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「アンカー」第3の首相候補とは?

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■6/3放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

どうなる麻生首相の解散戦略…“第3”の人物が首相の可能性?青山ズバリ

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 総選挙は8月30日が有力。次の首相候補としてマスコミでは麻生vs鳩山ばかりがクローズアップされていますが、永田町ではすでに「第三の男」の存在が……?

 間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
 画像はYouTubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。


 内容紹介ここから____________________________

日本郵政・西川社長人事問題 鳩山総務相「わたしは信念を曲げることはしない」(FNN6/3)
日本郵政・西川社長人事問題 鳩山総務相「何でわたしが辞任する必要があるのか」(FNN6/3)

 ……など、日本郵政の社長人事問題のニュースを伝えた後……

山本浩之
「で、今日この後の“ニュースDEズバリ”のコーナーも、引き続き政治に関するお話しをしていただけるということですね」

青山繁晴
「はい。ま、その、政治に関しては、まあ一番大事なことは、今の話も大事なんですけれどもね、やっぱり今の衆議院議員、代議士の方々、全員9月10日でもう任期が切れると。それが今日から数えたら、実にあと99日しかないと」

山本浩之
「ああ、そうですか、はい」

青山繁晴
「ということで、ま、いずれにしろ遠くないうちに解散総選挙が行われるんですけれども、この解散総選挙、解散して総選挙が行われたら、その総選挙の結果が出て最初の国会開かれる時に、必ず麻生内閣は総辞職しなきゃいけません。すなわち、そのあとに首班指名選挙、つまり新たに選ばれた衆議院議員と、それから今いらっしゃる参議院議員で首班指名選挙をやるんですが、これは普通に考えたら、今、総理としてこれから選挙に臨むであろう麻生さんと、それから野党第一党の民主党の鳩山由紀夫さん、どっちかが総理になるはずですよね」

山本浩之
「そうですね、ええ」

青山繁晴
「はい。それがどうも今、まあ永田町、政界の深い部分で言われてるのは、実はこの話なんですね」

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山本浩之
「『第3の首相候補』」

青山繁晴
「はい。ま、だから簡単に言うと、実は総選挙終わってみたら、麻生さんも鳩山由紀夫さんも両方とも総理になれないんじゃないかと。実は第3の人がいて、その人が実はもううごめいてるんじゃないかと

一同
「はぁー」

青山繁晴
「いろんな場面でうごめているんじゃないかなっていう話をですね、ちょっと、事実に基づきながら、このあと一緒に考えたいと思います」

山本浩之
「はい。では、コマーシャルをはさんで青山さんの解説です」

(いったんCM)

山本浩之
「衆議院議員の任期満了まで100日を切って、えー、総選挙が行われる、そうすると、そのあと私たち国民は自民党に託すのか、あるいは新しい政権に託すのか。もし自民党だったら今、麻生総理大臣、そしてもし民主党だったら鳩山由紀夫代表という、頭があるんですけども、先ほどの青山さんのキーワードは『第3の首相候補』と。第3の総理大臣の候補がいるっていうのが、永田町のどうやら見方ということですよね。詳しくお願いしたいと思います」

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青山繁晴
「はい。あのー、第3の首相候補が誰かっていうのを、ま、最後には当然、今日考えていくんですけれども、その前に、当然総選挙があるわけですから、その総選挙の日取りがもうそろそろはっきりしてきたんじゃないでしょうかということで、まず、こっからお話始めたいと思うんで。はい」
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村西利恵
「やはり有力と見られているのは8月30日、大安の総選挙

山本浩之
「これ、あの(笑)やはり有力となぜ付けたかと言いますとね(一同笑)、今朝のいろんな番組見てると、まあ、その、断言します!8月30日です!って言ってる番組もありましたけど、はっきりしたいんですよ、ここは。『アンカー』の、この青山さんのコーナーで、青山さん自身の口から出たのが2月の25日なんですよ(拙エントリー2/26付:「アンカー」茶化さず政治の本筋を見よう 総選挙は8月30日?を参照)」

村西利恵
「そうなんです」

山本浩之
「その時点で8月30日ってまず挙げて、どんどんどんどん今日に至るまで、その、ま、確率っていうんですかね、高くなってきたので、やはり有力っていうふうに、たぶん書いてるんだと思います」

青山繁晴
「はい、ま……」

村西利恵
「一番最初におっしゃったんじゃないですか?」

青山繁晴
「そうですね、あの、2月25日も、この8月30日ってドーンとこう出したような気がするんですけど、あの、あん時、あの、石破農水大臣も実はそう言ってるって話もしたと思うんですよね」

村西利恵
「そうでした」

青山繁晴
「で、そのあと、前も言ったかもしれませんが、石破さん、えらい目にあったそうですが。実は石破さんはその後、ほんとは全然変わってないんですよ。ずーっと8月30日ってことで、あの、ま、見てきたわけですね。あの、もちろん根拠は石破さんだけじゃありません。あの、総合してってことなんですが、今日あの、最初はこの番組のスタッフからは(パネルの「やはり有力!」を示して)もう確実とかいう字が出てたんですよ(一同笑&ざわざわ)。そうじゃなくて、やっぱりまだ決まってるわけではない。やっぱり依然として有力という、ま、だけっていうか、それが正しい見方であって、もう政治はほんとにあの、1ミリ動いたら何もかも変わってしまう世界なんで、まだまだ分かりませんけれど、ま、これが有力は有力なんですよね。で、この8月30日がやっぱり一番有力らしいってことがはっきりしてきたのは、今日あの、冒頭に申したその、任期切れが近付いてきてるってことだけじゃなくてですね、そうじゃなくて、その、国会の行方が実ははっきりしたからなんですよね。で、ちょっとそれを見ていただけますか」

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村西利恵
「55日間会期が延長されたので、『最後の国会』は7月28日までです」

青山繁晴
「うん、このね、国会の会期延長っていう話ね、特に新聞の政治面はもう、このところこればっかりだったじゃないですか」

山本浩之
「そうですね」

青山繁晴
「それであの、一番分かりにくい話だと思うんですよ。それが一体どういう意味なのかということですね。それで今、開いてる国会は、本当は延長しなかったら今日終わるはずだったんですね。で、これは憲法の定めによってですよ、毎年1月に1回、通常国会というものを開いて、で、その通常国会の会期末が今日だったんですけど、この通常国会に限っては、延長したくても1回しかできないんです。あと臨時国会とか特別国会であれば2回まで延長できますけど、この通常国会は1回延長決めたらもうそこで終わりなんですよ。で、そのあとに今回は総選挙が待ってるわけですから、要するに今の衆議院議員の方々にとっては、この国会は最後の国会であって、この最後の国会は7月28日にもう終わってしまいますよということなんですよね。で、そうすると普通考えたらこの7月28日に解散を、遅くとも打ってくるんじゃないかと」

一同
「うん」

青山繁晴
「えー、そうするとその、これも憲法の定めによって、解散の日から40日以内に総選挙やらなきゃいけないので、8月30日か9月6日ってことになるわけですけれども、8月30日が大安っていうこともあって、どちらかと言ったら8月の30日かなっていう話になってるわけですよね。で、この、その、国会の会期延長が決まるまでに、このように決まるまでに、ま、いつもけっこうもめるんですが、今回のもめ方は非常に特徴がありました。はい、ちょっと出していただけますか」

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村西利恵
「実は先週木曜日、5月28日の麻生・細田会談で、会期延長幅は8月8日までの66日間に決まっていた」

山本浩之
「へえー」

青山繁晴
「はい、本当はもうこれで決まりなんですね。そんで、これ政府関係者って書きましたけどね、本当は、あー、自民党の中でこういう話はもう公然と流れてます。あえてここに政府関係者をちらっと入れたのはですね、その、党側だけじゃなくてその、政府の中、もう事務方に聞いてもですね、やっぱり同じ話をするわけですよ。で、普通、内閣だったらこれで決まってるわけですね。自公連立ではあってもですよ、この細田さんは、本当は麻生さんと会う前に公明党側と調整をしてきてるわけですからね。あの、公明党と調整終わった自民党幹事長とそれから総理とが66日間に決めたら、もうこれで決まりなはずなんですよ(一同ざわざわ)。ところが、これをひっくり返した人がいると。で、それはこの人。はい、出して下さい」

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村西利恵
「横やりを入れたのは大島国対委員長だ(一同ざわざわ)」

青山繁晴
「はい。ま、これ横やりって確かにね、ちょっとあの(政府関係者のシルエット示して)こういう方々の…」

山本浩之
「ま、確かに横やりですよね。だってトップ同士がもう決めてるのにっていう…」

青山繁晴
「そうです。あの、ま、この横やり、大島さん不満でしょうけど、国対委員長があとからひっくり返すのかっていうことでね、これ、たとえば細田さんはものすごい不機嫌になったんですよ」

岡安譲
「決めたのに」

青山繁晴
「それで幹事長番ていうね、あの、多少若手の記者諸君がいて、僕の後輩もいますから、電話して聞いてみたら、もう青山さんが知ってる細田さんと違うぐらい、めっちゃ不機嫌でしたよって…(細田さんのVTR出る)これ、これはまあカメラに映ってるからまだいい方なんですよね」

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山本浩之
「まだいい方…」

青山繁晴
「ええ。しかしね、これまた大島さん側にしたらね、横やりって言うけれども俺はちゃんと理由があって、麻生総理に電話をして、その、気持ちを変えるように迫ったんだと。で、その理由っていうのは実は3つあります。はい、出して下さい」

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村西利恵
「大島国対委員長が総理を説得したポイントはこの3つ。公明党の影響力を薄める。急いでいるふりをしたい。自民総裁選に近づきたくない

青山繁晴
「うーん、これね、あの、ここに、ま、ふり…(一同ざわざわ)」

村西利恵
「これ何か露骨ですね」

青山繁晴
「全体に言葉がきついんですが、まあせめぎ合いをやってるわけですよ、もう総選挙が近いからですね。それでこれ、ふりって書いたのは、これあながち外れてないのはですね、その、大島さんの感じからしてもね、この大島さん、もうほんとに国対のベテランですけど、麻生さんに、ま、演技をさせてるっていうかね…」

村西利恵
「演技、ですか」

青山繁晴
「ええ。その、ま、お芝居って言ったらきついけども、その、麻生さんにパフォーマンスのこう振り付けをしてる気配があってですね」

一同
「へえー」

青山繁晴
「で、そのひとつがこの公明党との問題なんですよね。で、皆さん思い出していただくと、このコーナーでも何度も話しましたが、これから重要な地方選挙、つまり東京都議選が7月12日にあります。で、何となく、関西から見たら都議選ごときっていう感じがするでしょうが、公明党にとっては大変なんですよね。東京都議会っていうのは公明党のいわば力の源泉で、原点なんですね。それ絶対勝たなきゃいけない。えー、支持母体の創価学会もフルに動かさなきゃいけない。だから、こっから外してくれってことをずっと公明党は言ってて、で、麻生総理がそれをOKしたって話が流れたら、麻生さんが、いや、地方選挙と国政選挙は違うんだという話を強調されたこと、ありましたね」

山本浩之
「ありました」

青山繁晴
「つまり、公明党の意見を聞くわけじゃないよ、自分で判断してるよってことを、麻生さんはずーっと強調したかった。ところが今回ですね、また66日間になると、その、細田さんは前に公明党と相談をして、とにかく選挙をなるべく後ろにしたいと。7月12日の都議選から後ろになるべく外し、あの、遠ざけたいということをやっぱり聞いてるじゃないかと、話になっちゃうから」

村西利恵
「言いなりじゃないかと」

青山繁晴
「ええ。だからむしろ公明党も含んで合意できたやつを覆すことによって、この、公明党のおかげで選挙やってんじゃないということ、示したかったってことなんですよ。で、これ逆に言うとね、ほんとは自民党の選挙がいかに衰退してるかっていうことであって、えー、つまりその創価学会の支援を得ないと、小選挙区でたくさんの自民党の現職の衆議院議員が落ちるという現実を踏まえてるから、よけいに、あえて言います、これ演技しなければいけないってことになるわけですよね」

一同
「ああー」

青山繁晴
「で、それから、この急いでるふりをしたいというのはですね、これその、66日間、その、もとの案の通り、その、延長してたらですよ、選挙はもっと後になる可能性が強くなっていたわけですよね。で、本当は麻生さんはおそらく、そ、選挙は後ろにしたいと思われます」

村西利恵
「本音では」

青山繁晴
「その、麻生さんは決して自民が大勝ちするってことを考えてはいないだろうし、それから今、景気の底をちょうど打って、だんだんこれから景気よくなっていくわけだから、それはあとにした方がいいってことになるわけです。しかし、そうするとですよ、要するに負けるから選挙逃げてるって言われるから、そうじゃなくて麻生総理は強気で、もう急いでるんだっていう演技をさせなきゃいけないから、あの、延長幅を11日間削って55日にした。それからもうひとつ、実に大きいのはですね、この麻生総理の自民党総裁としての任期が9月30日に切れちゃいます。で、自民党の決めたルールによるとですよ、この切れる1カ月前、すなわち8月さん…8月末にはですね、その、いつ総裁選やるかっていう日を決めなきゃいけないんですよ。で、しかもそれ、この切れる10日前、9月20日までには実際に総裁選挙やらなきゃいけない。そうすると国会をずっと延ばして、その総選挙もあとだって言うと、これ(パネルの「自民党総裁選(9/30)」を示して)が見えてきちゃうわけですよね」

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山本浩之
「ええ、ええ」

青山繁晴
「で、すでに昨日、その、新聞にも、今朝、麻生おろしって出てますけど、総裁選挙の前倒しなんて話、出てるわけでしょ」

山本浩之
「出てましたね」

青山繁晴
「それは前倒ししなくたって、ここ(パネルの「自民党総裁選(9/30)」を示して)に重なっちゃうってことになるから、この3つの理由で大島さんとしては当然、俺はその、麻生さんを説得したんだと。麻生さんはみんな納得したからOKしたんで、横やりっていうのはどういうことかっていうのが、大島さんの本心なわけです。ところが、ま、大島さんと僕は政治記者時代から、あの、長い付き合いであるんですが、最近まああの、こうかなりチャンチャンバラバラなんですがね、そのチャンチャンバラバラの原因はね、大島さんの気持ちがこうだからです。はい、ちょっと出してくれますか」

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村西利恵
「『国会はプロが動かすプロの戦場だ』

青山繁晴
「はい。つまりさっき言いました通り、大島さんは国会対策のプロとしてその、もともと国会っていうのは自分のようによく分かってるプロが、プロ同士で動かすんだと。自民党だけじゃなくて民主党の山岡さんも含めてですね、ま、他の党も含めてプロの国対が仕切る世界だと、ね。だからさっきのような3つのポイントは大事なんだって話をするんですが、これ、これでいいんですか?あの、ま、念のために言うと、これ大島さんの生の言葉ではありませんよ。大島さんがいろいろおっしゃる、ね、青山くん、けしからんということをいろいろおっしゃる。それを全部縮めて言うとこうなると、ね(一同笑)。それで、僕はけしからんと言われても、これおかしいと思うのはですね、国会がプロの場、プロの戦場、ちょっと待って下さいよと。普通の有権者が分かる国会でなかったら、そもそも意味がないじゃないですか

山本浩之
「そうですねぇ」

青山繁晴
「それで、本当はですよ、なぜ国対が幅を利かすか、幅を利かすって言い方もまたきついように聞こえますが、きつくないんです。というのは、国対っていうのは非公式なものなんですよ。国会対策委員会というのは法律の裏付けがありません。法律の裏付けがあるのは本当は議運って言ってますね、えー、議員運営委員会であり、あるいは議長であり、だから諸外国は普通、議長がその、大きな権限を発揮するのに、この日本では、この裏社会の国対が力持ってるから、議長も形だけ…(一同ざわざわ)」

山本浩之
「それ、根回しする役割なわけですね」

青山繁晴
「そうです。ね。議運も議長も形だけになってるのは、この(国対の)せいであって、で、そもそもたとえば国会の延長は、プロのその、せめぎ合いになってるって、ちょっと待って下さいよ。本来は国会なぜ延長しなきゃいけないかっていうとね、その、1年中国会やってないからでしょ。ね」

一同
「そうですね」

青山繁晴
「時々国会やるから、延長しましょうとか、いや、ここでやめときましょうって話になるんで、こんな国はね、ゼロとは言わないけどあんまりないわけですよ。普通、国会議員に高い給料払ってたら、1年中議会やっててですよ、みんな働いてるわけで、これも僕があの、現役の政治記者時代からね、10年20年も前からですよ、その、通年国会やりましょうと。もちろん憲法変えなきゃいけませんけれども、たとえば憲法9条よりもこれは国民合意できやすいはずだから、通年国会にちゃんとやって、その、国会の延長幅とか、そういう国民が新聞読んでも何だか分かんない話がですね、あの、主たる仕事になるんじゃなくて、みんなに分かる国会にすべきだと思うんですよね」

山本浩之
「それはその通りですね」

青山繁晴
「だから今回も、その、延長幅の決め方とか何とかは古いと思うわけですよ。これが旧態依然だと思ってる人はですね、この国対に関わってない若手の議員なんかに特に多くてですね、ちょっとこれおかしいなと思ってるわけですよ。そのおかしいなと思ってる気持ちがどこに表れるかというとね、実はこれなんです、はい」

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村西利恵
「『8月30日総選挙』で勝つのはどっち?」

青山繁晴
「はい。えー、これ、あの、ま、8月30…、これ断定してるけど(一同笑)」

村西利恵
「仮、仮です(笑)」

青山繁晴
「仮に8月30日とする、もう近づく総選挙でどっちかが勝つはずだと。ところがむしろ選挙が弱い不安定な、つまり一生懸命、今、地元を回ってる、その、若手の衆議院議員たちに聞くとですね、みんなの共通した意見っていうのは、どうもこれじゃないかってことになるんですね」

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村西利恵
どちらも勝てない

青山繁晴
「はい。つまり結局、総選挙も今か今かって言いながらも、ずっと長いこと経って、民主党の方も早くやれ早くやれって言うだけで、結局は国対で談合してやってるような気配もあってですね、民主党にとっては談合って言葉はもう、さぞ不満でしょうが(笑)、でも、国対同士で話し合ってるのは事実ですがね、事実ですから、だからそれ両方とも古いんだから、結局どっちも勝てないんじゃないかというのが」

一同
「へぇー」

青山繁晴
「その若手の方々を中心にした印象であって、どちらも勝てないということは、すなわちこうなるわけですよね」

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村西利恵
2人とも首班指名されない

青山繁晴
「はい。さあ勝ったから自分が首班指名受けるんだってことを、実は2人とも言えないんじゃないかというのが、その、冒頭で申しました永田町政界の本音の部分で、これひとつ大事なのは、その、ボスたちがこっそり思ってるというよりは、むしろ若手を中心にした広い範囲の人がこういうのを思ってるってことじゃないかなと思うんですよね。従って、今回このあと考えるのも、やっぱり今日はもう一度ここに戻ります(先ほどと同じフリップ出す)」

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村西利恵
「同じズバリキーワードです。『第3の首相候補』。総選挙のあと誰が総理になるとみられているのか。コマーシャルのあと青山さんの解説です」

(いったんCM)

山本浩之
「先ほどの青山さんの解説を聞いていて、え?って首を傾げた人いませんかね。あの、なぜかっていうとですね、どちらも勝てない、で、2人とも首班指名されないって。私の認識では、党の顔っていうか、それで選挙を戦ってですね、で、ま、どちらかが次の日本のまたリーダーになって、っていう段取りしかなかったんですね。それが第3の首相候補って、これが永田町で今、言われてることっていうのは意外なんですけどね、やっぱり」

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青山繁晴
「そうですね。あのー、もちろん、こう保険をかけるわけじゃないんですけども、それはあの、麻生首相続投とかね、それから鳩山由紀夫首相誕生の可能性も十分ありますよ。しかしその、第3の首相になってしまう可能性も今現在では十二分にあるっていうことをね」

山本浩之
「いや、それが今、永田町ですでにはっきりと言われてるってことですよね」

青山繁晴
「そうです。あの、ま、痛み分けっていう言葉使ってますけど、総選挙は結局痛み分けだから、両方とも駄目で、第3が浮上するんじゃないかと。で、自分が浮上すると思ってる方もいるわけですね」

一同
「ほぅー」

青山繁晴
「で、その方々のお話をしたいんですが、実はあの、皆さんの目の前でですね、国民の目の前ですでにこの前哨戦が始まってんです。つまり第3の首相選びに関わる前哨戦が始まってる。その前哨戦ってのは実はこれです。はい」

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村西利恵
「先ほどもニュースでお伝えしました、日本郵政問題」

山本浩之
「ほぅー」

青山繁晴
「はい。この日本郵政問題、これが次の首相選び、総選挙後の首班指名とどんな関係があるのかなあというふうに思われるでしょうが、これ今、鳩山邦夫さんと西川・日本郵政社長とがぶつかってて、で、麻生さんは内閣のトップとして、この西川さんの続投を考えてる気配ですよね。で、(パネルの右側示して)ここにいやにその、大きいスペースが空いてるんですが、これつまりさっきの大島さんと別途この件でその、麻生さんをいわばコントロールしてる人がここにいると。で、これはこの方です」

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村西利恵
仕掛け人は与謝野さん

一同
「ほぉー」

青山繁晴
「はい。えー、これ実物の顔よりだいぶ大きく、あの、出てますけど(一同笑&ざわざわ)、この与謝野さんについてですね、皆さんよくご承知なのは、その、今とんでもない立場にいるわけですよね。つまり財務大臣と金融担当大臣と経済財政担当大臣を3つ兼ねてしまってる」

村西利恵
「兼務されてて」

青山繁晴
「で、この日本郵政問題では、その、財務大臣がただ1人の日本郵政の株主っていうのは、つまり、えー、いちおう与謝野さんが株を100%持ってるわけですね。で、この与謝野さんは国会で、自分はただ1人の株主だけれども、その、西川社長を続投させるかどうかは内閣の意思としてやるんだってこと、国会で強調されてます。で、それは当然、経済界でも政界でも、それをわざわざ強調するのは、本当は自分は株主として、あの、動かしてるよってこと言ってるんだなと」

村西利恵
「本音が隠れていると」

青山繁晴
「…誰でも思ってるわけですよ。で、与謝野さんのもうひとつの特徴っていうのは、この人はお役人と大変仲がいいわけです。今、国民から相当バッシング受けてる官僚と仲がいい。だからですね、この、仲良くなかったらね、財務大臣と金融大臣と経済財政担当大臣、3つできるわけないじゃないですか。これ本当は、役人のやりたいようにやらせる人だから、今きれいに収まってて、役人とケンカをしない、だから上手くいってるってことがあるわけですよね。で、それと同時に、実は麻生さんはこの3つ兼任したままの理由を、この与謝野さんを信用してるからと麻生さんおっしゃってますが、自民党の一部の中には、いや、麻生さんは実は与謝野さんを案外警戒してて、政局に手を出さないように3つも仕事やらしてんじゃないかって話が出るぐらいなんです」

一同
「へぇー」

青山繁晴
「ところがね、与謝野さん、やっぱり役者がもう1枚上だと思うのは、もうほんとにきれいにこう役人に乗っかって動くから、別に政局やれるわけですよね」

山本浩之
「3つ兼務しても」

青山繁晴
「はい。で、その政局をやってるって話でですね、ちょっと次の総理を狙ってる人は、これぐらいいるんじゃないかっていうのを、ちょっと出していただけますか」

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村西利恵
「お顔が3人分…」

青山繁晴
「はい。それでまずですね、鳩山邦夫さん、つまり首切れるものなら切ってみろっていうことなんですが、そのお兄さんとの関係もあってですよ、その、自民・民主が両方とも勝たないで痛み分けになるってことはですよ、必ずどっちにも顔が利く人が、ね、これを大連立と呼ぶのか、その、再編と呼ぶのか、言葉の、ま、遊びは別にしてですよ、両方ともに使える人が出てくるわけでしょ」

山本浩之
「確かにね」

青山繁晴
「そうするとその、鳩山邦夫さんはその、可能性なしと言えない。それから与謝野さんはその、それ以前にですね、その、やっぱり次の内閣の課題っていうのはその、景気、ま、底打ちしてるかもしれない景気を確実に回復軌道に乗せるっていうのが大事だから、もうこの3つやってるおかげで国際会議の出席も多いから、国際社会で名前が通ってるから、経済をやる総理としてあり得るということなんですよね。で、この舛添さんはその、はっきり言うと、ちょっとまあ異色の存在であって、これあの、(パネルの上のタイトル部を示して)私が首相に、クエスチョンマーク、なれるんじゃないかって思い込んでる…」

村西利恵
「あ、ご自分でと先ほどおっしゃっていた…」

青山繁晴
「ええ。自分で思ってる度合いは、その、一番強いと言われる人なんですよ。それは新聞社のその、世論調査が頼みであって、麻生さんがこけた場合はまず舛添さんだって世論調査、ほんとは全体の数字すごく低いんですけれども、比較的高いでしょ」

一同
「うん」

青山繁晴
「で、ところがですね、その、この3人を考える時にとても大事なこと、それぞれバックに人がいますねと。はい。これちょっとおさらいしたいと思います。はい、ちょっと出していただけますか」

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村西利恵
「それが鳩山由紀夫さんと小沢さん」

青山繁晴
「ボンと出ましたが、今ちらっと僕、話した通り、実は邦夫さんの後ろには民主党の代表がいらっしゃるわけですね。だから濃厚な民主党との関係がある。自民党の閣僚なんだけども、民主党の代表と濃厚な関係があって、そして与謝野さんの側は自民党の閣僚だけれども、小沢さんていう民主党の実権力を握ってる人と非常に深い関係があると言われてますね」

山本浩之
「はい」

青山繁晴
「だからそういう意味で、このお2人(邦夫と与謝野)は、いちおうその、本当にあり得るかもしれないってことになるわけですね。それから舛添さんは、ややご自分の思い込みかなぁと(一同笑)、ちょっと自信過剰かなあと。今日は全体に言葉きついんですが(一同笑)、そもそも参議院議員は総理になったことはない、その壁を打ち破るだけでも大変なエネルギー要りますから、あの、ちょっと苦しいかなと思うんですね。それで実はあの、政界の中でほんとはどう言ってるかというとですね、これは若手じゃなくてね、ちょっとあの、本人との約束で名前言えないんですけど、首相経験者の中で、未だに政局に非常にまあ影響力持ってる人とこないだ話した時に、あの、第3の首相候補って言いましたらね、当然第3はあり得ると言われたんですよ」

山本浩之
「はぁー」

青山繁晴
「で、その時に僕は、いや、僕に、青山くんはどう思うんだと言われたんで、本命なし・対抗与謝野さん・穴はなし・大穴なし・思い込みはこの2人(邦夫と舛添)ということを言いましたら(一同笑)、まああの、正しいとは言わんが、ま、外れてもいないな、と。それ要は、いわば第3の首相候補っていうのは本当は、結局は与謝野さんが最有力ってことになるわけですよ。そうするとですね」

一同
「ああー」

青山繁晴
「まずその、小沢さんとのパイプが非常に強いということで、その、与謝野さん、つまりあの、民主党がその、単独で政権取れる議席までは届かないだろうけども、でもあの、今までの中では一番、一番議席増やすでしょうから、やっぱり民主党との関係は非常に大事になると。すると兄弟だからっていうのとですね、その、思惑で結びついてるっていうのは、やっぱりこっち(与謝野・小沢)の方が強いわけですね」

山本浩之
「確かに…」

青山繁晴
「それから邦夫さんと由紀夫さんも、くっついたり離れたり微妙なことが多すぎるから、どっちかというと、この第3の人は実はこの人(与謝野)に注目が集まってて、実は与謝野詣でがもう始まってて

一同
「はあー」

青山繁晴
「さっき言った若手議員たちも、別に僕はほめて言ったんじゃなくて、いい感覚って言ってんじゃなくて、与謝野さんのところに詣でをしてる人がいて、それからお役人も与謝野さんに非常に注目して、その、財務官僚だけじゃなくて、与謝野通いをしてる人がたくさんいて、で、こういうのがですね、国民の知らないところで案外、政界のムードを決め手いくところがあるんですよ。だからもちろん総選挙の結果によりますけれども、この与謝野さんという、いわば官僚に乗っかる人が総理になるかもしれないってことを冷静に見た上で、そのご自分の投票行動を決められた方がいいと思うんですね」

一同
「そうですねー」

青山繁晴
「そして最後にひとつだけ申しておくと、これです。はい」

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村西利恵
「来年夏にも見込まれる“衆参ダブル選挙”

青山繁晴
「はい。実は与謝野さんていうのは、あの、一度身体を壊したこともあってですね、本人は大丈夫って言ってますけど、それからもう70歳ですね。だからその、高齢の不安、健康の不安もあるんですけども、本当の政界再編というのは、来年の参議院選挙にあわせてもう一度、衆議院に解散総選挙があって、そのダブル選挙で本当は大きな再編が起きるから、結局そこまでのつなぎじゃないかと。だから与謝野さんていうのは座りもいいし、その、その間経済だけをやりましょうってことで、えー、選ばれるんじゃないかって話になってるわけですから、これ逆に言うと私たち有権者からしたら、その、本当は来年の夏までまだあるわけですから、ずいぶんと、もう前も言いましたけど、考える時間があって、それから考える材料もこのようにたくさんあって、で、そのためにはその、ひとつはたとえば国会を通年国会にするような改革も政治家任せじゃなくて、僕たちが考えていって、分かりやすく、僕らの手で政治を分かりやすくした方が、その、この来年夏にもあるかもしれないダブル選挙の時にはもっといい判断ができるかもしれない」

山本浩之
「えー、今日話伺ってましてね、やっぱりその、永田町中心とした動きっていうのは、いろんな力がうごめいていて、まさに国民不在だなあと。で、それで私たちは選挙することを経てですね、私たちの生活が少しでもよくなる、あの、階段を上れる、そのために、こう選挙で1票投じるわけなんですよね。そういったものっていうのは、今のまんまだったら、どういう形で反映されるのかなと」

青山繁晴
「あのね、あの、まあ国民不在って言葉よく出るんですけどね。あの、時間ないから縮めて言いますけども、やっぱり国民不在って言葉にあの、メディアが国民不在って言葉を流すことに、僕らが安住していてはいけないと思うんですよ」

山本浩之
「ええ、ええ」

青山繁晴
「たとえばね、その、延長国会どうのこうのっていうことだけで、ワーッと政局報道が終わってしまう、そうじゃなくて、国会1年中やれっていう、その、選挙以外の時も声を挙げるっていうのがやっぱり大事だと思いますね」

一同
「うーん」

山本浩之
「ですから、やっぱり今日のようなお話伺うと、考えようっていう気になりますよね。そこはやっぱりあの、皆さんに分かっていただきたいなということですよね」

青山繁晴
僕があの、目指してるのはそこだけですから、嬉しいです。はい」

山本浩之
「ありがとうございました。“ニュースDEズバリ”でした」

 ____________________________内容紹介ここまで


 2月の時点で「総選挙8月30日説」を唱えてた青山さん(と石破さん)、すごいですね。自分で起こしといて、すっかり忘れてました(^^ゞ
 ちなみにその時はこんなふうに話されてました。

青山繁晴
「そうすると総選挙はじゃあ一体いつやるのかと。仮に予算上がった直後の春じゃないとしたら、で、春じゃない理由っていうのはその後にもあって、やっぱり世界同時不況が大きく影響してて、4月2日にロンドン金融サミットがあり、5月にはプーチン首相がやって来る、ロシアのですね。それからあっという間に7月のサミットになって、イタリアサミットもまた世界同時不況の話だというふうに考えていくと、実はもう4、5、6、7とどんどん埋まっていくから、昨日の石破さんとの話でも、僕と石破さんが一致したのはこれなんです

090225-16hatigatu.jpeg

村西利恵
総選挙は8月30日大安。衆議院議員の事実上任期満了まで行くと

青山繁晴
「はい。この石破さん本人も含めた、麻生さんも含めた衆議院議員っていうのは、9月10日で任期切れちゃいますから、それまでに選挙やらないと、日本に衆議院がいなくなっちゃうんですよ」

村西利恵
「大変ですね」

青山繁晴
「ええ、大変(笑)。そんなことあるわけないんですが。それで、だから9月選挙って言ってる人いるんですけど、9月になるとちょっともうあまりにも迫りすぎて間に合わないから、ちょうど8月30日、日曜日が大安なんで、たぶん8月30日じゃないかという、この話が出てくるわけですね」

 詳細はこちらを……
 拙エントリー2/26付:「アンカー」茶化さず政治の本筋を見よう 総選挙は8月30日?

 で、今日のお話、「第3の首相候補ってもしかして平沼さん!?」と一瞬期待したけど、全然違いましたね(^_^;
 しかも鳩山邦夫さんと与謝野さんと舛添さんって……。私はやっぱり麻生さんがいいです……。なので、今回に限っては青山さんの予想が外れてほしいなーとか思ったりして(T^T)


※拙ブログ関連エントリー
【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし

※参考リンク
ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
 青山さんのブログです。ご本人に直接コメントが送れます。
誰にも手渡してはならない自由意志
 拙ブログで紹介しきれなかった青山さんの発言を起こして下さっています。

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