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「アンカー」中越戦争の危機!中国の南シナ海での動きは尖閣への布石

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【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし

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■6/15放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

武力衝突の危機!領有権めぐり中国とベトナムの対立再燃…青山がズバリ!

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 これは南シナ海だけでなく、日本の海の危機にもつながってくる話なんですから、メディアは本来もっと大きく報道すべきなんですが、おしなべて扱いは小さいですよね。

 間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
 画像はYouTubeからキャプチャさせていただきました。

※引用転載はご自由に。連絡不要です。但し誤字などに後日気づいて修正をすることが多々ありますので、必ずこちらのURLを添えておいて下さい。また画像を利用される方は、直リンクでなく必ずお持ち帰り下さい。


 内容紹介ここから____________________________
山本浩之
「このあとは、青山さんの“ニュースDEズバリ”のコーナーに移りたいと思いますけれども、今日はどのような話題でしょうか」

青山繁晴
「はい。あの、今日の『アンカー』も、今までのところ、例えば政局であったり、それから大震災であり、福島原子力災害と、まあ、あの、あえて言えば内向きの、国内のニュースばっかりだったんですけれども、実はその、当然、世界は動いてるんですけれども、世界は動くよねっていう、その、そういう話じゃなくて今日は、実は私たちのアジアで、今、戦争の危機が迫っていて」

山本浩之
「ほぅー」

青山繁晴
「世界はもちろん福島原子力災害、東日本大震災の日本にも目を向けてるけど、あの、ここ1週間ぐらいは、そのアジアの戦争の危機に、もう世界の関心が集まってるんですね

山本浩之
「はい」

青山繁晴
「で、当然私たちアジアの一員なんですが、それに気づかないままではいられない、だけではなくて、実はその、アジアに迫ってる戦争の危機にすでに、この日本は巻き込まれているんです。えー、そのことを、今日もしっかり、具体的に皆さんと一緒に見ていきたいと思います。キーワードはこれです(フリップ出す)」

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山本浩之
「『島が命』」

青山繁晴
「はい。えー、この島というのは、私たちの例えば尖閣諸島であり、それから、世界の島々、特にアジアの島々は、世界の中でもその小さな島の下に、海底資源があるということで、も、実は世界から注目されてるんです。戦争の危機は、それと深い関係があります。従って尖閣にも関係します」

山本浩之
「はい。ではコマーシャルをはさんで、青山さんの解説です」

(いったんCM)

山本浩之
「このアジアの中で戦争危機が高まっていて、世界もそれを注目し始めているということなんですよね。さっそくそれでは、お願いしたいと思います」

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青山繁晴
「はい。ま、今日あの、1枚目がこうやってもう、赤く色がついてて、あの、ちょっとこう刺激的に見えるんですけど、ま、これ報道番組なんで、僕の生き方としても、こう刺激的なことはあんまり言いたくないんですけれども。ただ、この危機というものは今回の震災でも、いかに事前に備えなきゃいけないかっていうこと、皆さんお分かりになってると思います。で、あえて戦争の危機と申すんですけれども。じゃあそのアジアで、どことどこの国が一体戦争しようというんだと、いうのを、皆さん今、一番関心持たれたと思います。それから、まず見ていきます。はい、出して下さい」

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村西利恵
「それは、中国とベトナムのこと」

青山繁晴
「はい、そうです。で、ベトナム、ま、漢字で表すと、越、ですね。あの、アメリカを米、フランスを仏と言ったりするのと同じように、越と言ったらベトナムのことなんですけれども。この中国と越、ベトナムの戦争、中越戦争、こうやって書くと、あれ?それは聞いたことがあるぞっていう方もいらっしゃるだろうし、もっと正確に、中越戦争は前にあったと、いう方もいらっしゃると思うんですね。その通りで、ちょっと歴史を出して下さい」

村西利恵
「ベトナムの戦争の歴史ですね」

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青山繁晴
「はい。これあの、ベトナムっていうのはすごい国で、あの、僕は実は日本とベトナムがこうやって連携するとですよ、中国をフェアな意味で、その、コントロールするためにもですね、非常に良い、あの、連合ができると思うんですけれども。あの、ベトナムの歴史がいかにすごいかというと、まず、第二次世界大戦が終わって、ベトナムは独立していくんですけども、その、フランスがそれ許さないと、植民地のままでいろということ、あって、当時ものすごい大国だったフランスと独立戦争をやって、フランスを追い出したと。で、フランスが出ていってくれたら、そのあとに今度はもっと強いアメリカがやってきて、そして10年間、アメリカと戦って、ついにベトナム戦争、アメリカに勝ったと。世界史で、国家としてアメリカに勝ったのは、このベトナム一国しかありません。そして、そのアメリカを打ち負かして、フランスもアメリカも出ていってくれたら、今度は、中国が、上からのしかかってやって来たと。そして、戦争を戦って、そして、ベトナムは、その中国にも勝った。中国は未だに自分が勝ったと、いうふうに言ってますが(笑)、それは世界の目はもちろん違ってて、ベトナムが勝ったということなんですよね。で、その、ベトナムについて、最近、新しい中国との紛争が起きてるんです。というのは、もう一度ここ(歴史)に戻りますとね、これ今からもうずいぶん昔の戦争ですね、32年前ですよね。で、そのあと、21世紀になってから、ベトナムは、今の経済重視の時代に合わせて、中国と実は和解したんですよ。ところが経済重視だからこそ、新たな紛争が出てきたんです。はい、それをちょっと、地図で」

村西利恵
「まず、南シナ海周辺の地図をご覧下さい」

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青山繁晴
「はい。で、えー、これ、さっきの地図をちょっと広げた形なんですけれどもね。まず中国、ここに海南島っていう、まあ大きな中国の島があって。で、ここは、このあたりは、中国の海軍基地ですね。南海艦隊って、このあたりを支配する艦隊の基地になってるんですけど。この、中国から見たら真下の方に、この、西沙諸島、南沙諸島、あるいはパラセル諸島、スプラトリー諸島と言うんですが、この島々がたくさんあるんですね」

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青山繁晴
「今日の最初のキーワード、島が命と書きましたけれども、まさしく、島こそ今、世界を左右してて、これ小さな島々、もうほんとに、地図に書ききれないような、その島々なんですが、その下に、巨大な海底資源があって、そして中国は、全部私のものだと言ってるんですけど、今、この(VTRでスプラトリーが)映ってますけど、とてもきれいな島々、中国はどういうふうに言ってるかというと、はい、ちょっと出してくれますか」

村西利恵
「中国が領有権を主張しているのは、このラインです」

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青山繁晴
「これあの、僕、見るたびにやっぱり思わずね(笑)(一同苦笑)」

村西利恵
「ずいぶん下まで来てます」

山本浩之
「滅茶苦茶ですよ(笑)、これは…」

青山繁晴
「いちおう専門家のはしくれですが、いつもこれ笑ってしまうんですよね。で、まあこの西沙諸島、中国読みで西沙諸島ね、英語読みだとパラセル、ここはもうすでに実効支配してるわけですよ。これさっき言った通り海軍基地から非常に近い、から、ま、理解できるわけじゃないですよ、但しね。だってベトナムからもすごく近いじゃないですか。ね。だからベトナムは当然領有を主張してるんですが。ここはまだしも、ここ(スプラトリー)までね、これ明らかにフィリピンとか、それからあの、マレーシアって、ここマレーシアなんですけど、マレーシアも主張する、フィリピンも主張する、ベトナムも当然領有を主張する」

山本浩之
「そりゃそうでしょうね」

青山繁晴
「そして遠い中国はそう言うから、その、他の国々も実は台湾も含めて関心があるということで、その、紛争になってるわけですね。で、この紛争、実は長く続いてきたんですけれども、実はおととい(6月13日)に、世界を驚かすことが起きて、それがこれです」

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村西利恵
「おとといベトナム海軍が、中部・クアンナム省の沖合およそ40kmの海域、ここ(×印)ですね、ここで実弾で演習を行いました

青山繁晴
「はい。これは、例えばね、もっと南の方だったら多少違うかもしれないけど、中国がすでに、海兵隊部隊などを送り込んで、実効支配してる島々の、いわば目の前で実弾演習をやった。それ自体が、やっぱり非常に刺激的で中国はすごく強く反応してるんですね。その、けしからんというふうに反応してるんですが。これ、あの、世界はびっくりしたんですが、もちろん、経緯があって、いきさつがあって起きました。そのいきさつ、ちょっと出してくれますか」

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村西利恵
「このところ緊張状態が高まっていまして、5月の26日に中国の監視船がベトナムの探査船の調査用のケーブルを切断し、調査を妨害しました。31日には中国の艦艇が、ベトナム漁船に威嚇発砲もしています。ま、こうしたこともあって、6月に入ってから2回に渡って、ベトナム・ハノイの中国大使館前では反中デモが行われました。そして、先ほども話した、実弾演習がおととい行われたと」

青山繁晴
「はい。これまず注目してほしいのは、これみんなもうほんとに、もう出来たてホヤホヤというか、目の前の出来事ばっかりなんですよ。だからぐーっとこう、緊張が高まっていってると、一気に高まってるってこと言えるんですが。これさっき言いました通り、単なるその、島が欲しいんじゃなくて、その下の海底資源を、お互いに確保しようとしてる。で、中国にとってはこんな無理なこと言うのも、これからは資源の時代で、特に原子力に未来がなくなっていけば、余計に、この海底資源、埋蔵資源が民族と国家の将来を左右するから」

岡安譲
「そうですね」

青山繁晴
「だからそれが分かってるから、ベトナムも、国営石油会社の探査船を出したわけですよ。ペトロベトナムっていう会社のね。そしたらそのケーブルを、もろに、五星紅旗、つまり中国の国旗を立てた船が、あからさまにブチッと、あの、切断したわけですね。で、それでベトナム国内がワーッとこうみんなも、国民も怒ったら、今度は、その、漁船に向けて、その、発砲したと、いうので、その、ベトナム国民は、これはさっき言いました通り、フランスに勝ち、アメリカに勝ち、そしてかつて一度中国に勝ってるわけですから、そのあとどんなに中国が大きくなってても、つまり愛国心がすごく強い国民ですから、激しく怒ったわけですね。怒っても、ベトナムも、実はベトナム労働党の一党支配だから、普段ならデモを抑えるんだけど、その、反中デモ、起きるがままにさせて、それを踏まえた上で、さあ海軍が実弾演習を…」

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青山繁晴
「これ(VTR)今デモが映ってるわけですけど、ベトナム国旗ですね、これベトナム語で書いてありますが、その、パラセルもスプラトリーもみんなベトナムのものであると、今、英語でも書いてありましたよね。で、それを踏まえた上で、その、海軍が実弾演習やったんですが、しかしこのベトナム海軍というのは、船が全部合わせて130隻しかいない。それに対して、中国の方は最近もう軍が巨大化して特に海軍に力入れてるから、もう950以上の船がいるわけですね」

一同
「ほぅー」

青山繁晴
「で、しかも、空母を持とうとしてたり、あるいは潜水艦だけでも71隻持ってたりしてですね、これははっきり言うと、ベトナム海軍と、その、今、(VTRに)映ってる中国海軍を比べたら、象と兎ぐらい違うわけです。で、これがむしろ世界を震撼、震撼てのはこう震えることですけど、緊張させてる。というのは、強い者同士、例えばアメリカ海軍と中国海軍がこうやってにらみ合うと、それ案外戦争にならないんですよ。お互いの力が均衡してるから。しかし、こんなちっさいのに、こうやって段階も踏まえて、あからさまにこう対抗しようとするっていうことは、世界は、あ、それは大変だと思うわけです。というのは、小さいものが大きい方に向かうってことは、必ず小さいものの裏に、もっと大きなものが控えて、それごと、実は紛争が起きようとしてるんだってことが分かるからです。その大きなものは何かというと、これです」

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村西利恵
「ベトナムが中国に強硬なのは、ベトナムとアメリカの合同軍事演習が来月予定されているから」

青山繁晴
「はい。で、この、ア・メ・リ・カ、アメリカ、The United States of America、このアメリカ合衆国にまず注目してほしいんですが、さっき申しましたね、ベトナム戦争で10年間ベトナムとアメリカは戦ったんですよ。そしてベトナム戦争はまだまだアメリカにとって過去のものじゃなくて、あの時例えばベトナムの地で、戦友を殺されたアメリカ人てのはまだ50代だったり60代だったりしますから、実際にアメリカへ行くと、ベトナムを憎んでる人は案外多いんですよ。ベトナム人に、亡命ベトナム人に対する差別もあるわけですが、それをあえて、実は、アメリカはやっぱり長い目で見てますから、去年から、あの、ベトナムと組み始めて、特にこのヒラリー・クリントン国務長官は、去年から、あの、ベトナムを含む東南アジアは、アメリカにとって国益上欠かせない地域だと言ったり、その、東南アジアの海を自由に、中国に邪魔されないで自由に行き来できるのも、アメリカの国益だと言ってて、オバマ大統領は、どっちかと言うと外交苦手で、やや気迷いがちなんですけども、クリントンさんは、軍ともおそらく結びついて、そのベトナムと手を組もうとしてるんですね。そして、えー、実は合同軍事演習、米越の軍事演習ってのは去年の夏もやってて、で、今年も7月にやるんですが、去年と何が違うかというと、アメリカがわざわざ、例えば香港のメディアに情報流したりして、さあやるぞってことを言ってるわけですね。で、これだけならまだ戦争の危機まで行かない、にらみ合いだけだねってことになるんですが、実はもっと重大なことがあって、それはこれです」

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村西利恵
ベトナムは、カムラン港という港を再開発し、ここをアメリカ軍の拠点にしてもらおうとしている

青山繁晴
「はい。これは、このカムラン港っていうのは、実は世界の中ではとても有名な港で、これ、例えばベトナム戦争当時、は、旧ソ連海軍がいたり、それから、その、中越戦争の時も、その、ソ連海軍がいたりですね、もともとそういう、ベトナムが大国をうまく使おうとすると、ここの整備をするとこなんですよ。で、今回は、これロシア海軍も来るかもしれませんが、もう間違いなく、その、米軍が来るんですが、ここでまず日本との関わり実は出てくるんですけど、ここに、アメリカ海軍が来るとしたら、当然、地図のこっちの上の方だけど、我が横須賀や佐世保から、そのアメリカ艦船がここにやって来るっていうことになるんですね。そしてこれは、その、アメリカはもっともっと広く長期的に物事を考えていて、実はそこで深い日本との関わりは出てくるんですが、まずちょっとこの、アメリカの有力議員、大物議員の発言を見ていただけますか」

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村西利恵
「アメリカ上院のレビン軍事委員長は、国防予算の大枠を決める法案に、沖縄・普天間基地の辺野古移設を断念する条文を盛り込むことを話しました」

青山繁晴
「はい。この、レビンさんていつもこういうあの、メガネが鼻先にずれてる人なんですけれども(一同笑)。ただその、上院の軍事委員長ってのはアメリカでは大変地位が高くてですね、で、しかもレビンていう人はその、軍とのつながりも非常に深い。つまり単なる議員が言ったっていうだけじゃなくて、発言は重いんですけど、これびっくりなのは、要するに、普天間の海兵隊部隊を辺野古に移すってことを、まだ日米合意はありますでしょ?で、鳩山政権はそれで潰れて、そして今の菅政権は、じゃあやっぱり辺野古に移しますよ、県外とか変なこともう言いませんってやったはずが、それをもうやめようと。ね。もう辺野古なんか移設できないから、やめるっていうことをですね、予算の法案の中に入れるって言ってるわけです。これは大変で、あの、大統領がこれ拒否しようと思ったら相当政治力使わないといけないですね。で、実はこれには、今までお話ししたこととすごい深いつながりのある、もう1個の側面があって、それはこれなんです」

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村西利恵
「同時に、嘉手納のF15戦闘機部隊をグアムへ一部移転

青山繁晴
「はい。これ何のことかというとですね、つまり、普天間を辺野古に移すことをあきらめる、じゃあ普天間はそのままかというと、レビンさんをはじめとする、そのアメリカ議会の超党派の有力議員たちは、いや、そうじゃなくて、その、同じ沖縄の嘉手納に、普天間の海兵隊を統合すると、いう話なんですよね。で、日本では蒸し返しだと言ってるわけですよ。この嘉手納統合ってのは前から話があって、でも嘉手納町長はじめ、町民の方々反対してるから何度も潰れた、何で蒸し返すんですかと、いうまでしか日本ではほとんど報道されてないけれども、本当はもう1個話があって、その嘉手納にいるF15戦闘機部隊を中心とした空軍の、力をですね、グアムまで下げると言ってるわけですよ。つまり、嘉手納での負担を小さくして、その空いた所に海兵隊を何とか受け入れてくれませんかって話なんですよ。で、これが、えー、例えば普天間の方々や、あるいは嘉手納の町民のことだけ考えてたのではもちろんなくて、アメリカは常のアメリカの国益を考えてますから、本当の狙いっていうのは、実は、もう一回地図に戻って下さい」

村西利恵
「今度は、沖縄もグアムも含めた地図でご覧下さい」

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青山繁晴
「はい。今まで沖縄に、例えばこの嘉手納に、F15って非常に強力な戦闘爆撃部隊が、ね、戦闘機と言ってますが、実際には戦闘爆撃能力持ってますね。それがいたんですが、それどうしてかというと、今までは朝鮮半島をもっぱら中心で見てたわけですよ。もちろん中国も見てるけれども。朝鮮半島も心配だけれども、中国が南シナ海でベトナムともう一度戦争をやるかもしれない事態になってるから、ぐっとここ(グアム)へ移すってことはですよ、ほんとは後退してるんじゃなくて、広範囲に見れるように、こういう展開で中国、南シナ海に対しても圧力を加えるという実は意図があってですよ、そしてこの地図には当然、書けないんですが、この白丸あたり(モニターの外枠のセットを指して)、もうちょっとこっちか、ハワイがあってですね、ハワイの太平洋艦隊司令部と、グアムと、そしてカムラン港、ベトナムのカムラン港をこうつないだ、このラインで、中国をその、封じ込めるという話なんですよね」

岡安譲
「へえー、なるほど」

青山繁晴
「従って、その、日本と重大な関係がすでにあるわけです。この普天間、あの、嘉手納問題を含めてですね。そして、日本との関わりで、もう1個、もうすでに気がついてる方いらっしゃると思いますが、この地図に今、出しますが、もう1個深い関わりありますね。それは、はい、出してくれますか」

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村西利恵
「それが尖閣諸島」

青山繁晴
「はい。えー、すごくでっかい字で出してくれましたが。沖縄県の、私たちの沖縄県の、尖閣諸島。この南シナ海の、ここには、もう書いてないけど、パラセル諸島、ね、スプラトリー諸島と、尖閣諸島、これ、実は深いつながりがあって、そのことを、えー、後半にお話しするんですけれども、後半のキーワードは、これです(フリップ出す)」

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村西利恵
「ここでズバリキーワードは『まるまる統治セズ』。この『統治セズ』、何回か出てきていますが、今日はこれについて、尖閣諸島をめぐる中国の戦略について、このあと詳しくお話していただきます」

(いったんCM)

山本浩之
「えー、今度はこの、尖閣諸島をめぐる中国の動きについて、解説をお願いしたいというふうに思います」

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青山繁晴
「はい。これ、先ほどの地図なんですけれども、今、CMの間にも視聴者の皆さん、国民の皆さんはきっと、ここの島々の話と尖閣とどうつながるのかなーってことをたぶんお考えになって下さったと思うんですね。それはつまり、これ明らかに2つ共通点があるんですよね」

村西利恵
「共通点」

青山繁晴
「はい。1つは、ここのパラセル、西沙、で、スプラトリー、南沙、ここの島々は、実は島そのものよりも、海の底の資源が大事なんだと。もう一度言いますが、原子力に未来がなくなりつつある今は余計に大事になってる。尖閣諸島が、その海底油田とガス田があって、中国がすでに不当に、このあたりの海域で、日本のものも横取りしようとしてるって動きは、もうこれ、あの、別に中傷してるんじゃなくてリアルな動きとしてありますよね

山本浩之
「はいはい」

青山繁晴
「そしてさらに尖閣諸島についてはさらに日本の自前資源のメタンハイドレートっていう、その、天然ガスの、むしろ良質なもの、それまで含めて、やっぱりその資源の争いだってことが、もうこの辺全部共通なんですよ。島々、島が命、島こそ命で共通であり、そしてさっき言いました、アメリカは、カムラン、グアム、ハワイってこう結んだ、こういうラインで、その中国を抑え込もうとして、中国は、それ逆に、この南シナ海、東シナ海、こういうラインでこう対抗しようと出てくるわけですね。だから、それ地政学の、地政学上の戦略の話なんですが、そういう戦略的な話っていうのが2つ目の共通点なんですね。だから実は、尖閣諸島の問題と、この南シナ海の島々のことはつながっていて、この、政治が今、機能してませんけれども、機能してない中でも、これに気がついてる人たちは、日本政府の中にいます。はい、ちょっと出して下さい」

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村西利恵
防衛省と自衛隊の幹部によると、『中国の南シナ海での動きは、尖閣諸島への布石だ』

青山繁晴
「はい。実はその、防衛省、自衛隊、えー、海上自衛隊、航空自衛隊を中心に話を聞いていきますとね、それから防衛省の内局の人の話を聞いていくと、実際に、逆にその、今ベトナムが実弾演習したけれども、実は先手は中国が打って、その、たとえ規模がどうであれね、小規模かもしれないけども、第二次中越戦争が始まるかもしれないと懸念してる人はけっこう多いんですよ。それはどうしてかというと、中国にとっては、南シナ海だけが大事なんじゃなくて、もっと重要なのは、この尖閣の方だと。だから、南シナ海で、どういうふうにアメリカ軍の先手を打って、オバマ大統領はやや気迷いだし、その、どんどん先手を打っていくことがどれほど大事か知ってるから、それをその、布石としてやがて尖閣にも、次の手を伸ばしてくるんじゃないかと思っているから、実際にこの、我が自衛隊の装備を(モニターに)出したのは、これ単なるお飾りで出したんじゃなくて、海上自衛隊のイージス艦、海上自衛隊のP3C、航空自衛隊のF15っていうですね、こういう戦力を、実は尖閣諸島の周りにかなり出して、その、警戒すると同時に、中国にメッセージを送ってるわけです」

山本浩之
「あ、もうすでに出してる」

青山繁晴
「そうです。えー、全部細かいことを言うわけにいかないんですけれども。日本では防衛機密という大事なものもありますから。しかし、すでにもう動いてます」

山本浩之
「はあー」

青山繁晴
「自衛隊は今、陸上自衛隊を中心に、その、被災地で頑張ってくれてますが、実は尖閣の海でもそういう動きがあってですね、それプラス海上保安庁の動きもあって、これかなり前線は頑張ってるって話でもあるけど、でも皆さん、それだけですまないのは分かりますね。これは、いわゆる、制服組を中心にして動いてるんであって、これ政治が知らないまま、その、内閣総理大臣はこれほとんど知りません

一同
「えっ、知らない…!?(驚きとざわざわ)」

青山繁晴
「これ、あの、断言いたしますが、もう菅さん、それどころじゃない」

山本浩之
「いや、それどころじゃないって…」

青山繁晴
「会期延長とかもうそのあたりで頭がいっぱい。そして、北沢防衛大臣に期待したいところだけど、実は菅さんは北沢防衛大臣を政局の道具に使っていて、北沢さんは沖縄に行って、その、辺野古の話はしてるけども、さっきの例えば、あの、議会、アメリカ議会の動きもちゃんと掴んでない。だから、これもちろん、あの、違法な状態ではありませんよ。その、別に防衛出動をやってるわけじゃないから、その、普段の自衛隊の活動ではあるけれども、その普段の活動を政治家が知らないでいて、どうして、いざ、になった時にちゃんとコントロールできるかっていう問題があるわけですね」

山本浩之
「そうですね」

青山繁晴
「そしてその上でですね、えー、防衛省の幹部にはもっと具体的な心配事があって、それはこれなんです」

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村西利恵
「防衛省・自衛隊幹部によると、『台風シーズンに、中国漁船が難破を免れることを装って、尖閣諸島に上陸するのではないか』

青山繁晴
「はい。これは実はね、もう、この問題が言われ出してから2年ぐらい経つんですけれどもね。これはね、中国ってやっぱりしたたかで、実は尖閣諸島、今、無人になってますね。もともと日本人がいて、そこに例えば、あの、剥製を作る工場なんかあったんですけど。今(VTRに)映ってますけどね、今は無人になっている。で、そこに、ちゃんと港を作って、あの、最低限の人がいるようにしようじゃないかっていうのが、地元にあるんですよ。あの、地元沖縄県にね。それを中国はよく知ってて、その、例えば、あの、港ができたら余計に、その、ちょっと離れた所、公の海をその、海で操業してた中国漁船が台風の時に、その、やっぱり、被害、難破しないように、その、尖閣に上陸して、命を助かることはあり得るよねっていうのをですね、その、少しずつ少しずつ沖縄の中で、その話を広めたりしてるわけですよ。従って、その、防衛省・自衛隊と、それから海上保安庁が心配してるのは、その台風の時に、人命のためと言って上陸をして、そのまま居座ることが起きたら、どうするのか

村西利恵
「えー」

青山繁晴
「ね。で、その時にじゃあ、その政治の側がちゃんと決断して、それを、はっきり言うと排除する、あるいはお帰りいただくってことはできるのかってことを、非常に心配してるわけですよ。で、従って、今日、さっきこのキーワード(まるまる統治セズ)出しましたね。で、この統治セズっていうの今まで何度も、何度か、この番組で使いましたが、それは、民主党政権について言ったんですね。でもここにその、今日、まるまるってあえて書いたのはですね、要するに政治が丸ごと、野党も含めて、あの、統治しない状態になってる。つまり統治っていうのは、国内を治めるって意味ではなくて、本当は外交も含めて国益を守ると。特に資源を、領土を、領海を守るっていうことですから、その統治セズってことがどれほど深刻になってるかってことを、皆さんに分かっていただき、そして今日は、これを打ち破る突破口として、最後に1個提案をしたいんです。はい、それはこれです」

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村西利恵
「その提案というのが、安全保障会議を開け!と」

青山繁晴
「はい、そうです。これはもう世論の力でその、総理が菅さんだろうが、新総理だろうが関係なく、その、安全会議をすぐに開きなさいと。で、安全保障会議、菅政権で開いてないわけじゃなくて、去年は開いてるんですよ。でもそれは防衛計画大綱の見直しとか、いわば決まりもので開いてるんで、本当はこういう、アジアに戦争の危機が迫ってるような時のために安保会議はあるわけです。ところが大震災でも開かない、そして、目の前の海で、ね、南シナ海はほんとは日本から遠いんじゃなくて目の前と思うべきです。そこで戦争の危機が迫ってる今こそ、安保会議を開いて、例えば外務大臣の意見であったり防衛大臣の意見をちゃんと言って、その上で、自衛隊にも、海上保安庁にも適切な指示を出すということをやるべきです。これは、世論の力で、僕は開かせることができると思ってますから、あの、まずはここから再出発するのを提案したいです」

山本浩之
「その、一番最初のお話の南シナ海での、ま、戦争の危機、高まってるっていうのは、あの、実際まで、どのぐらいに高まってると考えればいいですか」

青山繁晴
4割程度はあると思ってます

山本浩之
「ああー」

青山繁晴
「ええ、というのは、特にベトナムは、僕はベトナムが好きで、ある程度ご縁があるんですけれども、戦争の準備してます。で、まあその、労働党独裁国家ということもありですね、その、若い人は、実は戦争に行く準備を相当整えてきてますから、学生諸君も含めてですね。だから、あの構えを見ると、双方とも、決して単なる脅し合いだけとは思えない。まだ5割までは行ってないけれども、4割方の危機はあると考えてます」

山本浩之
「相当高いというふうに、考えていいですね。どうもありがとうございました」

 ____________________________内容紹介ここまで


 国内の緊急課題(震災復興、原子力災害収束)にすら全く対応できていない菅政権が、尖閣諸島防衛のことまで手が回るわけもなく……(T^T)

 もう日本は政治だけでなく、経済、外交、防衛、あらゆる点で八方塞がりですよね。
 これを打破するには、やはりまず菅さんにとっとと辞めていただくしかないと思うんですが、この期に及んでも菅さんは新しい法案(再生エネ法)の成立に意欲を見せるなど延命を図り、民主党も未だ両院議員総会すら開けない状況です(21日以降に延期)。

 内から外から、日に日に日本が蝕まれていっているのに、私たち国民は手を拱いているしかないのでしょうか。
 やはり信頼できる議員さんなどに地道に陳情していくしかないのかも……。


 今日は他に東日本大震災、福島原子力災害、政局などについて青山さんの解説がありました。

 拙ブログで紹介しきれなかった青山さんの発言については、誰にも手渡してはならない自由意志さんが後日文字起こしして下さると思うので、そちらを是非ご覧下さい。


※参考リンク
ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
 青山さんに直接コメントが送れます。
誰にも手渡してはならない自由意志
 拙ブログで紹介しきれなかった青山さんの発言を起こして下さっています。
青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログ
 動画の紹介など情報が大変充実しています。

※拙ブログ関連エントリー(アンカー)
【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし


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