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「アンカー」全員救出こそ解決!拉致問題を動かそうとする北の狙い

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【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし

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■10/12放送 関西テレビ「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

拉致被害者家族の怒り!全員の救出が解決…民主政権の動きを青山がズバリ

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 拉致問題で積極的に動いているのは実は北朝鮮の側で、日本側は何もしていない。それどころか民主党からは被害者を見捨てる方向の声まで出ている。
 なぜ北朝鮮は今、拉致問題を動かそうとしているのか。狙いは何なのか?

 間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
 画像はYouTubeからキャプチャさせていただきました。
※右クリックで大きな画像を見ることができます(Macの場合は画像にカーソルを合わせ押し続けるとメニューが出ます)。

※引用転載はご自由に。連絡不要です。但し誤字などに後日気づいて修正をすることが多々ありますので、必ずこちらのURLを添えておいて下さい。
※また画像を利用される方は、直リンクでなく必ずお持ち帰り下さい。当方のサーバーへの負荷軽減のためご協力のほど宜しくお願いいたします。「直リンク」の意味が分からない方はこちらをご覧下さい。



 内容紹介ここから____________________________

(「横田めぐみさんご両親が新潟で講演」のニュースVTRのあと)

山本浩之
「拉致問題に関するお話は、このあとの“ニュースDEズバリ”のコーナーで、詳しく解説していただけると、いうことです」

青山繁晴
「はい。あの、1週間前の今日、10月5日の水曜日が、今、皆さん見ていただいた横田めぐみちゃんの、47回目の誕生日になってしまいましたよね。で、さっき出てた写真は、13歳で誘拐された直後と、されてます。非常に不安そうな顔で、しかもおそらくは中学校の制服のような形で、写ってますよね。で、あの、その1週間前の10月5日の、その、めぐみちゃんあるいはめぐみさんの、誕生日に合わせた集会で、横田滋さん、お父様ですね、あの、今までと僕、明らかに様子、変わったと思ったんですよ。つまり、最近の、今年になってからの、政府の中の動きとかを、赤裸々に語られ、そして、まあ、一見するとそれを受けるように、野田総理が突如、北朝鮮に行きたいと、いうことを言われたりしましたね。えー、それまだ4日前のことです。従って、あの、拉致問題に皆さん関心持っていただいてると思います、それ僕、強く信じた上で、あの、何か動いてるんじゃないかと、一体、真相はどうなってるんだ、それ知りたいっていう国民の人はすごく多いと思うんですよ。で、今日は、その質問に答えたい、っていうか、僕自身も知りたいと思いまして、内外の情報当局者と会ってまいりました。電話ではなくて、実際に会って、色々な話を聞いてまいりました。今日それを、お話ししたいと思います。で、今日のキーワードは、最初のキーワードはこれです(フリップ出す)」
 
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山本浩之
「『攻守逆転』」

青山繁晴
「はい。今まで、北朝鮮に対して日本が、拉致被害者救出のために、いわば要求してると思ってきたのが、どうやらそれが、いわば逆転してるんじゃないかっていう非常にショッキングな、事態が進んでいます。それをこのあと、いつものように、具体的に皆さんと一緒に考えてまいりたいと思います」

山本浩之
「はい。では、コマーシャルを挟んで青山さんの解説です」

(いったんCM)
山本浩之
「ほんとにこの、止まってしまったかのように見える拉致問題なんですけど、実際のところどういう動きなのか。えー、さっそく解説お願いしたいと思います」

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青山繁晴
「皆さん、まずこの写真、改めて見ていただきたいんですが、これ、横田めぐみさんですね。さっきの13歳の中学生が、北朝鮮に誘拐されて34年も経つ間に、結婚もなさってですね、で、これは、その結婚したあとの写真じゃないかと言われてるんですが、この写真も実は北朝鮮は、この足のところの影を偽造したりおかしなことをしてるんですよ。で、それとですね、例えば、有本恵子ちゃんですね(上段右から3人目の写真)。これあえて申しますが、恵子ちゃんと僕は神戸で幼稚園が同じです。僕の7年下なんですけれども。で、この恵子ちゃん。それから、例えば、これは、鳥取の松本京子さんですね(上段右端の写真)。で、この恵子ちゃんは、例えばお父さんお母さん、毎晩、陰膳、つまり晩ご飯を作って、テーブルに置いてるんですよ。で、誕生日にはやっぱり、めぐみさんと同じように、そのお祝いもするわけですよ。そして京子さんは、この人の場合は唯一、拉致された現場にサンダルが残ってたという、レアケースで、それをお母様はずっと抱いて、お母様健在ですけど、抱いて寝てこられたから、僕は実際にそのサンダルを受け取ると、まるで、その、今使ってるようなサンダルなんですよ、全くきれいな、ね、何十年も前なのに。従って、横田めぐみさんを含めて、みんなが、実は100人以上の拉致被害者がいて、それぞれ、誕生日を迎えていると。毎日、陰膳も添えられているってことを、改めて考えていただきたいんですね。で、その上で、そのめぐみさんについて、さっきお母様の横田早紀江さんがおっしゃった通り、最近また生存情報っていうのが出てきました。はい、ちょっと見て下さい」

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村西利恵
「今月9日、韓国の国会議員が、脱北者男性の証言として公表した内容です。『日本人拉致を担当した人物の息子から、横田めぐみさんは生きていると、2004年末から2005年初めに聞いた』『日本側に渡した遺骨は偽物。めぐみさんは知りすぎたから帰せない』と」

青山繁晴
「はい。この、国会議員による話はですね、要するに、えー、このまず、息子という人物が、この、脱北者に話したんですよと。ね。で、この息子っていうのは、朝鮮労働党の日本担当者っていうことになってるわけです。で、その、朝鮮労働党の日本担当者のお父さんも、朝鮮労働党の日本担当者で、当時は日本人の拉致をやってたと。だから親子二代で、その、日本人の誘拐についてよく知ってると。だからこれは重大な証言だってことになっていて。で、しかも、その、めぐみさんは本当は生きてんだよと。その話聞いた時が、2004年の年末から2005年年初にかけてだと。ちょっと僕はここは首捻るんですけどね。ふつう人間、年末か年初かって、覚えてますよ

一同
「うん」

青山繁晴
「ま、だからそこはちょっと、僕はあんまり信用できないって気もするんですけれども、しかし、いずれにしても、この年代を考えるとですよ、例えば、2002年の、皆さんこれより2年前の、9月17日に、小泉、当時の小泉総理が訪朝した時に、すでに北朝鮮は、横田めぐみさんは、病院の庭で、首吊り自殺をしたんだという、ま、はっきり言うと嘘を言ったわけですね。それが嘘であるっていう、これ証明になってるわけですよ。で、さらにこの2004年の11月には、偽の遺骨まで出してきたわけですね。で、それを、当事者自身が、北朝鮮の当事者自身が、あれは嘘なんだとはっきり言ってて、で、その嘘を言わざるを得ない理由っていうのは、ま、ここに書いてる通り、遺骨は偽物とも言って、知りすぎたから帰せないってことを明かしたってことになってるわけです。でもこれあえて申しますが、この、こういった話は、まあ、私たち拉致問題に取り組んできた人間にとってはもう常識の話であって、例えば知りすぎたからっていうのは、金正日総書記の次男坊の金正哲さん、えー、後継者とされる金正恩さんのお兄ちゃんですけど、その彼の家庭教師をして、その家庭教師をして、横田めぐみさんがあまりに人柄が良くて利発で朝鮮語も上手になったから、僕はお父さんが嫌いだと、飢え死にする人がいるのに、その、ミサイルとかそんなことばっかりしてるんだって証言を、聞いてしまったから、めぐみさんは帰されないんだという、そこまでの、細かい話まで、実は私たち関係者に聞こえてるわけですよ、もちろん確認はできないですけれどもね。で、その上でですね、その、めぐみさんが今から1週間前に誕生日を迎えました。それもう一度皆さん見ていただけますか」

村西利恵
「VTRです」

 …………………………VTR開始…………………………

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ナレーション(村西利恵)
「拉致被害者の横田めぐみさんの47回目の誕生日だった今月5日、神奈川県川崎市で拉致問題を考える集会が開かれました」

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ナレーション
「横田めぐみさんは1977年、新潟市で、中学校からの下校途中に拉致されました」

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横田早紀江さん
「日本でしっかりと育ってほしいと、私たちが育ててきた子供たちを取り返して下さい。絶対に取り返して下さい。私たちは(会場拍手)、命が終わるまで、ほんとに何でもいたします」

ナレーション
「集会の最後にはめぐみさんの誕生日会も開かれ、両親にケーキが手渡されました」

 …………………………VTR終了…………………………

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青山繁晴
「この、誕生日のケーキっていうのは、早紀江さんによると、全くのサプライズだったそうで、もちろんこの集会、この集会、実は政府も主催者の中に入ってるんですけれどもね、このケーキですね、その、嬉しかったと同時に、やっぱり胸えぐられただろうなと思うんですよ。その、最後の誕生日はよく覚えてるって早紀江さんも滋さんもよくおっしゃるんですね。で、ま、こういう集会を10月5日のめぐみさんの誕生日に合わせて、毎年のように行ってるわけですけれども、今年は全然違うことがあったんですよ。というのはこの滋さんの発言ですね。で、滋さんがどのようにおっしゃったか。はい、出して下さい」

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村西利恵
「この集会の中で横田滋さんは、『いろんな形で動き出してきているような気がします』と話されました」

青山繁晴
「はい。この横田滋さんは、もと日銀マンで、で、本当に慎重な方です。あの、本当に、じっくり考えてしか物をおっしゃらない方で、従って、これも適当におっしゃってるんじゃないんですよ、もちろん。わが娘のことを、それから100人以上の拉致被害者のために申されていて。だからこそ滋さんは、今までと違ってもっと踏み込んで、より踏み込んで、具体的なこともおっしゃっていました。はい、出して下さい」

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村西利恵
「具体的な動きはと言いますと、今年1月中旬に、当時の前原外務大臣に、北朝鮮から交渉の申し入れがありました。そして7月頃には、総理経験者に北朝鮮が交渉仲介を依頼。7月には、中井元担当大臣が中国・長春で、北朝鮮と接触するということもありました

青山繁晴
「はい。これ実は、今年に入って最初の動きは、当時、外務大臣だった前原さんに、北朝鮮から、拉致問題動かしたいんだけど、やってくれるかってことを申し入れてきたと。これを、実は、この真っ最中に、リアルタイムで、1月26日のこの水曜『アンカー』でやりましたね。で、そのことを滋さんおっしゃって、これが発端でしたと。で、そのあと滋さんは、この、先週10月5日に、こういうふうにおっしゃいました。そのあと、前原さんが、在日韓国人の方の献金問題で、辞めてしまって、いったん止まったんだけれど、北朝鮮はあきらめずに、7月頃、総理経験者にまた似たようなことを言ってきたと。で、それと絡まるように、中井さんていう元拉致問題担当大臣、未だに彼は認めてませんが、これ事実です、中国に出かけていって、北朝鮮の宋日昊(ソンイルホ)っていう、この、北朝鮮側の担当大使と、会ったということがあったわけですね。で、こういうことを踏まえて、こそ、その滋さんは、動き出してるようですとおっしゃって、その上で、重大な疑念を申されました、いや、ごめんなさい、おっしゃいました。はい、出して下さい」

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村西利恵
「それが、8月下旬に開かれた民主党外交安全保障調査会の、北朝鮮問題分科会でのこと。その中では、『何をもって解決とするかは、政治決断が必要。最終的には総理が泥をかぶらなければならない』という提言がありました

青山繁晴
「政治決断が必要で、最後は総理がやるんだと、当たり前のことを言ってるようで、これ全く当たり前じゃないんですね。聞いてますか、民主党の国会議員の方々!どう当たり前じゃないかってことを、滋さんは、指摘されました。はい、出して下さい」

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村西利恵
「横田滋さんはこの動きを見て、『もう特定失踪者を切り捨てて解決する感じ』と」

青山繁晴
「はい。つまり、何をもって解決とするかに政治決断が必要、何言ってんですか、これ。解決とは、最後の一人まで取り返すことに決まってるじゃないですか!なぜかというと、拉致被害者は全部日本国民であって、全員同じだから。この国の主人公で、この国の最終責任者が国民ですから。だからそれをわざわざ政治決断するってことは、変えるってことですよ。ね。誰かを見捨てるってことですね。見捨てるからこそ最後は、野田総理が泥をかぶれという話をしてるわけですよ。それを滋さんは、本当に、この人、見せかけじゃなくてほんとに魂から穏やかな方ですから、あえて、特定失踪者を取り上げて、その方々を切り捨てて解決する感じじゃないかと言われたんですよ。特定失踪者っていうのは、拉致問題に関心を持って下さる方々でも、ご存知ない方、けっこういます。というのはさっき、今日一番最初に、えー、拉致被害者の方々の写真を、有本恵子ちゃんも含めて見ていただきましたけど、あれは日本政府がようやく認定できた、17人のうち、帰ってきた人を除いた方々なんですよ。それ以外に、その、失踪者って世の中にたくさんいらっしゃいます、色んな理由があります、経済的理由とか色々あります、しかしその中で特定って付いてるのは、北朝鮮の拉致が疑われる人が、実は100人もずっと超えているわけですね。そういう人たちはもう関係ないって意味じゃないですかとおっしゃり、そして、滋さんは穏やかな人だから、そこまでおっしゃらなかったけども、本当は、北朝鮮が帰したくないというわが娘も含めて、北朝鮮側から見たら都合の悪い人は、有本恵子ちゃんも含めて、もう帰せないんだったら、もう諦めましょう、切り捨てましょうってことを言ってるんじゃないかっていうことをですね、横田滋さんは実は訴えられたわけです。私たち国民はそれを真っ正面から受け止めるべきだと思います。どうしてかというと、もう一度申しますが、滋さん早紀江さんというのは、ほんとに穏やかな、僕、直接お話しして、もうほんとにそう思うんですが、穏やかな人で、普段抑えて抑えて我慢して、自分の娘を、わーっとこう言わないで我慢してらしたんですよ。その上で、滋さんがこうやって指摘された、それは実は、総理たちにとってはやっぱり多少のショックだった、らしくて、だから、これが起きたんです」

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村西利恵
「今月8日、野田総理は、拉致被害者家族会と面会し、『拉致を含めた諸懸案が解決するなら、いつでも北朝鮮に行く』と話しました

青山繁晴
「そうです。で、ここに、有本恵子ちゃんのお父様お母様がいらっしゃいますが、これ拉致被害者の方々の、前にして、実は本当は、家族会のほうからですね、その、総理自身も北朝鮮に行くぐらいの覚悟を持ってほしいと言われて、いや、、私だって、拉致を含めたって、こうちょっと逃げてるんですけどね、諸懸案が解決するなら、僕、この言い方も腹に据えかねるんですけどね、つまりお膳立てができたらって話でしょ、これ、あの、雰囲気としては。拉致もミサイルも核開発も、ね、いい雰囲気になってたら私が最後に北朝鮮に行く、その、自分がリスクをとって行くように見えないんですが、それでも、その家族会の方々は、この飯塚代表を含めてですね、写ってるのこれ飯塚さんですけれども、これはもう評価したいと、その、今までに比べりゃ進歩したとおっしゃったんですよ。で、それはどうしてかというと、皆さん思い出して下さい、前の菅総理は、北朝鮮の拉致加害者に関係する側に6250万円の現金を渡し、その前の鳩山総理は、同じく1000万円を加害者側に渡してたんですよ

山本浩之
「そうですね」

青山繁晴
だから、自分で行くって言ってくれるなら、それ評価せざるを得ないって、この苦しい気持ち、そして、やっぱり皆さん気になるのは、その、野田さんは、その、果たしてどこまで本気なのかっていうことを含めて、本当は日本政府はどういう動きしてんのかってことが気になりますから、だから今日冒頭申しました通り、情報当局者に会ってきました。そうすると、答は、ものすごくはっきりしてて、こうでした」

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村西利恵
「複数の情報当局者によると、『日本政府側からの積極的な動きは、全くない。拉致を動かそうとしているのは、北朝鮮の方だ』

青山繁晴
「で、この情報当局者、実は僕は接触した中に、外国の、信頼すべき情報当局者もいます。しかしね、この言葉は、日本国の情報当局の今の大幹部が、はっきりおっしゃいました。日本政府からやってることは、全くないと、言いましたよ。ね。特に彼怒ったのは、もう外務省に対して、この、彼、ものすごいクールな人なのに、怒り爆発させて、もう最近の外務省は青山さん、ほんと何もしてないよと。何でかというと、アジア大洋州局長だった、その、斎木さんって人がですよ、ね、今はインド大使に出されたってことになってるけどほんとは更迭だって受け止めが外務省の中で多いから、拉致問題に触ると出世に関わるってこともあってですね、今、斎木さん(画面に)写ってますけど、そういうこともあって、今はもう拉致問題に、あの、要するに触らぬ神に祟りなしみたいになってると。で、このクールな情報当局者は、もう机を叩いてですね、これほんとに酷いよと言って、そしてさらにおっしゃったのは、僕にとってショックだった次はですね、実は今、拉致問題を動かそうとしてるのは、何と北朝鮮の側なんだよと。ね。だから今日、攻守逆転、じゃないかと言ったわけですが、その具体的なこととして彼は重大な、秘密を明かしてくれました。実はこれです」

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村西利恵
北朝鮮は有名な芸能人を使って、拉致議連の有力政治家に訪朝を働きかけた

青山繁晴
「はい。実はこれ実名で両方とも聞きました。で、えー、両方とも、まだ確認、当事者に取れてないから、今日はあえて伏せましたけれども、はっきり実名です。とても有名、日本の芸能人の中には、北朝鮮と関係のある方っていうか、仲良くされてる方いらっしゃいます、現にですね。その中でも特に有名な人を、ルートとして使って、何と拉致議連の中の、とても力のある政治家に、その訪朝を、その、働きかけたという事実を、彼が明かしました。で、こう聞くとですよ、で、えー、例えばこの有力政治家は実は本人は行きたいと、一時期考えたそうです。ね。ところが周りが止めたんです。その、どうして止めたかというとね、実はこうです、はい」

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村西利恵
「これも複数の情報当局者によると、『北朝鮮側に誰かを帰す動きは、全くない』

青山繁晴
「はい。つまり、この情報当局者も、北朝鮮側が、その、拉致問題を動かそうとして、働きかけをやってて、芸能人だのそういう方々も使ってやってるのに、ほんとは帰す、その、拉致被害者の誰か、その、わずか、わずかな人数でも帰そうと動き自体は全くないんだと、どんなふうに探っていってもその動きはないんですよと。従って、その、有力政治家が行くのを今のところ断念したのも、それから野田さんが行きたいと言ってんのも、野田さんが行きたいと言ってんのも、本当は根拠がないと彼は言いました。つまり、行って、そこで誰も連れて帰ってこれなきゃ、総理が行けるわけないでしょうと。だから何の見通しもないのに、言ってるだけですよと、その、彼は言ったんですよ。しかしその上ででですね、やっぱり僕らさらにその先を考えたいですね。考えなきゃいけないですね。じゃあ一体北朝鮮の、ほんとの狙いは何なのかと」

村西利恵
「そこですね」

青山繁晴
「帰すつもりはないのに、さっき言ったように、芸能人だ、拉致議連だ、手突っ込んでくる、あるいは前原さんにも働きかけてくる、総理経験者に働きかけてくる、その狙いは、何なのかというのを、今日の後半にお話ししたいと思いますが、キーワードはこれです(フリップ出す)」

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村西利恵
「ここでズバリキーワードは『打つ手はある』。拉致交渉を仕掛ける北朝鮮に、日本はどう対応すべきか、このあと詳しく話していただきます」

(いったんCM)

山本浩之
「さ、北朝鮮は何のために動いているのか。そして、打つ手はあるんでしょうか。続きをお願いします」

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青山繁晴
「はい。もう一度、政府が認定した、拉致被害者の方々のお写真を見ていただいてますけど。真犯人この人ですからね。金正日総書記そのものが、拉致を指揮したと、いうのが、動かざる事実です。で、従って今回も、北朝鮮の動きの背景に、この金正日総書記というトップの意志は働いていると、思われます。従って、生やさしい狙いじゃないんですよ。で、その狙いは一体何かというと、これです」

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村西利恵
北朝鮮が日本側と拉致交渉を進めたい理由は、核保有国として認知されること

青山繁晴
「はい。これ皆さん、一瞬あれっ?と思うでしょ(一同同意)。だって北朝鮮が、もう核を持ってていいよと、もう、あなたももう核を持ってる国ですねと、国際社会、特にアメリカから認めてもらうことと、拉致問題が、一体どう関わるのかと。このへんがしかし北朝鮮のしたたかなとこなんですよね。で、それ、今からお話ししますから、まあ、あえて言えば謎解きを申しますからじっくり聞いて下さいね。まず最初に、北朝鮮が具体的に、核保有国として認められるために、何を狙ってるかというと、これなんです」

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村西利恵
「それは、6カ国協議の『再開』

青山繁晴
「はい。これ6カ国協議の再開を、北が狙う?それ自体おかしいでしょ?(一同同意)だって6カ国協議って北朝鮮が核開発始めたから、それを止めさせるために、スポンサーの中国と、それから隣のロシアと、それから大アメリカと、そして、いわば被害を受ける立場の日本と韓国で、北朝鮮を入れて6カ国協議で何とか封じ込めて、核を捨てさせようって話だったんでしょ。何で今、北朝鮮の方から再開を望むのかというと、実は重大な裏切りがあったからですね。これです」

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村西利恵
「その背景にあるのが、アメリカの方針転換、『モラトリアム』

青山繁晴
「はい。モラトリアム、これ、あの、こういう外来語あんまり使いたくないけども、ま、モラトリアムってその、一時停止って意味ですよ。例えば学生が、その、すぐ就職しないでしばらく遊びたいのまで、モラトリアムと言ったりしますけど、この場合は、要するにアメリカのオバマ大統領は北朝鮮に対して、水面下の交渉で、米朝交渉、アメリカと北朝鮮二国だけの直接交渉を、ニューヨークでやってます。僕は確認してます。その中で、オバマ大統領の意志としてさっきの金正日総書記に、向けて伝えたことが、もうとにかく一時凍結してくれたらいいよと。核実験、今まで2回やったけれども3回目はやらないよってはっきり宣言してくれればいいよと。そして今までやってきた、今も進めてる核開発をとにかく止めてくれればいいと。これ裏返したら、当然、今までの核実験2回はもう認め、そこで、性能を確認した核爆弾は、認めるってことになっちゃうわけですよ(一同同意)。ね。そして、この6カ国協議、アメリカがこう言ったらですよ、例えば中国は議長国として、いや、そうだね、6カ国協議やっぱり開きたいと。そしてロシアは北朝鮮と仲良くして、中国を牽制したいって意図があるから。みんながみんなこうやって賛成していって、そして日本のオバマ政権は、いや、ごめんなさい、野田政権は、とにかくオバマさんにに嫌われたくないと。どうしてかというと、菅さんも鳩山さんもアメリカ、オバマさんに嫌われたから、総理の座を追われたと実は思ってるから、嫌われたくないから、オバマさんこうだったらみんなついて行こうとなってるわけですよ。その中で唯一、いやダメだと言ってる国があって、それはこれです」

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村西利恵
6カ国協議の再開に難色を示すのは、韓国

青山繁晴
「はい。というのは、皆さん思い出して下さい。韓国は、北朝鮮に天安号っていう船を沈められ、パトロール艦を沈められ、そして延平島って島を砲撃され、合わせて50人を殺されたばっかりですよ。それがアメリカに、韓国黙ってろって言われて何もしないでじーっと黙っていてですよ、その上で、6カ国協議再開を認めてしまって、北朝鮮が核を持ったらどうなるんですか。韓国は来年12月大統領選挙で、もうこの李明博さんは、一期しかできないから、韓国の、決まりで、出られないけども、その、これで、韓国国内の世論が怒ったらですよ、この人に反対、この、李明博側に反対する人が、新しい大統領になったら、またこの人が逮捕されるっていう韓国特有のことが起きますね」

一同
「ああー」

青山繁晴
「だから韓国は、絶対、今は6カ国協議開けないよってこう、踏ん張ってるわけですよ。その踏ん張ってるのを、北朝鮮が突き崩すためにはですよ、その、どこが弱いかというと、明らかに北朝鮮は日本をなめてかかって、日本が一番弱いと。そして日本は拉致問題があるから、その、北朝鮮と簡単には、あの、妥協はできませんよと言ってた、そこを見事に突いて、じゃあ拉致問題で、やればいいんだろうと、ね、だからこうやって手を差し延べてるわけですよ。そして、その上で、日本はどうするか。はっきりしてます。まず1つ目出して下さい」

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村西利恵
「日本はどうすべきか。1つ目は、『再調査にだまされるな』

青山繁晴
「この再調査、こそですね、拉致被害者を帰すかわりに北朝鮮が、例えばさっき言いました、拉致議連の有力政治家がもし北朝鮮に行ってたら、平壌で提示されたのはこれなんですよ。それから野田さんが、ほんとに舞い上がって、もし北朝鮮に行ったら、提示されるのはこれなんですよ。これ何と、2008年の8月から9月にかけて、福田政権の時にいったん決まりましたね(一同同意)。ところが、福田さんが、9月初めに辞意を表明してしまって、北朝鮮の側から、その、麻生政権になったら、この話はチャラだってことで、宙に浮いたままになってるわけですよ。その再調査の再開、その程度の、いわばその程度であっても日本は乗ってくるだろうと、北朝鮮は、日本の総選挙が、その、やがて近づくことも考えて、これを言ってるわけですよ

山本浩之
「あの時確か福田政権はですね、迅速にそれしなければ、経済制裁するぞって、いちおう口では言ったじゃないですか」

青山繁晴
「その通りです」

山本浩之
「結局そのままですもんね」

青山繁晴
「その通りです。で、今ヤマヒロさんがおっしゃった、あの、質問、問題提起が次の大事なところで、日本がやるべきことは、2つ目は、まさしくヤマヒロさんの今の話に関係して、これです」

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村西利恵
『拉致を理由とする新たな制裁の実施』

青山繁晴
「はい。実は今から1週間前の、その、10月5日、横田滋さんは、これもおっしゃってるんですよ。ね。踏み込んで。今までは核とか、ミサイルを理由にした、実は制裁しかないんですよ。100人以上かもしれない日本国民を奪われながら、それを明確な、真っ正面の理由としては制裁って実は日本やってないんですよ、自民党政権時代から。民主党政権だけの問題じゃないんですよ。だから、もう今までのことは、その、人を責めても仕方ないから、今、新たな拉致制裁を当然やるべきだと。そして、さらに、3つ目はこれです」

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村西利恵
『アメリカに対し、6カ国協議そのものを問う』

青山繁晴
「はい。これは、6カ国協議を変えたの誰ですか。これアメリカじゃないですか。アメリカのオバマ大統領が変質させたんですね。このまま6カ国協議に呑み込まれていくと、日本が、北朝鮮の核保有を認めることになる。そして韓国の李明博大統領も、それから日本の心ある人も考えるのは、それはむしろ、日韓の核武装への道ですよ。ね。それも考えると、日本にも核武装の論議、僕は必要だと、前から言ってますし、賛成・反対色々、日本の中にもいますけれども、いずれにしろ、それは北朝鮮が核を持ったら日韓だけじゃなくて、インドネシアとかベトナムとか、やがてそういう所は小型の核を持っていくことにも当然つながっていきますよ。そうすると、まずは6カ国協議そのものをやめなさいっていうことを言って、いわば、これを出すと北朝鮮は、あ、日本はそんなこと言うのか、今までみたいになめるわけにいかないのか、この制裁も合わせてそう思うはずなんですよ。再調査にだまされないってことも含めて、まずは、打つべき手というのは、日本がなめられない日本として、再出発することです。その上で、最後のゴールというのは、はっきり言うと、今の北朝鮮の体制を変えることです。体制が変われば、最後の1人まで本当に帰ります。夢物語じゃない。体制が変わらなかったら、北朝鮮が選んだ人しか、この再調査を仮にやったらその果てで、1人見つけました2人見つけましたって適当なことを言って、あと自分の都合のいい人を帰すだけになってしまいかねない。だから、まずはここからスタートしましょう。そのためには、国民、世論が声を挙げることです」

山本浩之
「ありがとうございました。以上“ニュースDEズバリ”でした」

 ____________________________内容紹介ここまで


 拉致問題に関して最近は日本よりも北朝鮮が積極的に動いているというのは、他の専門家の方も言われてますね。
 また、報道までには至っていないものの、拉致被害者をめぐる情報が昨年あたりからまた色々と出てきているようです。
 そのあたりも含めて、後日、このブログでまた取り上げたいと考えています。


 この日は他に、安住財務相が消費税引き上げ法案について来年提出の考えを示す、年金受給開始年齢68歳見直し案提示、欧州金融安定化基金の拡充案をスロバキアが否決、これらのニュースで青山さんの解説がありました。

 拙ブログで紹介しきれなかった青山さんの発言については、誰にも手渡してはならない自由意志さんが後日文字起こしして下さると思うので、そちらを是非ご覧下さい。


※参考リンク
ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
 青山さんに直接コメントが送れます。
誰にも手渡してはならない自由意志
 拙ブログで紹介しきれなかった青山さんの発言を起こして下さっています。
青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログ
 動画の紹介など情報が大変充実しています。

※拙ブログ関連エントリー(アンカー)
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