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「アンカー」4月以降に北が動く可能性&消費増税で野田首相のウソ

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【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし

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■1/4放送 関西テレビ「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

北朝鮮新体制で拉致問題は…青山ズバリ!

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 今年1回目の「スーパーニュースアンカー」は水曜日、コメンテーターは青山繁晴さんで幕開けです。

 ネットのテレビ番組表では【皇室のありかたは…“女性宮家”創設検討課題を青山がズバリ!】となってたんですが、新聞紙面では上のようになってました。

 で、実際の内容はというと、前半は北朝鮮新体制、後半は野田政権と消費増税がテーマでした。
 私としては女性宮家創設問題の解説を是非聞いてみたかったんですが、いずれまた機会も巡ってくるでしょう。

 間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
 画像はYouTubeからキャプチャさせていただきました。

※引用転載はご自由に。連絡不要です。但し誤字などに後日気づいて修正をすることが多々ありますので、必ずこちらのURLを添えておいて下さい。
※また画像を利用される方は、直リンクでなく必ずお持ち帰り下さい。当方のサーバーへの負荷軽減のためご協力のほど宜しくお願いいたします。「直リンク」の意味が分からない方はこちらをご覧下さい。



 内容紹介ここから____________________________

※金正日死去に日本政府が正式な弔意示さなかったことを北朝鮮国営メディアが批判、のニュース報道のあと

山本浩之
「ま、今日の青山さんの“ニュースDEズバリ”のコーナーは、ま、新年最初ということで、北朝鮮問題を取り上げていただきますけど、今のVTRをご覧になって、一言何か感想ありますか?」

青山繁晴
「ええ。あの、私たち日本のことを、道徳的な未熟者と言ったり、拉致問題をにおいもしないと言ったり、ま、いつもの言い方だけど、一体これ誰が原稿書いてるのか(一同苦笑)。いっぺん顔見せてくれませんかと言いたくなるような、まあ、罵詈雑言というよりは、まさしく未熟な物言いですよね」

山本浩之
「そうですねー」

青山繁晴
「はい。で、さて、今年はですね、えー、今日からこのコーナーもスタートなんですけれども、2011年から2012年にかけて、あの、非常に大きな動きがあったのは、ひとつは、もちろんこの北朝鮮、えー、12月17日と、ま、北朝鮮が発表した金正日総書記の急死がありまして、それからもうひとつは、ま、消費増税を中心にして、日本の政治にも大きな動きがあって、民主党が実質的に、ま、少しだけれども、分裂したわけですよね。で、従って、今日はこの2つのことを、北朝鮮と日本政治のこと、消費増税も含めて、皆さんと一緒に考えたいんですけれども、今年の最初のキーワードは、これです(フリップ出す)」
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山本浩之
「『わたしたちが2012年を決める』」

青山繁晴
「はい。あの、このことは、私たちが日本を決めるんだっていうのはもうこのコーナー始まって以来、ま、6年近くですか、ずっと申し上げてきたことですけれども、この2012年こそ、私たちが決めることのできるチャンス、機会も、あるいは、期待できるかもしれません。あるいはもっと言うと、そうできるように、私たちが呼び込むべきだと思いますので、それを中心にして、その視点から、北朝鮮と日本政治の問題を、今日一緒に考えたいと思います」

山本浩之
「それでは、コマーシャルをはさんで青山さんの解説です」

(いったんCM)

山本浩之
「今年最初の“ニュースDEズバリ”は、この年末年始に大きな動きが相次いだ北朝鮮問題、そして、日本政治です。最初のキーワードは『わたしたちが2012年に決める』。何をどう決めるのか。さっそくお願いしたいと思います」

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青山繁晴
「はい。まず皆さんこの、最初に日本政治と北朝鮮があるんですけれども、まあ今年の1年の世界を考えると、金正日さんが死んだあとの北朝鮮の動きを、抜きにしては考えられません。それは当然日本政治の在り方とも深くつながってくるので、今日はまずは北朝鮮のことから考えていきたいと思います。はい、まずこれを見て下さい」

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村西利恵
「年末、12月28日に金正日総書記の国葬が行われました」

青山繁晴
「はい、ちょうど1週間ぐらい前ですけれども、まだ皆さんこの映像よく覚えてらっしゃると思うんですけれどね。えー、金正日さんが入っているという、この棺を載せた霊柩車のところを、この金正恩さんを含めた8人が歩いてですね、ここに軍のトップの李英鎬(リ・ヨンホ)っていう総参謀長がいますけど、この8人で独裁権力でやるんだよということを、ま、世界に見せる、それがこの国葬の狙いだったんですよね。ところがですね、その、北朝鮮のその意図とは別に、僕も含めて、日本の情報当局者あるいは、米・英、僕は聞けた限りで言うと、イギリスまで含めて、ちょっとびっくりしたことがですね、この国葬の映像であったんですね。豊田さん」

豊田康雄
「はい」(岡安キャスターお休みにつき今日は豊田キャスター)

青山繁晴
「何だと思います?打ち合わせなしです」

豊田康雄
「いやー、ちょっと分からないですね…」

青山繁晴
「はい、今日お正月で豊田さんが出てくれてるんですが」

山本浩之
「お正月だからではないんですけど…(笑&ざわ)」

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青山繁晴
「これはですね、このあたり見ていただくと、もう、あの、振り付け通りに、ま、すさまじく悲嘆に暮れてるわけですよね。ところが、ちょっと指差して申し訳ないんですけれども、例えばこの方であったりね、この方であったり、この方であったり、この方であったりね、つまり、この辺にまるで線を引いてあるかのように、この一群を除くと、泣いてない人が多いんですよ

一同
「ああー」

青山繁晴
「で、これ、北朝鮮は、例えば弔問に来たのが、2億何千万いたと言ってるわけですね。人口が2000万前後なのに。つまり1人につき10回は弔問してないとあとで罰せられるって社会なんですよ」

一同
「ああ…なるほど…」

青山繁晴
「それが国営テレビの、その映像こうやって映されるの分かっていながら、どうしても泣けない人がいる。これは、あの、金日成国家主席、今回亡くなった金正日さんのお父さん、亡くなったの94年ですから、僕もまだ克明に覚えてるんですけど、あの時はもう全員がこれだった(泣いていた)ですよね。だからそれに比べると、やっぱり泣けない人がちゃんとテレビに映ってしまったなと。それからもうひとつ、泣いてる人の映像は、もう同じ映像をくり返しくり返し使うと。ま、テレビでは普通やる手法でもあるけれども、しかし、限られた映像しかなかったって見方も可能だと思いますね。みんなが泣いてる姿っていうのはそういう映像しかなかった。で、これはどういうことか。それは、もちろんまだまだ私たちも分析分析していかなきゃいけないけれども、しかし見方として、その、一致してるのは、やっぱり、えー、金日成国家主席が亡くなったあと、金正日さんの、その、間に、飢え死にする人が、一説には300万人を超えたって話もあり、その餓えを考えると、つまり映ってる人の中に、生き残ってるから映ってるんだけども、家族を失い、友達を、その、餓死で失うと。もうお腹が空いて死んでしまうっていうの僕らでは、考えられないような、その年月を思うと素直に悲しめない人、あるいはそのあとを継いだのがまだ20いくつの、28、9歳の、この、何の実績もない、しかもご本人は、餓えどころか、例によって大変太ってる。この人が餓えをなくしてくれるのか。それを考えると、とても泣けと言われても泣けないと、いうことじゃないかなと思うんですよね。で、しかし、そういう国際社会のいわば懸念を振り切るように、北朝鮮は例によって、ものすごい強硬な路線を見せてるわけですね。はい、出して下さい」

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村西利恵
「先ほどもニュースでお伝えしましたが、金正日総書記の強硬路線を踏襲しているかのような動きがあります。国防委員会が、『李明博逆賊一味とは永遠に付き合わない』と韓国を非難したり、朝鮮中央通信が『存在せず、においもしない拉致問題で国葬の時期まで騒ぎ、許されない』と日本を非難したりしています」

青山繁晴
「はい。これ、あの、ま、クエスチョンマークお願いして付けてもらったんですね。えー、だから今、あの、村西さんも、踏襲してるかのようなと言ってくれたんですけど。その通りなんです、本当は。実は、この普通の日本の報道だと、ま、こういうふうに言ってるから、金正恩体制になっても北朝鮮は強硬路線続けるんだと、いうことがはっきりしたという報道でまた見事に例によって横並びで揃ってますが、それは違います。そうじゃなくて、やがて、妥協しなきゃいけない。水面下では、ま、柔軟路線というか、西側に近付かなきゃいけないから、最初はドーンと強く当たってみせるんですよね。つまりそういう戦術を金正日さんの時代に、核やミサイルも使ってずっと続けてきたんですが、踏襲するのはそういう見せかけの戦術は踏襲するっていうことであって、実際はこの強硬路線を続けることは、実はできないと。僕はあえて言い切りますけど、少なくとも水面下ではできないと思われます。それは、北朝鮮自ら、実はさらけ出してしまってます。それは何かというとこれです」

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村西利恵
「北朝鮮の新聞社が毎年1月1日に発表する共同社説には、今年は、『食糧問題の解決が強盛国家建設の焦眉の課題』というふうに書かれてありました」

青山繁晴
「はい。北朝鮮は前から、この2012年は、強盛大国になる、大国になると、強く盛んな、強盛、大国になると言ってきたんですが、もうその大国は無理だってことになって、国家と、すっと言い換えた。それ今までは、最近やってきたんですが、今年の元旦の共同社説、これ労働新聞など、朝鮮労働党の機関紙ですね、そういうものの中で、食糧問題が解決されてないっていうことを、はっきり言ってしまったわけですね。で、食糧問題解決されないってことは外国から食糧入れないと、この冬越せない。えー、この日本でもすごく寒いですけれども、この北朝鮮の崩壊した経済の中で、どうやって食べ物なしに、この年を、越し、年は越しましたけれどもこの冬を越していくのかということが、実は大きいんだと、いうことなんですね。で、これは実は、こういう、いわば書き物だけじゃなくて、金正恩さんていう三代目の独裁後継者の行動にも、実は表れています。それはこれです」

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村西利恵
「金正恩氏は、1月1日に、朝鮮人民軍105戦車師団を視察しました」

青山繁晴
「はい。で、この視察もですね、日本の新聞報道は、あー、やっぱり、軍を優先するってことを見せるためにやったんだと、報道したんですが、それ正直言って、それ読んでも、日本国民には、ああそうだったのかっていう報道じゃないというか、そんなものは分かりきってることであってですね。あの、さっきの実は国葬で泣いてない人がいるとか、それから、元旦の共同社説で食糧問題が出てきたり、実は僕にとってはショックだったんですよ。ということは、北で、実は本当は、目に見えない所で普通の国民がまたたくさん飢えてんのかと。子供たちも含めて飢え死にしてるのかというショックがあるんですが、それを、もう確信せざるを得ないのは、これがあるからです。出して下さい」

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村西利恵
「そこで正恩氏は、『兵士たちに十分な食生活条件を整えてやるべきだ』と話したと」

青山繁晴
これは、日本のメディアももっとびっくりしていいと思うんですよね。世界はけっこうびっくりしてるんですけど。これ要するに、独裁者になりたてっていうか今なろうとしてる人が、その、軍隊にすら、兵士にすら、先軍政治、軍隊が先に来ると書く、先軍政治と言って、要するに普通の民衆よりも、兵士にだけは食糧行き渡らせるようにすると言ってきた北朝鮮が、兵士にすら十分な食生活がないんだと、ご飯食べられないってことを」

山本浩之
「そういうことを言ってるわけですよね」

青山繁晴
「自ら言ってると。これをわざわざ朝鮮の国営メディア、つまり一切報道の自由がない、あの、お仕着せの報道しかできないところがこれをわざわざ報道する、どんなに深刻かなと、いうことなんですよね。で、そして、実は僕はもうひとつ驚いたのはこの105戦車師団ていうのは北朝鮮軍にとってはとても大事な、軍勢で、というのはやっぱり、そもそも朝鮮人民軍てのはやがて、板門店を越えてですね、つまり南に、韓国の方に攻め入るってことが存在理由になってるわけですから。戦車という足がなかったら成り立たないから、この戦車師団だけはご飯食べてるはずなのに、ここも食べてないのかと最初は思ったんですが、情報当局者と意見交換してるうちに、ああ違うなってことが分かってきたんですよ。これはね、要するに、戦車隊の人々はご飯食べてるから、この、金正恩さんも言えるんですよ。ね」

村西利恵
「ああー」

青山繁晴
「食べてる相手にだから、この丸々太ってても言えるわけ。これがほんとに飢えてる相手にこれを言ったらですよ、いちおう武装してるわけですから、何が起きるか分かんないから、ここでしか言えなかった。本当は、もっと末端の例えば歩兵の若い兵士たちに、栄養失調になって、もう身動きできないで座り込んでる姿とかが西側にも漏れてきましたけれども、そういうところに言えないから、安心して言える場所を選んで行ったということなんであって、単なる視察という問題じゃない。北朝鮮が、自らの間違いによってどれほど追い込まれているかということなんですね。従って、国際社会だけじゃなくて日本の関係者、情報関係者にも、(言い直し)情報当局者にもこういう心配事が生まれてます」

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村西利恵
「日本の情報当局者や、元駐中国公使によると、『4月までに軍に食糧が行き渡らなければ、水面下で大きな動きがありえる』

青山繁晴
「はい。この元中国公使というのは、年末の『アンカー』でお話ししたと思いますけれども、もう、そのあと他の国の大使いくつか務めて、もうお辞めになってるんですけれども、ずーっと中国と深い信頼関係があって、北朝鮮のことをやっぱりよく把握してるのは中国ですから、その人にまた、年明け聞いてみたんですけども、もう、あの、言葉遣いも、僕の考えてたこととほとんど同じだったですよね。で、この、じゃあ4月までにっていうのは、何なのかと。今言いましたこの寒い冬を越さなきゃいけないって意味もありますが、実は北朝鮮にとってもう1つ、2つって言うべきか、大きな意味があるんですね。はい、出して下さい」

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村西利恵
「4月に2つの記念日があります。4月15日、金日成主席の生誕100周年。そして4月25日は、朝鮮人民軍の創建80周年

青山繁晴
「はい。これ4月、ま、北朝鮮の現体制にとっては大きな行事があって、しかも前から、この2012年の4月は大事なんだと言ってきたんですから。逆に言うとその4月までは、不穏な動きってのはやっぱりなかなか出にくいだろうと、いうことなんですが、その、逆に4月過ぎてしまうと、そして冬が越せない兵士がたくさんいて、飢え死にした兵士もたくさんいたとなるとそのあとはもう、少なくとも水面下で、今まで考えられなかったような動きが出てくるんじゃないかっていうことなんですね。で、もうひとつ皆さんにちょっと見ていただきたいのはこの、朝鮮人民軍の創建80周年。これ、あの、視聴者の中で、普段あまり北に、北朝鮮に詳しくない人でも、あれっ?と思った人いると思うんですよ。というのは北朝鮮って国はいつできたかというと、第二次世界大戦が終わって」

山本浩之
「ああ、そうですね」

青山繁晴
「朝鮮戦争が始まる直前ですから、1948年の、9月9日なんですよ」

村西利恵
「計算が合いませんね」

青山繁晴
「北朝鮮て国ができたのは。ね。つまり、今年が64年目なわけですね、国ができて。64年目なのに、国は(苦笑)。その、その16年も前から軍隊だけあったのかっていうね、その奇怪な話になるんですが。これもともと北朝鮮も、人民軍は1948年の2月の創建だと言ってきたのに、突如、その16年も前の4月25日にさかのぼった。それは何でかというと、金日成国家主席が、その4月25日、1930年代の4月25日に満州で、抗日、ま、日本に抵抗するパルチザンっていうものを作ったんだというね、それが人民軍の始まりだという話をしてるわけですが、これ誰がどう考えても、もともと抗日パルチザンが、北朝鮮が言うほどの活動があったとは思えない、えー、旧ソ連軍のいわば手先だったっていう側面、これは僕の個人的意見ですけれども、それもあるぐらいで。要は、80周年っていうのは、この建国の歴史考えても誰が見ても、あの、ウソ、あるいは誇張であって」

山本浩之
「ま、少なくとも組織立った軍隊ではないですよね。その当時のね」

青山繁晴
「違います、はい。ええ。だから、その、今の北朝鮮のその、歴史の語り方、あるいは国家の在り方についてウソが多い。ね。で、つまりこういうウソが今までは持ってきたけれども、もうお腹が空いてこれ以上飢え死にがするのに、飢え死にが増えていくのに、こんなウソが持つのかということなんですよね。で、その上で、じゃあ、そういうことも踏まえて、4月以降に何かあるかと、すれば、そこには実はキーパーソンが1人いるんです。はい、出して下さい」

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村西利恵
「本当のキーパーソンは、金正恩最高司令官、張成沢(チャン・ソンテク)国防副委員長、李英鎬(リ・ヨンホ)総参謀長、この3人ではなく、呉克烈(オ・グッリョル)人民軍大将

青山繁晴
「はい。えーっとですね、あの、ま、金正恩さんはもちろんのこと、この張成沢さんていうのは、金正日さんの実の妹の旦那さんですね。えー、元々は軍人じゃありません。今は人民軍大将ってことになってますけど。そして、この総参謀長は69歳なんですね。69歳というともういい歳ですけれども、この人が今、軍のトップになってて、つまりこの人たちはさっきの霊柩車の周りにいた人ですよ。で、この呉克烈さんというのは、霊柩車の周りにはいなかったですけども、実はこの人が本当のキーパーソン、つまり日本の報道ではこういう人(張と李)をキーパーソン、キーパーソン、特に張成沢さんについていっぱい分析出てるけども、本当は呉克烈さんの方が、むしろ、キーパーソンあるいは、問題の人物だと思われます。というのはですね、もう80歳で普通の国だったらとっくに引退してるけども、北朝鮮だったらまだ十分軍隊では現役なんですよ」

村西利恵
「現役…」

青山繁晴
「ええ。で、この人は中国の吉林省の生まれで、そして、ソ連の、旧ソ連の空軍大学に留学してた、えー、中国にもロシアにも、えー、ルートを持っててですね、そして実は、金日成さん、えー、つまりこの二代前ですね、最初の独裁者の時代にすでにいったん失脚しながらまた復活してきたっていう、いわば謎の人。しかも空軍ですから、陸軍中心の北朝鮮から見たらすごく異色の人なんですよ。なぜこの人がずっと今も、この人民軍の大将でいられるかというと、軍の中にやっぱりずーっと不満分子があるから、その受け皿、まとめ役として実はずーっと、力を維持してるんだろうってことなんですね。そしてこの李英鎬っていう人は、大砲の専門家ですから、去年、韓国の延坪島って島を砲撃して、民間人も含めて殺害しましたが…」

山本浩之
「もう一昨年になりますけどね」

青山繁晴
「あ、すみません、一昨年ですね、殺害したりしましたけれども、それを指導したと思われるんです、李英鎬さんは。そして金正恩さんに、いわば恩を売った、つまり、これがあの、功績になるんですけど、ね、功績を作ってあげたと。そういうことに対して呉克烈さんは非常に批判的で、いるだろうと思われるんですね。そうすると4月以降、何が起きるかというと、こういうことが心配なんです。はい、まず出して下さい」

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村西利恵
『軍内部の権力争い』、それから『テロの恐れ』

青山繁晴
「うん、で、軍内部の権力争いってのはもう今までの話で分かっていただいたと思うんですが、この実績もない、若い金正恩さんにいわば、ゴマをする形で、この力をつけてきた、もう70近い人ですけど、あの、北朝鮮の軍部の中では若い世代に(苦笑)、若い世代に入るわけですから。こういう勢力に対して、このもともとの、古い勢力から、この金正恩さんを、この、叩き潰すというよりは、誰がこの人を利用するかっていうことで軍内部の権力争いが起きる恐れがひとつある。それからもうひとつはここにテロの恐れって書きましたけれど、前から僕は、これ指摘してますけれども、これは、どっちがテロをやるかっていうと、どっちもあり得るわけです。例えば、この李英鎬さんが指導して、新たなテロをやって金正恩さんの箔付け、実績作りにするか、あるいはこの呉克烈さんの方が、こんな総参謀長よりこっちができるんだってことを見せるためにやるのか。いずれにしても、姿なきテロの方が心配なんです。というのは、延坪島砲撃も、それから天安号って船を沈めたのも、未だに北朝鮮は否定してるわけです。つまり、やったと言ったら、これは本当に例えばアメリカ軍がやってきたりすることもあり得るから。その、姿なき、こういうことをやるのが必要なんで、日本の原子力発電所、福島で弱いところ見せてしまいましたから、そういうことも含めて、その、テロの恐れっていうものを、これ実は世界中が心配してるわけですね。で、そうすると、日本は、えー、例えば消費増税のような内政問題も大事だけども、実は、この北朝鮮の問題について、隣国として、あるいはアジアの民主主義のリーダーとしてすでに動きを起こしてなきゃいけませんが、残念ながら動きを起こしたのは日本じゃなかったですよね。それはこれです」

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村西利恵
「アメリカのキャンベル国務次官補が、1月3日から7日にかけて、中国・韓国・日本を訪問しています」

青山繁晴
「ええ。これ、今、たった今、訪問中で、6日7日には日本に現れるわけですけど。これを、また申しますが、その、年末年始の日本の報道では、もう普通に、当たり前だよねって感じでやってるんですよね。しかし当たり前ですか?先に動くのがアメリカでいいんですか?アメリカは、アジアの国じゃないんですから、本来、もう1回申しますが、アジアの民主主義のリーダーは私たちの日本です。別に、僕は愛国者だから言ってるんじゃなくて、客観的に見てそうですから、日本にはやるべきことが本当は2つあります。えー、出して下さい」

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村西利恵
日本がやるべきことは、先手を打って各国を回ること。それから、アメリカに安易な妥協をしないよう要請すること

青山繁晴
「うん、これですね、今あの、国内政治はもう消費増税で大騒ぎになってんですが、玄葉さん関係ないじゃないですか、外務大臣。で、姿なかったでしょ?ま、暇とは言わないけれども、しかし玄葉さんは先手を打って、キャンベルさんじゃなくてですよ、しかも国務次官補じゃなくて、日本国の外務大臣として、北京にもソウルにも行き、あるいはワシントンにも行き、活動すべきであった、この年末年始にですね。で、その時に、何をやらなきゃいけないかというと、特にアメリカなんですね。アメリカのオバマ政権は、はっきり言うと自分のご都合で、北朝鮮に対して、えー、ま、水面下の交渉ではありますけれども、ウランの濃縮さえやめてくれたら食糧あげるよってことを、実質約束したと、少なくとも国際社会では受け取られてるわけですよ。ウランの濃縮っていうのは何のことかというと、ウラン型の原爆ですから、広島型ですよね。しかし北朝鮮が今まで核実験を2回やって、造ってきたのは、プルトニウム型、長崎型の原爆ですから。北朝鮮にしたら、じゃあ、ウラン型、広島型をやめれば、今すでに持ってる長崎型、プルトニウム型は認めてくれて、核保有国としても大丈夫なんだってことにもなるわけですよ。で、そういうことについてですね、アメリカの考えだけで簡単なことはしないでもらいたい、なぜかというと、私たち日本は拉致問題を抱えてて、拉致問題の解決のためには本当は独裁体制を倒さなきゃいけないんだから、少なくとも安直な妥協はしなさんなということをですね、アメリカや、韓国や中国に対しても日本は呼び掛けるべきだったわけですね。ところが、日本はずっとそれをせずに来ました、この年末年始。それは、一番は、僕は玄葉さんの責任も重いと思いますけれども、本当は、野田さんが消費増税にしか関心がないことですね。で、その消費増税、じゃあこれからどうなるかについて後半お話ししますけれども、そのキーワードはこれです(フリップ出す)」

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村西利恵
「ここでズバリキーワードは、『総理のウソ』。今年の日本政治を読み解くこのキーワードについて、詳しく話していただきます」

(いったんCM)

山本浩之
「え、今年も明快な解説でスタートしましたけれども、2つ目のテーマは消費増税。えー、キーワードは『総理のウソ』です」

青山繁晴
「はい。皆さん年末に消費増税に関して非常に大きなことあったっていうのは、ご存知だと思いますけれども、はい、ちょっと出して下さい」

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村西利恵
「12月29日に民主党は、9時間にわたる合同総会で、消費税を、2014年4月から8%へ、2015年10月から10%と、することを決めました」

青山繁晴
「はい。要するに再来年からは消費税いよいよ上がり始めるってことなんですけれども。これはもちろんその、私たちの生活に直接関係して、重大なことですけれども、まあしかし予定通りの話なんですよ。これ、ま、財務官僚の考えたシナリオの範囲内です。だいぶ後ろにずらしてあるんですけどね。その、ずらせるように、最初、財務官僚は前倒しで言ってたわけですから」

村西利恵
「なるほど」

青山繁晴
「これ自体ははっきり言って、驚くニュースじゃない。驚いたのは、こっちの方です」

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村西利恵
「野田総理がこの合同総会で示したのは、解散総選挙の覚悟」

青山繁晴
「はい。これ、解散総選挙いざとなったらやると言ったわけではありませんよ。いくら何でもそれはないけれども、しかし合同総会の中で、その、解散になっちゃうぞと言われた時の野田総理の対応を総合して言うと、いざとなったら解散総選挙に踏み切る雰囲気を漂わせました。それだけじゃなくて、えー、この年頭の会見の中で、自ら、つまり1票の格差っていうのが今、大問題になってて、えー、同じ民主党の最高幹部の1人の前原政調会長は、去年、12月の半ばの講演でですね、1票の格差を違憲だと、最高裁が判断出してる間は、つまりそれを、改革できない間は、解散権は行使できないんじゃないかって趣旨のことをおっしゃいましたが、野田総理は年頭会見の中で、いや、えー、全く解散権は縛られないってことを言ったわけですね。つまり、消費増税を掲げて、党内の反対が強かったりすれば、解散総選挙に踏み切りますよってことを言ったに等しいと僕は考えてますが、これはびっくりでしょ?だってわずか数カ月前の民主党代表選挙で、私はどじょうだから、人気が出ないので、解散総選挙をやらないって言って、民主党の支持を集めて総理になった人が(苦笑)、もうほんとにその舌の根も乾かないうちに、この解散総選挙をおっしゃるってことの是非、解散総選挙の是非以前に、そういうことが普通に罷り通って、しかもそれに対しては反応があまりないってことにびっくりなんですが、いわば総理のそうしたウソはそれだけじゃない。はい、出して下さい」

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村西利恵
「消費税増税をめぐる野田総理の2つのウソ、それは、本当は消費税は10%では足りないということと、欧米から要求されてるからやるんだと言っていること

青山繁晴
「うん、あの、ウソというのは厳しいって見方もあるかもしれませんけれども、いや、僕はこれ国民生活を直撃する問題だから、ありのままに語るべきだと思うんですね。と言いますのは今、野田さんの、野田総理の説明ですとね、要するに消費増税した分は全部、社会保障に充てますと、ね。だから消費増税必要だとおっしゃってますが、消費税10%では今の社会保障を守ることはできません。今の社会保障よりもぐっと水準が低くなって、それでも足りなくて消費増税へっていう話になってるわけですよ」

山本浩之
「そうですね」

青山繁晴
「で、これが、例えば橋下さんの話にもあった通り(ストレートニュースで、1月4日午前の会見で橋下大阪市長が「消費税を上げるってことは消費をさせて税金を取るっていう仕組みなわけだから、消費をさせるような税制にしないといけない。増税するなら所得税や法人税の体系を全て変えるなど消費をさせる税制に見直すべき」と述べたことを紹介した)、あの、消費税上げるだけじゃなくて、所得税も含めて法人税も含めて、所得減税や法人減税ってものとセットした上での話だったら、消費税はもっと高くなきゃいけないし、それだったら本当の提案になるんですよ。今の社会保障守れないのに、10%にしたら守れるかのようなこと言ってるのはやっぱり、ウソですよね。それからもうひとつ、消費増税を引き上げることは、要するに国のためにやってるんだと。子々孫々のためにやってるんだと野田さんはものすごく胸を張って言われるけれども、それは、僕は残念ながら本当と思えない。野田さんは常に海外でいい格好しようとするところはやっぱりあります。ね。その時に、えー、前から言われてるのは欧米から、日本は借金が多すぎるから、消費税引き上げてくれと言われてて、それに対して、いいところを見せたいっていうことが、やっぱりあると言わざるを得ない。これは、どうしてこれがあの、保身だと言うかというとですね、こういうことがありますが、日本の大計はこうなんですってことをきちんと言わないから、はっきり言うと、欧米からの要求に応える方が先ではないかと思うんですね。で、これに対して党内で異を唱えてるのはこの人ですよね」

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村西利恵
「それが小沢元代表」

青山繁晴
「はい。で、小沢さんは、さっきのストレートニュースにもありました通り、消費増税に反対し、そして解散総選挙にも反対しているけれども、はっきり言うとそれは消費増税掲げて総選挙やられたら、自分の子分の議員が、みんな討ち死に、落選してしまいそうだからですね。で、そして今後あり得ることは、ひょっとしたら、今年の国会もめていけばですよ、消費増税法案、あの、出されて、上がらない場合には、内閣不信任案が野党から出された時に、小沢グループの動きによってはこうなります」

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村西利恵
内閣府信任決議案が出た場合、小沢グループが賛成すれば可決。そうなると野田総理は解散を選択する

青山繁晴
「はい。これ100人と書いてますけど、100人賛成する必要はおそらくないです。その、無所属議員とか色々動きますけどだいたい60人前後賛成したら、実は、内閣不信任案が通ってしまう。十分あり得ます。その時に野田さんは、総辞職しないと思います。そうじゃなくて、解散に踏み切ると思いますね。従って、今年、やっぱり私たちの民意が問われる年におそらくなるであろう」

山本浩之
「そうですね」

青山繁晴
「あるいは逆に言うと、やっぱり消費増税というのは、あの、そういうことをやる前に、私たちの意見を聞いて下さいと、最初に申した通り有権者が要求すべきだと思います。その時に実は自民党も、一昨年の参議院選挙で、消費税10%掲げたばっかりですから、一体どこの政党選べばいいのかって問題ありますが、一点だけ申し上げると、個人を見て下さい。国のために、祖国のために、僕らの祖国のために、命を捨てられる人、その人だけを選んで下さい。これが僕からの提案です」

山本浩之
「以上、“ニュースDEズバリ”でした」

 ____________________________内容紹介ここまで


 ある意味、政治にウソは付き物かもしれません。
 が、鳩山、菅、野田と、民主党政権になってからこんなにも歴代総理が平気でウソをつく、それも国民だけでなく味方(民主党の議員たち)をも欺く。
 これで政治を信用してくれと言われても無理ですよね(T^T)

 この日は他に以下のニュースで青山さんの解説がありました。

・オウムの平田信容疑者出頭
・普天間基地移設に向けた環境影響評価書を開封
・野田首相の年頭会見など政治のニュース
・尖閣諸島に石垣市議らが上陸

 環境影響評価書をめぐる騒動については、報道されない視点でのコメントがありました。
 曰く、「革マル派というのぼりを立てた人たちが沖縄県庁前にいて中心的な動きをしているのは、沖縄県民の意思なのか?」
 こういうのを地上波で言ってくれる人って、なかなかいないんですよね(--)(__)

 これらも含め、拙ブログで紹介しきれなかった青山さんの発言については、誰にも手渡してはならない自由意志さんが文字起こしをしてくださってますので、そちらを是非ご覧下さい。


※参考リンク
ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
 青山さんに直接コメントが送れます。
誰にも手渡してはならない自由意志
 拙ブログで紹介しきれなかった青山さんの発言を起こして下さっています。
青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログ
 動画の紹介など情報が大変充実しています。

※拙ブログ関連エントリー(アンカー)
【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし


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