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「アンカー」福島第1原発構内と所長を青山が取材 最大の問題は5・6号機

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【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし

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■4/27放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

福島第一原発所長が初めて語る壮絶40日!最前線で闘う職員たちは今…緊迫の構内を青山が取材

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 内閣府の原子力委員会の原子力防護専門部会の専門委員、原子力の政策大綱の策定委員、経産省の総合資源エネルギー調査会の委員と、3つの公職に就いておられる青山繁晴さんが、福島第一原発構内を単独取材。

 実は同日夜放送のFNNニュースでも、この青山さんの取材映像がほぼ同じ形で、吉田所長のインタビューとともに放映されました(「アンカー」では放映されなかった部分も少しあったようです。気になる方はFNNニュースのサイトの映像も合わせてご覧下さい)。
 しかも青山さんご本人がフジテレビのスタジオに登場。びっくりしました。
 ただ、5号機6号機の話はFNNでは出なかったですね。時間がなかったんでしょうか?あるいは東京ではそれは言うなって止められたんでしょうか?

 ところで今回、取材ロケの部分、及びスタジオでの原発構内地図の解説部分は、実を言うと文字起こしでは大変伝えづらいです。できれば皆様には動画を見ていただきたいです(最後のリンク集の「淡交」さんを参照)。

 コーナー前に、震災及び原発関連のニュース報道&青山さんの解説がありましたので、まずこの部分を要旨のみ記述、続けてコーナー本編は完全起こしでお送りいたします。

 本編は間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
 画像はYouTubeからキャプチャさせていただきました。

※後で修正をすることが多々ありますので、引用転載の際は必ずこちらのURLを添えておいて下さい。


 内容紹介ここから____________________________

 …………青山さんの解説(あくまで要旨)…………
    (  )内は山本浩之キャスターの発言です

東日本大震災 被災者支援策として税負担軽減措置盛り込んだ税制特例法、可決・成立(04/27 12:56)
菅首相と距離を置く民主党議員らが勉強会 田中 真紀子議員「菅さんの能力の限界」(04/27 01:07)

(今の政治家のこのパワーゲームというか権力闘争というのは何なんでしょうね。本当に復興最優先で、それ以外のことはとにかく全部置いてでも、東北を何とかしなきゃと思ってる人たちは、バッヂを付けてる人の中でどのぐらいいるんでしょうね?)

 1割でしょうね。ほんとに自分の問題として考えてる人。1割って適当に言ってるんじゃなく、僕が電話とかで話してる相手が政治家の場合に、だいたい1割ぐらい。でもこれ逆に、1割の人はもはやバッヂも選挙も関係なく、これで頑張ったら次の選挙が有利になるってことをもう全く外してやってる人が1割確実にいるんですよ。60から70人ぐらいの国会議員はそうだから、僕は決して希望を棄てる政治でもないと思います、その点では。

 ただこの政治の動きでひとつ余計なこと言うと、小沢グループから菅おろしをやるために勉強会ってまた作りましたよね。日本語を壊すのもいい加減にしてもらいたい。勉強会でも何でもなくて、ヤマヒロさんが言ったパワーゲーム、権力闘争のための道具、集まり、派閥ですよね。別に勉強してるわけじゃない。自民党政権時代もいっぱいあったが、民主党政権になってから、このは鳩山さんが『思い、思い』って言って、僕も物書きのはしくれですが、思いって言葉使えなくなっちゃったですよ。今度はもう勉強会っていうのもまともに使えないのかということも含めて、9割方もう権力闘争になってるってことは確かにありますね。

(それでも、とにかくこのあとの政治の動きはどうなっていくのか、見通しは?)

 具体的に言うと、自民党は谷垣さんが大連立に一時期、色気があったがもう無理です。これだけ原子力災害と復興に関して政権が力を発揮できないと、その政権と組んで大連立なんかできない。ではどうするかというと、やはり内閣不信任案が出て、それに乗っかるってことを自民党は期待している。乗っかると言っても、今、僕の表現ちょっとおかしかったですけど、内閣不信任案って本来は野党が出すもので、自民党側から出したいが、その時に民主党側から必ず賛同してくれなきゃいけない。それが今、小沢グループが中心になってるでしょ、それ受け入れられないんですよ。

 今日あった陸山会事件の公判でも、水谷建設の元社長が、小沢さんの秘書だった石川議員にお金をどうやって渡したか、具体的に法廷でも証言してる。一方の石川議員はじめ小沢陣営側はただ頑強に否定するだけですから、裁判官の心証としては小沢さんは決して有利じゃない、不利だと思うんですね。

 だから余計に自民党としては小沢グループの動きに乗るわけにいかないから、実は水面下で仙谷・前原ラインと手を組めないかと。さっき乗っかると言ったのはこのこと。このラインが党内でまず動いて、与党のまま不信任案はおそらく出せないから、いったん脱党して、その動きがあったら自民党はそこに内閣不信任案を出して、そこで一緒に乗っかって菅政権を倒して、新たな連立政権を実際には考えてるんですよね。

(よく分かりましたが、本当にそこから、政治家というのはやらなきゃいけない問題なのかと。昨日も仮設住宅がこんなに遅れそうだと、お盆までかかるてなことを総理が言ってる。本気になって政治家が中心になって中央官庁の官僚ほんとに使いこなせば、お盆までかかる必要は絶対にないんですよ。それを例えば補正予算、一次、二次ってその財源どうするって、民主党の中にも真面目な議員がたくさんいて、建設的な意見を閣内に対してぶつけてるが、何の相手にもされないって言うんですよね。そんな議論全てすっ飛ばして、何で内閣不信任案とかそういう話からまず盛り上がってしまうんでしょう)

 それは全く正論だと思いますが、現実の話として、現政権ではもう復興できないですよ。僕は被災地に24日(土)に入りまして、つくづく実感しました。小野寺五典議員と一緒に彼の地元回りましたが、彼が自民党議員だから回ったんじゃなくて、彼はまさしく良心派だから。彼も菅さん個人とか政局で怒ってるんじゃなくて、とにかく、ここに、高台に土地があるのに、なぜ仮設住宅が建たないのかってことも含めて、彼も国会の中でいくら言っても通らないと。となるとやっぱり政権を変えて、自分の野心だけを考えない政権、あえて言うと、憲法によれば、内閣は総理以外は半分民間人でいい。民間の中から私利私欲にとらわれない人を選んで、新しい政権を作ることも含めて、やっぱりさっさと新政権作らないと復興自体が遅れると思います。

その辺は同感なんです。菅さんじゃもうダメだってことは分かってるんです。だけど土日ストップするじゃないですか。GWも何の動きもないですよ、きっと。つまり自分たちの選挙区に戻るだけでしょ。どうして3月11日から24時間体制でずっとこれまで走らないのかと。政治家って、さっき1割の方は本気だとおっしゃいましたが、9割なんて、全然考えてないですよ、この国のことを真剣に)

 ま、9割の人は自分の選挙のことを考えてるわけですよ。



福島第1原発事故 1号機の格納容器を水で満たす「水棺」に向けた作業本格化へ(04/27 06:13)
福島第1原発事故 全漁連など首相官邸訪れ、菅首相に汚染水海洋投棄について強く抗議(04/27 12:44)
福島第1原発事故 枝野官房長官、東京電力の賠償額上限設定は「許されない」と強く否定(04/27 14:11)

(全漁連の会長は今日は菅総理に抗議を行いましたが、この補償問題については?)

 こないだの土曜日に南三陸町を回った時に、宮城県漁協の人たちにじっくり話を聞いた。僕が会った漁業者の方々は、ホヤとかカキとかワカメとかを養殖なさってた。全部津波にさらわれてしまったが、仕事を再建するためにはまず海の中に沈んでる瓦礫、その中にはご遺体も含まれてるかもしれない。ガソリンを出す車も間違いなく含まれてる、それを引き揚げる前に、まずどれぐらいどこにあるのかを発見しなきゃいけないが、漁業者でできるわけがない。必ず国の支援を受けなきゃいけない。僕はたまたま水中ソナーの研究に関わってたので、それが使えないのかと思ったが、実はその技術、僕と連携してる東京大学の先生に聞いても、遺体捜索ですでに出払っていて、しばらくは使えないんですよ。でもいずれにしても水中を見れる技術が必要で、それには高い技術力と莫大なお金かかるから、それも含めて補償の中なんですよ。

 ということは、良し悪しでじゃなくて東京電力という民間企業だけでできるはずはなくて、必ず国が関わらなきゃいけない。しかもこれは枝野さんが言った通りで、上限があるってことはあり得ませんから、従って東電を国営化しなくても補償、賠償については国が関わるってことは、私たちの負担割合に関わってくると。だからみんなの問題であるということなんですね。

 …………以下、“ニュースDEズバリ”全文起こし…………
 
山本浩之
「そして福島第一原発が今どうなっているか。今日は新聞のテレビ欄などでも告知しておりますので、ま、いつもにも増して、今日の青山さんのこの“ニュースDEズバリ”のコーナー、注目して見られる方、多いと思いますけれども。よろしくお願いします」

青山繁晴
「はい。そんなこと言われると緊張しちゃうんですけれども(笑)。あの、皆さんご承知だと思います、先週の放送で申しましたが、4月の15日金曜日に、まずは原発の正門の周りの地域ですね、住民の町や村、20km圏、30km圏に行きまして、例えば家畜に加えてワンコやネコのようなペットまで、置き去りになって大変な被害に遭ってるってことを申しました。で、その時に正門まで行って、中に入りますか?と聞かれましたが、いや、作業の邪魔をしてはいけませんからと言って、それは辞退して、えー、引き揚げてきたんですけれども、あの、その『アンカー』をご覧になった政府の人の中から、これあえて申しますが、僕はほんとに良心派の人だと思って信頼してる人がいて、その人が、水曜日の夜にもう電話をくれまして、あの、『アンカー』見ましたと」

山本浩之
「当日の夜ですね、先週の…」

青山繁晴
「当日の夜です。『アンカー』見ましたと。それで、今の構内、原発構内の状況は、専門家であればその、入る許可を出すこともあり得ますと。で、ところが今まで、どなたも申請はありませんと。で、青山さんが本当に入りたいなら、その調整は可能だと思いますという電話だったんですよ。これはね、あの、彼が強権を発動して調整するって意味じゃなくて、状況はそうですよと。あとは青山さん、自分でやんなさいよってことなんですね」

山本浩之
「ああー、なるほど」

青山繁晴
「で、その夜から、まああの、調整というか、その、色んな交渉しまして、22日の金曜日に、実際に原子力発電所の構内に入ってきました。で、入りますと、ま、これから皆さん見ていただくんですが、あの、キーパーソンで、福島第一原発の所長さんいらっしゃるんですね。で、この人、どんなお顔か、つまりテレビに出てきたことありませんから、あの、みんなに知れてないんですが、この人の、ま、あえて言うと、大歓迎を受けましてね。よくぞ来ましたね、あんたっていう感じで。初対面なんですけど、あの、大阪生まれで、すごくさばけた人で」

山本浩之
「東電の所長さんですよね、福島第一原発…」

青山繁晴
「はい。執行役員ですね」

山本浩之
「ですね」

青山繁晴
「東電には珍しいタイプですね」

山本浩之
「その方が、よくいらっしゃいましたと」

青山繁晴
「ええ。正確に言うと、こうおっしゃったんですよ。ようこそ、こんな最前線においで下さいましたと。これをですね、何度も何度もおっしゃったんですよ。それを何で何度もおっしゃったのか、実は理由があって、そのこともこのあとお話しますが、実は許可を得て、撮影もいたしております。それも公開します。で、今日のキーワードはこれです」



山本浩之
「『いま最前線だけにある最後の希望』」

青山繁晴
「はい。見ていただきたいと、皆さんと一緒に見ながら考えたいと思います」

山本浩之
「コマーシャルをはさんで青山さんの解説です」

(いったんCM)

山本浩之
「福島第一原発の構内に青山さんが入って被害状況を撮影し、所長にインタビューも行ったと。今日ご覧いただくのは青山繁晴さんのスクープです。この事故現場の最前線では何が見えてきたのか。さっそくお願いします」



青山繁晴
「はい。ま、ヤマヒロさんは今、スクープとおっしゃいましたけれども、あの、僕はジャーナリストではないので、あの、スクープっていうことではないんですが、あの、この番組でお話ししてきましたように、原子力について僕は公職があります。で、実は3つあってですね。内閣府の原子力委員会の原子力防護専門部会、これ要はテロから原発を守ると、とにかく日本にある物は原発限らず守ると、いう部会の専門委員。それから原子力の新しい政策大綱ってのを作ってる途中だったんですよ、これ中断しましたが、えー、その策定委員の1人です。それからもう1つ、経産省の総合資源エネルギー調査会ってとこあって、そこの核セキュリティ、要するにその、原子力や核を使ってテロをやることを防止する、そのための委員。これ3つ公職があって、あの、政権に関わらず、その、まっすぐ真ん中から、言うべきことを言うってこと貫いてきたつもりですから、余計に責任を非常に感じております。従って、えー、僕の専門が、その、テロ対策であっても、今起きてることを、例えば津波のかわりにテロリストがやったらどうなるかということも、この目で見て、新たな準備しなきゃ、備えしなきゃいけませんから、かねてから入りたいと思っておりました。それが今日、冒頭申したようないきさつで、入れることになりまして、そして、カメラを持参しました」



青山繁晴
「で、これ実は、あの、同型のカメラっていうだけでですね、これは関西テレビのカメラなんです。で、僕のやつはもっとあの、銀色のもうちょっとボロっちいやつなんです、大きさはこれぐらいで。実は東京の自宅に忘れてきちゃったんですが。あの、大きさはこれぐらいでなおかつこのようにですね、あの、これはあの、原子力発電所のいわばプロの人が、このようにくるみますと言って、くるんでくれて、で、それごしに撮ってますから、今日、画像(映像)は見にくいかもしれません。しかし、あの、撮影する時には必ず、撮影してもいいですか?と聞いてます。で、いいですと言われた時に限って撮ってます。もう一度言いますと、いいですね?じゃなくて、いいですか?と聞いて、それで向こうがごく普通に、はいどうぞとおっしゃった時だけ、撮っております。で、まず、その、どのように行ったかっていうのを、ちょっと簡単な地図を見ていただけますか」

村西利恵
「福島県の地図でご覧いただきます」



青山繁晴
「はい。えー、まあ、東京・大阪がこの下の方にあってですね、この辺(海岸線沿い)が福島の浜通りって言うんですが、これが今、事故を起こしてる第一原発ですね。で、まず新幹線で郡山まで行きました。この新幹線も相当な混み具合だったですけども、こっから、ま、タクシーを飛ばしてですね、このJ-VILLAGE(Jヴィレッジ)って所に行ったんです。この高速道路を使いましてね。高速道路もまだまだ相当うねっている状況でしたが、Jヴィレッジに入りました」



青山繁晴
「これ20km圏内スレスレで、で、これ広野町っていう所は、Jヴィレッジがある関係でしょうが、この警戒区域から外れてます。だからここには、ま、入れるわけですね。で、Jヴィレッジって、このJって、JリーグのJなんです、本当は。ここにサッカーの練習場があって、あの、Jリーガーが練習してたんですが、そこが自衛隊や消防や警察やあるいは東電や関係会社やあるいはゼネコンの、全部のいわば拠点になってるわけですね。で、ここから作業車、東京電力の作業車に同乗しまして、この福島第一原発に入っていきました



山本浩之
「これ(映像)はJヴィレッジですか?」

青山繁晴
「はい。これ今、映ってるのはJヴィレッジで、あの、もうここに入った段階で、僕よく分かったのは、何か混乱してるようなことはなくて、あの、みんなもちろん疲れてはいると思いますけど、リラックスして、お互いに冗談も言いながら、励まし合いながらやってるって印象が強かったですね。で、だけど、ここにはもうあの、ここは全ての拠点になってるということでしたね。で、今のがJヴィレッジで、そして第一原発に入っていきましたが、そこで出迎えてくれたのが、さっき言いました、吉田昌郎(よしだまさお)さんて言うんですけれども、とても背の高い、痩せた、ざっくばらんな大阪人の、所長さんが迎えてくれたんですが、さっきも言いましたけど、第一声は、ようこそこんな最前線へ来てくれましたと言われまして、僕は初対面だったんですけれども、あの、それを何度も言われるので、どうしてかなと考えながら、入っていきました。じゃ、まずそのVTRを見ていただけますか。どうぞ」

 …………………………VTR開始…………………………
 (N=ナレーションです)



青山繁晴
「福島第一原子力発電所の正門に近づいてます。(VTR中略)1週間前は中に入りませんでしたが、今回は許可を得て、中にこのまま入っていきます」



青山繁晴
「えー、これが福島第一原子力発電所の正門です。みんなピリピリとモラル高く仕事をしてるなという印象です。(VTR中略)構内はほんとに見事な桜並木が今、続いています。もう施設の中心部にもう向かっています」



【N:やがて青山の前に姿を現したのは、放射線を遮断する機能を備え、福島第一原発内の緊急時対策本部が置かれる免震重要棟という建物。】



青山繁晴
「今、出入管理所で作業員の方々も、出入りのチェックを厳しく受けています」



青山繁晴
「えー、(貼り紙に)係員が開閉操作しますと。個人の開閉禁止というふうに…」

東電社員(青山に同行)
「一番外側の扉と内側の扉が同時に開かないように連携しながら…」



青山繁晴
「なるほど。ちょっと中に入れていただきます。皆さん、お疲れ様です。お疲れ様です…」



【N:放射性物質が付着している恐れがある手袋などは、ここで外します。また、全ての出入りする扉には作業員が付き、決して同時に開かれないように細心の注意が払われていました。】



【N:出迎えてくれたのは、福島第一原子力発電所の所長、吉田昌郎さん。ここで作業する社員や、協力会社の作業員たちを全てまとめ、日本の命運を握るとまで言われる人物です。
 さっそく案内してくれたのは建物の2階。多くの作業員たちが行き来する廊下の先には…】

青山繁晴
「わー、すごい」



【N:ここが事故に対処する最前線、緊急時対策本部。事故の拡大を防ぎ、事態の収束に向けて全力で作業する人々の素顔が、そこにはありました。】

吉田所長
「こちらがいちおうセンターテーブルでございまして、復旧だとか発電だとかそういう班の班長クラスがここにおりまして、それをサポートする人間が周りをこう取り囲んでる形で、情報はこちらで全員で共有すると、いう形になってます」

青山繁晴
「いやー、思ったより広いですね」



吉田所長
「ええ。広いのは広いんですけども、これ、えー、一番大変な時はここに600人ぐらいいたもんですから」

青山繁晴
「えー。立錐(りっすい)の余地なし」

吉田所長
「はい。で、まあ寝るのもですね、大変な状況だったんです。今あの、福島第二の方に、もう寝泊まりする場所をちょっと別に作りましたので、夜、第二の方で寝てもらってるというふうな形で。ここには夜、今、240~250人、残っています」

(いったんCM)

【N:福島第一原発を訪ねた青山は、原子炉建屋の状態を確かめるため、東電社員とともに現場に向かいます。】



東電社員
「この坂を下りると、2号機と3号機の間にちょうど出るようになります」

青山繁晴
「このあたりは一見のどかに見えますよね」

東電社員
「ええ」

青山繁晴
「あー、見えてきました」



東電社員
「今、正面のあの、建屋が2号機です。あれは2号機の原子炉建屋です。爆発していませんので、建屋がそのまま残った形になってます」



東電社員
「これ正面の道路が2号機と3号機の間の道路になりまして、あの、すぐ先が海になっています」

青山繁晴
「いやー、凄まじいなー、この現場は」

東電社員
「右手にあの、上がひしゃげた形の3号機が見えてます」



東電社員
「今あの、機械を使ってですね、使用済み燃料プールに、あの、水を供給している作業の最中です」

青山繁晴
「はい。ちょ、ちょっと、できたら止まれます?」

東電社員
「線量が高いんでもうちょっと先で…」

青山繁晴
「はい、分かりました」

東電社員
「えーと、じゃあ次、こっち側がですね、左側に見えてくるのが4号機です」

青山繁晴
「これが4号機ですね」



東電社員
「このちょっと先ぐらいで、えっと、降りていただければ、たぶん線量がそんなにないと思いますので」

青山繁晴
「いやー、4号機もこれ、思った以上に建屋の損傷激しいですね」

東電社員
「(ドライバーに)じゃあ右に寄せて、止まっていただけます?」



【N:津波に襲われ、破壊された4号機の原子炉建屋への搬入口。
 3号機では、使用済み核燃料プールへの注水作業が、この日も行われていました。】



青山繁晴
「(小声で聞き取りにくい)……。世界にこんな事態は今まで起きたことがありませんでした」



東電社員
「(再び車移動)あと正面が、あの、今、(土手の)のり面になりますが、半分あの、緑に見えていましてですね、これはあの、地面が乾いたあと、地面の表面がですね、風とかに吹かれて、こうあの、埃になって飛んでいってしまうのを防止する、飛散防止材というのを吹きつけた跡で、緑に見えてます」

青山繁晴
「ああー。あの、ある程度効果を上げてると…」



東電社員
「まだあの、作業が、吹きつけ作業自体は続いています。今、海が見えてきました」

青山繁晴
「いや、皮肉にも今日も波が高いですが」



青山繁晴
「これはもう中が全部むき出しですね」

東電社員
「ええ、たぶん津波でやられてしまったんだと思います」

青山繁晴
「このように根こそぎ、むしり取られたようになってたり」



東電社員
「クレーンとかトラックが、地面にこう突き刺さったみたいに…」

青山繁晴
「えー、これはすごいですね。つまり津波に持ち上げられて叩きつけられたようになってます」



【N:ここは、本来なら非常用ディーゼル発電機や給水ポンプなどが整然と並んでいた場所です。巨大な津波は、その全てを奪い去りました。】

青山繁晴
「うーん、ここが整然とした原子力発電所であるとはもう、信じられないような光景ですが…」



青山繁晴
「向かってこう左に今、見えてるのが、集中ラド…」

東電社員
「集中ラド施設ですね。あの、四角い建物です」



東電社員
「正面にあの、黄色いものが見えますですね。地面を這っている。この中にあの、その、汚染水が流れているホースが、格納されてます。あの、遮蔽のために鉛が入ったものを上に乗せて、あの、被爆しないようにしていますが。高線量ですので、人は立入禁止になってます」

青山繁晴
「作業される方が被爆しないように…」

東電社員
「はい、そういうことです」

青山繁晴
「思ったよりもホースがいわば、そんな巨大なものではないですね」

東電社員
「そうですね。なかなかあの、敷設するのも大変になりますので、はい」

【N:最後に、現場の責任者である吉田所長に今の福島第一原発の状況について、率直に伺いました。】



吉田所長
「えー、6週間程度経ちまして、今、いちおうその、1号機2号機3号機ともに、原子炉の状況はある程度安定してきておりますので、今度はその、2号機の非常に(放射線量が)高い排水をどう処理するかと。これも今、まあ集中ラドの方にですね、送るというのが始まりましたので、ある意味でちょっと落ち着きを取り戻してるという…」

青山繁晴
「まあ工程表によれば、来年の1月までには、冷温停止という目標が盛り込まれてるんですけど、来年の1月、いかがですか?」

吉田所長
「これはですね、あの、ちょっと私の、はい、要するにその、発電所長の範囲でですね、できることと、もっと知恵を出して、あの、オールジャパン、その世界中の知恵である部分がございます。ですから我々のできる範囲、発電所長として私が率いてるメンバーでできることはもう、一生懸命やるつもりですけど、やはりそこに、色んな形でサポートしていただくと、いうことがあって初めて成立する工程だと思っています。また今後とも色々ご支援をお願いしたいと思ってます」

 …………………………VTR終了…………………………

青山繁晴
「はい。あの、正直、今、構内を回ってる時の画像(動画)を見てて、あの、僕もこれ見るの2回目なんで、あの、撮ってる時とか、あるいは車から降りて外に出てる時は、もう必死ですから。必死っていうのは、正直僕は自分の健康のことじゃなくて、その、どうやってみんなに伝えるかって必死だったんで、あの、緊張も何もしてなかったんですけど、今見てたら肩こってきました、ほんとのこと言うと」



青山繁晴
「それで、ちょっとこの地図見ていただけますか。で、当然さっきの画像(動画)はもっと長いものです。限られた時間ですから、あの、カットはしてあるんですが。まずこの免震重要棟、ここに2階に対策本部ありましたね。で、その時すでに、そうですね、あの、小一時間ぐらい吉田所長と最初に議論をしましてね」



青山繁晴
「で、その時に僕から、必ず車から降りたいということを申しましたら、そしたらこの3号機の辺りは、非常に放射線量が高いけど、4号機のここ、ここらへん(黄色い辺り)にわずかに、スポットのようにですね、やや低めのとこあるから、そこにしましょうかっていう、打ち合わせをした上で、車に乗りまして、だから最初の画像はこの道路(地図の2号機と3号機の間を下の方から上ってくる道路)を、この辺のどかって言ってた緑のあるとこですね、こう進んでいって、ここまで(2号機と3号機のすぐ下の交差点辺りまで)行ったんですね。これで(右に)折れて、そして僕はこの『アンカー』で言いましたね、3号機の瓦礫は、公表されてないけど1シーベルトの瓦礫があったりすると。それは、僕が聞いてるのはこの辺りなんですよ(地図の3号機のちょうど「3」の文字の辺り)。この辺り。だから、この辺(3号機と4号機の間の前の道辺り)降りていいかなと思って車の中で聞いたんですが、いや、この辺も高いですということで、この4号機で、4号機の前で降りたわけです。で、他の方は降りませんでした(FNN夜のニュースに出演した際、青山さんはその理由を「同行した東電の方々に無駄に線量を浴びせるわけにいかないので、自分1人だけ降りた」旨の説明をしていました)。で、降りましたら、ここ搬入口ですね。で、搬入口の中から、その、画面では見にくいけど、いちおう専門家のはしくれとして、中の様子をある程度、あの、見ることができました。それからあの、要するにガスマスクで声が聞こえないから、さっきあの、放送でも聞こえなかったと思いますけど、その3号機に水を入れてる様子なども、ここで歩いて、少しこの辺りうろうろして確認した上で、そんなに線量が、あの、極端にならないうちに車に戻って、そうして僕と、東電の人たちが、集中ラド(4号機の隣り)と言ってますけど、それはあの、集中廃棄物処理施設です、普通に言うとですね。ラドって(モニターの地図にも)書いてますね。普段は低レベルのその、廃棄物はここに集める、所ですが、その建物を利用して、その、水を送ってるわけですね。で、ここから回り込んで、海辺に出て、その、津波の実態を見たわけですね。で、福島第一原発は海に非常に近いっていう問題点あるんですが、改めて思ったのは津波の威力がいかに凄まじかったか。さっき車が(地面に)突き刺さってるのをご覧になったと思いますが、この辺に止まってた車はバーンと跳ね上げられて、頭から本当にこうやって突き刺さるみたいになったと。で、その津波の威力からすると、実は、この水素爆発を起こしたりする前の、この原子力発電所の、その被害としては、建物、あの、構造物はよく耐えた方だと思います

一同
「ああー」

青山繁晴
「というのは、海辺で見ると、もうあの、強靱な、その、鉄パイプとかぐにゃぐにゃのアメのような物になってるわけですよね。で、それは実は吉田所長とも意見が一致して、その後の対応をしっかりやってれば、このような災害にならなかったと、その、所長はそういう言葉ではありませんが、要するに、やっぱりこれは人災なんだと、いう意識はちゃんと持ってて、僕、非常にフェアな人だと思いましたね。で、その上でですね、そん、吉田所長がおっしゃったことの1つの中にね、その、現場を見ないで、色んなことを言わないでもらいたいと、いうことなんですよ。で、これはあの、メディアに向けてじゃなくて、むしろその、原子力安全・保安院とか東電の本店に向けて言ってることなんですね。どうしてかというとですね、この吉田所長、ちょっと顔出していただけますか、もう一度お顔をですね。本人嫌がるでしょうが」



青山繁晴
「この、あの、ほんとにかっこいい、男の中の男だと、ね。テレビ放送ですけど僕は思った通り言います。そういう感じしました。初対面なんですよ。それでもそうでした。で、この人が、さっきあの、緊急対策本部にテレビ画面みたいなの映ってましたでしょ」

村西利恵
「はい、ありましたね」

青山繁晴
「で、あの、テレビも実際にあるんですが、あの一番中心はですね、あれテレビじゃなくて、あの、テレビ会議のものなんですよ」

一同
「はあー」



青山繁晴
「で、あの、週刊誌などは東電本店と、と書いてますが、いやいや、違います。テレビ会議って保安院もちゃんと出てくるんですよ。つまり政府も出てくるわけです。その場で、この吉田所長がやってられねえよ!と怒鳴ったというね、伝説があったんで、本人に聞いたら、いや、言いましたと。言いましたが、その、言った意味は違うんですと。ね。1つは、その、現場も見ないで、机の上で考えてごちゃごちゃ言ってくんなというのが1つなんです。そんなに言うならなぜ現場に来ないんだと、いうことがあって、だから一番最初に、ようこそこんな最前線までおいで下さいましたってことをですね、非常に柔らかい言い方ですけど、何度も何度も思わず、吉田所長の口からついて出たということだと思うんですね。それから、吉田所長は非常に冷静な話しぶりで、あの、もう1つ指摘なさったことがあってね、それは、何と皆さん信じがたいんですが、この非常時にあってなお、その、普段の規制を保安院がかけてきて、で、それに官邸も乗っかり、そして東電の本店も乗っかってるんじゃないかということをですね、吉田さんが、その、具体的に指摘されたわけです。で、あの、それ今、吉田さんの話を実際に聞いていただきますが、その前にご説明しますとね、僕はこの『アンカー』で申しましたね、今、アメリカが、例えば一番心配してるのは、例えばアメリカが心配してるのは、その、福島の問題、福島の1号機から4号機はある程度落ち着いてきたと、それは吉田所長もそうおっしゃってましたね。だけど今、同じような津波と地震が来たらどうするんだと。それに対する備えがないじゃないかと。あのスマトラ沖地震を考えると、スマトラ沖地震、最初のマグニチュード9を超える地震があって、3カ月後に、8の後半の地震があったんですね。すると私たちのこの災害で考えると、6月半ばになるわけですよ。まだその時期来てないとも言えるわけですね。その時にどうするのか。それを聞きましたら、吉田さんの答えはこうでした。はい出して下さい…」

村西利恵
「VTRです」

 …………………………VTR開始…………………………



吉田所長
次、同じ、同程度のですね、地震もしくは津波が来るというのは、私どもにとっても致命的だと思っております。で、特に津波でございますね。(VTR中略)1号機、2号機、3号機の建屋の中に、非常に高い線量のですね、廃液がございますので、ここに海水が混じって、それが外に出ていかないか、というところがやはり一番重要だと思ってますから。(VTR中略)今回もこう、津波で波がですね、こう発電所の中までずっと入ってきたわけですから。それをどこかで食い止める。ですから波をこう、水を入れないと、いう対策ですから。これはまあ言うと、防波堤みたいなものをつくると。そういうことですね」

青山繁晴
「それつくるんだったら、すごく急がないといけないですよね」

吉田所長
「そうです。ええ」

青山繁晴
「え、今はそれはもう…」

吉田所長
「もうすでにあの、計画はして、色んな形であの、資材の調達などもしていると、いう話は聞いてるんですけどね」

 …………………………VTR終了…………………………

青山繁晴
「これあの、いいですか、これあの、皆さんに見ていただいた今の場面は、あの、吉田さんが、これテレビで放送しますかと、テレビでも放送しますかと言われたんで、放送しますと、言って撮ってるんですね。だから非常に抑えた言い方をされてます。で、そのあと、その、カメラを回さないで、えー、ま、吉田さんだけじゃなくて、他の関係者にも話を聞き、それから帰ってから、政府の中の良心派の人に確認した上でのことを申しますとね、これ当初から吉田所長は提案なさってたわけです。ところがですよ、その、現場を見ない人たちが、例えば保安院であったり、東電の本店の幹部、首脳陣だったりがですね、例えば、じゃあ土嚢を積めばいいじゃないかとか、それから保安院は、それはあの、そんな物、新たな物つくるんだったら、色んな了解事項が必要だと、色んな調整も必要だと、大変時間がかかるってなこと言ってたので

山本浩之
「だから(吉田所長は)やってられないよって、ね…」

青山繁晴
やってられねえよ!になったわけですよ

山本浩之
「ああー、なるほどねえ」

青山繁晴
「だから吉田さんはそれを感情で言ったんではないということが、僕にはよく伝わりました。もうその、現場の最高指揮官として、自分が責任取るから、こちらの現状に合わせたことをやらせてくれと。だからある意味、僕という民間人、それから全く中立の立場の人間をこの現場に入れてくれたっていうのも、そのことを国民に知ってほしいということだと思うんですよ。現場は信用してくれませんか、と。国民の力で、世論の力で、現場に対する信頼を、もう一回取り戻してもらったら、私たちはやれることはやれるんです、ということだと思うんです。で、その上でですね、じゃあその津波、地震対策もあり、そしてさらに違う問題は、最大の問題は何ですかと聞いたら、吉田さんが答えた内容は、僕にとってもほんとに意外なことで、それがこれなんです」


村西利恵
最大の問題は何ですか?と伺ったところ、『5号機、6号機です』という答え…」

青山繁晴
「ええ、これはびっくりで、あの、5号6号は、もう冷温停止しててですね、その、全く問題ないと、これ専門家レベルでもその話になってるわけですよ。ところが、その、吉田所長がはっきり申されたのはですね、そうです、確かに問題なかったんだけれども、だんだん季節が変わっていって、もともとあの、5号機6号機の土壌あたりは、地下のきれいな湧水が出るとこなんですよ。その湧水がだんだん増えてきてるわけですね。で、その湧水、実は今、1日に1m、1m水位が高くなってる状況で、で、それをその海に捨てたいと。というのは、きれいな湧水ですから、普段は海に捨ててるのに、今は、さっきのあの、(ストレートニュースで)漁業者怒ってたように、海に捨てたことが大問題になってるから、これは主として政府が、いや、海にはもう何も捨てるなと、何でもいいから捨てちゃいけないと

村西利恵
「安全なものであってもですか」

青山繁晴
「ええ、それで吉田所長に言わせればですよ、こうシールドしてあって、海が目の前にあるじゃないですか。そこの濃度の方がはるかに高いのに、そこに捨てるなと言われてると。それで、それで吉田所長が怒ると、いや、廃棄物処理法によるとどうのこうのって話になるわけですよ。廃棄物処理法によると、その知事に報告しなきゃいけないとか何とかあってどうのこうのになってるから、そのことをほっとけば、その異常な水がどんどん上がっていくわけですから。その、そんなこと今まで世界の原発で起きたこともないから、一体、今、安定してるものがどうなるか分からないわけですよ。だから、このことも、吉田所長は現場でその、湧水の中に放射性物質が混じってるってのはどれぐらいかも調べてるわけだから、その最高責任者がこれは海に出しても大丈夫って言うなら、なぜ信じてやらせてくれないのか。その前は、自分たちの保身で海に流しておきながら、というのが、その、彼のおっしゃりたいことであり、そしてもう時間はないんですけれども、この吉田所長以下、次長さんも含めてですね、それからほんとに末端の、末端のって言っちゃいけませんね、一番若い作業員、あの、ほんとに20歳前後の若い作業員いるんですよ、高卒で働きだした人。それからそれに加えて、もう明らかに還暦を超えてるような感じの人がいたから聞いてみたら、いや、私は定年退職になったんですけど、地元で原子力に関わってきた人間の、責任として、ここに戻ってきましたと。マイカーであのJヴィレッジに行って、マイカーをそこに置いて、ここに来てるんですよという人がいて、もうほんとにみんな目が輝いていて、目に光があって、信念があって、落ち着いていて、現場をこういう人間が支えてるってことはほんとによく分かったんです。あの、Jヴィレッジや作業員の環境について色んな意見があり、お医者様から、大きな問題提起もされてますが、1日に1500人がですね、あの、Jヴィレッジからあの原発に入っていくわけで、その中にご病気になる方も確かにいらっしゃると思います。自衛官でも逃げた人がいるぐらいですから。しかし、吉田所長のもと、現場は非常に落ち着いて、その、健康管理もしながら、つまり例えば4日働いたら2日間は、その、自分の家に帰ったり温泉に入ったり、風呂もだからそうやって入ってます。だから、そういうことも踏まえて、その、現場を大事にできる国に戻りたいと僕は思ってます。で、ちなみに、私はその、正式な線量計をつけてましたが、このJヴィレッジから行って、発電所の中に入って、そしてJヴィレッジに戻ってくるまでの全線量が、143マイクロシーベルトでした

山本浩之
「はあー」

青山繁晴
「だから、これはあの、あえて言えば、東京からニューヨークに行って、ニューヨークからハワイまで戻ってくるぐらいの線量ですから、これで僕は健康被害を受けることはありません。で、僕はこの(原発取材の)あと、東京に戻らずに、南三陸の被災地に入っていくんですが、それは来週以降にまたお話しできればと思っております。残念ながら今日は時間ですね」

山本浩之
「いやー、よく分かりました。今、現状がどうなってるのか。それから現場の皆さんがどれだけ頑張っておられるのか。そして原発対策がもし今後も遅れるとしたら、その元凶は何なのかっていうことも、合わせて…」

青山繁晴
「おっしゃる通りです」

山本浩之
「どうもありがとうございました。いったんコマーシャルです」

(いったんCM。その他のニュースを挟んで5時台の最後に)

山本浩之
「今日は青山さんの撮影で、福島第一原発の中をじっくりと見ることができましたけれども、青山さんを撮影してるのはどなたなんですか?」

青山繁晴
「ええ、あれ車の中に3人、東電の方いらっしゃってね、皆さん作業員ですけど。それで、僕が外に出ちゃって、僕は撮れないじゃないですか。だからその、窓際の人に、あなた撮ってと言ったら、その、窓から何とか乗り出してくれて撮ってくれたんですよ。でね、もう1つ言うとね、最後に、夜になってから、あの吉田所長から携帯電話かかってきたんですよ。その、流すなって意味だと思ったら、青山さん、これから一緒に頑張りましょうね、だけで電話切れたんですよ。いい男いますね、この日本は

山本浩之
「ほんとですね」

青山繁晴
「ほんとです」

山本浩之
「何か、まあ、かっこいいという言葉が、使っていいのかどうか分からないですけど…」

青山繁晴
「彼、自分の地位のためにやってないですよ。あれだけ喧嘩してるんですから出世はしないですよ」

山本浩之
「それはあの、お話の中でも、それはよく伝わってきましたね。今日はどうもありがとうございました」

青山繁晴
「はい。皆さん希望を持ちましょう、希望を」

(5時台の番組終了)

 ____________________________内容紹介ここまで


 青山さんは「私はジャーナリストじゃない」とおっしゃってましたが、もちろん今回は専門家として行かれたわけですけれども、今の日本でここまで身体を張ってる人はマスコミにも(ついでに専門家にも)いないわけで、これぞジャーナリスト魂ではないかと私は感じました。

 あと、コーナー後に伝えられたニュースの中から、天皇皇后両陛下が宮城の被災地をご訪問のニュースについて、青山さんの解説要旨。

 【昨日(火曜)近畿大学で教えてる講義の中で、「今の日本の震災をどう思うか」と中国の留学生に聞いたら、「政府は呆れるほどひどいけども、天皇皇后両陛下は素晴らしいですね」と彼は言った。それは世界の評価でもあると思うが、実は両陛下の側近の方々にお話を聞くと、被災地に入られる前にすごく勉強されて、その地域の歴史から、今、被災者がどんな暮らしぶりで、どういう職業や年齢の方がいらっしゃるか克明に一人ずつ調べていって、それをご自身の中に叩き込まれて出かけられるそう。だから例えばそれが菅総理との違いとなって出てくる。表面だけじゃなくて両陛下がどれほど努力されているかと。本当に僕たちの誇りですよね】

 拙ブログで紹介しきれなかった青山さんの発言、あるいは要旨でなく正確な発言については、誰にも手渡してはならない自由意志さんが後日文字起こしして下さると思うので、そちらを是非ご覧下さい。
 

※参考リンク
ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
 青山さんに直接コメントが送れます。
誰にも手渡してはならない自由意志
 拙ブログで紹介しきれなかった青山さんの発言を起こして下さっています。
青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログ
 動画の紹介など情報が大変充実しています。

※拙ブログ関連エントリー(アンカー)
【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし


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