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「アンカー」小沢氏元秘書有罪判決の"真犯人"&日米首脳会談の真相

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【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし

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■9/28放送 関西テレビ「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

小沢氏元秘書有罪判決で揺れる野田政権&日米首脳会談の真相…青山ズバリ

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 前半は、小沢一郎氏の元秘書3人の有罪判決が持つ意味について。
 後半は、日米首脳会談でオバマ大統領が述べた本当の言葉から見えてきた野田首相の嘘。

 間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
 画像はYouTubeからキャプチャさせていただきました。

※引用転載はご自由に。連絡不要です。但し誤字などに後日気づいて修正をすることが多々ありますので、必ずこちらのURLを添えておいて下さい。
※また画像を利用される方は、直リンクでなく必ずお持ち帰り下さい。当方のサーバーへの負荷軽減のためご協力のほど宜しくお願いいたします。「直リンク」の意味が分からない方はこちらをご覧下さい。



 内容紹介ここから____________________________

 (小沢一郎氏の元秘書・石川知裕議員の議員辞職勧告決議案を野党4党が提出、小沢氏の献金問題をめぐる国会質疑などのニュースのあと)

山本浩之
「あの、すぐに“ニュースDEズバリ”のコーナーに行きたいんですけど、先ほど青山さんがご指摘あった『木で鼻をくくる』答弁という、野田総理の、さっそくここでも出てますね。政治家の、出処進退は、えー、その、政治家本人が判断するべきだって、言ってますけど、それは、政治家っていうのが、人格や、いわゆる識見、こういったものが、あの、きちんとした人物であるっていう大前提の場合にそれは適用されるんであって、この期に及んでまた同じような、こう言われても、いやあ、納得できない、その、はね、ほとんどだと思いますけど」

青山繁晴
「だから常に一般論はああやっておっしゃるんですが、あの、あの部分だけ、後半はね、司法への影響も考えてくれっておっしゃったでしょ。あの部分はね、しっかりまた国会軽視なんですよ。というのは、その、10月6日から小沢さんの初公判あるんだから、国会でそんな呼んだりしないでねってことを言ってるんですよ」

山本浩之
「おかしいですね」

青山繁晴
「あなたどういう立場ですかと。あの、国会が一番下なんですかっていうね」

山本浩之
「三権分立でしょっていうね。国会は国会で粛々とやればいいわけですよね」

青山繁晴
「あの、野田さんを含めて、あの、民主党政権のひとつの大きな問題は、民主主義の基本的な価値に、関心が薄いってことがあるっていうのは『アンカー』で何度も申しましたが、3人目の総理の野田さんに一番それが強く表れてるようにも思いますね

山本浩之
「なるほど。そこで、このテーマについては今日の“ニュースDEズバリ”のコーナーで、詳しく解説をしていただきます」

青山繁晴
「はい。その、石川議員に対する辞職勧告云々も、それから小沢さんを証人喚問する云々も全部、その、おとといに、その、小沢さんの秘書であった石川秘書らに、石川元秘書らに、現衆議院議員に、ら、3人に、有罪判決が下ったということなわけですよね。で、おとといにこの有罪判決が出た時に、その、メディアも、それこそ国会議員もみんな驚いた。どうしてかというと、あの裁判で、裁判長は、検察が調べ上げた供述調書、例えば、石川さんが、その、小沢さんに報告しましたといったような、その、供述調書、これは、無理な取り調べだったとして、全部、ま、捨てたわけですよね」

山本浩之
「そうです」

青山繁晴
「却下した、つまり、捨てちゃった、ゴミ箱へ入れちゃったと。だから、無罪だろうと予測があったのに、有罪になったから、大変メディアも国会議員も驚いたってことになってるんですが、これは僕は話が逆さまだと思います。本当は、その、供述調書を全部捨ててしまったことと、この有罪判決が出たことがまさしくがっちり噛み合ってることなんですね。で、その意味では、まああの、日本の裁判の歴史も変えるような判決であると同時に、実はもうひとつ重要なポイントがあって、あの判決は、意外なことをやってるんです。それはこれです(フリップ出す)」
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山本浩之
「『真犯人は誰か』」

青山繁晴
「これね、いわばこの判決が、真犯人はあなたですよと、こう指さしてるようなね、判決なんです。で、そのことについて、司法がそこまでやっていいのかということも含めて、たくさん議論がこれからも巻き起こるべきだと思いますが、まずは、この判決が言うところの真犯人は誰か。で、これは、今後の野田政権の在り方ともすごく関わってくる重大な問題ですから、あの、おとといの判決というものは、この2日間報じられたようなものではない、もっと重大な分かれ道になる判決であるってことを、まさしく具体的に皆さんと一緒に考えたいと思います」

山本浩之
「分かりました。えー、ではコマーシャルをはさんで青山さんの解説です」

(いったんCM)

山本浩之
「さあ、元秘書3人に、単に有罪判決が下っただけではなく、今回のこの判決が持つ意味について、さっそくお願いしたいと思います」

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青山繁晴
「はい。えー、おととい出た有罪判決ですが、まず最初にその中身をちょっと見ていただきます。はい、出して下さい」

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村西利恵
「東京地裁が下した量刑は、大久保隆規被告に禁固3年、執行猶予5年。石川知裕被告に禁固2年、執行猶予3年。池田光智被告に禁固1年、執行猶予3年というものでした」

青山繁晴
「はい。これあの、もちろん全部有罪だから、量刑が決まったんですが、これ見ていただくと、例えば大久保被告ですとね、検察側の量刑は、禁固3年半、それ(判決は)3年。近いですね。そして石川さん、池田さんについては…石川被告、池田被告については、禁固2年の求刑で、判決は2年、そして禁固1年の求刑で、判決は1年ですから、これ見たら、もう、検察大喜びみたいな判決に見えるわけですよ。で、あの、例えば新聞記事、それから僕の古巣の共同通信も含めて、あの、見ますとね、この事件やっぱり重要視して、ベテランの司法記者が書いたなってよく分かる、解説記事が多かったんですが」

岡安譲
「へえー」

青山繁晴
「もうみんな揃って、検察にとって満額回答って書いてるわけですよ」

山本浩之
「ああー、そうですね」

青山繁晴
「で、これはあの、一目瞭然ってこともあるけど、本当は検察がこういう時に必ず、会見とか、あるいは懇談をやってですね。んー、今回、何割の回答ですか?って記者の側が聞いて、検察が、もう今回まあ半分ぐらい、とかね、6割5分とかね、言うんですが、今回は満額って実際に答えてるんですよ」

一同
「ああー」

青山繁晴
「いやあこれ満額でしたと、それも、へえー、びっくりしたなーって感じで言ってんですよ。どうしてかというと、自分たちの調べた供述調書、被告が喋ったその調書が全部却下されて、捨てられてるのに、満額だから、ほぼ満額だから、すごいなってことを言ってて、それに、引きずられて記事がそうなってるんですが、もうこういう古い司法記事はやめた方がいいと思います。というのは、この判決が本当に意味するところをつかんでないからです

一同
「へえー」

青山繁晴
「で、ええ、司法記事っていうのはその、裁判の意味を国民に伝えなきゃいけないから、それが違うんですね。というのは、まず判決、というのは、これあの、読むのは大変です。あの、特に、普段は読んでない人はですね、まず長い、言葉は難しい。だけども、それ読むとですね、あの、重大な部分があって、今回は僕がびっくりした部分はここです。はい、出して下さい」

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村西利恵
「判決の中にこのような指摘がありました。検察官は、ホニャララを立証していないから、ホニャララの証拠が足りない」

青山繁晴
「はい。これあの、別にわざとらしく(笑)隠したんではなくて、いきなりここに出てもこの前にダーッとこう、事実関係の認定とかあるから、分からないから、ここはあとで説明することにしたんですが。まず要するに検察官は立証してないって言ってるんですよ。ね。その、事件の一番大事な部分を」

山本浩之
「そうですね」

青山繁晴
「そして、証拠が足りないって言ってるわけですよ。ね。これあの、判決の中でこんな厳しい検察批判が出るってことは、僕は、僕もかつて司法記者でしたが、見たことないです。ね。で、これ、あの、だから満額回答じゃなくて、その、裁判官は、別に検察の顔色窺って判決出すんじゃなくて、憲法に定めた通り、自らの良心に従って判決を下すんで、あくまでも、あの有罪判決と、その検察の求めは違うってことなんです、本当はね。検察批判がありますから。で、これ何について立証してないって言ってるかというと、まずこれ出していただけますか」

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村西利恵
「検察官は、4億円について、その原資を示す立証をしていないから、4億円が公にできないものとみるには、証拠が足りない

青山繁晴
「はい。この4億円というのは、あの、今、陸山会事件と呼ばれてる事件のことを『アンカー』でも何度もやりましたが、ちょっと思い出していただくと、要するに、小沢さんの事務所が、東京の世田谷の高い土地、4億円近い土地を買わなきゃいけない。で、その時に、えー、4億円をどうやって用意したか。それは、何と、その、小沢さんからもらって、それをその支払いに充てたのに、それは一切政治資金収支報告書に書かずに、銀行から、小沢さんが、何と自分の定期預金を担保にして、変な話ですねえ、その4億円を借りたと、いうことになってて、それは書かれてて。で、しかもさらに、その土地を実際に買った時と違う、時期、つまりあとにずらして、本当に土地取引やった時期には何も書いてないってことが、問題になったわけですね。政治資金収支報告書は嘘を書いてはいけませんから、虚偽記載と言って罪に問われるわけですね。ところが、その検察官は、その4億円、その、銀行から借りたっていうのが、偽装工作、ね、その、見せかけの銀行融資だったとしたら、じゃあ、本当は何が原資、元手なのかっていうことを立証できてないと。ね。立証できてないから、すなわち4億円が、公にできないものとみるには、ってこれ難しい書き方ですが、要は、判決が言ってるのは、4億円を、その、隠さなきゃいけないもんだったと、主張するには、証拠が足りないと言ってるわけですよね。じゃあ、その上で、その、裁判官は、その、どう判断したかというと、はい、ちょっと出していただけますか」

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村西利恵
「この判決では、岩手県と秋田県の公共工事は、小沢事務所の仕切る談合と献金(賄賂)で決まっている。4億円には、その献金(賄賂)が含まれている。それを隠すために嘘の記載をした、という趣旨が述べられました」

青山繁晴
「これあの、実際は非常に綿密に長ーく書いてあるんですが、それを読み込んでいくと、言ってることはこのようにものすごい明快なこと言ってるわけですよ。その、小沢さんの地元である岩手県と、そのお隣の秋田県の公共工事っていうのは、何と、小沢事務所が仕切ってしまってるんだと。それも不正な談合を仕切っているんだと。そしてその談合を仕切るから、その、ゼネコン、あるいは建設会社の側は、その、小沢さんに献金、これ判決文には献金と書いてあるんですが、趣旨はほとんど賄賂と同じですね。賄賂を送って、この談合に入れてもらって、その談合の中で、今度の、その、例えば岩手県の胆沢(いさわ)ダムっていうダムだったら、お前だとか、いうふうにやってるよと。ね。従って、常にこれが繰り返されていて、4億円はその一部であって、その4億円にはまさしくそういう、見せかけは献金だけど本当は賄賂が含まれているから、だからややこしい、その、銀行から借りたとか、嘘の記載をしなきゃいけなかったんだと、判決はその、ズバリ認定してるわけですよ。これは、あの、衝撃的な認定なんですが、じゃあ何で、これ認定できたのか。だって検察官は立証できなかった、検察が失敗したと言ってんですよ」

一同
「そうですよね」

青山繁晴
「じゃあ何で。こう書いてあります。はい、出して下さい」

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村西利恵
「判決が重視したもの。ひとつには、法廷証言があります。これを読むと、今回の裁判では、この水谷建設の元社長が、『大久保被告から、5000万円を2回渡せと要求され、平成16年10月15日に都内のホテルで石川被告に5000万円を渡し、平成17年4月19日に同じホテルで大久保被告に5000万円を渡した』と、証言しているわけなんですね」

青山繁晴
「はい。これはですね、その、お金を渡した側の、水谷建設っていう中堅建設会社の当時の社長さんが、この法廷に、その、裁判の法廷、これ当然公開ですよ?日本は民主主義なんで全部公開なんですが、原則として。そこに現れて、確かに、その、大久保さんたちから、要求されたと、賄賂を。ね。実質的には賄賂を要求されて、その賄賂に応じてまず平成16年の秋に、その、大久保さんの代理で来たところの石川さんに5000万円、キャッシュで渡しましたと。で、そのあと、今度はその、言ってきた大久保さん本人に、同じホテルで、5000万渡しましたと、いうことを証言してるわけですね。これ、何を物語るかというと、みんなの見てる、公開の法廷で証言した、それを重視するってことなんです。つまり、みんなが見てない密室で検察官が取り調べた供述調書じゃなくて、皆さんがご覧になった証言を重視しますって言ってるわけです。だから、これを重視するためには、その、密室でやられた取り調べの調書はむしろ捨てるべきだったわけです

一同
「うーん、なるほど…」

青山繁晴
「要するに、その、密室で行われ、しかもそれを石川被告って、石川被告はたまたま録音してたんですよ。その録音の中に、この、裁判長の登石(といし)さんが首を傾げることが含まれていた。例えば、嘘があった。つまり他の奴はもう自供したぞと、お前も落ちろというような、あの、これは違法なんですけど、そういう、嘘も含まれていたから、そんなものは捨てなきゃいけない。そのかわりに今後は、こういう生の法廷証言を大事にしますよと。これはですね、検察官の取り調べに対して、問題点がたくさん出てきた、その検察批判をちゃんと踏まえて、新しい裁判の在り方を示してるわけですよね

一同
「そうですね」

青山繁晴
「そして同時に、これだけじゃ足りない。だって、この人(証人である水谷建設元社長)が嘘つくかもしれないから。当然ここに、物的証拠が必要になりますね。それはこれですよと」

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村西利恵
「判決が重視したもの、もうひとつがその物的証拠。都内のホテルの喫茶店レシートや、政治資金収支報告書そのものがこれにあたります」

青山繁晴
「はい。ここはひとつには論争になるところでしょうが、例えばこの平成17年4月19日に、このホテルで大久保さんに会って、5000万円を、その、こうやって渡しましたと、キャッシュでね。その時の喫茶店のそのレシート、この社長の側から払ってるから、喫茶店代を、ホテルの中のですね。そのレシートをひとつの証拠としてるわけですよ。で、だからと言って、ここで会ったからと言って、カネを渡したことには当然ならないわけですが、しかし、この、出会ったことそのものについても、この、大久保さんや石川さんの法廷の証言は、ほんとに辻褄が合わないと。必ずごまかそうとしてると。ね。これ、もう時間の問題で詳しくは申せませんが、それがずっと書かれていて、そして、もうひとつ、究極の物的証拠がある。それは何かというと、これなわけですよ。政治資金収支報告書。つまり、こういうことが、なぜかこの社長さんが、その、自分の利益にならないのに、仮に、何かの理由で、例えば精神を病んでいてですよ、嘘を言ったと、したとすると、その政治資金収支報告書に嘘を書く必要はないだろうと」

山本浩之
「確かに」

青山繁晴
そしてこれはこの裁判の実はカギでですね、この政治資金収支報告書には本当のことは書かれてないっていうのは、実は、その被告の側も実質認めてるわけですよ。だって土地取引が、ほんとは2004年に行われたのに、それはもう、相手が、不動産屋があることですからはっきりしてるのに、それを2005年にしてしまってるってことは、これ逃れられない。だからその、被告の側はどう言ってるかというと、いや、それは、それは単なるミスさ、とね。単なる、ちょっと間違っただけなんだよと。こんなものでいちいち罪に問われたらいけないから無罪だと言ってるわけですよ。ね。それに対して、その、この、登石裁判長は、はっきり言うと怒って、判決にこういうことを盛り込んでます。はい、出して下さい」

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村西利恵
「判決の抜粋です。『いずれの事件も長年にわたる公共工事を巡る小沢事務所と企業との癒着を背景とするものであり、(中略)意図的に数多くの虚偽記入等を行ったものである。(中略)被告人らは、いずれも不合理な弁解を弄して自らの責任を頑なに否認しており、反省の姿勢を全く示していない』

青山繁晴
「はい。あの、今、僕は裁判長を含め、その、裁く側の怒りと申しましたが、もう本当はそう言ってはいけないかもしれません。つまり私(わたくし)の怒りじゃないですからね。これは明らかにフェアな公の怒りだと、言えると思います。というのは、その、いくつかの事件が絡んでるけれども、長いことずっと、大切な公共工事を、その、1人の政治家の事務所が仕切って、そして企業の側も、それに癒着して賄賂を渡したりするひどいことをやってて、それだから、意図して、たくさんの嘘を書かなきゃいけなかったんだと。それなのに被告人らは、いずれも全く筋の通らない弁解ばかりして、責任を全く認めようとしないと。頑なに、責任を否認して、反省の姿勢がゼロだと言ってるわけですよ。で、これは、あの、感情論とは言えません。これもさっきの法廷の中の証言で、例えば石川被告が、もう言葉に詰まってしまって、自分で自分のことが説明できなくなってるのに、いや、カネをもらったことはないって、その、言い張るっていうね、それを踏まえて書かれてるわけです」

山本浩之
「これ以上の断罪はないですよね」

青山繁晴
「そうです。で、その上でね、あの、僕はこの判決文ずっと読んできて、あの、ここです、ここでむしろ唯一の疑問を感じたんですよ。ここまで言ってるんですよ?全く反省してないと。ところがですよ、皆さんもう一回これ見て下さい。はい」

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村西利恵
「先ほどの量刑です」

青山繁晴
「はい。これ見ていただくと、この黄色の文字見ていただくと、全部、執行猶予がついてるわけですよ。これ、あそこまで言うんだったら、当然実刑でですね(一同同意)、その、臨まなきゃ行けないのに、なぜ実刑にできないのかと。ね。それは、まさか政治家の圧力に負けたんじゃなくて、それをちゃんと判決は一番最後に書いてます。はい、こうです」

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村西利恵
「判決の抜粋です。『小沢事務所と企業の癒着は被告人らが小沢事務所に入所する以前から存在していた』

青山繁晴
「はい。実はもとの判決はここもたっぷり書き込んであってですね。その、長年やってきたんだと。その小沢事務所と企業の癒着というのは。だから、大久保さん、まだ50代だし、石川さんもっと若いですよ。ね。池田被告も若い。そういう人たちが入る前からずっとやってて、彼らが始めたことじゃないと言ってるわけですよ。ということは、何を指さしてるかというと、今日私が最初のキーワードとして、真犯人は誰かってことをここで指さしてるんですよね。それは、ズバリこれです」

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村西利恵
つまりこの判決は、主犯は小沢一郎氏であるというメッセージ

青山繁晴
「そうです。小沢事務所っていうのは小沢さんが政治家になって始まった事務所ですから。ずーっと実は、小沢さんがリーダーシップをとってやってきたことでしょうということを、今回小沢さんはこの事件で、この裁判で起訴されてるわけじゃないから、それは踏み込んでないけれども、指さしてるのと同じなんですよね。で、従って、小沢さんの反応は、こういう反応になりました」

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村西利恵
「有罪判決を受けて、小沢氏は側近に、『あんな判決あり得ない』と話したということです。自身の、6月6日には自身の初公判を控えています。…来月6日ですね、すみません」

青山繁晴
「はい。今までの小沢さんのスタンスだったら、こういう時は何も言わないんですよ。小沢さんて沈黙によってプレッシャーかけるタイプの、ま、古いタイプの政治家ですよね。ところがこれは、ま、側近に話したことになってるけども、要は側近を通じてコメントを出したのと同じであって、あんなもんあり得ねえって言ってるわけですよ。ということは、実は、この登石さんて裁判長が自分の胸にぐさっと刺したんだと。ね。あるいはその貫いた刃は、日本の政治の在り方、それは自民党も含めて、この公共工事を談合とか賄賂でやってきたじゃないかと、いうことをグサッと刺したんだなってことを実は小沢一郎さんは、まさしくよく分かり、その、検事や、ごめんなさい、ベテランの司法記者も含めて、メディアも分からなかったところを、実は小沢さんは、この裁判が意味することを分かってるってことですよ

一同
「はあー」

青山繁晴
「で、その上であえて申しますが、じゃあ小沢さん自身が、えー、検察審査会という、国民、市民の手で起訴された裁判でどうなるか。この裁判で圧倒的不利になったとはまだまだ言えません。それは、裁判官が別であることもあり、そして、実は先ほどの5000万と5000万、合わせて1億円の賄賂、この件は、この次の小沢さんの裁判からは省かれてるんですよ。ね。あの、検察官役の弁護士が、この裁判を戦うんですけれども、省いちゃってる。しかし、同時にじゃあ小沢さんは依然として有利なのかというと、そうは言えなくて、この、法廷証言で何を言うかを、これから大事にして、裁判の流れを、これから定着していくんだったら、じゃあ今まで喋らないで威圧感を与えてきた小沢さんが、公開法廷でどれだけ正義の証言をできるのか、っていうことがありますね。もうごまかしはきかないよということですね。それからもうひとつ、さっきのおかしな銀行融資については、小沢さん自身が署名してるんですね。この『アンカー』で、僕はそれをここに出して、指摘しましたね。で、その物的証拠というものを、次の裁判官ももし採用したら、小沢さんは不利になります。従って、まだどちらに行くかは分かりませんが、この裁判の行方っていうものは、その、野田政権の行方を左右するだけじゃなくて、裁かれてるのは日本の古い政治

山本浩之
「そうですね」

青山繁晴
あるいは、本当は経済もですね。その、ほんとは政治家にこうやってぶら下がって仕事をとろうとする、ね、ほんとは国民の税金なのに、公共工事にぶら下がろうとする、そういう、その、経済の体質も指摘してるわけですね

山本浩之
「そうですね」

青山繁晴
「そういう古い政治や経済でいいのかっていうことを、日本の政治が指摘された場が、実は、もうひとつあったんです。はい、出して下さい」

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村西利恵
「今月21日に、日米首脳会談が行われました」

青山繁晴
「はい。この日米首脳会談、その、メディアでは、野田さんの外交デビューとか、またそんな、ま、どうでもいい表現でやってますが、これ実は、日本の政治の古さを、ここでズバッと、また、残念ながらアメリカ側に指摘された会談だったと僕は考えております。そのことを、後半考えますが、キーワードはこれです(フリップ出す)」

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村西利恵
「ここでズバリキーワードは、『新しい首相の古い嘘』。先週行われた日米首脳会談の席で何があったのか。このあと詳しく話していただきます」

(いったんCM)

山本浩之
「さ、日米首脳会談での、野田総理の嘘とは何なのか。続きをお願いします」

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青山繁晴
「はい。実はありのままに申しますと、今日のこのコーナーは、その、小沢さんの裁判、今後の小沢さんの裁判、後半やって、もう全部裁判の話だけに、もうしようかなと思ったんですけど、でもね、実は、この行われたばっかりの日米首脳会談で、やっぱりどうしても捨てておけないことがあるんですよ。で、会談行われた、すぐあとにやっぱりこれやんなきゃいけないと思うから、今お話しするんですが。実は大切な普天間問題、これ、私たちの沖縄県の、将来、っていうかその、近未来をほんとに左右する重大事ですが、そこで、アメリカ側と、このアメリカ側と、それだけじゃなくて日本国外務省、ね、そういうところの説明と、この野田さんの説明、野田総理の説明が真っ向食い違ってるんですよ。これおかしいでしょ。それどういうことかというと、はい、ちょっと出してくれますか」

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村西利恵
「普天間問題について、オバマ大統領が何と言ったかということなんですが、キャンベル国務次官補はこの会談の直後に、オバマ大統領は『結果を求める時期が近づいている』と明確に示したと、話しました」

青山繁晴
「はい。このキャンベルさんていうのは、今アメリカの国務省、アメリカの国務省って要はアメリカの外務省のことですが、ほんとに数少なくなった知日派、日本が好きな人なんですが、その人が、その、普天間問題については、もう待てないよと、ね。結果を求めるっていうふうになってるけど、ほんとは結果を出す時期が、もう来てますよと、もう近づいてますよと、大統領はちゃんと言いましたと言って、実はこれを、メディアにはそういう書き方出てこないけども、本当は日本国外務省の説明、ブリーフィングでも、はい、そうでしたと言ってるんですよ

山本浩之
「はあー」

青山繁晴
「それはどうしてかというと、日本側の通訳がこのように訳してんですよ。ね。外務省の職員ですよ、日本側の通訳は。ところがですよ、じゃあこれ大変じゃないですかと、ね、記者団が聞いたら、野田さん日本国内では記者団のぶら下がり取材、全部拒否してるでしょ。ね。国会でも出ましたね、やっぱり嫌だと言ってるわけですよ。ところがニューヨークでは自分の方からですよ、ね、近づいてきて、というのは、本当はそうじゃなくて、その、ちゃんと役人が仕切って、その、記者団の集まってる所に野田さんが来るように仕組んで、そして野田さんは何て言ったかというと、こう言ったんです」

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村西利恵
野田総理は同行記者団に、『進展を期待している』という話はあったと、話しました

青山繁晴
「はい。つまり、もう結果を出さなきゃいけない時期が来てるんですよと、大統領はそんな怖いことは言ってない、進展を期待してますというね、一般論を言っただけだと言ってるわけですよ。で、これは、似てるように見えて、全然(笑)、全然違うわけですよ(一同同意)。で、もちろんそれ、英語に直すと全然違ってくるわけですよね。で、これは一体どっちがほんとなのか。それを確認するには、えー、実はこの会談に同席した人に聞くしかありません。えー、私は電話でそれを確認いたしました。それを申します。はい、出して下さい」

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村西利恵
「会談の同席者によると、本当の発言は、普天間問題の解決を、『at earlier stage』と」

青山繁晴
「はい。えー、これは、一切メディアには出ておりません。えー、この『アンカー』で出るのが初めてですけれども、これは、バラク・フセイン・オバマ大統領が実際に言った言葉の一部なんです。で、それを、ここに書いた通り、アメリカ側から確認しました。えー、この人物が誰なのかってことは、もちろん拷問されても僕は生涯言うことはありません。えー、非常に気にしてました。で、もちろん複数いらっしゃいます、あの、同席者はですね。で、これどういうことかというと、普天間問題の解決については、『at earlier stage』っていうのは、これあの、ま、単語ひとつずつは全部中学生の単語ですね。で、意味してるのは、その、すごく早い段階でやって下さいねって言ってるわけですよ。ね。で、それを日本側の、外務省職員である通訳は、もう結果を求められる時期に近づいてますと言ったんで、むしろやや柔らかく言ってるけれども(一同同意)、実は意味するところは正確に伝えてるわけですよ。そしてすみません、あえて申しますが、これは日本側からも聞きましたが、野田さんは、英語そのものはよく分からないそうです。ね。えー、それで、野田さんはあくまでその日本側の通訳をベースにちゃんと聞いておられたと。で、日本側の通訳はそれ以外のとこも非常に正確に通訳してたので、野田さんの耳にその通訳が訳した、『結果を求められる時期に来てる』ってのは、ちゃんと入ってるはずだと。ということは、これはもうあえて申しますが、日米双方の意識としては、ああ、あの野田さんは嘘をつくんだなと。ね。進展を期待されただけだっていうふうにに、嘘をつくんだなってことになってて。これが、その、野田さんが嘘つきって話を僕は今してる意図よりも、古い政治だってことなんですよ。つまり何か問題が出てくると、適当にムニャムニャにごまかす、っていうことがひとつ。そうすりゃいいんだろってことがひとつ。それからアメリカは実は、イライラしてるわけですよね。どうしてかというと、その、鳩山さん、菅政権の時代に、うまくコミュニケーションができなかった。それから普天間の問題については、自民党の麻生政権の時代から進んでない。いらついてるから、だから、あの、こうやって迫ってきて、そしてこれも会談同席者によると、さっき一番最初にニコニコした写真が出てましたが、あれはまさしく頭撮りって言って、会談の冒頭を、カメラが撮る時だけオバマさんこうやって笑ってて、カメラが出たら、もう顔が、もう急に怖くなって、普天間どうするんだ!TPPどうするんだ!ね。それから、離婚した子供の扱いのハーグ条約どうするんだとかね、バババババッと言われて、それ予定外だったから、もう野田さんは引きつってしまったと

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山本浩之
「今、後ろにそれ、写真出てますけど、この笑顔は、これ握手してる時だけなんですか」

青山繁晴
「はい。もうこれカメラがどいたら、もう全く、野田さんの顔はこのままだったんでしょうが(一同笑&ざわ)、このオバマさんの方は、もうほんとに、怖い顔で、バンバン責められて、野田さんその時どうしたかというと、いや、普天間はこうで、例えばTPPはこうでって言うんじゃなくて、全部、いやいや、ちゃんとやりますっていうふうにね、要するにごまかして、何も言わない感じになってしまったと」

村西利恵
「最初の挨拶だと思ってたら、いきなりバーンと来られたわけですね」

青山繁晴
「ええ。来られたら来られたで、言いたいこと言えばいいんですよ。例えばTPPにしても、アメリカの言うことばっかり聞くわけにいくか、と、日本側の意見もまとめなきゃいけないだろうと、ね、はっきり言えばいいのに、それを言わないで、ニコニコしてごまかそうとするから、実はアメリカ側の印象としては、政権交代したと言いながら、日本の政治はよく分からない、ま、古いままだということなんですよ。で、それが、このアメリカごときに言われたくないですよ。例えば、その、TPPにしても、普天間にしても、TPPって言うんだったら、アメリカは日本に、ちゃんと対等に物を言わせる日米関係をアメリカ側も作らなきゃいけないし、普天間のこと言うんだったら、じゃあ、嘉手納の騒音、今まで改善してないのはどういうわけだってことも、本当はアメリカ、ありますから、アメリカに言われる筋合いはないけれども、しかし小沢事件も含めて、実は日本の政治のその最も古い部分というのを、なくすために、私たち有権者も考えなきゃいけないってことを、今日、皆さんにお伝えしたいです」

山本浩之
「はい。ありがとうございました。えー、以上“ニュースDEズバリ”でした」

 ____________________________内容紹介ここまで


 この日(28日)の「アンカー」では報道されなかったんですが、同日の参院予算委員会で、マルチ商法業者からの献金について山岡賢次消費者行政担当相がかなり追及されてました。

 「素人文民統制」の一川保夫防衛相しかり、昨日拙ブログでも取り上げた平岡秀夫法相しかり、「アカンやろ」な人たちばっかり(-.-#)
 野田さん、こんな人たちの一体どこが「適材適所」なんですか?(T^T)

 この日は他に、上海地下鉄事故、政府・民主党で復興増税案合意などのニュースで青山さんの解説がありました。

 これら拙ブログで紹介しきれなかった青山さんの発言については、誰にも手渡してはならない自由意志さんが後日文字起こしして下さると思うので、そちらを是非ご覧下さい。


※参考リンク
ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
 青山さんに直接コメントが送れます。
誰にも手渡してはならない自由意志
 拙ブログで紹介しきれなかった青山さんの発言を起こして下さっています。
青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログ
 動画の紹介など情報が大変充実しています。

※拙ブログ関連エントリー(アンカー)
【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし


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