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「アンカー」東谷暁氏が解説“報道されないTPPの真実”(2)終

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「アンカー」東谷暁氏が解説“報道されないTPPの真実”(1)の続きです。

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(CM明け)

山本浩之
「狙われるのは日本の農地と、それから農業法人というキーワードが出てまいりました。アメリカは日本をどう飲み込むのか。続きをお願いしたいと思います」
岡安譲
「くり返しますけれども、東谷さんは、狙われるのは日本のお米じゃなくて、実は急所は農地と農業法人、ここにあるんだっていうことなんですが、どういうことなんですか」

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東谷暁
「はい。あの、すでにですね、2009年の、農地改革法というものでですね、えー、実は企業だけじゃなくて、日本国内の企業だけではなくて、外国の企業でも、日本の農地を手に入れることができるようになってしまっているんです

一同
「はあー」

東谷暁
「で、例えばですね、地域の、えー、地域農業と、調和していればいいというようなですね、そういう曖昧な基準によってですね、すでに農地を、外資が手に入れることができます。で、農業法人っていうのは正確には農業生産法人っていうことですが、同じことで、ここに外国の企業がですね、投資することがすでにできるようになっています。で、まだいろいろな、小さな規制はあるかもしれませんが、事実上できます。にも関わらず、菅政権、菅首相がですね、ある通信社のインタビューに答えてですね、TPPを前提にして、農地改革をもっとやるんだということを言っている。ということはですね、もっと激しく、農地とか農業法人が、買い、買い取られてしまうように、むしろやりたいということなんですね(笑)」

一同
「はあー」

東谷暁
「で、えー、どこがポイントかといいますと、農業っていうのは、えー、農産物を作っただけではダメなんですね。何がポイントかというと、加工業なんで、加工なんです。農産物の加工の部分を、誰が手にするかっていうことでだいたい決まってしまいます。で、おそらくですね、その、日本に入ってくる外資も、その、加工の部分を押さえる。そのことによって、日本の農業の、その、利益とかそういうものをですね、手にしていこうと、考えてるのじゃないかと思っています。ただ、今、こういうふうに私が申し上げてもですね、何を言ってるんだ、絵空事じゃないかって思われる方も多いかと思いますが、実はそうではないんです」

岡安譲
「はい、これ実例があるということなんですね。言葉はちょっと強いんですが、アメリカに農業が乗っ取られたケースというのが、それがこちらです」

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岡安譲
「カナダ農業、カナダ農業は、アメリカ資本に支配された

山本浩之
「えっ、もうすでにということですか」

東谷暁
「89年にですね、カナダ・アメリカ自由貿易協定を結びまして、94年にNAFTAって言われている、北米自由貿易協定を結んで、それにメキシコも加えたわけですね。で、今どういうふうになってるか。えー、89年からですね、1997年ぐらいまでの間にですね、カナダの、さっき申しました加工プロセスの部分は、ほとんどがアメリカ系の企業になってしまいました

山本浩之
「えー」

東谷暁
「例えばですね」

岡安譲
「はい、実際にこれね、見てみたらよく分かると思います。減少が起こった。こうなったんですね」

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岡安譲
カナダ農業の輸出が3倍になったんだけれども、農場の収入は実質的に減ってしまったという」

一同
「えー」

山本浩之
「輸出は3倍になって…」

東谷暁
「ええ。あの、どういうことかと言いますと、例えば輸出用の牛肉の加工工場を、アメリカ系の企業にしてしまうわけですね。それから、例えば小麦製粉、それから麦芽製造、それからもう一つが、えー、あの、油の、種子がありますね、あれを油に作り替える、そういう加工のプロセスを、ほとんど7割から8割、10年を経ずして、ほとんどアメリカ系の企業が押さえてしまいました」

山本浩之
「あらー…」

岡安譲
「そう聞くと島村さん、日本の農業もこれ同じ道をたどってしまわないかという不安はありません?」

島村洋子
「そうですね、私なんかあの、オージービーフが入ってくるのか、そんなこと考えてたんですけど(笑)、アメリカだったって、気がつきませんでした」

東谷暁
「あの、今ですね、あの、カナダは、元からあった農協ってのがあったんですが、やはり。そういう所は全て、ほとんど全て、アメリカ系の、いわゆるアグリビジネスと言うんですが、農業巨大多国籍企業のものになってしまっています。傘下に収められて、その言うことを聞きながら、農業をやっていると。で、しかも、ここにありますようにですね、カナダ農業の輸出が3倍、近くにまで伸びました。それで、NAFTAは大成功じゃないかって言う人もいるんですが、地元の農場の収入というのは横ばいで、しかも、物価の上昇分を入れると、約24%マイナスになっています

山本浩之
「ダメじゃないですか、それだったらねえ」

東谷暁
「あの、これがそのまま日本に当てはまるかどうかっていうことは、分からないかもしれませんが、例えば今、加工の部分を、農協、日本の農協が65%押さえています。で、今、民間企業が9%ぐらい、なんですが、ここを膨らましていくっていうことなんですけど、あの、言ってるわけですね、菅政権は。ところが、そこに、じゃあ日本の企業が入ってくればいいんですけど、そういうことに一番慣れてるのはどこかって言うと、やはり、その、アメリカ系のアグリビジネスの巨大企業の方が、ずっとその、いろんな経験を持ってるわけですね。ですから、しかもさっき申し上げましたように、もうすでに、農地改革法をやってしまってですね、えー、土地も、それから農業生産法人も、えー、買い取ることができる。あるいはそこにお金を投資してですね、そのお金を手に入れることによってビジネスを展開していくってことが、もうほとんど可能なんです」

村西利恵
「はあー」

東谷暁
「ですから、このTPPで最後の一押しだ、っていうふうに、アメリカは考えているかもしれません

山本浩之
「はあー」

岡安譲
「こうやって聞いてみると、あまりTPP、メリットがないんじゃないかというふうにね、東谷さんの今日のお話では、感じてしまうんですが、では、TPPによって、日本の輸出が増えたりする、メリットがないのかというところなんですが、東谷さんの見方はこれです」

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岡安譲
日本製品の輸出は増えない、むしろデフレを悪化させる

一同
「(驚き&ざわめき)」

岡安譲
「やっぱりデメリットっていうね。しかし、TPPに前向きな、経済界などはこう主張してるんですね」

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岡安譲
「賛成派の主張としては、関税がなくなれば輸出は増える、韓国はFTAで世界シェアを伸ばしているではないかと、いう…(一同ざわざわ)」

山本浩之
「いや、もう経団連なんか、もう今の段階で………と言ってますよね」

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東谷暁
ものすごい大きな二つの誤解に基づいてるんですね。日本の輸出が落ちたのはですね、アメリカが、大胆なですね、通貨政策をやって、あの、リーマン・ショック以降、非常にその、通貨を緩和したわけですね。その結果ドル安が進んで、相対的に円が非常に高くなって、約30%高くなったんです。で、それに対してですね、例えばアメリカとTPPを結んで、10年の間にですよ、10年かけて2.5%、自動車の関税が2.5%で、例えばテレビですと5%ですが、そういうものもゼロにしてもらったにしてもですね、30%対2.5%では勝負にならないんですね

山本浩之
「ああ、もう為替の分で…」

東谷暁
「為替の分で、みんな持ってかれてしまう。しかもアメリカはですね、今、オバマ政権は、財政出動があんまりできなくなってしまいました。この間の、えー、選挙で、負けてしまいましたんでね。それでこれから何をやるかって言ったら、アメリカはもう、通貨操作でですね、どんどんその、ドル安を続けて、輸出を促進する、これしかもうないんですね。えー、それに比べてですね、日本はそんなことができるのかっていうことですね。それからもう一つの大きな勘違いっていうのは、韓国が非常にその、FTAで世界シェアを伸ばしてるって、これも全く誤解です

一同
「誤解ですか(驚き)」

東谷暁
「韓国がですね、輸出を伸ばしたのは、リーマン・ショックの際に、韓国の通貨ウォンがですね、評価を非常に下げて、大暴落したんです。2分の1になってしまったんですね」

村西利恵
「そうでしたそうでした」

東谷暁
「つまり、えー、韓国からしてみれば、それまで、あの、例えば100円でアメリカに売っていた物がですね、100円をもらうんじゃなくて200円もらえるようになったわけです。そういう関係になるんですね。2分の1の通貨になったら、2倍もらえると、そういうあの、ものすごく有利な立場に立ったもんですから、輸出が伸びていた。それをですね、韓国がその、FTAをいろいろ推進してるから伸びてるんじゃないかと、いうふうに勘違いしてる。あるいは、分かっていてもとにかく、今の雰囲気に合わせた方がいいと言って、財界の人たちは、えー、そういうその、TPPに入ればですね、何とかその、日本の輸出が増えるんじゃないかと、いうふうに思いたがってる」

山本浩之
「もし、乗り遅れて、参加しなかったら、日本の産業はとんでもないことになるって言う人がいますけども……」

東谷暁
そういうことはありませんね(笑)。さっきもご覧になっていただいたようにですね、TPP自体が、日本が入ってないと成立しないものなんですね。ですから、日本がその、TPPに入らなければ日本が没落するんじゃなくて、アメリカが困るっていうことですね

岡安譲
「ということで、今日、最後に、東谷さんの見解を、今日話してもらった部分まとめました。こちらです」

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岡安譲
「ま、あの、言ってみればデメリットばっかり。『日本政府はTPP問題の本質を隠すために農業をスケープゴートにしている』。そして『アメリカは「金融」などのサービスと「投資」そして「農地」と「農業法人」を狙っている』。『TPPに参加しても輸出は伸びない、むしろデフレを悪化させる』と。このような、まとめになりましたけれども。皆さん、これはどのようなご意見を、キャスター、コメンテーターの皆さんはお持ちでしょうか」

山本浩之
「ああ、じゃあ、田中秀征さんに、今の東谷さんの解説を受けて、どういう、感想を伺ってみましょうか」

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田中秀征
「いや、あの、大変鋭い、ご指摘だと思って、感心して、あの、聞いたんですが、あの、去年の臨時国会で、菅さんがね、突然、所信表明でね、TPP参加言い出したわけですよね。私びっくりしましてね。ええ、何か準備があるのかと、覚悟があるのかと、いう疑い持って、えー、本気じゃないだろうという感じだった。今でも本気じゃないと思いますよ……」

山本浩之
「ええーっ」

田中秀征
政権の延命策みたいな感じの。で、やっぱり、全体のあの、指摘の中で、あの、納得できるし、私もそう思ってるんですが、あの、バスに乗り遅れるなっていうことですよね。いや、行っちゃうぞと、乗らなきゃと。ここの問題で。要するに今の話だと、バスは待ってるんだ。バスは。日本が乗らなきゃ意味ないから

山本浩之
「別に先に行っちゃうわけじゃないわけですね」

田中秀征
「だから最初に、あの、円グラフの部分、全く私の問題意識と同じなんだけど、日本がいなかったら、だって、そこが入らなきゃ経済ダメになっちゃうんだったら、9カ国以外の国、みんなダメになっちゃうでしょ

一同
「ああー、なるほど」

村西利恵
「慌てることはないんですね」

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山本浩之
「日本はバスに乗らなかったら、アメリカとしては意味がないわけですよね」

村西利恵
「むしろ乗ってほしかったら、何かいい条件出せよって言えばいいじゃないですか?」

山本浩之
「ハンドリングはこっちにある」

田中秀征
「だから経済連携じゃなくてむしろ、経済統合だというね」

一同
「ああー」

田中秀征
「あの、一方の、あの、主導権の中での。で、そういう、あの、指摘だと思いますよ。で、僕はね、あの、とにかくあの、そんなに浮き足立ってね、前のめりになって、やるようなことじゃないと、いうふうに思ってるし、今ね」

岡安譲
「ちょっと今、拙速すぎるなっていう感じありますか」

田中秀征
「だから、輸出がどうなるか、こうなるかってことについて、具体的に私がね、こうだと言えるもの持ってるわけじゃないけれども、いずれにしても確信は持てる。ただ、今は大新聞、もちろんそうなんですが、あの、メディアが、あの、だいたいいいものだと、早く乗れと、こういう論調ですよ。だから、今日のこの、……私は非常に良かったと…」

山本浩之
「いや、だから田中さん、この番組では、むしろ逆の方をやって…」

田中秀征
「いや、僕はむしろ、どっちか言ったら近いんですよ」

山本浩之
「ああ、東谷さんの考えに」

田中秀征
「近いんで。それで、農業の問題もね、結局購買力が日本があるうち、は、いいんだけども、日本の物が売れなくなったことも、政治は考えなきゃいけない。その時に、あの、農業つぶしちゃってて、どうやって、あの、買うんだと。買うカネないじゃないかと、いうところまでね、やっぱり50年100年の、それはね、昔ね、宮沢元総理とうんと議論したことあるの、この問題。購買力なくなることないよって言って、ずいぶん、言ったんだけど、僕はあり得るということも考えてね、農業っていうのを、あの、長期的に見て行かなくちゃいけないと……」

岡安譲
「その部分のビジョンに関してはいかがですか」

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東谷暁
「はい、あのですね、今日も何か、インドとのですね、2国間の経済協定が、連携協定がですね、えー、どうやら決まりそうだという話がありました。僕は、あの、私はですね、別に、TPPに急いで入る必要はないんで、2国間の、その、自由貿易協定をですね、積み重ねていけばいいと思いますね。それも、ゆっくりでいいんです。あの、根本的な間違いは、日本は大きな市場なんだっていうことを忘れてはいけないんですね。いつも、誰かが、物を売りたがっている市場なんだと。だから慌てる必要はないっていうことですね

山本浩之
「確かに、あの、全部オープンに、一気にしなくても、その国との間で、これがまあ重要なテーマっていうのは、それぞれに違いますよね。それをゆっくり…」

田中秀征
「やりようによってはね、あの、インドとね、との経済連携っていうのは、これ全体より成果上げるかも分かりませんよ」

一同
「ああー」

山本浩之
「やり方次第で」

田中秀征
「だから、韓国なんかやっぱり、長期的に検討するって感じでね、一歩下がって見てますよね。ある種の賢明さを感じますよね」

山本浩之
「そちらの方が」

田中秀征
「だから、私が言いたいのはね、慌ててね、あの、走っていくような話じゃないと。バス待ってるかどうか分かんないけども、そのバスに乗り遅れるっていうようなね、あの、姿勢でね、あの、やるような話ではないと、いうふうに私は思ってますね」

山本浩之
「なるほど。あの、ほんとこれは、東谷さんの今日の解説と、それから田中秀征さんの考えも、非常に、ま、近かったということで。ただ、ま、あの、異論反論はあろうかと思います。それはあの、番組の方にどんどんお寄せいただきたいと思います。また引き続き、あの、この問題については考えたいと思います。東谷さん、どうもありがとうございました(一同挨拶)」

東谷暁
「ありがとうございました」

 ____________________________内容紹介ここまで


 昔から言ってますように、私は経済にはほんとに疎いんです(T^T)
 だからTPPについてもこれまで賛成とも反対とも、どっちとも言えなかったんですが、東谷さんのおっしゃることが本当であれば、これは日本人としては反対に回らざるをえませんね(--)(__)

 あと、農業に関してですが、実は昨年10月の「アンカー」に、農業生産法人・有限会社新鮮組を経営されている岡本重明さんがスタジオ生出演されました。

10/10/16付:「アンカー」日本の農業をダメにする役人と戸別所得補償制度

 岡本さんは農協などの既得利権団体を批判するとともに、「日本農業は輸出産業になる」「いっそのことFTA(自由貿易協定)を」「戦いに行く場所さえ作ってやれば、日本の農家は自分で戦って勝つ」といった主張をされていました。
 興味のある方は、こちらもあわせてお読み下さい。

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