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夫婦別姓は封建制度への逆行!昨年の「たかじん非常事態宣言」より

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■08/12/8放送 読売テレビ「たかじんTV非常事態宣言」夫婦別姓

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 現在、保守派の間で外国人地方参政権(及び外国人住民基本法)と並んで大変危惧されているのが、選択的夫婦別姓制度の導入です。

 鳩山連立政権の中でも、とりわけ福島瑞穂消費者・少子化担当大臣と千葉景子法務大臣がこの制度の導入に意欲を見せています。
 導入については慎重の声も多く、世論調査でも賛否が二分されているのですが、お二方ともそんなことは全く意に介さない様子。
 福島大臣は11月23日のテレビ番組で「丁寧に話せば分かってくれる人は多いと思う」と述べ、改めて意欲を示したそうです(毎日11/24)。

 外国人地方参政権についてはテレビでもちょくちょく取り上げられるようになりましたが(東京の番組はまだ少ない?)、夫婦別姓についてはこれまでのところ、さほどピックアップした番組はないように思います。

 実は昨年12月、関西の今はなき「たかじんTV非常事態宣言」という番組で、夫婦別姓が取り上げられたことがありました。
 宮崎哲弥さんが保守派とはまた違った視点から夫婦別姓反対を唱えており、なるほど、そういう考え方もあるのかと感心したのですが、残念ながらその時のやりとりはこちらでテキスト化していませんでした。

 というのも、その日の番組の前半に国籍法改正(改悪)がらみで河野太郎議員が電話出演しており、当時はちょうどその問題でネット全体が盛り上がっている最中でしたので、その前半部分だけを起こして(こちらの拙エントリー参照)、後半の夫婦別姓については概要をちょこっと紹介したのみでテキスト起こしは見送ってしまったのです。

 あの時起こしておけばよかったなぁと後悔しつつ、試しに先日YouTubeを覗いてみたら、な、なんと「民主党が夫婦別姓の法案を提出するようなので参考にどうぞ」ということで、この9月に再UPされているのを発見!UPされた方GJ!(≧∇≦)
 動画はまたいつ消えてしまうかわかりませんし、この機に急ぎテキスト化しておくことにしました。

※この日の出演者は以下の皆さん。
 やしきたかじん、宮崎哲弥、勝谷誠彦、
 森武史(読売テレビアナ)、脇浜紀子(読売テレビアナ)……敬称略。
※細かい相づち、間投詞、言い直し、ツッコミはカット。言葉尻など曖昧な箇所あり。また複数の人がいっぺんに喋ることが多いので、そのへんも曖昧。それ以外は完璧だと思います。
※画像はYouTubeからキャプチャさせていただきました。


 内容紹介ここから____________________________
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脇浜紀子
「(「夫婦別姓どうなってんの?」のカードを手にして)かれこれ、もういいじゃないですか」

やしきたかじん
「だいーぶ経っとんな、これも」

脇浜紀子
「もうお願いします」

 …………………………VTR開始…………………………

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 現行民法では、婚姻時に、夫または妻のいずれかの氏を選択する「夫婦同氏原則」が規定されている。

 しかし、法務省の法制審議会は、1996年に「選択的夫婦別姓制度」を含む「民法の一部を改正する法律案要綱」を答申。

 以来、20年余りの間に幾度となく議員立法による民法改正案が国会に提出されてきたのだが、未だ賛否両論、真っ二つのこの問題。

 実質審議前に廃案となったり、継続審議となったまま、というのが現状である。

 …………………………VTR終了…………………………

脇浜紀子
「あたし、あの、実は」

宮崎哲弥
「な、何で夫婦別姓、したいの?」

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脇浜紀子
「前の夫と夫婦別姓だったんですよ。で、なので、法律が、いつか、ま、通ったら、婚姻届出そうと思ってるうちに、通らないので別れてしまったんですけど(一同笑&ざわざわ)」

勝谷誠彦
「正式に入籍してなかったの」

脇浜紀子
「そうです」

勝谷誠彦
「前の夫と言いながら」

脇浜紀子
「そうです、夫婦別姓にしたかったので」

宮崎哲弥
「何で夫婦別姓にしたいの?」

脇浜紀子
「認められない…、いや、だから、名前変わるん、嫌でしょう?

やしきたかじん
「いや、変わっても、会社では別に…」

脇浜紀子
「いや、それも嫌だったんですよ。もうとにかく、変えなきゃいけないということ自体がすごく嫌で

宮崎哲弥
「な、何でそんなに実名にこだわるの」

脇浜紀子
「いや、こだわってるじゃなくて、単に、逆にだから…」

宮崎哲弥
「俺、結婚、結婚したら、本名を自分の女房の籍、あの、名前にしたんだよ、姓に」

脇浜紀子
「あ、今の夫はそうなんですけど」

宮崎哲弥
「じゃあ、あなたの世代の問題ですか」

脇浜紀子
「じゃなく、なんせ選ばしてっていう話なんです」

宮崎哲弥
「ああ、今の夫、旦那さんはそうしてるってこと?」

脇浜紀子
「はい、自由に任せてくれたらええじゃないって」

宮崎哲弥
「だって、だって選べるやん、だって」

脇浜紀子
「今、あの、選べないでしょ」

宮崎哲弥
旦那の姓か、奥さんの姓かっていうの、自由でしょ

脇浜紀子
「だから、何で、一緒に絶対しなきゃいけないんですかっていう話なんですよ」

やしきたかじん
「うん」

宮崎哲弥
「だって夫婦だからいい…」

脇浜紀子
「だって中国とか全然別でしょ。韓国も全然別でしょ

宮崎哲弥
「あれはね、封建制度の遺制なんだ、封建遺制なんだよ

脇浜紀子
「だって、日本と、どっか、……ぐらいでしょ」

勝谷誠彦
「それ今のは、今のは日本の保守をすごく逆撫でしたよ。みんなね、それが日本だって言ってんのに、韓国そうでしょ、中国って、あいつらみたいになりたないから、こう言うとんじゃー!(一同笑)」

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宮崎哲弥
「しかもね、あれは、あれはね、要するに、自分の、旦那の、男系の家の中に

勝谷誠彦
「そうそうそう」

宮崎哲弥
妻は入れないって思想なの

脇浜紀子
「いや、だからそんなね、思想はどうでもいいんです。単に…」

宮崎哲弥
いや、思想は重要なんだよ

脇浜紀子
「自由にさしてって言ってるんですよ。だから、私は、あなた…」

宮崎哲弥
「じゃ、じゃ、結婚しなきゃいいじゃない(一同笑)」

脇浜紀子
「私はあなたの名前になるのって人はなればいいし、こだわない人はこだわらなきゃいいし」

やしきたかじん
「ああー、だから選択肢を増やせ、いうことやな」

脇浜紀子
私みたいにこだわる人もいるんだから、それを認めてって言ってるだけの話なんですよ」

宮崎哲弥
「いや、だからって…」

脇浜紀子
「自由でしょって、それは」

宮崎哲弥
「姓に、姓も一緒にしたくないんだったら、結婚せんでええねん、ほんとに」

脇浜紀子
「したっていいじゃないですか、別に」

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宮崎哲弥
「せんでええねん、そんなもの(一同笑)」

脇浜紀子
「だからそこをどうして…」

(いったんCM)

脇浜紀子
「どうして、自由に認められないんですかっていう話なんです」

宮崎哲弥
「いや、そんなに実家が好きなんだったら、実名が好きなら、ずっと実家におればええやん(一同笑)」

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脇浜紀子
「結婚ぐらいさして下さいよ!いいじゃないですか!(一同笑)」

やしきたかじん
「哲ちゃん、これに関しては、こだわるなあ(一同笑)」

宮崎哲弥
「私ね、このネタはね、デビューなんだよ」

やしきたかじん
「あ、デビューなん?」

宮崎哲弥
この夫婦別姓反対論で、私デビューしたんだよ

脇浜紀子
「えー、そうなんですかー」

宮崎哲弥
「そうそうそう」

脇浜紀子
「天敵がいた(一同笑)」

勝谷誠彦
「え、何で反対なの?宮崎さんは」

宮崎哲弥
「いや、だから、要するに夫婦別姓(同姓?)っていうのは、それなりに夫婦、あの、民主的な制度であって、あの、もともと実家主義という、もう要するに夫婦っていうのは、すぐ実家のことで揉めるじゃないですか。で、実家からいったん断つためにいい制度だよ。だから私はね、もっと言うのは、新姓を作ってもいいと」

勝谷誠彦
「そうだね、新姓も作ればいいよ」

脇浜紀子
「あ、だから、それもありだと思います、はいはい」

宮崎哲弥
「とも言うわけ。でも今の、今の改正案って、新姓作っていいなんてひとつもないもん」

脇浜紀子
「それでもいいと思います。だから自由に選ばしてって、名前ぐらい」

宮崎哲弥
「いや、ど、子供どうなるの、子供。子供はどっちの姓にするんや」

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脇浜紀子
「子供だって別に、他の国やったら名前が違ってても…」

宮崎哲弥
「だから、だから孫、孫がね、要するに、じゃ、いいよ、結合姓で、たとえば宮崎…」

脇浜紀子
「そうです、そうです、脇浜…」

宮崎哲弥
「脇浜宮崎でもいい、それだったらそれでもいいんだけど、それも制度の中、入ってないんだもん、今の改正案」

脇浜紀子
「いや、だから入れればいいと思うんですよ、私は」

宮崎哲弥
「そうしないとどうなるかっていうと、じいちゃんが、うちの姓を、孫の、この孫には継がせろとかね、そういう闘争になるわけ

脇浜紀子
「いや、だからそれをやりたい人はやればいいってことじゃないですか」

宮崎哲弥
「いやいや、良くないっていうの…(一同笑&ざわざわ)。それは、それは封建制度に戻るだけだって言ってんの…(一同笑&ざわざわ)」

脇浜紀子
「それはね、家とか戸籍とかどうでもいい人もいるわけですよ!」

宮崎哲弥
「どうでもいいんだったら、どうでもええんや!」

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脇浜紀子
「だけど…(一同笑&ざわざわ)」

宮崎哲弥
「どうでもいい…(一同笑&ざわざわ)」

脇浜紀子
「だって結婚しないと、税制とかで、ちゃんと扶養家族とかに入れてもらえなくて、そんなんいっぱいあるんですよ」

宮崎哲弥
「じゃあ、じゃあ、じゃあ、あなたにとってさ、姓って何?」

脇浜紀子
「だから名前はどうでもいいんですけど、扶養家族とかに入れないとかで」

宮崎哲弥
「じゃあ姓は…」

脇浜紀子
「税制とかもすごい不利益ですし」

宮崎哲弥
「関係ないよ、そんなの」

脇浜紀子
「だからそれを平等にして下さいよ」

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宮崎哲弥
「いや、結婚しないと、結婚しないと問題って、別に姓なんか関係ないよ」

脇浜紀子
「だから姓なんて関係ないんだから、別に関係ないって思う人は関係ないと思えばいいし、いや、あたしは自分の名前にしときたいですっていう人も認めてあげればいいじゃないですか」

宮崎哲弥
「いや、だから…」

脇浜紀子
「何で認めないんですか?じゃあ」

宮崎哲弥
「夫婦だから(一瞬シーンのあと一同爆笑&ざわざわ)……いいですか、チーム、チームなんでしょ……(一同ざわざわ)夫婦ってチーム、チームでしょ。チームだと、ユニフォーム着るじゃないですか」

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脇浜紀子
「いや、どうして、それ、日本、ほとんど日本だけですよ、夫婦は同じ名前にしときましょって、絶対それしかあきませんって言ってんのは」

宮崎哲弥
「そうですよ」

脇浜紀子
「どうして、それはどうして」

宮崎哲弥
「いや、だから日本は夫婦っていうのは、ものすごく、緩いから。実家の力が強すぎるからです

脇浜紀子
「それも…」

勝谷誠彦
「だから、だから記号的にせめて名前ぐらい一緒にしないと、結合してられないっていうわけ」

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宮崎哲弥
「そうそう」

脇浜紀子
「それも物事すごく単純化してると思うんですけど、もう、今、多様化の時代で、いろんな…、いろんな人がいるわけだから」

宮崎哲弥
「だから、じゃあ、じゃあ孫の問題どうするのよ。じいちゃんは絶対、うちの名前を継がせようって言ってくるでー!(一同笑。森武史が宮崎に拍手)」

脇浜紀子
「だからそういうことは、その家庭で喧嘩して決めればいいんですよ」

宮崎哲弥
「(森武史に)そうだよなー!」

森武史
「(宮崎に)頑張って下さい…本当に…」

脇浜紀子
あたしみたいに、孫もいなければおじいちゃんもおばあちゃんもいない人間には関係ないんだから」

宮崎哲弥
「いや、あなたの都合で制度を変えるわけにいかないの!(一同爆笑)」

脇浜紀子
「いや、だからー、選択的って言ってるじゃないですか」

宮崎哲弥
「いや、だからあなたの都合で選択肢を増やすわけにいかないの」

脇浜紀子
「どうしてですか、だから」

宮崎哲弥
「だったらもっと選択肢を増やして…」

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脇浜紀子
「全然、民主主義の世の中じゃないじゃないですか」

宮崎哲弥
「そんなことないよ」

脇浜紀子
「いや、だったら選択肢を増やしてっていうのは、賛成です」

宮崎哲弥
「いや、だから、だったらね…」

脇浜紀子
「じゃあもっと増やして…」

宮崎哲弥
「じゃあ、じゃああなたにとって姓って何なのよ。姓はファミリーネームですよ

脇浜紀子
「ファミリーネームです」

宮崎哲弥
「だから要するに、実家の姓をずーっと継いで行きたいっていう人なんだわ、この人は」

やしきたかじん
「ああー。結果的にはそういうことになるな」

脇浜紀子
「だから、そういう人は継げばいい…。違いますって…」

宮崎哲弥
「そういうこと。だってファミリーネームなんだ、ファミリーネームなんだよ」

脇浜紀子
「いや、単に、そうやって、赤が好きか黒が好きかって話なんですよ」

宮崎哲弥
「じゃあ何でもいいじゃん!青だっていいじゃん、紫だって」

脇浜紀子
「そうですけど!」

宮崎哲弥
「そうなってないんだ!夫婦別姓は(一同笑)」

脇浜紀子
「だけど、宮崎は嫌なんですよ!」

宮崎哲弥
「いや、いいんだよ…」

脇浜紀子
「あるじゃないですか、そういうの、あえて宮崎って…」

宮崎哲弥
「いいっていうか、俺は本名は宮崎しかないからどうでもいいの…」

勝谷誠彦
「じゃあ、じゃあさ、じゃあ旦那の家のお墓にはもう入らないわけね、絶対に」

脇浜紀子
「絶対そんなん無理です」

勝谷誠彦
「だからもう…、結婚するなよ!やっぱり」

宮崎哲弥
「(脇浜に)何で?!」

脇浜紀子
「だからまた、墓とか、戸籍とか、もう…」

宮崎哲弥
「墓なんかどうだって!あんなの仏教的な問題がないんだから、どうだっていいじゃないか!墓なんか、死んだあとなんか」

脇浜紀子
「私もそう思います」

宮崎哲弥
「いや、だからさ…」

脇浜紀子
「そんなん、こんなとこに天敵がいるとは(一同笑)」

宮崎哲弥
俺は、これはね、めちゃくちゃ論理的に整備されてんだよ。絶対負けない!(一同爆笑)」

脇浜紀子
「じゃあ、高市早苗さん…」

宮崎哲弥
「いや、違う、あれは、あれは…」

脇浜紀子
「高市早苗さん…」

宮崎哲弥
「違うよ、あれは全然違う。あの人は保守的なの。俺は違うの。俺は夫婦別姓、同姓というのには、民主的な根拠があると言ってるわけ

やしきたかじん
「ほう」

宮崎哲弥
「要するに保守、伝統主義で言ってるんじゃないの。近代主義で言ってんだ

脇浜紀子
「はあー」

宮崎哲弥
「以上!(脇浜、疲れた顔。一同爆笑)」

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(いったんCM)

やしきたかじん
「おもろかったけどなー」

脇浜紀子
「すみません」

宮崎哲弥
「でもね、俺はね、夫婦別姓をどうしてもしたいんだったら、結合姓と、新姓創出を認めてくれるんだったら、やってもいい。やってもいい。で、それがない限りは選択肢が広がったことにならないし

やしきたかじん
「ああー」

宮崎哲弥
歪んだ選択肢の広がり方になると言ってるわけ」

脇浜紀子
「なるほど」

宮崎哲弥
「つまり実家の姓しか選べないということだから」

勝谷誠彦
「宮崎さん、宮崎さん、今のね、ガキに名前付ける親のセンスで、新姓認め始めたら大変なことになるよ、この国は

宮崎哲弥
「面白いよ、面白いけど。だから福沢諭吉もそれは、新姓を創るべきだって言ってるわけですよ、もともと」

脇浜紀子
「はぁーー、そうなんですか」

宮崎哲弥
「そうそう」

勝谷誠彦
「まあだけどね、姓が変わるとすごい困っちゃう人もいるかもしれないね。僕のたとえば娘がいて、勝谷めこってのが、中国人の王さんと結婚したら大変なことに…」

やしきたかじん
「何を言うてんのや」

宮崎哲弥
「何を言うとんだ、おまえは(笑)」

(番組終了)
(勝谷さん最低……(T^T))

 ____________________________内容紹介ここまで


 最近の各社世論調査を見る限り、外国人地方参政権は容認派が多少上回っているものの(どんなに危険な法案か世間に周知徹底されていないからでしょう。それが証拠にネットの世論調査では全般に反対派がすごく多い)、夫婦別姓については賛否が拮抗してますよね。

 相対的に見て、外国人参政権よりも夫婦別姓の方が国民の関心は強いと思われますが、それだけに「男女同権」「個人の自由」「多様性」等々、マスコミや推進論者が垂れ流す表面的な言葉に惑わされて、“何となく”感覚で夫婦別姓に賛成してる人も大勢いるのではないでしょうか。

 ですから冒頭のニュースで紹介した福島大臣の発言、あれは彼女としては「丁寧に話せば(夫婦別姓を導入すべきだと)分かってくれる人は多い」と言ってるんでしょうが、現実はむしろ逆で、「丁寧に話せば(夫婦別姓は導入すべきでないと)分かってくれる人は多い」んじゃないかと私は思います。


 さて、脇浜さんの主張をまとめると、「私は別姓にしたい。同姓がいい人は同姓にすればいい。ただ、別姓にしたい私のような人にはそれを認めてほしい」ってことのようですね。

 「個人の自由でしょ」というのが根底にあるんでしょうが、いやいや、これって個人や夫婦だけの問題じゃないですから。子供や親や親戚など、周囲に大きな影響を及ぼす問題ですから。

 実際、中高生の6割超が「両親の別姓」を嫌だと思ったり違和感を感じるという世論調査結果もあるそうで(産経9/30付。元記事削除済につきY's WebSiteさんのブログ「日々是好日」参照)、親よりもむしろ子供の方が本能的に「家族」というものを理解してるんじゃないの?と思ったりもします。

 子供や親族のみならず、周囲の他人が迷惑するケースもいろいろ出てくるのでは?という心配もあります。
 たとえばShionの部屋のしおん★☆さんは、「保護者名で書かれた連絡網と子供名簿との関連」「PTAや子供会での多大な事務的・時間的・精神的負担」「犯罪に利用される可能性」「3人兄弟で数の少ない姓の子の疎外感」など、さまざまなケースを想定してらっしゃいます。

 あと、脇浜さんは、事実婚じゃなく正式に結婚したい理由として「結婚しないと税制上不利になる」と言われてますが、これについては現在、事情は大きく変わりつつありますよね。民主党政権が扶養控除・配偶者控除を廃止する方向でいますから(但し、脇浜さんにお子さんがいて子供手当がもらえる場合はまた違ってきますが)。

 また、別姓を希望する人は「名字が変わるのが面倒」という理由を挙げることも大変多いですね。
 ただ、免許証や銀行口座などの各種変更手続きは通常の引っ越しと同様、必ずやらなきゃいけない作業ですから、名字が変わろうが変わらまいが煩わしさはほとんど一緒ですよね。

 (ちなみに私は12年ほど前に結婚したのですが、こういった変更手続きよりも、新居への引っ越し作業とか結婚式までの作業の方がめっちゃ面倒でした。その過程で親や親戚や友人にもすごく気遣ったし(T^T))

 となると、「名字が変わるのが面倒」と言ってる人はおそらく、名字が変わることで仕事上不都合を被る、たとえば取引先に周知徹底させるのが面倒とか、そういう主張なんだろうと思います。

 が、今の世の中、結婚後も働き続ける女性が非常に多いわけですし、会社も配慮して、通姓を名乗れるようなシステムに徐々になってきてるんじゃないでしょうか。たとえ今はまだ不十分であっても、今後この動きは前進することはあっても後退することはないでしょう。

 だからトータルで見ると、別姓にしてもさほどメリットがなかったり、逆に別姓にした方が面倒な思いをする場面が多かったりしませんかね。いや、ご本人ではなく周りがですよ。さっき書いたように、親や子供などの親族はもちろん、学校その他の地域社会も。

 あと、よく言われるのは、脇浜さんも言ってるように「そもそも名字に変わるのが嫌」って主張ですよね。
 これも私は何がそんなに嫌なのか、さっぱり理解できません。

 一般的によく聞くのは、「名字が変わるとそれまでの自分が失われる気がする」とか「夫の(家の)支配下に入ってしまう気がする」とか、つまりアイデンティティの喪失っていうんですかね、そういうメンタル面の理由ですよね。

 別姓にしたがる人ってそんなに自分に自信がないのかなぁ?私は今の女性はもっとしたたかだと思うんですが(私の周りの女性だけ?(^_^;)。

 あ、もしかして「夫の(家の)支配下に入ってしまう気がする」というのは、夫の実家とあまり関わりたくないってことなんでしょうか?ぶっちゃけ、夫の親の面倒を見るのが嫌とか?

 もし「別姓ならあまり夫の親と関わらなくてすむ」と考えているんだとしたら、実際に関わるかどうかは別にして、入口のところで根本的に違うような気がします。
 だって、配偶者の親を自分の親並みに大切に扱う(できるだけその努力をする)っていうのは、同姓・別姓関係ないし、また、日本だけでなく他国でも基本はそうだと思うから。

 つーかね、「別姓ならあまり夫の親と関わらなくてすむ」というのは、裏を返せば「夫の親にお嫁さんと認めてもらえない」ということにもつながりかねないんですが、それは構わないんでしょうか?
 それはそれで自分の居場所を無くしてしまうっていうか、別の意味でアイデンティティを喪失してしまいませんか?

 あと、「男兄弟がいないので私が姓を継がないと家系が途絶えてしまう」という理由も時々聞きますね。これについては、私は分からんでもないです。

 ただ、言えるのは、普段から「個人の自由」「今の制度は男女差別」とか言ってる人が仮にこの理由も同時に挙げたとしたら、ダブルスタンダード以外の何物でもないですよね。「家系を守る」という行為は、個人主義や進歩主義などとは全く対極にあるわけですから。

 (実は「先祖代々の墓」という概念が一般庶民にまで広がったのは江戸時代に檀家制度ができたからで、さらに「○○家の墓」というものが普及したのは家制度が確立した明治30年頃以降と言われています。裏を返せば、明治30年頃までは「嫁は一族とは認めない」という男女差別があったということです。あとで述べますが、現在の韓国・北朝鮮がまさにこれです)

 そうそう、お墓と言えば、私、すごく気になることがあります。
 別姓を望む女性の中には「夫の実家の墓には入りたくはないが、夫とは同じ墓に入りたい」と考える人もたくさんいるはずです。その場合はどうなるんでしょうか?

 現行案だと新姓はないわけだから、たとえば夫が田中一郎さんで妻が鈴木花子さんだとしたら、「田中家と鈴木家の墓」ってなるんでしょうか?あるいは「田中一郎と鈴木花子の墓」?

 じゃあ、この夫婦の長男である田中正男さんが山田洋子さんという女性と結婚し、やはり別姓にした場合、お墓はどうなっちゃうんでしょう?
 上書きされて「田中家と鈴木家と山田家の墓」あるいは「田中一郎と鈴木花子と田中正男と山田洋子の墓」ってなるの?

 いやいや、山田洋子さんが夫の両親と同じ墓には入りたくないと言い出すことも十分ありえますよね。だとしたら、「田中家と鈴木家の墓」(もしくは「田中一郎と鈴木花子の墓」)とは別個に新しく「田中正男と山田洋子の墓」を作らないといけなくなる!?

 何か頭がこんがらがってきましたが、とにかく別姓が認められた場合、このようにお墓が乱立していくってことは十分ありえますよね。
 となれば、子孫が管理していくのも一苦労だし、そもそも誰が誰の先祖なのかも分からなくなりそうですよね。
 結果、「別姓を選択したばっかりに、死後もなお子孫にまで迷惑かけてしまう」ってことにもつながりかねないのでは?

 もちろん、夫婦同姓の今でも少子化によりお墓の後継者は減ってきているわけだから、頃合いを見て先祖のお墓を一つにまとめてしまうってことはよくあるようです。ただ、別姓を認めてしまうと、そのサイクルがますます短くなってしまうのは避けられないですよね。

 以上のようなさまざまな懸念に加えて、日本人がこれまで培ってきた家族観とかもあわせて考えると、私はやっぱり夫婦別姓制度導入には賛成できません。
 それでなくても家庭崩壊とかが社会問題になっているのに、それにわざわざ拍車をかけるようなことをしなくても……と。

 あと、宮崎さんもちょっと触れてますが、中国・韓国の別姓について、念のため書いておきますね。

 中国・韓国が別姓なのは進歩的だからではありません。むしろ逆です。
 これらの国は、儒教の思想により「父系の血統主義」にもとづく家族制になっていて、女性は嫁いだ後も一族の人間とは認められないという古い考え方が残っているのです。だから一家の中で、子供は父親の姓、妻だけが別姓ということになります。
 もっと言えば、女性はあくまでも子孫を残すための道具という位置付けで(日本も昔は女性がそういうふうに扱われてたのは皆さんご存知でしょう)、これは究極の女性差別とも言えます。

 (もっとも中国では最近は男女同権が浸透してきて、昔とは違った意味での夫婦別姓となってきているそうです。ただ、韓国や北朝鮮ではまだまだかつての儒教の思想が残っているそうです)

 というわけで、「別姓は進歩的、同姓は抑圧的」と十把一絡げにして論じるのは間違いです。
 外国の事例を参考にするのは決して悪いことではないと思いますが、最終的にはやはり日本の伝統や思想に合った制度でやっていくべきだと思います。

 あと、書き忘れたことは……、あ、そうそう。
 「強制的別姓じゃなく選択的別姓だからいいじゃないか」というご意見については、こう言っておきます。
 自分の意志で選択できるという、そういう中途半端な制度は、ムードに流されやすい日本人にはあまり馴染まないのではないでしょうか。
 過去の選挙とか見れば、日本人がいかにムードに流されやすいか分かるでしょ?

 「“別姓ブーム”に乗って、何となく別姓を選んでみたけど、夫とも子供とも親とも揉める原因となってしまって、今ではすごく後悔してる。同姓にしておけばよかった」と嘆く女性たちが出現するのは間違いと私は思います。


 ……さて、鳩山連立政権発足後にわかに喧しくなってきたこの問題(法案)、今後どうなっていくのでしょうか?

 政権全体として見た場合、韓国や民団の強い「要請」がある外国人地方参政権と比べれば、夫婦別姓に関してはさほど積極的とも思えないんですが、ただ福島瑞穂&千葉景子の暴走コンビが非常に心配ですよね。

 そういや11月5日の衆議院予算委員会で、稲田朋美さんが夫婦別姓について鳩山総理に質問しましたが、その際、質問されてもないのに福島大臣がわざわざ答弁に立って、「ぜひ夫婦別姓についてはきちっと取り組んでいきたい」と述べた場面もありました(拙エントリー11/7付:放送されなかった5日の衆議院予算委員会より稲田議員と下村議員を参照)。

 法案は早ければ来年の通常国会に出てくるんでしょうが、福島大臣はじめ社民党としては、連立政権内にいるうちに(来年夏の参院選までに?)、数の論理でパパッと法案を通してしまいたいという気持ちも強いんじゃないでしょうか。

 時事通信11/26によれば、「政府は選択的夫婦別姓の導入などを柱とする民法改正について、今後閣僚間で検討を進める方針で一致した」とあり、福島&千葉コンビの動向がますます心配になってきました。

 何せこのお二方の場合、夫婦別姓だけじゃなくて、戸籍制度そのものに手を付けようとしてますからね(家族単位の戸籍制度を廃止して、個人単位の登録制度にすべきだと主張している)。

 とにかく私たちは、今後も鳩山政権の動向を厳しく注視していかねば。

 ……って、夫婦別姓だけでなく、外国人参政権、教育(日教組)、外交安保全般、その他もろもろ、注視しなければならないものが多すぎますよね、この政権は(T^T)

 27日に終了した「事業仕分け」にしても、予算の在り方を考えるという点ではもちろん意義はあったと思うんですが、個別に見ると「ハァ?」なものがたくさんありましたしね。
 特に科学技術分野の予算削減や凍結は、素人目にも「ハァ?」でしょ。

 現に米中露や韓国など周辺諸国は、日本の科学技術経費の縮小を「歓迎」しているそうです。日本の誇る科学技術力が今後低下し、競争力が弱まる可能性が強いからです。ある韓国の外交官は「日本が何でこのような自殺行為をするのかよく分からない」とコメントする始末です。
 (詳細は【インテリジェンスEYE】11/24付:「スパコン予算廃止」をほくそ笑む周辺国を参照)
 鳩山政権、マジで日本を滅ぼそうとしてるとしか思えないんですけど(T^T)

 ノーベル賞受賞者の野依さんが、スパコンの開発予算が事実上凍結されたことについて「不用意に事業の廃止、凍結を主張する方には将来、歴史の法廷に立つ覚悟ができているのか問いたい」と批判されていましたが、そのお言葉をお借りして、私は今こう叫びたい気分です。

 「不用意に先の総選挙で民主党に投票した方には将来、歴史の法廷に立つ覚悟ができているのか問いたい」!!


※宮崎哲弥さんの夫婦別姓論について紹介されているブログ
あさってのほうこうBlogさん>09/10/12付:宮崎哲弥さんの「条件付」選択的夫婦別姓容認論
秋月瑛二の「団塊」つぶやき日記さん>07/6/3付:夫婦別姓・家族-宮崎哲弥・石坂啓。

※夫婦別姓導入に関する最近の世論調査より
メディアジャム>夫婦別姓導入については「反対」が「賛成」をやや上回っている - 民法改正による選択的夫婦別姓について世論調査(09/10/2)
朝日新聞10月世論調査>賛成48%、反対41%(09/10/13)
FNNと産経新聞社の合同世論調査>「賛成」46.1%、反対44.2%、わからないなど9.7%(09/11/23)


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2009/11/30(月) 07:59:16 | 【 日々の感謝 】
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