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「アンカー」新型インフルエンザの疑問に答えます

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■5/20放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

感染確認遅れた新型インフル…政府の不手際?第2波の脅威は?青山ズバリ

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 ちなみに、東京都で初の感染者が確認されたという速報が入る数時間前の放送です。

 間投詞(「あの」「その」など)や言い直しもできるだけ再現しました。但し、細かい相づちなどは支障のない範囲でカットしています。
 画像はYouTubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。


 内容紹介ここから____________________________

(新型インフルエンザの最新ニュースを伝えた後)

山本浩之
「今日この後、水曜日ですから“ニュースDEズバリ”のコーナーを用意してるんですけれども、引き続き、青山さんには新型インフルエンザの話題だということですけれども」

青山繁晴
「はい。で、まああの、このコーナーも150何回もやってるんですけど、今日は今ヤマヒロさんが言われた通り、この、関西で感染が拡大したところの新型インフルエンザの問題なんですが、これある意味で、この視聴者の方が全員直接当事者というのは、まああの、ある意味では初めてですね」

山本浩之
「そうですね」

青山繁晴
「その、拉致問題とかたくさんやって、その、同じ国民として同じ当事者ですけれども、しかしダイレクトにこの関西地方が当事者っていうのは初めてのことです。で、その上で、その、僕も神戸生まれですから、今は東京に住んでいますけれども、その、ここでどうしたらいいのかってことを一緒に考えたいんですが、その時に、あの、僕のところにも大変問い合わせが来ます。それから番組にもいろいろ来てるようですね。その、当事者である皆さんの疑問に直接答える今日はコーナーにしたいと思います。で、今日のキーワードはこれです(フリップ出す)」

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山本浩之
「『自分と地域を信じよう』と」
青山繁晴
「はい。で、これはただ疑問に答えるっていうだけじゃなくて、じゃあどうするんだっていう解決法を考える時に、さっきのお医者さん(コーナー前に、新型インフルエンザ感染者確認のきっかけを作った神戸のGJな開業医の話が伝えられた)や神戸市や、あるいは大阪の橋下知事のこともあわせて、これでいけるんじゃないかと。自分自身とそれからこの地域の、これ地域っていうのは地域のコミュニティですね。地域の連携を信じる、それで乗り越えられるんじゃないかっていうお話をちょっと一緒に考えたいと思います」

山本浩之
「はい。お話の中身については、コマーシャルをはさんで解説お願いしたいと思います」

(いったんCM)

山本浩之
「さ、新型インフルエンザ、国内での感染が確認されて今日で5日めなんですが、浮かび上がってくる疑問や問題に、今日は青山さんが答える形で解説をしていただきたいというふうに思います。さっそくお願いします」

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青山繁晴
「はい。あの、ここにみんなの疑問と書きましたけれども、さっき申しました通り、僕のところに直接来た疑問や、それからこの番組にいただいてる疑問、実はかなり千差万別にあるんですけれども、ほんとは全部やりたいんですけど、それをあえて、ま、4つぐらいにギュッとまとめてみました。はい、出していただけますか」

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村西利恵
「それがこちらです。なぜ関西で国内感染が発生したのか?それから今回は弱毒性と言われるが、だからと言って安心なのか?フェーズ6になるとどうなるのか?それから冬から本格的に大流行するのか?」

青山繁晴
「はい、まず1番ですね。その、えっと、今日言葉は慎重に選びたいんですけれど、同時にしかし本音通り言いますとね、何となく関西以外の地域から、日本中からですね、関西が汚染地域のような、その、見られ方、言われ方をしてて、これ本当はね、あの、テレビご覧になってる方のほうが実感されてると思うんですよ。あの、僕、今、東京に住んでますけど、東京に出張した関西の会社の人が、あなた大丈夫なの?と言われたり」

山本浩之
「そうです」

青山繁晴
「起きてんですよね、実際にね」

山本浩之
「私の周りにもいました」

青山繁晴
「ええ。ところがそれは、実はその、まず全く逆さまなんですよね。関西が汚染地域じゃなくて、関西が最も先進的な地域。先進的に、感染者が出たんじゃなくて、感染確認者が出たということで、それ大きな違いなんですよ。で、たとえば今朝、あのー、福岡のラジオ番組に、僕、電話で大阪のホテルから電話で出たんですけどね。その時にその、ラジオ局のほうからですね、その、たとえば福岡のドーム球場でね、阪神タイガースとソフトバンクの試合があって、昨日。で、そこにマスクをかけた大阪のファンがたくさんやってきて、福岡の人は感染が広がるんじゃないかと心配してたって話があるってことを聞きましたから、その話はむしろ逆であってね、実はその福岡であれ、あるいは僕の住んでる東京であれ、あるいは名古屋であれ、とにかくその、特に新幹線でつながってるような所は、これもあえてはっきり申しますが、その、感染者はすでにいると。僕の責任で、これ番組じゃなくて僕の責任でもって言いますが、感染者はいますと。これ感染確認者が出たのが関西だけであって、感染者自体は福岡であれ、東京であれ、必ず間違いなくいるでしょう

一同
「はい」

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青山繁晴
「で、それがどうしてその、関西で確認者が出たかというと、さっきあの、VTRでお医者さんのインタビューもありましたが、その、すぐれて機転を利かす、地域にお医者さんがいて、それをちゃんとあの、積極的に受け止めてくれる自治体があって、それから、たとえばその、厚生労働大臣に物申す府知事がいて、ということで、関西で国内感染が発生したんじゃなくて、これは(パネルの1番を示して)、なぜ関西で国内感染が確認されたのか、と」

岡安譲
「なるほど」

青山繁晴
「それはその、関西でこういうその、地域の医療システム、保健システムがしっかりしてるからですと。だからはっきり言うと、みんな見習って下さいっていうことなんです。関西テレビでやってるからじゃありませんよ、そういうお世辞は僕、絶対言いませんから。これを実はもうこないだから、えー、僕、あの、土曜日に、こないだの土曜日に、つまり最初の感染確認者が出た時に、土曜日に大阪にいまして、そっからずっと東京でもどこでも講演しながら、このことを言ってるわけですよ。お手本が関西で、汚染地域じゃありませんと。そしてですね、その、今その、今の話に関連して実はこれ言わなきゃいけないのは、こういう事実が一つあるんです。はい」

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村西利恵
「拡大する国内感染の状況をみて、『舛添厚生労働大臣にミスリーディングがあった』」

青山繁晴
「はい。えー、すなわちその、今のところ関西だけでいわば感染の確認作業が進んでて、もう逆に言うと、東京とか他の地域では感染確認作業が遅れてるとも言えるわけですね。その背景に実は厚生労働大臣の舛添要一さんにミスリーディング、その、全く間違ったことを言ってるわけじゃないんだけれども、ちょっと国民に誤解を与えるようなことがあったんじゃないかということを、これは本当は厚生労働省の中でもそういうことを思ってる人は、これもあえて僕の責任で言いますが、います。僕に個人的にそういう話してる人がいますが、もっとはっきり言ってる人は、その、同じ政府の中でも危機管理の担当官だったり、あるいは治安当局ですね。たとえば警察庁とか各都道府県本部とか、その中にちょっとそれがあったんじゃないかという、ま、内部批判とい言いますか、その、内部の反省も込めてこれ言ってるわけですね。で、それ、どういうことかというと、これです。はい」

村西利恵
「今月18日に行われた会見の内容です。出ますでしょうか…」

青山繁晴
「いえいえ、そうじゃなくてですね…」

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村西利恵
「あ、こちらですね…(村西さん進行ミス?)。『水際対策で新型ウイルスの侵入を食い止められると誤解させてしまった』と」

青山繁晴
「はい。これあの、皆さんご記憶の通り、舛添さんはとにかくこの、事の始めからとにかく検疫で、水際で全部食い止めるんだと」

山本浩之
「そうですね」

青山繁晴
「その、ま、すごく頑張ってるんだけども、同時にあまりにも高揚しすぎていて、その、例えば自民党の中からも、まるで戦争の指導者のような雰囲気で言ってるけども、ちょっとやりすぎじゃないかっていう声が出た通りですね、その、要は舛添さんが頑張るのはいいんだけれども、水際対策を頑張ったら新型ウイルスっていうのは日本に侵入しないんだと、日本は例外的な国でそういられるんだっていうような誤解を与えてしまった

一同
「うん…」

青山繁晴
「で、そのために日本の中に、つまり空港、あの、成田空港とか関空とかそういう所以外に、地域の中に感染者がいるはずがないっていう誤解が広まってしまっていた。で、しかもこの、水際ですから、その、海外に渡航した人や、あるいは海外に渡航した人が家族にいたりするケースだけを見ればよい、になってしまってた。だから実は感染の確認が遅れてた。それをさっきの神戸のお医者さんが、そういうことにこだわらずに、その、神戸市にいわば問題提起をしたから、これが判るんであって、他の所では実はまだこの、いや、水際で食い止められるはずだったって話が残ってしまってるんじゃないかっていうのが、この指摘なんですね。で、それからもう一つ、はい、出してくれますか」

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村西利恵
「それがこちらですね。今月18日の会見です。『今回の新型インフルエンザは、感染力や病原性から季節性インフルエンザと変わらないという評価が可能。ただし、まだ人に免疫がないため感染が拡大しやすいこと、糖尿病、ぜんそくなどの方は重篤化しやすいので、油断なく必要な対策を進めていくことが重要です』」

青山繁晴
「はい。これ、あえてこう長く出したんですよ。というのはね、あの、この舛添さんのついこないだの会見ですよね、18日ですからね。で、この会見について、ここまで(「評価が可能」あたりまで)ぐらいしか報道されてないんですよ。ね。ここまでってことは、要するに今回の新型、新しい型のインフルエンザだけど、要は今までの季節型、季節性のインフルエンザと同じですよと、舛添厚生大臣が言いましたと。そこまでしか報道されないことが多い。で、舛添さんはその後に、ただし、この、新しいんだから免疫がないから、拡大しやすかったり、あるいは慢性病がある人は重くなったりしやすいから油断なく、っていうことをおっしゃってる。おっしゃってるからいいとはこれは言えないんですよ。つまり学者が学界で発表してるのと違って、政治家の責任というのは、その、聞いてる国民やメディアがどう受け止めるかが、その責任の範囲内に入るわけで、もちろんその、メディア批判するのは簡単です。しかしメディアは常にこうやって何でもかんでも長く出せるわけじゃないから、本当はこれ、ものすごく平たく言うとですよ、こないだまでは全部止めてみせると大見得切ってた人が、それは入ってしまったら今度は、いやいや、入っちゃったけども、昔からあるやつと同じなんだから安心ですよ、というふうに言い方を変えたという印象がどうしても強いから」

村西利恵
「確かに」

青山繁晴
「だからその、季節型と同じですと大臣が言いましたねと、だから心配いりませんって話だけになってるわけです」

山本浩之
「それを受け止めるとね、ああ、大臣がそう言ってるんだから、ああ、その程度のもんなのかっていうね、受け止め方をしてしまうんですよね、ええ」

青山繁晴
「はい。で、もちろんね、その、ヤマヒロさんの言われたことの中にもいい点はあって、だから慌てないとか、地域がパニックにならない、いい点もあるんだけども、しかし冷静に違いを、違いも、見なきゃいけない。はい、出して下さい」

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村西利恵
「ズバリ、季節性インフルエンザとはここが違う。致死率はおよそ4倍、それから感染力は明白に高い」

青山繁晴
「はい。で、まずこの致死率っていう言葉ね、僕は仕事上やむを得ず使いますけど、嫌な言葉ですけれども、要するに、かかった人のうち何人亡くなるかですね。で、これが季節型インフルエンザ、つまり毎年冬になると流行ってるインフルエンザですね。それでは、だいたい1000人の方がかかったら1人亡くなるかどうかなんですね。だから数字で言うと0.1%以下になるわけですね。で、だから大したことないって言うけれども、実はほんとは2500万人とか、そういうたくさんの人がかかるから、国内で1万人前後の方が毎年インフルエンザによって命を奪われているわけですね。そしてこの新しいインフルエンザについては0.1%よりもずいぶん高いわけです。というのは、これ、現時点でこの評価って書きました通りね、まだその信頼できるデータが十分集まってない。たとえばメキシコの統計は未だに信用できなかったりしますけれども、しかしその、アメリカや日本や、あるいはWHOも含めてですね、いろんな今の仮の計算をしてて、するとだいたい0.4%ぐらいの致死率があるんじゃないかと。すると単純計算からいって、季節型のだいたいざっと4倍ってことにもなりますし、それからもっと具体的に見るとですね、1000人かかったら4人亡くなるわけですね。で、1万人の町だったらじゃあ40人亡くなると。で、たとえば10万人で言うともう400人亡くなるということになるわけですね。これは地域にとっては大変なことだし、だいたいその、亡くならなきゃいけない本人や家族にとっては、これ重大問題ですから」

山本浩之
「そうです」

青山繁晴
「ということは、季節型と同じだからどうせ大したことにはならないんだ、死ぬ人なんか出ないって誤解がもし生まれつつあったら、これは今のうちに必ず直さなきゃいけないってことになるわけですね。で、それからこれは舛添さんも言ってるけれども、その、感染力は明白に高いってこと、僕らもっともっときちんと意識する必要があって、もう一回言いますが、これはフェアに言いますけれども、舛添さんもここは言ってるんですけど、後で言ってるけれども、とにかく新型だから、ここにいる誰も免疫、抗体を持ってないから、必ず感染力は高い。どんどんどんどん広まると、つまりかかる人が多くなる。かかる人が多くなって致死率が0.4%あったら、つまりこの社会にとっては大きな打撃になりかねないということなんですよね。はい、そして皆さんの疑問の2つめにちょっと行きたいと思います」

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村西利恵
「○○○(聞き取れず)ますと。今回は弱毒性だから安心なのかという疑問ですよね」

青山繁晴
「はい。だからこれは今もう半ば以上お答えしたのと同じだと思いますね。つまり弱毒性って意味では季節型も今回も同じなんだけど、弱毒性、毒が弱いから絶対安心って意味じゃなくて、その中ではやっぱり比較的怖いほうなんですよ。致死率はやや高いし、感染力は非常に強い、強いだろうということで、やっぱり安心してはいけない。じゃあ、その安心してはいけないことで、具体的にたとえばどういうことが必要ですかっていうのが、これですね」

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村西利恵
「はい。注意すべきことは、症状を感じてもすぐ病院に行かないこと。それから慢性疾患のある人は通院についてお医者さんと相談すること

青山繁晴
「はい。あの、この件ね、さっきのヤマヒロさんのお話にもあったし、だいぶ皆さんの常識にも浸透してきたと思うんですが、とにかくあの、今いちばん心配なのはですね、その、ちゃんと自治体が対応してるからこそ、もうその、発熱外来だけじゃなくて、その、一般的な病院でも診察しますという話がこう前面に出てるから、そうすると、ああ、直接病院に行っていいんだという人がどうしても出てくる。で、そうすると、直接病院に行かれると、その病院には普通、慢性疾患の方々、糖尿病であったり心臓病であったり、ぜんそくだったり、方々が待合室にいらっしゃることが多いから、その方たちは重い症状起こすことがどうもありそうだから、今回の場合は。その人たちを危機に追い込んでしまう。だからその、一般外来に行く前に必ず相談窓口に電話して下さいってことが一つと、それからもう一つ、逆に言うとですね、あんまりこれは言われてないんですけども、本当は慢性疾患のある方が自己防衛なさって、その、つまり例えば透析なさってる方はその、病院に必ず行かなきゃいけませんけれども、それはそれで病院が対応すると思いますから、例えばお医者さんと会って話を聞いて、自分の症状を最近訴えて薬を出してもらうという範囲内であれば、お医者さんと相談されてですね、お医者さんと相談されて、電話で聞いて、その、薬だけをその、例えば健康な家族に取りに行ってもらうとか、そういう自己防衛をされる必要がある

村西利恵
「なるほど」

山本浩之
「そうですね」

青山繁晴
「つまり今回の新型インフルのその、危険性を真正面から考えたら、こういう自己防衛はかなり必要ですということなんですね」

山本浩之
「やっぱり今、広報されてることを、さっきの話じゃないですけど、そのまま受け止めてしまうと、学校が休校になったら絶対出ないで下さいねって毎日申し上げてますけれども、それでもやっぱり出る人は出る。で、そうなると慢性疾患のある人は、そんな所で感染してしまうっていうリスクが非常に高くなるっていう、そういうことになりますよね。アメリカやカナダで命を落としてる人たちは、皆さん、こういうことが絡んでくるわけですからね」

青山繁晴
「おそらく絡んでる例が多いだろうということなんです。その通りですね、はい。で、その上で皆さんの疑問の3つめ、行きましょう。はい」

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村西利恵
「はい。3つめは、フェーズ6になるとどうなるのかという疑問です」

青山繁晴
「はい。これもあの、よく報道されてて、で、何なの?って思われてると思うんですね。これはあの、フェーズ6っていうのはもう皆さんお馴染みになったと思うんですけれども、WHO、国際保健機関がですね、フェーズつまり段階を決めてて、フェーズ6が一番上です。これバンデミック、このコーナーでよくやりましたね、世界的大流行。で、その前のフェーズ5に留まってて、本当は6に上がっておかしくないんですね。というのは、フェーズ6っていうのは本来はこういうことなんですね。はい、出ますでしょうか」

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村西利恵
「接続したヒト~ヒト感染が複数の地域で確立されている状態のこと」

青山繁晴
「はい。これ見るとですね、複数の地域ってこの、地球儀の上っていうことなんですけどね。北米大陸と、それから日本の、日本列島で、これもうだいたいヒトからヒトへの感染してということ言えますから、すでにこのパンデミック、つまりフェーズ6になってておかしくないわけですけど。で、これ基準、最近変えたんですね。つい最近に変えて、で、これプラス症状がどれぐらい重いかってことを考えましょうと。で、つまり本当は日本やアメリカ、いや、ごめんなさい、日本やイギリスがこのフェーズを上げることに反対したからなんですね。で、何で反対したかというと、こういう事情があるからです。はい」

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村西利恵
「社会活動が制限されてしまうから」

青山繁晴
「はい。あの、フェーズ6になるとですね、WHOは別に強制力ありませんけど、しかし日本やイギリスのようにWHOの中でも大きな地位を占めてる先進国だと、これは強制力がなくても必ず社会活動を自ら制限しなきゃいけないことになってしまって、その、いわばドーンと上から話を下ろされてですね、地域の細かい対応ってのが難しくなってしまうから、これを今、阻んでるってことなんですが、しかし、これも私たちは頭の中に入れておかなきゃいけないのは、フェーズ6に上がる可能性は十分あって、その時にはこの社会活動の制限てのは出てきますから、たとえばその時にどうしますか、その、たとえば企業だったら電車で通勤しないで、特定の人でも、大事な人は会社に泊まり込んで会社の業務を支えるようなことまで、今から本当は考え出さなきゃいけませんねってことなんですね。だからフェーズの話ってのは、けっこうたくさん質問が来たんですけども、やっぱり大事なところを皆さん見てらっしゃるなと僕は思います。はい。それから4つめの疑問行ってみましょう」

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村西利恵
「4つめはこちらです。冬から本格的に大流行するのか?」

青山繁晴
「はい。これもね、あの、ま、ここが一番今、あの、お知りになりたいかもしれませんね。今皆さんマスクしてて、それがいつまでマスクしてなきゃいけないのか。それでこれから梅雨に入って暑くなるから、これも何度も言った通り、ウイルスは基本的にはですね、その、高温多湿には比較的弱いから、いったんこう鎮まっていくだろうと。じゃあそれで終わりなのか、そこでまあ大変でしたで済むのか、その先があるのか。冬からと書きましたけど、まあ秋口から冬にかけてどうなっていくのかっていうのが、いわば一番の疑問かなと思うんですが、それはキーワードはこれです(フリップ出す)」

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村西利恵
「ここでズバリキーワードは『交雑』。4つめの疑問に関する詳しい解説、CMの後お願いします」

(いったんCM)

山本浩之
「えー、この新型インフルエンザは冬になって大流行するとも言われていますけれども、そのあたりの心配も皆さんお持ちかと思います。引き続き青山さん、お願いします」

青山繁晴
「はい。あの、このお話っていうのはね、決してその、危機を煽るようなことはあっちゃいけません。その、地域の人々がせっかく冷静にやってるのに。だからなるべく刺激的なことをほんとに言いたくないんですけども、やっぱりそれでも警戒しなきゃいけないことは、きちんと警戒しなきゃいけないから」

山本浩之
「そうですね」

青山繁晴
「そのー、皆さんが心配してる、その、また寒くなったら改めて、第二波の大流行があるんじゃなかとメディアも言ってますけれども、もっともっともっともっと心配なのが、これなんです。出してくれますか」

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村西利恵
「秋・冬から強毒性に変わる?」

青山繁晴
「はい。つまり今の弱毒性のものが第二波で大流行するんじゃなくて、一番、一番最悪の場合ですよ、一番早かったら今年の秋口から冬にかけて、実は新しいインフルエンザが強い毒、強毒性に変わっていくんじゃないかっていう具体的な心配があって。必ず始まるわけじゃありませんよ。ひょっとしたら来年の秋・冬かもしれないし、3年後かもしれない。しかしいつかは始まるだろうと心配されてることが、具体的に言うとこれなんです。はい、出して下さい」

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村西利恵
「鳥インフルエンザ、強毒性のH5N1型といわれるもの、それから新型インフルエンザ、今のものですね、そして季節性のインフルエンザ、この3つのウイルスが“交雑”」

青山繁晴
「はい。えー、交雑っていうのはウイルスが混ざり合って突然変異を起こすことを言ってるわけですけれども、まず間違いないのはですね、その、秋冬になっていくと、毎年のAソ連型とかA香港型とかB型とかいう季節性のインフルエンザは、おそらく流行ってくるでしょう。で、その時にこの新型インフルエンザがもういなくなってるかというと、梅雨とか夏でいったん鎮まってても、それはいわば潜んでるだけであって」

村西利恵
「潜んでいる…」

青山繁晴
「また、その、何らかの流行はおそらく起こしてくるだろうと、これはもう予想されてるわけですね。しかしこの2つだけだったら、この2つだけの交雑だけだったら、あくまでもあの、弱毒性どうしじゃないかってこと期待できるわけですけれども、あの、さっき言いました通り、危機を煽っちゃいけないのに、強毒性っていう刺激的な言葉使ったのは、この3つめの問題があるからで。これ『アンカー』で何度もやりましたけれども、今、現に世界で、鳥の中ではこの強毒性、H5N1型っていう強毒性を持ったものが流行ってて、それが鳥から人にすでにうつるようになってて、鳥から人にうつったその人は実に致死率が60%以上、世界でも200数十人亡くなってますが、もう、だから6、7割の人が亡くなるってことは、そんな病気は普通ありえない。つまりね、あの、生物兵器とかね、毒ガス兵器のレベルの話なんですよね。それが現に流行ってて、で、流行ってるっていうだけならですね、この3つめまで加わって交雑になるっていう証拠はないけれども、しかしこれ一度やったんですが、それでもね、これ重要だからもう一回言いたいんです。これがあるから今日は言わざるをえない。はい、出して下さい」

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村西利恵
「神戸大学の感染症センターが、人に感染できる強毒性の鳥インフルエンザウイルスをインドネシアの豚から発見したと」

青山繁晴
「はい。まあこれは神戸大学の優れた研究結果なんですけど、これ神戸大学っていうのも、ね、いわばこの関西が感染確認の先進的な地域だってことと、まあ偶然ですけど重なってますよね。この神戸大学が非常に積極的な、いわばフィールドワーク、つまり現地に出て行っての研究をなさって、インドネシアに出て行って、豚402頭ぐらい調べたそうですね。その豚を調べたらですよ、豚なのに、そのうちの52頭の豚から鳥インフルエンザ、すでにこの強毒性のウイルスを鳥から取り込んじゃってる豚が50頭を超えていたと。しかもそのうちの1頭は明らかにもう人の遺伝子にこう馴染みを持ってて、人に感染できるようになってた。つまりここですでに、もう実質これは、ま、402頭の豚、調べたって、決してそんなに多くないのに、その中から1頭出てきたっていうのはですね」

一同
「うーん」

青山繁晴
これは確率としては、これはもう戦慄すべき高確率であって、つまりこれは神戸大学のような優れた研究によって、ほぼこの道筋っていうのがいわば確認されてるに近いということなんですよね。従って、あの、決して危機を煽るわけではなくて、私たちが備えなきゃいけないのは、今の新型インフルエンザ、弱毒性のまま第二波の流行を起こすだけじゃなくて、それが強毒性に変わって、で、その時には今の致死率が0.1%とか0.4%なんてものじゃなくて、60%とか今、現実なってるわけですから、そのままで、その致死率のままで広がるとは僕も思ってませんけれども、しかし今までの私たちが想像したことがない、その、社会生活の制限、さっきあの、フェーズ6のとこでありましたが、本当の意味がここで重なってくるっていうことを、僕らは考えなきゃいけないですね」

山本浩之
「そうですね」

青山繁晴
「その上で、今日僕からの提案は、最後、いわば元に戻ってこの言葉なんです」

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村西利恵
「自分と地域コミュニティを信じよう」

青山繁晴
「はい。さっきあの、このコーナーの冒頭で、自分と地域を信じようと入れたんですけど、これ正確に言うと、まず自分自身のいわば冷静さ、それから周りを思う気持ち、その、慢性病を持ってる方をあくまでもその、ちゃんと保護するっていう気持ちも含めて、自分を信じる。それと同時に、地域のコミュニティっていうのは、この神戸でまさしく、あるいは大阪で実証され、あるいはこれ滋賀でも実証されつつあるような、その、人の健康とか地域の保健衛生っていうことに関してちゃんとつながりがある、そのコミュニティを信じましょうと。これ信じましょうっていうのは実は、ただただ信じろっていうんじゃなくて、もう一度コミュニティを見直して下さいと。ネットワークを自分の住んでる所で見直して下さい。で、これはもちろん関西のことだけ言ってるんじゃなくて、もう一回言いますが、僕は東京に住んでますが、東京、僕は港区に住んでますけど、港区のこの地域コミュニティをやっぱり僕も加わって見直さなきゃいけないと思ってます。もう九州であれ北海道であれ、必ずこれは日本国民みんながやらなきゃいけないことで、その時に、関西は汚染地域というようないわば冤罪で見るんじゃなくて、その、先進的な地域として見ていただいて、学んでいただきたいというのが、今日の僕の提案なんです」

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山本浩之
「見えない敵と、やっぱり僕たちは戦ってるわけですから、そこほんと信じてやりたいなと思うんですよね。で、それプラス、さきほど舛添さんの話ありましたけれども、やっぱり対策本部立ち上げたっていうのが4月の28日で、それから一生懸命この、えー、外から入ってくるのを防ごう防ごうと、そればっかりやってましたけれども、それから19日経って、国内でもヒト-ヒト感染が初めて確認されたと。19日もあったのに、政府っていうのは何をやってくれる所なんだろうと。ちょっとやっぱりね、今回は自治体それから医療現場、ファインプレーで救われてる部分ってかなりあるんじゃないですか。政府っていうのはどうなんだろう…」

青山繁晴
「そうなんです。それはね、あの、ほんとのこと言うとね、この、地域のファインプレーはね、何に特徴あるかというと、俺が俺がとかね、その、自分が目立ちたいっていうことが全然なくて、その、さっきの(神戸の)お医者さんも非常に謙虚だったじゃないですか」

山本浩之
「そうですね」

青山繁晴
「その、お互いに謙虚に、しかもその、あくまで人のために頑張るんだっていうのが活きてるんですが、残念ながら日本のその、中央政界ではね、やっぱりこの際目立ちたいっていう意識がこう感じられたりね。それからあの、自分のリーダーシップを強調したいって、そういういわば他のことが入るから、これ話がややこしくなると思うわけですね」

山本浩之
「ですから、やっぱり今回のことを踏まえて、いずれやってくる、ほんとにもっと強い敵、見えない敵に対して立ち向かうために、中央政界に対してもっともっと、やっぱり言い続けなきゃいけないってことですね」

青山繁晴
「そうです。地域から言いましょうと。その通りです」

山本浩之
「はい。ありがとうございました。以上“ニュースDEズバリ”でした」

 ____________________________内容紹介ここまで


 この放送の約4時間後、東京都(八王子市)で初の感染者が確認されたという速報が入りました。
 さらにそれから2時間後ぐらいですかね、川崎市からも1人感染者が確認されたという速報が。

【新型インフル】東京、川崎でも感染確認 米から19日に帰国(産経5/20 23:07)

 この2人は同じ高校に通っているそうで、アメリカで感染したらしいと。
 つまり海外渡航者の感染であり、関西で拡大している感染ルートとは違うんですね。さらに2人は帰国後は外出していないらしいので、関西のように広がっていくということはなさそう?

 さて、青山さんの解説に対する私の感想。
 今回何が嬉しかったって、やっぱりこういう趣旨の発言をされたこと。

 「関西以外の地域から関西が汚染地域のような見られ方、言われ方をしてるが、それは全く逆さま。関西が最も先進的な地域。感染者が出たんじゃなくて、感染確認者が出たということ。どうして関西で確認者が出たか。地域の医療システム、保健システムがしっかりしてるからです」

 よくぞ言ってくれました。胸のつかえが取れたような気がします。
 ただ残念ながら、この番組は関西ローカルで「関西以外の地域」では映ってないんですよね(T^T)

 全国ネットのニュースやワイドショー等々を大阪市在住の私が見た時、「ちょっと騒ぎすぎじゃないの?」感があるのは否めません。
 青山さんも指摘されてるように、何かもう関西(特に神戸)が不当に悪者扱いされているというか。ネットはもっとひどくて、極端な話、「神戸・大阪の人間はこっちに来るな」みたいなことを言ってる人がいたりして、大阪の人間としては忸怩たるものがあるんです。

 実際のところ、大阪なんかはテレビで騒いでるほどにパニクってるわけでは全然なくて、たとえば夫なんかは毎日満員電車で通勤してますが(地下鉄御堂筋線というめちゃくちゃ混む路線に乗っています)、もちろん普段よりは神経質にはなってるものの、それでも会社は通常通りやってますし、皆さん「粛々と」という感じだそうです。
 私は自転車通勤なので、それよりさらに呑気な感じですが(^^ゞ

 とにかくパニクる必要は全くないので、全国の皆さんも今後もし近隣で感染確認者が出ても、どうか「粛々と」……。

 最後にちょっと心温まるニュースを。

台湾 大阪、兵庫にマスク20万枚寄贈(共同5/20 21:14 )

 台湾の人たちはほんと優しいですね(T^T)
 日本はNHKが台湾に対してあれほどひどい放送をしたというのに。
 (5/20付の拙エントリーをまだご覧になってない方はぜひご覧下さいね)

 が、これと相前後して実は台湾でも初の感染者が確認されたんですよね。マスクもらっちゃって大丈夫なんでしょうか?


※拙ブログ関連エントリー
【一覧】「アンカー」青山さんコーナーテキスト起こし

※参考リンク
ON THE ROAD 青山繁晴のときたまエッセイ
 青山さんのブログです。ご本人に直接コメントが送れます。
誰にも手渡してはならない自由意志
 拙ブログで紹介しきれなかった青山さんの発言を起こして下さっています。

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