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「ムーブ!」五輪後の中国を襲う数々の問題(中国毒餃子も)

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 福田首相辞任表明については、1コ前で書きました。


■8/26(火)放送「ムーブ!」チャイナ電視台

バブル崩壊と格差への不満…中国が恐れる五輪後遺症(当日のテレビ欄より)

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 「ムーブ!」を起こすのは久々ですね。
 この日のコメンテーターは勝谷誠彦さん、須田慎一郎さん、伊藤惇夫さんでした。

 火曜放送のコーナー「チャイナ電視台」は通常、上村幸治さんが仕切られているんですが、体調を崩されて、7月15日以降は「ムーブ!」には出演されていないようです。

 もっとも番組HPを見ると「チャイナ電視台」はコーナーとしてしっかり残っていますし、上村さんご自身もコメント出演は続けておられるので、いずれ復帰されるとは思うのですが……。早くお元気な姿を拝見したいです。

 (ちなみに9月1日(月)にも「チャイナ電視台」をやってました。月曜にやったのは初めてだと思います。このまま火曜から引越し?)

 細かい相づち、間投詞、言い直し、ツッコミはカット、言葉尻など曖昧な箇所もありますが、それ以外はほぼ完璧です。
 画像はYoutubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。各画像をクリックすると新規画面で拡大します。


 内容紹介ここから____________________________

 …………………………VTR開始…………………………

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 「偉大で強く栄える近代的な中国の国力を世界に示した」中国国内紙

 しかし「中国の中国による中国のためのオリンピック」、そんな皮肉も聞こえてくる。
 華々しい北京の陰に隠された中国全土のさまざまな歪み、そして心配される今後。

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中国当局者(21日 北京)
「五輪後、首都経済が後退することはない」

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 “昇り竜”中国はどこまで昇ることができるのか。
 宴のあとの中国に襲いかかる数々の問題。

 …………………………VTR終了…………………………

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堀江政生
「ま、オリンピック後なんですが、抱えている問題は山積しているのではないかとよく言われています。中でも社会不安、ま、格差ですね、そして経済の問題、さらには民族問題、こういったものが取り上げられるわけなんですけれども、社会不安、この点について、実はオリンピック中にもそれを象徴するような事件が起きました
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関根友実
「(VTRをバックに)事件が起きたのは開会式翌日の正午頃、北京でも有数の観光地『鼓楼(ころう)』の2階で、中国人の男が突然、鋭利な刃物でアメリカ人の男女2人と中国人の女性ガイドを切りつけました。アメリカ人の男性は死亡し、他の2人もケガをして病院に運ばれました。襲われたのはアメリカ男子バレーボールチームのコーチの親戚でした。襲った中国人は浙江省杭州市出身の47才で、事件のあと『鼓楼』の2階から飛び降り、死亡しました」

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関根友実
「即死した容疑者なんですが、浙江省杭州市出身の唐永明という男、47才でした。『鼓楼』の2階から飛び降り、即死しています。この唐永明は、杭州市郊外で離婚し一人暮らしをしていました。今年の4月、『商売をする』と言って四川へ出たそうです。しかし5月、四川大地震が発生し、帰省をします。また今月1日になりまして、唐氏は『北京で仕事を探す』として北京へ上京しました。ところがオリンピックを前に建設工事がストップしている状態で、出稼ぎ労働者の就職は困難な状況に見舞われました」

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堀江政生
「こういったさまざまなことに対する腹いせだったのかもしれませんが、実はこういった事件というのはずいぶん前から起きていまして、貴州省では6月28日、住民数万人が警察本部などを占拠し、警察車両に放火をするという事件が起きています。上海、4月1日、刃物を持った男が公安局に乱入し5人を殺害するなど、他にも各地でいろんなことが起きていますしね。これらの事件に、ま、今のも含めてなんですけれども、共通するのは民工、つまり出稼ぎ労働者です。出稼ぎ労働者が国家権力を襲撃したという事件なんです。こういった人たちにとってかなり、勝谷さん、相当な不満がたまっているということでしょうか」

勝谷誠彦
「そうですね。なおかつですね、これね、おもしろい、それ、今、分布の地図を見て下さい。意外と沿岸部なんですよ。実は貧しいっていうことで言えば、内陸部の方がもっと貧しいんだけれども、ただ沿岸部っていうのは、その、我々も、その、外の人間もけっこう入ってますし、工場なんかもありますから、話が漏れてくるわけですよね。ということは、その(地図の)もっと上の方の、もっと広い部分の所でも、もっといろんなことが起きてる可能性がある。これは氷山の一角ではないかと思われますよね

堀江政生
「で、さらに今後、オリンピック期間中、北京から追い出されてきた人たちっていうのが相当いるようなので、この人たちが戻ってくるわけですから、須田さん、これ北京でまたいろんな問題が起きかねないと」

須田慎一郎
「そうですよね。ですから、今やっぱりこの背景にあるのは経済格差ですよね。だから豊かな生活であるとか、豊かな人たちを見てしまったんですよ。要するにその、地方の貧困の人たちは、それに対して要するに反発が起こる。で、その背景にはやっぱり役人の腐敗であるとか、要するにその格差を容認するような政策であるとか、施策であるとか、そういったところに不満が爆発してる。だからそれは北京に入ってきた時にですね、やっぱり北京でもそういった問題が起こってくる可能性っていうのは、非常に高いと思いますよね」

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関根友実
「で、『ムーブ!』コメンテーターの上村幸治さんは、『オリンピック期間中放置されてきた格差問題や役人の汚職腐敗問題に対する不満がまた噴出するでしょう。都市部の暴動はすぐに世界に伝わるので、当局はまた統制強化に努めるでしょう』と語ってらっしゃいます」

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堀江政生
「なるほどねー。そうかもしれませんねー。続いてなんですけれども、これ経済の問題です。これ新聞各紙なんですが、『五輪後 中国 景気に不安』とか『五輪後に黄色信号』などというような文字が、いろいろと出てるわけなんですけれども、オリンピックブームが去った後、中国の経済がどうなっていくのか、これが心配されています」

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関根友実
「ちょっとデータをご紹介したいんですが、こちら中国の株価です。上海総合指数なんですけれども、去年の10月をピークに下がり続けています。昨日オリンピックが終わった後、1回こう、ちょっとだけ値を戻しているんですけれども、オリンピック期間中も、ま、全体として下がり続けているということなんです」

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関根友実
「さらに実質GDPの成長率なんですけども、去年度からずーっとこちらも下がり続けているということなんですね」

堀江政生
「まだギリギリ2桁を保っているという感じですが」

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関根友実
「はい。そして不動産価格の伸び率なんですが、ここも2008年の1月をピークにずっと下がり続けています」

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関根友実
「しかしその一方で、消費者物価上昇率なんですけれども、これは残念ながら、ここをピークに下がっているということなんですね。はい…(原稿見直す)え…あ、消費者物価指数の上昇率は上向きだということで、ま、ちょっと下がりつつはあるんですけれども、全体的に高い水準だと」

堀江政生
「まだまだインフレ水準が続いているというふうに考えたらいいんでしょうか」

関根友実
「ということなので、庶民の生活は直撃ということですね」

堀江政生
「このあたりがですね、市民がやっぱり不満を爆発させているということらしくて、北京市内の街の声を拾ってみました」

 …………………………VTR開始…………………………

スーパー従業員(男性)
「米はちょっと前まで1袋約10元~20元(約150円~300円)値上がりした」

商店の従業員(女性)
「(豚肉は)去年は安かったけど、今年は高くなったわよ」

雑貨店の店主(女性)
「なんでも値上がりだよ。値上がりしないものはありません」

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 さらに町中ではこんな風景も――。
 (車を押しているタクシードライバーの映像)

記者
「今、車を押していましたね。運転はしないの?」

タクシードライバー(男性)
「これはガソリンの節約だよ。体を鍛えるんだよな(笑)」

 オリンピック期間中だけで、日本円にすると25兆5000億円、値を下げた上海株式市場でも――。

上海の投資家(女性)
「期待していました。100年に1度のオリンピックだから」

上海の投資家(男性)
「何を期待するのさ?いつものことだ。何か大きなイベントがあるたびに株が下がる」

記者
「それはなぜ?」

上海の投資家(男性)
「お金を全部彼ら(役人)が接待に使った」

そばにいた男性(上の投資家の知人?)
そんなことを言うと捕まるぞ

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上海の投資家(男性)
捕まったら国が飯の世話をしてくれる(周り、笑い)。だったら捕まえてくれよ」

 …………………………VTR終了…………………………

堀江政生
「ま、伊藤さん、これどこまで本気で冗談なのかよく分かんないですけど、相当言いますね」

伊藤惇夫
「ま、あの、中国の人たちがここまで海外のメディアにはっきりものが言えるようになったということは、やっぱり情報がですね、どんどんどんどん開示されてきてる。開示された情報に一般の人がどんどんどんどん反応する。国際比較も始めてしまうという状況がどんどん続いてると思うんですね。で、これ、ある太子党というね、中国の、ま、いわゆる幹部クラスの息子、娘たちっていうの、太子党って言うんですけど、この連中とちょっと前に話をしたら、実はすごく面白いことを言ってて、この連中はですね、中国はいずれ連邦国家にならざるをえないみたいなこと言い出したんですよ。だから幹部連中、その中枢部分もですね、このままの状況で中国が将来的に保つとは思ってないんじゃないでしょうかね

堀江政生
「経済的にどこか破綻していく、ほころびていく」

伊藤惇夫
「経済も政治も社会も、はい」

堀江政生
「それを何とかしなきゃいけないというか、こう危機感は何となくある」

伊藤惇夫
「と思いますよ」

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堀江政生
「うーん。今の中国の経済についてなんですが、『ムーブ!』コメンテーターの財部誠一さんは、実はこういう考えですね。『はっきり言ってこんな論調には意味がない。五輪後に落ち込むと言われていた通りになるなんてマヌケな話があるとは思わない』。理由はですね、『五輪を前に下がるものはもうすでに下がっているじゃないか』。そして『上海マーケットは折込み済みで対応しているんだ』と。さらに『直近3カ月のインフラ投資を見ても落ちていないということは、実は北京オリンピックへの投資は大した規模を保っていないという証拠なのではないか』という。落ちてないってことなんですね。で、それはそもそも投資が大したことがないということなんでしょう」

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堀江政生
「『今後はインフレ(物価上昇)を問題にしなければいけない。インフレを抑えながら経済成長をどう続けていくかというのが課題になる。たとえば国内の需要で言えば、四川の大地震の復興というインフラの整備、こういう特需があるので、まだオリンピックが終わったことだけれども、それだけでプラスの方向に動くのではないか』という見方もある。須田さん、どうでしょう?」

須田慎一郎
「うーん、中国経済を語る時にですね、要するにここへ来ての上海株の下落であるとかね、地価の下落であるとか、それを捉えてバブル崩壊、私はその意見は反対なんですよ。だけどそうは言っても、こういった楽観論、で、オールオアナッシングで両方に振れちゃっているというのが、中国の経済を語る時のちょっと特徴なんですよね。で、今言った、どういう状況にあるのかというと、株価が下がった、あるいは地価が下がったというのはですね、これは中国の金融当局が金融引き締めに入ってるんですよ。要するに物価上昇を抑えるために、金融引き締めに入ってるから、当然のことながら株価も下がってくるだろうし、地価も下がってくる。で、先ほど言ったように、要するに物価もですね、6.3%と、要するに上昇基調から若干落ち着いた基調に移ってきてる。その分ですね、GDPの成長が10%前後ぐらいに推移してるんですが、これは予想の範囲内ですね」

堀江政生
「なるほど、なるほど」

須田慎一郎
「10%前後で、ちょっと過熱してる傾向を抑え付けていこうと。ただ、じゃあこれまで通り成長を遂げていくのか、これまで通りの延長線上に中国経済が置かれるのかというと、私はそうは見てないんですよ。やっぱりエネルギー需要、特に石油のですね、消費の部分が中国経済にやっぱりある程度の影響を及ぼしていくだろうなと。それはどういうことかと言うとですね、実は一昨年から去年にかけて、中国のこのエネルギーの消費というのはだいたい7割が石炭なんですね。残り3割が石油なんですが、国内産の石油よりも海外から輸入する石油の方が小さかった、少なかったんですね。ところが昨年あたりからですね、輸入の方が大きくなってきた。つまり海外の原油価格の上昇、高騰がですね、中国経済にもろに影響を与えるようになってきた。この問題についてどう対応をしていくのか、これがちょっと注目ポイント。で、来月、実はですね、ほとんど報道されてないんですが、中国の南京で、サマーダボスというのが、ダボス会議ってありますよね、あれの夏バージョンというのが来月開かれて、私もちょっと取材に行く予定になってるんですが、まあそこでどういった議論が出てくるのかね、ちょっとここの部分を注目してもらったらいいんじゃないかなと思いますね」

堀江政生
続きまして、こちら民族問題、こちらも問題山積でありまして、やはりオリンピック期間中にいろいろありました」

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関根友実
「はい。オリンピック前なんですけれども、今月の4日です。こちらですね。新疆ウイグル自治区のカシュガルというところで、武装警察の国境警備隊施設が襲撃されるという事件が起きました。この事件で16人が死亡、16人が負傷するという惨事になりました。犯人の2人は逮捕されたんですが、詳しいことは伝えられていないということなんですね。分離・独立勢力によるテロではないかとは見られています。さらに10日です。同じく新疆自治区のクチャという町で、公安局、政府機関、スーパー、ホテルなどに手製の爆弾を載せた車が突入し、あわせて12回の爆発が起きました。容疑者、警備員11人が死亡するという惨事です。分離・独立勢力によるテロではないかとこちらも見られています」

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関根友実
「さらにオリンピックが終わった後の新聞各紙でも、少数民族をめぐる話が少しずつ出てきています。『祝祭の陰 ひずみ拡大』『発展享受「漢族だけ」、チベット』そして『「強制移住」恐れる住民、ウイグル』と出ています(朝日新聞25日)」

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関根友実
「今日の朝日新聞なんですけども、『ウイグル族の街 取り壊し通告』『「文化の破壊」と反発』と出ています。オリンピックの閉幕に合わせるかのように、都市再開発を理由に立ち退きを求めているということなんです」

堀江政生
「ま、これもどうなんですかね、勝谷さん。想像されたことかもしれませんね」

勝谷誠彦
「うん、これもね、さっきのその、五輪が終わったからどうだこうだっていうことではないとか、経済でのお話がありましたけれども、これも同じで、以前からずっと継続してることですよ。それが多少五輪によって世界が知るところになったということで、はっきり言ってやってることは民族浄化ですね。あの、ユーゴや何かで行われたのと同じことで、これはもう人類の自由と人権を愛する、人類の常識から言うと、とんでもないことなんですよ。ところが逆に今まで、五輪があるからちゃんとしろと言う一方で、でも五輪をやらせてあげなきゃいけないからというところで、世界が黙認してた部分がある。ところがアメリカなんか偉いのは、『フリーチベット』って言って捕まったアメリカ人たちを、中国、強制送還したんですけど、それに対して非常に厳しいメッセージ、自由と人権は中国の憲法にも書かれているはずだと、それが守られていないのはどういうことだということを、ちゃんとオリンピック終わった後も発信してるんですね。日本だってですね、イギリスに住んでらっしゃるけど、日本国籍を持ってて、チベットの方と結婚した女性が、やっぱり『フリーチベット』って言って捕まって、強制送還されてんだけども、これに対して日本国も、日本国の外務省も何の発信もしてない。こういうところがね、やっぱり非常に日本はだめですよね

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堀江政生
「『ムーブ!』コメンテーターの上村幸治さん、この民族問題についてはですね、『オリンピックの間、公安当局は世界の目にも注意しろと言われつつ、「少数民族のデモ、危険分子対策を徹底しろ」と命じられ(一同笑)、窮屈な思いをしていたようです。これから公安の人たちは好きなように暴れるんでしょう』」

関根友実
「うわー……」

堀江政生
「『外国のメディア、指導者の関心も薄れる可能性があります。チベット族やウイグル族の人たちはさらに苦労することになります』」

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堀江政生
「『これまでの中国と一緒だということです。こわいですね』と、非常に残念がっているようなんです。伊藤さん」

伊藤惇夫
「あの、それらも全部ひっくるめてね、ただちょっと日本と中国との関係っていうか、日本のこれからのですね、外交戦略ってことを考えた場合、お亡くなりになった後藤田正晴さんがですね、亡くなられるちょっと前に、すごくあの、意義深いような発言をされてるんですが、僕、直接伺ったことがあるんですけど、『伊藤くん、な、君、アメリカがもし万一、中国と日本、どちらかを選べという究極の選択を迫られた時に、アメリカはどっちを選ぶと思う?間違いなく13億の中国を選ぶぞ。マーケットの大きさから言って。だから、それを踏まえた上で、日本は対中、対米関係の中でどういう位置取りをすればいいのかっていうのを常に考えてなきゃいけないんだ』ということをおっしゃってたのを、僕すごく思い出すんですね。何かあの、ただ単に中国がこれからどうなるこうなるじゃなくて、それとの関係の中で、日本がいったいどういうふうな対応をしていけばいいのかっていうのをですね、真剣に考えていかないと、どういう事態に、これから起きるか分からないですね」

堀江政生
「これはね、勝谷さん、ですから、どこを見て、何を言うのかっていうのが、少なくとも今の政権には見えないですね」

勝谷誠彦
「日本のですか?福田政権が?あれ、政権の体を成してないですもんね。今、日本は、あの、無政府状態ですよ。ほとんどメッセージ的にも、それから国の統治から言っても。あのね、中国を思う時に、僕いつもこれ忘れないようにしてるんだけれども、中国は今オリンピックで国際社会に何か、ひとがましい顔で出てくるようになりました。日本はそれをやらせてもらったのは1964年です。日本のこの1964年のオリンピックの時の7日目に、中国は初めての大気内核実験をやってのけたんですよ。ね。日本はほんとよく今回、何も起こさないでね、中国をちゃんと見守りましたよ。それで、その時にやった場所はウイグル地区です。ウイグル地区の人たちの空気の中でやってのけたんですよ。彼らの上に放射能が降り注いだわけですよ。そしてそれを造ったのはチベット(において)です。そういう国を我々は相手にしてるんですよ

 ____________________________内容紹介ここまで


 勝谷さんの話に出てきた、「フリーチベット」と言って捕まったアメリカ人たちについて補足させて下さい(8/26付:北京五輪まとめ(2)の8月23日(土)分にも書いたので、それを読まれた方はスルーしていただいてけっこうです)。

 五輪期間中に拘束されたアメリカ人は全部で8人いて、6人は19日に、2人は21日に拘束されました。
 中共がそのアメリカ人8人を強制送還したのは24日の閉会式の夜です。これまで中国で抗議デモなどで拘束された外国人は、拘束後すぐに強制送還されることが多かったので、このように司法手続きを経ずに拘留されるのは異例とのことです。

 中共はなぜ異例なことをしたか?思惑を私なりに考えてみたのですが、拘束後すぐに強制送還した場合、彼らは帰国後、母国アメリカのメディアに出てペラペラと中国批判をやる可能性がある。当然まだ五輪期間中ですから、そんなのが世界中に報道されたら中共のメンツ丸つぶれだってことで、五輪終了まで彼らを拘束していたのではないか?と私は推測しています。

 あと日本国籍のペマ・ヨーコさんが拘束されたって件は、日本政府云々以前に、日本のメディアもあまり報道しませんでしたね。
 その上、今の福田政権はこういう問題には全く無関心と来てる。安倍政権時代ならきっとそれなりに動いたと思うんですが。何せ安倍さんはこの5月、胡錦濤来日時、本人に面と向かってチベット、ウイグル問題で強い憂慮を表明したぐらいの人ですからね。

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 五輪後といえば、産経記者の福島香織さんがブログで、中国人記者の見方を紹介してましたね。

【記者ブログ】北京五輪 100年の夢の跡に何がのこったか? 福島香織(産経8/29)
■結局、五輪は中国になにをもたらしたのか。膨大な資金と労力を注ぎ、人民を動員し厳しい規制をしき、外国の要人と金持ちと共産党VIPに見せるためだけにお祭り騒ぎをし、合計100個のメダルを獲得しただけ、なのか。

■私はあるベテラン中国人記者に、率直に上記の考えをぶつけてみた。冷静で多様の見方のできる彼はこう答えている。

■「動員と規制の中で行われた五輪は、結局、中国に当初期待されたようなプラスの影響を与えられなかった。しかし、一党独裁の国家が行う五輪は、こうならざるを得なかったことは、はじめから人民も含めて皆、分かっていた。分かっていなかったのは国際社会だけである。

■ただ、中国共産党にとって良かったことは、自ら正しい、すばらしい、完璧だと思って、満を持して実行してきた五輪の準備と運営が、かくも国際社会から叩かれたことである。国内の人民は、党のやり方がおかしい、と思っても、逆らっても無駄という諦観もあり、党のやり方に対し面と向かって罵声を浴びせるものはいない。だが、国際社会には、一般の観光客から指導者にいたるまで批判の声があった。そのことは、中国の指導者にとってかなりショックであったと思われる。とくに、最初の大ショックは、聖火リレーの妨害だろう。

■正直、これほど短期間に、多様な批判を面と向かって受けた経験は初めてである。もし、五輪が中国にもたらしたものは何か、と問われれば、この面とむかった批判の洗礼の経験である。この経験は、すぐに中国を変えることはないだろうが、じわじわきいてきて、あとからみれば、やはり五輪は中国の自由化、民主化、国際化を推進した、と言われるようになるのではないか

 「一党独裁の国家が行う五輪は、こうならざるを得なかった」というのは、まぁ日本では多くの国民が事前に予想してたと思いますけどね。分かってなかったのは中国から遠く離れていたり、中国とあまり縁がない国じゃないですかね。

 この中国人記者の言うように、五輪が「じわじわきいて」、中国が今後ちょっとでもマシな国になっていけばいいですね(棒読み)。

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 9月6日に北京パラリンピックが開幕しますが、こちらはあまり報道されてませんね(毎回あまり報道されませんけどね)。
 聖火採火式はすでに8月28日に北京市の天壇公園で行われたそうですが、私は全く知りませんでした。

 聖火リレーはバンクーバー(カナダ)、ロンドン、ソチ(ロシア)の五輪開催が決まっている各都市と香港を巡る中国本土外ルートでも行われる予定だったのが、四川大地震を理由になくなったとのことです。
 本土内の2ルートも、当初予定にあった被災地の成都、重慶と、独立運動がある新疆ウイグル自治区の区都ウルムチなどが取り消されたそうです(朝日8/28)。
 四川大地震は口実で、ほんとは聖火リレー妨害を恐れたのでは?

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 週末、毒ギョーザ事件で動きがあったようです。
 中国公安当局が中国国内での毒物混入の可能性を視野に捜査を進めていることが分かったと。
 天洋食品関係者が徹底的に捜査されたとのことで、「これにより、事件の真相究明に向けた道筋が見え始めてきた」と8/31付時事通信は評していますが、どうなんでしょうねぇ。

 担当の公安省の局長が更迭されたようだって報道もあったし(共同8/28)、まぁ中国側が方針転換したっていうのはたぶん間違いないんでしょうけど、ここからがまた長いような気がする(T^T)

 青山繁晴さんが「アンカー」などで前から何度も言われていたのは、2月の段階で中国公安当局が複数の容疑者を拘束したという情報があったと。なのに、その後中国側は「毒は日本で混入されたんだ!」と全く逆の方向に行ってしまったわけですね。
 それが今になって再び方針転換?なぜ?

 時事通信の記事には、福田首相が5月の胡錦濤との首脳会談で「早期の真相解明」を強く要望したことがきっかけのように書かれてありますが、それは直接の原因ではないと思います(だって福田さんが強く言ったぐらいで中共が動くなら、じゃあ東シナ海ガス田問題は?)。

 たぶん中共としては、当初「日本人は飽きっぽいからそのうちこの事件のことは忘れるだろう」とタカをくくっていたのが、日本人は全然忘れてくれなくて、さらに中国食品全体の売上げもずっと落ち込んだままだから、これではいけないってことで方針転換せざるをえなくなったんじゃないかと思います。で、五輪も終わったから時期的にも頃合いだろうと。

 こうなってくると気になるのは、8/20放送「アンカー」で青山さんも指摘していた通り、中国側が「容疑者」を出してくるとして、その人物が果たして本当の容疑者なのか?という点ですね。

 青山さんによれば、2月に突き止めていたその容疑者を「やっぱりこいつでした」と出すと自己否定になってしまうから、違う人物を「容疑者」として出してくるのではないかと。つまり中共は、五輪の開会式と同じように偽装で「容疑者」を出してくるかもしれないと。そして、その演出に日本の捜査当局がのせられてしまう恐れがあると。

 ただ、青山さんが捜査当局の幹部らに取材したところによれば、彼らは「我々は首相官邸も外務省も信頼はしていない」「我々は我々の責任を果たす」と、まだまだ戦闘モードのようです。

 8/19放送「ムーブ!」で勝谷誠彦さんも、「福田さんも何を怯えているのか。自分の国の人々の食の安全の、我々の命を売ってまで、守るべきものが何があるんですか?」「今後のために言っておきますが、私は警察庁がこのこと(毒餃子事件)に対して非常に本気であるということを直接知っています。今から日本の警察は頑張ると思いますので、楽しみにしてて下さい」と言ってました。

 確かに官邸、外務省は信頼できませんよね。外務省で言えば、以下のような最近の流れも何か変ですし。

中国での毒物混入報道否定=ギョーザ事件で外務省(時事8/30)
 外務省は30日、中国国内で6月に発生した冷凍ギョーザ中毒事件に関し、同国政府が自国内で毒物が混入した可能性が高いと認めたなどとする一部報道について「中国政府からそのような情報の提供を受けたことはない」と否定する文書を発表した。

ギョーザ事件、内部関係者混入の疑い 中国内の被害、日本に伝達(共同8/31)
 中国製ギョーザ中毒事件に関し、中国当局が日本外務省に、6月に中国でも発生した中毒事件でギョーザに入っていた毒物は、製造元の天洋食品(河北省)関係者が混入させた疑いが強いとの見方を伝えてきていたことが31日、分かった。複数の日中関係筋が明らかにした。
(中略) 外務省は28日、中国で発生した中毒事件のギョーザは、国内の市場には流通していなかったとの連絡が中国公安省からあったと発表。関係者によると、その連絡の際、中国側は天洋食品関係者による製品の横流しと毒物混入の可能性を示唆したという。

 確かにまだ、「中国政府」が自国内で毒物混入した可能性が高いと「公式に認めた」わけではないんでしょうけどね。
 「捜査に支障を来すから、今は公表はしないでくれ」とか、外務省がまた中共に頼まれでもしたんでしょうか?

 あと先日、中国の全人代で日中刑事共助条約が承認されました。これによりギョーザ事件でも日中捜査当局間の直接のやりとりが可能になったとのことですから(共同8/29)、まぁとにかく警察の頑張りに期待したいところです(中国側が条約ちゃんと守るのか?という懸案は今はとりあえず置いといて……)。
 つーことで、また応援メールを送っときました。

警察庁 ご意見箱


 ……とまあ、このエントリーを一生懸命書いてたら、「福田首相辞任表明」のニュースが飛び込んできたわけです。
 毒ギョーザ事件に影響が出るんでしょうか。良い方に出ればいいんですが。

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