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「アンカー」普天間問題は世界戦略から見よ&核密約問題と安全保障

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■3/10放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

重大局面の普天間…その本質を青山ズバリ

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 最後に外国人地方参政権の話も出てきます。

 コーナー前に、日米間の密約問題について青山さんの解説がありました。まずこの部分を要旨のみ記述、続けてコーナー本編は完全起こしでお送りいたします。

 コーナー本編は間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
 画像はYouTubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。


 内容紹介ここから____________________________

日米間の密約問題 外務省の有識者委員会「核密約あった」 岡田外相「極めて遺憾」(FNN3/9)
日米間の密約問題 自民・安倍元首相「当時の指導者が日本を守るために判断したと思う」(FNN3/9)
日米間の密約問題 鳩山首相、「非核三原則はこれまで通り堅持する」と強調(FNN3/9)

 …………青山さんの解説(あくまで要旨)…………
    (  )内は山本浩之キャスターの発言です

(政権交代によって明らかになったわけで、それはそれで1つの大きな成果と言えると思うが、じゃあ密約を認定してそれで終わりなのかと。鳩山総理は非核3原則を堅持するとおっしゃるが、この持ち込ませずという原則が崩れてしまってる中、どうしてそれを堅持するということが言えるんでしょうか?)

 過去のことよりも、じゃあそれを受けてこれからどうするのかが一番大事。ヤマヒロさんが解説してくれた通り、鳩山総理は非核3原則を堅持すると言われて、で、その理由というのは、もうどうせ核を積んだアメリカの軍艦や潜水艦は来ないと思ってらっしゃるが、これ思い込みなんです。

 というのは、確かにブッシュ政権の時代に戦術核…、核兵器というのは、大きい遠くまで飛ぶ物と、わりと小ぶりで近くに使う物と2つあって、戦略核兵器と、戦術核兵器と言う。この戦術の方はもう冷戦が終わったんだから、軍艦や潜水艦にはもう基本的には積みませんということをブッシュ政権が言ったのは確かなんですよ。が、戦術核兵器の方はそのままで、実際に大きな戦略核ミサイルを積んだ潜水艦は世界中を自由に動き回ってるわけですね。

 日米安保条約がある限り、戦術核兵器を積んだ核兵器がいつ来ないとも限らない。すると鳩山総理は、どうせ来ないから非核3原則は別に変えなくてもいいよと言うのは、つまり特定の評論家とか学者に吹き込まれたことを聞きかじりで信じてるだけなんですよ。

 そうすると現実にこれから何が起きるかというと、たとえばもうさっそく横須賀の市長さんが、「密約がなくなった上で非核3原則は堅持って言うんだから、要するに持ち込ませないってことですよね。だからこれから横須賀にアメリカ軍の船がやって来る時には、核を積んでるか積んでないのか日本政府は一つ一つ確認して下さいよ」と今日、外務省に言ったわけですよ。

 ところが、こんなものアメリカ軍に聞いて、そうです、これは積んでませんと言うわけはない。というのは、アメリカは、はっきりとどの船に核を積んでるか積んでないのかと言わない、これが核の抑止力だと言ってて、何と岡田外務大臣も同じことをおっしゃってるわけですよ。そうすると、もうすでによく分かんない話になってる。

(だから横須賀市長は、納得できないんだというふうにおっしゃってますよね?)

 納得できないし、これから困ったことになる。密約という曖昧な話じゃなくて、表に出て行き詰まる話になるわけですよ。

 もう一つ大事なことは、密約を否定あるいは暴露した上で、持ち込ませずという原則を守るということは、もう来るなということですよね。アメリカの戦術核を積んだ船は来るなってことですね。ところが、この密約が結ばれた時代っていうのは冷戦の時代で、米ソの核戦争が起きるかもしれないって時代だった。それに日本は巻き込まれちゃ困ると。だから、アメリカが核持って来るのを日本は公然と認めてるわけじゃないよ、ソ連それ分かってねっていう、いわば苦し紛れの密約だったわけですね。

 それが時代が変わって、冷戦終わってソ連がなくなって、逆に北朝鮮がいわゆる戦術核を持ち、そして中国は長年、戦術核を日本に向けて照準を合わせてきたんですね。そうするとアメリカの戦術核が日本に来ないってことは、このバランスが崩れるわけですね。つまり核兵器って何が大事かというと、使わないことが大事で、お互いに見せ合ってるから怖くて使えないという抑止力が働いてきたんですが、これ崩れるってことは、非核3原則堅持って平和のためだと総理は思ってらっしゃるんでしょうが、これ逆にリスクを今日から高めているんですよ。

 そのことに、リアルな安全保障というものを分からない総理大臣っていうのはこれ、政治とカネの問題を別にして、困ったもんだなというのが、正直な僕の受け止めです。

 …………以下、“ニュースDEズバリ”全文起こし…………
山本浩之
「で、まあその、核密約に限らずですね、これ公表しなければならないことっていうのは、もっとあると思うんですが、それはこのあとの青山さんの今日の“ニュースDEズバリ”のコーナーで解説をしていただきます」

青山繁晴
「はい。まさしくその通りなんですが、あの、皆さん今の話の流れでもう1つ、あの、皆さんと一緒に考えたいのはですね、あの、僕も政権交代した時にですね、その、今まで自由民主党の事実上の一党支配で隠されてた情報が、この、テーブルの下から出てくる、それが政権交代の一番大事な意味ですと、ま、コーナーでも申しましたね。しかしそれ、この密約問題だったですか?だって密約って言ってるけど、テレビの、いや、カメラの向こうの国民の皆さん、もともとご存知でしょう?だってアメリカの空母とか潜水艦が冷戦時代に日本にやって来る時に、どこかでわざわざ核兵器を降ろして裸になって来るはずがない。密約って言ってるけどみんな知ってる話に過ぎない。それも遠い過去の古い時代の話であって、それをその、テーブルの下から出してくれっていうんじゃなくて、本当に国民が出してほしいのは、今現在の、この現在の政権がやってることについて、本当のことを出してくれと。そしてそれは、その、例えば沖縄の普天間問題についてですよ、あれだけ総選挙の時に鳩山、当時の代表が、できれば国外、最低でも県外に持っていくと言ったのが、ずーっともう沖縄にこう集中してきてる。あの、2週間前にキャンプ・シュワブ陸上案が中心になると申しましたが、そのあともう洪水のように報道があふれて、まさしくキャンプ・シュワブ、つまり沖縄の真ん中の所に持っていくって話になってるわけですよ。そうするとですよ、今日のキーワードは、はい(フリップ出す)」

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山本浩之
「『なぜ沖縄なのか?』」

青山繁晴
「はい。これは、その、沖縄という問題だけじゃなくてですよ、なぜ今現在の民主党の政策については情報公開がなされないで、昔の話ばっかりが情報公開でなるのかと。本当は民主党政権は今、何を隠してるんだと、鳩山総理や岡田外務大臣は何を隠してるのかということを、このあと皆さんと一緒に考えたいと思います」

山本浩之
「えー、では、コマーシャルをはさんで青山さんの解説です」

(いったんCM)

山本浩之
「普天間基地の移設問題というのは、青山さんがこのコーナーで2週間前に指摘した、もうその通りの展開になってきてるわけですよね。で、その青山さんが出した今回のキーワードが『なぜ沖縄なのか?』ということなんです。鳩山政権が県内移設に傾いている理由は。さっそくお願いします」

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青山繁晴
「はい。この、なぜ沖縄なのか?っていうのは、ま、一番にはやっぱり沖縄県民の今、怒りと苦しみだと思うんですよ。あの総選挙の時に、沖縄だけははずすと言ってくれたから投票したのに、この国は民主主義の国じゃないのかと、投票したことを平気で裏切るのかっていうその怒り、ま、僕に直接来る、あの、言ってこられる沖縄の方もいらっしゃいますが、それはあの、僕たちは同情で終わらせるんじゃなくて、日本国民全体の問題としてきちんと考えるべきだと思いますから、今日もこの話をしたいんですね。で、その上で、その、なぜ沖縄なのか、その具体的なことはもう2週間前にお話しした通りですけど、もう一回見ていただけますか」

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村西利恵
「普天間移設先の政府案、『最有力候補』はやはりキャンプ・シュワブ陸上案」

青山繁晴
「はい。これあの、皆さん見ていただいて、あの、ま、沖縄本島ですね。で、ここに県庁所在地の那覇があって、この普天間、これあの、那覇に近いことでも分かっていただけますね、要するに住宅地ですから、このままじゃ危ないから、この真ん中へんに、ここ(辺野古)もちろん住宅あるんですよ、でもそこに持ってこようかっていう話でいったん日米が合意してた。そしてこの辺(キャンプ・シュワブ周辺)に住宅がありますからね、このあたりに。だからせめて、その、海岸線からなるべく沖合いに出して、騒音被害や、それから住宅に落ちたり、住宅地に落ちたりする危険を減らそうということでこうなっていたのを、その、これじゃ工事ができなかったり何やかんやで、この陸上の方に持ってこようという案に今、落ち着きつつあるわけですね。だから何のことはない、沖縄県外に出すんじゃなくて、この海から陸に入れるだけじゃないかと、そういうふうに当然あの、この2週間の間でもずいぶん批判はあり、沖縄県では県民大会も用意して、もうみんなが反対の声を挙げようとしてるから、ちょっと付け加えた、付け加わったやつがあってですね。この、海兵隊はこのあたりのホワイト・ビーチと呼んでますけど、これ、ま、アメリカ軍が勝手に付けた名前ですが、そこ、ちょうど遠浅の所があるから、そこを埋め立てて、その、滑走路を造ろうかと。するとここ(キャンプ・シュワブ)に長い滑走路を造らなくてもいいから、これをセットにしようかと、今ちょうど(ホワイト・ビーチの映像が画面に)映ってましたが、あの、そういうことも含めてやってるわけですよ。だけどここも一目瞭然、沖縄の県内だし、それから一部のものはその、嘉手納に統合しようかと、これも沖縄県内ですから。だから何で沖縄なのかって話になるわけですね」

村西利恵
どうしたって公約破りですよね

青山繁晴
「そうです。で、一つだけ、あの、しかし忘れないうちに念のために申しておきますとね、平野官房長官がこっそり温めてる案は実はあります。その、鹿児島県の海上自衛隊の鹿屋基地とか、それから徳之島とか、とにかく鹿児島県に持っていきたいっていう案を実は持っておられて、これ総理にも、仲井真沖縄県知事にもまだ言ってないんですよ。だから平野さんとしては、それを最後に覆すことでやろうかなっていう気配はあるようですが、この平野さんが唯一相談してる現職閣僚などによるとですね、いや、やっぱりそれは無理だと。どうしてかというと、実はここに原因がある。はい、出して下さい」

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村西利恵
「水面下交渉で示した『アメリカ側の要求』、それは現行案以外でもいい」

青山繁晴
「はい。これまず、あの、今、一般に報道されてるのと全然違いますね。今の一般の報道では、アメリカはとにかく現行案がベストだって、現行案でやってくれと、現行案以外認めないってことになってるけど、あの、私が取材した限りで言えば、すでにアメリカはもう柔軟姿勢に転じてて、その、現行案以外でもいいですよになってるわけですね。とことがですよ、さっきその、平野さんが隠し球で持ってる鹿児島県、というような県に今の段階では行かないのは、そこに条件が付いてて、アメリカが付けた条件があって、それはこれです」

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村西利恵
「その条件は2つ。あくまで『沖縄県内』であること、それから地元が反対しても建設工事ができる場所であること

青山繁晴
「はい。この、どうしてあくまで沖縄県内なのかということはあとで説明しますが、その前にね、この地元が反対しても建設工事がちゃんとできることっていうのはアメリカが条件にしてる。これは、ま、はっきり言うと、フェアに言えば分からなくはない。というのは、その、自由民主党はこの普天間問題で、ま、鳩山政権を、ま、ぼろくそに攻撃してるわけですけど、それ僕、言えた立場じゃないと思います。というのは、日米の国家間合意は確かに自民党中心の政権が作ったけれども、そのあと工事できないままずるずるずるずる引き延ばしてきたじゃないですか。だからアメリカとしてはせっかく政権交代したんだから、今度こそこの、以外でもいいってことは、新しい合意をじゃあ作りましょうと、現行案以外の新しい案で合意してもいいですよ、しかしその時にはちゃんと工事できるようにして下さいね、他の国だと出来るじゃないですか、ってこと言ってるわけです。そしてこれを受け止めた鳩山政権の側は、民主党政権の側はですね、その、要は地元が反対しても建設工事できるってことは、すなわちアメリカ軍の基地だね、ということになるわけですよ」

一同
「ああー」

青山繁晴
「従って、その、アメリカ軍の基地、キャンプ・シュワブであれ、ホワイト・ビーチであれ、その、嘉手納であれ、基地の中でやったら、その、塀の外で沖縄県民は怒ってて、あるいは全国から怒りの波が押し寄せても、その、工事だけはできるだろうという、そういう考え方になっていて、で、その上で、その、アメリカが沖縄県内にしてくれということを言ってるから、2つ抱き合わせたら、沖縄県内の米軍基地に中心になっちゃうってことになるわけですよ。で、このアメリカが沖縄県内にこだわるっていうのはですね、実はこれ当たり前のようでいて、そう当たり前でもない。というのは、えー、4~5年前にですね、その、はっきりした時期は特定できません、つまり出たり消えたりしてるから。ほんとはアメリカ側がグアムに普天間の海兵隊持っていこうかと検討したこともあったんですよ。だから社民党などのその強い意見の背景にはそれもあるわけですね。しかし、今はあくまで沖縄県内って条件付けに変わったんです。それが具体的に出てきた会談が実際にありました。はい、出して下さい」

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村西利恵
「それが今月2日に行われたルース駐日大使、平野官房長官、北沢防衛大臣の3者会談」

青山繁晴
「はい。で、この3者会談見ていただくと、あの、当然、これ誰か大事な人がいないなってことになるわけですね」

村西利恵
「外務大臣……」

青山繁晴
「外務大臣がいないですね。ちょっとこれもう出していただけますか」

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村西利恵
岡田外務大臣は不参加だったんですが、その理由は、普天間はもはや軍事問題であると

青山繁晴
「はい。で、この3者会談に本来、普通だったらいるはずの外務大臣がいないっていうことで、日本の報道はね、岡田はずし、(マスコミは)もうこういう言葉好きですね、はっきり言うとね(笑)、その、何となく岡田さんがはずされてて、その、岡田さん意固地だからかなーみたいなね、ニュアンスの記事まで出たんですが、そんなことじゃありません」

山本浩之
「あ、全然違う」

青山繁晴
「これ、このお三方見ていただくと分かるのはですね、まずは平野官房長官は鳩山総理の名代ですね、鳩山総理の代理。そしてルース駐日大使ってのはオバマ大統領の側近で、オバマさんの代理。つまりそれぞれトップの代理がいてですよ、そこに専門レベルからちゃんと意見を言う、あるいはアドバイスをする立場がもう防衛大臣に限られてるわけです。すなわちその、普天間問題っていうのはもう外交交渉ではなくなって、軍事問題になってる。軍事問題になってるって意味は、実はアメリカのオバマ政権の中で、この普天間などに関して、軍部の、アメリカ軍の意見が非常に強く出るようになってるってことなんですね。じゃあそれはどうしてなのかっていうのが次です。はい」

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村西利恵
なぜアメリカ軍を置く場所を沖縄にこだわるのか。その理由は、中国

青山繁晴
「はい。これあの、いきなりあの、ずれたように見えるかもしれませんが、いや、そうじゃなくて、あの、実はこういう、いわばあの、戦略的な視線っていうか、こういう時に普天間だけ見ないで、沖縄だけ見ないで、こう世界を見る目っていうのが、政治家だけじゃなくて、メディアだけじゃなくて、僕たち国民の側にも必要だと思うんですね。というのは、皆さん、このオバマさんと胡錦濤さんの絵見ていただくとすぐにお分かりになると思うんですが、これオバマ大統領はある意味、鳩山さんのことを言えないところがある。いや、脱税してるわけじゃありませんよ。それだったらオバマさんとっくに辞めてますが。そうじゃなくて、選挙前に言ってたことと、選挙に勝って、政権交代してしばらく言ってたことと、しばらくの間言ってたことと、今、違うじゃないですか。つまりオバマ大統領は最初、あの、選挙戦の時も、それから政権の最初も、力より対話だと。あの、ブッシュ政権は力ばっかりだったから対話で行くって言って、中国にも対話で行ったわけですよね。それからたとえば、えー、他の問題でも、あの、その、とにかく対話対話と言ってきたんですが、その中国に対話対話だけで行ったら、実は中国に主導権を奪われそうになって、逆にちょっと力を見せなきゃいけないっていうように変わってきたんですよ。そして、しかし同時に、同時じゃなくて、その上で、こういう事態が起きてます。はい、出して下さい」

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村西利恵
「アメリカが中国に頭を下げる理由がある。それは中国経済と、もう1つは隠れています」

青山繁晴
「はい。で、これはですね、頭を下げると書きましたが、その、対話っていうのは、要は気がついたら中国に頭を下げることになってしまってたって意味なんですね。それどうしてかというと、アメリカはずーっと経済に苦しんでます。それを立て直してくれる、たとえばアメリカの売れない車を買ってくれるのは中国だけだっていうことがあってですよ、中国だけかもしれないってことがあって、中国に頭を下げてる、頭を下げてる。で、もう一つ、実は中国にお願いしなきゃいけない重大事態が、今、実は起きてるんです。それはこれです」

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村西利恵
「これは、イランの核開発

青山繁晴
「はい。これ大事なことで、実は世界の目は今こっちに向かっててですよ。日本はその、普天間、普天間っていうことに向いてるけど、実はこのイランがずっと核開発をやめないってことが重大なことで、これもオバマさんに責任があって、イランとも対話対話って言ってきたんですよ。ところがその対話でその、時間を稼いでイランが、イランはもちろん表向きは否定してますが、核兵器を持つ方向にどんどん進んでしまってるんじゃないかと、世界が心配してる現実があってですよ。そしてこれは、例えば日本とあんまり縁がないのか、関係がないのかともし思われたらそれはもう全然違っててですね、それは実は日本に重大な影響があって、こういうことです。出して下さい」

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村西利恵
「イスラエルによるイランの空爆が、これ、イギリス人のアナリストによりますと、『いつ始まってもおかしくない。今日でも明日にでも…。そうなったら新たな石油危機だ』と」

青山繁晴
「はい。これね、今日時間がなくて地図用意しませんでしたが、ま、イスラエルはこの辺(左)にあってですよ、イランここ(右下)にあるわけですけども、真ん中にペルシャ湾を挟んでるわけですね。そしてイランが核兵器を持っていったら、要するにイスラエルは自分の国が危ないって心配するから、イランの核兵器が出来上がってしまうまでに、イスラエル空軍のこのF16、これ実はちっちゃな核兵器も積めるんですが、その、爆撃をして、イランのそういう原子力施設を全部壊してしまおうってことを、前からもう公然と訓練してきたんですよ。そして、オバマ大統領が対話対話って言ってる間に、イランの核開発がどんどんどんどん進んでいったから、この英国人アナリスト、これはまあ僕の長い、あの、親友ですけれども、彼、本当に冷静な人なんですが、もう今日でもおかしくないって言ってるわけです。つまりあの、これはイギリス政府と関係ある人ですから、イギリス政府はそうやって供えてるわけです」

村西利恵
「そこまでの緊張状態なんですね」

青山繁晴
「はい。そしてこれはヨーロッパと中東の話だけじゃないのは何かというとですよ、もしイスラエルがイランを爆撃したら、イランは革命防衛隊っていう強い軍隊いますから、必ずペルシャ湾の、今言いましたね、この辺にペルシャ湾ある、狭い所を封鎖します。するとペルシャ湾の奥のカタールとかクウェートとか、そこの石油とか天然ガスが外へ出せなくなって、石油危機になって、日本で突然また、その資源価格が上がって、たとえばこの電気料金が急に上がったりすることがあり得ると」

山本浩之
「よく言うホルムズ海峡封鎖っていうやつですよね」

青山繁晴
「ホルムズ海峡です。一番狭い所はホルムズ海峡なんですが、それを世界中が心配してるから、アメリカとしては今困って何をやったかというと、まずヒラリーさんとか、それからバイデンさんって副大統領を中東に回して、ね、それバラバラのニュースで皆さん見たでしょう?そしてサウジアラビアとかいろんなとこの協力でイランを包囲しようとしたら、それ事実上失敗したんですよ。上手く行かなかった。じゃあどうするのか。あとはもう2つしかなくて、国連で制裁をイランにやりましょうというのと、それから中国、ま、ロシアもありますけど、一番大きな影響力をイランに持ってるのは、今、中国だから、国連の制裁と、それから中国の直接の影響力、両方とも中国にお願いしたいになってるわけです」

一同
「はあー」

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青山繁晴
「そして国連の制裁も、あの、念のため言いますと、中国の賛成がなかったら制裁は決められませんから。だから中国に経済とは違う理由でこうやって頭下げなきゃいけなくなってる。その時に、これが世界の常識なんですが、こうやって右手で握手をして、これは村西さんに何かお願いしなきゃいけない時は、ちょっと村西さんに出来ませんが、左手でいつでも頭をはたけると、こういう状態にするのが世界では、外交交渉であり、全ての、国際社会の在り方なんですよ。つまり、こうやって日本ではこう右手で握手したら、もうこうやって、お願いしますってことになるんだけど…(左手を右手に添えて頭を下げるジェスチャー)」

村西利恵
「仲良くしてるだけではダメだと」

青山繁晴
「そうじゃなくて(左手を右手に添えてしまうのじゃなくて)、こうするんだったらお互いに左手でいつでも叩ける、これが交渉なんです。だから従って皆さん、ぐるーっと話が戻ってですよ、あの、もう一回見て下さい。さっきの話をもう一回見て下さい」

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青山繁晴
「あくまで沖縄県内ってのは、そういうことであって」

一同
「つながるんだ……ああー」

青山繁晴
沖縄県普天間の海兵隊っていうのは、中国とそれから朝鮮半島をにらんだ最前線だから、これをグアム、グアムはもちろんのことダメ、そんな遠いのはダメ、そして日本の県内もダメ、いや、ごめんなさい、沖縄県外もダメ、あくまで元の沖縄に置いてくれと、沖縄本島に置いてくれということになってるっていうのが、今の姿なんです。そうやってキャンプ・シュワブの陸上案が出てきてるっていうことを理解していただくと、実は私たちはこう大きな世界の動きをちゃんと見ながら、日本の在り方、日本の決定を考えなきゃいけないことが分かっていただけるんですね。いただけるんじゃないかと思います。で、その上でですね、実はそうやってだんだんだんだん政権の中の議論がこう一つに、こう良くも悪くもまとまっていこうとする時に、もう一つ、あの、ある意味おかしな、不確定要素があるんですね。それはこれです」

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村西利恵
「それが『小亀』の亀裂(一同笑いとざわめき)」

青山繁晴
「あの、よく、あの、小鳩政権って今、言いますね。小沢さんと鳩山さんの政権。えー、小沢さんが先に出てることが象徴的ですが。実はオバト政権、あるいはコバト政権だけじゃなくて、小亀政権でもあるんですね。その国民新党という小さな政党だけど、この、いわばあの、馬力のある亀井静香さんと小沢さんの連携っていうのが今まで、この、政権をいわばリードしてきた面があるんですが、それがこの普天間問題について大きな亀裂を生みつつあって、これがとても不確定な要素になってる。その時の、えー、この話は後半にいたしますが、今日の後半の、後半に向けたキーワードはこれです(フリップ出す)」

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村西利恵
「ここでズバリキーワードは『利用するな』。小沢さんと亀井さんの亀裂、そして何が利用されようとしているのか。CMのあと詳しく話していただきます」

(いったんCM)

山本浩之
「普天間問題をめぐって、小亀の亀裂が起きている、私までこんなこと言っていいのか分かりませんけれど、実際に青山さんによると、起きてると。どういうことなんでしょうか。続きをお願いします」

青山繁晴
「はい。で、これは、ま、ニュースを見て、普通に見ていただいてる方はもう、これ実はそんなに意外な言葉でもないと思うんですよね。というのは、亀の方、つまり亀井静香さんの国民新党が、キャンプ・シュワブ陸上案を自分とこの案としてもう出しましたからね。2週間前に申しました通り、本当は防衛政務官の長島さんの発案ですけど、今は亀井さんのところの案になってて、しかもこれ2週間前にきれい事じゃありませんよと申しました通り、実は沖縄の公共工事を考えると、こういう大きな工事はやっぱり沖縄にあって、その色んな振興につながった方がいいんじゃないかっていうことが、この亀井さんのいわば右腕であるところの、下地幹郎(みきお)さんていうね、えー、沖縄選出の国民新党国対委員長、そういう実情もあって、もうあの、キャンプ・シュワブ陸上案に向かってるわけですね。で、それに対して、亀裂って書いたのは、小沢さんはこういうことをおっしゃってますね。はい出して下さい」

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村西利恵
「おととい(3月8日)なんですが、シュワブ陸上案に小沢幹事長が否定的な見解を示したと報道がありました」

青山繁晴
「このね、否定的な見解を示したというのはですね、本当はその、政権内部の人にわざわざ、ま、外に漏れることを計算した上で喋って、そして、えー、記者会見でこういうことを言ったんですかと、キャンプ・シュワブ陸上案はダメだよと、その、イメージダウンになって参議院選挙よけい勝てなくなるよって言ったと、本当ですかと言われてね、記者会見で。小沢さんは、いや、そんなことありませんっていうふうにね、小沢さんって顔見て分かんないように思うでしょ。意外に分かるんですよ。いや、そんなことありませんって言ったのは、つまり、いや、本当は言ったと思ってねっていうようなニュアンス、つまりむにゃむにゃにしてるわけですね。さぁ岡安ちゃん、(質問するのは)久しぶりですが、そのムニャムニャにする小沢さんの意図は何でしょうか?」

岡安譲
「わー、難しい……」

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青山繁晴
「時間はない中で振りましたから、これで途切れたら全部岡安ちゃんのせいですから……(一同笑いとざわめき)」

岡安譲
「小沢さんの真意ですか。それは、えー、んー、えー、分からない、ごめんなさい」

青山繁晴
「はい。あの、ほんとにあの、これ、ズルはしてないので、事前に頼んでないから、岡安さん分からなかったんですが、時間はないけれども、しかしこのキーワードもう一回見てもらったら分かるでしょう(CM前に出した「利用するな」のフリップを示して)」

岡安譲
「あっ、えーっと、普天間ってことですか」

青山繁晴
「はい、はい、普天間に限らないけど」

岡安譲
「普天間とか基地問題を、えー、利用したいと、えーと、参院選に向けて利用したいってことですか」

青山繁晴
「はい。参院選に向けて。はい、ま、概ね正しい。はい、ちょっと出して下さい」

岡安譲
「あれ?えー、違うんですか」

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村西利恵
「答えは、普天間を逆手にとる」

青山繁晴
「はい。というのはですね、今あの、岡安ちゃんは参院選に向けてって言われたけど、それは岡安さんが健全な人間である証拠ですよ。小沢さんは今、参議院選挙の心配の前に、自分が参議院選挙を仕切れるのかどうかっていうのが心配じゃないですか。小沢さんが地位にとどまれるかどうか。そして普天間って、もう政権自体がみんな困ってるところについて、そして小沢さんはそれ介入したいから、その、5月、期限の5月にはアメリカに行きたいと言ったけど、アメリカの側が何やかんや冷たいと。小沢さんも普天間で困ってる。ところがそれを全部逆手にとって、俺はいる方がいいんだよと、ね、小沢さんの地位のために利用しようとしてるのが真意ではないかという意味なんであって、皆さん今日最後に見ていただく図はこうです」

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村西利恵
「はい。普天間問題を逆手にとって、外国人参政権

青山繁晴
「はい。これ例えば、例えばなんですが、重大な一つの例であって、外国人の、在日外国人の方々に、永住資格を取った外国人であれば、地方だけれども、これ、外国人、地方が抜けてますね、地方が抜けてますが、その、地方に限って、その投票権持たせようって法案を、小沢さんはずーっと執念を持って準備してきてですよ、そして韓国の大統領に約束までしてしまって、それが実はこないだ、あの、この小沢さんと鳩山総理が会談した時にですよ、その鳩山さんの方から、これはもうこの国会、この国会に出すのやめましょう、すなわち参議院選挙の前には出すのやめましょうってことを、鳩山さんが小沢さんにそれを言って、小沢さんはそれやむをえないってことで実は決着してるわけです。どうしてそうなったのか。鳩山さんはもともと推進派だったです、ね、あの、だったでしょ。それを阻んだのがこの亀井さんで、亀井さんは今、連立政権にいますけど、その、保守の部分もあるから、この外国人地方参政権だけは絶対認められないと言って、それやるんだったらもう連立も解消するぞって脅しまでかけたから、鳩山さんとしてはもう押し切れなくて、小沢さんもこれを呑まざるをえなかったわけですよ。ところがですよ、その普天間問題では、この亀井さんがいわばメリットも感じてるキャンプ・シュワブ陸上案についてですよ、小沢さんが最後どう言うのかってことをみんな気にしてるわけです。今までこう、むにゃむにゃむにゃむにゃと上手にぼかしてきて、最近は中で否定的な話をしてですよ、それがメディアに載って、そして記者会見で聞かれて否定する。つまり亀井さんも、小沢さんは我々のキャンプ・シュワブ陸上案をどうしてくれるんだってことが非常に気になってるわけでしょ。ダッダッて(上に持ち上げる仕草)価値を高めて最後どうするかは小沢さん、まだ僕は決断してないと思うけど、たとえば最後の最後に、じゃあ俺もやむをえないとなったら、亀井さんとしてはこれ恩を1個着ることになるじゃないですか」

一同
「ああー」

青山繁晴
「亀井さんがそれを感じてくれる保証は全然ないと思うけども、しかし小沢さんとしては、いわば相当小沢さんほんとは追い詰められているから、あの、この時に、この普天間問題だけがいわば頼りになっていて、それでこの外国人参政権も、例えば参議院選挙が終わったあとには検討できるようにしたいとか、思惑を今、持っておられる。それを全体について言うとですよ、その、沖縄問題とか、そういうことだけじゃなくて、要するにその、自分の地位を守るために、いろんなものを利用しないでいただきたい。この、今日前半に申した通り、世界の大きな動きの中に、その、戦略的に普天間問題を置いて、あくまでもその、日本国が戦略国家として生きられるような判断をして下さい。それが与党幹事長の務めじゃないですかというのを、僕としては問題提起をしたかったんです」

山本浩之
「最後の話は、そんな駆け引きをしてるんですね、小亀は」

青山繁晴
「はい。あの、小亀はとも言えるし、ま、この政権の中で一番そういう駆け引きに長けた2人で、お互いに実はその、腹の中が読める関係ですよね」

一同
「はあはあ」

青山繁晴
「で、鳩山由紀夫さんはそういうことにわりと疎い方ですが、しかしね、閣僚の中に何人かはね、この動きをじーっと見てる人はいるわけで、それがまた次の動きになってくると思いますが、これは場合によっては、来週その話をできるんじゃないかと思います」

山本浩之
「亀井さんは企業・団体献金の禁止にしたって、そんなもん民主党だけで自粛してやれっていう、はっきりと今日も言ってましたからね。えー、この連立、まぁ政局にまで発展すると、大きく左右しかねないのが普天間の問題です。えー、どうぞ注目して下さい。以上“ニュースDEズバリ”でした」

 ____________________________内容紹介ここまで


 密約問題について、テレ朝が昨日(3月9日)の夕方のニュースで「速報!国民はだまされていた」なんて見出しとともにヒステリックな感じで報道してましたが、そういうスタンス自体に私は違和感を覚えます。

 言われてる密約の中身自体、当時の日本の指導者たちにとっては国益を考えてのギリギリの判断だったと思うから、それを今の価値観で一方的に責めるのもどうかと思うし、そもそも国家間の外交交渉で密約とかがあってもおかしくないし、それを何でもかんでも公式文書に残さないといけないとか、国民にも公表しないといけないとか、そういう種類のものではないのでは?

 安倍元総理が「秘密を暴露して、過去、そういう判断をした人たちを非難するということではなくて、今後、日本の安全のために資する形で、一助として考えていくべき」と言われてますが、私もそう思います。

 民主党はじめ与党3党は、この問題で歴代首相や外相経験者を衆参の外務委員会などに参考人として招致する方針を決めたそうですが、そんなことやってる場合?他にやるべきことたくさんあるでしょう?
 そもそも国民が今、最も国会に呼んでほしいと願っている人物は、小沢一郎さんじゃないですか?

 歴代首相や外相経験者を国会に呼ぶことで、核持ち込みの問題も含め今後の日本の安全保障を議論していく場になるのであれば、私も賛成しますが、これまでの流れを見ている限り、とてもそんな方向には行きそうにないですよね。

 結局は自民党を叩くだけの場になってしまって、逆に、「民主党はそんなにまでして、普天間問題や政治とカネの問題から国民の目をそらしたいのか!」と批判を呼び込む結果に終わるのでは?

 っていうか、「歴代首相や外相経験者を参考人招致」ってことは、以前自民党にいた羽田孜元首相や田中真紀子元外相なんかも当然含まれるんですよね?

 たとえば、羽田孜さんは平成6年5月12日に国会で、「1969年の佐藤・ニクソン密約の真相いかんというお話でございましたけれども、これはもう再三私どもの先輩たちがお答えしてきておりますように、御指摘のような密約が交わされたとの事実はないということであります」と発言していますが……(こちら参照)。

 何かまた「ブーメラン」になる予感もしてきました(^_^;


※拙ブログ関連エントリー
【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし

※参考リンク
ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
 青山さんのブログです。ご本人に直接コメントが送れます。
誰にも手渡してはならない自由意志
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