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したたかに生きる小国たち 「ビーバップ!ハイヒール」より

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4/29放送「ビーバップ!ハイヒール」小さな国の大きな物語

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 厳しい国際情勢の中、したたかに生きる小国たち。
 日本も見習ってほしいなーと感じた部分がたくさんありました。

【出演者】
ハイヒール(リンゴ・モモコ)
筒井康隆、江川達也、たむらけんじ
ブラックマヨネーズ(小杉・吉田)
小泉エリ、岡元昇(ABCアナウンサー)
田中義晧(よしあき)(ゲスト。京都産業大学外国語学部教授。専門は政治学。国際開発経済センターで研究員を務めた後、現職。国際関係論のプロとして活躍し、著書に『日米関係のグローバリゼーション』『援助という外交戦略』『小国主義』『戦後世界の潮流』などがある。)

 拙ブログの過去の「ビーバップ!ハイヒール」記事では、番組内容をけっこう詳しく紹介してきたのですが、今回はあまりやる気が出ないので(GWボケ?(^_^;)、主な内容は上のリンクから番組サイトをご覧下さい。

 ただ、今回、出演者の発言で驚いたというか、うそやん!と思ったものがあったので、そこのやりとりだけ起こしておきます。完全起こしです。

 「したたかに生きるミニ国家の中で、特にしたたかな国がある」ということで、太平洋上に位置し、島・諸島からなる小国キリバスが紹介された場面です。


 起こしここから____________________________
田中義晧
「このキリバスという国はですね、ま、人口が、ま、10万人ぐらいの国なんですけどね、なかなかしたたかでですね、中国と台湾、中華民国を天秤にかけてると

ハイヒール・リンゴ
「ほう」

田中義晧
「ていうのはね、中国も台湾もですね、できるだけ国交ですね、国の交わりを増やしたいわけですよ。それをうまく利用してですね、中国と台湾を競わせてですね、援助を得ると。で、援助の多い国を…

筒井康隆
「認めてやると」

ハイヒール・リンゴ
「したたかやなー」

田中義晧
…承認して国交を結んだ
(注:2003年11月、キリバスは台湾と外交関係を樹立。これに対抗し中国はキリバスと断交しました。外務省サイト参照

小泉エリ
「えー」

田中義晧
「それぐらいしたたかにですね、えー、このへんの国は」

ハイヒール・リンゴ
どっちかとしか国交しないですもんね、言うたら」

田中義晧
「そういうことです」

ハイヒール・リンゴ
「日本は中国と」

田中義晧
「中国と国交がある」

ハイヒール・リンゴ
台湾とはあの、民間交流ありますけど、正式な国交はないんですよ

田中義晧
「ないです」

ブラマヨ・小杉
えっ!

小泉エリ
「えー」

ハイヒール・リンゴ
「台湾は」

江川達也
「だから田中角栄が中国に行くまでは、台湾だったけど」

田中義晧
「そうです」

ハイヒール・リンゴ
台湾と中国は対立してますから、中国と国交を回復するってことは、台湾と国交を持たないということです

ブラマヨ・小杉
えーー、知らんかった

ハイヒール・リンゴ
「地域ということです、ひとつのね、チャイニーズタイペイという」

小泉エリ
「他の国もいっしょなんですか。アメリカとかもどっちかしか国交…」

ハイヒール・リンゴ
「アメリカも中国ですね」

小泉エリ
「あ、中国」

ブラマヨ・小杉
ビビアン・スーさんとか来てんのに?

ハイヒール・リンゴ
「ビビアン・スーさんとか来ても、あの、民間交流はあります。だから、私ら民間交流で台湾に旅行行きますけども。だからあの、領事館とかでもらわないでしょ、ビザとか

ブラマヨ・小杉
……あ~

ブラマヨ・吉田
「おまえ分かってないやろ!おまえ!(一同笑)」

ブラマヨ・小杉
「(苦笑してテーブルに突っ伏す)」

ハイヒール・リンゴ
「だからその、中国と台湾を上手いこと秤にかけて、お金を取ってる国もあるというね」

ブラマヨ・小杉
「悪い女やな~」

ハイヒール・リンゴ
「女ちゃう!国!(一同笑)」

 ____________________________起こしここまで


 ファンの方には申し訳ないんですが、テレビでこのやりとり見てて、私は「小杉くんアホやん!」と声をあげてしまいました。

 ブラマヨの小杉くんは1973年7月生まれ。今年37歳ですね。
 小泉エリちゃんは若いから仕方ないのかなとも思ったけど、でも若いと言っても1982年3月生まれの28歳。

 いや、年齢は関係ないのかな?
 私の周囲は当然ながら私と同世代(40代)が多いんですが、やはり政治とかには全く興味ないって人もたまにいますからね。

 そうやって考えていくと、むしろ小杉くんって日本人の平均的なタイプなのかもしれない、という気もしてきました。
 30代、40代であっても、日本が台湾と国交がないことを知らないとか、そこは知っていてもそうなった原因を知らないって人は、実は大勢いたりして……。

 が、夫(41歳・会社員)の見解は違いました。私がこの件で尋ねると、こういう答が返ってきました。
 「いやー、それぐらいの年齢やったら普通は知ってるやろ。どっかで気付くやろ。新聞も読まん、テレビやネットのニュースも全然見る習慣ないって人は、また別かもしれんけど……」

 うーむ、どうなんでしょうね?(^_^;


 あと、リンゴ姉さんの発言、「地域ということです、ひとつのね、チャイニーズタイペイという」について、拙ブログの読者様には釈迦に説法でしょうが、いちおう補足を。

 チャイニーズタイペイ(中華台北)というのは、国際的な場で用いられる台湾(正式名称は中華民国)の呼称です。
 日本政府は、1972年に中国(中華人民共和国)と国交を結んだ際に台湾(正式名称は中華民国)とは断交しました。それ以降、台湾を国としては認めず、「ひとつの地域」としています。
 台湾は独自の政府、憲法、軍隊、通貨などを持っており、実質的には誰が見ても独立国なのですが、中国との関係で、世界の多くの国が台湾を国と承認できない状態が続いています。
 国連が台湾を国として承認すればいいのですが、それは事実上無理。なぜなら承認には安保理事会の常任理事国の賛成が必要ですが、常任理事国のひとつである中国が拒否権を行使するからです。

 念のため言っておくと、小杉くんは「芸人」だから知らないんだ、ってことはないと思います。
 たとえばリンゴ姉さんなんかは、私以上に政治はじめ時事問題に詳しいんじゃないでしょうか(民主党も岡部まりなんかよりリンゴ姉さんに出馬要請した方が賢いのに、と思うぐらいです)。

 あと、吉本新喜劇の座長の小薮くん(小杉くんと同じ1973年生まれ)も芸人にしては時事ネタに詳しそうです。そう思ったのは、1年ぐらい前でしょうか、関西ローカルの深夜でけっこう真面目な討論番組(「太田総理」なんかよりはるかに真面目)を単発でやってたんですが、彼は北朝鮮についてかなり詳しかったんです(ついでに言えば、北朝鮮に厳しい姿勢だった)。


 ……って、これだけで記事を終えるのもやっぱり寂しい気がしてきたので、この日番組で紹介されたミニ国家の中から興味深かったものを、少しだけですが紹介しておきます。

【ミニ国家のしたたかな生き残り戦略】

●サンマリノ

 イタリアにあるサンマリノは大阪の枚方市ほどの面積で、人口3万人。人口、面積とも世界で5番目に小さい。4世紀はじめに迫害されたキリスト教徒たちが作った国。断崖絶壁の山の上に城がある。何度も攻め込まれたが、そのたび城に立てこもり、不屈の愛国心で自由と独立を守り抜いてきた。
 サンマリノの主な収入源は観光業、そして記念切手の販売。サンマリノの切手は大変美しいことで知られ、発行するたびに世界中のコレクターが買い求める。しかも彼らはコレクションとして集めるので切手を使わない。その結果、サンマリノには年間4億4000万円もの収入が。

●モナコ

 モナコの面積は大阪城公園の2倍ほど。人口わずか3万3000人。ハリウッド女優のグレース・ケリーが王妃として嫁いだ国。
 かつてはのどかな国だったが、19世紀半ば深刻な経済危機に。そこで国営のカジノを作った。狙いは成功し、カジノ目当てで多くの資産家がモナコに殺到。国内に空前の富をもたらした。カジノの売り上げは一時、国家収入の9割を占めるほどに。
 潤ったモナコ政府は国民の所得税を免除。これにより、世界の資産家がモナコに移り住むようになった。隣の大国フランスが激怒し、さまざまな圧力をかけたが、モナコは屈することなく、現在も独自のポリシーを貫いている。

●ツバル

 南太平洋の小さな島国ツバル。9つのサンゴ礁からなるこの国の総面積は、安芸の宮島ほどの大きさしかない。人口わずか9652人(2006年)。地球温暖化が進めば海に沈む国としても知られている。
 目立った産業がないツバルだが、巨額の収入をもたらす意外な秘密が。ヒントはインターネット。
 インターネットには国を表す部分がある。日本は「.jp」、中国は「.cn」、フランスは「.fr」というように、世界各国に決められた文字が割り当てられていて、他の国が勝手に使ってはいけない。ツバルに割り当てられたのは「.tv」だった。
 「.tv」が割り当てられた時、使用権を世界中のテレビ局がほしがるだろうと予想はされていたが、はたして2000年、この権利を丸ごと買いたいというアメリカの企業が現れた。契約金は10年間で約70億円。
 ツバル政府は手に入れたお金で電化事業を推進、奨学金制度を創設するなど、国の未来のために投資した。
 そして何よりツバルはこのお金で国連分担金を払い、見事に国連加盟を果たした。
 現在「.tv」の使用権を売る代理店は日本にもあり、実際にBSフジが「.tv」を使用している。まさにツバルという国名がツバルを救った。



 国が生き残っていくためには、したたかな外交戦略や独立を守ろうとする気概はもちろん必要ですが、運に左右される側面もありますよね。
 特に地政学的なものは大きいと思います。

 日本は島国ってことで、他国からは(国内からも)「島国根性」だとか否定的に言われることも多いのですが、でも歴史を振り返ると、よくぞ日本は島国であったものだ、よくぞこの位置にあったものだ、非常に幸運だった……と思うことが、私はたびたびあります。

 話は戻りますが、キリバスは本当にしたたかですね。
 独立は1979年、面積は対馬とほぼ同じ、人口は10万人ほどだそうですが、そんな小さな国が中国でなく台湾を選んだっていうのが、すごいですよね。ある意味、痛快でもあります。

 もっとも、キリバスには中国の人工衛星の観測基地が置かれていた関係で、台湾だけでなくアメリカ、オーストラリアからも巨額の支援が流れたという話もあるようですが(^_^;

 いずれにしても、日本ももっとしたたかに世界の大国、特に中国と渡り合ってほしいものだと、この番組を見て改めて思いました。

 が、今の民主党や鳩山政権がやってることはと言うと……
 昨年12月の小沢幹事長以下143人の議員による朝貢訪中団、天皇陛下の特例会見強行、最近ではこの4月、中国海軍の示威行動(中国艦艇10隻が沖縄近海を通過しヘリが近接飛行した問題)を日中首脳会談で取り上げなかった件など、したたかどころか、逆のシグナルをたくさん送ってしまっているような気がしてなりません(T^T)


※拙ブログ関連エントリー
09/5/9付:日本人の習慣の由来 「ビーバップ!ハイヒール」より
6/13付:京都裏ミステリー七不思議第2弾 「ビーバップ!ハイヒール」より
10/3付:国旗に秘められた物語第2弾「ビーバップ!ハイヒール」より
11/23付:京都の地名に潜むミステリー「ビーバップ!ハイヒール」より
12/20付:日本人の習慣第2弾 年末年始編「ビーバップ!ハイヒール」より
10/1/11付:城に隠された歴史ロマン「ビーバップ!ハイヒール」より


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