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「アンカー」鳩山内閣の特徴&日米間3つの難題と抜け道

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■9/16放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

鳩山政権きょう午後に誕生へ…速報あの人の入閣は?新政権に何を期待する▽閣僚人事の裏側は?政権のアキレスけんは外交か…どうなる日米首脳会談?青山ズバリ

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 今日は特番ということで1時間前倒しで始まりました。突然のことだったので見逃した方も多いんじゃないでしょうか。普段「アンカー」をやってる時間帯は東京からの特番放送という段取りに急遽決まったらしくて、テレビ欄も対応できてませんでした。(青山さんのブログには13時半頃にその報告が)。

 “ニュースDEズバリ”コーナーの前に鳩山内閣の顔ぶれについて青山さんの解説がありました。その部分は要旨を箇条書き、続いてコーナー本編は完全起こしでお送りいたします。

 間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
 画像はYouTubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。


 内容紹介ここから____________________________

民主・鳩山代表、衆参両院本会議で第93代首相に指名へ 衆院議長に横路前副議長を選出(FNN9/16)
民主・鳩山 由紀夫代表、第93代首相に選出(FNN9/16)
平野博文官房長官、首相官邸で鳩山内閣の閣僚名簿を発表(FNN9/16)

 …………以上のニュース報道のあと青山さんの解説(要旨)…………

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●(鳩山内閣の特徴について)具体的な人間の顔を見て判断するのが正しいと思う。そうすると全体からにじみ出てくるのは、ここにいない人の顔。このあたり(鳩山総理の上あたり)から小沢さんの顔が見えてると言わざるをえない。労働組合の出身者が目立つ。官房長官の平野さんは電機の労働組合。直嶋さんは自動車の労働組合で経済産業大臣というのはびっくりな話。文部科学大臣の川端さんも東レの労組、繊維の大きな労組出身。労組出身にどうして小沢さんの気配を感じるかというと、小沢さんはあとから民主党に合流した人。それまで民主党はどちらかというと元自民党組の勢力が強かったのが、小沢さんが来てから労組出身者、左派に近い人を、今言った人はあまり左派じゃないが、労組をベースにして小沢さんは力を拡大してきた。労組は組織力あるし、カンパという名目でキャッシュを集められる。人とカネを小沢さんは利用してきた気配がある。人選は鳩山さんがやってると思うが、14日に小沢さんに最後了解を得た。10分間という短さがよけいに影響力を感じる。鳩山内閣だけど小沢内閣の気配が濃厚に漂ってる布陣。

●(参議院から入閣多い。来年の参院選を見据えた布陣?)参議院議員会長の輿石さん、この人も小沢さんに近いが、2人入れてくれと言ったのが3人入ってる4人では?千葉さん、福島さん、直嶋さん、北澤さん「民主党」から3人の意なのでこれで合ってます)。参院選に勝てば小沢さんの力はますます強くなるから、3人入ってるのは明らかに参院選への配慮で、これも小沢シフト。

●(小沢さんと仲良くない藤井さんが入っている)藤井さんはずっと小沢さんを庇い続けた人だが、西松事件の時に代表辞任するべきだと1回言っただけで小沢さんに憎まれてる。それが影響したのか藤井さんはいったん引退した。復帰をお願いしたのは鳩山さん。もう予算のシーリングは終わってて、予算作業が本来進んでる時に政権を取って、予算編成組み直していったら、必ず予算編成が遅れる。景気に決定的な悪影響を与えかねない。時間に追われながらの予算の組み替えという、史上一度もやったことがないことを誰ができる?藤井さんしかいない。鳩山さんは拝み倒して藤井さんを呼んだ。そういう経緯をいっさい言わずに藤井さんは我慢している。藤井さんとは考え方が違うので好きというわけではないが、今回は本当に国のために我慢されてると思う。

●(菅さんは国家戦略担当、予算を束ねる所という報道もあるが、財務省とはどう向き合う?)これは藤井さんは我慢ですまなくて、菅さんが予算の全部わかってるとは言い切れないから、菅さんが上から言ってきた場合には当然ぶつかる。もう対立の根がここに1個ある。少なくとも間もなく出てくる。だって予算編成どんどんやらなきゃいけないから。もう1つ気になるのは、亀井さんを郵政問題の担当にしたことはさておき、金融担当もくっついてる。金融担当は予算に直接関係ないとは言いながら、でも経済に関係あるということで、藤井さんと菅さんのぶつかりに亀井さんが首を突っ込んでくる可能性は十分ある。国民新党はこのままでは存在感薄れるから、亀井さんは金融の方から照らして予算のことも話を入れてくる。たとえば中小企業の手当のために別の予算を考えろとか。中小企業のために借金をしばらく返さなくていいという提案もすでにしてる。それの実行なかなか難しいから、予算の手当をやってこいと、それで中小企業に恩恵を与えろと。自分の言葉をカバーするためにもおそらく言ってくる。そうすると政権の中軸のラインで対立がおそらく出てくるだろう上に、本来、郵政問題担当は総務省。総務大臣の原口さんがやらなきゃいけないのに、亀井さんがやるとなったら、原口さんは処世術に長けてるからすぐにはぶつからないだろうが、根本的にはやはりぶつかる。そうするとこの内閣というのは、パッとみて意外とあまりフレッシュじゃないもともと定評のある方、ベテランを起用した内閣だが、それだけに対立したら、お互いに自分の価値観がはっきりしてるだけに譲れないという気配がある。

●女性2人のうち法務大臣の千葉景子さん、あまりにはっきりしててびっくりした。外国人地方参政権推進派。この人を法務大臣に持ってきたのは、内閣としてその意志を明確にしたということだと思う。小沢さんはすでに1年以内にやりたいと言ってるから、ここにも小沢さんの影が差している。
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●(政界、国民の声などを伝えたVTRのあと)自民党の伊吹さんが「ちょっとすぐにはわからない」「コメントを差し控える内閣」と言っていたが、これは意外と正確かもしれない。ご当人たち自体がやってみないとわからない面がある。

●さっきVTRの街の声の中に、「連立」という言葉は出てこなかったのに、この政権が実は民主党が大勝ちしたのになぜか連立を組んでる、そういう意味でちょっと不思議な政権だというのを意識した声がけっこうあった。それは正しい感覚で、鳩山内閣の中で亀井さんの存在はある意味かき回すと言ったら言葉が悪いが、扱いに鳩山さんが一番悩む可能性がある。というのは郵政問題見直し担当の大臣とはっきり言ってしまった。しかし本来国民新党と民主党は郵政問題でスタンスが違う。ここに一番発言力のある人を持ってこざるをえなかったのは厳しい。(閣僚に経験者大勢いるが、亀井さんほど海千山千の人いない?)対抗できるのは結局小沢さんだけになる。

●(福島さんが少子化担当だが?)少子化担当大臣は女性の仕事という自体が思い込みじゃないかなと思う。福島さんはお子さんいらっしゃるし、幅広く物を見てる人だと思うが、同時に「産まない選択」という有名な本も書いている。もちろん、産む産まないはあくまで女性の選択権だし、産みたい人には産みやすい環境作りましょうというのが少子化担当大臣だが、今まで福島さんからもっと子供を増やすべきだという議論を聞いたことがない。だからそのへん鳩山さんはきちんと確認した上で少子化担当大臣に入れたのか、それとも女性というだけで就けてしまったのか。前の内閣で小渕優子さんが果たして本当に適任なのかと、女性でこれから子供産むからということだけでいいのか?という議論があったが、同じことが続いてるんじゃないか。

 …………以下、“ニュースDEズバリ”全文起こし…………

山本浩之
「さあ、そして、このあと今日ももちろん青山さんの“ニュースDEズバリ”のコーナーあります。えー、鳩山新政権に関するお話ですよね」

青山繁晴
「はい。もちろんそうなんですが、あの、とりあえず鳩山総理ご自身はあの、いろんな課題ある中ですぐにもう外交日程が、その、押し寄せてくるわけですね。で、この鳩山政権は外交・安保がアキレス腱じゃないかっていうのは、もういろんな評論家の方も、あるいは一般の方々も申されてることであって。で、その外交・安保の難題についてですね、早くもこういう動きが始まってると(フリップ出す)」

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山本浩之
「『その抜け道、ちょいずるくない?』って(笑)、これまあ若い人の言い方ですると『ずるくない?』ってことになりますか」

青山繁晴
「はい。あの、決してふざけて言ってるわけではもちろんなくてですね。まず実は抜け道をその、外交・安保の難題について用意してて、それがもう、ずるいというふうに言い切りたくは決してないんですよ。新しい船出だし。だけどやっぱりちょっとそれ、ずるくないですか?という気配がある。それをあとで、このあと具体的に考えると同時にですね、しかしその、これ、どうしてこの話するかというと、本当は新しい政権、政権交代が実現してできた新しい政権ですから、もっと志のある、抜け道じゃないことができるはずで、それをあとで考え、一番最後に考えたいからこそ、この抜け道のちょっと小ずるさというのをですね、皆さんと一緒に見てみたいと思います」

山本浩之
「わかりました。ではコマーシャルをはさんで青山さんの解説です」

(いったんCM)

山本浩之
「ま、今日誕生したばかりの新政権に青山さんは期待は大だけれども、すでに直面する難題に対して抜け道を探してるんじゃないかという指摘でした。では、さっそくその解説お願いしたいと思います」

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青山繁晴
「はい。えー、鳩山新総理、もう来週すぐに外交デビューってことで、はい、すぐポンとこれ出していただけますか」

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村西利恵
「はい。予定なんですけれども、来週の月曜日(21日)にはアメリカに出発し、23日に国連総会で首相演説、日米首脳会談。24日には金融サミットと、スケジュール目白押しです」

青山繁晴
「はい、これもう来週の月曜日なんですね。月曜日にアメリカへ出発して、ニューヨークでの国連総会。で、金融サミットもアメリカのピッツバーグって所ですから、もうアメリカ、アメリカなんですね。世界に向けてるけど、とりあえずその日米の間が問題だと。で、日米の間でもうすぐに当面3つの難題がありますね。はい、すぐもう出していただけますか」

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村西利恵
「日米間の難題。それは自衛隊のインド洋上給油活動、新テロ特措法が来年1月に期限切れになること。そして沖縄・普天間基地の移設の問題。さらには日米地位協定の改定をどうするのか。この3つ」

青山繁晴
「うん、この3つともですね、その、連立協議でも一番問題になった。特にこの2つ(下の2つ)は問題になった、もう難題なんですけどね。まず沖縄・普天間基地の問題ですけども、これ皆さんご存知だと思いますけれども、その、沖縄のあの、すごく密集した住宅地のまん中にアメリカ軍の海兵隊の基地があって、そこにラムズフェルド…」

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青山繁晴
「(普天間基地の映像が)映ってますけれど、ラムズフェルド国防長官やって来た時にヘリの中で、こんな危ない所に基地があるのかとアメリカの国防長官が言ったっていうことで、これは必ず移転しなきゃいけない。で、いったん日米の政府の中で、沖縄の県内の名護市という所に移転することになってるんですけど、沖縄県民の方々は、いや、県外か海外に出してくれという声が強くて、鳩山さんもそれを約束したと。しかしアメリカは、いや、県内移転で日米合意してるじゃないかっていうことで、もうボーンとぶつかってるわけですよね。で、これについて実はこういう話が今出てるんです。はい」

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村西利恵
「『アメリカ側は三沢基地を撤収し、普天間も嘉手納基地に統合することを非公式に打診している』」

青山繁晴
「はい。これは、日米両方の、両方の政府当局者から直接僕も聞きました」

村西利恵
「『抜け道』探しとありますが」

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青山繁晴
「はい。で、これはですね、あの、ほんとはショッキングな話なんですね。まず三沢基地っていうのは、青森県、三沢基地にあって、あの、普通の飛行場と一緒にアメリカ軍がいるんですけれども、それは三沢基地からF16っていう戦闘爆撃機、これ今(映像が)映ってますけど、このF16はお腹に本当は核兵器を積むことができるっていう、極めて重要な戦闘爆撃機なんですね。で、これ(映像でF16が)今降りてくるところですが、三沢に行っていただくと皆さんでも見れますけれども、毎日朝鮮半島に向かって旅立っていって、この、朝鮮半島の上、あるいはそこを通じて中国に対してもプレッシャーかけてきたっていう非常に大事な所なんですが、これをもう全部やめたいという話があるんですね。つまりオバマ政権はもう在日米軍あんまりいらないんじゃないかっていう考え方を持ってて

山本浩之
「はあー」

青山繁晴
「三沢基地を全部撤収したいと。で、実はこれ日本側はちょっと待ってくれ、それは困るってことを前政権の時に実は言ってたわけですね、すでにですね。で、新政権に代わるにあたってアメリカ側は、三沢も撤収するんだから、普天間も実は基地をやめてしまって、嘉手納の基地、これも同じ沖縄ですけど、普天間は海兵隊で嘉手納は空軍ですが、そこに一緒にしちゃいましょうかってことをね、これ打診してるわけです。で、これはあの、さっき言いました通り、在日米軍がぎゅっとちっちゃくなっていくってことですから。これはどうしてそういうことが起きるかというと、オバマさんは日本に関心がないんですよ」

村西利恵
「無関心?」

青山繁晴
「もうあの、オバマ政権のアメリカは一部でチャイナメリカと言われてるぐらいね、もうとにかく中国、中国、中国っていう政権で、その、日本に無関心だから在日米軍もちっちゃくしてしまえという考え方なので、これはそうですかと言ったら、これ大変な、そうですねと日本側が言ったら大変なことになるんですが、しかし鳩山政権にとっては普天間を移設するも何も、これ(普天間)はなくなるわけですから、便利な話、抜け道ってことにまあ、なってしまうわけですね」

村西利恵
「衝突しないですむと」

青山繁晴
「但しですね、これは嘉手納にその、海兵隊が行くと空軍と海兵隊が仲悪かったり、あるいは嘉手納の騒音がひどくなったりと、沖縄にとっても大問題があるので、簡単にはいかないけれども、実はこういう話が非公式だけども裏で動いてるということですね。それからもう1つ、はい、次見ていただけますか」

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村西利恵
「こちらも抜け道探しとありますが、『米軍基地が化学物質などで汚染されたら、米軍が責任を持って土壌をきれいにすることを要求』。これは日米地位協定改定について3党が話し合って合意したものです」

青山繁晴
「うん。あの、そうですね、で、いきなりこれが出てきて皆さん、ん?これ何だろうと思われたと思うんですが、要は日米地位協定のことなんですね。で、日米地位協定も、ご存知だと思いますが、日本にアメリカ軍がいるから、そのアメリカ軍をどう扱うか、その地位についてちゃんと協定を結んで決めてるわけですが、沖縄でずっと問題になってきたのはですね、沖縄にいるその海兵隊の兵士たちが沖縄で犯罪起こすことが多くて、少女の暴行事件、ありましたね」

一同
「ええ」

青山繁晴
「で、その犯罪を犯した米兵をすぐに日本側が調べることはできなくて、起訴してからでないと身柄が来ないってことがあって、それをまともにしてくれって沖縄県民はずっと要求してきたわけですね。で、それを改定したいということで、その3党合意が成立したわけですけれども、しかし本当はその、世界中のアメリカの駐留に対して協定があって、たとえばドイツに駐留してる米軍は日本よりももっと甘い扱いになってるわけですね。だから改定できるわけがないと。だからこれもほんとに困ったことになるぞと言ってたら、全然違う話を今、動かしてるわけですよ。その犯罪者の話はどっか置いといてですね。どっか置いといてっていうのはあの、言い過ぎですね、後回しにして、まずは米軍基地が化学物質などで汚れたり、あるいは工事をして、その川にいろんなものが出ていったりしたら、それは米軍が責任を持ってきれいにしてくれというのを付け加えましょうと。実はこれはたとえば、今言ったドイツでもその見直しは行われたんで、これならやれるわけですよ。だからとりあえず地位協定見直し、ほら、やったじゃないかと、こう胸を張るっていう準備をしてるんですね。で、そのあとのその、犯罪者の扱いまで行くならば抜け道とは言わないけれども、今のところ、あっ、これだったらやれると。で、アメリカも、これで満足してくれるんだったらやってもいいよっていうのが、実は非公式に出てる話で、だからさっき、ちょい、ずるくないですか?と聞いたのは、ずるいとまで言うのは言いすぎだけれども、しかし本当の、たとえば沖縄県民の願いにぴったり寄り添ってるかというと、ちょっと違うじゃないですかと」

村西利恵
「そうではないと、うん」

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青山繁晴
「で、そしてその上でですね、こればっかりは抜け道がなかなかないぞっていうのが、この問題なんですね」

村西利恵
「それが鳩山さんが常々おっしゃっている、『来年1月で自衛隊のインド洋給油活動は撤収する』と」

青山繁晴
「はい、これね、岡田外務大臣が心配してちょっと曖昧な言い方をしてますけれども、最近ね。しかし鳩山さんはやっぱり1月で終わりにしたい。それを受けて、たとえば防衛省の内部ではですね、撤収って決まってからすぐにほんとは引き揚げられないから、もうやがてこうなることを見越して、今秘かに準備も始まってるわけですよ。だから撤収するんですが、オバマさんは実は絶対そうはいかない事情がある。はいちょっと出してくれますか」

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村西利恵
「『日本の給油停止・撤収がイギリス軍やドイツ軍をはじめとする多国籍軍の一斉撤収に口実を与えかねない』と懸念している」

青山繁晴
「はい。これ撤収って何のことかっていうと、その、アフガニスタンですよね。えー、ちょっとすぐもう出していただけますか」

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青山繁晴
「はい。で、(地図示して)ここにアフガニスタンがあってですね、この下にインド洋があるわけですけれども、このイラクでも勝てないから、オバマ政権は兵力をアフガニスタンに集中して、もう何万とアメリカ軍もいてですよ、で、ここでテロとの戦いってやつをやりたいって言ってて、で、インド洋での給油っていうのもその支援なわけですね。で、ところがですよ、これアメリカ軍以外にその、NATOの加盟国を中心にたくさんの国々が参加してるわけですけど、その、実はこの7月にですね、タリバンの大攻勢があってどうなったかというと、今アフガニスタン全土の97%がタリバンがほとんど支配してるようになってるわけです」

村西利恵
「ほぼ全域を」

青山繁晴
「だから、これにもうあの、嫌気が差してイギリス軍とかドイツ軍がもう撤収したいという気配があって、オバマさんは、日本は油、給油をやめるだけだと言ってるけど、それをきっかけにイギリス軍もドイツ軍も撤収してしまったら、いったいもうどうなるんだと。だから(撤収は)やめてくれってこと言ってるわけですよ。それなのに民主党の側は、とりあえず党内で、油から水へというのがあるから大丈夫だと今まで言ってきたんですよ。政権取るまでですね。それはどういうことかというと、ここに例の政策インデックス、マニフェストの前に出たやつがあってですえ、えー、ちょっと…(村西さんに「読み」を促す)」

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村西利恵
「『NGOとも連携しつつ、経済的支援、警察行政改革を含めた統治機構の強化、かんがい事業、医療・物資の輸送を検討していると」

青山繁晴
「はい。これ、いろいろ書いてますけど、簡単に言うとですね、要するに給油やめるかわりに、つまり油やめるかわりに、たとえば水があるじゃないかと。で、直接やるんじゃなくて、NGOにお金を出してですよ、NGOの技術や人をもってね、たとえば、灌漑用水、農業用水を整備したり、あるいは水道も整備したりですね、そういうことができるんじゃないか、だから結局アメリカとも何とかなるんじゃないかという考え方があって、今まで甘く見てたんですが、これは困難になったわけですよ。どうしてかというと、タリバンがほとんど支配してる所でですよ、NGOの方々が水を引いたりできるんですか?と。その時に亡くなった方が、亡くなる方が出たらどうするんですか。で、ここに警察も書いてあるけど、ここに文民警察官を送り込んでタリバンに襲われたらどうするんですか、というようなことで、それが困難になってしまってるってことになるんですね。で、この中でね、この政策インデックスの中で、経済支援ってあるじゃないですか。これもちろんいろんな意味あるけど、これやっぱり結局はこういうことになるんですね。はい、出して下さい」

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村西利恵
「アメリカの国務省の幹部は『我々が必要なのは「お金」だ』と」

青山繁晴
「はい。要するにタリバンが支配していてですね、そこにたとえば自衛隊が入っていって、今の憲法と今の自衛隊法では何もできないわけですから、結局日本は何もできないから、アメリカの国務省からしたら、もう結局日本はお金でいいんじゃないのということを、僕に言う人いるんですよ」

村西利恵
「それじゃ昔と一緒ですね」

青山繁晴
「昔と一緒で、しかもこれ国務省だけなんですよ。で、たとえば国防総省とかホワイトハウスの考えとは一致しない。ま、このようにインド洋の給油の問題も非常に困ったことになってるんですが、なっていくんですが、今、村西さんが昔と同じじゃないかと言ってくれたのは、これとても大事なポイントでですね。91年に湾岸戦争があって、その時に日本は1兆2000億円ぐらいのお金を出したはず。だから私たちは増税もあったし、赤字国債を発行して、子々孫々につけも回した。ところが湾岸戦争が終わってその、当事国のクウェートが感謝するって新聞広告を出したら、日本の名前は省いてあったと。お金を出したのにどういうわけだというのがまあ、日本のトラウマだと言われてきたんですが、実は本当はこのお金はそもそも1兆2000億じゃなくて1兆6000億ぐらい日本は出していて、しかもそのうちクウェート、多国籍軍に渡ったのはごく一部で、1兆2000億以上のお金が実はアメリカにこっそり渡っていたんじゃないかという疑惑が、もう長年指摘されてるんですね。それに関係している大物の政治家も実は水面下では言われていて、つまりその、鳩山政権がインド洋の給油の問題で苦しんで、最後はお金だになったら、そういう、村西さんが言った通り、古きも古い、その、いわば汚れた部分というのがまた動くんじゃないか。何もそこは清算されてないからですね。そういう懸念が実はあるということを、皆さんにここは知っていただきたいんですね。で、その上でですね、今日の後半はその中で、政権交代で希望を見つけるとしたらどこなのか。その、その希望の足掛かりとして考えるべきは何なのかということを、このあと後半でお話ししたいんですが、キーワードはこれです(フリップ出す)」

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村西利恵
「ここでズバリキーワードは『お宝さがし』。政権交代で期待される宝とは一体どんなものなのか。CMのあと詳しく話していただきます」

(いったんCM)

山本浩之
「ま、ここまでの話は、鳩山新政権ほんとに大丈夫かなと不安の方が先に立つんですが、2つめのキーワードが『お宝さがし』と。希望の足掛かりはあるのか。続きをお願いします」

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青山繁晴
「はい。あの、まさしく政権交代っていう歴史的なことが起きて、それが私たちの民意で起きた以上は、その中の宝物は何かっていうことを、やっぱり僕たちは積極的に探さなきゃいけないと思うんですね。で、その一番端的な、端的な例をちょっと見て下さい。はい」

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村西利恵
「拉致被害者家族の方曰く『政権交代で自民党が隠し持っていた拉致情報が出てくるかもしれない』」

青山繁晴
「はい。あの、拉致被害者の家族の方々は、新政権の拉致問題の姿勢をほんとは心配してますよ。その、北朝鮮は明らかに政権交代したことで期待感を持ってる。ということは、その、安直な解決策を出してくるかもしれない。1人とか2人だけ返すとかいう話が出てくるかもしれないと心配しながら、同時に実は今まで自民党政権下で拉致問題は5人とその家族が帰ったあとは、何も進展してこなかったように見えるけれども、ほんとは水面下でずいぶんいろんなことがあった。それなのにいわば一党支配でずーっと自民党がその、押さえて隠してきたという情報が出てきたら、それが新しい動きのきっかけになるんじゃないかってことを期待してるわけですね。これはあの、拉致被害者の家族から、それ僕、お聞きして、なるほど、その通りだと、あの、胸を打たれる思いで思ったんですが、それは全体を通じて言うと、こういうことですね、はい」

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村西利恵
「政権交代のメリットは、自民党の一党支配によって『隠されていた情報』が明らかになること」

青山繁晴
「はい。今その拉致被害者の家族の声として、その、拉致問題を一例で申したんですけれどね。まさしくこういうことであり、皆さん、これをですね、今日決まったばかりの組閣、その閣僚の顔を見ながらですね、具体的にちょっと一緒に考えたいんですね。はい、出して下さい」

村西利恵
「顔ぶれがこちらです」

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青山繁晴
「はい。で、今僕が申してる話っていうのは、自民党の一党支配、ま、公明党と連立したりしても実質的には一党支配が何と54年間、およそ50年間も続いてきて、それだとずーっと隠してきたわけですね。それを、その情報をこういう新しいテーブルに、有権者の前に出すっていうのはほんとにそれお宝なんですね。で、そのお宝探しができそうな人が、実はこの閣内に、新しい閣内にたくさんいらっしゃって、まずはね、ちょっとちっちゃい2つ、このお顔2つ、大物のわりにちっちゃくなってんですが、いわばね、これはオールドお宝探しなんですよ。で、たとえばね、亀井さんはこの郵政民営化について、郵政民営化の本当のいきさつを、今まで出てなかった部分も、アメリカとの関わりも含めておそらく出してくるでしょう」

村西利恵
「本当のいきさつ」

青山繁晴
「それはもちろん重大な、重要重大なことですが、でも思惑含みですね。それから菅さんは、皆さん、菅直人という政治家が急に有名になったのは、例の薬害エイズ事件の時に厚生労働大臣をしてて、それまで厚生労働省がないって言ってたその、薬害エイズの証拠を厚生労働省に責任があるっていうね、郡司ファイルって言うんですが、郡司さんて名前の人、ね、そのファイル見つけた、つまり情報を出してきたと。そういうことで菅さん、有名になった。だから今回も期待は出来るんですけど、菅さんのこの今回の国家戦略担当大臣っていう仕事がどこまで仕事できるかわからない上に、やっぱりちょっと思惑含みですね。つまり政権の中で力を得たいというね。そうするとですよ、そうすると、こっちの人(右の4人)は僕は期待してるのは、その、自分が偉くなりたいとか、その、自分の思惑で情報を出したいとかいうんじゃなくて、いわば純粋にこの国のために、あるいは国民のために情報を、今まで隠されたものを出せる人たちがいるんじゃないか。1人はたとえば前原さんが国土交通大臣になりましたね。で、今ダムの建設問題が大きなテーマになってるじゃないですか。で、これあえてね、その、自分がその現場を踏んだことを申しますとね、僕はシンクタンクの研究員だった時にですね、ある政府から委託されてダムの建設を、設計をし、建設までやった人々と一緒にダムの視察に何カ所か行った時にですね…」

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青山繁晴
「皆さんちょっと僕の手を見て下さい。こういう渓谷があるんですね、こういう峡谷があってですね、ここ当然水が流れていて、ここにダムを造る、ね。で、見たダムはですね、見たダムはこの上の方にでっかいダムが造られてて、そこを見ながら、それを設計し建設した人々が僕に何言ったかというと、青山さん、本当はね、下の、こんなちっちゃなダムでよかったんですよ、ところがね、役所の方から、こんなちっちゃなダムじゃ予算が不十分だから、もっとお金使いたいから、この、上に上げて、その、でっかくしてくれと言われたと

村西利恵
「えーーー」

青山繁晴
「で、このダムだけじゃないんです。あそこもここも、ここもあそこもってね、僕言われて、もう実はそのうち何カ所か自分の足で行ってみたんですが、その、地元の人に聞くとやっぱりそういうことはあったようなんです。そういうことを、前原さんがこの、テーブルに出してきたら、ただただ、このダムの見直しというだけじゃなくてですね、本当は今まで私たちのお金が何に使われたってことがはっきりしてくると思うんです(一同同意)。それからたとえば仙谷由人さんは行政刷新会議担当大臣って新しい仕事ですけどね、これもすいません、僕の経験談から1個申すとですね、たとえばあるシンクタンクでね、僕の信頼してる研究員、若い研究員がいて、毎年年度末になると僕に連絡を取らなくなるんですよ。不思議に思って彼の会社に行って、君は今日何してんの?と、まあ夜中に行ってみたらですね、新聞のコピーしてんですよ。それ何やってるかというとね、要するに予算が余ったからその、複数の役所からですよ、明日の朝までに適当に報告書を作ってくれと。タイトルはこれだと。お金は3000万出すと。中身はいいんだと。だから関係ない新聞紙をですよ、皆さん、その、関係ある新聞記事ならまだマシ。関係ない新聞紙をとにかくコピーして、綴じてですよ、表紙と裏だけ作って、とにかく役所に出して、役所はそれを受け取ったらですね、これは機密報告書だからっていうことで、名目で、裁断するんですよ

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一同
「え……?(ざわざわ)」

村西利恵
「中を?」

青山繁晴
「いや、報告書自体を。はい、ちゃんと読みましたと。読んだって報告書書いたら、あとは裁断しちゃう。会計検査院に見られないように。ね。そしてその、3000万とか、ひどい場合は5000万とかいうお金がそのシンクタンクに入っていくっていうのがね」

村西利恵
「ひどい話ですよねー(一同ざわざわ)」

青山繁晴
「ひどい話なんです。で、これはあの、僕の目からも隠されていて、だから正直、僕は今の仕事してるわけです。こんなことじゃおかしいと思ったから。で、そういうのを、こういう新政権の手で、たとえば仙谷さんがはっきりさせていくと、私たちの税金はどこを節約できるかっていうのがはっきりしてくるわけです。で、たとえば岡田外務大臣もですよ、今、核の密約の話ばっかりしてるけど、それも大事だけれども、たとえばさっきの湾岸戦争の時のお金の流れというのは一体どうしたんですかっていうことを、岡田さんが勇気を持ってやっていったらですよ、全部はわからないにしてもね、おかしなものがあったというのははっきりしてる。それからもちろん長妻さんはですよ、厚生労働大臣、自ら手を挙げてなったんですから、その、年金を巡ってほんとは何があったのか、本当はたとえばその、年金の記録について、労働組合の側はどうだったのかも含めて、自らの身を切ることも含めてですよ、全部フェアにやってくれると、これは必ずこの国の希望になるんですよ。これはその、とにかく自民党っていう一つの政党が半世紀も超えていわば支配政党だったら、必ず隠されるものはこういう情報なんですよ。だからその、それが出てくる、この内閣はその仕事できただけでも、歴史的にものすごい意味がありますよ。一内閣でそんなの全部できるわけがない。あれもこれもっていうのはむしろやるんじゃなくて、こういうメンバーを使ってですよ、鳩山さんの指導力の下、情報出すことをまずやっていただきたい。はい」

山本浩之
「いやーもう大いに期待したいですね、そのあたりは。どうもありがとうございました。以上“ニュースDEズバリ”でした」

 ____________________________内容紹介ここまで


 湾岸戦争でアメリカにお金がこっそり渡っていたんじゃないかって疑惑のとこ、「それに関係している大物の政治家」って小沢一郎さん?
 少なくとも湾岸戦争の時にお金出したのは小沢さんですよね(拙エントリー07/7/28付:小沢一郎ほどアメリカの言いなりになった人はいない)。

 あと、情報公開については前原さんあたりには期待したいですが、長妻さんとかどうなんでしょう?年金記録について労働組合(自治労=民主党支持)にまで切り込んでっていうのは、まず無理だと思うんですが。

 さて、鳩山内閣の顔ぶれを見て……うーん、何だかなぁって顔がたくさん混じってますよね。あと、今回初めて知った顔も。
 自公政権の時も「○○大臣になった××さんって誰?どんな政策の人?」ってことはありましたが。

 しかし青山さんもちらっと触れてましたが、法務大臣の千葉景子さんはどう考えてもヤバイでしょ。外国人参政権もそうだけど、死刑制度には反対だし、不法滞在の外国人には甘いし。
 鳩山さん、狙って彼女をこのポストに就けたのか?それともあまり深く考えずに?あるいはやっぱり小沢さんの「指示」で?

 そんなこんなも含めて、実は先週末あたりから「くっくり式 鳩山内閣閣僚名簿」(民主党役員名簿も)をぼちぼちまとめています。次回のエントリーではそれをUPします。
 って、半分自分用のメモみたいな感じなので、あまり期待はしないで下さいね(^^ゞ

 終わりに、ほとんど目立ってませんが麻生さんについて。総理大臣としての最後の会見、ちょっとだけホロッとしてしまいました。

 「私は、日本と日本人の底力に、一点の疑問も抱いたことはありません。これまで、幾多の困難を乗り越え、発展してきた日本人の底力というものを信じております。日本の未来は明るい。未来への希望を申し上げて、国民の皆さんへのメッセージとさせて頂きたいと存じます。ありがとうございました」

 会見全文はこちらから。
 麻生さん、大変な逆境の中、ほんとにお疲れ様でした<(_ _)>


※拙ブログ関連エントリー
【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし

※参考リンク
ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
 青山さんのブログです。ご本人に直接コメントが送れます。
誰にも手渡してはならない自由意志
 拙ブログで紹介しきれなかった青山さんの発言を起こして下さっています。

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「お気楽くっくり」更新済
 やっぱこっちのイチローがいい。


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