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野田佳彦さんの歴史認識はかなりまとも。但し総理大臣となると…

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 野田佳彦財務大臣が「ポスト菅」の有力候補として浮上しているようですね。

 ご本人は今のところ「私は菅内閣の一員ですので…」と慎重な物言いに徹しているものの、報道を見る限り、意欲はかなりあるようです。

 私は民主党政権は1日も早く終わらせるべきだ、そうしないと日本の国益が損なわれていくばかりだと考えています。

 ただ、民主党を中心とした政権が残念ながらまだしばらく続くだろうと考えた時、その中で野田さんという人はかなり保守であり、他に名前が挙がっている人たち…鹿野さんとか樽床さんとか小沢鋭仁さんとか…と比べると一番マシではないかと思います。
 選挙前.comによれば、野田さんの評価はプラスマイナスゼロ。
 内訳を見ますと……
 
■評価できるポイント

・議員連盟「人権擁護法案から人権を守る会」のメンバーである(但しこの会が今も動いているのかどうかは不明)。

・外国人参政権について、2005年の時点では「定住外国人の参政権のみ認める」という考えを示していたが、2009年の朝日新聞の外国人参政権に関する質問には「反対」と回答。
 また、2010年1月には、「(外国人参政権法案は)政府提案であっても、議員提案であっても、出すべきではない」「選挙権がほしいのだったら、帰化すればいい」と述べている(朝日新聞10/1/30)。

■評価できないポイント

国立国会図書館法の一部を改正する法律案に賛成している。

「菅談話」について閣僚として署名した。


 愛国度以外で言えば、ご本人が意識しているかどうかはともかく、財務省の言いなりになっているのではないか?という点が私は引っかかります。

 野田さんは財政再建派らしいですが、実は経済や財政には弱いという話も聞きます。
 党内からも「野田さん自身の政策はよく分からない」「財政再建路線も財務省の借り物」といった声が出ているようです。
 中には、「財務省の組織内候補みたいなもん」(山本剛正衆院議員)といった厳しい批判もあります。

 私は経済とか財政はさっぱりですが、ただ、「野田さんが総理大臣になったら確実に消費税引き上げに向かうんだろうな」という感覚は持っています。

 他に、前原さんや蓮舫さんとともに追及されている暴力団関係者によるパーティー券購入問題も気になりますよね。
 まさか総理大臣になった途端、他の不祥事が明るみに出てすぐ退陣…なんてことはないでしょうね(^_^;

 あと、政局絡みで言うと、あの仙谷さんが擁立しようとしているのが引っかかります。
 仙谷さんは野田さんとは歴史認識など思想面で対極にあると思うので……(ま、仙谷さんに限らず民主党の多くの議員は左派なんですが)。

 ただ、仙谷さんとしては、今の民主党の危機的状況を見た時、そういう内心の問題はとりあえず横に置いておいて、自民党が一番賛同してくれそうな野田さんを擁立したいということのようです。

 そして、この野田さん擁立の動きには仙谷さんだけでなく、岡田幹事長、枝野官房長官ら菅政権の幹部らも関わっているようです。

 現政権の中心となっている人たちが、現総理大臣である菅さんが具体的な辞意表明をしていない段階から次の総理擁立に向けて水面下で動いているという図式は、国民から見れば非常に分かりづらく見えるでしょう。

 ある意味、自民党時代よりもうさんくさい、見境がない、そんなふうにも見て取れるのではないでしょうか。

 現に西岡参院議長は6月9日の記者会見で、「政権の中枢に関わった皆さん方が、次をどうするんだということを言う資格はまったくない。あり得ないことだ」と、仙谷さん主導で進む後継選びを厳しく批判しています。

 若手議員からも、「首相を支えてきた政府や執行部から次の政権のあり方の話が出るのは異常」(梶原康弘衆院議員)という声が出ています。

 とは言え、もし「野田総理大臣」が実現すれば、それをバックアップした仙谷さんは新体制の一員として、当然、大きな権力を握ることになるでしょう。

 一方で野田さん自身の人柄についての評価はどうかというと、報道を見る限り、「慎重」「摩擦を起こさない」「党内を引っ張るリーダーシップはみられない」といった声が目立ちます。

 仙谷さんが暴走するようなことがあったとして、「野田総理」が性格的にそれを抑えられないということになれば、一部報道がすでに指摘しているように、「仙谷院政」になってしまう危険性が多々あるのではないでしょうか。

 となると、野田&仙谷による新体制は、日本の国益にとってまたぞろ危ういものとなってしまいます。
 もちろん、自民党はじめ野党がその時どういうアクションを起こすか、それによっても多少差は出てくるとは思いますが。

 あと、野田さんは確かもともと反小沢だったはずですが、現時点では「脱小沢」の道はとらないと考えているようです。
 6月10日の記者会見で、「誰かから脱するとか、誰かを除くとかいう話は不毛だ。一番超えなくてはならないのは怨念の政治だ」と述べていますから。

 反小沢の急先鋒である仙谷さんが、このあたりをどう見るのか?

 てか、そもそも今、民主党内には「反菅意識」だけでなく、「反仙谷意識」も満ちているという報道もあります。

 いずれにしても、現時点では「野田総理」への道は一筋縄では行かないというか、なかなか険しいものがあるようです。

【ここまでの参考記事】
野田後継浮上、動き出す「仙谷院政」、反発も強く(産経6/9 22:16)
「ポスト菅」急浮上の野田氏…「担ぎやすい」「財務省の借り物」との評価も(産経6/10 0:17)
野田財務相「怨念の政治超える」 代表選視野に協議(日経6/10 13:50)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 私が野田さんを「マシ」だと思う大きな理由のひとつとして、野党時代に野田さんが政府に提出した質問主意書が挙げられます。

 野田さんの公式サイトに、質問主意書及びそれに対する政府の答弁書が全文掲載されています。

2005年10月17日/「戦犯」に対する認識と内閣総理大臣の靖国神社参拝に関する質問主意書及びそれに対する10月25日答弁書

 かなりの長文ですが、野田さんの主張をまとめると、このようになろうかと。

「A級戦犯」と呼ばれた人たちは戦争犯罪人ではない。戦争犯罪人が合祀されていることを理由に内閣総理大臣の靖国神社参拝に反対する論理はすでに破綻している。

・国会決議と関係諸国の対応によって、A級・B級・C級すべての「戦犯」の名誉は法的に回復されている。

・「A級戦犯」に対する認識を再確認することは、人権と国家の名誉を守るために、緊急を要する。

・「A級戦犯」とは極東国際軍事裁判当局が事後的に考えた戦争犯罪の分類であり、法学的な根拠を持たないものである。

・昭和26年の時点での外務省の見解は、サンフランシスコ講和条約について日本国は極東軍事裁判所その他連合国の軍事裁判所によってなした判決を受諾した、つまり「判決を受諾した」となっていた。しかし、昭和61年に後藤田正晴官房長官が「裁判を受け入れた」との見解を示して以来、現在の外交当局の見解も後藤田見解と同様となっている。

・この現在の見解では、日本は「南京大虐殺二十数万」や「日本のソ連侵略」等の虚構も含め、満州事変以来一貫して侵略戦争を行なっていたという解釈を受け入れたことになる。なぜ見解を変えたのか。


 そして、この質問主意書から引き出された政府答弁をまとめると、このようになろうかと。

・小泉純一郎首相の靖国神社参拝に関連し、仮に公式参拝であっても戦没者追悼の目的で行い、宗教上の目的ではないことが外観上も明らかな場合には、憲法20条3項の禁じる国の宗教的活動には当たらない。

・極東国際軍事裁判所及びその他の連合国戦争犯罪法廷が刑を科した者について、その刑の執行が巣鴨刑務所において行われるとともに、当該刑を科せられた者に対する赦免、刑の軽減及び仮出獄が行われていた事実はあるが、その刑は、我が国の国内法に基づいて言い渡された刑ではない。つまり国内法上、戦犯は存在していない。


 このように、かなり評価できる答弁を政府から引き出しています。

 詳しい解説は、草莽崛起ーPRIDE OF JAPANさん05/10/27付を。
 高槻ご意見番さん05/10/30付に掲載されている表も、整理されていて分かりやすいです。

 上にも引きましたが、質問主意書の最後の部分で、野田さんはこのようなことを述べています。

 「『南京大虐殺20数万』は虚構である」
 「満州事変以来一貫して侵略戦争を行なっていたという解釈は間違いである」

 あの自民党の石破茂さんですら、日本は「(西欧列強より)遅れて来た侵略国家」であって大東亜共栄圏は侵略戦争遂行のための詭弁でしかなかったとの認識であり、「南京大虐殺」を肯定する発言もしています。
 石破さんは、また、2008年の自民党総裁選の時には「A級戦犯」の分祀が望ましいとの見解も示しています(但しフェアに言っておくと、この時は石破さん以外の候補者である石原伸晃さん、小池百合子さん、麻生太郎さん、 与謝野馨さんも同様の見解を示していました)。

【石破さんの参考資料】
石破茂公式ブログ08/11/5付
Wikipedia石破茂の項
反日勢力を斬る!08/5/5付
靖国問題、A級戦犯の分祀で一致 自民総裁選5候補(日経08/9/15付)


 マスコミがやっている「次の首相にふさわしい人」を聞く世論調査で、最近、石破さんの名前が上位に来たりしているようですが(共同通信が6月2~3日に実施した世論調査では前原さんや枝野さんを抑え首位)、少なくとも歴史認識に関しては、石破さんより野田さんの方がずっとまともではないでしょうか。

 もちろん、政権与党の一員となり、重要閣僚となり、ついに総理大臣の座も見えてきた野田さんが、今も同じことが言えるか?となると、そこは分かりません。
 現に去年、菅談話なんてアホな物に閣僚として署名しちゃってるわけですからね(T^T)

 てか、そもそも「摩擦を起こさない」人だとすれば、民主党の中で目立った保守的、愛国的な言動はとりにくいでしょう。
 野党の時はそれでも良かったのでしょうが、与党となれば全く話は違ってきますし、今のゴタゴタしている民主党にあっては尚更です。

 結論を言うと、仮に野田さんが総理になったとして、党内の売国派を押し切ってでも日本の国益のために頑張ってくれるか?となると、私は大いに疑問です。

 ちなみに、この2005年10月の野田さんの質問主意書に関しては、産経新聞が同年10月26日付でこういう記事を出していました。ご参考までに。

〈野田氏「A級戦犯は犯罪人でない」 民主内に異なる見解〉

 民主党の野田佳彦国対委員長が、先の大戦のいわゆる「戦犯」について、政府への質問主意書で、「『A級戦犯』と呼ばれた人たちは戦争犯罪人ではない」として、A級戦犯の合祀を理由とする小泉純一郎首相の靖国神社参拝への反対論は破綻していると主張していることが二十五日、分かった。民主党の前原誠司代表らは「A級戦犯が合祀されている」という理由で首相の参拝に反対しており、「戦犯」をめぐる民主党内の異なる見解として波紋を広げそうだ。

 野田氏はこの中で、「サンフランシスコ講和条約とそれに基づいて行われた四回におよぶ国会決議と関係諸国の対応によって、A級・B級・C級すべての『戦犯』の名誉は法的に回復されている」と指摘。その上で「『A級戦犯』と呼ばれた人たちは戦争犯罪人ではないのであって、戦争犯罪人が合祀されていることを理由に首相の靖国参拝に反対する論理はすでに破綻している」と主張した。

 政府は同日午前の閣議で、野田氏の質問主意書に対して「(戦犯に対する)刑は、わが国の国内法に基づいて言い渡された刑ではない」として、国内法上は戦犯は存在しないとする政府答弁書を決定した。ただ、政府答弁書は戦犯の名誉回復については「『名誉』および『回復』の内容が必ずしも明らかではなく、一概にお答えすることは困難」として明確にしていない。

 なお、翌2006年に野田さんは、続きのような形でこんな質問主意書も出しています。

2006年6月6日提出/「サンフランシスコ平和条約第十一条の解釈ならびに「A級戦犯」への追悼行為に関する質問主意書」及びそれに対する6月16日答弁書

 これも野田さんの歴史認識がよく分かる文書となっていますので、ぜひ合わせてお読み下さい。

 この時の産経新聞の記事(06年6月8日付)はこういうものでした。

〈民主・野田氏、A級戦犯分祀を牽制 質問主意書で〉

 民主党の野田佳彦前国対委員長が7日までに提出した質問主意書で「『A級戦犯』を含む全国戦没者の追悼に問題がないのなら、天皇皇后両陛下や首相の靖国神社への公式参拝は『A級戦犯』を追悼することにつながるとの理由から制約されるべきなのか」と指摘し、「A級戦犯」分祀(ぶんし)論を牽制(けんせい)した。

 野田氏は、平成14年2月に開かれた福田康夫官房長官(当時)の私的懇談会「追悼・平和祈念のための記念碑等施設の在り方を考える懇談会」の議事録に着目。委員からの「(全国戦没者追悼式の)『戦没者之霊』の中にはA級、B級、C級も含まれるのか」との質問に、厚生労働省が「そういう方々を包括的に全部引っくるめて全国戦没者という全体的な概念でとらえている」と答えている点を改めて問うた。

 「政府はこれまで『A級戦犯』が追悼対象に含まれる追悼式・施設等で天皇皇后両陛下や首相が公式に追悼することは国内的にも、また国と国との関係においても何ら問題ないと判断してきたものと考えられる」と指摘している。

 次の首相も民主党から出るんだろうという残念な仮定で今日は書きましたが、理想を言えば、やはり私は安倍さんの再登板を期待します。今すぐには無理でもゆくゆくは。
 麻生さんも悪くはないのですが、靖国問題や北方領土問題で一抹の不安が残ります。

 復興を目的とした期間限定内閣であれば、平沼さんか、あるいは亀井さんでもいいと思っています。
 もっとも亀井さんは長期登板は困りますが。死刑廃止論者だったり、他にも「はぁ?」な点が多々あるので。だからあくまで復興限定です。


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