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「ムーブ!」ソマリア沖自衛隊派遣の深層

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■1/7放送「ムーブ!」二木啓孝の“真相の深層”

日本の船をどう守る…ソマリア沖派遣の是非問う(当日のテレビ欄より)

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 あの二木啓孝氏が、ソマリア沖への自衛隊派遣に賛成?!
 何かいつもと様子が違うなーと思ったのも束の間、徐々に通常運転に戻って行き、最後にはとんでもないオチが……。

 最後に別枠で新企画(とか言ってるけど続かない可能性大)「本日のブログその他巡回」を付けました。以前よく付けてた「細切れぼやき」とさほど変わりませんが(^^ゞ

 細かい相づち、間投詞、言い直し、ツッコミはカット、言葉尻など曖昧な箇所もありますが、それ以外はほぼ完璧です。
 画像はYoutubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。


 内容紹介ここから____________________________
 …………………………VTR開始…………………………

 去年のクリスマス。
 年の瀬の気ぜわしい最中、新聞の一面にこんな見出しが掲載されました。

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 「ソマリア沖 海自派遣」

 ソマリアといえば長らく無政府状態が続く、世界で最も治安の悪い場所。
 そのため重要な貿易ルートを含む沿岸では、ロケットランチャーなどで武装した海賊が横行。
 次々と船舶を襲い、各国を脅かせています。

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 そんな場所に日本の自衛隊が――。

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 ソマリア沖・自衛隊派遣の実態。

 …………………………VTR終了…………………………

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堀江政生
「二木さん、ソマリアってだいぶ遠い所の話で、海自が行くっていうのはちょっとピンと来なかったりするんですけどもね」

二木啓孝
「はい。実はね、私はなぜ早くこの海賊退治、制圧に自衛隊が派遣されないのかっていうのは、ずーっと私、疑問なんですよ

堀江政生
「そうなんですか」

関根友実
「遅いと」

二木啓孝
遅い。もう行ってなきゃいけない

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堀江政生
「実はそのソマリアについて、まあ『ムーブ!』が冬休みに入ったんですけども先月25日、『ソマリア沖 海自派遣』(毎日新聞)だという記事が出ていました。年末ということもあったんでしょうけれども、この話はわりと皆さんスルーしていたかもしれませんが、二木さんは…」

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堀江政生
「今おっしゃったようにすでにめちゃくちゃ遅い話だと。麻生総理に実は別の思惑があるのなら、だから遅れているのではないかという勘繰りまでする。というのもですね、これ10月17日から実は始まってる話ですね」

二木啓孝
「はい。これあの民主党の長島議員がですね、国会の、臨時国会のテロ特委員会で質問した。『ソマリア沖へ海上自衛隊を派遣したらどうなのか』というふうに(質問)して、麻生さんは『法制上どういう問題があるのかを検討していきたい』と、まあ歩み寄る形だったわけです。結論から言うと、法制上には何の問題もないというのを私は言いたいんですよね」

堀江政生
「あるという話もずいぶんありますね」

二木啓孝
「そうなんですね。で、ここで、ここの段階、10月27日です。スピードで決断すれば年内にはもう実は派遣できたのに、さあ何で派遣されないのか。そこに麻生さんの思惑があるんじゃないかな、ということなんですね」

堀江政生
「この思惑については後ほど触れるといたしまして、最悪の治安状況と言われるソマリアを見ていただきましょう」

 …………………………VTR開始…………………………

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 インド洋に面し、「アフリカの角」と呼ばれるソマリア。

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 東西冷戦時代は戦略的に重要な地とされ、大量の武器が投入されました。

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 しかし冷戦の終了とともに大国には見捨てられ、1991年、無政府勢力によってバーレ大統領が追放されると激しい内戦状態に。
 種族同士の主導権争いは混迷を極め、住民の飢餓が深刻化。

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 92年、国連の介入で改善の兆しを見せましたが、翌年――。

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 映画「ブラックホーク・ダウン」の題材となったアメリカ軍襲撃事件が起こります。現地住民がアメリカ兵の遺体を引きずり回す光景が報じられました。

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 その後、国際社会からも見放されたソマリアでは、現在も無政府状態が続いています。

 …………………………VTR終了…………………………

堀江政生
「もう何でもありの状態になってますが」

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二木啓孝
「あの、ちょっとね、もう少し細かく言いますと、例の『ブラックホーク・ダウン』というですね、ブラックホークというヘリコプターが墜ちて、映画になりました。あれ実話なんですけども、そういう形だったんですが、今、一時期この地域っていうのは、イスラム原理主義が政権を取ったことがあったんですよ。ところがこれに対してもう一回、アメリカが冗談じゃないっつって、兵力を送って、もう一回内戦状態になった。ここは部族支配とそれから宗教戦争がまぜこぜになってるんで、ものすごくここは不安定な状態が続いてるわけですね。ですから、今、無政府状態になってる。一時イスラム原理主義の政権ができた時には治安が、イスラム原理型に治安が回復したことがあるんですが、もう一回これをアメリカが、この政権を追い出す形になって、経済状態、流通も何かつまり、国家予算が組めないという状態が今、続いてるわけですね」

堀江政生
「そうすると何で海賊が助長されちゃうんですか」

二木啓孝
「もともと海賊の人たちっていうのは、いわゆる『パイレーツ・オブ・カビリアン』みたいなこんな眼帯してるわけじゃなくて、もともと漁民なんですよ」

堀江政生
「普通の漁民」

二木啓孝
「漁民なんだけども、これ魚を捕っても流通がないから、魚を捕ってもしょうがないから、そうすると、それでこのソマリアっていうのは、特にソ連のAK47っていう銃、カラシニコフがもうあふれかえってるわけですよね。それからロケットランチャーとか対空戦車砲なんかはもうゴロゴロしてる」

堀江政生
「何でも持ってるわけですね」

二木啓孝
「じゃあこれを安く、転がってるやつを取ってきて、じゃあ魚捕る前に人捕っちゃえというふうに海賊化していった。だから根っこは、海賊がいるんではなくて、このソマリアの内戦が海賊を生んでると

堀江政生
「よく分かりました。場所を詳しく見ていきます」

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関根友実
「その場所なんですけれども、海賊多発地域はソマリアのこちらの部分ですね。スエズ運河までつながるこちらの重要な貿易拠点になっています。年間約2万隻が通るんですけれども、日本関連が約2100隻ということで日本にとっては非常に重要な貿易ルートとなっています」

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関根友実
「海賊の発生件数なんですが、2004年は10件だったものがどんどんどんどん増えまして、2008年度には109件まで増えました。日本関係の船も襲われているということなんですね」

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関根友実
「このルートがなくなるとなりますと、こちらの喜望峰を通るルートになるんですけども、こうなりますと遠回りになりますから、約1000億円、年間、追加コストとしてかかってしまうということで、こちら側が何とか使えたらなと思うところがあります」

二木啓孝
「これ(地図右上端を示して)ちょっと切れてるんですが、ここスエズ運河ですよね。で、こっちがペルシャ湾で、これがオイルルートなんですよ。だからここに今の自衛隊の給油艦は、ここのインド洋に、ここに、これをオイルレーンを守るためにいるというふうに位置付けられているんですが、こっちのスエズ運河は物流のラインということなんで、今これ海賊多発をしているということで、実はスエズ運河の収入ってのはエジプトなんですが、エジプトの経済も大打撃を受けてるという形で。で、このへんの船というのは実はヨーロッパ、EUの船がけっこう多いということなんで、アメリカより、アメリカ関係ないですね、実は。アメリカはこっち、東南アジア行く時は太平洋から行けますからね。アメリカはそんなに打撃は受けてない」

堀江政生
「そうですね。EUの船を何とか守らなあかんということになるわけですね」

二木啓孝
「そうなんですね。そういうことで国連なんかが動いているということですね」

関根友実
「はい、その国連ソマリア代表特別代表によれば、ソマリアの海賊が去年得た身代金なんですが、100億円以上だと言われているんですね。これがイスラム過激派の資金源に流れている可能性がある

堀江政生
「ここに何とか治安維持のために部隊を送ろうといういうことですね」

二木啓孝
「そうなんですね。まず、ま、ソマリアのこの、海賊のあがりを今度はイスラム原理主義が、今度はあがりをとってるという構図なんですけども、それがさらにソマリアの国内の混乱を呼んでるという、原因はあるんですが、直近の問題でいうと、こういう海運をとにかく人道的に、人権的な問題も含めてこの海賊をとにかく封じ込めようというのが、もう喫緊の課題なんですね

堀江政生
「ま、いずれにしても、須田さん、日本にとってこのルートは大切なルートですからね」

須田慎一郎
「非常に重要なルートですよね。で、しかも喜望峰回るルートもないわけではないんですが、コストを掛ければいいってもんじゃなくて、喜望峰の沖合いっていうのはものすごく海が荒れてるんですよ。だから安全上の問題があるから、安全性を確保するためには、どうしてもやっぱりスエズ運河を通らざるを得ない。そこが封鎖されてしまうとですね、やはり先ほど二木さん指摘されたように、EUとの貿易がもう遮断されてしまうという状況になるんですね」

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堀江政生
「ま、EUの方は必死になっています。日本だけが実は対応が遅いということなんですね。他の国はどうなんでしょう」

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二木啓孝
「はい、まずですね、この問題については去年3回、国連決議が安保理で決議を行っています。で、特にヨーロッパも含めてなんですけれども、ここではとにかく、ここで、この決議(6月の決議1816)がいちばん重要でですね、海賊について言うと、国連加盟国はあらゆる武力をもってしても、人権を確保し人質を防衛しなければいけない決議っていうのが出たんです。で、これは(10月の決議1838)2番目について言うと、これは2番目、3番目(12月の決議1851)連関してるんですが、ソマリアの領土、領海の中で海賊の制圧を可能とすると。ソマリアの方も、普通は領土、領空、領海っていうのは固有の所だから入れないんだけども、入っていいんだよと、制圧するのであれば、というようなことまで決めている。で、実は日本は知らんぷりではなくて、これには積極的に共同提案をしてるということですから、これはけっこう重たい決議なんですよね。はい。で、この中で言うとすでにアメリカ、ロシア、EU、特にEUが多いんですけどね。それから中国、韓国。15カ国が実はもうここに海賊防止のために送ってるんです。で、日本は共同提出をしながら、まだ送ってない」

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堀江政生
「そこにはなぜか日本だけ思惑があるんじゃないかと。それが、ま、たとえばこれは今日(1月7日)の読売新聞ですが、こういう記事なんですね」

関根友実
「『ソマリア海賊対策 海自派遣に新法』と出ています。どんな新法なのかといいますと、こちら。『海賊処罰取締法』。これ仮称になるんですけども、この法律を3月までに国会提出して通そうというんですね。この法律が通れば、海上保安庁や海上自衛隊が『海賊行為』を取り締まれるようになるんです。しかしながらこの新法、二木さんはいかがわしいと批判します」

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二木啓孝
「いかがわしい。こういう新法がないと出られませんというふうに言ってるんですが、新法作んなくても各国と同じようにソマリア沖に実は自衛艦は行けるんです。で、それは法律的にあるわけですね。まず今のところ、海上保安庁、まあつまりこれね、海上警備行動って言うんですが、その海上警備行動ということで海賊を取り締まることはできるんですが、今言われてるのは他国、自国の自国船は守れるけども他の国の船籍は守れないんではないかと

堀江政生
「EUの船は守れないんじゃないかと」

二木啓孝
「守れないんじゃないかということで、だから守れるような法律が必要だということになってる。もうひとつ、武器の使用が制限されてるじゃないかと」

堀江政生
「正当防衛しなきゃいけない」

二木啓孝
「だからそれを、撃ってきた時に向こうは相当武装してるから、撃ち返すためにちゃんと法律、法案作んなきゃいけないっていうふうに言ってるんですが、両方とも今、現行の法律でクリアできます

堀江政生
「そうなんですか?」

二木啓孝
「まず前提として、海上警備行動があるわけです。それからもうひとつ、これで言うと他国船籍は守れないんじゃないか、武器の使用は制限されるんではないかということは、先ほど見た3つの国連決議で、これは国連の中で決まってることですから、これは基本的にできるわけです。それから武器の使用でいうと、イラク戦争のようなとんでもないものを持ってるわけじゃなくて、実際、海賊っていうのは、もとの漁民が安くて仕入れた軽機関銃と、持ってるのは対戦車砲なんですよ。この対戦車砲に対応できるっていうのは、日本の、とにかくもう警備艦でも巡洋艦でも対応できるわけですから。これを、これはやること自体は完全にもうこれで威嚇できるというですね。そういう構図になっている。で、もうひとつ、国連の海洋法条約ということを、これはどういうこと決まってるかというと、つまり海の泥棒、つまり海賊が来た時にはあらゆる各国の船や船舶は、それを防止することを、しなければならないと書いてあるわけですよ。だから武器の使用とかこういうようなことは、実はクリアできる問題なんです」

堀江政生
「そうなんですか」

二木啓孝
「で、私は、イラクの復興支援法でイラクに行ったり、あるいはアフガニスタンで給油艦を出すよりも、いち早くあそこに行くことが国際的にどれだけのインパクトがあるのかと。何で遅れてるのかよく分からない、ということなんです」

堀江政生
「はあー。今の憲法上でもOKな話ですか?」

二木啓孝
「OKです。で、OKなんだけれども、この集団的自衛権をどうしても、何とかこういうふうな形にしたい」

堀江政生
「法律、法整備をしたいという背景があるのではないか」

二木啓孝
「で、今度の海賊新法について言うと、地域を限定してないんですよ。これはたとえばマラッカ海峡とか、どこでもできるようにということになると、この海賊という、つまり違法行為だということを認定できれば、どこでも遊弋してって武器ができるというふうに、どうやらしたいんじゃないかなと」

堀江政生
「もうひとつ理由がありますか」

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二木啓孝
「もうひとつの理由。実は新法で民主党を揺さぶる材料にしようとしてるんじゃないかと。で、おや?と思われると思うんですが、この新しい海賊取締新法は、今からやって、今国会に出すわけです。だから3月にもめるわけです。で、この時にこれをドーンと出してくる。予算でガタガタしてる時に、民主党がそんなことよりこっちっつったら、民主党は海賊の味方か!ということが言えるようになってくると。いうようなことで…」

堀江政生
「ただ、どうなんですかこれ、伊藤さん、民主党の対応は」

伊藤惇夫
「ま、民主党の中でも分かれてますよね。で、たとえば民主党の中では、集団的自衛権の問題については非常に対立構図がはっきりしてるんですね。ですから、それで今、二木さんがおっしゃったように揺さぶりの材料にね、内部に亀裂を入れるという意味での揺さぶりの材料にもなるかもしれませんね」

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堀江政生
「うーん。で、結論がこの後出ます。新法はいらない。一刻も早く派遣をしろと」

二木啓孝
「で、これで派遣をして、どうしても、たとえば瑕疵が、つまり法律的に壁が出てくる、たとえば海賊はもっと武装を強めて、単体ではやれないというふうになったと。その時にじゃあどうするかっていうのは、既に送っとけばいい。で、先ほど出た中国、韓国はすでに出している。日本が出ることで、日中韓で、ここのいわゆる物流をこの三国で守るということが、ブッシュやアメリカから独立をする新しいアジアの安全保障につながるわけですよ。海での安全保障が一番アジアにとっては重要ですから。そういうメッセージ性が込められてるのに、どうして麻生さんはやらないのかなと」

堀江政生
「新聞など見ますと、まだこういう法整備がちゃんとできてないまま送ったら、現場が混乱するんじゃないかと

二木啓孝
しませんよ。あの、日本の海上自衛隊っていうのはものすごく精鋭ですからね

須田慎一郎
「でね、僕ね、今年の初めにね、アメリカの国務省に行った時にですね、アメリカの国務省は『なぜ日本は派遣しないんだ』っていう話をしてくるんですよ。ですからこのままで行くと、新法なんか作ってるの待ってるとですね、やっぱり国際世論のこう批判っていうのも出てくるんじゃないかなと思いますよね」

二木啓孝
「どんどん送るべきですよね。こっちは派遣なのに、国内は派遣切り。…いや、嘘です、冗談です」

堀江政生
「…えー、どうなるんでしょうか。ありがとうございました」

 ____________________________内容紹介ここまで


 「アメリカから独立して日中韓で新しいアジアの安全保障」!?
 どうです、このトンデモなオチ(T^T)
 ガス田問題とか竹島問題とか、全く頭にないのかな?この人は。
 それに、「法整備ができてなくて現場が混乱する」のと「自衛隊がものすごく精鋭」なのとは、次元の全く異なる話ですよね。

 つーか、あくまで私の印象ですが、二木氏って政権批判さえできれば何でもいいって感じがするんですよね。
 たとえば、以前、皇室典範問題で小泉さんが女系天皇を認めるよう改正しようとした時、「あまりにも拙速だ」と二木氏は強く批判しましたが、あれも単に小泉さん憎しで言ってるだけって感じでしたし(拙エントリー05/11/10参照)。


 実はソマリア沖の海賊の問題っていうのはだいぶ前からあって、現実に日本の船も何度も被害に遭ってきたのに、日本で目立った報道が始まったのは本当にごく最近ですよね。

 自民、公明両党は今月9日から、「与党海賊対策プロジェクトチーム」を設置して対応を検討してきましたが、15日、政府・与党は自衛隊法82条の海上警備行動を発令して海上自衛隊の護衛艦を派遣する方針を固めました(読売1/16)。
 麻生首相も16日夜、「プロジェクトチームでまとまったら、すぐにやらせていただく。事は急いでいる」と述べたとのことで、早ければ来週中にも派遣に向けた手続きに入る模様です(日経1/17)。

 新法を作るにしても、「ねじれ国会」の最中ということもあって一筋縄では行かないため、当面は現行法で対応することになったようですね。
 もちろん、日本は国連海洋法条約に基づき国内法を整備する義務があるわけですから、新法を作ること自体は、「反戦平和」を標榜する民主党の左派や社民党や共産党なども真正面から反対はできないと思います(批准した1996年に国内法を整備しておかねばならなかったという意見もあります。産経社説1/3付参照)。

 ただ、彼らは自衛隊の派遣についてはやはり反対するでしょうね。「海保でやれ」とか言って。
 すでに共産党の志位委員長は自衛隊派遣に反対を表明し、「ソマリアの内戦が漁民を海賊化させているのだから、この根本に対処することが日本のような憲法をもつ国としてとりわけ大切なことだ」などと主張しています(赤旗1/9付)。

 「根本に対処しなければ」というのは理屈としてはよく分かりますよ。だけど順番としては、まず今、目の前にある危機に対処しなければならないのでは?それが政治の責任では?
 日本に石油や物資を送るための重要な海路が海賊だらけで、武装していないタンカーは容赦なく襲われてる現実があるわけですから。

 船や乗員の安全の問題と同時に、日本経済にも直結する問題なんですよ。もし日本への物資が滞ってしまったら、日本の物価はまた上がり、国民生活がさらに苦しくなりませんか。


 そもそも「反戦平和」だけで海賊やテロリストがいなくなって、シーレーンが確保できるんなら、誰も苦労しません。国連も不要でしょ。

 これまで日本船籍の船は、他国によって守られてきました。
 たとえば2004年4月、ペルシャ湾で日本郵船の超大型タンカー「高鈴」が攻撃を受け、間一髪で撃沈をまぬがれるという事件がありました。
 これは海賊ではなくテロ攻撃だったのですが、寸前で阻止したのはペルシャ湾に展開する多国籍軍でした。
 「高鈴」は船体を銃弾でえぐられ、鉄製ドアが吹き飛ばされただけで済みましたが、この攻撃で多国籍軍のうち米海軍兵2人と沿岸警備隊員1人が死亡しました。

 日本が国際社会の中で責任ある大国の1つであることは、反戦平和主義者も認めるところだと思います。しかも日本は実際に海賊やテロの被害に遭っている当事者なのです。
 その日本がいつまでも他国の軍におんぶに抱っこで良いわけがありません。これは小学生にも分かる論理だと思います。


※参考リンク
 ・【正論】拓殖大学大学院教授・森本敏 「海賊」には迅速派遣が先決(産経1/16)


・・・・・・・本日のブログその他巡回(敬称略)・・・・・・・


この国は少し変だ!よーめんのブログ>1/15付:お~い!村山談話署名サイトを盛り上げてくれないか?!
 普段あまりよそ様を巡回しないせいか、全然気づきませんでした。河野談話じゃなく村山談話です。直リンこちら。

国民が知らない反日の実態より麻生太郎潰しの正体
 あちこちでコピペされてるので皆さんご存知かと。未読の方はこの機会に是非ご覧下さい。

博士の独り言>1/16付:報道「みなさまの不法滞在」
 TBSとかNHKとか酷すぎますね。1/15放送「ミヤネ屋」では大宅映子氏、森本敏氏が正論言ってくれててホッとしましたが。

アジアの真実>1/15付:民主党の輿石東氏が日教組の偏向教育を推奨する発言 ~なぜこの危険な発言は批判されないのか~
 「教育の政治的中立はありえない」by輿石東。この人と日教組(山教組)のズブズブについては、拙ブログでも以前取り上げたことがあります。

KNN TODAY>1/15付:日本人の「中立」はウソ
 「民主党政権になれば輿石東のような男が文科相になる」。世のお父さんお母さん方、これでいいのか!?

憲法改正社>1/16付:「慰安婦は日本だけ」という反日御一行様
 「産経新聞が報じた韓国慰安婦問題が無知なネット反日御一行様に波紋を投げかけている」。何か見慣れた名前が続々と紹介されてますが、ブログ主さん、すごい勇気だと思う。私なんか呼んでもないのに押しかけられて、大変迷惑した覚えが…(T^T)

ねずきちの ひとりごと>1/16付:韓国の日本海ゴミ不法投棄区域見直しへ 明らかな領海侵犯+不法投棄なのに韓国は賠償なし?
 韓国政府が日本の海域をゴミ不法投棄場所として認めてきた事実は、「ムーブ!」では去年取り上げてましたが、それ以外で見かけたことないです。

日中歴史共同研究、両国の溝埋まらず(産経1/15)
 まとまるはずがない。最初から分かってたことです。だって向こうは「政治」の一環でやってるんだから。

銀色の侍魂>1/17付:”恒久平和調査局”と言う名の戦争冤罪製造組織?と国立国会図書館法改正案の正体
 つい最近開設された銀時さんのブログ。連日、精力的な記事をUPされています。この法案、ずっと継続審議になってるんですね。提出された時はそれなりに話題になりましたが、皆さんもう忘れちゃってません?(同じ継続審議でも外国人参政権の方は私はじめ皆さんしつこく覚えてますが(^_^;)

EmpireoftheSun太陽の帝国>1/14付:派遣貴族:湯浅誠の虚像を剥ぐ!
 私も昔は派遣で働いてました(つーか、もともとこの「ぼやきくっくり」は「くっくり通信」という派遣をテーマにしたサイトの1コーナーだった)。
 労働派遣法が改正されて製造業も派遣OKとなった時は、実は労働者の側から「これ逆にヤバイんじゃないの」って声も出てたんですよ。現在「派遣切り」で大変な目にあってる人たちも、そういう「改正されてかえってヤブヘビ」になっちゃった人たちではないでしょうか。
 実は契約打ち切りなんてのも昔から普通にあった話で、私なんか某派遣先から「契約更新します」と言われて安心してたら、3日前になって「やっぱり更新しません」と言われたことも。まあ当時は選びさえしなければ仕事はけっこうありましたし、それに労働者側も派遣ってのはそういうもんだと達観(?)してた部分もあるし、「派遣先や派遣元に文句言ってる暇あったら次の仕事探そう」ってムードでしたしね。
 あと「派遣村」だけじゃなくて、他のことでも報道がおかしいと思うこと多いですね。たとえば大阪市住吉区のマンションで男性が亡くなってるのが見つかったニュース。元派遣社員だということと餓死の可能性があるということで、多くのマスコミは「派遣切り」と関連付けるような報道をしてるみたいですが、ちょい待ち。複数の報道を総合すると、男性は2007年3月に契約の更新を断り、自ら辞めたとのこと。2年前だったら日本経済もまだ今のようにひっ迫した状況じゃなかったから、選ばなければ仕事もそこそこあったはず。体調不良を理由に更新を断ったという報道もあるけど、それならそれで「派遣」が責められる理由にはやはりならないはずです。

アニメ「ヘタリア」放送中止 「諸般の事情」で(ITmedia News1/16)
 えーっ!楽しみにしてたのに。韓国の圧力に屈したのか?キッズステーション!
 いちおうネットでは無料配信されるらしいんですが、うちのPC環境ではたぶん見れません(T^T)
 あ、この際ついでに言っとくと、YouTubeの埋め込み動画貼ってるブログさんってほんと多いんですが、これもうちからは見れないんですよ。
 仕事の都合上やむをえず古いOS(MAC OS9)を使い続けてますが、最近ネットするにつけ不便さを感じます。動画見れないぐらいならまだしも、ブログ本文すら見えないってケースもポツポツ出てきてるので、正直焦ってます(T^T)

日本の心・京都&大阪。激写・で見る人情街並風景>1/16付:阪神大震災 あの時あなたは・・・
 あれから14年。当時も私は大阪市在住。カラーボックスが倒れただけで済みました。でも一人暮らしだったので余震が来るたび心細かった。職場の同僚には神戸方面在住の人も多く、何日も連絡つかなくて心配しました。避難所暮らしが長引き、大阪に出勤してきたついでに銭湯に寄ってくって人もいました。
 神戸市東灘区に住んでいた知人の話。幸運なことに家はさほど被害を受けなかったそうです。ただ、部屋を片づけていた彼はあることに気づいてびっくり。シャーペンだのボールペンだのが大きな洋服ダンスの下には挟まっていた!つまり、最初の縦揺れでタンスが宙に浮き、その隙間にペンが転がっていって挟まってしまったと。タンスを宙に浮かすほど強烈な地震のパワー。高速道路の倒れている映像よりも、むしろこの話の方が体感的な恐怖を感じたものです。
 改めて亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。

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米テレビで放映されたドキュメンタリー映画「めぐみ」が、1月13日、放送ジャーナリズム分野のピュリツァー賞とされる「デュポン賞」の受賞作品に決定しました!

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 アニメ「めぐみ」配信中。
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「河野談話」の白紙撤回を求める署名
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