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「アンカー」首相動静で読み解く麻生首相の本心(新テロ法 民主変心)

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■10/8放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

麻生総理の隠された本心がついに明らかに青山ズバリ

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 新聞の「首相動静」から読みとる麻生さんの本心。
 先週出てきた「自民の独自世論調査結果では、総選挙は自民が単独過半数を取る」の話の続きもあります。

 最後に、「新テロ法案、民主が早期採決応じる方針」というニュースについて、私の雑感を付けました。

 細かい相づち、間投詞、言い直し、ツッコミはカット、言葉尻など曖昧な箇所もありますが、それ以外はほぼ完璧です。
 画像はYoutubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。各画像をクリックすると新規画面で拡大します。


 内容紹介ここから____________________________

(東証続落など金融危機についてのニュースが伝えられた後)

山本浩之
「さ、この後、青山さんの“ニュースDEズバリ”のコーナー、今日はどんなお話でしょうか」

青山繁晴
「うん、あの、今言いました通りね、これだけ経済・金融の問題厳しくなると、もう解散総選挙じゃないって雰囲気もあるんですが、しかしそれにしてもその、最近のその政治をめぐる報道って、解散がいつなのか、その話ばっかりでですね、けっこうその、視聴者の方や国民の方はうんざりもしてらっしゃると思うんですよ。で、このコーナーの志、みんなで持ってる志というのは、そういうメディアを上手に国民の側が活用、利用しましょうと、メディアの悪いところも見抜きましょうということなんですね。で、今日はそれに関わるお話をしたいんですけれども、その解散総選挙に関して言うと、で、麻生さんの本心は結局何なのかと、みんな知りたいところだと思うんですが、それを知るために今日はこういうキーワードを用意しました(フリップ出す)」

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山本浩之
「『ブリキのパンツ』」

青山繁晴
「ごめんなさい、だけど、無理に面白いこと言おうとしてんじゃなくて、これは実は政界の隠語なんです。で、あの、これ決して悪い意味じゃないんです。パンツって下品で申し訳ないけど、悪い意味じゃなくて、これはいわばその麻生政権の、えっと思うぐらい個性的な特徴が出てることなんで、上手く使えばこの国にプラスになるんで、そのお話をしたいと思います」

山本浩之
「はい。コマーシャルをはさんで青山さんの解説です」

(いったんCM)

 …………………………VTR開始…………………………

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 今週、深刻化する金融恐慌への不安が世界中に嵐となって吹き荒れる中、日本の国会では、1兆8000億円規模の景気対策のための補正予算案の審議が始まった。

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 船出したばかりの麻生政権に論戦を挑む民主党は、代表経験者3人を次々に投入。

菅直人 代表代行
「野党の皆さん(の財源は)どうですか、私の方(与党)はまだ決まってません、こんな話が通用するんですかね(拍手)。総理、これは政治的な判断で、総理、これで通用しますか。総理です、総理」

岡田克也 副代表
「しっかり選挙をやって、そして自信がおありならですね、基盤を固めて、そしてそういった根本的な金融、経済対策も含めてですね、おやりになったらいいと思うんですが、いかがですか」

麻生太郎 首相
「『はい解散』というのを国民が望んでいるのかといえば、私はそれよりはまずは景気対策だろうというお気持ちの方が強いと」

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 また、麻生総理はインド洋での給油活動を延長する新テロ特措法改正案の審議を通じて、国際貢献を総選挙の争点にする意向も示した。

 補正予算案は予算委員会を通過し、間もなく衆議院本会議で可決される見込みだ。

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 そして戦いの場は野党が多数を占める参議院へ移り、麻生総理と民主党の駆け引きは激しさを増しそうだ。

 今後の政局の行方は?麻生総理の隠された戦略とは?
 青山がズバリ解説します。

 …………………………VTR終了…………………………

山本浩之
「政局の行方は本当に今、気になるところです。そんな中、麻生政権の性格、『ブリキのパンツ』というふうに……(室井に)知ってました?」

室井佑月
「知らないけど、貞操を守るとかに通じるんじゃない?」

山本浩之
「おおー、パンツだけにね。固いパンツですよ」

室井佑月
「違うかしら?(笑)」

山本浩之
「ま、2人で言っててもしょうがないので、さっそくそれでは青山さんの解説をお願いしたいと思います」
青山繁晴
「いや、あの、今の室井さんの答はやっぱり通じるものがあるなと、僕は今思ったんですけど」

室井佑月
「ほんと!?」

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青山繁晴
「ただ、その解説はちょっと後にして、まずはさっきお話しした通りですね、みんなが普通に目に見えるものをきっかけにして、内閣総理大臣の本心だってわかりますと、わかるきっかけになりますというお話をしたいと思うんですね。それで今から皆さんにお話しすることっていうのは、実はこれ日本だけなんですよ。この日本だけで一般の方、普通の国民がタダ同然、あるいはタダで手に入るっていうきっかけで、諸外国にはありません。まずですね、ここに新聞あります。何だ、新聞かいと思われるかもしれませんが」

村西利恵
「今朝の朝刊ですね」

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青山繁晴
「これ、あの、まあこれは今朝の新聞なんですけど、新聞にですね、皆さん知ってる人多いと思うんですけど、新聞に必ずこの、だいたい政治面の下あたりなんですけどね、こういう細長いの、ありますね。これ産経新聞の場合は『麻生日誌』と書いてますけど、これは普通『首相動静』と言いまして、首相が朝起きて、朝起きた時間は書いてないですけど、朝、たとえば麻生さんだったら、自宅を出て、何時何分に国会に行って、あるいは首相官邸に行って、そのあと何時何分から何時何分まで人に会ったっていうのが、ずーっと全部記録される。ね。僕もかつて中曽根政権時代にこれを作ったわけですけど、これは諸外国にはありません。日本だけなんですね」

山本浩之
「あー、そうなんですか」

青山繁晴
「こんなトップの動静を全部公開してるっていうの、ないんです。で、しかも新聞は購読代かかりますけど、あえて言うとネットでも今は見れますから、ま、タダでも見られるわけですね。で、それで、じゃあその麻生さんの本心をわかるために何がヒントになるか、あるいはなったかというとですね、これ、ま、産経新聞の10月4日付、土曜日付の朝刊なんで、ということは、ここに出てるのは10月3日、金曜日の麻生さんの首相動静なんですね」

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村西利恵
「はい。『午後5時18分から53分、自民党の保利耕輔政調会長、園田博之政調会長代理』と。これは会ったという意味ですね」

青山繁晴
「そうです。あの、これね、ちょっと見方も言った方がいいんでしょうね。あの、ここにね、執務室って書いてあるじゃないですか、まずね。これ、官邸の執務室に入ったっていう意味なんですよ、総理がね。で、そしたらその後こうやっていろんな人が来ましたってことが書いてあって、これ、ぎゅっと並んでるから見にくいように見えてですね、あの、慣れると見やすくなります。まずね、これ5時18分から53分ってことは、35分会ってるわけでしょ。35分って人と話をして長いような短いようなんですが、この前後を見ていただくとですよ、5時59分から6時1分まで、つまり2分間だけね、与謝野経済担当大臣、2分間だけですよ。で、その前は経済産業省の事務方のトップの望月さん、事務次官ですね、ちょっと隠れてますけど、これも数分なんですよ。そうすると、ここだけ時間長いなとわかる」
一同
「ええ(同意)」

青山繁晴
時間が長いってことは当然、重大な要件があったっていうことがわかります。まずですね。これ、みんないわば世間の常識通りの話ですよ。で、しかもこれ、10月3日金曜日ってタイミングを考えていただくと、まさしく今VTRにあった通り、今、予算委員会終わって云々かんぬんってことは、これ週が明けた10月6日の月曜日から予算委員会を衆議院でいよいよやるんだと、ね。その前の、その週末にかかる前の夕方なんです」

山本浩之
「金曜日の夕方ってことですね」

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青山繁晴
「ということは、誰が考えても月曜日の予算委員会に備えたことだろうなと、そこでまた、次わかりますね。そしてこれ、人を見るとですね、自民党の政調会長、つまり政務調査会っていうのは自民党で、これ字で何となくわかるでしょうが、政策を作ってる部門ですね。そこのトップ、それが保利さんですね、で、園田さんは政調会長代理なんで、その自民党の政策作りやってるところのNo.1とNo.2は総理と35分間も会ってた、このタイミングで何で会うんだろうと、ね。これ実際に僕もそういうふうに頭をこう作っていくわけですよ。そうするとですね、次に頭に浮かぶのが、その衆議院の予算委員会、実は始まると、これ当然総選挙が近いかもしれないから、総選挙を意識したせめぎ合いになる。総選挙を意識したせめぎ合いって、民主党の方はどう攻めるだろうって考えたら、民主党はいわば小沢さんがずーっと仕切ってきた。口の悪い人に言わせると独裁的だから、もうマニフェスト、これみんなもう耳なじみあると思いますが、政権公約ですね、総選挙の前に出す。それ、もうできてるわけです。ところが自民党の方は安倍さんになったり福田さんになったり麻生さんになったり、ぐちゃぐちゃだから、そのマニフェストははっきり言ってできてないわけですよ。すると、そこを突いてくるだろうと、必ず民主党は。ということは、あ、そうか、自民党の政策作りのNo.1とNo.2がこの総理のとこ入ったっていうことは、つまり自民党にマニフェスト案がおそらくすでにできて、それを総理のとこ持っていって、それをペーパーで持っていって、総理の意見を聞きに行ったんだなと」

村西利恵
「これでどうでしょうと」

一同
「なるほど」

青山繁晴
「で、ということは、麻生さんがそこでどういう指示を出したかっていうのは、衆議院の解散総選挙、いつやるかにももちろん関わるわけじゃないですか。だからこれはこのいっぱい書いてあるけれども、これやっぱりすごく大事なことなんだなというのが、そこでわかってくるわけなんです。それで、それだったら皆さん、これまた疑問に思うでしょうが、これ10月3日の話でですね、今はもう10月8日ですね。ということは、ここで出た話っていうのは、当然そんなの重大な話だから、新聞やテレビでやってるはずが全く見ないでしょ?何で見ないかというと、その答がさっき言ったブリキのパンツなんですよ」

村西利恵
「そこでブリキのパンツですか」

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青山繁晴
「はい。で、ちょっとこれ、絵、出ますかね。ま、これは保利さんと園田さん、普通に出しましたが、これさらにちょっと、次の絵を出してくれますか」

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村西利恵
「あら、履いてますけど…」

青山繁晴
「これ、あの保利さん、園田さん、ほんとに申し訳ない。両方ともね、政界には珍しいぐらい欲のない、あのこれ急にほめるんじゃないですよ、ほんとにいい人だから、こんなブリキのパンツ履かして申し訳ないけれども、しかしブリキのパンツっていうのはこれ、政界では大変なほめ言葉なんです。ブリキのパンツってね、何か人に言わせると、大平内閣時代からそういう言葉、始まったらしいんですが、ブリキのパンツを履いてるってことはすごい堅い人だと。で、それは」

山本浩之
「ああー」

青山繁晴
「堅い人、何となくわかるじゃないですか。で、堅い人って、性格が堅物でつまんない人って意味じゃなくて、口が堅いっていう意味なんですよ」

山本浩之
「あっ、口が堅いっていう…」

室井佑月
「ブリキのマスクで…」

山本浩之
「マスクでいいじゃん…(一同笑)」

村西利恵
「確かにパンツである必要はない…」

青山繁晴
「皆さんの上品な感覚だとマスクなんだけど、はっきり言うと政界は下品だから、日本の政界は(一同笑)パンツになってる。ま、たぶんね、ブリキのマスクだとこの言葉は残らなかったんじゃないですか。ブリキのパンツを履かしてるって言うから残ってきたんじゃないかと思うんですが、逆に言うと日本の政界、いかに口の軽い、ぺらぺら喋る人が多いかっていうことなんで、その、例外だから、ブリキのパンツ履くなんてよっぽど変わった人でしょ。例外としてそのブリキのパンツの人間を言ってて、この麻生政権の隠れた特徴、あるいは麻生さんの人事の隠れた意図っていうのが僕も最近よくわかってきたんですが、その来る総選挙のマニフェスト作ったりする、その責任者にブリキのパンツを据えてて、しかもこの上って細田幹事長でしょ。細田さんはブリキのパンツの代表格で」

一同
「ほおー(笑)」

青山繁晴
「だから全然話が出てこない。だから10月3日の大事な中身も、まだメディアに出てこないわけです」

村西利恵
「そういった口の堅い方で周りを固めたっていうことが特徴であると」

青山繁晴
「そういうことです、ええ。だから組閣っていうか党役員人事の時に、僕は麻生さんが自分でやりたいんでしょう、そう申しました。その意図も確かに未だにあると思いますけれど、実はこういう隠れた特徴、隠れた意図があって、ブリキのパンツを大事なラインには置いてるってことなんですね。で、このブリキのパンツの方々が麻生総理と何を話したかということなんですけど、ま、はっきり言うと情報はわかりました。どうやってわかったかは、これは申せません。情報源守らなきゃいけませんから。それは僕は拷問されても絶対明かすわけにいきませんけれども、その部屋の中で何があったかっていうのは実はこれなんです」

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村西利恵
「はい。執務室の中で、お二人がマニフェスト案を渡して説明し、麻生総理の真意を聞こうとした

青山繁晴
「はい。まずこれが確認できました。間違いなくマニフェストを持って行きました。その書類ですね、そしたら麻生さんは実はこうでした」

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村西利恵
『これは早すぎる。まだ必要ない。俺は見ない』

青山繁晴
「はい。僕もその場にいたわけじゃありませんから、言い過ぎはいけませんけれども、しかしあの、きちんと記憶された言葉がありましてですね、麻生さんは、いやいや、これは早すぎると。まだいらない、俺は見ないよと言って、その紙に触れずに押し戻したと。ね。全く見ようとしなかったと。で、それは保利さん、園田さんにとっては重要なアクションで、というのは麻生さんがこうやって見たらですよ、見て、ここは何とかと言ったら、いくらブリキのパンツでも、必ずお二人は党本部に帰って、ここは変えてくれと。たとえば年金の記録改ざん問題について、何年何月までに何万件っていうね、入れなきゃいけないとなったらですね」

山本浩之
「それは言うでしょうね」

青山繁晴
「それ、下に降りる。下に降りたらブリキのパンツから外れていくから、必ず広まって、あっという間に実は総理も早く解散やろうとしてんだと、マニフェスト作りを急いでるんだと、わーっとなるから、麻生さんは受け取らなかったわけですよ」

山本浩之
「なるほど」

青山繁晴
「で、この事実を踏まえると、実はその、今週月曜日に始まった予算委員会の質疑の意味もわかるわけです。はい、ちょっと出して下さい」

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村西利恵
「はい。6日に行われたやりとりの中で、民主党の長妻議員の質問で、『自民党のマニフェストができあがれば、民主党のように財源と政策実現までの期限がキチンと示されるのか』というようなものがありました。それに対して麻生総理が『一般的に、基本的に政策を示す時には財源が期限をキチンと示すもの』、このように答えています」

青山繁晴
「ええ、だから予想通り、長妻さんは、民主党はもうできてんのに自民党はできてないじゃないか、ってことをアピールしたかったんですが」

山本浩之
「突いてきましたよね」

青山繁晴
「麻生さんはこのように一般論でかわしてしまって、要するに自民党はまだマニフェスト作ってないということすら匂わせて、解散総選挙はまだ自分が急ぐわけじゃないということを言ってるわけですね。で、こういうブリキのパンツっていうのはね、パンツパンツってほんとに申し訳ないんですけど、あの、ブリキのパンツ、僕、何か親に叱られそうですけど(笑)、ブリキのパンツ主義は、麻生さんの、ね、実はこういうことだけじゃなくて、実は選挙戦そのものにも貫徹されてます。その例がこれなんです」

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村西利恵
「はい。これは先週お伝えしましたね。自民党の独自に行った世論調査の結果が、自民党は241議席を超えて単独での過半数を維持するという結果があったと」

青山繁晴
「はい。先週にこれを申しまして、もう1回言いますけど、麻生さんらごく限られた人間に渡された自民党の調査の中身、調査の中身って実はいろんな種類があるんですけど、麻生さんに渡された分はひとつはこれだったっていうことをお話ししたんですね。で、この『アンカー』以外でこういう話、出てませんから」

山本浩之
「全く出てないと、いうか、むしろ自民党の旗色が相当悪いという…」

青山繁晴
「はい、あの、すごく悪い数字だけが流れてるんですけれども、じゃあそのブリキのパンツ主義の麻生さんが、こういうことを簡単に言うかどうかも含めてですね、どうしてこの『アンカー』だけでこういう話が出て、で、他の報道その他、あるいはその、いろんな場面で違う話が出てるか、その中身に踏み込んで、内情に踏み込んでお話ししたいんですけど、そのためのキーワードは今日はこれです」

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村西利恵
「ここでズバリキーワードは、『自分の生活者の眼を信じよう』。この独自の世論調査で全く違った結果が報じられたのは、なぜなのか?お知らせの後、詳しく解説していただきます」

(いったんCM)

山本浩之
「先週青山さんから、単独で自民党は241を超えるという独自世論調査結果を聞きました。で、その後他のメディア、いろんな報道で全く違う数字を目にしたわけですよね。この違いがいったい何なのか。別に疑ってるわけでも何でもないんですが、そこで青山さんが出されたキーワード2つめは、『自分の生活者の眼を信じよう』という言葉が出てきましたので、この続きをお願いしたいと思います」

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青山繁晴
「はい。あの、生活者の眼を信じましょうというのは、別な言葉で言うと、常識のうち健全な常識と思えるものは、ちゃんと自分の判断材料に使いましょうということなんですね。で、それを踏まえるとですね、ここに自民党の独自世論調査って出しましたけど、これあの、たとえばこのFNNもそうですし、それから僕のいた共同通信もそうですし、ま、たくさん世論調査やるわけです。で、そういうメディアの世論調査があるのに自民党がなぜ調査やるのか、当然目的が違うはずだっていうの、普通に考えたらわかるでしょ。で、僕もかつて関わってたメディアの世論調査っていうのはですね、客観情勢がどうなのかをあくまで見るためにあって、どっかの政党を勝たせるために調査するわけじゃないわけですよ」

村西利恵
「そうですね」

青山繁晴
「ところが自民党であれ民主党であれ、あるいは共産党であれですね、政党がやる世論調査っていうのは客観的な情勢をつかむんじゃなくて、どこをどう変えたら選挙に勝てるかっていうところを調査するために調査してるんです。だから調査の目的は全く違うので、メディアがやった調査結果と政党がやる調査結果が同じっていうことは、ま、僕の経験から言っても実はほとんどないわけですよ。だからそれをいっしょくたにしてる自体がまずおかしくてですね。じゃあ具体的にたとえば特に自由民主党、これは長いことやってきました。先週言った通りですね。長いノウハウで、どこがメディアの調査と違うかと言うとですね、まずメディアの調査というのは無作為に抽出しますよね、サンプルを。だから調査ごとにサンプルが必ず違うんです。で、自民党の調査っていうのは調査会社も使って、そういうサンプルもありますけど、ずーっと変わらない、何十年変わらない、定点観測のような決まったサンプルの人もたくさん抱え込んでるわけですよ。で、それがたとえば嘘を言わないことはよくわかったとか、地域の実情をわかってる人間とかを残してきたから、その定点観測のサンプルっていうのは非常に信用できるわけです。で、さらに加えてですね、メディアの調査というのは結果は出る時にですね、最大値と中間値と最小値があるわけですけど、これいわばその単純に数式も入れて、その、ほんとにある意味客観的なその、真ん中・最大・最小を取るんですけど、この自民党の調査というのはそうでなくてですね、想定を変えていくわけです」

青山繁晴
「想定を変えるっていうのは、今実際にこの行われた調査でどういう想定を変えたかというと、自民党にとって都合のいい、ね、自民党にとって最善の想定というのは、これはっきり言いますけど、野党側の党首クラスにスキャンダル、これ自民党、今自分たちがつかんだと思ってるから、それが上手く表に出せた場合、ね。それからさらに小選挙区で言うと、たとえば総理経験者でもう高齢になってる方はもう引退を実現する。今たとえば河野洋平衆議院議長が引退したりしてますけど、総理経験者でまだ、70を超えてらっしゃるけど総選挙に出るとおっしゃってる方いて、そこは負けるから、そういう人は無事に麻生さんが裏で説得して、もうフレッシュな候補に変えると。そういうことも含めて全部上手く行った場合の想定で全部合算していったら、何と自民党は単独過半数の241を超えたということなんですよ。で、逆にですね、当然さっき言った野党側のスキャンダルは出ない、それからそういう高齢の方、全然引退しないと、最低の想定を集めていったら、いちばん低い数字になるわけですね。で、それを全部握ってるのは今の状況で言ったら選対委員長の古賀さんなわけですけど、古賀さんが実際どうなさったかというと、ま、単純化するとこうなんです」

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村西利恵
「はい、図式ですけれども」

青山繁晴
「はい、実はね、この自民党の議員たち、あるいは立候補予定者ですね、今落選中の人とかですね、そういう人に渡したものと、それから一般的なメディア、一般的って言い方悪いですか、広くメディアやあるいは評論家の方々に意図的に流していった物は同じ物です。全部同じかどうかは僕もわかりませんが、基本的に同じ物。で、総理とあるいは幹事長の細田さんあたりだけに渡したものは違っててですね。いや、もちろん総理のとこにはこういうのも入ってますよ、しかし最善のものはここ(麻生)にしか行ってないんですよ、今回は。どうしてかと言うと、古賀さんは公明党と実は組んで、麻生さんになるべく早期解散総選挙をやらしたかったから、そういう、上手く行けばこうなりますよってことを渡したかったと。それは先週言いました通り、麻生さんははねつけたわけですよ。それに乗らなかったわけ。一方、こっち(自民党議員)の方はですね、まず自民党議員や候補者に悪いの渡すのは、それは生活者の常識で誰でもわかるでしょ。そんなおいしい甘い話を出したら、みんな緩むに決まってるから、そうじゃなくてお尻を叩くために、いちばん困ったことを渡すわけですよ」

村西利恵
「だからしっかりやりなさいという」

青山繁晴
「そしてメディアに、あるいは評論家の方々にどうしたかというと、今はとにかく安倍政権、福田政権と無残な政権崩壊が続いて、自民党にお灸を据えたいと思う人が多い。ね。その中で、いや、自民党があんがい単独で過半数取れるかもしれないと、最善のケースだと、そうしたらですね、そのお灸を据えたいと思う人は、おそらく増えるだろうと。それは古賀さんだけじゃなくて、自民党の選対は当然そう考えてます。っていうか、これも一般的に考えたら当たり前の話じゃないですか。メディアに対しては、いや、自民党がものすごく悪くてですよ、その自公合わせても全然過半数に届かない、本当に民主党の政権になっちゃうけどそれでいいんですか、ほんとにそれで大丈夫だと思いますか、景気も悪いのにいいんですかというのを言うタイミングだから、いちばん悪いのを渡してるわけです」

山本浩之
「はあ、はあ、はあ…」

青山繁晴
「で、こういうのはね、別にもちろんバックに僕なりの情報はありますよ。だけど普通の常識で考えたらわかっていくことなんですね。そして最後に今日もう1つ、今いちばん重大なのは、ほんとは解散総選挙の時期なんかよりも、あえて『なんか』と言いましたけども、よりも、この金融恐慌どうするかってことですから、端的に昨日の日銀総裁の会見のこの例として、皆さんにお話ししたいんですが、はい、ちょっと出して下さい」

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村西利恵
「はい。金融市場の日経平均株価の1万円割れについて聞かれると、白川総裁は『景気の下振れリスクは強まっている。株価の動き、それが経済・金融にどのような影響を及ぼすかは注意深く見ていると答えました」

青山繁晴
「はい。あの、これ、僕もかつて経済記者でしたけど、これ日銀総裁の会見って、経済記者とかそういうプロしか出ないんですよ。で、プロ同士の会話だったらね、質疑応答だったら、これ当たり前なんですよ。当たり前だけど、もう1回言いますけど、普通の生活者の常識で考えて下さい。ね。たとえばどっかの会社が業績が悪化する、リスクがどんどん強まってると。だから『注意深く見る』と。え?違うでしょ?普通に考えたら」

山本浩之
「何か手を打たないといけないっていう格好になりますよね」

青山繁晴
「リスクは高まってるんだから、どういうアクションを起こすかを決めるか、早く動かなきゃいけないっていうのが普通なのに、『注意深く見てる』と言ってるわけですよ。で、これももう1回言いますが、プロとしてはわかりますよ。さっき(ニュースのコーナーで)言った通り、金利をじゃあ下げるなんて言ったらですね、物価が上がるかもしれないし、簡単に物を言えないっていうのはわかるんだけれども、しかし今回の場合は、10日のワシントンでの発言も含めて、日銀のお尻を叩かなきゃいけない。というのは、日銀はやっぱり守りに入ってるわけですよ。というのはゼロ金利に戻りたくないから。さっき言った通り、日銀の仕事をしたいから、ね。はっきり言うと保身の気持ちもあるから、普通の生活者の感覚で、ね、さっき室井さんが言った通り、景気がどこまで悪くなるかわからないと、日銀総裁も言ってるわけでしょ。下振れが強まってるって大変な発言ですよ。なのに注意深く見てすむのかっていうことを、国民の側もちゃんと言ってほしいというのが、今日のまとめなんです」

山本浩之
「わかりました。ありがとうございました。以上、“ニュースDEズバリ”でした」

 ____________________________内容紹介ここまで


 時間が足りなかったんでしょうか、今回は山本浩之さんと室井佑月さんの「感想コーナー」はありませんでした。

 自民党の独自世論調査では自民党が241議席で単独過半数取るって話、あれは「全部上手く行った場合の想定で」ってことだったんですね。
 うーん、でも青山さん、確か先週の放送では「最低のケース、その小選挙区と比例あわせて、最悪のケースでも241はきれいに超えてる。ま、245ぐらいっていうことなんですけど。最善のケースだともっと多いわけですよ」と発言されてたはずなんですが……(ひょっとして私の起こしミス?もしそうであれば申し訳ありません)。

 それはそうと、VTRに出てきた「麻生総理はインド洋での給油活動を延長する新テロ特措法改正案の審議を通じて、国際貢献を総選挙の争点にする意向も示した」って点ですが、これに関連して、今日、個人的に驚いたニュースがありました。
 今日は他にたくさんニュースがあったせいか、テレビではあまり詳しくは報道されなかったみたいですが。

新テロ法案、今国会成立へ…民主が早期採決応じる方針(読売10/8)
 民主党は8日午前、インド洋での海上自衛隊の給油活動を延長する新テロ対策特別措置法改正案について、早期の採決に応じる方針を決めた。
 これにより、同改正案が今国会で成立することが確実になった。同改正案は、野党が多数を占める参院では否決されるが、衆院で3分の2の多数により再可決される見通しだ。
 民主党としては、麻生首相が成立への意欲を示す同改正案を早々と成立させることで衆院解散を促し、次期衆院選での争点となることを回避する狙いがある。
 民主党の山岡賢次国会対策委員長は8日午前、国会内で記者会見し、同改正案への対応について「公明党も3分の2の再可決に賛成する意向であることにかんがみ、いたずらに審議を引き延ばすことを目的としない。必要な審議を終えれば採決に応じる」と語った。
 また、民主党国対幹部は同日午前、自民党国対幹部に対し、同改正案の審議日数について「衆院の審議は1日でいい」として週内の衆院通過を容認する考えを伝えた。
 民主党は、この後の衆院議院運営委員会理事会で、同改正案に対する衆院本会議での趣旨説明と質疑の要求を取り下げ、衆院テロ防止特別委員会に付託するよう求めた。
 これに対し、自民党は、同改正案と継続審議となっている民主党が提出した同改正案の対案の双方について9日の衆院本会議で趣旨説明と質疑を行うべきだと主張し、協議は平行線に終わった。
(2008年10月8日14時35分 読売新聞)

 インド洋の給油活動を継続すべきかどうかについては世論もほぼ半々に分かれてるし(直近では反対の方が多いんだっけ?)、民主党もこれまで「給油反対!」ってしつこく徹底抗戦してきたはずですよね。
 実際、民主党の反対により特措法は去年11月に期限切れになって、いったん自衛隊は帰国することになったわけで。
 それが参院で反対するとは言え「早期の採決に応じますよ、審議は1日でいいですよ」って、急にどないしはりましたん?!(^_^;

 ああ、もうとにかく民主党は早く解散させたいのね、ほんで総選挙やりたくて必死なのね、それしか考えてないのね、って国民にバレバレですやん!

 しかも「次期衆院選での争点となることを回避する狙いがある」ってことはですよ、政権交代が現実化しつつある今、国際貢献について考えた時(突き詰めて言えばアメリカの存在を考えた時)、民主党も給油活動は避けられないとわかってるってことじゃないんですか?

 つまり民主党としては、衆院選でもしこれが争点になった場合、当然これまで通りに「給油反対!」と主張しないといけない。選挙中はそのようにさんざん主張しておいて、いざ政権取って「給油賛成」にコロッと転換したら、国民はもうそれだけで民主政権に失望する。だから争点にはしたくない。実はそういう思惑があったりしませんか?

 それプラス、給油延長を今のうちに自公に決めてもらえば、政権交代してしばらくの間はとりあえず「給油継続は我々が決めたんじゃないです、自公が政権末期に決めたことです」って言い逃れもできますしね。
 さらに言えば、民主党って給油については隠れ賛成派議員も少なからずいますしね。やっぱり選挙の争点になるのはマズイって上層部は考えてるんじゃないですか?

 ま、私の個人的な推測はともかく、民主党が給油活動延長を容認することに決めたのは事実ですよね。
 つい最近まで、民主党はこんな対応してたんですけども(リンク元はいずれも民主党のHP)。

 新テロ特措法について、政府は、国際社会からの要請を理由に活動継続の必要を声高に主張し、衆議院での再議決という暴挙に出てまで、同法を強引に成立させた。米軍等によるアフガニスタン作戦や海上阻止活動がいつまで続くかわからず、補給活動に出口はない。しかし、本年2月から5月までの給油実績は、わずか21回に留まっている。民主党が、かねてより求めてきた自衛隊の活動状況や活動の必要性についての説明責任は、未だ果たされていない。
 そもそも、直近の民意を反映した参議院において問責を受けた福田政権が、自衛隊の活動実績を評価・分析することもなく、漫然と計画延長を決定したことは、国会を無視し、シビリアン・コントロールを骨抜きにするものであり、断じて容認できない。
6月13日 ネクスト外務大臣 鉢呂吉雄氏とネクスト防衛大臣 浅尾慶一郎氏の談話)

 新テロ特措法に対しては、「国民の意向に反し、利益を損なう。3分の2の再議決を与党が行うことを前提とする案件については審議に応じられない」と厳しい姿勢で臨むことを語った。
8月6日 山岡国対委員長)

 さらに山岡国対委員長は、新テロ特措法改正案の取り扱いについて、同法案を審議入りする前に与野党国対委員長会談を開き、与党側が3分の2の再議決を行わないという約束ができた場合にのみ審議に応じることができるとの考えを大島国対委員長に伝えたと語った。
8月29日 山岡国対委員長)

 さらに臨時国会に望む姿勢については、新テロ特措法案がアフガニスタンの真の支援策となるための施策が相変わらず何も出てこないことから、「役に立たないテロ対策」と一蹴。そのような法案には反対せざるを得ないとの考えを明らかにした。
8月30日 鳩山幹事長)

 給油活動にこれまで反対してきた人たち(特に護憲派や朝日新聞など)は、この民主党の変化をどう受け止めてるんでしょうか。ご意見を伺ってみたいです。


※拙ブログより、関連なさそうでありそうなエントリー
 07/7/28付:小沢一郎ほどアメリカの言いなりになった人はいない

※拙ブログ関連エントリー/「アンカー」起こし
こちらからどうぞ。

※参考リンク
ON THE ROAD : Aoyama 's Daily Essay
 (青山繁晴さんのブログ)

 青山さんに直接コメントが送れます。

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「お気楽くっくり」更新済
 久々に明るいニュースが!隣国の方々は悔しそうですが。


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