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天皇皇后両陛下が避難所ご訪問 このような方々を戴けた日本人の幸運

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両陛下、都内の避難所をご訪問 すべてのグループに声をおかけに(産経3/31 1:16)

 取り上げるのが遅れましたが、3月30日、天皇皇后両陛下が、東日本大震災の被災者が避難している東京都足立区の東京武道館を訪問されました。
 両陛下が被災者を直接見舞われたのは初めてです。

 東京武道館には30日午後の時点で、原発事故で避難した人も含め、福島、宮城、岩手の3県から計282人が身を寄せていたそうです。

 天皇陛下は皇后陛下とともに、家族らが暮らす区画を1つずつ回られ、全てのグループにお声をかけられたそうです。

 また、多くの被災者は、両陛下と話していない時も、正座を崩さず両陛下を目で追い、中には涙を浮かべる姿もあったとのことです。
 宮内庁によると、両陛下は今回の震災に深くお心を痛めておられ、一日でも早く被災地を訪れたいとのお気持ちを強くお持ちだとのことですが、行方不明者の捜索活動が続いている等の現状を踏まえ、現在は現地入りを控えておられるそうです。

 今後、そういった活動の支障にならない時期を選んで被災地を訪れ、被災者を励ますとともに、災害復旧に当たっている人たちをねぎらいたいとのご意向を示されているとのことです。

 一日も早くそういう日が来ますよう、国民のひとりとして切に願います。

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 それはそうと、天皇陛下がお召しになっているジャンパー、すごく見覚えがあるなぁ……と思ったら、

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 もしかして、16年前の阪神淡路大震災の時と同じ物でしょうか?
 (同じデザインの物を新調されているのかもしれないけど)

 昭和天皇が終戦後の御巡幸で、「国民がみんな着る物もなくて困っているのだから」と、10年以上も前に作られた古いスーツ、それも繕ったものを着て回られたという有名な話がありますが、それをふと思い出しました。
 (その後、昭和22年夏の東北巡幸の際に新調されたそうです。側近らから「古い洋服を着ておられては、我々の肩身が狭くて困るのです」と言われたのが理由だとか)

 ……あ、新調といえば、民主党が800万円以上かけて“おそろい防災服”をあつらえる予定だとの報道がありましたが(zakzak3/31)、事実だとしたら神経を疑いますね。

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 両陛下に今回お声をかけていただいた被災者の方々のコメントを、ニュース記事から拾ってみました。

 両陛下は「お大事にね」「少し休めましたか?」などと、すべてのグループに声をかけられた。福島県浪江町から避難してきた養護学校講師、浮渡(うきと)健次さん(34)は「本当に心配してくださっている気持ちが伝わってきた」と話した。
産経新聞3/31 1:16

 福島県いわき市の山田仁さん(76)は妻栄子さん(64)が車いす生活。訪問介護ステーションが津波で被災し、介護を受けられなくなった。栄子さんが「地震で揺れても動けなくて不安でした」と話すと、両陛下は「大変でしたね。怖かったでしょう」と気遣った。
 仁さんは「じっくり話を聞いていただき、うれしかった。まだまだ頑張らなきゃという気持ちになった」と話した。
スポーツニッポン3/30 19:25

 いわき市の古川裕子さん(32)の自宅は原発から30キロ圏外だが、8歳と2歳の子供の健康を案じ夫と共に避難した。皇后さまに「子供が遊ぶ環境はありますか」「よく眠れますか」と気遣われ、「目を見て話してくださり、優しい方だと感じた」と笑顔を浮かべた。
読売新聞3/30 20:30

 皇后さまは、同県いわき市から7カ月の赤ちゃんと避難している学生鈴木優里菜さん(20)に「ミルクやお水は大丈夫?」「眠れているの」と気遣った。解体業をしている鈴木さんの夫は一緒に避難していたが、仕事のため1人で福島に戻ったという。鈴木さんは「皇后さまに優しい言葉をかけて頂き、安心しました」と話していた。
 皇后さまは、帰り際に通路で子どもたちに囲まれると「元気でね」と笑顔で手を握っていた。
 天皇陛下に「頑張って」と声をかけられたいわき市の金丸直美さん(43)は「すごくうれしかった。こういう所ではなくて、また日常に戻ってからもう一度お会いしたい」と話していた。
朝日新聞3/30 20:52

 緑のジャンパー姿の天皇陛下に「体を大事にね」と言葉をかけられた福島県南相馬市の無職、杉忠夫さん(80)は福島第1原子力発電所の30キロ圏内に自宅がある。「いつになったら家に帰れるか先が見えない不安の中、膝をついて話しかけてくださる優しい姿に力づけられた。妻と2人で大きな勇気をもらいました」と話した。
日本経済新聞3/30 19:59

 両陛下がこのたび見舞われたのは、何十万人もの被災者のごく一部に過ぎませんが、このニュースを避難所のテレビで目にした方々も、多少なりとも勇気や希望の光を胸に灯すことができたのではないか、と私は思います。

 あと、ついでと言っては何ですが、今回主要メディアを巡回したのを機に、「敬語」についても改めて調べてみました。

 ●両陛下に対して敬語を使っているのは……
   産経新聞、読売新聞、時事通信、共同通信、日経新聞、
   NHK、TBS、日本テレビ、フジテレビ、サンケイスポーツ

 ●基本的に敬語を使っているが一部敬語でないのは……
   テレビ朝日、日刊スポーツ、スポーツ報知、デイリースポーツ

 ●敬語を使っていないのは……
   朝日新聞、毎日新聞、スポーツニッポン

 何か分かりやすいですね(^_^;

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 皆さんご承知のとおり、日本は自然災害の多い国です。
 大きな災害が起こるたび、両陛下は、避難所へのご訪問や被災者へのお見舞いに駆けつけられてきました。
 その場面を、私たち国民はこれまで何度も目にしてきました。

 そんな中、私がとても感じ入った話があります。

 2009年11月、天皇陛下が御即位20周年を迎えられましたが、その時行われた政府主催の「天皇陛下御在位20年記念式典」でのことです。
 新潟県中越地震の被災者を代表して同県の泉田裕彦知事が祝辞を述べた中で、両陛下の忘れられないエピソードとして、このような話をしたのです。

 【昨年(2008年)9月、両陛下に山古志の復興状況をご視察いただいた時のことです。復興が進み、元気を取り戻した被災者に、両陛下がねぎらいといたわりのお言葉をおかけ下さったあとに、80歳ぐらいのおばあさんが『自分は歳を重ねているのでおかしな話だが、まるで両親がお見舞いに来て下さったようだ』と感激をされていました。私はその言葉を聞き、どんな時でも分け隔てなく国民をご心配し、慈しんで下さる両陛下は、国民にとって無償の愛を我が子に授けて下さる両親のような存在として、国民の心の支えになって下さっているのだと改めて思いました

 また、このたびの震災関連でいうと、3月16日の天皇陛下の「御言葉」について、勝谷誠彦氏が「WiLL」11年5月号(最新号)でこのように述べています。

 【(国内メディアよりも)むしろ、海外のメディアのほうが反応した。多くの新聞やテレビはトップニュースで報じた。それらを見た在外の邦人たちから、私のもとに嗚咽にも似たメールが次々と届いた。「このまま日本は滅びてしまうのか」と思っていた人々が、「天皇陛下がおられるかぎり、祖国は大丈夫だ」と思いなおした。たった数分の会見で、こうした国民に自信を取り戻させるような「仕組み」を持った国はどこにもない。世界中はそのことを知っているから、感嘆して報じ、そして在外邦人は誇りに思うのだ】

 あと、これは災害とは関係ないのですが、やしきたかじん氏が、2005年11月6日放送「たかじんのそこまで言って委員会」でこのような発言をしています。

 【この前、天皇賞に天皇陛下が約100年ぶりにお見えになられまして。10数万人ぐらい客がおって。で、1着になった松永幹夫騎手が、馬上から帽子を取って陛下に向かって一礼したら、10数万人の客がシーンとなった。ああ、やっぱり日本人は、こういうバクチ場でも畏敬の念を、老いも若きも持っているんだなと。彼が天皇陛下に向かって礼をした時に、何とも言えん、胸が熱くなったのは、私だけでしょうか?

 両親のように感じたり、自信を取り戻したり、場がシーンとなったり、胸が熱くなったり……。
 私たち日本国民は、天皇陛下や皇族方が尊い存在であることを、理屈とは別のところで「理解」していると言えるでしょう。

 これに関しては、かつて竹田恒泰さんがシンポジウムで次のような発言をしていました(拙エントリー08/10/11付:天皇はなぜ尊いか(付:石井選手の発言)より抜粋引用)。

 【天皇はなぜ尊いか。私も何年間も考えておりました。考えた挙げ句、思想家の葦津珍彦(あしづ・うずひこ)先生の全集を読んでいた時、『これだー』と思った一節に当たりました。

 天皇はなぜ尊いか。これについては『言葉では説明できない』と。これだけ論理的に明解に説明される先生が、説明ができないとおっしゃるんですね。

 ただし、葦津珍彦先生は、世界の中で天皇ほど非政治的な君主はないが、国民に対してこれほど影響力を持っている君主もないのだということを言っているわけですね。それで国民はいろんな理由で天皇を尊敬する。その尊敬もいろいろバラバラであるというわけです。でもバラバラでいいということなんですね。ただ、それが今だけの話ではなくて、五十年前も百年前も、それこそ幕末だろうが江戸時代、平安時代、もう日本のわが国の歴史始まって以来、その状況は変わらなかったというわけです。

 故高松宮殿下のお言葉を借りれば、なぜ二千年皇室が続いてきたか。それは歴史的に国民によって守られてきたからです。ですからもしどこかの時代で、天皇なんか要らないという時代が一カ所でもあれば、今皇室はなかったわけですよね。どの時代も国民が守り続けた。

 天皇を殺してしまおうなどという勢力はなかったわけです。そういう勢力があって戦いながら勝ち進んできた現在なのではなくて、もともとそういう発想がなかったわけです。それを考えると、なぜ尊いかといったら、いろんな理由があって、もうそれは説明できない。それを教えていくのは非常に大変なことで、天皇とは何かなどということを明確に書いて、それを読んだらわかっちゃうような教科書ができようはずもないわけですよね。ただし、一つの材料として歴史はこうだとか、歴代の天皇はこうだったんだ、もしくは昭和天皇はこう対応されたんだと、そういったことをいろいろと知る中で、一人ひとりが、あ、だったら僕はこう思うなという、そういうものを大切にしていけばいいんじゃないかと思うんですね

 
 天皇や皇室を尊く思う理由は人それぞれバラバラでもいい、理由そのものは重要ではないということです。

 ただ間違いなく言えるのは、皇室は、作られた「制度」ではなく、自然に育まれた日本の「文化」であるということです(だから「天皇制」という言い方は間違い)。
 そして長い日本の歴史の中、皇室と国民の間には理屈では計れない、大きな、深い、温かい、つながりが確かに存在してきたということです。

 両陛下は「国民と困難を分かち合いたい」として、さまざまなことに取り組まれています。
 「御言葉」映像の公表、お住まいの皇居・御所での「自主停電」、さらに、御料牧場の生産品の卵・野菜を避難所に届けられたり、那須御用邸の職員用の風呂を避難者に開放されたり……。
 これらは全て両陛下のご発案だそうです。

 2009年、天皇陛下御即位20周年にあわせてNHKが行った世論調査で、「天皇制は廃止すべき」と回答した人が8%いました。
 このたび天皇皇后両陛下が訪問された避難所には、そのような考えを持つ被災者もおそらくいたことでしょう。
 が、一切の思想や立場を超え、全ての国民を分け隔てなく包み込んで下さる存在が、まさに両陛下なのです。

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 実は、両陛下の避難所ご訪問を伝えた産経3/31 1:16の記事(2ページ目)には、皇室にまつわる根拠のない噂がネットで出回っている件についても掲載されていました。

 そう、陛下や皇族方が、余震や放射線の影響を避けるため「京都に移動された」などという書き込みがされていた件です(今でもこの種の書き込みはあるのでしょうか?)。

 真偽を会見で問われた宮内庁幹部はこう答えています。「答えるには及ばない。陛下がどこにいらっしゃるかは、みなさんが一番ご存じのはずです」

 宮内庁としてはほんと、答えるのも馬鹿馬鹿しい話ですよね。

 私も2ちゃんねる等でそういった書き込みは何度か目にしました。
 「東京は危険だから京都に移られたのなら良いこと」といった善意(?)の書き込みもありましたが、残念なことに、「被災者置いてけぼりで自分たちだけ京都に逃げた」的な書き込みも少なからずありました。

 そういう悪意に満ちた書き込みを見た時は「アホか!」と腹が立ちましたが、後々、せっかく日本人に生まれたのに、天皇陛下の有り難さが分からない人たちもいるんだなあと、ちょっと可哀想になりました。

 (もちろん今後もし本当に東京が危険な状態となって、住まわれ続けることが皇室の危機につながるような深刻なことになった場合は別ですが、現在そんな心配は全く不要ですから!)

 常に国民と共にあられ、国民のために祈りを捧げて下さっている両陛下。
 このような方々を戴くことができた私たち日本国民というのは、世界中で最も幸せな国民だと改めて感じているところです。

 最後に、僭越ながら、3月16日の天皇陛下の「御言葉」から最後の部分を転載させていただきます。

 海外においては,この深い悲しみの中で,日本人が,取り乱すことなく助け合い,秩序ある対応を示していることに触れた論調も多いと聞いています。これからも皆が相携え,いたわり合って,この不幸な時期を乗り越えることを衷心より願っています。

 被災者のこれからの苦難の日々を,私たち皆が,様々な形で少しでも多く分かち合っていくことが大切であろうと思います。被災した人々が決して希望を捨てることなく,身体(からだ)を大切に明日からの日々を生き抜いてくれるよう,また,国民一人びとりが,被災した各地域の上にこれからも長く心を寄せ,被災者と共にそれぞれの地域の復興の道のりを見守り続けていくことを心より願っています。

 実践していきましょう、皆様!(T^T)


※拙ブログ関連エントリー
カテゴリ>皇室
カテゴリ>皇室(旧ブログ)
09/1/6付:「たけしの“教科書に載らない”日本人の謎」良かったです
 天皇陛下が元日の朝4時からたったお一人で行われている祭祀「四方拝」について詳しく紹介されています。またビートたけし氏の伊勢神宮レポートも。

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