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「アンカー」菅首相とサミット 消費税触れず&北名指し非難の真相

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■6/30放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

北朝鮮を非難する“首脳宣言”外交デビューの菅首相が水面下で繰り広げた攻防とは?青山ズバリ

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 サミットで消費税に言及しなかった菅総理。その理由とは?
 G8首脳宣言で、韓国哨戒艦沈没事件について北朝鮮を名指しで非難。その裏にあった取引とは?

 間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
 画像はYouTubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。
 ※私の使っているMacOS9でついにYouTube視聴ができなくなりました。
  裏技使ってキャプチャしたので画像が粗いですが、ご容赦を<(_ _)>


 内容紹介ここから____________________________

山本浩之
「さ、続きましては、青山さんの“ニュースDEズバリ”のコーナーにまいりたいと思います。今日はどんなお話をいただけるんでしょう」

青山繁晴
「はい。あの、サッカーの余韻がまだね(コーナー前に昨日のW杯パラグアイ戦の報道があった)、あの、冷めやらぬところなんですが。あの、サッカーのワールドカップをたくさんの方がご覧になりながら、頭のどこかに引っかかってる問題、みんなあったと思うんですね。えー、今日はキーワードはこれです」

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山本浩之
「『それで消費税はどうなる』と」

青山繁晴
「はい。あの、新しい総理になった菅さんが、ま、消費税10%という含みで、もう公約ですとか、政治生命かけるとまでおっしゃってですね、で、このワールドカップやってる最中に、カナダ行かれてサミットに出られたんですが、そのサミットでこの消費税の話はいったいどうなったのか。で、それを受けて参院選のあと消費税ほんとに上がっていくのか、そうでもないのか。その話を今日も具体的に皆さんと一緒に考えたいと思います」

山本浩之
「はい、ではコマーシャルをはさんで青山さんの解説です」

(いったんCM)
 …………………………VTR開始…………………………

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 先週、カナダで開かれたサミット、主要国首脳会議が本格的な外交デビューとなった菅総理大臣。
 馴染みの首脳同士が談笑する場面では、笑顔こそ見られましたが、会話の輪に入りそびれる姿も。

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菅総理
「ま、(議論の)リードという言い方がいいかどうかは別として、あの、全体の大きな方向性について、私からもしっかりと意見を述べ、皆さんの参考にもしていただいたと思っております」

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 ギリシャ危機に端を発する世界経済の問題を話し合ったG20では、2013年までに先進国は財政赤字を半減させることが明記されましたが、最大の財政赤字を抱える日本だけは、事実上の例外扱いに。

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 また、財政再建の柱のひとつとした消費税増税について、菅総理は会議で一言も触れませんでした。
 その背景にはいったい何が隠されていたのか。青山がズバリ解説します。

 …………………………VTR終了…………………………

山本浩之
「あの、10%という数字が踊ったこの消費税、その根拠を示して下さいと先週までは言ってたんですけれども、確かに菅総理は、カナダでのサミットでも、この消費税に言及すらしなかったって話題になったわけですけれども、国際舞台で何があったのか。さっそくお願いしたいと思います」

青山繁晴
「はい。ちょっと僕もまだサッカーの余韻が、頭にあるんですが(笑)」

山本浩之
「切り換えて…(笑)(一同笑)」

青山繁晴
「すみません、あの、皆さんと一緒に頭切り換えなきゃいけないと、今は一生懸命考えたところだったんですけれどね。あの、まず、そう言えばサミットやってたよねっていう方はちゃんといらっしゃると思うんですよ」

村西利恵
「やってました、はい」

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青山繁晴
「あの、ワールドカップはまだ続いてるけれども、このサミットはこないだの週末やって、もう終わったんですよね。で、サミットっていうこのイメージからするとですよ、皆さんこれ今回の、記念写真の一枚なんですけど、まぁたとえばここに(前列右端)サウジアラビアのトップがいらっしゃるんですけど、えっ、サミットってこういうアラブ国の人いたっけっていうふうにね、あの、思う人もいると思うんですよ。つまりサミットは近年大きく変わってですね、あの、たとえばサウジアラビアだったり、韓国だったり、中国だったり、あとインドだったりですね、あの、新しい国々が出てきたので、まぁ実質2つあるわけです、今サミットは。で、G8、かつてはG7だったですけど、G8と、それからこれ全体にするとG20。Gが、G8とG20となってるんですけれども、このG8の方で言うとですよ、このサウジとか韓国とかインドとか中国とか、新しく出てきた国じゃなくて、もともとの先進国の集まりですね。で、このGっていうのは、何のGですか?岡安ちゃん」

岡安譲
「(笑)。えー、グループ」

青山繁晴
「はい。えー、笑いながら考えたにしては素晴らしいですけれど…(一同爆笑、ざわざわ)。その通りで、あの、けっこうGってあの、ガバメントのGじゃないかと思ってる人もあの、案外多いんですけどね。これあの、グループなんですね。つまり先進国だけでグループ作りましょうって話だったわけですよ。で、大事なことはこのG8の方は今まで、あの、今それこそワールドカップサッカーで皆さん、アフリカ大陸、普段にないほど意識されてて、それから中南米、中南米の南米大陸も意識されてますよね。このアフリカ大陸から、あるいは南米大陸からはどこも代表が出てない、G8には。そしてこのアジアも、実は中国もインドも出てなかったわけで、日本だけが、このG8、その前のG7から出てきたんで、要するにこの菅さんが日本から行ったっていうことは、G8、G20を通じて日本がいかに存在が大きいかってことなんですよね。で、従って菅さんが、いくら新しい総理だからといって、あの、ちゃと存在感を出して各国の首脳とどんどんこう話、してくれなきゃいけない。えー、僕が時々このコーナーであの、村西さんに近づくように、もう入っていって、話しかけなきゃいけないんですね。で、さっき菅さん、こう一生懸命こう、あの…」

村西利恵
「何か後ろから覗いてましたね(笑)」

青山繁晴
「ええ、あの、笑顔を作って入ろうとしてんですが、こう見事に各国首脳は背中向けるんです。それははっきりしててですね。あの、自分から話さない奴はもう認めないっていうのがもろあって。これはでも菅さんだけの責任、っていうか、菅さんだけのことじゃなくて、あの、自民党時代の本格政権と言われた人々でもですね、たとえば橋本龍太郎総理も、たとえばクリントン大統領とコール首相って当時のドイツのですね、が、晩ご飯ってどんなのかなーってそんな話までして歩いてるところを、後ろからもうのんびりついて行ってしまうと、のんびりっていうか離れてついて行ってしまうってことがあったんですね。で、だから日本の総理がこう歴代、どっちかっていうと話の中に入っていけないことがあって、菅さんだけの問題じゃないんだけれども、しかし菅さんは今回、どんな無理をしてでもみんなとフランクに話をしてほしかった。どうしてかというと、これだからです」

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村西利恵
2013年までに財政赤字を半減させるという目標がG20、首脳宣言に盛り込まれました」

青山繁晴
「はい。これは中国とかインドも入ってるG20の方の首脳会議の宣言なんですけど、これあの、難しげに見えて難しくないですよね。つまりあの、ギリシャで大変な財政危機があったこと皆さんご承知の通りで。で、どこ、まあ、全部の国じゃありません、たとえば中国などは財政赤字ははっきり言うと大きな問題ではないけれども、しかし先進国ほどこの財政赤字を抱えてて、それどうしますかっていうのが世界の大きな問題になってるから。2013年っていうともう実はけっこう目の前なんですけどね、えー、そこまでにその半減するという、これはまぁ時期を区切ったって意味ではやっぱり画期的と言っていいと思いますね。あの、抽象的だとか具体策ないとか、まぁいろんなこと例によって書いてあるけども、でも、まとまってこれを出した意味はやっぱりあると思います。あると思うんですが、それ、この、いろんな財政赤字の中で最悪は日本ですから、日本がどうするかは注目されてるから、だから菅さんの発言も注目されてたんだけれども、その結果どうなったかというと、これです」

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村西利恵
「ただし、日本だけ例外

青山繁晴
「はい。さっき言いました通り、アフリカやアジアやあるいは中南米を通じて、G8について言えば、ただ一人の代表の日本、そしてG20でももちろん大事な日本、で、そのG20がこうやって意味のある目標決めたんだから、日本もその中に入ると思ったら、日本だけ例外だと。これは正直、僕もちょっと意外な話であって、これ例外って最初に第一報、あの、これ実は知り合いから電話で聞いた時に、えっ、それどういう意味ですかと。そうするとその、僕に電話してくれた人もですね、いや、どういう意味か今考え中だということだったんですよ」

山本浩之
「はぁー」

青山繁晴
「で、日本の報道でも最初はですね、あの、例外ってことは日本は大丈夫って意味だろうという報道もあったんです。それどうしてかというと、この議長国は、今回カナダでやってますから、議長国は、っていうか議長はカナダの首相ですけど、カナダの首相が、いや、日本はその、外国にたくさん借金があるわけじゃないと。その、国債はたくさん出してるけども、日本国内でそれを買って日本国内で持ってるんだからってこと言ったから、だから例外ってのは大丈夫だろうと、意味じゃないかってことが最初報道されたんですが、いや、やっぱりそうでもないよっていう報道にだんだん変わっていったんです。それは推測で変わったんじゃなくて、こういう結論が出たあとに、各国首脳とかあるいは日本の関係者とかに取材団が取材してるうちに、いや、これはザーって青ざめるような話なんだよって出てきて、その、報道ぶりが変わっていったんですね。で、僕も、ま、いろんな人に電話してみたんですが、やっぱりまずはちょっと嫌な相手にやっぱり電話しなきゃいけない。しかもその、相手がどう言うかは半ば分かってんだけど、やっぱりこれは財務官僚に電話しないわけにはいかないですね。で、電話してみたらどういう反応だったかというと、こうです」

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村西利恵
「財務省の幹部によると、財政健全化目標に日本だけ例外扱いになったことについて、『とんでもない!』と」

青山繁晴
「はい。これあの、この絵もですね、たまたま何かこういう絵になってますけど、あの、まぁほんとはもっとおじいちゃんですけどね。おじいちゃんじゃない、あの、もうちょっと歳が上ですけどね。あの、これあくまで非公式な話ってことは理解して下さいね。あの、財務省としての見解じゃなくて。彼はまぁ電話でワーッとこう、あれこれあの、雑談の中で、とんでもないよ、例外なんてとんでもないよってことを言ったんで、あの、ま、そういうニュアンスの言葉だと思っていただいた上でですね、その、とんでもないっていう理由は、ま、彼に言わせるとこういうことなんですよ」

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村西利恵
「2013年までに財政赤字半減は、『消費税を9%上げて14%にすればもちろんできる』と」

青山繁晴
「はい。これ何を言ってるかというと、例外扱いにされるなんてとんでもないよと」

村西利恵
「心外だと」

青山繁晴
「ええ、心外だと。その消費税を9%上げて14%、つまり国際水準並みにしたら、それは財政赤字の半減なんてできることだから、だからこれはやればいいだよって言うから」

村西利恵
「はぁー」

青山繁晴
「それやればいいんだよって、あの、財務省はいつも、とにかくその、自分の仕事だけ、国家全体を見てるようでいて、その借金を減らすってことだけをあなたいつも言ってますよねって言うと、だから俺の仕事だからさ、と。ね」

村西利恵
「はぁー」

青山繁晴
「だからそれで行けばいいんだよねと、ね、言って、電話切られちゃったんですよね」

一同
「はぁー」

青山繁晴
「で、電話切られちゃって、まぁあの、普段からわりとこう激しいやりとりになるから、その影響もあると思いますが、もうしょうがないから、他の財務省の人にも聞きましたけれども、やっぱりもうちょっと違う立場で言うと、たとえばこういう人ですね。はい、出して下さい」

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村西利恵
「外務省の幹部によると、日本だけの例外扱いについては『不名誉なことです』と」

青山繁晴
「うん、この不名誉なことですっていうのも気障な言い方で、あの、ほんとに外務省っぽいなっていうことなんですけどね。ま、彼は普段からそういういわば落ちついた、落ちついた気障な言い方をする人ですけど、但しこの外務省幹部っていうのは、この人は今回のサミットの事前折衝にあたった一人です。で、この人に聞きますと、さっきの財務省の人みたいに、こうガラガラ声でギャーッて言うんじゃなくて、非常に冷静に冷たい声で、いや、もうそれは不名誉なことですよ、ということだったんですね。で、不名誉なことっていうのはつまり、そこは僕と、意見一致しませんけれどね、ちょっと共通点を感じるのはね、つまり例外扱いにされるとですよ、その、日本はさっきから言ってるように大事な役割の代表なのに、そのG8、G20を通じて、ま、形としてはG20の首脳宣言でね、2013年までに財政赤字半減って大事なことが出て、日本は代表なのに、あんた関係ないんだと言われたら、じゃあ何しに行ってんのか分かんなくなるわけですよ。ワールドカップに行ってサッカーするなと言われたようなもんですよね、本当は。だから不名誉なことっていうのは、これまぁ上手な言い方でね、その、消費税を上げる上げないのことに触れようとしないで、とにかくこれは不名誉なことですって言い方なんですが、ただ、日本が代表としての立場をちゃんと貫くことができなかったっていうのは、その通りじゃないかなと思うんですよ。それでこの外務省幹部は、この不名誉なことになった理由は、もうズバリこれしかないと言ってるわけですね。はい、出して下さい」

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村西利恵
例外扱いになった理由は、『サミットで消費税に触れなかったから』

青山繁晴
「はい。で、あの、もともと菅さんがサミットでですよ、その、消費税たとえば10%というような話をするっていう話は、そもそもなかったですよ。なかったけれども、しかし財政赤字、あるいは国の借金をどうするかっていうことが大事なテーマになるんだから、日本はどういう方法でやるのかっていうことを、つまり10%とかはっきり言わなくても、残念ながら増税もあり得るということは言うんじゃないかっていうことは、かなり期待されてたけども、それがかけらも出なかったからですね、こういうその、もう不名誉なことになってしまったんだと、その、言ってるわけですね。で、えー、えー、すみません、次のモニター出していただけますか」

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村西利恵
「はい。さらに総理はサミット中の今月26日、記者会見で消費税“公約”発言を修正しました。『消費税を含む税制改革の議論を呼びかけるところまでが私の提案』。これ消費税の話をしなかったばかりか、ま、発言の修正まで行ったってことですよね」

青山繁晴
「そうなんですが、これちょっと見ていただくと、これあの、トロントでやったサミット期間中の記者会見なんです。つまり、ま、これも一種のサミットの場ですね。で、サミットの場では、この、ま、はっきり言うと後退してますよね。あの、これあえて言えば、私は消費税上げるとは言った覚えはないと。みんなで議論しましょうと言っただけで、そこまでが私の提案だってこれ、はっきり後退じゃないですか」

一同
「うん」

青山繁晴
「ところが皆さん、菅さんもう日本に帰ってきましたよね。そして、えー、参議院選挙の遊説の中ではですね、いや、あの、10%って言った自民党を尊敬してると、だから頑張るんだということを、いや、国に帰ったら急にまたですね、この発言がこう、ま、ブレてるわけですけど。またその、参議院選挙で強気に消費税のことを問うんだって変わったわけですよ。ということは、もう一回整理していうと、サミットの間だけシーンとこう黙ってたということですね。で、これは一体なぜなのか。その、一般に報道されてるように、民主党の中から困るって意見が出たりね、内閣支持率が落ちたっていうだけなら、こんなに国内と国外で変わるはずないじゃないですか」

岡安譲
「そうですね」

青山繁晴
「だからサミットの時にどうしてそうなったかと。それを、その謎を解くヒントがこれです」

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村西利恵
「総理が消費税増税を封印した真相は、この会談にありました。それはサミット直前、今月25日に行われたアメリカ・ルース駐日大使と野田財務大臣の会談

青山繁晴
「はい。これはですね、あの、新聞にも一部ちらっと出たんですよ。で、共同通信も配信しましたけどね。その配信によるとですよ、この、ルース駐日大使が財務省に野田大臣を訪ねて行ったんだと。だからこれは表敬訪問ですということで、いや、何でもないよって感じに報道してあるんですが、これ、アメリカの国務省の側にも確認してみますとね、いや、この会談はルース駐日大使から、消費税引き上げの話はどうなっているんですかと、ね、その真意を聞きたいという趣旨の申し入れがあって実現したと。だからはっきり言うとですよ、これ、ここに書いてある通り、サミット直前の25日に、ね、あの、野田さんも総理と一緒にサミットに行くわけですけども、その直前に乗り込んで行ってですよ、で、乗り込んで行った人がルースさんっての、これいわば特別な存在で、今までの大使と違って、アメリカの今のオバマ大統領ともうツーカーの仲で、普段から電話で直接話してる、これまぁ滅多にないですね、こういう大使です。ということは、消費税はどうするつもりなんだと、サミットの前に乗り込んで行ったっていうのは、これ大統領の代理として、その、話聞かせろって言ってきたっていうことですよね。で、これ普通に考えたらやっぱり内政干渉に見えますね。で、あの、しかもアメリカの真意は、その、アメリカは今あの、ヨーロッパと対立してきてですよ、特にサミット前、激しく。ヨーロッパはとにかく財政赤字を減らしたい、しかしアメリカはちょっと待て、それで増税したりするのは早いと、景気回復は最後までやれということでぶつかってて、その中で消費税の話を聞かせろって来たんだから、あの、ひょっとしたら消費税引き上げやめろっていうことかと誰でも思うじゃないですか。ね。で、あるいはその、違う意見としてはですね、いや、アメリカはしかしたとえばIMFっていう国際通貨基金てところがあって、それは日本にいずれ消費税引き上げなきゃいけないと言ってるから、賛成反対じゃなくて、本当に意見が聞きたかったんじゃないかという意見もあるんですね。で、すみません、これもうはっきり申しますが、僕の力不足と、それからもうひとつは時間不足でですね、この、ルースさんがこの会談で何言ったかっていうのはよく分からないんです

一同
「はあ…」

青山繁晴
「ただはっきりしてるのは、野田さんの方からこうおっしゃった。参議院選挙が終わったら、消費税の引き上げを含む税制の抜本見直しをやりますとはっきり言って、しかも消費税の引き上げについて、国民が少しずつ理解してると言ったと。これは野田さん、すみません、ちょっとそれはおかしいんじゃないですか。それはこの参議院選挙が終わってその結果を見ないと、国民がどう判断してるのかは分からないはずですね

一同
「(同意)」

青山繁晴
「じゃあそれに対してルースさんはどう答えたかというと、関係者にあたるとですよ、当局者にあたっていくと、いや、ルースさんはノーアンサーだったと。何も言わなかったと。ほんとかもしれないけど、ほんとに一言も言わなかったのか、表情がどうだったのかっていうことはあの、今後僕は継続取材していきたいんですが、但し全体として浮かび上がるのは、やっぱり、えー、こういうことじゃないかっていうふうに菅政権は捉えてる。はい、出して下さい。こういうことってのは、これです」

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村西利恵
「ルース・野田会談の目的は、日本政府高官によると、『サミットで消費税増税は明言しないでくれというメッセージ』だった」

青山繁晴
「はい。えー、これ日本政府高官って書きましたが、これあえてはっきり言いますと、これは内閣の中の人です。で、内閣の中の人が僕に申したのはですね、さっき言った通り、アメリカの真意の捉え方はなかなか難しいと。消費税、引き上げてくれるなまではまさかアメリカも考えてないだろうし、同時にやがて引き上げなきゃいけないんじゃないかって考え方もあるから、なかなか真意を捉えにくいけれども、要はヨーロッパとアメリカがこの、増税するかどうかで激突するサミットでは、日本は少なくとも消費税の引き上げについてはっきり言わないでくれというメッセージと、少なくとも私は受け止めました、って言い方なんです。私は受け止めましたって、この人もサミットに関わってるわけですから、菅さんがサミットの場だけでは、場では、はっきり言うと借りてきた猫みたいに、もう消費税のしょの字も匂わせなかったっていうのは、やっぱり僕はこれに関係があるだろうと思ってますね。で、その上でですね、さっき言いましたその、首脳宣言から日本は例外扱い、どうしてされたかというとこれですね」

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村西利恵
どんな手法で財政再建をするのか分からない。なので日本だけ外されたと

青山繁晴
「はい。つまりどんな手法でっていうのは、これあの、消費税の引き上げがいい悪いの前にですね、とにかくその、日本のような困難な財政赤字になってるやつを、どういう手法でやるのかはっきりさせないと、要するに分からないってことなんですよ」

一同
「(笑)なるほど…」

青山繁晴
「で、これはですね、たとえば同じサミットに出た国でね、皆さんご承知の通り、イギリスはサミットの直前にね、その、消費税を今までの17.5%から20%に引き上げるってことやったじゃないですか。だからそれは分かるわけですよ。それから日本ではあんまり報道されてないけど、ドイツのメルケル首相はですね、女性のメルケル首相はすごくはっきりしたことを言って、来年から4年間の間にですよ、何と9兆円規模でその財政赤字を減らすと。その手段は失業手当を含む社会福祉を削るんですということをはっきり言って、でもドイツは消費税は引き上げないってことをはっきり言ったわけです。するとね、それに対する賛否は別として、とりあえず分かるわけです」

村西利恵
「手段がね、示されてますから」

青山繁晴
「それぞれの国のやり方で、でも目的、目標は同じなんだねと分かるけど、日本だけは手法がなくて、ただ菅さんが財政再建したいと、経済成長と両立するって言っただけだから、それは当たり前だべって話になる…」

村西利恵
「説得力がない…」

山本浩之
「…と、やっぱり不名誉ですね」

青山繁晴
「やっぱりあの、だからね、外務官僚の言葉と似てくるのは嫌なんだけども、ま、そう言わざるを得ないかなと思うんです。但し皆さんね、じゃあ今回のサミットがもう全然意味なく終わったのかというと、いや、そうでもない。その、良かったことの取引で言うと、これなんです。はい、出して下さい」

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村西利恵
「それはG8首脳宣言に盛り込まれた韓国哨戒艦沈没事件についての、北朝鮮を名指しで非難したこと

青山繁晴
「はい。これも大したことないって言う人いるけど、ま、とりあえず北朝鮮って名前が入ったことは大きくて、それがどうしてそうなったかというのはこれです(フリップ出す)」

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村西利恵
「ここでズバリキーワードは『裏取引が成立』。どことどこの、どんな裏取引があったのか、CMのあと詳しく話していただきます」

(いったんCM)

山本浩之
「確かにG8で北朝鮮への非難声明が出されたことは、非常に大きな意味を持つと思います。2つめのキーワードはしかし、裏取引でした。続きをお願いしたいと思います」

青山繁晴
「はい。あの、G8の首脳宣言、実際に見ますとね、この北朝鮮を非難してる部分はもうほんとに1箇所だけだし、それから、ま、報告書をちょっと引用してるだけなんですね。だから抽象的じゃないかっていう見方はありますけれどね、でも今ヤマヒロさんも言われた通り、大きな意味があるっていうのはですよ、国連安保理の、国連安全保障理事会の議論でね、全然進んでないんですよ。しかしG8で、この首脳宣言が出たらですね、安保理に影響を与える。どんな影響かというと、安保理で何で進まないかというと、常任理事国のロシアと中国が、いや、北朝鮮を刺激しちゃいけないよって反対してるからですね。ところがこのG8には、中国はいないけどロシアがいてですよ、ロシアも結局この北朝鮮の名前を入れることに、これ賛成したわけですね。そして中国はG8にいないけれども、今回のサミットの特徴は、同じ時期にG8とG20をいわば連続して、重ねてやったんですね。だから中国とロシアはもう間違いなく、間違いなくってこれ推測じゃなくて、緊密に連絡を取り合ってたんですよ。ということは、G8にロシアだけじゃなくて、中国も、まあこれやむをえないなと妥協したと、この意味は大きいんですね。このあとの国連に戻った時に、議論必ず戻りますから、そこでその北朝鮮に対して厳しい姿勢がやっと出るかもしれないってことになるわけですね。じゃあ、ということは、今キーワードで出した裏取引って誰と誰の取引なのかというと、これ片方が中国っていうのはたぶんお分かりいただけますね、メインプレイヤーが。で、こっちのメインプレイヤーが菅総理だったらいいんですが、残念ながらそうじゃなくて、これはメインプレイヤーは実はアメリカです。で、アメリカの陰に韓国がいて、中国の影にロシアがいるってことなんですが、じゃあアメリカと中国ってそれぞれのメインプレイヤーがどんな取引をしたのかというと、これです

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村西利恵
人民元問題を盛り込まない代わりに、北朝鮮を非難

青山繁晴
「はい。これあの、人民元問題ってちょっとこの下に書いてるんですけどね、要するにあの、人民元ってご承知の通り中国の通貨ですが、これが今すごく安いわけですよ。安いから中国から輸出がどんどんできてアメリカは困っちゃうから、その、実態に合うように人民元をちゃんとマーケットに合わせろと。ところが中国はこの人民元を自分で管理してしまってる、ね。それがサミットで必ず非難されることになるから、サミットの1週間ぐらい前にですね、いや、ちょっと弾力化しますと、ね。これ一定の中で動かしてもいいですよ、それだけのことだから小幅な動きしかないから、つまりちょっとしか上がらないから、これまたサミットでやられると。しかし、その、多少議題になっても宣言には絶対盛り込むなと。この胡錦濤国家主席自らが激しく交渉したわけですね。絶対、宣言には人民元の言葉も入れるなと。ね。そうするとアメリカとしては、もうその、今は経済では中国にこう押されてるっていうか、中国にこう頼ってるわけだから、じゃあ経済では言うこと聞くけども、北朝鮮問題のような安全保障の問題については、じゃあこっちの言うことを聞けという裏取引が行われた。はい。それをまとめてみますと、こうです」

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村西利恵
「経済で妥協するからこそ、安全保障は強固な姿勢」

青山繁晴
「はい。これはもうオバマ政権の最近の姿勢として、その、中国とアメリカ2カ国で世界をコントロールしましょうって意味のことを言ったこともあるのに、最近はそうじゃなくて、経済で依存しなきゃいけないなら、安全保障、外交は強く出ようということなんですね。で、このことはですね、やがて僕たちの運命にも大きく関わってくるのは、今、北朝鮮が不安定な状況になってるっていうのは間違いないです。北朝鮮のことについてはまた来週か再来週に詳しくやりますけれど、不安定になってるのは間違いがない。もし日本とアメリカの間がちゃんと対話ができないような状態で、オバマさんがこうやって強固な姿勢に出ていくとですよ、要するにこの件でも日本は例外扱い。日本は一見大事な立場にいるようでいて、例外扱いされて、私たちの知らない間に、あの、米中でいろんな取引がされたり、あるいはアメリカと北朝鮮の間で新しい緊張、下手すると軍事的なことも含めてですね、起きかねない。だから日本が必ず例外扱いにされないようにしなきゃいけないですね。で、最後に今日お話ししたいのは、ちょっとこの人の顔、見ていただけますか。はい、出して下さい」

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村西利恵
「先ほども出てきたアメリカのルース駐日大使」

青山繁晴
「はい。あの、先ほど出てきたんで、このお顔ちょっと覚えていただいてると思うんですが、実はサミットやってる真っ最中の26日の土曜日に、このルースさんと話す機会がありました

山本浩之
「ああー」

青山繁晴
「あー、どういう場所かというですね、あの、日米安保条約改定の50周年なんです、今年ね。その記念式典が、えー、アメリカ第七艦隊のブルー・リッジっていう船の上で行われました。ま、そこにたまたま呼ばれまして、で、ルースさんがいて、このルースさんの周りになぜか日本人いなくてですね、あの、自衛官も含めてあんまりいなくて、アメリカ人同士で話してるから、あの、ま、ありのままに言うと、ちょっと割って入ってですね、ルースさんにちょっと話があるって言って、2人だけであの、けっこう長い時間話しました。で、僕の言ったことは、要は、いろんなことでね、その、オバマ政権、あなたを含めて日本に対して疑い持ったりっていろんなことあったけど、でも日本国民の願いはね、対等な日米同盟にしたいんだと。同盟っていうのは対等だから。いろんなミスもあれば、その、総理大臣のいろんな不可思議な動きもあっただろうけど、対等な同盟にしたいっていうのが私たちの願いだから、こう揺れてもぶれても、そこははっきりあの、記憶してくれと言いましたら、ルースさんが何を言ったかというと、その、自分と意見が合う合わないじゃなくて、そのようにはっきり分かるように日本側から言ってほしいんだ

山本浩之
「うーん」

青山繁晴
「で、僕はあくまで民間人ですから、それを強調して、僕の言ったのはいわば国民のあの、共通してるかもしれない気持ちを言ったんであって、あなたの言う通り、その、日本の政治家にははっきり言うところが欠けてるかもしれないと、ね。しかしアメリカの政治家だっていつもほんとのこと言うわけじゃないと、悔しいから言いましたが、あの、ルースさんはそれは苦笑いをして聞いて、とにかく、はっきり分かるように言ってくれて、そっからでないと対等な関係ってのはないよとルースさんは言って、それは僕もそうじゃないかなと思ったんですね。はい」

山本浩之
「確かに。だからサミットのような場で、国のリーダーである総理大臣がはっきりと言わなきゃいけないっていうことなんですよね」

青山繁晴
「そうです、はい」

山本浩之
「ありがとうございました。以上、“ニュースDEズバリ”でした」

 ____________________________内容紹介ここまで


 今週の「アンカー」はサッカーの話題にかなり時間を割かれたため、伝えられたニュースはこれ1本だけでした(しかも番組の最後の方で)。

資金管理団体土地購入事件 民主・小沢前幹事長弁護側、検察審査会に上申書提出へ(FNN6/30 11:53)
 
 これについて青山さんは以下のようなコメントをされてました。

 「異例のこと。初めて聞いたケース。上申書の現物をまだ読んでないので、あくまでも伝聞の範囲内だが、冷静に証拠を見てくれということと並んで、民主党の幹事長を辞任したことに配慮してくれという意味のことが今のところ盛り込まれているようだが、そうだとすると矛盾する。冷静に証拠を見てくれだけで本来いいはず。幹事長辞めたことと証拠を見るってことは本来関係がない。だからそこはちょっと気になる」


 あと消費税といえば、菅さんが今日(6/30)遊説先で低所得者向けの税金還付制度を言ってましたが、行く先々で年収の額が全然違ってましたね。
 「200万とか300万」って言ってみたり、「300万とか350万」って言ってみたり、はたまた「300万、400万以下」って言ってみたり、バラバラ。どれやねん!と。
 設定額によっては我が家も含まれる可能性があるので、すっごく気になるんですけど(T^T)

 前記事で書いたばかりだけど、今一度。
 「行き当たりばったりであれこれ言って有権者を振り回すのはやめて下さい!」

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※拙ブログ関連エントリー
【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし

※参考リンク
ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
 青山さんのブログです。ご本人に直接コメントが送れます。
誰にも手渡してはならない自由意志
 拙ブログで紹介しきれなかった青山さんの発言を起こして下さっています。


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Author:くっくり
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