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「アンカー」小沢支配政権!?&民主党にすり寄る公明党

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■9/9放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

幹事長に小沢氏で二重構造に…子ども手当に黄信号?政権の未来を青山解説

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 小沢さんの幹事長就任で、「権力の二重構造」どころかもっと大変なことに!?

 コーナー前に鳩山新政権と自民党関連のニュース及び青山さんの解説がありました。そこの解説は要旨を箇条書き、続いてコーナー本編は完全起こしでお送りいたします。

 間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
 画像はYouTubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。


 内容紹介ここから____________________________

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主・社民・国民新党、連立政権樹立で合意 合意文書では民主党も歩み寄る形(FNN9/9)
 安全保障問題をめぐってもめていた合意文書については、「沖縄県民の負担軽減の観点から、日米地位協定の改定を提起し、米軍再編や在日米軍基地のあり方についても、見直しの方向で臨む」と書き加えることで決着。
自民党で党再生のための方策を協議する「党再生会議」初会合(FNN9/9)

 …………以上のニュース報道のあと青山さんの解説(要旨)…………

民主・社民・国民新が連立政権樹立で合意
 まず合意に達したという中身を視聴者はご覧になって「あれ?」と思われたと思う。合意内容は民主党のマニフェストの内容ほとんどそのまま。日米地位協定の改定は提起しますというのは、アメリカ側に言ってみますということ。それから米軍再編や在日米軍基地のあり方、これは沖縄の普天間基地を言っているが、社民党は普天間基地という名前を入れろと要求していたはずが、入れずに見直しの方向で臨むと。これ民主党のマニフェストでしょ。だから今まで何を話していたのか?と。
 それからさっきぶら下がり取材で「社民党の要求が受け入れられたか?」と記者団の方も呑気に訊いて、それに「そうです」と社民党が答えていたが、どこがどうなのか。普通に考えたら、表の合意と違って密約があるのかということになりかねない。そこが一点疑問。
 それから民主党の側からしたら、マニフェストのこの部分自体が、もう政権取る見通しが何となく立ってたからもう現実路線だった。本当は日米地位協定も「アメリカ側に言ってみたけどやっぱりアメリカの反対で駄目でした」という含みだし、含みというのは言い過ぎかもしれないが、とにかく提起するまでが我々の責任で、その後はどうなるかわかりませんという話だし、それから普天間基地を明言しないということも含めて現実路線だった。これで合意したとしても、合意したが、日米首脳会談その他で、じゃあたとえば普天間基地を、今のところ日米政府間で合意したものは名護に移転で決めてしまってる。僕は普天間も名護も何度も行ったが、沖縄では県内の移転自体に反対の声も強くて、名護の海岸にはテント張られてて反対派が詰めてる。彼らはすでに民主党政権に不信を持ってて、選挙までは期待していたが、選挙後不信を持ってて、結局名護に来てしまうんじゃないかと思ってる状況。
 (山本浩之「選挙前は最低でも県外と鳩山さんは言っていたが」)選挙後連立協議の中で、民主党はそういう話しないから不信感を持ってるところが、民主党のマニフェスト通りの現実路線の合意になったということは、これははっきり言うと時限爆弾です。アメリカが突然、政府間合意を没にして普天間を県外かグアムかどこかに持っていきましょうとなる見通しはゼロ。どうしてかというと、日米間だけに関わらず政府間合意というのは、どちらかの国が政権交代しても安保に関する合意はそのまま生きるというのが国際社会の常識。そうでないと危なくて合意できない。だからアメリカはそういうことを楯にしてるので、日本だけそのルール破れるか?ということになる。
 地位協定の方も、同じ敗戦国のたとえばドイツも米軍がいるが、米軍の扱いは日本よりもドイツにとって不利な協定になっている。だから地位協定の改定もひょっとしたら名目的な回答あるかもしれないが、中身に踏み込んで実際に沖縄県民の怒りや不満をなだめるような改定内容になる見通しはほとんどない。日本でそれやるとドイツや他の国も動くから。全世界の米軍に影響するから。
 そうすると今は民主党のマニフェスト路線でごまかしたけども、やがてこれが時限爆弾になりかねないという意味では、連立協議が整ってこれから連立政権だなというワッと沸くような期待感は正直この面では持ちにくい。
 (山本浩之「この後日米首脳会談控えているが」)アメリカは民主党のマニフェスト通りだったら、「改定を言われたけどできません」と答えればいいと。それで終わりとなって、社民党や沖縄の人々がもつのか?
自民党の再生は?
 党再生会議と言っているが再生にはほど遠い。若手が手を挙げたというイメージになっているが、そうじゃなくて細田幹事長が作りなさいと言って作った。そこに若手が来ただけ。しかも両院議員総会も大荒れというが全然荒れてない。これだけ自民党議員の数が減って、未だに前の派閥政治を前提にして20人の推薦人がいないと総裁選立候補できない。そんな馬鹿な話ないから10人にしたらどうかと動議にかけたが、手を挙げた人はパラパラ。別に麻生総理以下ベテラン勢がおかしいというわけじゃなくて、若手もはっきり言って全然だらしない。国民に見える場でやらないと。自民党再生の道筋は全然立ってない。むしろ解党の道筋じゃないかなと正直思う。
 (山本浩之「地方の自民党員はどう見ていたか」)再生に向かっていると思った人は一人だにいないのでは。
 (山本浩之「次の総裁候補は?」)簡単に言うと、石破さん、河野太郎さん、谷垣さんのように出たいと思ってる人いるが、この人たちが再生を担えるというほど、まだ党内の支持は集まってないのが現状。

 …………以下、“ニュースDEズバリ”全文起こし…………

山本浩之
「そしてこの後の“ニュースDEズバリ”のコーナー、引き続き、引き続きって言いますか、先ほども話に出た新政権の誕生に関するお話だということですね」

青山繁晴
「はい。あの、その通りで、あの、まだ総選挙終わってそんなには日が経ってない、みんな総選挙の記憶があると思うんですね。で、考えていただくとですね、民主党がここまで支持を集める前には、その、小沢さんという代表からですね、西松事件を経て鳩山さんに代表が替わってから、一気にやっぱり民主党は支持が膨らんでいって今回の大勝になりましたね。だから日本は大統領制じゃないから、直接首相を選んだわけじゃない。これから首班指名選挙を国会議員の中だけでやるんですが、でも民意としてはやっぱり民主党政権というよりは、あるいは連立政権というよりは、鳩山政権を選んだんですね

山本浩之
「そうですよね」

青山繁晴
「ところが今日皆さんと一緒にこれを考えざるをえないのは、この言葉です(フリップ出す)」

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山本浩之
「『誰の政権?』」

青山繁晴
「はい。果たして鳩山政権と呼べるものが今作られつつあるのか。それともすでに変質が始まっているのか。それを一緒に考えたいと思います」

山本浩之
「はい。ではコマーシャルをはさんで青山さんの解説です」

(いったんCM)

山本浩之
「ま、1つめのキーワードは『誰の政権?』っていう、ま、私たちは来週、鳩山政権が発足するんだというふうに認識をしてますけども、そんな中で誰の政権?と問われると、あ、ひょっとしてあの人?(笑)と、やっぱり思う人は多いと思うんですよね。だけど、どういうところからそれが読み取れるのか。さっそくお願いしたいと思います」

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青山繁晴
「はい。あの、皆さんね、あの、まず改めて僕たち有権者が今日、たった今、もう一度考えなきゃいけないのは、未だに政治空白が続いてるってことなんですよね」

村西利恵
「そうですね」

青山繁晴
「総選挙の期間、いちばん長、あの、過去いちばん長くて40日もあった。そして憲法の規定では確かにその、総選挙終わってから1カ月の間に特別国会開いて次の首相を指名しなさいよと、ま、憲法はいちおう1カ月の余裕を見てるわけですけど。まあこの余裕、僕は前にこれ制度として本当はおかしい面があるってこと申しましたね。その1カ月の間、誰が政治をやるのかと。で、これ今、麻生政権、自民党政権がやってるわけですけど、今、政治空白になってるっていうのはやっぱり今、政権をまだ持ってるところの自民党の責任が僕は大きいと思ってます。だってその、憲法が認めてるところの長すぎる1カ月をギリギリまで使ってですよ、それも何のためかはっきりわからない。9月の28日になってやっと総裁選やるってことやったから、もう政治全体にはっきり言うと緩んでるわけですよ。自由民主党が、もう公明党はさっさと代表決めたわけですから、もうとっくに自民党が総裁選終わってたら、その、民主党の側もですね、連立協議もおそらくもっと緊迫したものになったであろうし、それからその、首班指名選挙だってもっと前に出たはずなんですよ。そうすると政治空白の僕は第一責任は、今現在も政権持ってる自民党の側により重い責任があると思います。じゃあ新政権はどうなのかというとですね、新政権は今の連立協議も含めてね、産みの苦しみってことあると思うんですよ。その、いわば半世紀を経てようやく本格的な政権交代になったんですからね。だから産みの苦しみというふうに何とか理解して、この今の政治空白が新型インフルもあれば、失業率も高いのに、困るけれども、まぁ、もう一回言いますが、前向きの産みの苦しみだったらね、僕はプラスの意味も大きいと思うんですよ。本当はですよ、産みの苦しみと言いながら、皆さん今日からおよそ1週間前、正確に言うと6日前にですね、実はこの新政権は誰の政権かってことが決まってしまったんじゃないかと。そのこと、その現実を見たいと思うんですね。はい、ちょっと出していただけますか」

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村西利恵
「今月3日の夜、鳩山代表が小沢代表代行に幹事長就任を要請しました」

青山繁晴
「はい。まさしく6日前の夜のことなんですね。で、この小沢さんが幹事長になったということでですね、メディアには、権力が二重になったんじゃないかと、さっきヤマヒロさんが言われた通り、あの人って言われたらすぐ顔が浮かぶぐらいの実力者ですからね。小沢幹事長の実権と鳩山総理の本来の権力と二重になったんじゃないかと。いやぁ、そんなどころじゃないです。これは実際にはこうであろうと」

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村西利恵
「実は事実上の『小沢政権』であると」

青山繁晴
「はい。これあの、またきっつい言い方するなと思われてる人多いと思うんですが、あの、好き好んでこんな言い方をしてるわけじゃないんです。さっき言いました通りね、民意は鳩山政権を選んだんですよ。この番組では面白おかしくやってるわけじゃありませんから、あの、だから僕にとってもこの言葉はきつい言葉だとは承知の上で言わざるをえない。で、どうして言わざるをえないか。さっきヤマヒロさんも、その、どうしてなのかってことを聞きましょうとおっしゃった通り、これはゆっくり考えていくと普通にわかることなんですね。で、まずご当人たちがどういう弁明をしてるかっていうのをちょっと皆さん見て下さい」

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村西利恵
「小沢さんが幹事長に就任することについて、鳩山代表は5日に国会のことは人事も含めて幹事長に任せる』と話しました。一方の小沢さんは『私は政策を実行する役割ではない。相変わらず、選挙を担当させていただく』と話しています」

青山繁晴
「はい。皆さんあの、こういう赤字に抜きましたね。えー、国会・党・人事・選挙と。ふだん今まであんまりこういうことしてこなかったと思うんですが、今回あえてそうしたのはですね、皆さん、この鳩山さんと小沢さんはいちおう同じことを言ってるはずですね。つまり二重権力じゃないよと。小沢さんの役割はちゃんと分けましたよってこと言ってるはずがですね、これ比べていただくとずれてるでしょ?」

村西利恵
「ほんとだ、この、言ってることは違いますね」

青山繁晴
「ええ。鳩山さんは国会、党だけじゃなくてね、党は幹事長だから当たり前じゃないですか。ね。えー、いちおう当たり前ですね。幹事長は党の実質的なトップ、ほんとはナンバー2だけども実質的なトップですからね。で、だけど党だけじゃなくて国会も、そして国会も党も含めた人事も全部、小沢さんに任せると言い切ってるわけですよ。次期首相が。それに対して小沢さんが、そうですね、私は国会も党も人事もやりますとは一言も言わずにですね、まず、政策をやるわけじゃないと、政策を実行する役割じゃない、ね。これは当然そうですよ。政府側じゃなくて党側なんだから。ところがそのあとに小沢さんが言ってるのは、私は相変わらず選挙をやるんだと言ってるわけですよ。選挙というのは党の仕事のうちの一部ですね。それをあえて小沢さん、こう言ってるっていうのは、皆さんこのコーナーで何度も、表に出た情報からほんとのことを読み解くっていうのはできますよというのを何度も申してきましたが、これも小沢さんらしい話ですが、言ってないことに本心があると言わざるをえないんですね」

村西利恵
「なるほど」

青山繁晴
「この鳩山さんに呼び出された時、小沢さんほんとは都内で晩ご飯食べてて、幹事長就任って話は聞いてなかったと、突然呼び出されて鳩山さんに言われて上機嫌に変わったんですが、幹事長になるだけで喜ぶような人じゃないです。そうじゃなくて国会や党人事も全部任せるって言われたから、これ上機嫌になったんであって、それを具体的に言うと実はこうなるわけです。はい」

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村西利恵
「はい。『小沢支配』の仕組みはということで、政府、省庁それから国会、党とありますが」

青山繁晴
「はい。これみなさんね、小沢支配って言葉もきついと思われるでしょ。それね、あの、きついんであればね、これ(国会)がなかったらね、小沢支配っていう言葉は言い過ぎなんですよ

村西利恵
「国会がなければ」

青山繁晴
「ええ。あくまでね、党と政府と分かれてるだけならね。しかし党と政府だけって、たとえばその、お隣の北朝鮮は実質的にそうですよ。何でかというと議会ってものが機能してない。ほんとは中国だってそうですよね。中国共産党と政府、ね。ところが日本もアメリカも、つまり民主主義の国々はみんな議会制民主主義ですから、最後は国会がいちばん大事なんですよ。あの、三権分立と言ってるけども、国権の最高機関、つまり三権あるけれどもね、いちばん上は国会ですということは憲法に書いてあるわけです。ところが皆さん思い出して下さい。鳩山次期総理は党だけじゃなくて国会任せるって言ったじゃないですか。これがどうして重大かというとですよ、たとえば政府の中に今度、国家戦略局というところ作りますと。で、これは外交とか予算について、その大きな方針を立てますよと。すると、あの、外務大臣に内定してるところの岡田さんや、財務大臣に内定してるところの藤井さんはどうなのかってことになるけど、まあでもそれは新しいやり方としてね、ひょっとしたらあるかもしれない大きな方針を決めると、ね。しかし大きな方針決めてですよ、外交であれね、それから予算とか税制であれね、他のことであれ、全部それを実際に実行する時は必ず国会に出して、ここで法律を通さなきゃいけないんですよ。その法律っていうのは全部同じ扱いっていうのは物理的に無理です。必ず優先順位を付けなきゃいけない。それから野党のたとえば自民党、抵抗した時にこれは強行採決で行くのか、それとも話し合いの結果、もういったん継続審議にするのか廃案にするのか、そうやって国会での扱いがこの政府の決めた政策を実際に実行するのに全ての、全ての出口、全ての入口であり全ての出口になるわけですよ。その国会を小沢さんが握るということは、これはすなわち小沢支配と言わざるをえないという話なんですね」

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青山繁晴
「従ってですよ、本当はこの人事見ていただくとね、ここに、これ菅さん、皆さんご存知ですね。このお顔は知ってる人はまだ少ないと思う。これ平野博文さんというね、その、大学出て最初、松下にいたりサラリーマン経験もある方ですね。とても人柄の良い人ですが、本来は菅さんは官房長官をやりたかったんですよ。というのは官房長官は、その政府の決めたことを小沢さんと交渉して国会にこういう扱いにしてくれと、ね。あなたが国会を左右してるのかもしれないけど、政府の考えとはこうだと、この法案は絶対優先だとか話をするために、菅さんは官房長官になりたかった」

村西利恵
「やり合わないで……」

青山繁晴
「はい。ところが鳩山さん、それを避けた。避けて、いや、もう小沢さんに国会を任したんだから、官房長官は自分の愚痴を聞いてくれる、ね。あの、影の鳩山さんと呼ばれるぐらい…」

村西利恵
「愚痴を聞いてくれる(笑)」

青山繁晴
「愚痴も聞く、人柄いいから、ね。それにしちゃった。ということは、この平野さんが小沢さんとこうバーンとぶつかうことなんかできるわけがないじゃないですか、物理的に(一同同意)。従って、もうそういう意味からも国会を小沢さんが握るってことは、この政権を握っていくことになるわけですね。そうすると、じゃあ鳩山さんはどんな役柄を果たすんですか。その象徴的なことが起きました。はい、出して下さい」

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村西利恵
「マニフェストで掲げた温室効果ガス削減目標、『2020年までに90年と比べて25%減らす』という目標について、『あらゆる政策を総動員して実現を目指していかなければならない』と話しました」

青山繁晴
「はい。これね、あの、今、実は鳩山さんを巡って国際社会ではこれがいちばん話題になってんですよ。ものすごい強力な、あの、すっごい高い目標値を出したわけですね(一同同意)。まず日本の経済界はびっくり仰天しててですよ、たとえばここまでやるんだったら、たとえば鉄鋼、鉄鋼生産ていうのは、あの、温室効果ガスが多いから、下手するとこの目標のために、その、生産を抑えなきゃいけないかもしれないと(一同同意)。日本はだいたい失業率が高くなって、デフレが心配されてんのに、デフレをむしろ後押しするんじゃないかと、ワーッとこう反感、反感、反発が出てるけど、国際社会では、おっ、鳩山、ね、Next Prime Minister、日本の新しい首相はやるじゃないかっていうふうになってるわけですよ」

村西利恵
「好評価」

青山繁晴
「ええ。あの、好評価です。国際社会ではですね、果たしてできるかどうかはわからないわけですよ。できるかどうかははっきり言って、小沢さんにぶん投げてるわけですから。だから鳩山さんていうのは、ここに目標って書いてる通り、できるかどうかわかんないけど美しい目標を言うと。そういう、いわばシンボルのような存在にすでになり始めてるというのが、この発言の最大の意味だと僕は思うんですね」

山本浩之
「シンボル」

青山繁晴
「はい。で、その上でですね、じゃあその実権を早くも握りつつある、あるいは握ったかもしれない小沢さんが最初に何を始めたかというとね。さっきね、国会と党と人事、鳩山さんからぶん投げられたでしょ。この中で最初にやらなきゃいけないのはね、これ権力というのは人事なんですよ。それ、あの、会社お勤めの方もご存知の通り。だから小沢さんは人事を始めたんです。どんな人事か。これです、はい」

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村西利恵
「『小沢支配政権』の人事原案。衆議院の議長には横路孝弘前衆院副議長を。そして副議長に渡部恒三民主党最高顧問を」

青山繁晴
「はい。まずね、衆議院議長っていうのは、けっこうもう形式的な存在。これあの、さっき言った通りね、あの、三権の中でもトップなんですよ。衆議院議長は参議院議長と並んでいちばん偉いってことになってんですが、でも形式的だなあと皆さん感じてるじゃないですか(一同同意)。だから報道ぶりも少ないんですよ。報道ぶりも少ないけど、まず小沢さんが水面下で、えー、あの、出してきた案をこれ見ていただくとね、その、今、村西さんもちょっとあれ?と思いながらお話しされたようですが、これ、あれ?ですよね(一同同意)。というのは法律、憲法では決まってないけど、慣行としてですよ、議長は与党から、でも副議長は野党の第一党から出して国会の中で、つまり国会っていうのは多数だけで押し切るわけじゃないから、バランス取るっていうのが本来の姿だったのに、小沢さんの原案は両方民主党なんですよ。ね」

村西利恵
「これOKなんですか?」

青山繁晴
「いや、OKじゃないんです。で、まず本当はこれが逆で、民主党の中では渡部恒三さん、両方とも副議長の経験者ですけどね、だいたいその、民主党の中のその、近い議員の数含めても、渡部恒三さんの方がはるかに多いですから、恒三さんになると思ってた。それをバーンと小沢さんが覆したんですよ。覆して横路さん、仲のいい横路さんを持ってきた。しかし恒三さんが反乱を起こしたら困るから、いったん副議長候補にした。当然、自民党が怒り狂ってこれはできなくなるから、できなくなったらそれは自民党のせいだと、渡部恒三さんに対する言い訳としてそれをやったんですが、皆さん、この人事でいちばん大事なところはね、さっき国会で、国会を小沢さんが握ると言ったでしょ。一人だけ反抗できる人がいてね。それは小沢さん握っても。それがすなわち議長なんです。衆議院議長なんですよ。どうしてかというと本会議場、本会議を開くってベルを押すのは、本会議開くベル押さなかったら小沢さんがそれまでどんな工作してもですよ、最後どんな法案でも本会議に上程して、本会議で採決しなきゃいけないから」

山本浩之
「最近で言うと、河野洋平さんがちょっとだけ粘りましたよね」

青山繁晴
「ええ。やるんじゃないかと言われて、結局大したことはできなかったんだけども。恒三さんだったら、本心は小沢さんのこと嫌いだから、小沢さんの肝心な部分でベル鳴らさない、ね。あるいは嫌がらせやるかもしれない。だから小沢さんはこの人を切るためにこういう策略をやったということであって、しかも小沢さんは横路さんのような民主党の中の左派を大事にしてきたんです(一同同意)。小沢さんは思想でそうなったわけじゃない。左派の持ってる日教組やね、旧社会党の方々のような組織力と資金力をあてにして、だから次の選挙のことも考えて、小沢さんはこういう人事をやってきた。で、こういう、こういうふうに衆院議長、副議長の人事をやったっていうことを鳩山さんがどこまで理解してるのかということが、あの、かなり心配になるわけですね。で、その上でですね、さらに今日はあの、後半もうちょっと考えたいのはですね、小沢さんの動きでもう一つとっても大事なことがあるんです。それはキーワードで言えば、こうなります(フリップ出す)」

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村西利恵
「キーワードは『魚心に水心』。すでに動き始めている小沢さんの次なる狙いについて、CMのあと詳しく解説していただきます」

(いったんCM)

山本浩之
「ま、人事における小沢さんの狙いについての解説はよくわかりました。じゃあその小沢さんが次に何を狙っているのか。引き続きお願いしたいと思います」

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青山繁晴
「はい。あの、今の人事の中でもですね、あの、横路さんという民主党の中の左派に属してる方を今後もプッシュしていく、バックアップしていく。どうしてかというと、その左派の持ってる組織力や資金力をあてにしてる。で、その組織力、資金力は小沢さんが私腹を肥やしたいて話じゃなくて、選挙に勝ちたいってことなんですよね。で、選挙っていうのは来年7月にもう参議院選挙が迫ってること、皆さんご承知の通りなんですが、もっともっと、もう目の前に、来月に迫ってるのがありますね。はい、出して下さい」

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村西利恵
「それが10月25日の参議院の補欠選挙」

青山繁晴
「はい。今回参議院を辞めて衆議院に出た人いますから、こういう補欠選挙になるんですが、これたった2議席ですけども、これ、されど2議席で、極めて重大な2議席になるんですね。というのは、民主党は衆議院で308も獲ったけれども、参議院でいうとですよ、その、国民新党とか一緒に会派組んでますけど、それでも118に過ぎないんですね。今あの、実質的、実質的に言うと、参院の過半数に2議席足りないわけですね。で、今、それだからこそ今いっしょに、これまでやってこなかった社民党の参議院の5議席がほしいってことでやってるわけですね。で、それ考えてももう非常に僅差のところでギリギリの状態でやってるのが参議院ですね。だからこの補欠選挙に絶対勝たなきゃいけない。勝たなきゃいけないけど、この補欠選挙で勝てばそれでいいのかというと、これじゃあ逆に言うと、2議席しかプラスにならないから、両方勝っても。だからこれが終わったあとはですね、その、次の狙いでですが、この次の次の狙いでいうと、補欠選挙終わったら来年、夏の参議院選挙までの間に自民党に必ず手を入れてきます

一同
「うーん」

青山繁晴
「自民党の今、参議院にいる81議席のうち、選挙区事情で民主党に鞍替えした方が有利っていう人はゼロとは言えませんから。そういう人に手を入れる。で、その動きをですね、すでにもう肌で感じてて、実は自分の方から小沢さんの方に近寄っていってると思われる政党があります。はい、出して下さい」

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村西利恵
「それが公明党。民主党の新政権について、山口那津男代表は『国民の理解を得られるのであれば、協力はやぶさかでない』。そして鳩山代表の温室効果ガス25%削減目標について、斉藤鉄夫環境大臣は『非常に積極的な姿勢で高く評価したい』と」

青山繁晴
「はい。まずあの、公明党は自民党が総裁を決められないのを尻目に新しい代表を決めたんですね。そしてこの斉藤さんも新しい政調会長になります。それはどういうことかというと、9月16日の首班指名選挙で、公明党は長らく自民党の候補の名前を書いてきましたが、今回、山口さんを書くということで、9月16日をもって自公連立は完全に終わりと。で、その後どうするか。その、新聞にはですね、えー、たとえば山口さんが是々非々で行くんだというようなこと言ったということしか書いてないんですが、それははっきり言っておかしな報道です。その、公平に発言を見るとですね、まず斉藤さんは今度、公明党の政調会長になるけど、今まだ環境大臣なんですよ、麻生内閣の中の。麻生内閣は温室効果ガスの削減目標、これ同じ基準でいうと8%なんです。全然違う、ね。全然違う数字を言ってるから、こんなもん現実的じゃないと言うはずが、非常に積極的な姿勢で高く評価したいとはっきりおっしゃって。もう一回言いますが、この人は政調会長になるわけですから、これはもう明らかに鳩山さんの、つまり国内ではバッシング受けてる発言を守りますよと。実はこの山口さんは、この記者会見で前半はその、民主党に対しては是々非々で行くってことおっしゃってるんですよ。ところがあとの方でですね、それでも国民の理解がもし得られるんであれば、民主党政権に協力することもやぶさかではないと。で、僕も記者出身ですが、僕は記者時代によく心がけていたのは、こうやってメモしないことなんですよ。必ず相手を見ながらメモする…」

山本浩之
「ちょっと今(青山さんがカメラに)映ってないです……、今、ちょっと映ってないです、今、『こうやって』っていうのがね、わかんなかったと思うんですよ。今、VTR中なんで…(一同ざわざわ)」

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青山繁晴
「(スタジオにカメラ戻って仕切り直し)あの、記者会見とかにこうやったら駄目なんですよ(下向いてメモ取る仕草)。必ず会見してる人の顔を見てですね、その人の表情と声をね、しっかり刻みつけなきゃいけない。山口那津男新代表はこの発言なさった時に、協力はやぶさかではないと言った時に流し目になって、流し目の表情に、ま、僕の解釈ですよ。しかしそれは人の心っていうのはやっぱり表情に表れるもんで、山口さん人柄がいいこともあってですね、やっぱり正直なところが出てると思うんですよ。すなわち、いきなりこれで連立政権をね、民公で組んだりしたら国民は怒りますから。そうじゃなくて、だんだんだんだん、時間を経て国民の理解が得られれば、最初は閣外協力かもしれない、しかしだんだんその、民主と協力していくことはありえるってことを、実はこれは民主党に言うだけじゃなくてですね、国民にも実は予告してるわけですね。そこをしっかり受け取るべきだと思うんです。で、その時にもし公明党が民主党と新たな連携ないしは、やがて閣外協力も含めて連立になっていったら、相手は当然小沢さんになるわけですよね。その、鳩山さん、小沢さんにそういうこと全部お任せしてるわけですから。政党同士の連立になるわけですから。だから小沢さんの方にすり寄っていくとも言える。きつい言い方すると。するともう小沢さんは万々歳かということになりますが、いや、万々歳じゃなくて実は小沢さんはこの、喉に突き刺さった太い骨があって、それがこれですね」

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村西利恵
「落とし穴は西松事件。検察が公判で『新事実』を準備している

青山繁晴
「はい。これね、あの、検察が今ある意味、総力を挙げて準備してるのは事実です。これは本当です。どうしてかというと、小沢さんは検察の人事に手を入れるってことをもう明言されましたよね。ひょっとしたら検事総長だってクビになるかもしれない。で、検察はその時にこうなったら(身を縮める仕草)お終いだと彼らは思ってますから。検察は検察で自らの存在を守るためには、逆に小沢さんの側に強く出なきゃいけないっていうことを実は決意してますから」

村西利恵
「戦わないといけない」

青山繁晴
「はい。公判で、その、新しい事実が出せないか、今、捜査を加速させてるわけですね。これあの、準備かと(パネルに)書いたのは、ほんとは準備はしてるけど、出せるかどうかはまだわかんないわけです。しかしもし出てきた時に、それがたとえば強烈な談合事件だったりすると、仮に時効になってても、これ大変なことになります。その、国会等全部預かってる人のスキャンダルになりますから。たとえ秘書の問題であってもですね。従って小沢さんはおそらくこのあと幹事長になっても、記者会見というのはあまり積極的になさらないと思います。たとえばまあ、まだわかりませんけど、幹事長代理に会見させたりね。その、この時だけ会見しないってわけにいかないから。そうすると国民、有権者になかなか説明をしない幹事長の誕生になってしまう。それは鳩山新政権の僕はアキレス腱になると思いますし、鳩山さん自身の実は個人献金問題まで引っ掛かってる。そうするとその辺、有権者はバランス良くしっかりと現実を見ていくことが僕は大事だと思ってます」

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山本浩之
「確かにあの、選挙が終わって、ちょっとあの、ま、負けた方の自民党はもちろん気が抜けたような状況になっててですね、で、大きな政権交代なので、ちょっと何かね、止まったような感じがあるんですが、今後のその民主党という今まで政権を託されたことのない政党が、えー、あらゆることを決めていくわけですよね。その、票を投じた人も投じなかった人もしっかり見てないと、ほんとに気がついたらえらいところに行っていたっていうことも、なりかねませんからね

青山繁晴
「そうなんですよ。その通りで、それで鳩山首相が何となくもうシンボル的な存在になりつつあって、実権が小沢さんていうね、水面下で動く人だから、よけい僕たちは目をほんとに、まなこを開いて見てないと、気がついたらとんでもないところに行ってるってこと、ありえるということをいちばん、ヤマヒロさん言われた通りで、そこをみんなと、皆さんと共有したいんです」

山本浩之
「はい。ありがとうございました。“ニュースDEズバリ”でした」

 ____________________________内容紹介ここまで


 テレビを見てますと、「小沢さんは細川政権の時で懲りてるから、『二重構造』なんかにはならない」って楽観論を言ってるコメンテーターもけっこういますが、どうなんでしょうねぇ。

 で、公明党はやはり民主党にすり寄り始めましたか。青山さんの「予言」がまた1つ的中しそう!?(^_^;
 詳しくは以下の拙エントリーを。
 6/25付:「アンカー」外国人地方参政権で民公連立政権へ!?

 それにしても、鳩山新政権は話題に事欠かないですなぁ。私はもうとっくに追いかけるのをあきらめてます(^^ゞ
 こちらのまとめがわかりやすいです。
 鳩山民主党研究まとめ @ ウィキ 政権交代後の歩みその1

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

※拙ブログ関連エントリー
【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし

※参考リンク
ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
 青山さんのブログです。ご本人に直接コメントが送れます。
誰にも手渡してはならない自由意志
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