ぼやきくっくりFC2版

主婦の時事ネタぼやきFC2版。本館はhttp://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/

桜と日本人の感性

クリックお願いします人気blogランキングへご面倒でなければこちらも→FC2 blogランキングへ
【こちらはミラーです。コメントは本館へお願いします。TBは受け付けています(承認制。本記事と無関係な物は削除します)。
本館はこちら→http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/


0903-sakura0.jpeg

 そろそろ桜の季節ですね~(^o^)
 この時期になると何だかワクワクしちゃうって方も多いんじゃないでしょうか。

 あ、でも花粉症の季節と重なっちゃってイマイチって方もおられるかも……。私も軽く花粉症(というか年中アレルギー)なのでその気持ち、少しだけ分かります(T^T)

 今日はYouTubeから桜にまつわる楽曲特集をお送りします。なるたけ映像的にも楽しめるものをピックアップしました。
 あと、桜と日本人にまつわるお話なんかもいろいろと。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Sakura Japanese folk song 1/『さくらさくら』(日本古謡)
0903-sakura1.jpeg


Sakura,Japanese traditional folk song/『さくらさくら』(日本古謡)
0903-sakura2.jpeg


Sakura (cherry blossom) 桜 花見/『さくらさくら』(日本古謡)
0903-sakura3.jpeg


2007 Sakura (Cherry Blossom), Nijo-jo Castle
 この動画のみ音楽なしです。
0903-sakura4.jpeg


2000年『桜坂』(福山雅治)


2002年『さくら』(綺羅)
 あまり知られてないと思いますが、詩・曲ともに美しく超オススメ!
0903-sakura5.jpeg


2003年『さくら(独唱)』(森山直太朗)(学校の卒業式バージョン)

2003年『さくら(独唱)』(森山直太朗)(自衛隊音楽隊バージョン)


2005年『さくら』(ケツメイシ)(桜情景バージョン)
0903-sakura6.jpeg


2005年『桜』(コブクロ)


2007年『さくら』(高野健一)
0903-sakura7.jpeg


2007年『さくら』(大山裕)
0903-sakura9.jpeg


2008年『花は桜 君は美し』(いきものがかり)
0903-sakura8.jpeg


2008年『さくら』(高野千恵)
0903-sakura10.jpeg


2008年『桜ノ雨』(absorb)
 ニコニコ動画に発表した「桜ノ雨」初音ミク・ヴァージョンがブレイク。


2009年『Sakura』(レミオロメン)


 これ以外にもたくさんあるんでしょうが、J-POPにはあまり詳しくなくて(T^T)。もし他にオススメの曲があったら教えて下さい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 「桜」の歌と言われて私が最初にぱっと浮かぶのは、やはり日本古謡の「さくらさくら」ですね。

 ただ、ここ数年は森山直太朗さんの「さくら」にも惹かれています。
 この動画を見たのがきっかけです。

真実はどこにswf版こちら
0903-sakura11.jpeg

 有名な動画で、拙ブログでも過去に何度か紹介しています。まだご覧になったことのない方はぜひ!
 
 同じ歌で、最近はこういうのも作られてるようです。

神風特別攻撃隊 さくら(独唱)

 やはり歌詞の中の、

 「刹那に散るゆくさだめと知って さらば友よ 旅立ちのとき」
 「輝ける君の未来を 願うほんとの言葉」
 「いつか生まれ変わる時を信じ 泣くな友よ 惜別のとき」
 「さらば友よ またこの場所で会おう さくら舞い散るみちの上で」

 といった箇所が、当時の兵隊さんの宿命とか、靖国神社とかを彷彿とさせるのかなと。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 これは昨年「お気楽くっくり」で紹介した話なんですが――
 
 幕末から明治にかけて日本に滞在した欧米人の多くが、日本人の特徴の一つとして挙げている事柄があります。
 それは「貧しい階層ですら芸術や自然を愛している」というものです。
 欧米ではそれらを愛するのは富裕層だけなのに、日本はそうではないので驚いているのです。

 特に日本人の「花好き」は特筆すべきものだったようで、たとえば、植物採集のため幕末の日本を訪れていたイギリス人のロバート・フォーチュンは、『幕末日本探訪記』(三宅馨訳)の中でこう述べています。

 「日本人の国民性のいちじるしい特色は、下層階級でもみな生来の花好きであるということだ。…もしも花を愛する国民性が、人間の文化生活の高さを証明するものとすれば、日本の低い層の人びとは、イギリスの同じ階級の人達に較べると、ずっと優って見える」

 フォーチュンは万延元年(1860年)の秋から年末まで1回目の来日を果たし、翌年4月、再来日しました。
 春に日本に来た時は見事な八重桜などを目にし、「どこの国でも春は美しいが、日本の春は格別だ」と書き記しています。

 「貧しい階層ですら芸術や自然を愛している」「花を愛する国民性」――、もちろんそれは現代の日本人にも当てはまります。

 そして日本人は数ある花の中でも、とりわけ桜が好きですよね。私は生まれてこの方、桜が嫌いだという人にお目に掛かったことがありません。

 日本人の桜好きは、日本人特有の感受性と大きく関係しているような気がします。
 ぱっと咲いて、さっと散って行く。そこに「もののあわれ」を感じるというか。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 「もののあわれ」と言えば、藤原正彦さんが『国家の品格』の中でこのような話を披露しています。

 ――日本人は「もののあわれ」、すなわち人間のはかなさや、悠久の自然の中で移ろいゆくものに美を発見しますが、日本文学者のドナルド・キーン氏によると、これは日本人独特の感性なのだそうです。

 たとえば、日本人は秋の虫の声を聞くと秋の憂愁に心を静ませます。虫の音を音楽として聴き、そこに「もののあわれ」さえ見出します。ごく普通の庶民ですらそうです。

 が、欧米人にとっては、稀に見る詩人を除けば、虫の声は「ノイズ」でしかなかったりするのだと。
 虫の音を楽しむというのは、欧米にはもちろん中国や韓国にもないことだそうです。

 数年前、藤原さんの家に、日本の中世文学を専攻するイギリス人が遊びに来たそうです。
 その時、藤原さんが「日本の中世文学を勉強するうえで何が難しいですか」と尋ねたところ、彼はただちに「もののあわれだ」と答えたのだそうです。

 イギリスにもそういう感性は勿論あるけれども、日本人ほど鋭くないそうで、「もののあわれ」に対応する英語も、それに近い英語も存在しないそうです。

 この日本人の感性の鋭さの一例が、桜の花に対するものだと、藤原さんは言います。

 桜は本当に綺麗に咲くのはたったの3、4日で、あっという間に散ってしまう。そのたったの3、4日に命をかけて潔く散っていく桜の花に、日本人は人生を投影し、そこに他の花とは別格の美しさを見出している。

 たとえば、アメリカにも桜はありますが、アメリカ人にとって桜は「オー・ワンダフル、ビューティフル」と眺める対象にすぎず、そこにはかない人生を投影するヒマ人はいないそうです。

 「もののあわれ」の他にも、日本人は自然に対する畏怖心や、跪(ひざまず)く心を元来持っています。
 が、欧米人にとって自然は、人類の幸福のために征服すべき対象です。
 (たとえば、昭和21年にGHQの諮問機関のメンバーとして来日したヘレン・ミアーズも著書『アメリカの鏡・日本』の中で、「私たち(アメリカ人)は自然を征服することを考えた。日本人は自然を敬い、たいせつにした」と述べています)

 日本人は自然に聖なるものを感じ、自然と調和し、自然とともに生きようとした。そういう非常に素晴らしい自然観があり、だからこそ神道が生まれた。
 この情緒が、ある意味で日本人の民族としての謙虚さを生んできたと、藤原さんは言うのです。

 さらに日本人は自然と心を通わせるという得意技を持っていて、俳句などはその好例であると、藤原さんは言います。

 評論家の森本哲郎氏がドイツを旅行していた時、列車の中でこんなことがあったそうです。
 彼は芭蕉の俳句集を読んでいたのですが、前に座ったドイツ人大学生に「何を読んでるんだ?」と聞かれました。

 「俳句だ」と答えると、「俳句って何だ?」となったので、「枯れ枝に 烏(からす)の止まりたるや 秋の暮れ」という句を訳してあげたのだそうです。「枯れ枝に烏が止まっています。秋の暮れ」と。

 するとその大学生は、こう言ったそうです。「それで?」
 欧米人にとっては、それではストーリーは何も始まっていないのです。だから「それで?」と。

 でも、日本人で「それで?」と聞き返す人はいません。聞いた瞬間に誰でも、沈む夕日を背に、枯れ枝がスッと伸びていて、烏がポツンと止まっている姿が思い浮かぶ。そして秋の憂愁が村全体、町全体、国全体を覆っていくイメージがすぐに湧く。
 人によりニュアンスの相違はあれ、こんなことを日本人なら誰でも瞬間的に思い描く。

 「古池や 蛙(かわず)飛び込む 水の音」という有名な芭蕉の句も、日本人なら、森閑(しんかん)としたどこかの境内の古池に、蛙が一匹ポチョンと飛び込む光景を想像できるし、その静けさを感じ取ることもできます。
 が、日本以外の多くの国では、古い池の中に蛙がドバドバッと集団で飛び込む光景を想像するのだとか。

 このように自然と心を通わせられるような、素晴らしい感性を日本人は備えていると、藤原さんは言うのです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 調子に乗って俳句の話まで紹介してしまいました(^_^;

 実際のところ、桜はよその国でも見ることができます。
 だけど、私たちは日本に生まれたおかげで、他国の人では味わうことのできない独特の感性をもって桜を堪能できる。
 それはとても幸運であり、幸せなことだと私は思います。


※関連リンク
お花見特集 桜前線とれたて便2009:るるぶ.com
桜前線研究所:2009年桜の開花予想
桜前線 さくらマッピング

※拙ブログ関連カテゴリ
日本と日本人

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「お気楽くっくり」更新済
 こちらも動画紹介。ハマると抜け出せないのでご注意。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

このブログが面白かったらクリックして下さい→人気blogランキングへ
ご面倒でなければこちらも→
FC2 blogランキングへ

村山談話白紙撤回の署名にご協力ください。

megumi080328.jpeg

 アニメ「めぐみ」配信中。
 英語・中国語・韓国語版もあります。ダウンロードはこちらから。
コピーフリーです。世界に広めましょう!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「河野談話」の白紙撤回を求める署名
「河野談話」の白紙撤回を求める署名にご協力を!

「島根県の竹島英文ページを検索に引っ掛かり易くする作戦」もよろしく。
takeshima dokdo dokto tokdo tokto
スポンサーサイト

トラックバック

トラックバックURL:http://kukkuri.blog58.fc2.com/tb.php/494-6f95b5df

プロフィール

くっくり

Author:くっくり
大阪在住の主婦です。
詳しいプロフィールは本館にて。

最近のコメント

月別アーカイブ

FC2カウンター

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

フリーエリア

竹島プロジェクト
↑バナーお持ち帰り歓迎(直リンク禁止)
人気blogランキングへ
人気blogランキングへ
FC2 blogランキングへFC2 blogランキングへ

■Amazonアソシエイトについて
「ぼやきくっくり」は、amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。

ブログ内検索