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「アンカー」福田改造内閣の陰に麻生幹事長の賭け

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■8/6放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

福田改造内閣の陰に麻生幹事長の賭け…青山がズバリ

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 お待たせしました。昨日の続きです。

 秋の政局でどんな「麻生流」が飛び出すんでしょうか。

 細かい相づち、間投詞、言い直し、ツッコミはカット、言葉尻など曖昧な箇所もありますが、それ以外はほぼ完璧です。
 画像はYoutubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。各画像をクリックすると新規画面で拡大します。

 昨日分にも書きましたが、いつものメインキャスターの山本浩之さんは夏休み中らしくて、ピンチヒッターは豊田康雄さんです。


 内容紹介ここから____________________________
 
豊田康雄
「はい。いよいよ間もなく開幕ということになりますが、本当に今回はオリンピックも含めて注目すべきニュース、あるんですが、この後、青山さん、“ニュースDEズバリ”、今日はどういう話題になりますか?」

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青山繁晴
「はい。あの、オリンピックにみんな気持ち集中してると思いますけども、福田さんの内閣がとうとう改造をやったという大事なことがありましたよね。で、それについて、まずこれをちょっと見ていただきたいんですけど(フリップ出す)。改造直後に各新聞やあるいはFNNが世論調査を行いました。で、これもう一目瞭然なんですけど、読売新聞が大回復して、15%近く支持率回復して41%になってる

村西利恵
「飛び抜けてますね」

青山繁晴
「ところが朝日新聞はプラスマイナスゼロで、24%になっちゃってる。これ、どういうことなのかと。で、まあFNNの29%ぐらいがちょうどほんとの姿かもしれませんけどね。これ、一つの原因はですね、質問の仕方でがらり変わるんですよ。ちなみに読売新聞の質問の仕方はね、『福田改造内閣を支持しますか?支持しませんか?』という質問なんです。つまり改造した福田内閣をどう思いますか。ところが朝日新聞の方は、ただ単に『福田内閣を支持しますか?支持しませんか?』ということで」

一同
「ああー」

青山繁晴
「『改造』が入ってなかった。それでけっこうね、影響ありますが」

村西利恵
「聞き方の問題…」

青山繁晴
「ええ。聞き方の問題。ですから、世論調査というのは実はそこを見なきゃいけないんですけど、ちゃんとメディアは質問項目を公表しますから、視聴者の方もぜひそれを見てほしいんですけど、でも、それにしても大きすぎるんですよ、開きがね。ということは、これ実は国民の側からこの福田内閣の改造、あるいは党人事をどう評価したらいいのか、見方によってずいぶん評価が変わるということでもあって、僕はその国民の感覚はむしろ正しいんじゃないかなと思うんです。だからこそ、今日はオリンピックが近づく中でもこの件で解説をいたしたいんですけど、今日の最初のキーワードはこれです(フリップ出す)」

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豊田康雄
「『福田の賭けじゃなく麻生の賭け』」

青山繁晴
「はい。これ皆さん、『あれ?敬称が抜けてるじゃないか』と思われるでしょうが、その通りなんですが、これ実は元首相の1人が僕に電話で言った言葉のままなんです。ま、福田さんよりも麻生さんよりも上の方なんで、呼び捨てで言ってんですけど、要するに福田さんが賭けに出て改造をついにやったんじゃなくて、あくまでも本当は麻生太郎といういわば次期首相候補の、いわば最後の賭けなんだということなんですね」

豊田康雄
「ああー。その麻生さんの賭けというのは一体どういうことなんでしょうか。お知らせの後、青山さんに解説してもらいます」

(いったんCM)

 …………………………VTR開始…………………………

福田康夫首相
「『安心実現内閣』と、ま、そのように申し上げたいと思っております」

 ついに誕生した福田改造内閣。
 17人のうち13人が交替するという、大幅な改造となった。

 新旧大臣の引き継ぎでは、ベテラン議員が――。

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与謝野 新経済財務相
「握手でもしてサービスしましょうか」

 防衛大臣の部屋では――。

林芳正 新防衛相
「これ(石破)大臣の模型?まさかこれ、石破大臣がお造りになった?」

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林芳正 新防衛相
「ここに残ってるやつは…あれですね」

石破茂 前防衛相
「備品です」

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 しかし閣僚人事よりも大きな目玉となったのは、自民党総裁選で福田総理のライバルだった麻生太郎氏。
 改造の日の朝、厳しい表情で沈黙を貫いていたが、福田総理との会談後、一転――。

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自民党 麻生太郎幹事長
「火中の栗を拾うのはどうかという意見も、正直ありましたよ。ありましたけれども、政治家として、これは応える義務と責任というものが与えられている、大事なとこなのではないかと」

 麻生幹事長誕生の裏にはいったい何があったのか?
 次にとる麻生幹事長の戦略とは?
 青山がズバリ解説します。

 …………………………VTR終了…………………………

豊田康雄
「麻生さんにね、注目が行ってるこの改造内閣ですけど、あんまりこうサプライズみたいなこともなかったのかなと思いますが、室井さんはどうご覧になってますか?」

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室井佑月
「いや、あたしは意外と、期待するかしないかって言ったら、期待するという方に言ってみようかなっていうふうに思う(一同笑&ざわめき)。あの、何かあの、小泉・安倍路線で、小泉さんと安倍さんのずっとその政権、続いてきて、やっぱりそのイケイケドンドンで歪みができてるところを、この際みんなそれって手を付けたくなかったんだけど、一気に手を付けようっていうふうに、やる気になってるんじゃないのかな、福田さん。って思ったの」

一同
「ああー」

室井佑月
「何か後から考えると、けっこういい総理大臣だったって言われたがってるのかな?っていうふうに、ちょっと思っちゃった。よく思いすぎかな。ま、ただあの顔ぶれ見ると、すごい景気とか良くならないだろうし(一同笑&ざわめき)。…思うよ、思うけど、でも何かその、今後のことを考えて、この際、一気にいろんなことを、その道路財源の暫定税率とかやめて一元化するとかっていうこととかも、全部手付けちゃおうかなっていうふうに思ってんじゃないのかな?って、ちょっと思っちゃったの」

豊田康雄
「という室井さんの、ズバリ斬っていただきましたけれども(笑)、青山さんは『麻生の賭け』ということなんですが」

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青山繁晴
「そうですね、あの、やっぱり焦点は麻生さんにあると思うんですけど、その前にまあ今の室井さんのコメントも、考えも含めてね、全体をどう見るかっていうことなんですけどね。ま、室井さんのさっきの言葉、福田さん聞いてたら泣いて喜ぶと思いますけれども、まあ新聞も比較的、たとえば『実力者内閣』というように表現をして、まあはっきり言って改造内閣スタートのご祝儀ということもあるんですけども、ところが自民党の中の評価っていうのはわりと厳しくてですね。もちろん大臣になれなかった人の妬みもあるけど、『実力者内閣』っていうのはメディアのいわばヨイショであって、本当は『使い古し内閣』じゃないかと。言葉厳しいけど」

村西利恵
「ま、確かに…どこかで見たお顔がたくさん入ってるなあと思いますけど」

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青山繁晴
「そう。で、今、村西さんから言ってくれた、どこかで見た顔のお一人、申し訳ないけど、まずこの方にちょっと登場していただきましょう。はい、伊吹さんですね。つまり伊吹さんは幹事長を務めてて、公明党と仲悪くなっちゃって、はっきり言うと。もう幹事長を辞めて下さいっていうことになって、野に下るのかと思いきや、財務大臣になったわけですね。で、まあこれ、もちろん実力者と表現することもできます。だいたい伊吹派の会長だしね。そう言うこともできますけど、これ、あの、何よりも大騒ぎになったのは、改造の後に大騒ぎになったのはね、一昨日の月曜日なんですよ。一昨日の月曜日って何があったかというと、この改造を受けて副大臣の人事があったんですね。で、その時に自民党側がまずリストを出したら、福田さん直々のご意志で、そろえが突っ返されたんですよ、党にね。これじゃだめだと。で、だめだという理由はですね、官僚出身の議員をその出身官庁に送り込むようなことはするなと。だからだめだと」

村西利恵
「天下りはだめだと……」

青山繁晴
「天下りはだめだと。で、そう言われた中の実は2人の方から、僕に怒りの電話かかってきて、なぜ俺にかけるんだという気もしますけれども(一同笑)。ひどいじゃないかと。伊吹さん見ろよと。大蔵官僚だよと(笑)」

村西利恵
「あ、ほんとだ(一同笑)」

青山繁晴
「それが財務大臣、つまりもとの大蔵大臣だよと。これ、究極の天下りじゃないかと。何で大臣は良くて副大臣はだめなのかと。分かんないだろ?と言うから、僕はもちろん分かりませんよ、福田総理に言って下さいという話なんですが(一同笑)。確かにね、変だなーって感じはするわけですよ。いったい原則はあるのかないのか、はっきりしない。で、それを称して、ま、伊吹さんに申し訳ないけど、伊吹さん実力は確かにありますけれども、使い古しで、厳しい言い方をする人は使い古しと言うし、一つは要するに、もう長いこと大臣やあるいは幹事長をやってきたら、もうスキャンダル今さら出ないだろうっていうことで、前の人だったら安心だっていう、福田さんの個性が出てるなあというところがやっぱりありますね。それからもう一つ、福田さんがやっぱり女性の登用を意識して、この2人が内閣に入りましたね」

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村西利恵
「はい。入閣しましたね。中山恭子さんと野田聖子さん」

青山繁晴
「はい。まあ『アンカー』でも申しましたけど、野田さんの入閣っていうのはいわばもう予想通りであって、既定路線なんですけど、まずね、この……」

(パネルの「中山」が「中川」になっているのに気付いた村西さんと青山さんが訂正謝罪)

青山繁晴
「中山恭子さんが拉致問題の担当大臣になると。これあの、僕、直前に聞いた時には、はっきり言って飛び上がって喜んだわけですよ、本当に。やっと担当大臣を置いてくれるんだと。ね。しかも補佐官として辞表を用意してた中山さんを、ちゃんと担当大臣にしてくれるんで、これは福田さんやる気になった、さっきの室井さんの話じゃないけど、やる気になったんだなと思ったら、ふたを開けたら、少子化ってくっついているわけですよ。少子化って。何でこれ、くっつけるんですか

村西利恵
「確かに全然違う言葉ですもんね、これ。拉致と少子化って」

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青山繁晴
「何でこれをわざわざね。いや、少子化問題も大事ですよ。大事だけれども、なぜ拉致の専任にしてくれないのかと思って、いろいろ聞きましたけど、はっきりした答は返ってこないんだけど、どうも福田さんのプライド、つまりその、急に中山さんを拉致問題担当大臣にしたらですね、今までの自分の路線のいわば反省っていうのがにじみすぎるから、ちょっとその、いろいろやっていただきますというニュアンスにしたかったらしいということで」

一同
「はあー」

青山繁晴
「よく分かんないんですけど、いずれにしろ福田さんの意思なんですよ。で、これはちょっと残念なのと、あとですね、やっぱり拉致問題担当大臣になってこれから何ができるか。で、大臣ですから、いわば全省庁に指示を出せるということになるわけですよね。いわば省庁持ってない大臣だからこそ。しかし、じゃあね、外務大臣がいる外務省が中山さんの話を聞くのか、あるいは国家公安委員長がいる警察庁が、中山さんの言うことにほんとに従うのか。そういうことについて、福田総理がはっきりと、中山恭子拉致問題担当大臣の言うことを、外務省も警察庁もどこも、たとえば拉致被害者帰ってきた時のことを考えて、厚生労働省も全部聞きなさいってことを指示してくれなきゃいけないのに、それ、未だないでしょう?

村西利恵
「うーん」

青山繁晴
「そうすると、せっかく起用をして、で、中山さんも今、たとえば拉致被害者の家族の方々と会いましたね。そうやって努力してるけども、やがてこの努力が空回りするんじゃないかという心配は、すごく胸に刺さるわけですね。それから野田さんですね。野田さんを消費者行政の担当大臣にしたと。ね。ま、それは悪くないかもしれません。あとね、それから野田さんについては、いろいろな意見あると思いますけど、僕は実は忘れられない思い出が1個あってですね」

村西利恵
「はい」

青山繁晴
野田さんがまだ当選1回の時、まだすごく若くて初々しいだけじゃなくて、要するにおじいさんが代議士の、ただの3世の女性議員というイメージしかなかった頃にですね、同じ当選1回の代議士たち6人と、それから僕を合わせた7人でたまたま飲んでた時にですね、そのうちの1人、男性議員がね、後に副大臣もやったけっこう有名な人ですけど、その人がまあ、野田さんの、これ、ごめんなさい、こんなこと言って申し訳ないですけど、事実ですから申しますと、胸に触れてですね、胸に触れて」

村西利恵
「えーっ!」

青山繁晴
『聖子ちゃんはすっごいきれいな可愛い人だけど、ここ、もう少しあったらいいのにな』と言ったわけですよ」

一同
「えーー(ざわざわ)」

青山繁晴
「もちろん大セクハラで、静まりかえったわけです、その場もさすがに。要するに他の人がいない場ですよ、だけど当時記者だった僕もいてですね、何ということをするんだと。さあ、逆に野田さんどうするんだと、みんなが固唾を呑んだその時に、野田さんすみません、ほんとのこと言って。野田さんがいきなり、言った議員の股間をむんずとつかんでですね、『先生も同じね』って言ったんです」

一同
「えーー(笑)」

村西利恵
「すごいですね」

青山繁晴
「要するに『物足りないね』ということを言ったわけで、で、その場はワーッと笑いがはじけて、まあ収まったと同時に、僕も含めてみんな野田さんっていう人はこうやって可愛いだけに見えるけど、度胸はすごいなと」

一同
「ああー」

青山繁晴
「だけど、その後やっぱり、若くして郵政大臣になったりして、はっきり言うと舞い上がった部分もあって、おかしな方向に行ったりして、でも郵政民営化の揉め事でいったん反対したのが、もう今は事実上賛成に回ったり、いろいろ苦労をしたために少し丸くなったところありますね。だからこれからしっかり勉強していかれれば、総理候補の1人になりえると思います。思いますが、しかしそのためにはまずですね、野田さんはいきなりこの消費者行政担当大臣として、これから臨時国会に消費者庁を設置する法案が出ますけれど、その消費者庁ができたら、そのトップは民間人を考えてると言いましたね。まずそれを実現できるかというか、役人はもちろん反対しますよ。表に出てなくても、裏では野田聖子さんなんかバカにして足引っ張りに来ますから、それを破れるかどうか。ほんとに民間人、しかもしがらみのないほんとの意味の民間人を就けられるかどうかで、この人の勝負は僕はたぶん分かれてくると思います。はい。で、まずこの麻生さん以外のことを見てきたんですけど、麻生さんのことを○○○(聞きとれず)して考える上でですね、一番大事なことは、今回の改造、それから党役員人事の本当のポイントは何だったのかってことなんですね。それは実はこういうことです」

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村西利恵
「改造内閣の真のポイントは、『公明党の反乱をどうするか?』」

青山繁晴
「はい。これはこの『アンカー』でも申しましたけど、本当はこの太田代表含めて公明党が、福田さんを見限り始めてる深刻な状況に立ち至った。そして、だからこそ福田さんはこの人にお願いしたんです。はい、改めて出して下さい」

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村西利恵
「それが麻生新幹事長」

青山繁晴
「はい。逆に言うと、麻生さんが引き受けた理由、あるいは麻生さんが引き受けた新しい役割というのは、公明党との関係の修復なんですね。しかしそれだけじゃなくて、麻生さんが態度を変えた、つまり態度を変えたっていうのはですね、もともと去年の秋に、9月に福田政権ができた時に福田さん、すぐ麻生さんに入閣して下さいと言いましたが、それ断った。その後、福田政権にずっと非協力を貫いてきた。しかし、実はその改造の少し前から、幹事長だったら受けるって話は、実は流れてきてたんです。だから実はこの『アンカー』でも言いましたけども、もし麻生さんが外務大臣になったらそれは大サプライズ、この内閣のイメージも一新されたんだけど、幹事長だから実はサプライズじゃないんだけど、ないけれども、麻生さんが福田さんと最後に会談した、幹事長を受ける前に、受けるために会談したその時に、実は重要なポイントがありました。で、それはですね、ちょっと出して下さい」

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青山繁晴
「一部報道などではね、あるいは週刊誌などでは、福田さんが麻生さんに禅譲すると、禅譲するって難しい言葉ですけど、総理総裁の座をお譲りするということを約束したから、密約があったから麻生さんは幹事長を受けたんだって話になってますが、それは2つの意味で違います

村西利恵
「違うんですか」

青山繁晴
「もともと幹事長だったら受けるって話はありました。その後に密約があったからではない。それからもう1つはね、いくら何でもね、麻生さんが福田さんに『あなた譲ってくれますか』と言って、福田さんが『そうですね、譲ります』とか、そんな話するわけがないわけです。そんなことはありません。福田さんがね、『常識で考えてもらったら、そんな話するわけがないでしょうと分かるはずだけどな…』、福田さん、言ったじゃないですか。これは福田さんの、ある意味福田さんらしい部分でもあって、これ本音を言ってるわけですよ。その通り、そんな話をしたんじゃなくて、麻生さんは幹事長なら受けるってことは前から話があったからこそ、最後に受ける時に条件がありますってことをはっきり、福田さんにはっきり言われたそうです。福田さんの側の側近によればですね、これ2つあってですね。2つの条件……」

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村西利恵
「麻生さんが2つの条件を出した」

青山繁晴
「はい。まず1つめはこれです」

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村西利恵
「はい。『選対委員長から古賀誠さんを外せ(幹事長に権限を戻せ)』」

青山繁晴
「はい。福田内閣の出発の時にですね、自民党の執行部、幹事長、総務会長、政調会長以外に、選対委員長というものを執行部に入れて、党三役を四役にして、総選挙をやる時のお金をどうするか、お金が誰に集まって誰が仕切るか。普通だったら当然幹事長なのに、伊吹幹事長じゃなくて古賀誠選対委員長に、その役割を与えてしまったという重大なことがあったわけですね。麻生さんが福田さんに要求した最初が、この古賀さんをもう外して総務会長に回してくれと、つまり選対委員長というのはもうやめだと、幹事長に選挙やる権限は戻せと。福田さん、私が幹事長を引き受けるってことは総選挙をいかに戦うかってことだから、これ呑んで下さいと言ったら、福田さんは呑んだと

一同
「えっ!?」

青山繁晴
「これは間違いない。呑んだ。『えっ』て言われた通り……」

村西利恵
「外せてないじゃないですか?」

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青山繁晴
「はい。その通り、これ出して下さい。これが党四役の記者会見の絵ですけど、その通り、ここに古賀誠さんがいらっしゃるわけで、これどういうことかと言うと、いったん総理が約束したのに、この古賀さんがその情報をキャッチして、総理にこれはだめですと、私は選挙をちゃんと預かってるんですと。ね。古賀さんらしい、ドスの利いた(一同笑)迫り方をしたら、福田さん、ころっとこけて、その麻生さんの約束を破ってしまった

一同
「へー」

青山繁晴
「で、麻生さんもすっごく若いですけどね、ものすごく若いけれども、この9月20日に68才になります。そうすると、やっぱり最後の賭けっていうところ、ある。だからこそさっき元首相の1人は、麻生さんの賭けなんだと。福田さんといういわば泥船と言われるところに乗り込んだ賭けだけれども、そのギャンブル、賭けの最初にいわばこう、つまづいてるわけですね。そしてこの、今みんながニコニコして、手握り合ってるこの党四役の記者会見、これあの、視聴者の方にこのコーナーっていうのは、こうニュースを見る時のコツみたいなこともね、僭越ながらお話ししてるんですけど、こういうね、記者会見でね、けっこう本音が出るんですよ。だからそれもね、今後注目してほしいんですけど、古賀さんは記者会見でね、こう言ったんです」

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村西利恵
『大筋の方向付けは事務的にやらせてもらい、すべて麻生幹事長に相談しながら決定させてもらう』

青山繁晴
「はい。これあの、記者会見ではちょっとこういう言い方どうかと思うけど」

村西利恵
「横に麻生さんがいる状況で話されたんですよね?」

青山繁晴
「そうです。それで記者の方が、最近にはちょっと珍しい突っ込んだ質問をしてね。古賀さんに対してね、実力幹事長の麻生さんが幹事長になって、選挙は普通、幹事長がやるでしょ。古賀さん何するんですか?という意味のことを聞いたんですよ」

一同
「ほーー」

青山繁晴
「珍しくズバリ聞いたわけですね。そしたら古賀さん、一瞬、言いよどんだ。ね。やっぱり一瞬ためらった。しかしその後ね、何ていうか古賀さんらしく、またドスの利いた表情に表情に変わってね、こう言ったんですよ。これね、言葉がね、政治家の言葉でなかなか分かりにくいでしょうから、ちょっとあえて解説するとですね。『大筋の方向付け』と。この意味はね、『根本の方針』ですよ。ね。大事な方針は『事務的にやらせてもらい』、『事務的に』って、ね、こういう言葉うまく使ってるけど、これは要は『事務を預かるところの選対委員長がやらせていただく』と言ってるわけです

一同
「ああー」

青山繁晴
「大事なところは俺がやると言ってるわけです。で、その後、『麻生さんに相談はする』、これ『相談』って言ってるけど、もう方向付けしてから相談するんでしょ。だから『報告するだけ』ですよ。決めるのは俺なんだと言ってるわけですよ

一同
「うーん」

青山繁晴
「これ、すごい会見で、見てた僕も凍り付きました。だけど麻生さんはさすがにね、表情全く変えなかったけれども、もともと麻生さんと古賀さんは今、バトルなんで、水面下のバトルが続いてきた仲だけに、これは麻生さんは大変な難題を抱え込んで、これから古賀さんという非常にしたたかな強い相手と、まず総選挙をめぐって、特に選挙資金をめぐって争わなきゃいけないっていう、こう難しいところをやらなきゃいけないんですね。それからもう一つ、この麻生さんが福田総理との会談で付けた条件がこれです」

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村西利恵
「2つめの条件は『公明党との関係は任せてくれ』」

青山繁晴
「はい。これは実は、麻生さんがなぜ今回幹事長を受けたかっていう本当の理由に全く結びついてて、麻生さんは実は今の自民党の中では比較的、公明党とのパイプが太い方なんです。で、公明党あるいはその支持母体の創価学会が、何を考えてるかよく知ってて。たとえば最近、創価学会と公明党がいっしょになって、選挙シミュレーションをやったようです。総選挙やったらどうなるか。そうすると、たとえば共産党が今回は候補を立てない選挙区がいくつも出ますね。で、その今まで共産党に入れてた人たちがみんな民主党に入れるだろうと。もし選挙に行けば。そしたらたとえば公明党の幹部、たとえば太田さんとか北側さんとか冬柴さんとか、そうそうたるメンバーがみんな落ちるかもしれないっていう結果が出て、それだからこそ公明党は、このままの自民党の福田さんに付いていくわけにはいかないと、そこまで来てるんだぞってことが分かった。で、もしそうやって次の総選挙で、自民党が公明党の協力を失って、どんどんバタバタですね、その公明党離れることによって、自民党の候補も落ちていったら、自民党が潰れちゃうから、麻生さんは総理総裁になれるわけがない。だからこそ公明党との関係の修復を私にやらせて下さいと言って、いわば幹事長を引き受けたわけですけれども、しかしこの公明党との関係の修復ってのは簡単にいかないんです。たとえば改造人事、見てもらったら、今度公明党は自ら環境大臣と言って、見かけはいいけれども、内閣の要から外れてるでしょ。だから半身の構えになってるわけですね。じゃあこの後、さっき言った古賀問題とこの公明党問題、いずれも含めてどうするのか。そのキーワードはこれです」

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村西利恵
「はい。ここでズバリキーワードは『麻生流の度胸だめし』。秋の政局でどんな『麻生流』が飛び出すんでしょうか。CMの後、解説していただきます」

(いったんCM)

豊田康雄
「キーワードは『麻生流の度胸だめし』。青山さん、どういうことなんでしょうか」

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青山繁晴
「はい。麻生さんが度胸も発揮して乗り越えなきゃいけない難局のやっぱり最大のものは、公明党のことですね。でも公明党は、はっきりもう福田政権ないしは自民党に要求を2つ突きつけていて、あからさまに突きつけていて、一つは、福田総理や伊吹前幹事長が8月下旬から臨時国会を開きたいと言ってました。これどうしてかと言うと、来年の1月にインド洋でやってる給油活動をやってる期限が切れるので、それを再可決も含めて無事に成立させるには、8月下旬に国会開いとかないと、1月にまた期限が切れちゃうと。だから絶対ですと。高村外務大臣なんて未だにそう言ってるわけですけれども、公明党は、いや違いますと。1カ月遅らせて9月下旬からの召集にしてくれと。だからテロ特措法はもう延長しない。もう民主党が反対したり、世論の中にも賛否があるもの、やめたらどうだということをはっきり言ってる。それからもう一つは、解散総選挙について、福田総理のたぶん真意はですね、予算案を来年の春に通して、来年の4月から5月にかけて、解散総選挙ってことでしょうが、それじゃあ遅い。少なくとも来年の通常国会、毎年1月に通常国会が召集されますが、その冒頭で解散してくれと。この2つの要求を突きつけてるわけですね。さあ、これを麻生さんがどう解決するのか。まずこっちの方については、すでにこれをもう公言してます」

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村西利恵
『インド洋の給油活動を断念し、タンカー護衛かアフガン派遣

青山繁晴
「このアフガンの派遣についてはまだメディアに出てないんですけども、タンカーの護衛についてはやっぱりこれ麻生流でね。この、度胸だめしじゃないですけど、麻生さんもちろん度胸あるから、もうメディアのインタビューにはっきり言ってしまいましたが、これ、要はペルシャ湾あるいはアラビア海からインド洋を伝って、日本が買った油がタンカーで運ばれてくるんですけど、それを海上自衛隊の艦隊を出して、護衛するということに置き換えるということを言ってるわけです」

村西利恵
「代わりの活動をするということですか」

青山繁晴
「ええ。これしかし視聴者、普通びっくりでしょ」

一同
「(同意)」

青山繁晴
「ね。それでこれ、本当は水面下でどうなってるかと言うとですね、石破防衛大臣がすでにこれを省内で検討して、この法律を変えないで、海上警備行動ってありますね。海上警備行動ってたとえば北朝鮮の工作船に対して、能登沖とか奄美沖、銃撃戦があったでしょ。その時に海上保安庁じゃ無理だっていうんで、海上自衛隊が出ましたね。その海上警備行動を何とか発令して、ずっと護衛をさせるということ検討して、しかしその時には海上保安庁じゃだめ、海上自衛隊が出なきゃいけないってことを立証しなきゃいけないから、実は石破防衛大臣の時代に、ついこないだですよ、このタンカーの船主の協会に要請してくれと。皆さんが要請してくれたらそれをやれるっていうことを、やったんですよ

一同
「へえー」

青山繁晴
「ところが、そのまま止まっちゃってるわけですよ。ね。それを麻生さんが、何とかこれ動かしたいと思ってる。でもこれがやっぱりだめとなったら、今度は逆にこれ、民主党の小沢さんが『いや、アフガンだったら行けるんだ』と独自の理論を展開してますね。いわばそれに寄り添う形で、これも実は水面下で検討を始めてると。いずれにしても麻生さんは思い切ってインド洋はやめようと、そのかわり日本が、たとえば自分のタンカーの護衛だから国際社会の理解得られるかどうか分かんないけど、要するにテロとの戦い、日本なりにやってますよってこと、別な形で見せようってことを模索してます。ま、麻生さんの大胆な発想がないと、これはそもそも検討もないと思いますけれどね」

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青山繁晴
「はい、もう一つ、もう一つの『解散総選挙は遅くても来年の1月』(先ほどのパネルに戻る)。で、実はこの幹事長、麻生さんの周辺も含めてですね、やっぱりもう来年1月になるんじゃないかなという雰囲気になってるんですよ。ところがですね、さっき言いましたね。たとえば中山恭子さん、拉致問題担当大臣、実は何もできないかもしれない。ね。ということは、先に行けば行くほど、実はたとえば残念ながら室井さんの期待ともひょっとしたら違って、実力が発揮できない内閣であることが、だんだんばれるかもしれない。だから本当に、さっきね、『度胸だめし』って書いたのは、実はこのことなんです。本当にやるならこれしかない」

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村西利恵
『9月の臨時国会でいきなり解散総選挙へ』

一同
「(ざわざわ)」

青山繁晴
「これ麻生さんが今、考えてるって意味ではありませんよ。ありませんが、実は自民党の中で秘かに、これはまだメディアに出てませんけど、囁かれてるのはですね、というか、この一昨日の月曜日からこの話は水面下で動き始めたんですけども、公明党の要求通り臨時国会は9月の下旬にずらそうと。しかしその後、たとえば補正予算とかそういう審議をするんじゃなくて、いきなりそこで、冒頭で解散して総選挙をしてしまえと。そうすると、まあ室井さんの話も含めてね、国民の期待がまだ福田内閣にあるうちに選挙ができる。そして民主党は油断してると。油断してるから、たとえば小沢さんと前原さんの政策の違いなんかはまだ整理しきれないまま、小沢さんだけが、あの人ほんとの選挙通だから、いや、選挙は近いかもしれんと言ってるけど、民主党の中はそうじゃない。だからもう本当に勝とうとするなら、麻生さんが最後の賭けに本当に勝とうとするなら、これが一番いいわけですよ」

村西利恵
「不意打ちのような」

青山繁晴
「ええ。だけどそれを麻生さんがやれるのか、っていうか、麻生さんがそれをもし決意しても、福田さんといういわば慎重居士(しんちょうこじ)、慎重な福田さんを説得できるのか。まさしくこれは賭け、ギャンブルの話だということなんです」

豊田康雄
「果たして、こうなったらびっくりですけども」

室井佑月
「福田さんがグズグズしてるうちに、来年の1月になってる気がする(一同爆笑)」

豊田康雄
「果たしてどうなっていくんでしょうかね。はい、以上、“ニュースDEズバリ”でした」

 ____________________________内容紹介ここまで


 最後の方、臨時国会の冒頭でいきなり解散総選挙って話題の中の、「国民の期待がまだ福田内閣にあるうちに選挙ができる」というのを聞いた時、「国民の期待なんてもうとっくになくなってますよ」と、思わず突っ込んでしまったのは私だけでしょうか(^_^;


 昨日の「毒餃子問題で新展開」の続報なんですが、高村外相が今日(7日)、報道各社のインタビューに対し、情報を公表しなかったのは中国側の要請があったからだということを明らかにしましたね(時事通信8/7)。

 中国の情報統制下に入っちゃってるんですね、日本は。
 もはや日本国じゃないですね。中華人民共和国日本自治区ですね。

 マスコミ、つーか、夜のテレビもひどかった。
 高村発言について、ろくに報道しませんでした。

 NHK「ニュース9」は天気予報の前に1分間、VTRのみ。
 TBS「NEWS23」は約2分間、VTRとキャスターのコメント。
 期待のフジテレビ「ニュースJAPAN」は、VTRで何とたったの30秒。箕輪さんのコメントが聞きたかったのに……(T^T)
 日テレ「ZERO」はチェックしなかったので分かりませんが、2ちゃんねるの複数の情報から判断すると、やはりわずか数十秒程度だったようです。


※拙ブログ関連エントリー/「アンカー」起こし
こちらからどうぞ。

※参考リンク
ON THE ROAD : Aoyama 's Daily Essay(青山繁晴さんのブログ)
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