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終戦時の今上陛下にまつわるエピソード

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 昨日は今上天皇陛下の御誕生日でした。

 所用で繁華街に出たんですが、世の中はまさに「クリスマスイブ・イブ」てなムード。ここは一体どこの国なんだろう?(^_^;

 クリスマスにはキリストの誕生日を祝い、大晦日にはお寺の除夜の鐘を聞き、お正月には神社へ初詣。
 年末年始に日本に滞在した外国人は、この国の宗教はどうなってるんだ?と頭を捻るんじゃないでしょうか。
 もちろんこういった宗教に対する寛容さは、日本人の長所でもあると私は考えていますが。

 さて。
 1年ぐらい前に今上陛下にまつわるエピソードを何かの雑誌で読んで、すごくジーンと来たことがありました。

 部屋の隅っこに積み上げた古本から探し当てたそれは、月刊「WiLL」06年1月号に掲載された「明仁天皇の大東亜戦争/高杉善治・小池松次」。

 戦時中は学習院軍事教官兼御用掛、終戦後は宮内庁御用掛嘱託として今上陛下が学習院初等科に通う頃からお側に仕えた高杉善治さんの記録を、善治さんの娘婿である小池松次さんがまとめたものです。
 この時期の今上陛下の唯一の記録とされています。

 今日はその「明仁天皇の大東亜戦争」から抜粋転載させていただきます。
 おっと、その前に予備知識として一点だけ。
 今上陛下(当時は皇太子殿下)は終戦時、奥日光の湯元に疎開されていました。南間(なんま)ホテルという旅館に滞在されていました。

玉音放送に涙が

 八月十五日、正午に陛下の重大放送があるというので、午前の授業が終わると、学習院の生徒(殿下を除く)は、南間ホテルの二階の廊下に集まって拝聴した。しかし、ガーガーと雑音がはいって、さっぱり聞きとれなかったので、先生が内容を確かめたうえで、あまり生徒を刺激しないよう婉曲に説明して聞かせた。

 殿下はお立場上、別室でお聞きになられたほうがよかろうということになり、ホテルの二階の御座所に帰られ、穂積東宮大夫、石川主任傅育官、門倉、山田、東園、村井、黒木、栄木の各侍従が侍立して、一同直立して、御座所備え付けのラジオで聞かれた。このラジオは雑音もはいらず、明瞭に聞きとることができた。

 ご放送の内容については、だれもそのときまで知らなかった。一同は、かたずをのみ、くい入るように玉音に耳を傾けていた。ご放送が進み、終戦のご放送であることがわかったとき、侍従たちの間から、嗚咽の声がもれてきた。

 ラジオの前にきちんと正座して聞いておられた殿下は、急に目を閉じ、頭を深く垂れ身動きもせずじーっとお聞きになっておられたが、しっかり握りしめられた両手はかすかにふるえ、目がしらには涙があふれ光っていた。

 ご放送が終わってからも、しばらくそのままのご姿勢ですわっておられた。

 まだあどけない十一歳の少年であったが、しっかり結んだお口元には堅いご決意のほどが拝察され、お気の毒に思いながら、また凛々しさに心打たれるものがあった。

 やがて穂積東宮大夫は、いたわるように殿下のおそばに近づいて、自分も隣にすわって(御座所は日本間であった)ものしずかに孫をさとすような調子で、ただいまのご放送の内容をご説明申し上げ、とくに戦争に負けて終戦となったが、日本国が滅びたのではない、日本はこの敗戦のあらゆる困難を克服して、再びその存立を確実にし、繁栄をとり戻さなければならないのである。この日本再建の時代に際会された殿下のご責任と、ご任務は、まことに重大である。どうかいたずらに悲嘆にくれることなく、専心ご勉学にはげまれて、きょうの悲壮なご決意を一生お持ち続けになり、明天子におなり遊ばしますようにお願い申し上げる、というような意味のことをお話しされた。

 殿下は黙って、いちいちうなずいておられたが、そのお顔色にははつらつたる生気をとりもどし、堅いご決意のほどがそのご様子にありありとうかがわれた。東園基文侍従の話によると、殿下はその日の日記に、堅いご決意のほどをしるされていたとのことである。

殿下を人質として拉致

 八月十六日の午前中、憲兵隊から、アメリカ軍が本土に進駐してきた場合、殿下を人質としてアメリカ本国に強制拉致するという情報を入手した、と報告があった。私もひそかに憂慮していた矢先で、不確かな情報とはいえ、あり得べきこととして、さっそく田中少佐とその対策を検討した。

 無条件降伏といっても、アメリカ軍が進駐して具体的に何をするのか、皆目見当がつかなかった。ただドイツ降伏の前例から、戦争指導者が戦犯として逮捕され、佐官級以上がその該当者に指定されるだろうという流言が飛んだ。

 情報のとおり、殿下を強制拉致されるとすれば、これは国体護持のため、いかなる手段を講じても阻止しなければならない。この点に関してはもちろん田中少佐も同意見であり、相談の結果、次のように決めた。

 もしアメリカ軍が湯元にきて、殿下を強制的に拉致しようとした場合、お身代わりの生徒を用意しておいて、これを差し出し、殿下はおしのびで湯元から裏日光の間道を経て、会津若松にご避難していただくこと。

 翌日さっそく、将校斥候を出して道路偵察をさせた。将校斥候の報告によると、

 一、自動車はまったく通らない。
 二、馬は途中までは通れるが、湿地帯があって通れない部分が多い。
 三、駕籠とご徒歩ならば、相当の困難はあるがまず可能である。

 ということであった。

 結局、急造の駕籠とご徒歩で会津までおでかけになるより、方法がないということになった。駕籠は儀仗隊の兵隊が交代でかつぐことにした。

 すると黒木侍従が、

 「殿下が会津若松にお移りになることは、この際やむを得ない処置だと思いますが、学友をお身代わりに立てて苦境に立たせ、殿下のご安泰のみを図るということは、卑怯な行為として後世のそしりを受けるのではないか」

 と異議をとなえた。そこで私は、

 「殿下は、わが国にとってはかけがえのないお方であります。お身代わりに立つ生徒も、父兄も、君国のためによろこんで引き受けてくれると思います。否むしろ一世一代の光栄と存じ進んで希望すると思いますし、世間も立派な行為として称賛することはあっても、卑怯な行為として後世のそしりをお受けになるようなことは、わが日本国にあっては決してないと信じます。ゆえにぜひこの案にご同意をお願いいたしたく存じます」

 と述べると、穂積東宮大夫が、

 「それでは高杉さん、よろしくお願いします」

 といわれたので、私は、

 「私どもが生きてある限り、絶対に殿下のご安泰をご守護申し上げまする所存ゆえ、どうぞご安心下さい」

 と力強く申し上げてホテルを退出した。

 このとき、私のからだ中に熱い血がかけめぐるのを覚えた。その責任の重大さ、その光栄、わが二十年の軍人生活のうちに、皇室から受けたご恩寵にお報いできる最後の機会である。また軍人として死所を与えられたという喜びと勇気とが、火の玉となって私のからだをかけめぐったのである。

 数年前の私であれば、高杉善治さんのこの時の心情はあまり理解できなかったと思います。
 でも今の私にはすごく分かります。皇室が日本にとってどんなに大切な存在であるかを知ったから。

 この記録は「WiLL」に発表後、単行本となって出版されています。

天皇明仁の昭和史/高杉 善治 (著)


※参考リンク
 ・宮内庁HP>天皇陛下のお誕生日に際しての記者会見の内容とこの1年のご動静
 ・天皇誕生日 2万人祝福(産経12/23)



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