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「アンカー」中国人船長処分決定へ検察vs改造内閣&欲ぼけ菅首相

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【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし

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■1/19放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

崖っぷち菅改造内閣がスタート小沢問題決着は?波乱含みの国会青山ズバリ

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 テレビ欄はこうなってましたが、今日のメインテーマは尖閣沖中国船衝突事件。中国人船長の処分について、検察vs菅改造内閣へとつながる話。
 最後に「欲ぼけ」菅さんと与謝野さんについても。

 間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
 画像はYouTubeからキャプチャさせていただきました。


 内容紹介ここから____________________________

山本浩之
「では、えー、このあとは青山さんの“ニュースDEズバリ”のコーナーに移っていきたいというふうに思いますけれども、今週はどのようなお話を」

青山繁晴
「はい。あの、今週はですね、さっき申しました小沢さんの強制起訴があるだろうってことも含めて、実は、いろんなこう、ずっと持ち越してきたことの結末があの、意外にも出てくる週でもあるんですね。あの、それはひとつは、あの、皆さん去年の、最大の関心事だったこと、9月の尖閣諸島の事件ですよね。で、あの、事件から2カ月ぐらいしてから、一色さん、一色正春さんていうね、海上保安官が、あの尖閣で何が起きたかっていうビデオを流出させました。で、これは、国家公務員法の守秘義務違反にも、問われて、結局、もうすでに辞められたわけですね。で、この一色さんについては、しかし、法的手続きとしては、もう辞めたこともあってですね、その、起訴しないということに、事実上なりました。今週中にも発表があるかと思いますが。実はそれに合わせて、じゃあその尖閣の事件を引き起こした中国人の容疑船長、も、思い出していただくと、処分保留で釈放したんですよね。だから起訴することもできるはずが、いや、一色さんと横並びで、この人も起訴しないようにしましょうって話が、流れてきたから、あの、この『アンカー』でも何度も、処分保留を、やがて処分つける時に、起訴すべきだと申してきました。そこで僕は、これはおかしいと思いまして、検察の首脳らに電話をして、起訴すべきじゃないかと、いうことを申しまして。えー、検察の首脳ら、これ、あの複数です、単数じゃなくて複数の方々ですが、あの、よく電話で答えてくれました。答えてくれました、が、その結果を踏まえて、今日のキーワードを出すと、これです(フリップ出す)」

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山本浩之
「『中国に抵抗……できるか?』」
青山繁晴
「はい。あの、公平に解釈して、検察はただ、起訴しないだけじゃなくて、中国に言うべきことは言うと、いう用意をしてます。しかしこの菅政権と、その中国の圧力が強まる中で、それが果たしてできるのかと、いうことは楽観視できない。このことを、現在進行形のことについて、皆さんとひとつひとつ、考えていきたいと思います」

山本浩之
「えー、最新の情報、お知らせをはさんで、青山さんの解説です」

(いったんCM)

山本浩之
「ま、思えば昨年の尖閣諸島での中国漁船の衝突事件、これを機に当時の菅政権、大きく支持率を下げていったわけなんですけれども、あの、釈放された中国人船長に対する処分が、近く発表される見通しだと。青山さんが得た最新の情報をもとに、解説をしていただきたいと思います」

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青山繁晴
「はい、今、あの、ヤマヒロさんがおっしゃったとおり、中国人船長の処分、起訴するのかしないのかっていうのを、ま、普通で言うと、今週の金曜日までに、検察が発表することになると、思います。思いますが、その上で、実は、この、今、動いてる菅さんの改造内閣と、これ検察と書いてますけど、新しい検察なんですね。新しくなった、体制一新した検察と、実はここにバーサスて書いてますね、VSと書いてますが、実は、あえて言うと対立状況にあると」

一同
「ああー」

青山繁晴
「全然報道されてません、表に出てませんが、実際はそうであるっていうお話をしたいんですね。これ菅さん、これ例の中国人船長ですね。で、この方どなたかというと、笠間治雄(かさまはるお)さんていって、去年の年末ギリギリ、12月27日、もう役所は御用納めの日ですね、その日に、検事総長という、検察一家のトップになった人なんです。どういう対決なのかも含めて、これから考えていきたいんですが、やっぱりそうなるとまず、去年の9月から何があったかっていうのを、振り返らないといけないですね。はい、出して下さい」

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村西利恵
「中国漁船衝突事件に関連した、主な動きです。中国人の船長が逮捕されたのが、去年の9月8日のことでした」

青山繁晴
「はい。これあの、逮捕が9月8日ってことは、皆さんあの、思い出しますよね。9月7日に、えー、違法操業してた、日本の海で違法操業してた中国人の、漁船を、海上保安庁が正当に調べようとしたところ、何と船をぶつけてきたと。それがあって、現行犯逮捕すべきだったと僕は今でも思いますが、それはできなかったけれども、当時の前原国交大臣も含めて、仙谷官房長官の反対もあったけれども、ようやく翌日の未明になって、逮捕できましたと。そして、要は海保は頑張って逮捕をしたんで、検察もそれにいわば、あの、応じて、意気に感じただけじゃなくて、この国の正義を守るために、あるいは国際社会の正義を守るために、いったん那覇地検は、この9月24日の釈放決定の前に、起訴することを、実際は決めたんですね。ここに書いてませんけど、19日に、この、船長の、船長の取り調べを延長するっていうことも決めたんです。それは、むしろ裁判やると決めたから、船長の言い分をもっとフェアにちゃんと聞こうと。ところが、それから5日後に反転して、あの、突然釈放決定して、この9月24日は国辱の日だと、例えば平沼赳夫さんなんかはおっしゃって、あの、国民の中にも、この日を記憶してる人は多いと思うんですよね。で、そのあと、えー、ひどいなあって話の中で、11月になって突然、実際は尖閣諸島で何があったかって映像が出て、それからわずか1週間も経たない間、ほんとはこの間短かったんですよ、長く感じましたけどね」

村西利恵
「そうでしたね」

青山繁晴
「一色正春さんという海上保安官が、私が流しましたと名乗り出て、それからひとつき半ほどして、結局、えー、懲戒処分という形になって、それで、もうすでに依願退職されました。で、このようにまあ事態が動いてくると、いつまでもずるずる引き延ばすようなわけにいかないから、年明けには、つまり今月中にはですね、遅くとも今月中には、えー、この海上保安官の法的な処分と同時に、これはあくまで法的処分じゃなくて、あの、公務員として、海上保安庁の中の処分でしたからね。法的にどうするのか。それから中国人も、この『アンカー』、中国人の容疑船長も、この『アンカー』で何度も言いましたね、終わりじゃありませんと。処分保留で釈放しただけですから。処分保留で釈放しただけなんで。釈放は25日でしたけれどね。で、いずれにしろ決定しなきゃいけないと、いうことがあったんですね、えー、ということがあるんですね。ところがこの流れ以外にですね、実は、これに関わる重大な出来事が一個あって、で、その重大な出来事自体は報道されてるのに、この、尖閣事件の流れと深く関係があるってことは、一回も、かけらも報道されてない、というのがあるんですよ。時間、今日全然ないんですけど、岡安さん、何でしょう?」

岡安譲
「それが冒頭に出てきた、検事総長が替わったっていうことではないんですか」

青山繁晴
「ああ、正しい。皆さんあの、これ生放送っていうだけじゃなくて全然、事前の打ち合わせないんで、これ本当に。あの、岡安さん、すごいやっぱり直感力持ってるなと思いますけれども。分析力と言うべきなのか…」

岡安譲
「さんざん青山さん、おっしゃってましたからね(一同笑)。前の検事総長の…」

青山繁晴
「じゃあそれちょっと出していただけますか」

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村西利恵
「去年の12月27日に、検事総長の交代が発表されました」

青山繁晴
「はい。で、この交代について、これ(左)は大林さんですね。これ(右)さっき言った笠間さんなんですが。この交代について、メディアはどう報道し、あるいは検察サイドもどう発表したかというと、大阪地検特捜部の前田検事が、検事在任当時にですね、その、証拠の改竄というとんでもないことを犯して、それが、その、検察の取り調べ全体に大きな不信感を巻き起こして、その責任を取ったと、いうふうに説明されたんです。もちろんその面も、いわばこの半分としては間違いなくありますが、実はもう半分あってですね。えー、それは、実は、あの中国人の容疑船長を釈放したのは、あとでもう一度お話ししますが、大林さんの決断であり、えー、その決断に、最も強く反対した人の一人が、この笠間、当時の東京高検検事長だったんですよ

山本浩之
「うーん」

青山繁晴
「で、実はもう一個あってですね。そのあと、皆さんさっきの経過でありましたね。一色さんていう海上保安官が、その、ビデオ流出させたと、本人が名乗り出て分かった時に、逮捕するしないの話がありましたよね。で、その時に、大林検事総長、これは『アンカー」でも僕言ったと思いますが、えー、大林検事総長は逮捕しろと、いうことを強く指示したのに、東京地検は逮捕しませんでしたね。で、その時に、逮捕するのはおかしいと、確かに国家公務員法の守秘義務違反に違反してるけれども、同時にあのビデオが本当に秘密と言うべきなのか、国民が見るべきものじゃないのかっていう意見が、検察の中にあって、一人の反対意見じゃないけれども、強く反対した一人が、この笠間さんだったんですよ。そして東京高検の検事長でしたね。つまり東京地検を指揮できる立場だから、この人の反対が非常に強く、影響力を発揮して、結局、一色さんは逮捕されずに済んだんですね。で、この話どうして長くやるかというと、普通だったら、だからこそこの笠間さんは、検事総長になれるはずがないんですよ。ね。検察ってのは官僚組織ですから、実は司法試験の成績も含めて、ずーっと前からね、順番決まってるんですよ」

村西利恵
「ああー…」

青山繁晴
「大林さんが辞めることはあり得たけども、あり得たとは言いながら、辞めること自体が本当は少なくて、戦後初めてですよ。ね」

一同
「ああー」

青山繁晴
「しかも、万々一辞める時には、笠間さんじゃなくて、大林さんと意見が似てる、人がいたんですよ。その人じゃなくて、この反旗を翻した人が、実は新しい検事総長になった。検察はまだ生まれ変わったとはとても言えません、人事だけでそんなことは言えないけれども、苦しみの挙げ句、何とか独立をきちんと守る検察になりたいと、いうことをやろうとしてるってことは言えると思うんですね。で、それだからこそ、僕は、新しくなった検察なのに、その、中国の容疑船長、いちおう漁船と言ってるけど、僕はずっと終始一貫、偽装漁船と申してますが、いずれにしろ、その明白な犯罪を犯して、ビデオを見ても明らかなその人を、その、一色さんと同じように起訴しないようにするのはおかしいと、いうことで、電話をいたしましたら、実はその答は、こうでした」

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村西利恵
「検察首脳陣によると、中国人船長に対して、『残念ながら、“起訴猶予”以外に手段はない』

青山繁晴
「はい。もう一度申しておきますが、僕は一人の検察官の話をしてるんじゃなくて、えー、首脳陣の複数の方々と議論をいたしました。で、僕の責任で、その答を、ま、ひとつに、あの、まとめてるわけですけどね。残念ながら、起訴猶予以外に手段はないと。これ、これもあとでもう一度話しますが、単なる不起訴じゃないってことも言ってるわけですよ。起訴、起訴できるけれども、猶予、ね、ま、しないでおきましょうと。不起訴、起訴できませんでしたっていうのとは違いますよってことを、これ実は言ってて、それに加えて、こういう、いわば驚きの言葉が出ました。出して下さい」

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村西利恵
ただし、大林前検事総長のときとは“違い”を出す

青山繁晴
「はい。あの、これもね、あの、格好良く言ってるというよりは、ま、あの、苦しみながら、その、電話口から苦しみが伝わってくるような感じしました」

山本浩之
「ああー」

青山繁晴
「これね、検察としてもね、前の検事総長ですよ、検察一家の中でね、色々あっても、前の検事総長をいわば批判する形で、こういう言葉がね、何人もから出てくるってのは、僕の経験でも一度もありません。それは、どうしてかというと、皆さんちょっと、前の『アンカー』見ていただきたいんですが、こういう苦しみが今までもあったからです。はい、出して下さい」

 …………………………過去VTR開始…………………………

2010年9月29日放送「中国人船長『釈放』本当は何があったのか?」

青山繁晴
これ許せないっていう声が、検察の中に実は渦巻いてるわけですよ。表に出てきてませんけれども〈中略〉」

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村西利恵
『このままでは指揮権を発動せざるを得なくなる可能性もあるが、それでいいのか?』〈中略〉」

青山繁晴
「仙谷官房長官が、二度以上にわたって柳田法務大臣を呼んで、仙谷さんから柳田さんに言い渡した言葉なんですよ

村西利恵
「はい〈中略〉」

青山繁晴
「はっきり言うと、毅然とした法務大臣だったら、これ押し返すはずですよ。ね。法務・検察預かってんですから。ちょっと待って下さいよと押し返すはずが、スコーンと大林宏検事総長に下ろしたんですよ。〈中略〉政府としてですよ、これはもうやむを得ないと、だから指揮権発動しますと、この件はとりあえず船長を釈放して、処分あとで決めようと、いう指揮権をやると、いうことを、国民と世界に示したならば、何とか司法は、その、フェアネスと独立が保たれるんですよ。何でかというと、法律の枠内ですから」

 …………………………過去VTR終了…………………………

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青山繁晴
「はい。あの、今、過去の放送、あの、見ていただいたんですけどね。今の、でも十分お分かりいただけたと思いますが、一言だけもう一度整理するとですね、何で、明らかな犯罪犯した中国人の船長なのに、釈放されてしまったかというと、まず、官邸にいた、当時の仙谷官房長官が、柳田法務大臣を呼んで、おい、このままじゃ、法務大臣が指揮権を発動せざるを得なくなるぞと、ね。そういう可能性もあるけど、それでいいのかと、お前そんな覚悟あるのかっていうニュアンスですね、そこは言ってませんけど。そしてさっき言ったとおり、法務大臣は、それは私の権限だから官房長官のあなたに言われる筋合いはないと、言ってはね返せば良かったわけですよ。はね返した人は過去にいたんです、例えば梶山静六官房長官、いや、ごめんなさい、法務大臣、だった時のようにね。それが、柳田さんはそうせずにスルッと大林検事総長に、下ろして、そして、政治家だけじゃなくて、大林検事総長も、これをもって、いったん那覇地検が起訴を決めてたのに、それを覆して、それも、全責任を那覇地検といういわば、小さな地方の検察庁に押しつけて、もうはっきり申しますが、気の毒な那覇地検の次席検事に、この大林さんが主導して作った紙を読ませて、その中に、えー、法と証拠っていう、ね、いつも検察が言う、法と証拠に基づいて決めましたって一言もなくて、国民生活への影響とか、日中関係の今後とか、信じられないことが並んでる、それを、大林さんのサイドで作ったやつを那覇地検に読ませたっていうことをやったわけですよ。で、それをその、『アンカー』で指摘しまして、これ残念ながら、今に至っても『アンカー』以外ではその話、聞いてませんね。で、これが事実は違うんだったら当然猛攻撃を受けるはず、猛抗議を受けるはずですけど、政府側から。それはもちろんありません。そして、じゃあ今回どうしようとしてるかというと、違いを出すっていうのは、具体的に何なのか。これです。出して下さい」

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村西利恵
新しい検察首脳陣のせめてもの抵抗、それは、『那覇地検の発表とは別に、笠間検事総長が自ら中国側の違法性を指摘する』

岡安謙
「ほう……」

青山繁晴
「はい。まずですね、発表自体は、これは、調べにあたった那覇地検がやらなきゃいけない。それは僕も同意です。そのかわり、前どうして次席検事がやったかというと、那覇地検のトップってのは検事正です、ね。その検事正を大林検事総長が東京に呼んで、お前釈放しろっていうこと指示してたから、ね。で、すぐに釈放しろって言われたから、しようがないから、地元に残ってたのナンバー2だったから、ナンバー2が発表したんです」

村西利恵
「なるほど」

青山繁晴
「今回は、その、なるべくなら、その、トップの検事正に発表させましょうと。しかし、それだけで済ませない、つまり逆に言うと、大林さん、大林検事総長の時は、全部那覇地検のせいにしたんですよね。それをそうじゃなくて、笠間検事総長のところに当然メディアは取材にも行くから、その時にはきちんと対応をして、どういう形かはまだ検討中のようですが、対応をして、中国が、中国の漁船が、法律を犯したと、いうことはきちんと指摘すると、言ってるわけですね。で、これどういうことか、というとですね、その、ま、処分て書いてますが、あの、一般社会で言う処分と、あの、違ってですね、その、法律として、裁判にかけるのか、かけないのかを決めましょうって意味ですね」

村西利恵
「そうですね」

青山繁晴
「だから、裁判にかけるのは起訴ですね。で、僕はこれをすべきだとずっと言ってきたんですよ。そして、もうひとつは、裁判にかけない不起訴なんですが、通常は、もうこの不起訴っていうのは、例えば、その、起訴しようと、裁判にかけようと思ったら、本人がもう亡くなっちゃいましたとか、それから、実は人間違いで冤罪だと分かりましたとか、ね。えー、そういう起訴ができない、全然できない場合と、それから、あの、調べたけれども証拠が不十分なんで、起訴までできないと。証拠が足りなかったら起訴しないってのは大事なことで、証拠が足りないまま起訴するんだったら、暗黒社会ですからね。だから、そういうのが普通の不起訴なんですよ。ところがもうひとつ、これあの、法的な例外と言いませんけれども、あの、これは僕個人の解釈として聞いて下さいね。僕はひとつの例外だと思いますけど、(モニターの「起訴猶予」の「猶予」の文字を隠して)本来、起訴なんですよ。不起訴と違って。本来起訴という意味は、要するに犯罪ははっきりしてますと。あくまで検察サイドの見方ですけどね。取り調べした結果は、はっきりしてるんだけれども、いろんな事情があると。例えば、その、場合によっては家庭環境があまりにも悪すぎて、その、裁判にかけて、有罪にしてどうのこうのっていうよりは、家庭に戻して、その、家庭生活の中で、更生した方がいいんじゃないかとか、例えばそういう、判断、をした結果、犯罪はあるけれども起訴はしばらく、ね、様子見ましょうと、いうことにすると。で、起訴、不起訴じゃなくて、起訴猶予にすると、いうことなんですよ。そして、じゃあその猶予する、理由、わけは何なのかというと、これです」

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村西利恵
「今回の事件は、違法性のある証拠は十分にあるが、起訴猶予となるその理由は、船長の身柄がないこと、そして、日中の政府間で決着が着いていること

青山繁晴
「はい。これはですね、あの、僕としては、あの、この船長の身柄がないって、今、中国側にいるわけですから。中国側に対して、これ裁判開くから、こっちに送ってこいと、あの、言うべきだとも思ったんですが、それ実は電話で言いませんでした。それは、要するに無茶な話ですよね。言っても」

村西利恵
「一度返してしまいましたしね」

青山繁晴
「一度返してしまっても、あの、普通の国だったら、あの、正義に基づいて、送り込んで、あの、送ってくれることもあるかもしれないけど、今の中国があの船長を、日本の裁判に出すために送ってくるわけはない」

一同
「うん」

青山繁晴
「だからまともな議論をしてたから、僕はそれ言葉を呑み込みました。そして、本人不在のまま、その裁判をやるっていうのは、これは民主的な裁判にとっても問題だと思いますね。それがひとつと、それから、その、日中の政府間でもう決着させてしまってて、その、事件はいちおう、決着してしまってると。ここは僕は異論ありますよ。あの、政治の間でそうであっても、法と正義に基づけばですね、違う決着があるはずですから、ここ異論はあるんですが、ま、船長の身柄がないっていうのは、その、確かに決定的といえば決定的なんですよ。で、したがってただの不起訴じゃなくて、起訴猶予にすると。ね。本来は起訴する犯罪事実があるってことを、笠間検事総長が、指摘すると。犯罪であったっていうことを言うということを言ってるわけですね。これに対して、じゃあ政治は黙ってんのか、ということを聞きましたら、答はこうです」

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村西利恵
「検察首脳陣によると、『もし事実上の指揮権発動があっても受けて立つ』

山本浩之
「はあー」

青山繁晴
「はい。事実上の指揮権発動って何のことを言ってるかというと、普通の指揮権発動っていうのは、例えば法務大臣が、そいつを、いや、その人を逮捕するのをやめろと。実際、あの、自民党時代にありましたね。えー、そういうことを指すんですが、この今回の場合、あり得るとしたら違うことが2つあるって話なんですね。ひとつは、その起訴猶予じゃなくて、その犯罪の事実が結局なかったと、証拠が集められなかったから、不起訴ですと、いうように発表してくれと、圧力がかかるんじゃないかと、検察は考えてる。しかしこれは検察は受け入れられない。どうしてかというと、証拠は十分なんです、本当は。船長の調べもやりましたし、メディアに未だに公表されてないけど、あの中国の偽装漁船、一般的にいうと漁船を使ってシミュレーションをやって、どのようにぶつけたかっていうのも、やってるんです。船員の取り調べも全部終わりました。証拠はあるので、いや、不起訴ってわけにいかない、起訴猶予ですと、ね。しかし、政府側は、不起訴にしろと言ってくるかもしれない。それから、もうひとつは、その、那覇地検に言わせればいいじゃないかと、紙を読み上げて。検事総長がわざわざそんな説明するのをやめろと、言ってくるかもしれないと。で、その時は、そういう事実上の指揮権発動を、ここに江田法務大臣、改造で入った江田さんが、もし下ろしてきたら、それは受けて立つっていうのは、もう国民にはっきり示したいと

一同
「なるほど…うーん…」

青山繁晴
「大林さんは、それを、隠して動いたわけですよね(一同同意)。国民に示したいってことを言ってるわけです。じゃあ、えー、それをやるのか。僕は政権の側に電話をしてみましたら、あの、むにゃむにゃの答でさっぱりよく分かりませんでしたが、客観的に見ると、可能性はあります。どうしてかというと、これがあるから。はい」

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村西利恵
日中の安全保障対話が、明日(1/20)から北京で再開されます

青山繁晴
「これ安全保障対話って何かというと、これはあの、ま、ここにトップ二人出てるけども、もちろんトップの対話じゃなくて、お役人です。えー、次官級って言ってますけどね。でも、安全保障について、その、尖閣諸島をいわば、あの、やれば、おそらく棚上げにした状態で、対話が始まるわけですね。つまり、まあ、もう、あの、うまくやりましょうよって話になるわけですね。そこで、その、起訴はしないけれども、わざわざ中国側の犯罪を強調するようなことはやめてくれと、その、言ってくる可能性はあります。したがって、私たち主権者は、あの、実際に、例えば今週中に行われたら、検事総長がどんな説明なさるのか。そして、もうひとつ言うと、もし今週できなかったら、それですでに何らかの圧力があったと考えるべきだと思います

一同
「はあ…」

青山繁晴
それをよく注意していただきたいと思うんですが、その、ここで僕は後半、もうひとつのことを話さなきゃいけないと思うんですね。じゃあその、検察が官邸の、あるいは改造内閣からの圧力をどうして心配しなきゃいけないかというとですよ、ずーっと菅内閣の姿勢として、その、中国にフェアに向かい合うよりも、とにかく、その、菅さんの延命のために、揉めたくないと、いうのがずっと基本にあるからだってことが、あー、大きいんですね。で、したがって、今回の改造劇も含めて、じゃあその菅内閣は、本当に、その、延命のために動いてるのかどうかってことを、皆さんと一緒に考える必要があります。えー、そのキーワードはこれです(フリップ出す)」

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村西利恵
「ここでズバリキーワードは『欲ぼけ』。このあとは第二次改造内閣について詳しく話していただきます」

(いったんCM)

山本浩之
「2つ目のキーワードは『欲ぼけ』でした。延命を図る菅内閣にズバリお願いします」

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青山繁晴
「はい。今回の内閣改造っていうのは、結局、与謝野さん入れただけですよね、本当は。改造って言いながらですね。じゃあ、この与謝野さんを何で入れたのか。あの、さっき皆さんご覧いただいたストレートニュースで、その、税金についても、年金についても、民主党の基本政策と全然考え方違う人を、揉めると分かっててどうして入れたのかって、当然、健全な人なら疑問に思うと思うんですが、実は菅さんは、それだから入れたんですよ。そこにしか狙いがない。というのは、与謝野さんは、いわば自由民主党の、社会保障や、特に税制の、看板だったわけですよ」

村西利恵
「そうですね」

青山繁晴
「顔でもあった。それだから菅さんからしたら、これができると思ったんですよ。はい、出して下さい」

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村西利恵
「自民党をこれで引き込む」

青山繁晴
「だって要はたちあがれ日本にいたけども、自民党の税制改革案のシンボルなんだから」

一同
「そうですね」

青山繁晴
同じ政策だから自民党もこれ乗っかるはずだと

村西利恵
「反対ができなくなると」

青山繁晴
「はい。つまりその欲ですよね。菅さん、菅直人さん、長い付き合いですが、何のために政治をなさってますか。あなた、自分、厚生大臣やって年金の信念あるんでしょう?何で自民党案を、実は丸呑みするような話になるんですか。これ欲ぼけなんですよ。そして、与謝野さんも、どうして乗っかったかというと、はっきり言うと、同じ東京一区で、海江田万里さんっていうライバルが大臣になってるから。今まで三度も落ちたんです、与謝野さん選挙嫌いで。四度目は嫌だというので乗っかった。どう見ても、菅さんも与謝野さんも欲ぼけだから、自民党や公明党は、こうならざるを得ないですよ。出して下さい」

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村西利恵
自民党も公明党もこれで協力できなくなった

一同
「ああー」

青山繁晴
「違う人からですよ、自民党案も一部取り入れるって話だったら、連立協議と近くなって、話分かるけども、欲ぼけの話をもろに持ってこられて乗っかるわけにいかない。だからこれ、実は大失敗になってるわけですよ。じゃあ、菅さんは抜け道なかったのか、脱出口はなかったのかというと、実はあったんですよ。何があったかというと、これです」

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村西利恵
「民主党の幹部によると、『菅さんの唯一のチャンスは、野田さんや玄葉さんが辞任を断った時だったのに…』

青山繁晴
「はい。これもなぜか『アンカー』だけで申してるんですが、菅さんは総入れ替えやろうとしたんですよ。あの、えー、仙谷さんや馬淵さんが、問責決議のおかげで辞めたと、言われないように、全部替えたいと思ってまず野田さん、玄葉さん、話聞いてくれると思ったから、替わってくれって話をしたら、断られた。これは、菅さん困り切って、結局、総入れ替えを諦めることになったんですが、逆で、それはチャンスだった、でしょうと、いうふうに、実は民主党の幹部の人に言ったら、これも一人じゃないんですけど、確かにあそこはチャンスだったよなって話なんですよ。それどうしてかというと、私たちの憲法の68条第2項に何て書いてるかというと、内閣総理大臣は、任意に、全ての国務大臣を、(全てとは)書いてないけどそういう意味です、全ての国務大臣を罷免することができる、クビにできる。これ皆さん一般社会で考えて下さい。会社で、社長は任意に全社員をクビにできる、そんな取り決め普通はあり得ないでしょう?だから、この憲法の中で最も強い総理大臣の権限、ほとんどこれしかない。解散権よりも、これが強いんですよ。だから、言われた瞬間に、ああそうですかって言って、全部クビにしてですよ、一瞬、しばらく半日の間だけ自分が全部兼任して、それでできますから、そして、総入れ替えを選べば良かったんですよ

一同
「はあー」

青山繁晴
「そしたら、菅さん、すごい実行力が本当はあるじゃないかっていう話になったんですが、それができなかったために、菅さんを待ち受けるものは、何が待ってるかというと、これです」

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村西利恵
菅総理が抱える時限爆弾、それは自民党が3月に、総理の問責決議案を提出する戦略でいるということ

青山繁晴
「はい。これだからこそ、菅さんはほんとは総入れ替えやりたかったんですね。というのは、3月に何が起きるかというと、予算そのものはおそらく成立します。民主党が多数を持ってる衆議院でさえ、予算が通れば、あとは30日以内に自然に、本当の予算になります。衆議院優先ですから。ところが皆さん、子ども手当とかですね、えー、それは予算関連法案て言って、これは普通の法律なんですよ、法案ですね。しかもその予算関連法案の中には、例えば赤字国債、赤字を埋めるためだけの国債を出しますと。それは、その、予算関連法案でまた決めなきゃいけないんですね。それが全部通らないと、92兆を超えた予算のうち、40兆円半ばぐらいの財源がなくなっちゃうと。こんなことで総理やれんのかと、いうことで、自民党は問責決議をおそらく出してくることになります。それが分かってるから、その時限爆弾あると分かってるから、菅さんは自分の地位を守るために、仙谷さんや、馬淵さんの辞任の本当の理由をごまかしたかったわけですね

一同
「なるほど…」

青山繁晴
「しかし、えー、それが失敗して、もう、こういうことが時限爆弾として迫ってきます。そして、最終的に、今現在はどういうことになってるかというと、これです」

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村西利恵
鍵を握るのは公明党

青山繁晴
「で、公明党さえ、民主党に協力してくれれば、ねじれ国会も一瞬に解消し、予算関連法案ももちろん通ります。で、どうやって公明党との裏取引をするか、公明党はもちろん、統一地方選挙の前ですし、簡単に応じません。これがあるとしたら、皆さん私たちの年金について、えー、公明党主導の新しい年金案を作るっていう話に行くかもしれません。年金は全ての国民の生活を左右することですから、裏で取引がなされないように、欲ぼけの政治家たちに決めさせるんじゃなくて、私たちが、自分の老後だけじゃなくて、人の老後、他の国民の生き方を一緒に考えながら、新しい制度を、僕ら自身が模索していくべきではないでしょうか」

山本浩之
「ありがとうございました。以上“ニュースDEズバリ”でした」

 ____________________________内容紹介ここまで


 今週中に小沢さんの強制起訴もあるだろうと言われてる中で、この尖閣沖衝突事件にスポットライトを当てて下さった青山さん、さすが!と思いました。

 今日はほかに、『税と社会保障』一体改革が閣内で意見分かれてる問題、小沢さんの政倫審出席問題などのニュースについて青山さんの解説がありました。

 これら“ニュースDEズバリ”コーナー以外の部分については誰にも手渡してはならない自由意志さんが近日中にUPして下さると思いますので、そちらをご覧下さい。

 番組の最後にヤマヒロさんから振ってましたが、実は今日、青山さんは体調が絶不調でした。風邪を引かれてしまってるように見えました。大丈夫でしょうか。
 あと、先週の起こしの最後に私が触れた件ですが……、今のところ、青山さんのブログはまだ動きなしですね。いろいろと心配です。


※参考リンク
ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
 青山さんに直接コメントが送れます。
誰にも手渡してはならない自由意志
 拙ブログで紹介しきれなかった青山さんの発言を起こして下さっています。
青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログ
 動画の紹介など情報が大変充実しています。

※拙ブログ関連エントリー(アンカー)
【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし



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