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クロウト政治とシロウト政治 18年前の参院選「CREA」92年9月号

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 お彼岸(3月)に実家に帰った時のこと。
 何か面白い本なかったっけ?と物置を探していたら、自分が昔よく買っていた雑誌を親がちゃんと捨てずにとっておいてくれてまして、その中に「CREA(クレア)」という女性月刊誌の古い号が2冊ありました。

 自宅に持ち帰ってから、忙しさもあってずっと放置していたのですが、GW期間中に時間ができたので当時を思い返しながら読んでましたら、これがすごく面白い!(^o^) 2010年と比較して…という意味において。

 今日はその持ち帰った「CREA」から、1992年9月号の記事を紹介します。
  [NEWSY CREA ニュースが大好き!] と題されたコラム群から、特に興味深かったこちらのコラムです。
 

 コラム起こしここから____________________________
【CREA Hall of Shame 恥辱の殿堂】
 シラケも通り越した至上サイテーの参院選 文・平野純

 ……………………………………………………………………………………………
 永田町の盲腸とされる参議院。それでも議員バッジが欲しいのか、高邁な理想に燃えているのか、今回もまた忘れられかけているタレント達が、リニューアルでもするつもりで、大挙して立候補した。サンタンたる選挙に花を添えたオヤジたちよ、ご苦労さんでした。
 ……………………………………………………………………………………………

 「シラケ選挙」という言葉が誕生して早くも二十年以上。選挙のつまらなさは昔と変わらないけれど、議員を目指すタレント候補の「質」と環境だけは様変わりした。そんな印象とともに終わった参議院選挙だった。

 日本新党の小池ユリ子、スポーツ平和党のエモヤンこと江本孟紀、連合無所属の森田健作、風の会の横山やすし、モーター新党のマイク真木と初出馬タレントの顔ぶれは賑やかだったが、フタをあけてみれば、下馬評の高かった小池、江本、森田の三人をのぞきそろって討ち死にという予想通りの結果になった。

 タレント候補の「質」と書いたが、昔のそれと今回の候補者とでIQ指数に違いがあるわけではもちろんない。アンチ・プロ政治のシロウトっぽさが売り物なのも同じ。違うのは売り時をつかむセンスの問題だろう。実際、李香蘭の山口淑子が参議院外務委員長になり、横山ノックや西川きよしが庶民のクロウト政治への「風穴」願望を満足させた今、タレント候補のシロウトぶりは新鮮でも何でもない。

 大体、クロウト政治がいけないというが、「やるっきゃない」のおたかサンが野党第一党の委員長職を張り、マドンナ議員が大量進出した昨日の今日である。クロウト政治が実在するのかも疑問で、「永田町政治を打ち破らにゃあかん」と力みかえる横山ヤッさんについ、ソ連崩壊後の「反共の闘士」のイメージをだぶらせてしまったのはぼくだけだろうか。

 初当選時の横山ノックや、立川談志のような「ビッグな」タレントが今回の出馬の顔ぶれに少なかったのも、寂しかった。横山やすしは、勝手に大物だと思っているだけだし、太平シローは、例の「失踪」騒ぎも事前運動だったのではという疑いだけを残した印象。もう一人のマイク真木だが、♪もう一度バラを咲かせたい~などと、心底思っているにせよ、死んでもギターで弾き語りなどすべきではなかった。ただでさえ子供の七光りの印象なのに、見ていて気が滅入るほどのみじめさだった。

 それにしても、参議院なんて要るのだろうかという思いにふつふつと襲われたのは、今度の選挙に限った話ではない。この徒労感はニッポンの民主主義に害毒を与える気がする。いっそ憲法改正して廃止しちゃえばと思うけど、ムリでしょうね、多分。

 廃止がムリなら全部タレントで埋めつくしちゃえばいい。そもそもタレントなんて、いれば楽しいけどいなくても困らない余り物が身上。参議院にはほどよく釣り合いがとれている。その意味じゃ、過去の選挙でコロムビアトップ、ノック、きよしといった漫才師を続々当選させたのも、正解だったのかも。とすると今回落ちたタレントは、その無用の長物にすら値しないと烙印を押された人々ということになるが…。

 ____________________________コラム起こしここまで



 懐かしい名前がいっぱい出てきましたね~(^_^;
 あ、ちなみに「小池ユリ子」は誤植ではないです。小池さんは政治家になってから本名の「百合子」を使われるようになりましたので。

 この頃の参院選って、ミニ政党がたくさんあったんですよね。
 現在ミニ政党があまりないのはなぜかというと、法律で供託金が引き上げられたり、無料広告が事実上廃止されたり(「得票率が1%を切った場合は実費負担」の制限がついた)と、ミニ政党への負担が重くなったためだそうです。
 ミニ政党が比例区で議席を獲得したのは1995年参議院選挙の第二院クラブが最後だとか。
 (Wikipedia>ミニ政党>参議院議員選挙におけるミニ政党を参照)

 しかし、タレント候補の顔ぶれを見ますと、昔も今も「何でこの人が?」と突っ込みたくなる人が多いですよね。世間から忘れられつつあって「もう一花咲かせたい」という野望が見え隠れする人が一定数いるのも、昔と変わらないですよね。

 昔と変わったことと言えば、票集めのためにタレントを利用する既存の政党が続出していることでしょうか。それも政権与党とか野党第一党とかがですよ。1992年当時はそんなことなかったですもんね。

 コラム冒頭に、「議員を目指すタレント候補の『質』が様変わりした」とありますが、その点でも2010年はさらに様変わりした(低下した)と言えるかも。
 だって、1992年のタレント候補もそれなりにひどかったけど、今年の顔ぶれはさらにひどくなってませんか?(T^T)

 特に、ヤワラちゃんこと谷亮子さんの出馬にはがっかりしました。
 最初に聞いた時、てっきり柔道は引退するんだなと思ったら、あーた、現役続行って。
 国会議員と柔道と主婦業、こんなん全部こなすの無理でしょ。どれか手抜くならともかく、そんないい加減な子じゃないでしょ。
 同じ兼業主婦として言わせてもらえば、いくら何でもこの三足の草鞋はあり得ませんわ。

 「夫の谷佳知選手が協力すると言っている以上、外野がとやかく言う問題ではない」という意見もネットで見ましたが、いや、それは違うでしょ。
 私たちは外野じゃありません。「国会議員・谷亮子」のお給料が税金から出る以上は。

 と同時に、民主党、わりゃーええ加減にせいよ!と。
 5月10日のヤワラちゃん&小沢幹事長の会見を見ながら、頭の中にこういう「求人広告」みたいなのが浮かびました。

【参院選立候補者募集!!】
  金メダルを狙いながらバイト感覚で出来る簡単なお仕事です。
                        ……民主党……

 もちろん民主党だけじゃないんですけどね。有名人を出馬させて集票しようと考えてる政党は(産経5/11。画像も)。

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 最新の情報では、ほかに国民新党が江本孟紀氏に、自民党があべ静江氏に出馬を打診しているようです。

 もっとも、芸能人やスポーツ選手であっても議員に転身後は真剣に国のために働いてくれている人もいますから(橋本聖子さんや馳浩さんのように)、一概に駄目とは言えないかもしれませんが、少なくとも上記立候補予定者の中で私が期待できると思う人は一人もいません。

 しかも不幸なことに、1992年の参院選ではタレント候補を私たちは「落とす」こともできましたが(ミニ政党ゆえに)、今度の参院選ではそれも難しいですよね。比例代表で出る人は特に。


 話はコラムに戻って\(^^\) (/^^)/
 中盤に「クロウト政治がいけないというが……クロウト政治が実在するのかも疑問」とありますが、このあたりも1992年よりさらに悪化している気がします。特に今の民主党政権の体たらくを見ていると。

 民主党は、いわば「クロウト政治がいけない」と思った(思い込んだ?)有権者の心を捉え、昨年、政権交代を成し遂げたんですよね。
 が、今の民主党政権を見ますと、利権は自民党時代のものが民主党に移っただけ(てか、自民党時代より利益誘導が露骨になってませんか?)、公務員改革も抜本的には踏み込めず(労組が支援団体だから当たり前)、国民は「政権交代したのに何も変わってない」「自民党時代とどこが違うんだ?」と怒りや失望感に包まれています。

 いや、むしろ自民党時代よりも多くの点で悪化しているのでは?
 事もあろうに政権与党の代表(総理大臣)と幹事長というツートップが、「政治とカネ」の問題を抱えたまま居直っている。
 幹事長の小沢氏に権力が集中していることで様々な問題が派生している。
 にも関わらず、民主党の議員は誰も小沢氏を正面切って批判できない。たまに物申す人が出てきても潰される。ポスト鳩山たちは「次」を見据えて口をつぐむ。
 かくして「小沢氏は幹事長を辞任すべき」という国民の声は無視され続ける。世論よりも党内力学が優先される。
 小沢氏は今後、衆院政治倫理審査会に出席して説明をするらしいですが、果たして公開されるのか。たとえ公開されたとしても、そこで真実が明らかになると期待している国民はほとんどいないでしょう。

 こんな「クロウト政治」を国民はもちろん望んでいなかったはずです。

 が、この政権は逆に「シロウト政治」の色合いも非常に濃いんですよね。

 普天間基地移設問題の迷走で国防はズタズタ。
 経済政策もボロボロで、たとえば子ども手当(そもそもこれが経済政策なのか福祉政策なのかすら判然としない)のような「財源どうすんの?」「子どもに将来ツケが回るだけでは?」とシロウトでも不備が分かるバラマキ政策を見切り発車。
 他にも高速道路新料金や郵政改革など様々な問題で迷走。
 「政治主導」「脱官僚依存」がかえって政治を機能不全に陥らせている例は数知れず(民主党の言う「脱官僚依存」って「官僚排除」なの?)。
 まさに「シロウト政治」丸出しで、国民はそこにも怒りや失望を感じているわけですよね。

 昨年の総選挙で民主党に投票した人の多くはおそらく、「クロウト政治」の良いところは踏襲しつつ、クリーンで国民に分かりやすい「シロウト政治」を展開してくれるはず、と期待をしたことでしょう。
 が、フタを開けてみれば、真逆で、「クロウト政治」の悪いところと「シロウト政治」の悪いところをミックスした、最悪の政権になってしまっている!……というのが現状ではないですか。

 民主党の元最高顧問・渡部恒三氏ですら、先月こんなことを言っています。
 「(鳩山政権の)誕生から7カ月。あのとき大したもんだと思い出すことより、しなければよかったと思うことばかり」(時事4/14

 5月12日の「アンカー」(起こしこちら)で青山さんが解説していたように、まさに「統治能力を失っている」状態ですよ(T^T)


 最近も民主党はまたしょうもないこと…三宅雪子議員の転倒ごときで大騒ぎしてるでしょ。
 衆院内閣委員会で転んだ翌日の13日に、民主党の男性議員が国会の本会議の壇上で「暴力行為があった!」と声高に叫んでましたが、もうね、アホかと。小学校の終わりの会か?!これは。

 5/14放送「朝ズバ!」見てたら、みのもんた氏も三宅議員と民主党をボロカスに言ってました。
 「貴重な国会の審議の場で、情けない。三宅議員はお医者様に行ってもらって、きちんと医学的にやってみたらどうですか。そうやってちゃんと報告してもらった方が自民党も民主党もはっきりするでしょ。自分で転んだんじゃないのかって言う人もいるぐらいでしょ」
 民主党をさんざん擁護してきた毎日新聞の与良氏も「情けない。こんなことが話題になるのは情けない」。
 (詳細は「テレビにだまされないぞぉ」さんを参照)

 「いやいや、去年政権交代したばかりだし、民主党もまだ勝手が分からないんですよ。もうちょっと様子を見ましょうよ」という声もまだあるのかもしれませんが、果たして民主党が今後大化けするか?となると、かなり難しいんじゃないですか。
 民主党から小沢的なものを一掃する(それには小沢氏の政界引退しかない)、労働組合と関係を断つ、「勘違い政治主導」から脱却する、最低限これらを実行しない限りは……。

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 ちなみに、この「CREA」92年9月号の [NEWSY CREA ニュースが大好き!] で取り上げられている他のコラムは、

・合同結婚式で話題騒然、統一協会の過去・現在・未来
・捕鯨禁止は環境問題?それとも、政治?
・「トカレフ」拳銃で警察の仲間割れで、日本もハードボイルドになった!?
・NTTの遠距離通話値下げって、どういうこと?
・株価低迷で銀行がつぶれる、ってホント?
・アメリカで愛用者爆発の禁煙パッチで心臓発作!?
・環境破壊が進む旧ソ連のタケノコ生活

 などです。
 また機会があれば、拙ブログで紹介していこうと思います。

 「CREA」については、90年代の初め頃から数年間、毎月購読していた記憶があるのですが、残念ながらこの92年9月号ともう1冊を除き、全部ある時点で私が自ら処分をしてしまったようです(92年9月号は私の大好きな少女マンガが特集されてたので保存しておいたものと思われ(^^ゞ)。

 小沢一郎氏が自民党幹事長になった直後のインタビュー記事が載った号もあったんですが、それをとっておけばなぁ。今読めばおそらく噴飯物だったでしょう。ちょっと残念です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

※国会法改正案が5月14日に衆院に提出されてしまいました(T^T)
 重国籍もまた危険な状態だそうです。
 詳細及び最新情報は以下のまとめサイトをどうぞ。
国民が知らない反日の実態>国会法改正案の正体
国会法改正案まとめwiki


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「お気楽くっくり」更新済
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