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GHQ焚書より 拉致され兵隊にされた中国人青年の体験

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【追記8/23】「敗走千里」読了。引用を交えた内容紹介はこちらのエントリーを。
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 ブログ更新のプレッシャーから解放された分、読書の時間が増えました。
 たまりにたまった未読の本を片っ端から読んでいるところです(^^ゞ

 そんな中、撃論ムック「世界を愛した日本」を読んでいたら、これはぜひ皆さんに知っていただきたいと思うくだりに行き当たりました。

 評論家の西尾幹二氏が連載論文の中で、GHQ焚書の一つである「敗走千里」という本を紹介されているのですが、その内容がちょっとすごいんです。
 「敗走千里」は、支那事変(日中戦争)が起きて間もない中国での中国人による実体験記です。

 やや引用が長くなりますが、当時の中国軍の状況や中国兵の気質などがよく分かるので、ぜひお読みになって下さい。
 私は最近、GHQ焚書を読んでいることはみなさんご存知と思いますが、昭和十三年に出た本で、焚書の一つですが、『敗走千里』という本がございます。著者の名前は陳登元という方ですが、お父さんが親日家なので、十五歳のころ日本にやってきて、その頃日本の大学生になっていました。要するに中国人といったってみんな一色(ひといろ)ではないんで、とんでもないいろいろなタイプがいて、もう日本人好きのレベルの高い中国人もいたわけです。

 彼は昭和十二年、国で戦争が起こったらしいからというので心配して一旦帰国してみるのです。

 そうしたら親の家に隠れているところを拉致されて、兵隊にとられる。当時の中国には徴兵の形式はございません。道を歩いているものも連れて行かれてすぐ兵隊にされてしまう。それが中国の徴兵のやり方でした。兵隊になって約二年間*1、軍務について転々とする間の記録の本で、これはすごい話なのです。
 (くっくり注:*1は「約二カ月間」の誤植と思われます)

 読んでみるとびっくりします。彼はいきなり兵営につれて行かれます。

 斥候は知っていますよね。斥候というのは危険なんです。ですから普通には斥候に出るのはありがたくない。斥候はたいがいの場合五名から六名ですが、それがそろっていざ出発という場合、例外なく彼ら、彼らというのは彼が入隊してみたその軍隊の兵隊たちですが、彼らはにやりとなにか意味ありげな微笑をかえす。彼のごときわずか一ヶ月ほど前に強制徴兵されてきた新兵にはその微笑がなにを意味するのか、全然分からなかった。

 が、二時間ほどして意気揚々と帰ってきた彼らを見て、新兵たちは初めて彼らがなぜ危険きわまる斥候を志願するかが分かった。彼らは実におびただしい種々雑多の戦利品をぶら下げているのです。主に時計とか指輪、耳飾といったようなもの、これは上海近郊の話ですから、要するに中国兵が斥候になって、中国の民間人のいるところへ行ったということです。小さくて金目のものだが、中には重いほどそのポケットを銀貨で膨らまして帰ってくる者もいる。ある一人の兵が持っていた耳飾のごとき、げんにたった今まである女の耳にぶら下がっていたものを無理に引きちぎってきたからだろう、血痕がにじんでさえいました。

 しかもその兵の無知蒙昧、残虐無頼を象徴するかのごときひしゃげた大きな鼻、あつく突き出た唇、とんかんらかした黄色く濁った目、その目が何ごとか追想するようにニタリニタリと笑い、厚い大きな下唇をなめずりまわしている顔を見ていると、彼の胸にはなにかしらそくそくと哀愁が浮かんできてならなかった。あの血痕の滲んだ耳飾と関連して、なにかしら悲惨なことが行われたような気がしてならないのだった。

 斥候に行った連中はお互いになにか探りあうような視線を交わして囁きあっている。「おい、貴様それだけか」。ポケットをざくざく銀貨でいわしている男が言った。「うん、これだけよ。でもなぁよかったぞ」

 唇の厚い男は舌をなめずりなめずりみだりがましい笑いを黄色く濁った目に浮かべながら、大きな翡翠の耳飾を弄り回している。「貴様、相変わらず女一方なんだな」、銀貨の男は相手を軽蔑しながらも、やっぱり自由にした女に気を引かれているらしい。

 「その女はよかったか、いくつぐらいなんだ?二十歳ぐらいかなぁ、そりゃいい女よ」云々と、これがその当時の駐屯地における中国軍です。例えば日本でそういうことは考えられるでしょうか。日本の兵隊が日本国内の駐屯地で、こんなことはありえないですよ。もし万が一あったらすぐ見つかるし、銃殺です。

 この実体験記をみていますと、略奪とか強姦は中国の兵隊たちの特権であり、慣習であったことが分かります。しかも、彼らは略奪に入ると必ず、民間人の服を盗んでくるんです。それをシャツの下に着こむのです。どうしてかというと、いざというときパッと軍服を脱いで、民間人になり済ますわけです。そしてなにをするか。脱走です。

 これが例の南京事件の時に問題になったテーマです。兵隊は民間服になって見つかったら銃殺です。兵隊だと分かれば、便衣兵とみられ、文句は言えない。つまり軍服を着ていれば逮捕されたときに正規の捕虜になるわけですが、軍服を着てなければ、これはゲリラとみなされるから射殺されても文句はいえない。

 ところが、民間人に完全に成りすましてしまえば、これは逃亡の成功ですから別の話です。ここでは彼らはいつでも逃亡しようとしているということを説明しているのです。

 それから上海郊外ですさまじい戦闘が行われまして、敵に追われ自分の味方の陣地に近づいてくると、味方の陣地から弾をうってくるのです。督戦兵というやつです。つまり、「お前ら、戻るな、日本軍と戦え」って味方が撃つ。しょうがないから敵に向かう、だから両方から撃たれる。そうして死体の山ができる。この話の主人公がどうやって助かったかというと、山のような死体の中にもぐりこんで身を隠す。すさまじい描写です。

 死体の中にもぐりこんで、そして一夜を明かすのです。それが一番安全だというのです。

 こうして死体の下で敵味方両方の弾をよけて生き延びて、匪賊になるのです。匪賊というのは強盗団ですが、生き延びて、脱走して病院に運ばれて、どういういきさつをたどったかは解りませんが、日本語で原稿を書いて、日本の先生のところへ送り込んできたのでした。

 それが昭和十三年に翻訳されて出版された。当時かなり売れた、約三万五千部ぐらい売れたと書いてあります。

 実にすさまじい中国の最前線といえるでしょう。日本の軍隊は実はついぞ考えたこともない、日本人とはまったく違った世界にぶつかっていたのですね。

 西尾氏が「びっくりする」と言われるぐらいです。私のびっくり度はその比ではありません(T^T)

 南京事件についての議論の中で、中国兵が民間人の衣服を奪い、それを着て逃げたという話がよく出てきますが、なぜそんな卑怯な真似が平然とできたのか?
 私は単に「当時の中国人は日本人と違って、国や公のために尽くすという概念がなかったんだろうな(今の中国人もそれに近いと思うけど)」と思っていました。が、それだけではなかったんですね。

 こんなふうに理不尽な形で「徴兵」された人たちであれば、民間人を犠牲にしてでも自分が生き残ろうとした気持ちも分からんでもないな、と。
 当時の日本軍の兵隊はそんな事情はもちろん知らないわけですから、その光景を目の当たりにした時はさぞ驚いたことでしょうね。

 「敗走千里」は現在、残念ながら入手困難というか、古書でしか手に入らないようです。ぜひ復刻してほしいですね。


 ちなみに西尾氏はこのあとの文章で、別の本も取り上げています。
 林思雲氏と北村稔氏の共著「日中戦争」です。サブタイトルは「戦争を望んだ中国、望まなかった日本」。
 こちらは最近出版されたものなので入手可能です。

 西尾氏はこの本からも中国の徴兵に関する記述を引用されていますので、いくつかピックアップします。


●中国の兵士はほとんど全員が文盲であり、軍事訓練を受けたものは少なく、強制的に連れてこられた農民たちがほとんどであった。彼らが銃の撃ち方を学んだのは、戦場であった。

農民の中には、日本軍はどこかの軍閥の軍隊であろうと思う者まであり、ある地方では日本軍は満州の張作霖の軍隊の一部だと思われていた。

●強制的に連れてこられた兵士たちは当然のことに機会があれば逃亡する。

●中国には徴兵制度はあるが徴兵の方法は簡単で不精である。整理番号も体格検査も無い。法律に基づいた徴兵免除も無い。

通行人を拉致するか、人買い組織から壮年男子を買い入れて充足すればよいのが普通である。

道行く人を拉致し、地方の役人に売り渡して『人肉』を供給するのである。闇市場では、さらわれた一人の壮年男子の値段は五万元から十万元、白米五袋か豚三匹の値段であった。

●ナチスの強制収容所の悲惨を極めた状況が伝わってきたころ、中国では徴兵がクライマックスに達していた…。ドイツでの恐ろしいやり方に驚くどころか、ナチスの強制収容所の様子は我々のところと全く同じであると語っていた。

●四万人を収容して兵士にする訓練を施すはずであったが、多くの人間が連れてこられた途中で死んでしまい、生きて訓練を受けたのは八千人であった。



 私は2項目めの赤字のところで「は?」となりました。
 自分たちの戦ってる相手が日本軍だと知らなかったってこと?それどころか日本軍を張作霖の軍隊の一部だと思ってる人たちもいた?何じゃそりゃ?

 この当時の支那はきちんと統一された国家とは言えないまでも、いちおう「中華民国」という名前になっていて、国民党・共産党も国共合作ってことで協力関係になってたはずですよね。
 それに、張作霖ってそもそも日中戦争の時まだ生きてたっけ?(記憶曖昧につき調べたところ、1928年(昭和3年)6月4日死去となってます)


 ――と、混乱しかけたところ、幸いにも西尾氏が同じ論文の中で、当時の支那の状況についても分かりやすく説明されてましたので、ついでに引用。

 (清朝末期に起こった)人類史上最大の内乱を記録したといわれる太平天国の乱は十年から十五年も続いた内乱で、清朝の当時の人口四億人の約一〇%から二〇%、五千万人から八千万人の死者を出しています。そして引き続き、回教徒の虐殺の事態がおこって、このときイスラム教徒が四千万人も殺戮されています。

 この説明のできない内乱と悲劇の国、これが満州事変のあとあたりまでぐずぐずと繋がっていました。政府がいくつにも割れて、外国は中国という一つの国を相手にして交渉することができません。つまり中国は国家ではなかったのです。

 そういうことを今にして言うのは、そのことをしっかりと押さえておかなければ、私たちは私たちの近代史を理解することもできないはずだからです。

 日中戦争というからおかしいんです。日中といっても「中国」などそもそもその当時ありませんでした。やっぱり「支那事変」なのです。

 大陸に関わった昭和史にだけ限ってみても、中国は一体どういう国だったのかということを、どういう領土でどういう状態だったのか、少なくとも政治状況全体がどういうことだったのかということを客観的に見ない限り、日本の歴史も書けないはずではないでしょうか。

(中略)中国は国家ではなかったんです。ですから清朝末期から内乱の続きであって、辛亥革命のあと中華民国になってからも内乱は止まず、国民党は国民党の内部で戦い合いをしているし、共産党は共産党の内部で殺し合いをしているし、そして戦後の文化大革命もその長い清朝末期からの内乱の一つなんです。

 「支那事変」だけでなく、たとえば「大東亜戦争」という名称にも言えることですが、やはり当時使われていた名称、すなわち歴史的背景が分かりやすい名称にした方がいいですよね。


 ところで、日本では「支那」って言うと、未だに差別用語のように思ってる人が多いみたいですが、それは違います。

 拙ブログの読者様には釈迦に説法だと思うので、説明は省かせていただきますが、気になる方は以下のサイトをご覧になって下さい。

はなごよみさん>“差別用語”と呼ばないで>支那=CHINA
政の狼~The Wolf wants his own Dandism.~>“支那”は差別用語ではない
Wikipedia>支那


 いずれにしても、そのへんの道を歩いている人を無理やり連行して兵隊にしてしまったり、「日本軍」すら知らない農民を兵隊にしてしまったりという当時の支那の実態を見れば、未だに中国共産党が自慢している「抗日民族統一戦線」なんていうのはきれい事というか、少なくとも“民衆運動”ではなかったことが分かりますよね。

 先ほど林思雲氏と北村稔氏の共著「日中戦争」を西尾幹二氏の引用で紹介しましたが、北村稔氏が「正論」09年6月号に掲載された【東京裁判シンポジウム第二弾完全収録 「村山談話」をいかに克服するか】の中で、中国がなぜ歴史を捏造するか?について興味深いことを述べておられます。

 その北村稔氏の言葉を引用して今日の締めにしたいと思います。

 中国人にとっての歴史、歴史描写に対するスタンスについての林思雲氏からの重要な指摘があります。それは中国人にとって歴史を書くというのは、本当のことなど書かなくていい、自分たちの体面を保つためには、嘘をついていい、それが愛国の証しなのだということを日本人はもっとわかっていたほうがいいということです。

(中略)中国人は古くから儒教道徳のなかに――日本の儒学ですけど――忠とか義とか礼智信に加えて、避忌という都合の悪いことを隠す徳目があるわけです。自分の都合の悪いことを自分のために隠すのではなくて、国家社会の安定のために、偉い人のやった都合の悪いことを隠すのは善だという考えです。

 なぜ善になるか。君子は道徳性の高い人で、小人は物欲ばかりのダメな人です。中国は人治の社会ですから君子が上に立って政治を行うと社会は安定するが、小人がやると世は乱れる。乱世と治世ですね。君子もスーパーマンじゃありませんから、間違いは起こす。それをあげつらうと安定が崩れる、だから偉い人が何かやっても隠す、それはいいことなんだというわけです。

 やがてその支配者と国家が一体化しまして、国の不名誉なことは隠していいという考えになる。子供の時からそう教えられるのです。だから、本当のことは言わないし、都合の悪いことは全部隠すわけです。

 これがいったん敵に対すると激しく悪口を言うわけです。一方では隠す、一方では徹底的に悪口を言う。それは表裏一体の心理がもたらす独特の現象です。

 韓国も同じで、儒教道徳の影響が非常に強い。日本ではちょっと考えられないのですが、中国と韓国では常にそういう力が働いています。だから「嘘つきめ」と言っても仕方がないのです。非常にやりにくいことは事実です。共同の歴史研究なども無理だと思います。しかし、それに決して驚かず、冷静に対処するのが大切です。


※「敗戦千里」についての補足
 序文と後書きだけですが文字に起こして下さっている方がいます。
『敗走千里』陳登元著 別院一郎譚 自序
『敗走千里』陳登元著 別院一郎譚 後序

※拙ブログ支那事変関連エントリー(降順)
09/4/14付:ある老兵士の孤独と嘘
09/1/10付:日本の昔のお正月について調べてたはずが大脱線(笑)
07/12/15付:新「南京大虐殺記念館」まだ30万人て言うとんのか!
07/3/6付:「南京大虐殺」入門の入門
06/11/27付:【過去】「南京大虐殺」まとめ(2)
06/11/27付:【過去】「南京大虐殺」まとめ(1)

【追記】「敗走千里」読了。引用を交えた内容紹介はこちらのエントリーを。

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「お気楽くっくり」更新済
 こういう視点で見たことってあんまりなかった……な動画たち。


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