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「アンカー」外圧利用とアンフェアの野田外交&チベット無視のメディア

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【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし

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■11/2放送 関西テレビ「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

消費税の引き上げをサミットで国際公約へ…野田外交の真相を青山ズバリ!

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 前半は野田外交批判。TPPだけでなく消費税増税も外圧利用で強行突破!?
 野田外交は国際社会を“フェア”にすることにも無関心。例えば一方的に韓国に利した日韓首脳会談。復興予算にも苦しんでるのに通貨スワップ拡大、「対馬宗家文書」返還は要求せず朝鮮王朝儀軌引き渡し。
 その流れで後半はチベット問題。2008年以上に悲惨な状況にあるチベットを、完全無視の野田外交と日本のメディア。

 間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
 画像はYouTubeからキャプチャさせていただきました。
※右クリックで大きな画像を見ることができます(Macの場合は画像にカーソルを合わせ押し続けるとメニューが出ます)。

※引用転載はご自由に。連絡不要です。但し誤字などに後日気づいて修正をすることが多々ありますので、必ずこちらのURLを添えておいて下さい。
※また画像を利用される方は、直リンクでなく必ずお持ち帰り下さい。当方のサーバーへの負荷軽減のためご協力のほど宜しくお願いいたします。「直リンク」の意味が分からない方はこちらをご覧下さい。



 内容紹介ここから____________________________
山本浩之
「さ、そして、このあとの青山さんの“ニュースDEズバリ”のコーナー。えー、こちらも、野田政権の外交に関する今日は、お話だと伺っております」

青山繁晴
「ええ。そうなんです。で、まあ、外交というのは、野田さん、今日の夜7時にですね、だからあともう2時間切ってますけれども、フランスのカンヌに向けて出発するんですね。カンヌって、ま、フランスを代表する保養地の一つですが、そこにG20(ジー・トゥエンティ)、グループ20ですね、その、20カ国の首脳が集まって、えー、そこで、えー、大事な会議をやるわけですよ。例えば、欧州危機にどう立ち向かうかって会議やるんですが、その、会議も含めてですね、野田外交、今まで実は野田政権発足して、今日でちょうど2カ月なわけですけど、一体何をやってきたのか、その、本当に、日本の国益を大事にしてきたのか、ということを、今日、ちょうどカンヌに向かう日ですから、今日はそれを皆さんと一緒に考えたいんですが、その最初のキーワードは、実はこれです(フリップ出す)」

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山本浩之
「あ、『チベット』」

青山繁晴
「はい。あの、総理はフランスのカンヌに行くのに、何で最初のキーワードがチベットなんだと、あの、当然皆さん思われるでしょうが、これは何かあの、目を惑わすためにやってるんじゃなくて、実はその、野田外交の重大な欠陥というものが、その、例えばチベットの方々の運命にも、大きく影響してしまってると。チベット、皆さん思い出して下さい。2008年の北京オリンピックの前に、チベットの方々が非常に悲惨な目に遭われて、私たちその時、関心非常に持ちましたね。まさか僕はお忘れとは思ってません。で、今現在チベットでまた大変なことが起きていて、ほとんど報道されなくて、そしてそれに対して、私たちの、この野田政権の外交がどうこれを、扱おうとしてるのか。それを具体的に今日も考えてまいりたいと思います」

山本浩之
「分かりました。ではコマーシャルを挟んで青山さんの解説です」

(いったんCM)

山本浩之
「えー、野田政権が発足して今日で2カ月。青山さんはこの野田外交をどういうふうに見ているのか。さっそくお願いしたいと思います」

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青山繁晴
「はい。皆さん最初にこれ、野田外交に『外交』はあるかと、いうちょっと厳しい問いかけを、せざるを得ませんでした。で、その上でまあ、この方、ご承知だと思いますけども、チベットのリーダーであるところの、ダライ・ラマ14世ですね。この方は今、実はここにいらっしゃるんです。ここに、この関西に。日本に来てらっしゃって。えー、29日の土曜日、だからまあ、こないだの土曜日に日本にお出でになって、そして今、この関西に入られてます。で、この、チベットの問題、あとでお話ししたいと思うんですが、その、まずはこの野田さんが、G20なるものに、もうあと2時間足らずで出発します。で、そのG20自体は重大なものです。それをまず見ていただけますか」

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村西利恵
「野田総理は、あしたから行われるG20首脳会合で、『消費税率を2010年代半ばまでに10%まで段階的に引き上げる』と、約束してくると」

青山繁晴
「はい。これ、いきなり、その、G20のところで、何で日本の消費税の話が急にこうやって出るんだろうっていうふうに、皆さんこれパッと出た瞬間に、あれあれ?というふうに思われたと思うんですが。ま、いちおうですね、この、政府側の言い分としてはですよ、あるいは野田総理の言い分としては、今回のG20は、ま、フランスでやることもあってですよ、その、ヨーロッパの、重大な危機、ギリシャから始まったその、重大な危機に対して、日本がどうするかを聞かれてるんだから、それに答えなきゃいけないという理屈でですね、えー、この約束をするんですが、この消費税率が、その、10%まで、その上がるっていうのはもちろん、要するに倍になるわけですから、その、私たちの生活にとって、その、どれぐらい重大なことか。で、それがさっきのTPPと同じようにですね、この、国民にちゃんと説明がないだけじゃなくて、国民的議論も不十分で、国会でもほとんどまだ議論してないはずなのに

村西利恵
「そうですよ」

青山繁晴
「何でいきなり、フランスのカンヌっていう保養地で、こんな話しなきゃいけないのかと、いうことになるんですが、いや、それどころじゃないんですよ。外務省の複数の高官によると、こうです」

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村西利恵
合意文書に、日本の政策公約として明記へ

青山繁晴
「はい。これ喋るだけじゃなくて、その、G20、せっかく20カ国から首脳が集まるんですから当然、合意文書ってこれ必ず出ます。必ず出るんですけど、そこに、もうすでに日本の、公約、つまり、国民に対する話がないまま、国際社会に勝手に公約にするということを、明記してしまう。で、これもあえて申しますが、これあの、僕だけが外務省高官に聞いたんじゃなくて、その、外務省記者クラブの、メディアには、実は、懇談と称して説明もされちゃってるわけですね。もうこれ既定路線になってるんですよ。で、この話を聞かれると、思い出される方も多いと思うんです。今から半月ぐらい前、10月半ばにですね、財務大臣の安住さんが、この同じG20なんですが、その、20カ国集まるのは同じだけど首脳じゃなくて、安住さんのような財務大臣とか、あるいは日銀総裁のような中央銀行総裁が集まった、その時にまず安住さんがいきなり、いや、消費税は10%まで上げるんですって国際公約しちゃって、民主党の中でも、みんな憤激したわけですね。なぜ党内でも揉んでないまま、つまりちゃんと議論してないまま、いち財務大臣が勝手なこと言うのかと。それは野田さんにもちゃんと聞こえたのに、それには一切答えずに、その安住さんがやったことをいわば追認して

村西利恵
「そうですね」

青山繁晴
総理自らがこれを確定してしまうって話なんですね。当然これは国会でも揉めるはずなんですが、昨日の衆議院本会議でのやりとりをちょっと見て下さい」

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村西利恵
「きのう衆議院本会議で、公明党の斉藤鉄夫幹事長代行が、『消費税増税の法案提出段階で信を問うのが筋』と質問したのに対し野田総理は、『税率引き上げを実施する前には総選挙で民意を問う』と答えました。微妙にずれてますね」

青山繁晴
「うーん、ずれてるし、やっぱりその、与野党って言いながら、何て言いますかね、裏でつながってるんじゃないかと、疑問を持つようなやりとりでもあるんですよね

村西利恵
「つながってる…」

青山繁晴
「つながってるって僕は断定はしませんけれどね。というのは、その、公明党の斉藤さんが、こういう質問したのはいわば当然のことですね。というのは、消費税を上げるというその法案を、その、出す、国会に出す段階で、信を問う、つまり、衆議院解散しなさいよってこと言ったわけですよ。それは当然の主張ですよね。で、それに対して、その、野田総理の方は、平然とこう言ってるわけですよ。はいはい、と、ね、はいはいって感じで、税率を実際に引き上げる、ね、引き上げ実施、引き上げる、前には、総選挙で民意を問うと。だから、要は、法案を出して、それを、数の力で提出させる、いや、ごめんなさい、成立させる時にはですよ、その、真は問いませんと言ってるわけですよね。要するにその時には、衆議院解散総選挙で国民の意見を聞かずに、法案を成立させてしまってから、そして、その、実際に引き上がるのは、その先だから、ま、早い話が、国民が少し、こう忘れるわけじゃないけれども、その、ガーンていうショックが少し和らいで、あるいは他に争点を作って、それがこう、きな粉でまぶすように分かんなくなってから、総選挙しますよって話してるわけですね」

村西利恵
「それ、ずるいですよ。消費税について民意を問うてるわけじゃないですよね、そうなると」

青山繁晴
「そうです。それでこれが、この答弁を公明党が納得してるわけじゃないけども、あまりにこのやりとりがこうやって、スッと行くとですよ、つまり、その、本来は、その、消費増税の法案というのは、衆議院だけで上がるもんじゃありませんね、そういう衆議院、の、優越の法案じゃないから。ね。だから、それなのに、こういうことでこう妥協が行われるんじゃないかって疑問も、持たざるを得ないんですね。しかしはっきりしてるのは、野田さんは、総選挙の時期も、その、要するに任期満了に近づけていって、任期満了までに、あと、任期満了は再来年の夏ですからね、そこまでだいぶ時間があるから、もうそういう戦略で行くんだと。で、そのために、皆さんさっき見ていただいたG20、つまり外圧を利用するということをやってるわけですね。だから外交ってのは日本の国益を世界に働きかけていき、同時にフェアな国際社会を作る努力をすることですが、そうじゃなくて野田さんの場合、向きが逆で

岡安譲
「そうですね」

青山繁晴
外国の力を利用して、そのように日本国民や、あるいは野党に対しても有無を言わさず、その、やろうとしてると、いうのが野田外交と言わざるを得ないんじゃないかと思うんですよ。そのもう一つの具体的な証拠を、見ていただきます。これです」

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村西利恵
「先月19日、国際会議以外で初めての外国訪問となった韓国で、日韓首脳会談が行われました」

青山繁晴
「はい。これ、まだ、あの、10月19日のことですから皆さん記憶も新しいと思うんですが、これ、あの、ま、こうやってニコニコ握手はされてるけども、日本国民、あるいは国益にとっては非常にショッキングなことが2つあったんですよね。はい出して下さい」

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村西利恵
「会談の成果はというと、通貨スワップ協定を限度額700億ドル、日本円にしておよそ5兆5000億円まで拡大。それから、朝鮮王朝儀軌の5冊の引き渡し、というものでした」

青山繁晴
「はい。まずこの、通貨スワップってのは、経済用語で普段耳慣れないでしょうから、あの、ちょっと馴染みはなかったかもしれませんけど、これも重大な話であってですね。要するにその、韓国の通貨ウォンというのは、すごく安くて、韓国は輸出で得をしてきたわけですね。で、それが行き過ぎてですよ、ヨーロッパの通貨ショックの、このダメージ、あるいは経済危機のショックを直接ウォンが受けてて、えー、もう、韓国は、ドルを調達できないっていうね、その、恐るべき危機は目前に迫ってるわけですよ。それを、突然日本は、今までの支援する枠組みを、急拡大して、この、これだけ日本は復興の予算にも苦しんでるのに、5.5兆円分、今、78円で計算するとだいたいこれぐらいの、5兆5000億の分を、韓国に支援するという話なんですよ。これがですよ、あの、もちろん表向きの説明っていうか、型通り言えばですよ、その、韓国の危機も、その、アジアの通貨危機になったら日本も、その、危機は及ぶんだから、それを守るのは当然のことっていうように、なるんですが、それがさっきのTPPの話のカラクリとやっぱり似てるところがあって、いや、その前に、やることがあるでしょうと。それは韓国自身に、その、物を言わなきゃいけないんですよ。何を言うかというと、だって韓国自身が2009年からずっと、その、ウォンを売って売って、自分でウォンを安くしてきて、そのツケが回ってるんですから。外交って言うならばですよ、支援する代わりに、韓国に対して日本から、あなた、そういうアンフェアなことして日本に勝とうとしましたね?それを今後はしないようにして下さいよと、はい分かりましたって言ってこれ(通貨スワップ拡大)になるんですよ。それが外交なの、当たり前ですが外交は当然、右手と左がこうやって組み合うことが外交って言うんだから。それが、なぜ韓国の、その、有利になることだけしなきゃいけないのか(一同同意)。なぜ日本の国益じゃなくて、韓国の利益の方が大事なのか。それと関係するのが、この、朝鮮王朝の、儀軌っていうのはもともと儀式とか習わしを記した、ま、古文書ですけど、それが日本にあったのに引き渡しをする、これも、総理大臣自らが引き渡すっていうのは奇妙な話ですけれども、ま、どうしてもやりたいって言うなら、その代わりこれをやらなきゃいけないです。はい、出して下さい」

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村西利恵
『対馬宗家文書』の返還を要求せず

青山繁晴
「はい。これ、えー、対馬に、宗氏っていう、その、ま、古い大名がありまして、そこの大事な古文書、これは今たまたま韓国の手に渡ってるわけですけれども、これも今言いました通り、外交っていうのはこの、右手、左が噛み合うこと、その2国がこうやって手を噛み合わせることですから、決して一方通行であってはいけないから、この朝鮮王朝儀軌を返すならば、対馬宗家文書も、当然、一緒に、大統領から返してもらわなきゃいけない。特にこれが大事なのは、韓国は国会議員らが、対馬も韓国の領土だと、竹島だけじゃなくて、そういう無茶な話をしてる最中に、こっちは、その、総理は何て言ったかというと、なるべく閲覧できるようにして下さいねって

村西利恵
「ええっ…?」

青山繁晴
「何ですか、それ、見せていただくんですか?韓国相手に。これはいったい外交と言えるのかってことなんですよ。で、これも全部合わせると、実は野田外交の大きな特徴というのは、外圧を利用して、むしろ日本国内に、この、自分の言いたいことを、聞かせようということと、それから実は、国際社会をフェアにすることには、関心がないんですね。日韓関係、国際社会、アジアの中においてフェアな、対等な関係をちゃんと作りましょうっていうことに実は関心が薄いんじゃないか。その無関心が、例えばこのことも、無視してるんじゃないでしょうか。出して下さい」

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村西利恵
「それが中国による、チベット弾圧」

青山繁晴
「はい。この中国によるチベット弾圧、皆さんさっき言いましたが、あの北京五輪、2008年の3月から、実際オリンピックあった8月までのことは、皆さんも記憶に新しいと思うんです。実はそのあと、むしろ現在こそもっと陰惨な、弾圧が、弾圧とはっきり申します、言わざるを得ない、フェアに申しても弾圧なんです。それが行われているのに、隣国の日本が、それに何の、フェアな手助けもしないという現実、そのことを後半お話ししたいんですが、フリップ…えー、その後半のキーワードは、これです(フリップ出す)」

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青山繁晴
「ここでズバリキーワードは、『見て見ぬふりでいいのか』。野田政権が見て見ぬふりをするチベットの現状について、このあと詳しく話していただきます」

(いったんCM)

山本浩之
「ま、全く外交ができていない野田政権なんですけれども、このチベットでの弾圧、これについてはどうなんでしょうか。詳しくお願いします」

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青山繁晴
「はい。皆さん、この、ダライ・ラマ14世、ここに書きましたように、その、いつもの通り穏やかな、表情で、来日されててですね。そして今このまさしくこの関西にいらっしゃって、高野山などで、集会などをなさってるんですが、それ自体ほとんど報道されてなくて、あの、えっ、来られてたの?という方も、ね、びっくりっていう方も多いんじゃないかと思うんですよ。その上で、この、ダライ・ラマ14世が、本来はリーダーの、チベットで今いったい何が起きてるのか。はい、見て下さい」

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村西利恵
「まず、振り返りますが、3年前の2008年3月に、チベットで中国政府に対する大規模な抗議活動がありました」

青山繁晴
「はい。そして今起きてることは、このチベット自治区だけではなくて、この隣りに四川省という中国の省があって、そこに、実はチベット人たちの自治州もあるわけですね。そこも含めての、実は大変なことになってるわけです。はい、ちょっと見て下さい」

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村西利恵
2011年3月以降、チベット仏教の僧侶9人が、相次いで焼身自殺を図っています

青山繁晴
「これですね、あの、こうまず、年齢を見ていただくとですね、その、一番年齢高い方で29歳で、若い人は17歳なんですね。その、みんな20代の、その、いわば穏やかなチベット仏教の若い僧侶たちが、そしてさらに、この、尼僧、その、尼さんですね、普通で言うと。20歳の尼さんまでが、皆さん、具体的に言うと頭から、その、油かぶって、自分で、その、火を着けてこう、自分が燃えながら、その、チベットに自由を、その、私たちに宗教の自由をっていう、こう、あの、叫んでるっていうのが現実に起きてるわけなんですね。そして、これ、どうして起きてるかというとですよ、実はこういう騒乱があって大きなデモが続きました。で、そのあと、とにかく北京オリンピックを、ま、はっきり言うと強行して、その、中国に言わせるといちおう成功して、そのあと、チベットの本格的ないわば処理に入ってですね、こういうデモが起きるっていうのは、その、お寺が拠点になってるんだと。お寺を聖域にすると、こういうデモが起きちゃうというので、この、むしろ民衆よりも、民衆ももちろん監視されたり、拘束されたり、自由を奪われたりするんですけど、このお寺の中に直接入っていって、実はいわゆる弾圧を行ったんです。それ何かというと、これなんですね」

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村西利恵
中国政府がチベット仏教の僧侶らを連行し、『政治思想』教育を行っている

青山繁晴
「ええ。これはですね、あの、今言いました通り、お寺の中に、人民武装警察、要は、あの、軍隊が警察のふりしてるみたいなものです。極めて、その、強い武装をした警官や、あるいは軍そのものが、兵士そのものがお寺の中に直接入っていって、はっきり言うと何にもしてない、若い僧侶たちも含めて、その、連行していって、そして一種の収容所の中に詰め込んで、政治思想の教育を行い、そして、ま、あくまで未確認と言っておかなきゃいけませんが、中には拷問も行われてると、いうことがあるわけです。従って、これはその、単なる、その、単なるって言ってもいけないけど、あの、普通の人権抑圧どころか、とにかくチベット仏教を亡きものにしてしまう、一つのその長い長い伝統の宗教をつぶしてしまう動きだから、だからあの、若い僧侶たちが、誰に命じられたわけでもないのに、焼身自殺を図って、しかもさっき見ていただいたのは、今年の3月以降で言うと9人の方々がいらっしゃるんですが、あの、そのうち、亡くなった方が、4人から5人いらっしゃることは確認できてるんですが、それ以外の方がなぜ確認できないかというとですよ、現実にその火が着いて燃えてる、例えばさっきの尼僧であり、若い17歳の僧侶であっても、それを殴ったり蹴ったり、もちろん、その、火を消しながらなんですけど、その、殴ったり蹴ったりして、あるいは、はっきり言うと銃で撃ったりして、そしてその生死不明のまま引きずっていって、もちろん僧侶といえども家族がいるわけですが、その家族のところもお寺にも帰るわけじゃなく、一体どこに行ったか分かんないままだから、その焼身自殺を図った9人のうち、全員が亡くなったのか、そうじゃないのかっていうその、確認すらできないってことが起きてるわけですね。で、これは、あの、要は、その、キリスト教を認める前のローマ帝国じゃあるまいし、もうとにかく現代社会では、もう考えられないほどの弾圧であって、あの、皆さん北京五輪の時の、チベット騒乱の時の弾圧も凄まじかったけど、まあ、これほどひどいことが隣国で行われてるのに、その、政府が何もしないだけじゃなくて、その、メディアもほとんど報じてないわけですよね。それに対して実は、日本でもきちんとこういう動きはあったんです。はい、出して下さい」

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村西利恵
「先週の木曜日、『宗派を超えてチベットの平和を祈念する僧侶の会』が、外国人記者クラブで会見を行いました

青山繁晴
「ええ、これ10月27日でしょ?皆さんその、先週後半のことで、つい最近ですよね。しかし、これ報道されたのを見た人いますか?ちなみに、僕も一般的な報道では全く見てないんですよ。僕けっこうもちろんメディア見てますけど、少なくとも日本国内では、海外では実は報道されてるのに、日本国内でこれ見たことないんですね。で、こういう、この会見はもう一つはですね、これ宗派を超えてって書いてあるけど、お坊さんだけじゃなくて、神主さんもいらっしゃったんですよ。要するに日本の本来の宗教家が、こうやって会見をしたんですが、その、会見の中身について、はいちょっと出して下さい」

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村西利恵
「会見の内容です。会見に出席したチベット人僧侶は、『チベット社会では焼身自殺はあり得ない。仕方なく、世界中へアピールするため』だと話しました。それから、圓教寺(えんぎょうじ)の大樹玄承(おおきげんしょう)執事長は、『チベットの人たちは、ダライ・ラマの写真を持つことも、お祈りをすることも、全て命がけだと知っていただきたい』と語りかけました」

青山繁晴
「はい。まずね、これあの、チベットの僧侶の方、一人いらっしゃったんですけど、会見場にですね。その方が、もともとその、温和なそのチベットの社会で、自分の身を焼いて自殺するなんてことはあり得ないんですよ、これはもうこれしか世界に知っていただく方法はないからやってるんですとおっしゃって、これは何をおっしゃってるのかというと、日本の方も知って下さいねってことを言ってるわけですね」

村西利恵
「悲痛な訴えですね」

青山繁晴
「で、この圓教寺、皆さん、あの、ご存知ですね。えー、姫路市、兵庫県姫路市の書寫山圓教寺(しょしゃざんえんぎょうじ)、その大樹、大樹氏は、えー、この関西テレビの、番組は別だけれども、関西テレビの生放送の番組で、お出になって、あのチベット騒乱の時に、私たち仏教者の良心にかけて、もう黙ってるわけにはいかない、ここでみんな立ち上がりたいんですということを、勇気ある発言として、その、日本の仏教もいろいろ、はっきり言うと既得権益ありますから、それを打ち破って、おっしゃったあの大樹さんなんですよ。ね。(2008/4/5放送「ぶったま!」。その時の大樹さんの発言起こしはこちらです)その大樹さんがこの会見にしっかり参加されてて、実は、今のチベットでは、ダライ・ラマ、日本に今来てるダライ・ラマ14世の写真を持ってるだけで命に関わるんだと、いうことを知っていただきたいってことを非常に穏やかにおっしゃったんですね。で、こういう動きに対して、じゃあ中国はどういうふうに反応してるかというとこうなんです」

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村西利恵
「チベット僧侶の焼身自殺について中国外交部は、『姿を変えた一種のテロ』と批判しています

青山繁晴
「これは、あの、報道官がこのように公然と言ったんですけど、これもまあひどい話であってですね」

岡安譲
「ひどいですね」

青山繁晴
「つまりチベットではテロをやってないわけですよ。例えばチベットのお坊さんとか尼僧がですよ、関係ない人を巻き込むようなテロは行わずに、自らの一回しか命のない、一回しかない命を使って、一生懸命アピールしてるのに、それをテロだと言ってるわけですよね。で、それに対して、今、日本にお見えのダライ・ラマ14世が、どのようにおっしゃってるかというと、実は、さっき申しました通り、高野山で、高野山大学で、日本の若い僧侶たちを集めて、対話集会をされました。その時に、ダライ・ラマ14世は何ておっしゃったか。こうです」

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村西利恵
「『平和は人の心の中で実り、世界中に輝きわたる』」

青山繁晴
「はい。これはですね、あの、ダライ・ラマ氏が、ダライ・ラマ14世が、御自らの著書の中でもお書きになってる言葉で、常にこの言葉おっしゃってるんですが、とりわけ今回これをおっしゃったってのは僕は深い意味があると考えてます。というのは、ダライ・ラマ14世は、中国政府と対話したいと、いう実に温和な姿勢を取っておられて、僕は正直チベットは独立すべきだと思いますが、ダライ・ラマ14世は、そんな一気にそうじゃなくて、とりあえず、人権と宗教の自由と、そして、その、自治を実現したいとおっしゃってるわけですね。その立場から、抑えておっしゃってるのは、平和を願う心っていうのは人の、平和を願う思いっていうのは人の心の中で実っていくものですよと。つまり、そのチベットが、あるいはその、宗教を守り、人権を守り、そして自由を勝ち取るっていうのは、心の中にあるものだから、それは、中国政府がどのような弾圧をしようとも、その実っていくことを、止められませんよということを、非常に穏やかに、中国に対して訴えかけておられて、そして、その実りは、実は世界中に広まって、そして世界中がそれを支援してくれるから、こういう無理な弾圧ってのはいつまでも続きませんよってことを、ダライ・ラマ14世は、問題提起されてるわけですね。皆さん、あえて申しますが、僕自身も含めて、これは私たちは自らを省みると、恥ずかしくないでしょうか。世界中に輝き渡る、この世界中に、残念ながら、この2011年の秋の日本は、この中に入ってないんですね。それは、実は、国民のせいというよりも、主に、この、テレビも含めた、あえて言えば『アンカー』も含めた、メディアの責任が非常に大きいと思います。報道されなかったら一般の人は簡単に知ることはできません。そして、報道がなぜなされないかというと、私たちはこれもやっぱり自らを、謙虚に省みると、福島原子力災害、東日本大震災でどうしても関心が、僕自身も含めて内向きになってるところがあるんじゃないか。国民のそういうところを知ってるから、実は、ずるい話ですけど、野田政権は本当の外交をやらずにすむ、その、むしろ外国の力を利用して、あの、自分のやりたい、内政の増税その他をやろうとしてるということが、実は言えるんじゃないでしょうか。従って、その、実際に、そのチベットの人々の苦難に、私たちは手を差し延べることも大事です。それと同時に、私たちの国をよくするためにも、本物の外交というのは、フェアな国際社会を作るために、私たちの力を使うことであると。それによって日本国内も良くなるっていう、それが本当の外交だということをですね、もう一度、主権者として、私たち全員主権者ですから、テレビをご覧になってる方も、僕も同じですよね、ヤマヒロさんも、皆さんも同じなんで、もう一度そこを考え直したいと、いうご提案です」

山本浩之
「あの、今日は私も本当に、あの、反省してます。このコーナーの冒頭のその消費税に関しては、えー、ずっと『アンカー』では、えー、その矛盾を質してきたつもりですし、先の安住発言に関しても、ま、数少ないメディアとして発言をしてきた、反対の意見をですね。それに対して、まあ、他のメディアは、なぜ多勢に無勢なんだろうなというふうに、思ってたぐらいなんですけれど。このチベットに関しては、2008年にチベット騒乱を、この『アンカー』でも連日お伝えしたにも関わらず、ダライ・ラマ14世が、伊丹空港から、今は高野山ですよね、行かれているということを、その事実をはっきり言うと私、知りませんでした。これは、あの、ほんとに、番組のキャスターをしてる一人として、もう大変反省しなければならないことだと、いうふうに思います。で、こういうことにメディアがきちんと反応しなければ、おっしゃる通り、政治っていうのは、何でもやりたい放題なんだなっていうことがよく分かりました

青山繁晴
「はい。ありがとうございました」

山本浩之
「ありがとうございました」

 ____________________________内容紹介ここまで


 青山さんの解説ももちろん良かったんですが、最後のヤマヒロさんの発言も大変心に響きました。全てのメディア人に聞いてもらいたいと思いました。

 ちなみにダライ・ラマ14世の来日を私はだいぶ前から知ってました。なぜなら産経新聞紙面に講演の広告が載っていたからです。
 (報道でなく広告で知ったっていうのも何だかなーですが(^_^;)

 でもその産経新聞も、私の知る限り、10月27日に外国人記者クラブで行われた「宗派を超えてチベットの平和を祈念し行動する僧侶の会」の会見は報道していなかったと思います。

2011/10/27日本仏教界よりチベット弾圧を非難する声明 緊急会見(YouTube)

 7分51秒のダイジェスト版です。ぜひご覧になって下さい。


 この日は他に、福島第一原発2号機で核分裂の可能性、東日本大震災のがれき東京へ、TPP意見集約できず結論は来週へ、ギリシャ「国民投票」で金融不安再燃か、これらのニュースで青山さんの解説がありました。

 TPPの解説のところでは、野田首相が国会で「TPPについて国民に説明してきた」と主張したことに対する反論として、青山さんがフリップで「ISD条項」(投資家保護条項)を出し、「この言葉を国民は知っているか?大事なことなのに説明されてない。言葉自体が報道されていない」と述べ、ISD条項の危険性について解説してくれました。

 このくだりも含め拙ブログで紹介しきれなかった青山さんの発言については、誰にも手渡してはならない自由意志さんが後日文字起こしして下さると思うので、そちらを是非ご覧下さい。


※参考リンク
ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
 青山さんに直接コメントが送れます。
誰にも手渡してはならない自由意志
 拙ブログで紹介しきれなかった青山さんの発言を起こして下さっています。
青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログ
 動画の紹介など情報が大変充実しています。

※拙ブログ関連エントリー(アンカー)
【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし


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2011年11月2日に放送された関西テレビ、「ニュースDEズバリ!」は、必見だ。
2011/11/03(木) 22:43:30 | 風林火山
1 :サビイロネコ(埼玉県):2013/06/02(日) 18:17:22.18 ID:JnlKLWpIP ?PLT(12000) ポイント特典中下大樹さん(38)は真宗大谷派の僧侶だ。しかし、普通の僧侶とは違う。まず、見た目。取材日もけさ姿
2013/06/03(月) 03:06:12 | 【2chまとめ】ニュース速報

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