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菅談話と戦後補償 仙谷官房長官は恐ろしい人です

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【注:画像は09年11月「事業仕分け」についての発言であり本文とは無関係です。あくまでイメージ画像ってことで(^^ゞ】

 8/2付:【日韓併合】外国人から見た日本と日本人(19)の最後に、「菅談話については改めて拙ブログでも書きたいと思っています」と予告しましたが、この時はまだ、もしかしたら談話発表を阻止できるかもしれないんじゃないかと淡い期待を抱いていました。
 不意打ちというか、騙し討ちみたいに出されてしまった村山談話や河野談話と違って、今回はわりと早い段階で「出されるらしい」と報道されましたしね。

 だから、相当量の苦情が官邸や外務省など関係先に行ってるだろうし、それでなくてもねじれ国会や民主党代表選を控えて大ピンチの菅さんですから、「談話なんか出してる場合じゃないな」となってくれるかも……と思ったりもしたんです。

 また、談話発表に対しては与党内からも牽制がありましたからね。

 たとえば、民主党の松原仁議員が8月2日の衆院予算委員会で、「さまざまな(首相・官房長官)談話で、日本外交に大きな問題が出た。(併合談話は)極めて慎重に(すべきだ)。少なくとも与党内で議論、合意することを含めた手続きを強く要請しておきたい」(産経8/2)と述べるなど。

 まあそんなこんなで、数日前まではまだ何とかなるかも感が私の中に若干あったのですが、もうここまで来ると談話発表そのものの阻止は無理でしょう。
 ま、よく考えてみれば、韓国側はすっかり火がついててずいぶん前から盛り上がってるわけですから、その時点でもう談話発表を見送るという選択肢は、すでに日本側にはなくなってしまってたでしょうね。

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 それにしても、仙谷官房長官は恐ろしい人ですね。
 一番政治家になってはいけないタイプの人だと思います。

 たとえば鳩山さんのように、信念がなくその場その場で適当なことを言って国益を損ねる人も困りますが、仙谷さんのように、強い信念の下に確信犯で発言して国益を損ねる人はもっと困ります。

 仙谷官房長官は7月7日の記者会見で、1965年の日韓基本条約で韓国政府が日本の植民地をめぐる個人補償の請求権を放棄したことについて「法律的に正当性があると言って、それだけで物事は済むのか。(日韓関係の)改善方向に向けて政治的な方針を作り、判断をしなければいけないという案件もあるのではないかという話もある」と述べ、政府として新たに個人補償を検討していく考えを示しました。
 また、日韓基本条約を締結した当時の韓国が朴正煕大統領の軍政下にあったことを指摘し、「韓国国内の事柄としてわれわれは一切知らんということが言えるのかどうなのか」と強調しました(産経7/7「官房長官、戦後補償に前向き 日韓基本条約は無視」)。

 これに関して、8月4日の参院予算委員会で、自民党の山本一太委員と西田昌司委員が仙谷さんに質問しました。

 私はこの日、国会中継を見ていたんですが、仙谷さんが「確信犯で国益を損ねる人」であることがよく分かる場面がありましたので、ちょっと再現してみます(うろ覚えなので、正確な発言は参議院TVの動画や議事録で)。

 まず、山本さんが、例の7月7日の仙谷さんの発言について、「日韓基本条約は無視」と題した産経新聞7/7付を引用しながら、真意を問いただしたんですね。

 すると仙谷さんは「それは新聞がそういうふうに受け止めただけ」と釈明。
 さらに、「個人補償は法的にやる必要ないが、例えば裁判で和解が成立したからって、墓参りにも来ないで知らんぷりですむのか」と言い出したんです。

 もうこの時点で何を言ってるのか分からん。国家間の条約と一般的な裁判をごっちゃにするなよと。

 が、仙谷さんが悪質なのはここからで、何とサハリン残留韓国人に対する日本の支援*1に話をすり替えたんです。
 「サハリン残留韓国人に対しても、法的には支援する必要はなかったけど、日本はアパート建ててあげたりした。そういうようなことが必要」だと。

 はぁ?!本気ですか?!

*1 サハリン残留韓国人の問題をご存知ない方は、拙ブログ07/6/5付:サハリン残留韓国人 日本の“理由なき支援”を。村山内閣の負の遺産のひとつです。仙谷さんの友人で慰安婦問題などでお馴染みの高木健一弁護士が仕掛け人です。日本政府は2007年までに約70億円を拠出しています。仙谷さんの言う「アパート」というのは、2000年に日本が約27億円を出して韓国国内に建設したサハリンからの永住帰国者が住むアパート群のことです。

 山本さんは、そんな仙谷さんに対し、「日韓の賠償問題は決着済。それを蒸し返すのは国際法上やってはいけないこと。官房長官がそのようなやれもしない話をすることで韓国が期待してしまう。官房長官の外交に関する見識を疑う」と、超正論を返してました。

 次に質問に立った西田さんも、7月7日の仙谷さんの発言を取り上げ、「仙谷官房長官の話を聞いていると、日韓基本条約が有効でないような印象を受ける」と。

 すると仙谷さん、イラ菅ならぬイラ仙になって、「私が日韓基本条約について有効でないかのような発言をいつしたんですか!(怒)」
 そして「日韓間の請求権の問題については……(文書読み上げ)……完全かつ最終的に解決済みでございます」と事務的に述べて、席に戻りました。

 が、西田さんは、「新聞記者が勝手に書いたとあなたは言うが、内閣官房長官がこのような発言をすれば記者も書くし、韓国も期待する」とバッサリ。

 これに対して仙谷さん、「日韓基本条約は有効であると、請求権は決着済だと(私も言っている)。しかし、韓国では植民地支配で傷ついたり、傷が癒えていない人たちもいる。何かしてあげられるんじゃないか。その例としてサハリン韓国人問題を言った。政治的決断が必要ではないか」。

 要するに仙谷さんが言いたいのは、「日韓基本条約は有効で、個人請求権も決着済だというのは分かっているが、日本の『植民地支配』により傷ついた人たちをそんなに冷たくあしらっていいのか。日本はサハリン残留韓国人を支援している。それと同じように、“超法規的措置”で支援すべきだ」ってことでしょう。

 正気の沙汰とは思えません。

 仙谷さん。あなたが学者やプロ市民なら別にいいですよ。でも、あなたは政府の一員なんですよ。それも内閣官房長官という大変重い立場です。

 そんな人が、日韓基本条約締結時に「完全かつ最終的に解決」している賠償について、「それだけで済むのか」って発言をしたわけですから、「日韓基本条約が有効でないかのような発言」と受け取られても仕方ないじゃないですか。

 しかも仙谷さんは、法的根拠が一切ないサハリン残留韓国人への支援まで例として持ち出して、「何かしてあげられるんじゃないか」「政治的決断が必要ではないか」と述べたわけですよ。

 これら一連の発言がどれほど韓国側に期待を持たせるか。日本の国益を損ねることにつながるか。
 自覚が全くないのか?あるいは官房長官という地位を利用しての確信犯なのか?

 私は間違いなく後者だと思います。だから怖いんです。

 それにしても仙谷さん、8月4日の会見で、「韓国併合の植民地支配の過酷さは、言葉を奪い、文化を奪い、韓国の方々に言わせれば土地を奪うという実態もあったということなので、そこは直視して考えていかなければいけない」と述べていましたが(時事8/4)、あなた何を「直視」してるんですか。

 8/2付:【日韓併合】外国人から見た日本と日本人(19)を読んで下さい。当事者(韓国人)と第三者(欧米人)が見た李氏朝鮮、そして併合後の韓国の真の姿を直視して下さい。

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 菅談話について、肝心の菅さんはこの国会で「慎重に検討します」という言葉を繰り返していました。
 むしろ仙谷さんの方が仕切っているように見えます。仙石さんに丸投げしてるんじゃないか?と疑いたくなるほどです。

 菅さんは仙谷さんほど韓国に思い入れがあるようには見えませんが、世論がたとえ反対の声を挙げても、談話を発表することに躊躇はしないでしょう。

 なぜなら、菅さんもまた確信犯の人だからです。

 菅さんは副総理時代の3月16日の参議院内閣委員会で、「議会制民主主義は、期間を区切った、あるレベルの独裁を認めることだと思っております」と発言しました。

 これは参院選前の発言です。
 じゃあ参院選で国民は民主党にNOと言ったんだから、「独裁」は認められないよね?菅さんも分かってるよね?

 と思いきや、菅さんは私の知っている限り、8月3日の衆院予算委員会、さらに翌8月4日の参院予算委員会で、先の参院選で民主党が大敗したことの総括を求められた時、こんなふうに答弁したのです。

 「参院選で確かに民主党は議席を減らしましたが、最も得票数が多かったのは民主党であります」。

 この傲慢さ。菅さんはおそらく未だに、自分たちに「期間を区切った、あるレベルの独裁」が認められていると考えているに違いありません。

 ちなみに、8月4日の参院予算委員会で、菅さんは、参院選大敗後の心境についてこのように語っています。

 「それほど泰然とできているわけではないが、首相に就いた政治家の評価は歴史が決めるもの。歴史に対して恥じない行動を取りたい」(毎日8/4)。

 歴史に対して恥じない行動を取りたいのであれば、謝罪談話なんか出しなさんな!(-.-#)

 が、もともと権力欲の強い菅さんのことです。「何でもいいから歴史に名前を残したい」と考えても不思議ではありません。
 仮に「この談話はちょっとヤバイかも」と思ったとしても、出しちゃうでしょうね。9月の代表選で首相の座から引きずり降ろされる可能性があることを考えれば、なおさらです。

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 こんなふうに、菅さんや仙谷さんに腹を立てている私ですが、実はメディアにも腹を立てています。特にテレビ。

 8月4日の衆院予算委員会で仙石さんが激昂した場面は、多くのテレビ局がニュースとして報道しましたが、流されたのは、「私が日韓基本条約について有効でないかのような発言をいつしたんですか!」って、そこの箇所だけ。

 どこの局も、「今日は菅さんじゃなく仙谷さんがキレた!」って面白おかしく伝えただけで、肝心のやりとりの中身は伝えませんでした。
 これじゃ視聴者は、「え?日韓基本条約?何の話?」ってキョトーンとして終わりですよ。

 新聞もそうです。頑張ってるのは例によって産経ぐらいでしょ。

 今に始まったことじゃないですが、韓国に都合の悪いことは報道しないって協定でもあるんですかね?
 問題の多い談話が発表されそうだってことが事前に国民にばれたら大変だから、わざと伏せてるとしか思えないんですが。

 てか、日本のメディアはもともと、ほとんど全てが親韓ですよね。商売でそうなってるんでしょうね。「日本の名誉」より「わがの儲け」が大事ですか。そうですか。

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 菅談話の中身はこのようなものになるのではないか?ということで、産経が8月5日にこれらの記事を出しています。

【主張】日韓併合100年 いまさらなぜ首相談話か
日韓併合首相談話「植民地支配の謝罪」盛る、「村山談話」を踏襲、哨戒艦事件にも言及

 とはいえ、こういった談話の作成は密室で進められるので、結局、発表されてみるまで本当の内容は分からないんですよね。

 密室と言えば、朝鮮学校の無償化問題もそうですよね。
 文部科学省は8月4日、高校授業料の実質無償化法の対象に朝鮮学校を含める方向で政府部内で最終調整する方針を固めたそうです。

 (この問題でも、産経は、文科省の前では金父子「礼賛」封印 総連が朝鮮学校に“授業改竄”指示、さらに朝鮮学校無償化 法令違反も 「思想教育」理念と矛盾などの記事を精力的に配信していますが、他紙は無視してますよね)

 朝鮮学校をどう扱うかに関しては、5月に専門家による会議を設置されたんですが、委員名や日程など全てが「非公開」。つまり国民の見えないところで、密室で決めようとしているわけです。

 過去の首相談話や官房長官談話なんかも、国民の目に触れないところで決められてきました。
 首相談話の場合は「閣議決定」が必要ですが(一般的な首相の「談話」や「メッセージ」の場合は不要)、国民にしてみれば、「今から首相談話を発表します」「……えっ?」って感じで、いきなり出てきたことには変わりありません。

 てか、村山談話の場合は、閣議に出席した大臣ですら、「え?何でこんなもんが急に出てきたの?」でしたからね。

 以下、産経の過去記事から一部引用。

村山談話の検証が不可欠だ 【土・日曜日に書く】論説委員・石川水穂(産経08/11/15)
≪■唐突に閣議に出された≫

 「遠くない過去の一時期、国策を誤り」と決めつけ、「植民地支配と侵略」に対する「痛切な反省の意」と「心からのお詫(わ)びの気持ち」を表明した村山談話は、そうした異様な政治状況の中で、唐突に閣議に出されたものだった。

 8月15日の閣議に先立ち、野坂浩賢官房長官は有力閣僚や与党幹部に内容を詳しく説明せず、「総理の気持ちなので、どうか何も言わずに了解してほしい」と頭を下げて根回ししたといわれる。

 閣議では、古川貞二郎官房副長官が村山談話を読み上げた。閣僚は誰一人発言せず、出席者によると、「水を打ったような静けさだった」という。

 閣議後の会見で、村山首相は国策を誤った時期について「断定的に言うのは適当ではない」と明言を避けた。日本がいつの時代までさかのぼって謝罪しなければならないのか、今も明確ではない。

 当時、運輸相として初入閣した平沼赳夫氏*2は後に、産経新聞の取材にこう語っている。

 「事前の相談は全くなく、唐突に出た。社会党出身とはいえ、何でこんなの出すのかなと思った。ちょっと問題のある文章だなと思ったが、あえて発言しなかった。今思えば率直に思ったことを言っておけばよかった」

 この年は、村山談話発表後も、閣僚の発言が中韓両国から非難される状況が続いた。

 10月、村山首相が参院本会議で「日韓併合条約は法的に有効に締結された」と答弁したことにも韓国が反発し、首相は「相互の立場が平等ではなかった」「舌足らずだった」などと釈明した。

 11月には、江藤隆美総務庁長官が内閣記者会のオフレコ懇談で「植民地時代に日本は韓国にいいこともした」と話した内容が月刊誌に漏れた。村山首相は江藤長官に厳重注意したが、韓国は納得せず、江藤長官は辞任した。

 その江藤氏も生前、村山談話について「閣議で突然、首相談話が出てきて仰天した。(反対と)言っても始まらないと思って黙っとった」と話していた。

*2 村山談話が出た時の運輸大臣を亀井静香さんと書いてあるサイトが多数ありますが、村山談話が出たのは村山改造内閣の時で(95年8月8日~)、運輸大臣はすでに亀井さんから平沼さんに交代しています。

 平沼さんや江藤さん(この人も村山改造内閣で入閣)のような保守の大臣がいたのに、なぜ村山談話はこうも簡単に通ってしまったのでしょうか?

 平沼さんは初入閣で雰囲気に呑まれてしまったとかそういうことがあったのかもしれませんが、じゃあ大ベテランの江藤さんは?
 何か力学みたいなものが当時の政権内で働いてたんでしょうか?

 今回の菅談話については、幸か不幸か突然ではなく、どうやらこんなものが出るらしいということを私たちは前もって知ることができました。
 だからこそ、私たちはこうやって「ちょっと待て!」と声を挙げることができているわけです。

 「オノコロ こころ定めて」さんがまとめて下さった「菅談話」阻止のための抗議先などを参考に、私も今週初めから官邸、外務省、民主党などに抗議のメールを送っておきました。

 あと、閣議まで行ってしまう前に、菅談話を快しとしないと思われる大臣に今のうちからメールなどでお願いしておくべきだろうな、というのも考えました。
 って、野田佳彦財務大臣ぐらいしか思い当たらなかったんですけどね。

 野田さんは、かつて小泉総理(当時)に宛てた質問主意書で、「A級戦犯と呼ばれた人たちは戦争犯罪人ではない。戦争犯罪人が合祀されていることを理由に首相の靖国神社参拝に反対する論理は不可思議」「南京大虐殺肯定派の論理は破綻している」と述べ、政府の戦後史観の対応の甘さを批判しています(以下の2点参照。いずれも野田さんのサイトより)。

2005年10月17日 「戦犯」に対する認識と内閣総理大臣の靖国神社参拝に関する質問主意書 及びそれに対する10月25日答弁書
2006年6月6日提出 「サンフランシスコ平和条約第十一条の解釈ならびに「A級戦犯」への追悼行為に関する質問主意書」 及びそれに対する6月16日答弁書

 もっとも野田さんにしたって、心の中では「菅談話なんてケシカラン」と思っていても、党内の力学には逆らえないでしょうね。

 国民新党の自見庄三郎金融担当大臣(亀井静香さんの後任)も菅談話を快しとしないかも?と最初思ったんですが、調べてみたらこの人、親北朝鮮なんですよね。
 親北ってことは歴史認識もあっち寄りじゃないですか?しかも人権擁護法案推進派ですし。

 てか、思想以前に、郵政法案との絡みを考えると民主党とこれ以上揉めたくないだろうし、自見さんが反対に回ることはちょっと考えられないと思います。

 って、さっきから与党のことばかり書いてますが、正直、自民党も情けないですよね。
 私の知る限り、谷垣総裁は8月5日になってやっと発言しました。

 菅談話については「必要があるのかどうか、大きな疑問だ」。また、仙谷さんが新たに個人補償を検討する考えを表明したことについては、「日韓基本条約とそれに伴う合意で解決された問題のはずだ。それを不用意に蒸し返すことは間違っている」(産経8/6)。

 なぜそれをもっと早く言わん!?(-.-#)
 
 まあ、そんなこんなで、私なりに、菅談話の発表を何とか阻止できないものかと、あれこれ考えたり、メール送ったりしましたが、もう何か全てが空しくなってきました……(T^T)

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 河野談話や村山談話を見れば分かるように、この手の談話はいったん発表されたら、たとえ中身が歴史的事実に反したものであっても、国際社会では事実だと受け取られ、独り歩きをしてしまいます。
 影響は相手国(今回の場合は韓国)だけに留まらないのです。

 8月6日、広島の平和記念式典にアメリカ政府の代表として初めて参列したルース駐日大使は、献花も行わず、群がる記者に言葉も発さず、会場を去りました。

 アメリカ国内では「原爆が第2次世界大戦の終結を早めた」などと正当化する声が根強くありますし、今回の参列そのものへの批判もあるわけですから、ルース大使としては、オバマ政権にとって不利になる言動はしない、できない、ということなのでしょう。

 こんなふうに、国内・国外に関わらず相手に言質を取られないよう、慎重に行動するのが国際社会の常識だと思うのですが、日本の場合、逆に自分から言質を取られるように持っていってるとしか思えません(自民党時代からそういう面はありましたが)。

 菅談話は村山談話を踏襲しそれを超えない内容になるらしい、補償にも触れないらしい、といった報道がさっき紹介した産経以外でもなされているようですが、どうでしょうか。
 民主党政権にとっては初めての談話ですし、自民党時代との違いを出そうとするのではないでしょうか。

 何より仙谷さんの企みが私は怖い。韓国側に言質を与える(と同時に、賠償したくてたまらない自分たちにも言質を与える)ような、まずい表現が盛り込まれたりしないでしょうか。

 もし、産経新聞や、「正論」9月号で黒田勝弘さんが心配しているようなこと(8/2付:【日韓併合】外国人から見た日本と日本人(19)の最後の方で少しだけ中身を紹介しました)……すなわち、当時、国際法上合法であった日韓併合条約を、これまでの日本の見解である「併合条約そのものは有効に結ばれた」から、韓国側の主張する「締結時から無効だった」に変えてしまうようなことになったら、重大な禍根を残してしまいます。

 英霊に顔向けできない事がまたひとつ新たに起ころうとしている、と思うと、日本人の一人として本当に情けなく、申し訳ない気持ちです。
 それでなくても悲しい夏が、今年はよりいっそう悲しくなってしまうんじゃないか。私は今、不安でたまりません。

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「お気楽くっくり」更新済
 サウナで仕事してるようなもんです。

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