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「アンカー」不信任案ドタバタ劇の真相&大連立のキーパーソン

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【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし

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■6/8放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

大連立へ動き出した民主&自民思惑は?ポスト菅は?激動政局を青山ズバリ

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 前半は、不信任案ドタバタ劇の真相。鳩山さんだけでなくメディアもまんまと乗せられ、菅さんの延命工作に組み込まれてしまいました。
 後半は、大連立構想の行方。

 間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
 画像はYouTubeからキャプチャさせていただきました。

※引用転載はご自由に。連絡不要です。但し誤字などに後日気づいて修正をすることが多々ありますので、必ずこちらのURLを添えておいて下さい。また画像を利用される方は、直リンクでなく必ずお持ち帰り下さい。


 内容紹介ここから____________________________

山本浩之
「大連立の行方、これについてはこのあとの、青山さんの“ニュースDEズバリ”のコーナーで詳しく解説をしていただけるということです」

青山繁晴
「はい。えっと、今ヤマヒロさんおっしゃった通り、今日はその、大連立の問題については、これからどうなるかっていうのはコーナーの中でやりたいんですけども。まあでもそれにしても、視聴者・国民の方がきっと思ってらっしゃるのは、いろいろ分からないことが多すぎるということであり、それから6月2日のその内閣不信任案の騒ぎがあったあとに、その夜からあの、私に来たE-mail、あるいは個人のブログに書き込まれたコメントを拝見しますと、もう日本を捨てたいと、日本を出ていきたい、具体的に、アメリカに移住したいと、それから例えば中国に引っ越したいっていう人もいて、あの、決して冗談でお書きになってるんじゃなくて、心のかなり深い部分から出てる気配があって、あの、僕は非常に悲しくも思いましたが、むしろ国民の感覚の方がやっぱり健全だと思ったんですよ。というのは、政界、永田町はもう次の大連立がどうのこうのの話になってるけど、国民は6月2日に、こういう酷い事があったっていうのを忘れてないわけですよね。で、その上で今日は、しかし祖国を捨てたりする前に、やっぱり僕らは、この謎が多すぎる、この6月2日以降の事について正確な、事実経過をつかみませんかと。それを一緒に今日はやっていきたいんですけれども、キーワードはこれです(フリップ出す)」

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山本浩之
「『裏切り者は裏切られる』」

青山繁晴
「はい。誰が裏切り、裏切られたのかっていうことも含めて、一緒に事実を追い求めたいと思います」

山本浩之
「分かりました。ではコマーシャルをはさんで青山さんの解説です」

(いったんCM)

山本浩之
「ま、大連立という話に加速度が増したり、あるいは急にブレーキがかかったりしておりますけれども、国民の多くはですね、被災地復興のために、ま、大連立でも何でもいいから、とにかくスピードを上げて、政治を本気でやれと、いう思いでいる方、多いと思うんですね。ただ、その大連立の行方に行く前に、先ほど青山さんおっしゃってたように、まずは、6月2日以降、本当は何があったのかと。こちらからまずは解説していただきたいと思います」

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青山繁晴
「はい。ま、今、ヤマヒロさんおっしゃった通り、6月2日以降、今日6月8日ですからだいたい1週間経ったわけですけどね。やっぱりその動きの原点は6月2日そのものなんですよ。で、6月2日の夜にドッと僕にメールが来たことで分かるように、やっぱり一番異常なのは6月2日なんですよ。というのは衆議院本会議を午後1時にやるはずで、その時には、あの、内閣不信任案が可決されて、そして6月2日当日に衆議院解散になるんじゃないかってことで、報道があふれてたわけですよね。それが、ころっとひっくり返って、ひっくり返ったのはなぜなのかっていうのがこの1週間ずっとたくさん報道されたはずなのに、実は謎が謎のまま残ってしまってる。報道のあり方も含めて、その検証がまず第一だと思いますから、やっぱり当日のことをちょっと見てみましょう。はい」
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村西利恵
「この表の左側が、6月2日の菅総理の動きです」

青山繁晴
「はい。で、これ、えー、6月2日、の午前の段階ですね、まず、連立の与党を組んでる亀井静香さん、ね、あの、さっきビデオ(ストレートニュース)に出てきましたが、亀井さんが首相官邸にやってきて、この菅さんに対して、総理の執務室で、あなた辞めなさいと。というのは、午後の衆議院本会議で、もう不信任案は可決される情勢だから、あなたが先に辞めて、この不信任案可決のような事は避けましょうと言ったわけですよ」

村西利恵
「説得に行った…」

青山繁晴
「ところが菅さんそれを、蹴ったわけですよね。逆に言うと、ここまでは、いわば分かる話なんですよ」

山本浩之
「そうですね」

青山繁晴
「菅さん辞めたくないと言ってて、周りからは、いや、菅さん辞めることによってやっと事態は変わるんだからと言ってて、それ、それまでの流れだったわけですよね。ところが、そのあとから奇妙な事が始まって、午前11時16分に、鳩山さんが、元の官房長官、つまりご自分の側近の平野さんと一緒に官邸に現れて、その菅さんと話し合いを始めてですよ。そして、えー、皆さん、あの、すぐに、あとで出しますけれども、いわゆる確認文書なる、奇妙な物が出てきてですよ、そこには、菅さん辞めるとは書いてないのに、鳩山さんなぜかそれに納得して、いや、鳩山さんが納得してくれた、鳩山さんが内閣不信任案に反対することになりそうだっていうので、岡田幹事長は喜んでここに加わったわけですよ。そして、そのあと、民主党の代議士会が開かれて、そこで菅さんが、むにゃむにゃおっしゃるわけですね。その、いろんな責任を若い世代に引き継ぎたいと。僕もテレビで生中継見てて、これどういう意味なんだろうと。僕、元政治記者なんですが、これどういう意味かと思った瞬間に、総理辞意表明ってNHKの、速報テロップが流れて

村西利恵
「出ましたね」

青山繁晴
「えーっと言ってる間に、その、鳩山さんが、いや、あの、これは総理は大変な決意なさったから、私は内閣不信任案に反対しますみたいなこと言って、若手の原口さんも言って、何やら分からない間に、流れができて、そして、そのあと、実は30分遅らせて、衆議院本会議が開かれて、あっという間に今度は大差で否決されてしまって、そして、菅さんはこれで生き延びたんだと思ったら、その夜に菅さんが記者会見なさって、突然、さらにもっと強気になって、もう自分は、その、原発が冷温停止するまではずっとやるんだ、つまり辞めないよって言ったわけですよね。で、辞めないよって言ったから、そんなことまで、ね、言われちゃ困るっていうので、急にまた菅さん引きずり降ろす、降ろす話になったっていうのが、この流れで、ぐちゃぐちゃなわけですが。そうすると今までの話をまとめると、実は謎が少なくとも5つあるんですね。はい、出して下さい」

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村西利恵
「未だ解明されない『謎』。なぜ鳩山前総理はいいかげんな合意を受け入れたのか?なぜ代議士会の菅総理演説が『辞意表明』と即座に判断されたのか?それから、なぜ『大差の否決』の流れができたのか?さらには、なぜ夜10時に総理会見が行われたのか?そしてなぜ報道はその謎を解明しないのか?

青山繁晴
「はい。ちょっとだけ付け加えるとですね、これ3番のところはね、代議士会でむにゃむにゃになってから30分しか経ってないのに、何でいきなり今までの可決が否決に変わるのかっていうことですね。それから夜10時の会見ってこれ、実は菅さんが会見やらしてくれと言ったそうですよ

山本浩之
「はあ、はあ…」

青山繁晴
「ね。普通だったら、このむにゃむにゃあったからそのままこう、静かにしといて持つようにするはずが、何でわざわざね、自分で会見開いたのか。そして全体に、どうして報道ではこう謎の解明が出てこないのかっていうことなんですが。まず最初は、この鳩山由紀夫さんという、ま、鳩が出てきたら何事も解決しなくなると、今、言われてるそうですが、この鳩山さんの謎から見ましょう。はい、まずこれを出して下さい」

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村西利恵
「朝9時の時点で鳩山前総理は、不信任案賛成の考えに変わりはないと、自宅前で話していました」

青山繁晴
「はい、ええ、ご自宅の前で言われてて、僕もこの映像、これはもちろん、テレビの報道で見ましたけど、鳩山さんの顔つきからしてもですよ、あの、僕、鳩山由紀夫さんともそれは長い付き合いですけれども、あれ嘘の顔じゃないですよ。本当に内閣不信任案に賛成するつもりだったんですよね。ところが、皆さん、これから、2時間あとでですよ(笑)、2時間ちょっとあとに、鳩山さんが、菅さんと合意したっていうその文書、さっき申しました文書、ちょっと見ていただけますか」

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村西利恵
「それがこの確認事項という、文書ですよね」

青山繁晴
「はい。これ、奇怪な文書で、まず、これ、これで全部なんですよ。つまり、日付も署名もないっていうですね」

岡安譲
「(笑)」

青山繁晴
「これ、今、岡安さんも笑ってますけど、これあの、例えば僕ら友達同士でもいちおう名前ぐらい書くでしょ?」

岡安譲
「そうですよね」

青山繁晴
「誰が誰と確認したのか分からない。で、それも信じがたいことに、その、震災の復興や被災者の救済、というもの、とても大事な事がですよ、3番目に来てて、1番2番は要するに自分の事なんですよね」

村西利恵
「そうですね」

青山繁晴
「その、せっかくつくった民主党を壊さないでほしいよね、それから自民党に政権渡したりしたくない、要するに権力は渡したくないよねと。こんな物で、何で、えー、鳩山さんが、鳩山さんが、その、脇の甘い、お坊ちゃまだとか言いながら、仮にも総理までやった人がこんな物でなぜ納得したのかというのは、実に大きな謎なんですよね。そしてさらに、この代議士会で、この確認文書を受けて、菅さんがおっしゃった演説、ちょっと出してくれますか」

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村西利恵
「代議士会で総理は、『やるべき一定の役割が果たせた段階で、若い世代の皆さんに、いろいろな責任を引き継いでいただきたい』と話しました」

青山繁晴
「ええ。これ、僕、あの、NHKの生中継、あの時は、その、NHKがいわば代表取材をして、その、民放テレビもその映像を流すと、いうことだったんですね。で、僕もそれを、パソコンの画面で見ててですね、この菅さんの生の言葉を聞いて、これ例えばですね、この、いろいろな責任てのはなくてね、若い世代に引き継いでもらいたいって言ったら、そりゃ辞めるって意味ですよ。ところがね、いろいろな責任を引き継いでもらいたい、ということは、普通に考えたら総理は続けながら、それでも自分だけでは全部できないから、いろんな責任をいろんな人に引き継いでもらいたいとも取れるわけで」

一同
「はあー、確かに…」

青山繁晴
「これはね、一般的な感覚で言ってるんじゃなくて、政治記者の本来の任務っていうのは、政治家が言う分かりにくい言葉を翻訳して、実はこう言ってんですとお伝えすることが政治記者の大きな任務なんですが、その任務からしても、これで辞めると言ってるとは思えないわけですよ。ところが、その、さっき言いました通り、NHKの中継で、もう菅さんが、いろいろな責任を引き継いでいただきたいって言った瞬間に、菅総理辞意表明って出たんですよ」

岡安譲
「早かったですね」

青山繁晴
「ね。そして、それが出たら、今度間髪を入れず、その鳩山総理(前総理)が、あの、手を挙げて、発言なさるんですが、実は、その、今(VTR)が出てきましたが、鳩山さん見て下さい。手挙げてないでしょ。手挙げてないのに…、今、見ましたね、皆さん、NHKのカメラは、その、手を挙げる前に近づいていきましたね

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村西利恵
「寄りましたね」

青山繁晴
「ということは、鳩山さんが手を挙げるっていうことが実は、このNHKを含めたメディアの側に、実は知らされていた、情報として、もたらされていた。つまり、全ては、仕組まれていたってことなんです

村西利恵
「はあー」

青山繁晴
メディアも絡んで仕組まれていた。僕の古巣の共同通信も含めて。フェアに言いますが、NHKが陰謀に加担したって話をしてるんじゃなくて、NHKや共同通信や、あるいは朝日新聞のような大きなメディア全体に、裏で情報が流されていて、その、代議士会で、菅総理が、辞意を表明すると、言ってですよ、いろいろな責任とかごちゃごちゃした言葉じゃなくて、辞意を表明するんですと、言葉遣いはいろいろあるけど、とにかく辞意を表明しますと。そしたら鳩山総理(前総理)が、手を挙げて、発言をして、その、総理はすごい決意をしたから、内閣不信任案は今まで賛成だったけど、反対に変わりますってこと言いますからね、っていう情報が流されていたから、そして、NHKカメラは、プロだから余計に、鳩山さんが手を挙げる前に、近づいてしまったということなんですよ。その、そのカラクリというのは、何のために仕組まれたのかというと、実はこういう、表に出てない、今まで表に出てなかった重大な証言があります。それはこれです」

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村西利恵
造反グループの幹事役によりますと、菅総理が仕組んだ“最後の小沢つぶし”

青山繁晴
「はい。これまず、この造反グループの幹事役っていうのはね、これえらい若い、例によってシルエットになってますけど、そうではなくて、この人は当選1回なんですけれども、実は比例名簿のずっと下の方にいたら、2年前の総選挙であまりにも民主党が勝ってしまって、なるつもりがなかったのに議員になってしまって、そのために、もう、辞めるということをみんなに表明してて、だから欲がない、ね、そして、だから欲がない、珍しい1年生議員だから、幹事役をやってるわけですよ。で、この幹事役の方によると、実はあの代議士会やってる、6月2日昼間のこの時間帯にですね、東京の、ANAインターコンチネンタルホテル、つまり旧東京全日空ホテルに、81人の、民主党の代議士、本人が、秘書は入れなくて、本人が集まっていて、それははっきり言うと、缶詰にしてたんですと。小沢グループだけじゃないということです。ね。で、これは」

村西利恵
「モニターにもありますね。ちょっと出していただきましょうか」

青山繁晴
「ええ。モニターにちょっと出してもらうと」

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村西利恵
「この造反グループ幹事役によると、この時、内閣不信任決議案に賛成する決意の議員、およそ81人が、そのまま国会で投票するため、ホテルに集結していた」

青山繁晴
「はい。そしてね、ここに約81人て書いてあって、何でこれ1まで書いてあって約なのかってことになるんですが(一同笑&ざわ)、これはね、要するに、この方ははっきり言って嘘つかない人ですけど、この方が数えたら81人だと。ね。ところがどうしても僕、裏は取れないから、だいたい80人ぐらい。ね。だからこう書いたんですが、でも80人って重大で、あの時、共産党と社会民主党は、いや、社民党はですね、欠席か棄権ってこともう分かってましたから、もう、70人を超えていくと可決なんですよ」

村西利恵
「足りる…」

青山繁晴
「だからこれは足りるんで。で、しかも集結していたじゃなくて、ほんとは集めてですよ、ギュッと集めてそのまま逃げないように本会議、持って行くつもりだったんですよ」

村西利恵
「切り崩されないように固まってたわけですね」

青山繁晴
「はい。で、何で固められるかというと、これは、解散総選挙になっても、小沢新党に入れてやるから

山本浩之
「ああー、なるほど…」

青山繁晴
「ね。そうするとカネも来るし、票も回すから、勝てる見通しは出てくると。菅内閣、菅総理のまま選挙やるよりも、1年生議員にとっては当選の可能性が出るから、ということでやってて、これをリードしてたのは、この幹事役だけじゃなくて、実は代議士会の司会をしてた人なんですよ。それ、絵出ますか、絵出ますか。その司会をしてたという人は、間もなく絵を出ること期待して……あ、出ましたね。えーっと、今、あの中に映ったんですが、山岡さんという人ですね。山岡賢次さん。山岡賢次さんて元国対委員長で、そして小沢さんの側近中の側近で、この、代議士会の進行役をして…(山岡が映る)」

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一同
「あ、出ました…」

青山繁晴
「今映りましたね、左に座ってる人ですね。あの人が、指名をするわけですよ。山岡賢次さんがまさしく、総理の発言が終わったら鳩山さんを指名して、そのあと原口さんを指名して」

村西利恵
「そうでした」

青山繁晴
「そしてNHKの中継はそこで終わったんですよ。だから実は、この幹事役の人が僕に明言したのは、青山さん、我らが小沢一郎は、ついに最後、山岡賢次に裏切られましたと。ね

山本浩之
「うーん」

青山繁晴
「で、山岡さんは、やっぱりまだ大臣になってないから、あの、裏切ってでも大臣になりたかったんですと。そして、この81人がどういう運命になったかというと、こういうことです。はい、出して下さい」

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村西利恵
「代議士会のテレビ中継を見て、驚いたと」

青山繁晴
「はい。この、代議士会長であり、司会をやってる山岡さんが、鳩山さんに言わせ、次は若手の原口さんにも言わせ、原口さんは、この(造反グループの)会合に何度も来て、みんなで団結して、不信任案を通そうと言ってたのに

村西利恵
こっち(造反グループの会合)にも来てたのに?

青山繁晴
ええ。言ってたのに、テレビ見たら全く違うことを言ってると

山本浩之
「いや、そうですね」

青山繁晴
「しかも、あの菅さんの言ったのが、なぜ辞意表明に当たるかも、実は分からなかったと。分からないけれども、もうテロップで、辞意表明って出ちゃった以上は、総理が辞めるのに、不信任決議案、自民党が出したやつをわざわざ可決することはないべーって話になり、ね、そして、こうなった以上は、小沢新党じゃなくて、とにかくみんなの流れに合わさなきゃいけないっていうふうに、みんな弱いから、1年生が多くて、だからドーッと流れができたんだということなんですね。そうすると謎に戻っていただくと、はい、出して下さい」

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村西利恵
「最初の、5つの謎ですね」

青山繁晴
「はい、まず1番目。なぜ鳩山さんは、あの確認文書のようないいかげんな合意を受け入れたかというと、実はあの紙の1番に、民主党は壊さないってありましたね。鳩山さんの願いは、とにかく小沢新党はダメだと、小沢さん出ていったら困ると、このままいてくれないと、困るんだよ、民主党壊したくないってのが一番だったから、あ、それがあるんだったら受け入れたいと。だからあの紙の順番も、普通に考えたら震災復興を一番に持ってこないとあとで非難されるのに、批判されるのに、一番目に最初に民主党壊さないってあったのは、実はそのためだったわけです。だから鳩山さんは、まんまと、菅さんらのいわば策略に乗せられた。菅さんは菅さんで、亀井さんからこう言われた時に、これはこのまま行ったら本当に可決すると、亀井さんはああいう言い方だけど、ほんとはリアルに見る人だから、これはこのまま行くとほんとにそうなっちゃう、そしたら、究極のことをやらざるを得ない。そしたら鳩山を使うしかないっていうことで、鳩山さんがまんまとはめられ、そして、小沢さんが今回ミスったのは、それに気がつく時間がなかったということなんですよね」

山本浩之
「それは菅さんが、自ら考えて、行動を起こしたんでしょうか。それとも、誰か別の人が考えた…」

青山繁晴
「あの、普通だったら知恵者がいて、どうのこうのになりますが、このケースは、僕もまだ、この件だけは確認途中なんですけれども、基本的に菅さんの考えだと、聞いてます

一同
「はぁー、へぇー…」

青山繁晴
「だから、さっきの1年間の話もありましたけど(トップニュースで「菅首相就任1年」が報道された)、菅さんはこうやって自分が守る時だけはすごく知恵が出て(一同苦笑)、動きも早いんですよ。これを本当は国政や外交に活かしてほしいと言いたいところなんですよね。そして、2番、なぜ、あの、むにゃむにゃ発言が即座に、辞意表明だと出たかというと、事前に、NHKその他に辞意表明すると、ね、言葉は出さないで、言葉は言ってくれないで、情報としては辞意表明なんだと。ね。すると、当然、放送局としては素早く出したいから、実はそれにメディアもまんまと乗っけられたということで、陰謀に加担したんだと言うよりは、フェアに言うと、乗っけられてしまった、組み込まれてしまったということであり、3つ目は、小沢さんに依存しようとした若い議員たちは、その小沢さん本会議にも出てこないらしいになると、もうどこに行っていいか分からないから、とにかく大きな流れに乗ろうということで、否決の流れに乗ってしまった。そして4番目は、菅総理としては、そら見ろ、やったぞと、ね、小沢つぶしてきたぞと。小沢をつぶせたんだから、その功績をもって、実は自民党も、自分と協力してくれるかもしれない、これから大連立やるなり、あるいは公明党組むなりの時に、自分が小沢を黙らせたんだから、小沢に決定的なミスさせたんだから、自分がやれると思って、高揚して会見やらせろと言って、会見になったら、冷温停止までだと言って、そこまではお前に言う権利ないだろってことで、実は足下をすくわれたっていうのが4番であり、5番、なぜ報道は謎を解明しないのかというと、要するに、自分たちも組み込まれていたということを明らかにできないからだと、言わざるを得ません。これが6月2日の真相であってですね、そして今日はもちろんそれにとどまるんじゃなくて、こうした6月2日の体たらくをふまえて、これから大連立ってやつが、どっちに向かうのかということを、皆さんと一緒に後半考えていきたいと思います。えー、キーワードはこれです(フリップ出す)」

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村西利恵
「ここでズバリキーワードは、『捨て石の覚悟』。大連立構想は実現するのか。日本政治の行方について、このあと詳しく話していただきます」

(いったんCM)

山本浩之
「さ、それでは、今後、大連立の行方、どうなっていくのか。引き続き解説をお願いしたいと思います」

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青山繁晴
「はい。皆さん、後半のこれいわば表紙なんですけどね。もう菅抜きはその通りですが、小沢抜き、いちおう今そうなってるけど、小沢さんがほんとに死んだかどうかはまだ分かりませんよ」

一同
「はぁー、うーん…」

青山繁晴
「とにかく小沢さん今までの手法では、こう苦しくなると新党作って飛び出して、次の局面探していく。今回はさっき言った通り、それが、バチッと封じられたけれども、じゃあ小沢さんが今度手法を変えていくかもしれないから、まあ菅さんよりははるかに政治達者ですからね」

山本浩之
「まだ死んではいない?」

青山繁晴
「死んではいないです、はい」

山本浩之
「政治的に」

青山繁晴
「でも今のとこ、現段階では、菅抜き小沢抜きの大連立になっていて、だからこそ、実は、えー、キーパーソンというのはこの人なんです」

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村西利恵
大連立のカギを握るのは、民主党の岡田幹事長

岡安譲
「へぇー」

青山繁晴
「えーっていう感じですよね。で、今、岡安さんがえーっと言った通り、この原理主義者の岡田さんが、こういうややこしい政局のキーパーソンになることって、ないんですが、今回も実はキーパーソンの意味が違って、この人がいる限り、大連立ができないっていう意味のキーパーソンなんですよ」

村西利恵
「はあー」

青山繁晴
「この人が最大の、いわば壁になってしまってる。それどうしてかというとこうです。出して下さい」

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村西利恵
「岡田さんの考えはこの2つ。大連立はやりたい。しかし、解散権を自民党に渡さない

青山繁晴
「大連立やりたいっていうのは原理主義者の岡田幹事長でもはっきりしてるんですよ。というのはこのあとですね、特例公債法案、ちょっと名前難しいけども、要するに本来出してはいけない赤字国債を出すってことを認めてくれないと、財源が、もう30兆、40兆足りないですから、だからやがて秋に予算が執行できなくなるから、どっかと組まなきゃいけない。ところが公明党と組もうっていうことは、この番組で何度も申しましたが、実際に非常に水面下で、あの、手厚く、いわば交渉してきたんですが、結局、創価学会の中の、青年部や婦人部、いわゆる青年部、婦人部、若い方や、女性の方々がその、反感が強いということで、なかなかそれ難しいから、やっぱりそれだったら自民党と組むしかないかなと。だから大連立やりたいと。ところがそのあとは岡田さんらしくてね、でも大連立組むからといって、衆議院を解散する権限は自民党に絶対渡さないと。それはひとつには、大連立組んでも、首相は民主党からあくまで出して、自民党の谷垣さん首相にしないっていうことでもあり、自民党はそこはもしも妥協しても、じゃあ解散の時期だけは早めに約束してくれないかと。それはつまり、早めの総選挙の方が自民党有利だと見てるから。でもそれもダメだと。ね。期間も決めない、そんなことはできませんと言ってるから、結局この人が幹事長でいると大連立できないんですが、でも皆さんもう分かりますよね、菅さんはおそらく今月中ぐらいに、もう辞任ですから。そうすると、内閣総辞職はもちろんのこと、今の民主党の執行部も全部バラバラですから、幹事長でなくなるんですね。だから実は、本当のキーパーソンは、この人じゃなくて、実はこの人です」

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村西利恵
「それは、仙谷さんが次の幹事長になるかどうか

青山繁晴
「はい。官房長官を問責決議を受けて解任され、そのあと、何と、お互い嫌いなはずの菅総理によって今は官邸に戻されて、官房副長官になってるこの仙谷さんが、次の総理になるって説もありますが、基本的には次の総理よりも、この人が幹事長になるかどうか。この人が幹事長になったら、実は大連立の動きっていうのは、えー、水面下の交渉としては加速される。ところが、これもなかなかそうは簡単にいかないのは、民主・自民それぞれに強硬な反対論があります。それを出して下さい」

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村西利恵
「民主党幹部によると、『政界再編につながらない大連立には反対。参議院は大連立に冷ややか

青山繁晴
「ええ、この民主党幹部って書きましたが、あの、ま、ちょっとこういう言い方きついかもしれないけど、民主党の中で私心(わたくしごころ)の少ない、ね、民主党にとってきついかもしれないけど、私心の少ない、祖国の行方をほんとに心配してる人がですね、青山さん、大連立っていうのは本来、その、いわば利害のためにやるんじゃなくて、本当の政界再編をすべきで、それにつながるんだったら支持するけど、今の動きはそうじゃないから、私たち、この人は衆議院ですけど、支持できませんと。そして何よりも、参議院が横向いちゃってると。そもそも参議院民主党がほんとは何言ってるかというと、総理の辞意表明って俺たち聞いてないと。だって代議士会でしょ。衆議院ですから。参議院ほったらかしじゃないかと。一切協力しないと言ってると。民主党の中がこういう状態で、しかも自由民主党は、冷静に見てる人から見たら、メリットがない。というのは、今、民主党を手助けしてどうすんだと。このまま民主党の政治では困難なまま、解散総選挙に持ち込んで、そこで総選挙をやって、大連立じゃなくて自民党の政権に戻すのが当たり前だろうと。それは普通の政党だったらそう言いますから」

村西利恵
「勝てるのに、と」

青山繁晴
「はい。従って、今の政界の状況は実はぐにゃらぐにゃらで、どちらに転ぶかとも分からないわけです。その上で今日最初に申しました、もう祖国を捨てたいっていう方のためにも、お話ししたいこと最後に2つあってですね。本来は、この『アンカー』でも何度も申しましたが、大連立内閣じゃなくて、救国一致内閣を作るべきで、その救国一致内閣は今の大連立の動きとは何が違うかというと、総理大臣になる人は、むしろもう、完全に私心を捨てて、その、例えば高齢であったり、あるいは大病なさっても、むしろその方がいいぐらいであって、そしてその総理は当然、第三党から、あるいは無所属から、そういうところから出るべきであって、自民でも民主でもなくて、そして、その上で、半年なら半年、1年なら1年と区切りを切って、そのあとは、解散総選挙をします、そして衆議院を解散したら自分は二度と、次の総選挙に出ません、総理はこの期間しかやらないと、そういう救国一致内閣を民主、自民、もう自分たちの立場を離れて、探すべきだということがひとつと、そしてもうひとつ最後に申したいのは、皆さん絶望するのは早い。あきらめるのは早い。どうしてかというと、日本は2000年を超える歴史を持ってる世界で唯一の国ですけれども、実は議会政治の歴史というのは、今年でまだ121年しかないんです。えー、1890年、明治23年に帝国議会が第1回開いてから、まだ121年しかない。あの若いアメリカ合衆国、アメリカは国ができてから235年しか経ってないのに、議会は247年経ってるんです。これ分かります?逆転してますね」

一同
「そうですね」

青山繁晴
「国ができる前、1776年の独立革命の前に、十数年前から議会開いてたわけです。だから若いアメリカが、実はもう、議会の歴史としては247年目になりますから、日本はまだまだ若い、121年の議会の歴史ですから、捨て石の覚悟というのは、私たち今生きている者は捨て石になってでも、何とかぐにゃぐにゃの中から良い政治を少しでもつくって、次世代に渡していくと。自分たちの時に実らなくても、今やってることが、今出してる国民の声、今祖国にとどまって戦うことが、有権者が戦うことが、次世代の人々に、実は良い政治を渡すことができるんじゃないかと。その意味からも、あえて捨て石の覚悟も必要ではないかと、思います

山本浩之
「50年、100年先を見越して、そのためにだったら、捨て石になろうということですよね。ほんとに、今日青山さんの話聞いてよく分かったんですけど、今、政治家たちがこう、大連立をめぐって、永田町でこんなになってやってるのはですね、ほんとやっぱり権力闘争なんですよ。だから私たちに響いてこないんで。青山さんがさっきおっしゃったその救国のための内閣、これで被災地をまず」

青山繁晴
「そうです」

山本浩之
「何とかしてという、意味で言うと…」

青山繁晴
「そうです。さっきの確認文書の、逆さまなんです」

山本浩之
「逆さまなんですよね、全ては」

青山繁晴
「はい。で、あとの1番2番のやつは要らないんですよ」

山本浩之
「ほんとそうですよね。ありがとうございました。“ニュースDEズバリ”でした」

 ____________________________内容紹介ここまで


 不信任案をめぐる動きで、「メディアも共犯」という趣旨の話は、6月2日(金)放送の「アンカー」で森田実さんもされてました。

 曰く、「東京の新聞はものすごく間違いが多い。特に三大紙のうちの二紙は非常に意図的な間違いが多い。自分で調べなきゃ分からないので自分で調べた。一言で言うと、これは集団詐欺事件。大新聞の記者まで協力した
 (森田さんの発言要旨はこちら

 違う点は、森田さんは「東京の新聞」、青山さんは「東京のメディア全体」。
 そして、森田さんは「メディアも協力した」、青山さんは「メディアも乗っけられた」。
 というふうに違いはありますが、いずれにしても、このような結果になったのはメディア自身の責任であり、従って、メディアがそれをわざわざ検証したりするわけがないということですね(T^T)

 あと、青山さんが最後に言われた「捨て石になる覚悟」。
 仕事でも学問でもスポーツでも何でも言えることでしょうが、新しい取り組みでは何でもそういう覚悟が問われるものですよね。
 自分はたとえ捨て石になろうとも、後の世代により良い形でバトンを渡していく、そういう覚悟が必要であると。

 ただ、今の日本の政治家がそういう覚悟を持っているかどうか?
 いえ、政治家だけでなく私たち日本国民全体が、この国難の中にあって、その覚悟が問われているのではないかという気がします。

 今日は他にこういったニュースで青山さんの解説がありました。

菅内閣発足から1年 事実上のレームダック状態 6月中の辞任への圧力が日に日に強まる(06/08 12:15)
福島第1原発事故 1号機と2号機で発生していた停電復旧 中央制御室の照明も点灯(06/08 19:16)
中国海軍の駆逐艦など計8隻が沖縄本島と宮古島の間の排他的経済水域を通過(06/08 17:07)
中国・北朝鮮国境の中州の島の共同開発に向け、8日に着工式(06/08 12:54)

 拙ブログで紹介しきれなかった青山さんの発言については、誰にも手渡してはならない自由意志さんが後日文字起こしして下さると思うので、そちらを是非ご覧下さい。


※参考リンク
ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
 青山さんに直接コメントが送れます。
誰にも手渡してはならない自由意志
 拙ブログで紹介しきれなかった青山さんの発言を起こして下さっています。
青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログ
 動画の紹介など情報が大変充実しています。

※拙ブログ関連エントリー(アンカー)
【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし


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