがないと何も伝わらない、と言い張った。日本人とアメリカ人の感性の違いの対立だった。

 「『お前は日本を背負っているつもりか』と言う監督に、僕も『ああ、そうだ。背中に日の丸をいっぱい背負っているのが見えないか』と言い返す。売り言葉に買い言葉です。監督は、僕の控室まで追いかけてきて『天皇と目を合わせろ、それでやろう』と言う」

 渡辺を説得するため、監督は米国の名優、デンゼル・ワシントンの映画『グローリー』の撮影エピソードまで持ち出した。

 「南北戦争初の黒人部隊を描いた映画で、奴隷時代のデンゼルがむち打たれ、涙を流すシーンがあった。当初、デンゼルは『俺は泣かない』と拒んだそうです。そこで監督は、3千フィートという最長のフィルムを用意して、延々むち打ちのシーンを撮影した。デンゼルは、そのことに傷ついてついに泣いた。演技ではないけれど、あの涙があったから作品は成功した、と」

 トム・クルーズが主演・プロデュースのハリウッド映画で日本の古式に則(のっと)った侍の作法がすべて描けるわけではない。けれど、天皇に目を合わせる演出を受け入れては、日本の精神や伝統が失われてしまう。渡辺は自分の意思を曲げなかった。

 「目を見るパターンと、見ないパターンの2パターン撮ることにしたのですが、実際は2回とも目を合わせなかった。監督は何も言いませんでしたが、試写を見ると僕に謝りに来た。『謙、悪かったな。勝元が天皇に何を伝えようとしていたか、お前が言っていた意味がよく分かった』と言ったんです」

 このセカンドベストこそが、渡辺のアカデミー賞助演男優賞ノミネートにつながった。

 私は『ラストサムライ』を公開当時に劇場で観ました。
 それまでハリウッド映画で描かれてきたトンチンカンな日本像と比べると、かなりまともだなと思ったものです。

 その裏には、渡辺謙さんや真田広之さんら日本人俳優、それに日本人スタッフの努力の積み重ねがあった、という話は当時から聞いていました。

 そう、監督はじめあちらのスタッフに積極的にアドバイスをして、日本人が観ても鑑賞に堪えうる映画になるよう頑張ってくれたのです。

 ただ、じゃあ具体的に映画のどのシーンでそれらアドバイスが受け容れられたのか?という細かい点は、私は全く知らなかったんです。

 なので、今回このお話を聞いて、いたく感じ入ってしまいました。
 やるなぁ、渡辺謙さん(≧∇≦)

 同じく渡辺さんが栗林忠道中将を演じた映画『硫黄島からの手紙』も劇場で観ましたが、ここで描かれた日本像にも私はさほど大きな違和感は覚えませんでした。
 この映画でも渡辺さんは、クリント・イーストウッド監督にアドバイスを色々したと聞きます。

 もちろん『硫黄島からの手紙』も『ラストサムライ』も、詳しい人が見れば時代考証の面でおかしな箇所は多々あったようです。

 ですが、一般の日本人であれば十分鑑賞に堪えうる、そういうレベルにまでハリウッド映画の中の「日本」を引き上げてくれた渡辺謙さん及び映画に関わった日本人の方々には、私は素直に感謝の言葉を述べたいです。

 但し、昨年公開された映画『シャンハイ』は、かなりガッカリな出来だったようです。
 これは1941年の上海を舞台とした作品で、渡辺謙さんは日本軍の大佐(諜報部員)を演じました。

 私はこの映画は観ていないので何とも言えませんが、ネットのレビューなどを見た限りにおいては、歴史捏造が多い、かなりトンデモな映画だったようです。

 実は『シャンハイ』公開時、渡辺謙さんは関西テレビ『アンカー』に、それも青山繁晴さんがレギュラーの水曜日に生出演されています。
 (この前後数日間、渡辺さんは『シャンハイ』宣伝のため関西ローカル各局に出演していました)

2011年8月17日放送「アンカー」渡辺謙が生出演“日本人の誇り”と『硫黄島からの手紙』秘話

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 この時、青山繁晴さんは渡辺謙さんを目の前にしながら、『シャンハイ』に描かれた歴史の間違いを具体的に指摘しました(青山さんはこの日までに4回ほどこの映画を観たそうです)。

 「真珠湾攻撃に至るプロセスが事実とは違う」
 「実際の上海には『日本租界』というのはありませんでした」
 「日本軍が次々と人を殺害していったという歴史的事実はありません。むしろ日本人居留区にユダヤ人を受け入れて、ドイツ軍から守ろうとしました」

 その上で青山さんは、これから映画を観る人たちが誤った歴史を信じてしまわないようにと考えたのでしょう、「あくまでフィクションの映画」であることを強調していました。

 渡辺さん、何でこんな変な映画に出てしまったんだろう?(T^T)
 『シャンハイ』は日米中の合作映画ですが、もしかしたら中国側のスタッフに遠慮したのかしら?

 この日の『アンカー』での渡辺さんの話からは、その理由は読み取れませんでした。

 あ、でも、この日は良い話もありました。
 映画『硫黄島からの手紙』の撮影秘話です。

 渡辺謙さんの話を要約すると……

 栗林中将は、脚本上は切腹をすることになっていた。西洋人は切腹をサムライの美学と思っているから。
 でも自分が調べてみると、第二次大戦の時に将校が切腹をするということは、ある種、非常に奥の方で、自分が守られている状況の中でしかできない。
 栗林中将は前線にいて、「俺は絶対君たちの先にいるから、信じてついて来い」と部下に言った人。その人が奥の奥で、切腹をするはずがない。
 「じゃあフィールドで(切腹を)やれないか」と言われたが、そんなことできるわけないだろうと。

 ……ということでした。

 『ラストサムライ』の時と同じように、「ニセの日本像」が映画に盛り込まれてしまわないよう監督らと戦ってくれたんですね。

 私はあまり映画は観る方ではありませんし、特に渡辺謙さんのファンというわけでもないのですが、なぜか彼が出演した映画は、テレビ放送も含めてわりとよく観ていたりします。

 『はやぶさ 遥かなる帰還』(2月11日公開)もできれば劇場に観に行きたいと思ってるんですが……、時間作れるかしら?(T^T)

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 とある土曜の近畿のテレビ欄(レアケース)。

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