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「アンカー」報じられない6カ国協議の真相&金賢姫の手紙

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■12/10放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

どうなる拉致問題…6カ国協議注目点を青山がズバリ

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 日本のメディアが報じない6カ国協議の真相とは?北朝鮮の策略とは?
 また、金賢姫が長い手紙の中で語った日本へのメッセージとは?

 細かい相づち、間投詞、言い直し、ツッコミはカット、言葉尻など曖昧な箇所もありますが、それ以外はほぼ完璧です。
 画像はYoutubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました(最初のフリップの画像だけデジカメ)。


 内容紹介ここから____________________________
 (サンプル採取の文書化をめぐって6カ国協議が難航しているというニュースを伝えた後)

山本浩之
「この6カ国協議については、今日この後の青山さんのコーナーで解説していただけるということなんですけれども」

青山繁晴
「はい。今のVTRもそうですけど、もうここのところ、その、今ちょうど北京でやってる6カ国協議についてね、北朝鮮に対して他の国は『何とかサンプル採らして下さい、核開発のサンプルを採らして下さい』、北朝鮮は『嫌だ、嫌だ』と言ってて、結果ですね、サンプルの問題があたかも重大問題みたいに、ずーっともう報道されてるわけですけど、はっきり言うとどうでもいいです。サンプルの問題なんか全然、本質的な問題じゃないです

山本浩之
「はあ」

青山繁晴
「むしろそれが大事なことのようにくり返しくり返し報道するから、本当のことが隠されていってる。で、今日はその、私たちの、私たちの側の姿勢として、この言葉を皆さんと考えてみたいと…(フリップ出す)」

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山本浩之
「『目先の交渉に惑わず!』」

青山繁晴
「『惑わず!』と、あの、僕、感嘆符あまりふだん使わないんですけど、今日書かせていただいたのは、もうこういう報道ぶり、それからその目先で起きてることに惑わない姿勢を僕らが持ったら、たとえばですよ、核問題だけじゃなくて拉致問題についても、解決の方策が見えてくるというお話をいたしたいです」

山本浩之
「ではその中身について、この後、青山さんの解説です」

(いったんCM)

山本浩之
「えー、サンプル採取の文書化をめぐって6カ国協議が難航しているというニュースを伝える一方で、青山さんからそれは違うと、全然言われると、もう私なんか立つ瀬がないんですけれど(一同笑)、いや、その、目先の問題に惑わされるなという、その話のじゃあ中身をさっそくお願いしたいというふうに思います」

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青山繁晴
「はい。いや、あの、立つ瀬がないのは僕も同じです。あの、こうやって発信する側にいるのは同じですからね。だからその、天の邪鬼で言ってるわけじゃなくて、報道する側よりも、その、テレビをご覧になってる視聴者や国民の側が、そのニュースをどうやって活用するかという視点を持っていただきたいという意味なんですね。で、ここに『報じられない6カ国協議の真相』と出てます。で、確かにいちばん大事な部分を報じてない。そのメディアの責任、僕なども含めてですよ、大きいと思いますが、それだけに発想を転換すると、ちゃんとその有権者や国民の側で分かることがあります。で、今日の話の大事なところは、それが拉致問題、もう全然動かないでいるように見える拉致問題について、打開策にもつながっていくということを、皆さんと一緒に考えたいんですね。で、まず最初はやっぱりそのサンプルの件を考えなきゃいけないんですけれども、その、さっきニュースでもありましたけれども、どういうことなのか、ちょっとね、お話ししときたいと思います。で、6カ国協議って本来、拉致問題を話し合う場というよりは、北朝鮮に核を放棄させる場ですよね。それで核っていうのは当然、放射性物質を造って、そこからできていくもんですから、その、造った工場のたとえば床であったり壁であったり、あるいは土壌、土であったり、そういう所に必ず放射性物質が残りますから、そこからサンプルを採ったら、全体として原爆の材料どれだけ造ったかっていうのは分かる、それはその通りなんですよ。しかしね、今、僕最後に『原爆の材料』って言いました。その通りであってこのサンプルの話っていうのは、原爆の材料の話してるだけ。ね。しかもその原爆の材料もですよ、寧辺(ヨンビョン)という、今まで何度もお話ししましたけど、もうそのはっきり言うとボロ工場になって、北朝鮮にとっても要らなくなってる場所のそのサンプルだけだから、だからそれはサンプルは証拠物件だから必要だけども、この大きなスタジオの中の、まあ(手元のA4サイズの紙を示して)この紙1枚ぐらいの話をですね、まるで全体かのように話してるってことなんですよ」

一同
「はあー」

青山繁晴
「で、それも全然難しい話じゃないです。専門家でなくても誰でも分かるのは、原爆造るにはまず材料があってですよ、その材料を元にして原爆を造った工場があってですよ、で、その工場で原爆ができたならば、試作品ができたなら、それを核実験したわけでしょ。それが一昨年、2006年10月のあの核実験じゃないですか。すると核実験場があるわけですよね。で、核実験いちおう成功したわけですから、今度はそれをただ転がしておくだけじゃなくて、ミサイルに載っけるはずだから、ミサイル載っけてる工場があるんですよ。で、ミサイルに一部載っけてるんだったら、もうその配備してるミサイルもあるはずだと。ということは何が大事かというと、その寧辺のその壊れたコンクリートとか土をいじるだけじゃなくてですよ、その工場や核実験場やミサイル工場やミサイル配備している所に、全部国際的なフェアな監視団、検証団が入ってそこを調べていくっていうのが、本来はこの手続きのはずじゃないですか」

一同
「そうですね」

青山繁晴
「ところがこのサンプルのことばっかり報道してて、それだけが大きなように見えるから、後のことはみんな考えられなくなっちゃうわけですよ。だから従ってこれは北朝鮮の明らかな、きれいな言葉で言えば戦略、はっきり言うと策略ですよ。ね。で、それを言葉にするとこうなります」

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村西利恵
「北朝鮮の狙いは、小さな問題を大きく見せて、不十分な検証を正当化すること」

青山繁晴
「はい。で、それもほんとはですね、ここに『サンプル採取の文書化』が焦点ってこう堅苦しく書いてあるけど、要は口先だけじゃなくて『サンプルを採らしてね、それを文書に書いてもいいでしょう?』って他の国が一所懸命お願いしてて、北朝鮮が『いや、もう文書なんて嫌だ』と。サンプル採るかどうか、その問題以前のところでやってるわけですよ。で、小さな問題について、そんな入口でどんどんやられたらですね、全体に不十分な検証であって、北朝鮮が核を捨てることあんてあり得ないんじゃないかっていうことは、どっかに行っちゃうと。不十分なままでもとにかく検証したらいいでしょうと言うヒルさんや、あるいはその上のライス国務長官や、あるいはその上のブッシュ大統領のやり方が正しいってことになっちゃって、で、北朝鮮にとっては核兵器をちゃんと維持できるわけだから」

村西利恵
「思う壺ですね」

青山繁晴
「思う壺になるわけですね。で、さすがにですね、今、北京でやってるこの6カ国協議の有様を見て、日本国外務省も最近はこう言ってるんですよ。はい、出してくれますか」

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村西利恵
「『キム・ジョンヒル』(一同笑)」

青山繁晴
「はい。それでまああの、『外務省職員』とね、テレビ局は気を遣って書いたんですけど、みんな幹部です。(シルエットは)髪の毛あるように見えますけど、髪の毛がない人もいます(一同笑、ざわざわ)」

村西利恵
「それはいいんじゃないですか、それは(笑)」

青山繁晴
「……(笑)。ま、それはいいんですが、今までですね、その、『青山さんは今までヒルを解任しろとか無茶なこと言ってるよね。やっぱりヒルを、ね、アメリカ合衆国の国務次官補だよ、やっぱりね、アメリカの外務省の局長さんだから大事にしなきゃだめだろ。青山さんもそう言わなきゃだめだ』と言ってた人がですよ、手のひらを返して今、『キム・ジョンヒル』って言ってるわけですよ。何を言ってるかというと、そのヒルさんのやってることは金正日を有利にするようなことだから、一体化してると言ってるわけです。ね。それで日本国外務省がこれ、態度を改めて良くなったのかというとね、実はそれはっきり言って違うんですよ。というのは、このヒルさんは今度、政権代わるでしょ、アメリカの政権が」

一同
「はい」

青山繁晴
「政権が代わっても居残れるように、あるいはもっと偉くなれるように、今、国務次官補ですけど、国務次官になりたかったりするという、猟官運動を実はやってて、上のライス国務長官にもその猟官運動の噂があるぐらい、特にヒルさんはその、目立ってて、その間は日本の外務省はキム・ジョンヒルさんなんて言わなかったんですよ?最近それを急に言うようになったっていうのは、まだはっきり分かんないけども、どうもその猟官運動を失敗して、やっぱりクビらしいと。ね」

山本浩之
「なるほど」

青山繁晴
「これ、ひょっとしたらまた見込み違いかもしれないけど、残っちゃうかもしれないけど、今のとこそう見えるから、急にこう言い出したわけですよ。そうするとですね、もうさっきの(ニュースコーナーでの)政局の話も景気の話もそうだけども、どっち見てもこう絶望感が漂うように見える。そんな中でさっき村西さんが言った通り、北朝鮮の思う壺に見える。ところが今日の話の勘所は、むしろこれからでですね。実はその北朝鮮自身が実はある意味、麻生さんと変わらないぐらい追い詰められてるんですと。ね。ちょっと比較は悪いかもしれないけど。北朝鮮は実は追い詰められてる。それが、重大な証言が実はあります。はい、出して下さい」

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青山繁晴
「キム・スクさんという6カ国協議に関わってる韓国の代表ですね」

村西利恵
『北は追加的な議論や合意の準備ができていないと感じた』

青山繁晴
「はい。これ今回、北京で今、6カ国協議をやってますが、その6カ国協議やってみたら、『北は追加的な議論』、これまあ共同電の表現なんですけどね、難しい言い方ですが、今までこうもみ合ってた上に、新しくどういう妥協があるのかっていう意味ですよ。ね。それを話すことも、その妥協で合意することも、準備ができていないと感じた。これ何を言ってるかというと、本当は『上から指示が来てないという感じがします』ってことなんですよ」

一同
「うん」

青山繁晴
「要はその、さっきね、写真写ってたヒルさんのお友だちの、ヒルさんがいつもタダ飯喰わしてる金桂冠(キム・ゲガン)外務次官がいろいろ言ってるけども、ほんとは上から指示が来てない、つまり金正日さんから指示が来てないから、何を言っていいかよく分からない、何していいか分からないから、とりあえず嫌だ嫌だと言うようなのが本当じゃないかというのを、韓国の代表が珍しく言ったわけです」

一同
「はあー」

青山繁晴
「これ、前の韓国の政権だったら絶対こういうこと言わないと思うけど、これは実は日本の情報当局、治安当局の話ともぴったり一致してて、皆さんご存知の通り、金正日さんは倒れたと言われてますが、これ倒れたことはもう断言します。間違いありません。で、それも脳卒中だけじゃなくて、本当は心臓病の発作もあるって見方がかなり強まってて、それが良くなったり悪くなったり、良くなったり悪くなったりしてて、でもう1つ、左半身に麻痺が出てることも、もうこれほぼ確実です。いちおう『ほぼ』と言いましたけど、ま、実際的には確実と言ってもいいです。左半身が麻痺してる状況で、病室か自分のお部屋なのか分かりませんけど、そっから指示は出してて、だけど姿は現すわけにいかない。独裁体制ですから、独裁者が姿見せないと独裁を維持できないから。そうすると指示は出てて、しかも外に出てこれない独裁体制、それいったいいつまで続くのかと。金正日さんの健康が今後どうなるかって問題を超えてですね、こんな不確かな体制でやっていけるのかという不安が実は北朝鮮を追い詰めていて、そうすると見えてくる話があってですよ、金桂冠さんが実はこういう発言してますね。はい」

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村西利恵
「日本が拉致問題を理由に対北のエネルギー支援を拒否していることについて、金桂冠外務次官は、『義務を履行しなければ日本は6カ国協議の参加資格を失う』

青山繁晴
「はい。これね、金桂冠さんてはっきり言うと、北朝鮮の地位は全然大したことないんですよ。何の決定権も持ってませんけれどもね。要するに行政官ですから。北朝鮮ははっきり言うと、共産党、労働党と軍と工作機関の国ですから、こんなの権限持ってないんだけど、その金桂冠さんがもうはっきり言うととっても尊大な態度でですね、もっとはっきり言うと偉そうにね、日本に対して、日本が油を北朝鮮に渡さなかったら義務履行、何で北朝鮮に我々が義務があるんですか。ね。でも彼はそう言って、日本は義務として油を出さなかったら6カ国協議なんかに来る資格はなくなると。ね。これを見て腹立てたまともな日本国民、多いと思うんですよ。右とか左とか関係なく、まともな人だったら腹立ちますよ。しかし本当はこれは重大なことを言ってて、北朝鮮が何で6カ国協議に来てるかというと、それは核を放棄したいからじゃなくて、6カ国協議を通じて日本から援助が引き出せると思うから来てるんで、『その日本がカネどころか油もくれないんだったら、我々6カ国協議をやる意味がなくなっちゃう』ってことを、本当は言ってるわけです」

村西利恵
「本音が出てるわけですね」

青山繁晴
「ということは、その、今アメリカを筆頭にですね、もう北朝鮮にこうやって這いつくばって『お願いしますよ、サンプル下さいよ』って言ってる中で、日本だけがね、強硬な態度でいる。それはさっき言った通り、外務省の方々が偉いんじゃなくて、日本は国民を誘拐されたままだから、その国に対して、日本国民の健全な意識として、その国に妙な妥協はできないと。だから拉致問題が突き刺さって物事が進まないんじゃなくて、逆に拉致問題があるから日本はちゃんとまともな強い態度を取れてるんであって、実はこれは日本のチャンスが今、生まれつつある、生まれているということなんです。そしてこの日本のチャンスについて言うと、もう1人意外なキーパーソンが最近、この秋に姿を現しました。はい、出して下さい」

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村西利恵
「金賢姫(キム・ヒョンヒ)元死刑囚」

山本浩之
「ほぉー」

青山繁晴
「は。金賢姫って方は、大韓航空機が空中で爆破されて、その犯人として逮捕されて死刑判決を受けて、その後、恩赦されたという人なんですけども、すごく若い人にとってはひょっとしたらあんまり知らないかもしれないけど、世界の有名人ですね。この方がどうして、たとえば拉致問題の解決に関係あるかということをこの後お話ししたいんですけど、そのキーワードは今日はこれです(フリップ出す)」

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村西利恵
「ここでズバリキーワードは『甦る元死刑囚』。このキーワードにどんな意味が込められているんでしょうか。お知らせの後、詳しく解説していただきます」

(いったんCM)

山本浩之
「大韓航空機を爆破した金賢姫元死刑囚ですけれども、拉致事件の解決に向けてどんなヒントが隠されているのか。続きをお願いします」

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青山繁晴
「はい、あの、さっき『元死刑囚が甦る』というふうにキーワードを出しましたけれども、金賢姫さんという人はとても綺麗な方ですけれども、死刑の判決を受けてその後、許された後は、いわばもうひっそり、こうね、旦那さんも子供さんもできたんですけれども、韓国の国家情報院という情報機関にいわば管理されて、こうひっそり隠れて暮らしてたわけですよ。いわばその、政府に許してもらったから、政府の言いなりになってたのが突然ですね、この10月、だからついこないだですけど、韓国の、北朝鮮の民主化を目指してるその市民グループに対して手紙を出されたんですね。で、それがただの手紙じゃなくて便箋73枚、ちょうどこれぐらいの大きさの(A4の紙を示す)便せんですけど、それが73枚っていうから、ま、論文みたいな長大な手紙を出されたんですね。で、その中に重大ヒントがいくつも隠されているんですけれども、やっぱりまずですね、さっき言いました通り、すごく若い人だとよく分かんないかもしれないから、金賢姫さんというのはどういう人なのかをちょっとおさらいしましょう」

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青山繁晴
「で、まず金賢姫さんは北朝鮮人です。北朝鮮で生まれ育った人なんですが、大学に行ってる時に、北朝鮮の工作員から大学から連れ出されちゃって、工作機関に、ま、放り込まれて、で、放り込まれた中で教育を受けるんですね。どんな教育を受けたかというと、日本語を教え込まれる。その日本語を教えたのが、この金賢姫さん自身の証言によると、北朝鮮名『李恩恵(リ・ウネ)』、本当は田口八重子さんという日本の女性の方なんですね。で、その方に日本語教育を受けた上で、日本人になりすまして、蜂谷真由美さんという別人のパスポートを持って、1987年、昭和が終わる2年前ですね、昭和天皇が亡くなる2年前、この時代に大韓航空機に乗り込んで、日本人のパスポート持ってますと非常に楽に通れますから、楽に乗り込んで、そこに飛行機の中に爆弾を残して、自分、降りたんですね。で、もう1人、金賢姫さんのお父さん役、ほんとはお父さんじゃないんですけど、やっぱり工作員、ちょっと年配の工作員もいて、その2人でこの大韓航空機に乗って、その爆弾を置いて自分たちだけは降りてしまったと」

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青山繁晴
「で、この大韓航空機は空中で爆発しまして、乗ってた115人、大半が韓国の…、今ちょうど逮捕された時の様子が(VTRが)出てますけど、115人の乗客の方が亡くなって、で、それが捕まってですね、今出てるように死刑判決を受けたわけです。で、その時に、捕まる時に父親役の人は毒薬を飲んで自殺したんですけれども、この金賢姫さんも自殺しようとしたけども死にきれずに、今言った通り、逮捕された韓国に連れてこられたと。で、ところがその後、90年、盧泰愚政権の時に特赦、つまり死刑を許されてですね、いわばその、北朝鮮がほんとはどんな国なのかを証言する役割というのを与えられる代わりに許されて、結婚して子供を2人もうけて、いわばさっき言った通り、国家管理の下、ひっそり暮らしたわけですね。で、それが突然この10月にその手紙を出したというのは、もちろん重大な出来事が起きたからです。その重大な出来事が何かというのは、その金賢姫さんの実際の手紙からちょっとピックアップしてみました」

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村西利恵
「はい。冒頭部分ですが、『5年前の2003年ごろ、北朝鮮に融和的な政府ができてから、世の中は私を静かにしてくれなくなりました。大韓航空機事件のねつ造説と陰謀説が、これまでのどの時期よりも大きく提起され、公営放送などがこれに便乗して、大韓航空機事件の実像を否定的に放送する残念な事態が発生しました』

青山繁晴
「はい。これ(写真)はほぼ現在の金賢姫さんだと思われますけれども、この北朝鮮に融和的な政府っていうのは、今の李明博政権の前の盧武鉉政権ですね。その盧武鉉さんが大統領になってから、この大韓航空機事件というものが、実は韓国の自作自演、さっき言いました通り、韓国の労働者が100人以上亡くなってるんですよ。それなのに韓国が自作自演した、ねつ造だということを、この盧武鉉政権が言い出したと。で、『世の中』って書いてるけど、まあその政治のことを言ってるわけですね」

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青山繁晴
「北朝鮮はそんな悪者じゃないんだと。韓国の昔の政権が悪かったっていう話が、これまでのどの時期よりも大々的に、政府とつながってる放送局の特別番組などでどんどん流されるようになって、それでしかもこの隠れてた住まいも実質、放送で暴露されて、そこにたくさんの人間押しかけたんで、そこに住めなくなって、逃亡生活を送っているという、その手紙なんですね。で、この大韓航空機事件がねつ造と言われるだけでも僕たちはびっくりですけれども、それに対してこの金賢姫さんが初めて手を挙げて、手紙を出して、その、いわば反抗してる。この事実を暴露したっていうことが非常に重大なことなんですね」

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青山繁晴
「で、そしてこの金賢姫さんは、この長い長いこの手紙の最後に、実はちょっと驚くようなことが出てくるんです。皆さんもう1回言いますけども、この手紙というのは日本に宛てた手紙じゃなくてですね、韓国のその市民団体に宛てた手紙なんですけど、最後には日本に関係があること、拉致問題に関係があることが出てくるんです。はい。それを実際に手紙の文章を村西さんに、ちょっと読んでいただけますか」

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村西利恵
「はい。『私は夢の中でだけなつかしい両親と弟、妹らに会います。そして私の日本語の先生だった李恩恵は交通事故で亡くなったとされていますが、彼女が招待所の窓の外をながめて、幼い二人の子供に会いたくて泣きながら、拉致された自身の境遇を嘆いた姿をよく思い出します』」

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村西利恵
「『何年か前に日本のテレビで放映された、すでに青年になった李恩恵の息子さんの姿を見ました。彼の大きな目にはお母さんの面影があります。彼は私に会って母の話を聞きたいと言っていたのですが、そうしてあげることができない私の現実を切なく思います。私は生死が分からない北側の家族と生き別れ、追いやられた生活を送っていますが、私の二人の子供を近くで見て過ごすことができるということに自らを慰めながら生きております』」

青山繁晴
「はい。で、今VTRで出てきましたけども、まずその北朝鮮に誘拐されて、工作機関によって日本語の教育係にさせられた田口八重子さんのお顔、映りましたね。で、その時に日本に二人の幼い子供、残したまま(涙ぐむ)、ごめんなさい、誘拐されまして、ずーっとそのことを、この金賢姫にも話したと。で、その子供は立派に成長して、さっき飯塚さんがマイクを持ってる姿が映りましたけど、ほんとにあの、僕たちが写真を見てもですね、田口さん、これ意外の写真あります、大きな目が本当に似てるなと思うんですよ。そして大事なことはですね、金賢姫さんがいわば自分の苦しさを訴えた手紙だったですね、さっき自分は偽者なんだと、陰謀に加担してるだけだと、本当は北朝鮮の工作員じゃなかったんだというようなことを押し付けられてきてる、それを訴える手紙の中で、何で最後に田口さんの話を出してきたのか

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青山繁晴
「もう1回言いますけど、日本に宛てた手紙じゃないんですよ。これはすなわちですね、私たちが受け止めるべき金賢姫さんの隠れたメッセージとしては、『ほんとは私の知ってる拉致事件の情報っていうのは、他にたくさんあります』と。で、この人はプロの北朝鮮の工作員だったわけですね。で、その中でも最も優秀だから、大韓航空機事件のような重大事件を担わされたわけですから。知ってることはたくさんあるにも関わらず、今までは北朝鮮に実は自分の親族も残してるから、それは心配して言わなかったけれども、ほんとは私は話す用意がある。そしてたとえば飯塚さん、息子さんが言ったら、その息子さんに対して私は話す用意があるというメッセージを、この長い手紙の最後に込めたと思われるわけです。そしてですね、時間がなくてもこれだけは言いたいのはですね、これって田口八重子さんという日本の何でもない普通の庶民、二人の子供のお母さんが、自分が誘拐されてるのにですよ、この金賢姫さんに対しては人間として誠実に接した、誠実に接したからですね、この金賢姫さんもいつまでも覚えてて、つまり、お上がやったことじゃなくて、その1人の庶民の誠実な態度に感動して、この金賢姫さんは今、自分は甦って発言した以上は、日本の拉致問題に対する情報を提供したいっていうことが、ほんとはこの手紙に込められているわけです。それなのに、この手紙のことがほとんど日本では、ちょっとしか報道されない。それだけじゃなくて、日本の外務省にほとんどこれを捉える動きがない

山本浩之
「そのメッセージは受け止めてないんですか、日本政府というのは」

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青山繁晴
少なくとも政府に今、そういう動きは全然感じられないです」

山本浩之
「はあー」

青山繁晴
「で、これが実はさっきの6カ国協議と合わせて、日本がちょうど噛み合うチャンスになり得る、やっぱり情報戦でもあるから、この金賢姫さんのこの話っていうのは、とても重要な話だと僕は思ってます」

山本浩之
「ありがとうございます。“ニュースDEズバリ”でした」

 ____________________________内容紹介ここまで


 金賢姫の手紙の全文翻訳が、救う会全国協議会のHPに掲載されています。
 翻訳を手がけた西岡力さんは、このように述べておられます。

1. 大韓機爆破テロ事件をねつ造だとする韓国内の情報機関、テレビ局、市民団体の常軌を逸した活動と、

2. それにより金賢姫がいかに苦しめられてきたか、

3. いま、金賢姫がその実態を公開することで自分を苦しめた勢力に正面から対決している姿がよく分かる。

金賢姫が「大韓航空機爆破事件が金正日の直接の指示による国家テロだ」という真実を韓国社会に認めさせるために戦う姿勢を失っていない以上、近い将来、同じ金正日の指示による国家テロである拉致事件についても、新たな証言をしてくれる日が来ることはまちがいないだろう。

 大韓航空機爆破事件が韓国側の自作自演だったといういわゆる「陰謀論」(大事件には常にこういうのが付き物ですね(^_^;)は、日本でも当時テレビなどで紹介されました。私が覚えている中で言えば、テレ朝「ワイドスクランブル」でも複数回に渡って紹介されました。
 韓国だけでなく日本のメディアまで北朝鮮に加担するようなことをして、もうね、アホかと思ったもんです(-.-#)

 金賢姫が拉致事件について新たな証言をする日は本当に来るのでしょうか。
 これは全く私見であり、ちょっとネガティブな見方になるのですが――

 手紙全体をざっと読んだだけでも分かりますが(読まなくても分かるけど)、「陰謀論」を主張している勢力にとって、「李恩恵」の存在は大変大きな弱点です(日本の警視庁が「李恩恵」=田口八重子さんであると明らかにしたから)。
 金賢姫としては、その「李恩恵」の存在をさらに際立たせるために、あえて手紙の最後を「李恩恵」で締めくくったのかも?という気もするのです。

 もっとも本人の思惑がどうあれ、金賢姫が長い沈黙を破って「李恩恵」について口を開いたのは確かなのですから、日本側は何らかの形で彼女と接触できるよう韓国側に交渉すべきだと思うんですが、青山さん曰く、今の政府にそういう動きは全く感じられないと。
 何やってんですかねえ。麻生さんも拉致問題とかはほとんどやる気なさそうだし……(というより、今はそれどころではないってことなんでしょうが)。


※拙ブログ関連エントリー/「アンカー」起こし
こちらからどうぞ。

※参考リンク
ON THE ROAD : Aoyama 's Daily Essay
 (青山繁晴さんのブログ)

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