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「ムーブ!」論壇誌相次ぐ休刊&視聴者「偏向」抗議に弁解?

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■3/5放送「ムーブ!」激突!!ナマ激論

相次ぐ著名“論壇誌”の休刊 右も左も保守も革新も大激論(当日のテレビ欄より)

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 大谷昭宏、藤井誠二、本村健太郎、鈴木邦男。……保守がいない。これでは「大激論」になりません(T^T)

 論壇誌がどうこうというよりは、「『ムーブ!』は偏向している」という視聴者の抗議に対して番組サイドがただ言い訳したかったんじゃないの?という気もしました(^_^;

 細かい相づち、間投詞、言い直し、ツッコミはカット、言葉尻など曖昧な箇所もありますが、それ以外はほぼ完璧です。
 画像はYoutubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。

 今日も最後に「細切れぼやき」があります。


 内容紹介ここから____________________________
 …………………………VTR開始…………………………

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 「時代はどこへ?アナタはどこへ?」

 出演交渉などに使われた「ムーブ!」の番組説明書にはこんな言葉が綴られていました。

 【「ムーブ!」コンセプトシートより】
 「戦後60年、多様で自由な価値観がようやく芽生え始めた日本。今、世界で何が起きているのか。この国はどこに向かっているのか。暗闇の中にひとつの選択肢を指し示す論客達」

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 コメンテーターたちが示した選択肢はひとつではありません。

 時に「ムーブ!」は視聴者からこんなご批判を受けました。

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 「橋下知事に対する極端な偏向報道は見苦しい。右翼思想のコメンテーターばっかり集めるな!」08.2.18 奇兵隊さん(50代・男性)
【映像:宮崎哲弥、勝谷誠彦、山本譲司】

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 「『ムーブ!』が反日左翼の本性を現した。大阪府民は極左ムーブ!から橋下知事を守り抜く。つけあがるな朝日放送」08.2.8 一視聴者さん(40代・男性)
【映像:関根友実、堀江政生、太田房江(前府知事)、大谷昭宏、宮崎哲弥、藤井誠二】

 同じテーマに対して、右翼的、左翼的と両方の批判を受けてしまう。
 この状況こそがどちらかに迎合するのではなく、ある見方を示して視聴者に判断をゆだねる。「ムーブ!」が目指したスタンスでした。

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 「ネット右翼」から「蟹工船」ブームへ揺れる“振り子”。
 そんな中、「論座」「月刊現代」「諸君!」など論壇誌は相次いで休刊。
 そして「ムーブ!」も明日(3月5日)終了。

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 メディアの論壇はどこへ行くのか?
 木曜最後のナマ激論です。

 …………………………VTR終了…………………………

堀江政生
「あの、途中コメンテーターの顔が何人も出てきましたけれども、あまり他意は…(一同笑)。気にしないで、ええ」

大谷昭宏
「特定のとこで我々が出てきたね(笑)」

藤井誠二
「宮崎(哲弥)さん、両方出てきましたね」

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堀江政生
「論壇というのを辞書で引いてみますと、意見を述べるための壇であって、議論を戦わせる場所というふうに載っていますね。で、しかし今こういう場所っていうのがどんどん少なくなっているのではないか、これでいいんだろうか。これを議論してまいります」

関根友実
「はい。そこで皆さんにまず質問です。皆さんは自分自身を右翼的だと思いますか、左翼的だと思いますか。大谷さんいかがでしょうか」

大谷昭宏
私はもうニュートラルと言いますか(一同笑)」

鈴木邦男
でも学生の時は過激派だった(一同笑)。石、投げてました」

堀江政生
「鈴木さんは?」

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大谷昭宏
「ややこしい人が今日来てるね(笑)」

鈴木邦男
「早稲田でいじめられてましたから、大谷さんには」

大谷昭宏
「いやいや、いやいや」

堀江政生
「藤井さんはどういうふうな?」

藤井誠二
「僕はね、もともとこれは左翼的でした、昔は。いろんな左翼運動にも関わってましたけど。今は、ですから、それをかなり反省してるところは多々ありますので。私はだから、まああえて言うと現実派、是々非々派と言った方がいいので…」

堀江政生
「本村さんは?」

本村健太郎
「僕ですか?僕は考えたことないなあ(笑)」

藤井誠二
「弁護士は右翼、左翼ってあんまり言っちゃいけない…」

関根友実
「この席の順番はあんまり関係ないんですね、右とか左とか…」

堀江政生
「関係ない、関係ない(一同ざわざわ)」

大谷昭宏
「反省してって言うけど、我々はそれを『ひよる』と言うんです(一同笑)」

藤井誠二
(大谷に対して)よく『ひよった』って宮崎(哲弥)さん、言ってたじゃないですか(一同ざわざわ)」

堀江政生
「今、鈴木さんは右翼団体の顧問というような形だったんですが、明日、こんな本を出されるんですよね」

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関根友実
見るからに赤いんですけど

堀江政生
「赤いし、何か要するに小林多喜二を読み解こうじゃないか、『蟹工船』を読み解こうじゃないかというようなこと、こういうことまでも、どういうんですか…」

鈴木邦男
「そうですね、ちょっと便乗本みたいで恥ずかしいんですけども、ただそういう依頼があったんで、僕としては面白いなと思ってやってみたんですよ」

堀江政生
「要するに、相手方って言ったらいいんですか、向こう側との考え方っていうのを読み解いてみようと。そうすると新しいものが生まれますか?」

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鈴木邦男
「そうですね。それと何かね、今年は『蟹工船』の映画もできるし、あと若松孝二さんの『実録・連合赤軍』も大ヒットしてるし、で、最近テレビでも東大闘争だとか、それから『警官の血』だとか、いろいろ学生運動、何か焦点当てたの出てるでしょう。やっぱりあの時のね、熱い学生が何を考えたのかという、自分たちが運動することによって世の中を変えられるという、こう手応えを感じたんですよね。だからそういう時代に対してやっぱり、うらやましさみたいなのがあるんじゃないですかね」

堀江政生
「あの時代は熱かった…」

藤井誠二
「右翼団体の代表っぽくないですね。僕、昔、左翼時代にですね、若い頃、鈴木さんの事務所に昔、行ったことがあるんですよ、取材に。怖くて怖くて。で、その右翼の若い連中がいっぱいいてですね、その頭領でしたから」

関根友実
「今、穏やかなね、表情を…」

藤井誠二
「別人のようですよ、今見ると」

鈴木邦男
別人です(笑)」

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堀江政生
「実は『ムーブ!』に対するですね、見ていらっしゃる方々からのご意見、多い傾向にあったのはですね(フリップを見て一同笑)、月曜日はちょっと右翼的かな、で、金曜日まで来ると左翼的かなというようなご意見をよくいただきました

関根友実
「ベクトルがね、だんだん左に向いていると」

堀江政生
「で、ま、真ん中で変わったりとか、いろいろあるんですけどね。ただ、曜日によって何となく色合いがあるよね、みたいなことよく言われています。そのことどう思っているのか。たとえば月曜日のコメンテーターの代表として、この方に聞きました。勝谷さんは…」

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関根友実
「『右翼からは左翼と言われ、左翼からは右翼と言われる。あえて言うなら“尾翼”かなあ』と」

堀江政生
「これは鈴木さんどうですか」

鈴木邦男
「いや、この人は僕なんかよりずっと右翼でしょ

堀江政生
「あ、そうですか」

藤井誠二
「でも鈴木さんも、右翼から左翼って言われてるし、裏切り者と言われて…」

鈴木邦男
「そうですね。だから僕は左翼にだんだん進化してるのかなあと」

堀江政生
進化!?(一同笑)」

鈴木邦男
「右から左にだんだんとこう、進化してるって感じが、しないかな?」

堀江政生
「あの、若一さんはですね、こういうふうにおっしゃいます」

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関根友実
「『左翼ではなく人権派と呼んでほしい』と」

藤井誠二
「微妙ですね若一さんは。今はでもネット社会では人権派の方がやっぱりバッシングの対象になるから」

鈴木邦男
「まだ左翼の方がいい」

藤井誠二
「うん」

堀江政生
「ただね、面白いのは、この2人とももしかしたら、こう正反対なところが、考え方が違うのかもしれないけれども、たとえば中国政府を批判するっていうことになったら、一緒にやったりしますよね。こういうところが大谷さん、ですからこう、右だの左だのっていうところ自体がそろそろ今の時代に合わなくなってるのかなと」

大谷昭宏
「そうですね。もうレフトウイング、ライトウイングって問題ではなくてですね、非常に世の中複雑化してるわけですから、個々の問題についてですね、こう1つ1つ話していかなきゃいけないですね。それと私なんか時々こう突拍子もないこと言ってるとですね、急に『お前がそんなこと言うとは思わなかった』っていう決めつけが来るんですね。なぜそう、こう多様にね、物事考えられないのか。たとえば先日のですね、東京江東区のバラバラ殺人について、私はあれは無期懲役しか選択肢なかったんだって言うとですね、何でお前はそんなこと言うんだというふうに、非常に逆にね、残念ながら我々の送る受け手の側がですね、非常にこうステロタイプ化されてしまってるなっていうのは、ちょっと我々からすると残念なんですね」(ちなみに大谷氏は死刑存続派

堀江政生
「あの、本村さんね、若い世代の人たちから見ると、昔の人たちはもしかしたら、左翼だからこういう行動をしなければならない、右翼だからこういう考え方でなければならないというところに、その人たちがいて、自分の考えをそっちに合わせてたんじゃないかな、なんて…」

藤井誠二
「それはありますね」

本村健太郎
「うーん、今時、それ、やっぱりね、右か左かっていう、そういう振れ幅で行動する人はいないと思いますけどね」

堀江政生
「若い世代の人はそのことを考えてたわけでも全然なくてね」

大谷昭宏
「だからアイデンティティってよく言われますけどもね、それが非常に個人によって、あるいは状況によって多様化していくんだと。で、多様化するとですね、何かその、右とか左の方から見るとね、是々非々だとか日和見だとかいうことになってしまうと」

関根友実
「是々非々はいい言葉なような気がするんですけどね」

大谷昭宏
「ですね。あの、送り手の側っていろんなものを出していきたいというのは…」

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藤井誠二
「ただ最近もね、『ロスジェネ』って雑誌が一部ですごく売れてたりとかですね、『超左翼マガジン』なんていうね、タイトルついてますけれど。で、鈴木さんとこに集まってた若い方々もですね、結局、右であれ左であれですね、何かその思想性に憧れるというよりも、何かその共同体というかね、そこの仲間の一員となって人間関係の絆を感じたいとか、仲間を作りたいとか、最近で言えば友だちを作りたいとかね、要するに社会との接点を感じたいというようなことで、何かそういうものに逆に今、憧れてるようなそういう傾向はむしろ今、感じますけどね」

堀江政生
「実はあの、論壇ということで考えてみると、今まであったたとえば月刊誌などについて言うと、それなりに皆さん同じような色合いというものを、皆さんが感じていた。僕らが勝手に描いていた部分がまあ、あるんじゃないかと思うんですよね。イデオロギーの色っていうのが付いてたような気がします」

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関根友実
「その雑誌、雑誌によっていろんな思いがあったと思うんですけれども、ご覧のような月刊誌、主な論壇誌を並べてみました。しかし、ここ1年でですね、実はこれだけ、今、赤い文字に変わった『諸君!』であったり、『現代』そして『論座』などが相次いで休刊を表明しました」

堀江政生
「こういうところが寂しいところじゃないですか?鈴木さん」

鈴木邦男
「そうですね。僕は『論座』ではね、日教組の委員長と対談させてもらったことあったし、やっぱりそういう、こう考えの違う人と話し合うっていう…」

藤井誠二
『論座』はこの数年で右と左の垣根を超えようってことで、その鈴木さんと、その左右と対談させたりとかして、一番その、いろんな意味で精神的にやってきたメディアですね。僕も残念です」(他の人が話してるのにこの人いちいち割り込んできてウザイ)

関根友実
「企画も面白かったですよね」

堀江政生
「そういう形で両方の意見を聞こうじゃないか的なものもあった。『諸君!』なんていうのはもしかしたらね、鈴木さんたちのこう、オピニオンでしょうね。これも廃刊(休刊)になる。この現実をどう捉えたらいいんですか」

鈴木邦男
「……。何かほとんど『WiLL』の一人勝ちですね

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堀江政生
「あ、そうかそうか。逆に『WiLL』が今、売れてるから、ここが厳しくなった。藤井さん、やっぱりそういう、ここでいろんな意見を戦わせようっていうよりは、この中で切磋琢磨しすぎてしまってる?」

藤井誠二
「あの、いろんな意見を戦わせようというのって、あんまり実は売れないんですね。たとえば『WiLL』なんかもそうだけれど、中国叩きをするとすごく売れたりとか、あるいは北朝鮮特集をするとすごく部数伸ばしたりとかですね」

大谷昭宏
「あと特定のメディアですね」(←朝日新聞のことですね(^_^;)

藤井誠二
「ええ。そういう、まあ、とこで、むしろこのネタだけに反応する、このテーマだけにはこの一定の人たちが反応するっていうふうになっていて、何かこう、いろんなこう、多事争論的なですね、いわゆる総合誌ですね、『文藝春秋』、『中央公論』でもいいし、そういうものに関してはむしろ読みたくないということですね。割合そういう傾向がある」

大谷昭宏
「やっぱりあの、『現代』の休刊ですね。これはもう、たとえば相撲協会の問題なんかをですね、ずーっと『現代』がやり続けてきてますし、あるいは魚住昭さんのですね、『野中広務研究』とか、ほんとにあの、じっくりしたノンフィクションの方たちがですね、じっくり取材して発表する場、たとえば読売新聞の渡邉恒雄さんのですね、連載なんかも全部ここから誕生してるんですね」

堀江政生
「活字離れって大きいですか。藤井さんどうですか」

藤井誠二
「ただね、活字離れではないと思うんです。やっぱりネットなんかでも、まあメールでもいいんですけど、若い人たちは活字にはすごく以前よりも、してると思うんですよ」

堀江政生
「ネットなどの世界ではね。紙に接してるかどうかは別にして」

藤井誠二
「だけどやっぱり総合誌って…月刊誌ですね、やっぱりね、月刊誌のスピードみたいなものにですね、やっぱり…」

堀江政生
「ああ、書いてる時にはもう遅い、本が出てる時には…」

藤井誠二
「ただ、じっくり読めるんですよ。考えとか情報を深めることができるんだけど、今のネット社会のスピードにですね、どうしてもこう、ついていけない部分に…」

大谷昭宏
「ただね、ネットを見る人たちがね、総合雑誌を見なくなった、そんなことはありえないわけでね、そういう人たちはもともと『世界』なんか読みゃしないわけですよ。ネット一生懸命やってるけど、私『世界』読んでますなんて、聞いたことないんですね。だからむしろそういう、じっくりした論議をするという風潮がね、基本的になくなってるとすれば残念だと思うんですね」

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鈴木邦男
「大谷さん、あれじゃないですかね、やはり。僕は30年前、40年前の学生はもっともっと本を読んだり、しっかりしてたと、今は駄目だって言うけど、案外ね、僕はその基本的なとこで変わってないんじゃないかなと思うんですよ」

大谷昭宏
「うん、そうですよ」

鈴木邦男
「というのは、その、やはり自分たちのね、都合のいいというか、自分たちと考えの一致する人たちが集まって、他の方を全部排除してしまうと、そういう学生運動のね、大谷さんたちの悪い癖が今もその、あるんですよ」

大谷昭宏
「いやいや(笑)……(一同ざわざわ)」

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堀江政生
「……方にだんだん話をね、持っていきたいんですね。で、たとえばその『論座』、さっき鈴木さんの話にありましたけれども、座談会の企画で、たとえば『論座』では“情緒頼みの『右』ホンネ語らぬ『左』”というようなタイトル。これ、なかなか上手いこと付けたなと…」

一同
「(同意)」

堀江政生
「で、実は『ムーブ!』という番組もですね、一生懸命、何とか極力タブーを排し、多くのコメンテーターの方に多種多様いろいろ集まっていただいて、まさに本音を語ってもらえる場を提供しようというふうに考えてきたわけなんです。ところがテレビというメディアも若干、限界があったというところもあるのかもしれません。たとえば」

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関根友実
「それは視聴率を無視できないという、宿命的なものがありまして、たとえば視聴者からはこんなご批判もありました。『ムーブ!』は番組開始当初から大阪市の不祥事を多数取り上げてきたんですが、民主党が推す平松市長が当選してから取り上げなくなった。民主党寄りではないかという批判なんですね」

堀江政生
「うん、で、番組のスタッフとかは、私たちもですね、あ、そういうふうに言われると、あ、そんな考え方もあるのかぐらい、びっくりするようなご意見で」

関根友実
「はい。全くそんなつもりはなかったですよね」

堀江政生
「なぜそういうことになってしまったのかというと、結局ですね、その直後ぐらいにこの方(橋下徹氏)が大阪府知事になった。橋下さんがなったっていうことで、みんなが橋下さんの動向に注目し始めて、橋下さんを取り上げることの方が何となくやっぱり視聴率を取れるんじゃないか、というようなことになって」

関根友実
「ただやっぱり、橋下府知事に対しても是々非々の姿勢は貫いたつもりでは…」

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堀江政生
いつの間にか、番組当初からやっていた大阪市の不祥事の話題というのは少なくなっていってしまった。これも残念なことなんですが、こういうところが藤井さん、難しいところなんですよね」

藤井誠二
「ま、それはそうですよね。やっぱりその見てる人たちの関心がどこにあるのか、で、その関心に応えるってことは、これテレビメディアの宿命でもあるし、義務でもありますから。ですから、これによって思想的にどっちかに偏ったっていうのは、なかなか僕は言えないと思いますけどね」

大谷昭宏
「ただね、僕は『ムーブ!』が終わりだから一言言うとですね、まさに『ムーブ!』がひとつの論壇だったっていいうような、そんなおこがましいことは言わないつもりなんですけども、亡くなった筑紫哲也さんがいつも言ってたのは、こういう雑誌っていうのは川上の源流なんだと」

藤井誠二
「総合、活字の方ですね」

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大谷昭宏
「そう。で、この源流っていうのは、ほんとに細々と小さな流れなんですよ。それがだんだんだんだん流れていって、ある意味でテレビっていうのは川下産業なんですね。幅は広いし、塩水もあれば真水もある、時にはゴミも流れてくる。で、『ムーブ!』という番組はすごかったのはですね、川上の部分と川下の部分、両方やっても視聴者が支援してくれたことなんですね。テレビでまさかね、こんな源流のようなこんなコアな部分を受け入れていただけるとは、なかなか私たちも思わなかった。ところが逆に視聴者が後押ししてくれて、それがテレビというもので成立するんだということを、私たちはですね、我々じゃなくて視聴者が教えて下さったと。これはね、長いテレビの歴史の中で本当にありがたい番組だったと思いますね」

堀江政生
「ありがとうございます。ただね、テレビの業界も、ま、ご多分に漏れずいろいろ難しい状況が、いろいろ出てきました。で、これから先なんですけれども、こういった私たちが出す情報を誰がどのような形で受けてもらえるのか、もはやタダで情報をテレビからもらうっていう時代は違ってきたのかもしれないなと、藤井さん、そのあたりをちょっと感じるんです、この過渡期に」

藤井誠二
「あの、テレビも含めてですね、インターネットの発達によって情報は無料だと、タダだというようなですね、どうもそういう無意識ができてしまっていて、やっぱりそれはお金を出して自分で努力をして情報を集めて、いろんな考えを右から左まで自分で吸収をして考えていくっていう、そういうことが今ほんとに求められてる時代に、これからより入っていくと思いますね」

堀江政生
「あの、ま、テレビ局の人間なんで、なかなか言いにくいんですけれども、スポンサーさんていうものがあって、我々の放送は成り立ってるのすごくよく分かるんですけれども、もう時代はですね、視聴者と本当にダイレクトにつながっていく、そういう時代で、見たいテレビをお金を払って見て下さいっていうふうになっていくんじゃないのかなと。そこに向けて私たちは良質な論壇の場を作っていきたいなというふうにも思うんです」

大谷昭宏
「最終的に当たり前の話ですけども、テレビっていうのはこういう『ムーブ!』を見て下さったような視聴者が支えてくれて、テレビという媒体はより良くなっていくんだということじゃないかと思うんですね」

関根友実
「いろんなご意見を聞いて、コメンテーターさんのいろんなベクトルを聞いて、自分はどこなんだっていうことを確かめる…」

大谷昭宏
「そうなんです。その幅広い選択肢をテレビが失ってしまってはいけないことだと思いますね」

堀江政生
「そうですね、前に進んでいきたいとは考えています」

 ____________________________内容紹介ここまで


 「月曜日はちょっと右翼的かな、で、金曜日まで来ると左翼的かなというようなご意見をよくいただきました」
 「曜日によって何となく色合いがあるよね、みたいなことよく言われています」

 ……という堀江キャスターの発言には、「分かってたんやったら直せよ!バランス取れよ!」と思わずテレビに向かってツッコミ入れてしまいました。

 もっとも月曜日が“右翼的”だったのも昔の話で、そもそも勝谷誠彦さんのどこが“右翼的”なのかと(^_^;


 「橋下さんを取り上げた方が視聴率を取れるから、大阪市のことはやらなくなった」というのも、今になってそんなこと言われてもねぇ。
 それは業界的な事情は分からんでもないですよ。でも視聴者はそこまで考えて見てませんから。
 普通に見てたら「『ムーブ!』は民主党が推す平松さんが市長になった途端、これまでさんざんやってた大阪市批判をしなくなった」って映りますよ、それはやはり。


 それに橋下府知事に対する「ムーブ!」の扱い方も、その日によってかなり違ってました。持ち上げたり、叩き落としたり、振れ幅が大きかったです。
 曜日(コメンテーターの顔ぶれ)によるものが大きかったかもしれません。ただ、私の感覚では批判的な報道の方が圧倒的に多かったように思います。

 橋下さんは府知事になる前、「ムーブ!」のレギュラーコメンテーターでしたから、スタッフが視聴者から「前は仲間だったから持ち上げてるんだろう」などと思われるのが嫌で、それでわざと批判的な作りにしてるのかな?……と私なんかは邪推したこともあったぐらいです。


 まあでも、よそがほとんど報道しない「コア」な部分に踏みこんだ点については、確かにすごかったと思います。スクープも生まれましたしね。

 たとえば、京都市環境局の不祥事(「同和枠」で同和団体が推薦する人を大量採用など)とか、アーク・エンジェルズ問題こちら参照)とか、整骨院の保険不正請求問題こちら参照)とか。
 社会保険庁の年金不正免除問題をはじめとする年金問題も、元はと言えば「『ムーブ!』の疑問」というコーナーに寄せられた視聴者の声から始まったものでした。


 論壇誌の話ですが、「諸君!」の休刊を知った時は驚きました。
 が、ここ3年ほどの間にかなり部数を減らしていたとのことで、それはちょっと分かるような気も。

 というのも、私は数年来、「正論」と「諸君!」を毎月変わりばんこに買ってたんですが(2冊も読む時間ないから(T^T))、ここ1~2年は「正論」の方が圧倒的に購入率が高かったんです。

 理由は、どうも最近の「諸君!」は「正論」に比べてあまり心惹かれる特集がないのと、あと何となくですが、「諸君!」は左に寄った論文が増えてきたような印象が……(皇室典範問題の時ぐらいから?もっと前からかもしれませんが)。

 
 さて、拙ブログで予定している「ムーブ!」の起こしも残りあと1本。かねてから予告した通り、財部誠一さんのテレビ業界批判です。
 朝日放送の正社員である堀江キャスターの前で、言いも言ったり!GJ!という内容です。お楽しみに。


・・・・・・・・・・・細切れぼやき・・・・・・・・・・・


【世論調査】小沢氏は代表辞任すべき(朝日57産経47)、辞任しなくてよい(朝日26産経41)など、“一見”意外だが…(2ちゃんねる)
 いずれの調査でも「小沢氏は代表辞任すべき」が上回っていますが、民主党執行部にとってこの数字は微妙かも。圧倒的に「辞任すべき」が上回ってたら引導も渡しやすいのに。

民主追及で漆間氏名公表に転換 当初発言はオフレコ条件(共同3/8)
 漆間氏をかばうつもりはありませんが、「オフレコ」が前提だったからこそ発言したのに結果的に公にされてしまったっていうのは、今後の報道のあり方に影響しませんかね?ありていに言えば、「『オフレコ』では二度と話さないぞ」という政治家とか政府関係者とかが出てきたりしませんか?「オフレコ」がきちんと守られてきたからこそ、スクープにつながったり事件が暴かれたりという事例も過去に少なからずあったと思うので。

二階氏「西松から献金記憶ない」 秘書聴取も否定(共同3/9)
 東京地検特捜部の皆さん、二階も潰しちゃって下さい!(自民党支持の方にはすみませんが<(_ _)>)
 ちなみに最近、以下の拙エントリーへのアクセスが増えてます。
 ※07/4/18付:「ムーブ!」二階俊博とグリーンピア南紀

比一家、入管に出頭の夫収容…妻は仮放免期間を延長(読売3/9)
 どんなに情に訴えても無理なものは無理です。日本は法治国家。それをここまで譲歩してきただけでも十分「人道的」。甘えないでほしい。っていうか、周りについてる人権団体、マスコミ(主にTBS)が甘やかしすぎ!「支援」じゃなく「運動」なのがバレバレ!のり子さんの身を本当に案じているのであれば、いつまでもゴネ得狙ってないで現実的に動くはず。親戚もいるそうですし支援者も大勢いるんですから、中学卒業までのり子さんをフォローすることは十分可能でしょう。
 「報ステ」で古館が一家側の立場に立ったコメントしてました。「まじめに暮らしてきた一家に冷たすぎる。どう考えてもおかしい。たとえ前例になろうとも、自分の身になって考えてほしい」云々。もうね、アホかと。法務省に「法を曲げろ」と言うのか。本当にまじめに(法律守って)暮らしてきた外国人に対しても失礼。
 そもそも、のり子さんが「日本語しか喋れない」っていうのもおかしくないですか?私がもし親だったら母国語を当然教えてますよ。っていうか、特別教えなくても、外ではともかく家の中では両親は母国語で会話してきたはず。なのにそのお子さんが全く喋れないというのはあまりにも不自然。

脱北家族偽り不法入国容疑 日本人妻と中国人4人逮捕(朝日3/7)
 日本人妻が自ら警察に告白したそうです。やはり罪の意識に苛まれたんでしょうか。脱北の際に支援してもらったため恩義を感じていたようですが、向こうはおそらく完全に「ビジネス」でやってますからなぁ。哀れ(T^T)

衛星迎撃なら「戦争」 北朝鮮、日米韓への報復攻撃を警告(産経3/9)
 北朝鮮からの直接的な攻撃よりも、日本国内のゲリラ(工作員)による攻撃の方が心配だったりしません?(T^T)

北朝鮮・拉致問題:金元死刑囚と田口さん家族、11日釜山で面会(毎日3/9)
 田口さんの長男の飯塚耕一郎さんは何年も前から面会を切望されていました。ようやく実現して私も嬉しいです。少しでも拉致問題の進展につながりますように。

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