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「ムーブ!」中台対話再開&台湾船尖閣沖領海侵犯で日台緊張

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■6/10(火)放送「ムーブ!」上村総局長のチャイナ電視台

敵の敵とは仲良く?中国と台湾が対話再開(当日のテレビ欄より)

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 つかみは司馬遼太郎。中共に言わせりゃ右翼作家であると。しかもその理由っていうのが……。

 細かい相づちや間投詞、ツッコミはカット、言葉尻など曖昧な箇所もありますが、それ以外はほぼ完璧です。
 画像はテレビ画面をデジカメで撮影しました。粗くて見にくいですがお許し下さい。各画像をクリックすると新規画面で拡大します。

 後半は、尖閣諸島・魚釣島沖の領海内に侵入した台湾の遊漁船が日本の巡視船と衝突し沈没した事故と、その後のゴタゴタについて、私なりにまとめ&雑感を。


 内容紹介ここから____________________________
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堀江政生
「今日のチャイナ電視台は『司馬遼太郎さんは右翼作家だった!?』という話なんですけれども、ま、“竜馬がゆく”とか“坂の上の雲”とかね、“飛ぶが如く”、有名な司馬遼太郎さんなんですが、右翼的だったって話はあんまり聞きませんね」

上村幸治
「あの、日本ではそんなことは全然ないんですが、中国の新聞やネットではですね、右翼作家あるいは、ひどい時は極右作家ですとかね、そういうふうなレッテルを貼ってますね

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関根友実
「たとえばこんな論文が出てるそうなんです。『日本国家のイメージを守るため、一方で日本近代史の侵略戦争に関する重大な問題を否定したり、薄めたりした』と。『一方で歴史の中から輝く部分を探し出し、日本国家の美しいイメージを打ち立てた。司馬史観の流行は実質的には日本国家の社会政治思想の右傾化を反映したものだ』と書かれているんです」(内蒙古大学学報 任其懌)

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関根友実
「さらにこんな文書もありました。“人民網”という文書なんですが、『近未来、日本国内で侵略戦争を美化し、台湾の植民地統治をたたえるブームが起きている』と言うんですね。『日本作家の司馬遼太郎の“台湾紀行”と、右翼漫画家の小林よしのりの“台湾論”などは、その典型的な例だ』と」

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堀江政生
「小林よしのりさん、ずいぶん素晴らしい人と比較されてますけれどもね(一同笑)。で、さんざんな書きっぷりの中で、なぜ司馬遼太郎さんはこう右翼作家だというふうに思われてるのか。それは唯一これなんだ、1994年に李登輝総統と対談したからなんだと。これは李登輝総統というのは台湾の独立派であり、それと対談した司馬さんはつまり敵なんだと。そうすると中国での敵はすなわち右翼だという、こう見事な三段論法で言ってると。こういうことですか」

上村幸治
「まあ、もともと中国は左派ですね。共産党は。で、反右派運動とか言って、つまり一番レッテル貼りの、一番ひどいのは、『お前は右翼だ』とか『お前は右派だ』とかいうのが一番ひどいんですね。だからそういうのはまあ出してきていたんだと思うんですね。だから彼が何を言ったというよりも、敵だからそうだと、右翼だというふうに言ったんですね」

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堀江政生
「でもこれぐらいのことで右翼というようなことになってきますと、敵だってことになりますと、中国にとって台湾独立という話をしたらえらいことになってしまうという、タブーだったはずなんですが、その中国と台湾が明日(6/11)、9年振りに対話を再開いたします。これは日本にも大きな影響を与えるだろうと上村さんはおっしゃるんですけれども、どういうふうに言うかということこうなんです。『ホッとした』と。『日本にとって台湾海峡と朝鮮半島が安定するという事は政治、経済全てにとって喜ばしいこと』だとおっしゃるんです。メリットありますか」

上村幸治
「そうですね。つまりあの、もちろん安全保障の問題で朝鮮半島と台湾海峡が安定するっていうのが一番いいんですね。プラス、この一帯が非常に大きな経済的なですね、マーケットになってる。巨大なマーケットになっていて、これからの日本はそういった所で商売していってですね、経済をまあ伸ばしていくというふうな方向に動いてますんで、安定してもらわないと困るんですね。中台が争って、あるいはそれがですね、台湾海峡危機のようなことになってしまうと、日本も経済も失ってしまいます。そういった意味で喜ばしいというふうに思います」

堀江政生
「数カ月前までは、こんなことちょっと考えられないぐらい一触即発だった中国と台湾の関係なんですけれども」

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関根友実
「はい。その歴史、振り返りますと、1949年です、共産党率いる中華人民共和国が樹立しました。そして共産党と対立していました国民党は台湾に逃れまして、中華民国を掲げ続けます。中国側はそのことを認めていません。国民党は台湾で独自の政治を押し進めまして、とうとう2000年には台湾独立を掲げる民進党が政権を奪取しました。これは中国にとっても国民党にとっても脅威だということで、ま、共産党にとっては敵、大敵ですよね。大敵の、ま、敵ということで、国民党と共産党、ぐぐっと近づいた。大敵の敵は味方だという考え方なんですね」

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堀江政生
「で、この今年の5月、その国民党が政権に返り咲きました。馬英九総統はですね、両岸(中台)は共に中華民国に属するんだというふうに言いまして、中国との和解、休戦を掲げた。今までの台湾とはだいぶん違うということになったわけですね」

上村幸治
「そうですね。あの、初期の国民党もですね、ま、いちおう、初期というか李登輝さんの初期の頃の国民党も、ま、中台で話しましょうというふうに言ったんですね。で、それ、どんどんどんどんおかしくなっていったんですが、今回、馬英九さんが出てきて非常に中台の間で対話ムードが動いてきました。そして中国の方もですね、王毅さんという元駐日大使がですね、国民のそういう責任者になりまして、中国も本格的にじゃあ対応しましょうというふうな流れですね」

堀江政生
「そして明日からのもう対話再開ということになるんですけれども、ただ、ま、これ中国政府なんですけれども、台湾を合法政権というふうには認めていないため、政府間の直接対話はしないんです。中国が海峡両岸関係協会、そして台湾側はですね、海峡交流基金会と、ま、名目上の民間組織というのを立ち上げていまして、そこのトップで会談をしよう、ま、ただこれは、事実上のトップ会談であるということになるわけですか」

上村幸治
「はい」

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関根友実
「さて、この対話でどういうふうに中国と台湾の関係が変わっていくのかと言いますと、たとえば中国と台湾の直行便とか定期運航を始める、そして中国人観光客を全面開放して受け入れるですとか、人民元と台湾ドルですね、人民元両替、全台湾土で解禁するですとか、中国資本の不動産投資を開放するなど、さまざまな側面を考えています」

堀江政生
「基本的にこうなってくると経済面ということでしょうかね」

上村幸治
「ええ。あの、まあすでにですね、台湾の人は上海に行ってもう100万人以上の人が行きましてですね、経済交流進んでるんですね。ただ香港経由でないと行けなかったのが直接行けます。だから非常に経済的にはですね、交流が深まってきます」

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堀江政生
「しかし一方で『消える台湾』、これ台湾をですね、中華民国という表記に変える動きがどうもかなりの急ピッチで進んでいるようだというんです」

関根友実
「はい。いろんなことがありまして、たとえば台湾外交部で使われている『訪台』という表現は『訪華』になっていくと。そして台湾総統府なんですが、『中華民国(台湾)』とされていたんですが、この『(台湾)』のここの部分が消えてしまいます。そして郵便事業に関しては去年、『台湾郵政』と改名したばかりなんですが、『中華郵政』に変わると。切手からも『台湾』の表記が消える見込みだということなんです。さらに国防省なんですけれども、日刊紙青年日報の表題に『台湾の国家生存と発展のために戦う』とあったんですが、この『台湾』が『中華民国のため』となっていくということなんですね」

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堀江政生
「これはどうなるんでしょうか。上村さん、こうおっしゃいますね。『こんなに急激に動いたら台湾内部で衝突が起きるぞ』と」

上村幸治
「あの、もともと『中華民国』だったのを『台湾』に変えましょうというふうにしてやってきたんですね、民進党が。これ正名(せいめい)運動と言いまして、名前を変える運動なんですね。名前を変えることによって政治的な効果を出しましょうというふうなことをやってたんですね。それもけっこう過激だったんですが、同じ土俵でですね、またケンカしてしまうと、いつまで経ってもですね、民進党と国民党の方で話し合いといいますかね、融和できないんですね。で、いつまでもそういう対立的な発想は出さない方がいいと思います」

堀江政生
「まあでも勝谷さん、これはなかなか難しいですよね」

勝谷誠彦
「これ、だから逆に言うとですね、中華民国は元来、台湾にいた人たちにとって見れば侵略者なわけです。だからその侵略者の名前である『中華』に今度一斉に変わるということは快く思わない人たちもいるわけですよね。これ上村先生、オリンピックの時の、行進する時の名前はどれで行くんですか?」

上村幸治
「台北ですよね」

勝谷誠彦
「台北で行くんですか。そこはさすがに『中華』っていうのを使ったらすごいなと思うんだけど」

上村幸治
「いや、ま、『中華台北』ですね」

勝谷誠彦
「『中華台北』ですか」

堀江政生
「ただこれ、中台の選手がいっしょに聖火を掲げて行こうじゃないかみたいな話もちょっと提案されてますよね」

関根友実
「胡錦濤さんの方から提案をされたと」

上村幸治
「ええ、あります。胡錦濤さんと呉伯雄さん(国民党主席)が会談しましてですね、そういうふうなことを提案したんですね。で、台湾側はちょっとびっくりしまして。つまり宣伝外交ですね。パンダ外交とかピンポン外交と同じようなことをまたやってきたと。若干、台湾側がびっくりしてるというか慌てているんですね」

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堀江政生
「なるほどね。で、今後のこの台湾と中国、これ一気に仲良くなっていくのかということなんですが、上村さんはこんなふうにおっしゃるんですね。連邦制=国家連合がこれ、現実的な形なんじゃないかと」

上村幸治
「つまりですね、さっきの台湾の名前の話ありましたが、台湾人アイデンティティと言いますか、自分たちを台湾人だという意識が強くなってるんですね。そして民主化しました。で、彼らはもう自分たちで議会持ってるんですね。そういった国をですね、中国がじゃあ中華民国として統一できるかというと、もうできないと思うんですね。で、一番いいのは中国が民主化して、台湾も民主化していって、そしてその二つの国が連邦制を作りましょうというふうに持っていくならいいんですね。でもそうじゃなくて、中国は共産主義で、台湾は民主主義で、一つになれっていうふうに言ってもですね、台湾人の8割は現状維持を希望してますんでこれは無理だと思いますし、そこまでやるとですね、国際社会もたぶんまあ認めないんではないかと思うんですね」

堀江政生
「なるほど。須田さん、このあたりが現実的な形ですかね」

須田慎一郎
「そうですね。ただ台湾としてはやっぱり先ほどあったようにね、経済的なニーズっていうのが非常に強いんだろうと思いますね。今、東アジア、まあアジア全域そうなんですけど、やっぱり中国のね、中国本土の方の経済成長率、年間11%超えてるわけですよね。ま、周辺の国々の成長っていうのは、いかに中国経済とアクセスしていくかっていうこと、かかってるわけですよね。そうなってくると台湾としては、政治問題を抱えて、そこになかなかストレートにアクセスできないようになると、要するに台湾経済自体が失速しかねない部分ってありますからね。やっぱりその台湾サイドの事情っていうのが、大きく作用するんじゃないかなと思いますけどね」

堀江政生
「なるほどね。こうなってくると日本はどうなるんでしょうね」

上村幸治
「まああの、日本にとってはですね、この地域が安定していって、さっきもおっしゃいましたけど、この地域全体が経済発展してるんですね。それが連動していくわけですから、日本にとっては僕は安定する方がいいと思います。ですから中台の対話をどんどんどんどん進めてほしい。で、その上でですね、但し中国が非常に今、軍事力を強めてまして、台湾から太平洋に出ようっていうふうな動きがありまして、アメリカが非常にその部分は警戒してるんですね。でも警戒しながら、でも経済では協力しないといけない、非常に難しい状況なんです。それをうまく対処していくにはまず安定してもらう、で、安定してもらうために中台がこうやって意思疎通するっていうのは、僕は大変いいと思います」

堀江政生
「上村さんのコーナーでした」(終わりかけるが勝谷が発言)

勝谷誠彦
「これね、だけど連邦制をもしここで認めるとですね、じゃあチベットはどうする、新疆ウイグルはどうするってことで」

上村幸治
「当然……」

勝谷誠彦
「ダライ・ラマ猊下がおっしゃってる高度の自治っていうのは、結局これで妥協しろって言ってるわけですよ」

上村幸治
「ええ、そうです」

勝谷誠彦
「だからそうなるとそちらにまた飛び火するっていうこともあるんで、そこはなかなか舵取りは難しい…」

上村幸治
今の指導部では無理ですね。よっぽどだから考えを変えてもらって…」

勝谷誠彦
「やっぱり20年、30年かかるかもしれないですね」

上村幸治
「でしょうね」

堀江政生
「ありがとうございました」

 ____________________________内容紹介ここまで


 司馬遼太郎さんが中国で右翼扱いされてるという件、現在発売中の「諸君!」7月号にて上村幸治さんが詳しく紹介してらっしゃいますので、よかったらご覧下さい。
 論文のタイトルはずばり【レッテル貼りとご都合主義に明け暮れる中国の台湾工作】。「力関係の変化で、宿敵・国民党への評価すら平気で翻す。かれらの情報工作に原則などない」ってキャプション付き。

 小林よしのりさんは司馬史観(日清・日露戦争は肯定、大東亜戦争は否定)を批判してたはずですが(小林さんに限らず日本の保守派はわりとそうですよね?)、中国にかかれば司馬遼太郎さんも小林よしのりさんも同じグループなんですね(^_^;

 上村さんは連邦制を提唱されてますが、そうなれば小さな国が大きな国に飲み込まれてしまうのは必定ですよね。上村さんの意見は、私には「中台が安定しさえすればいい。そのためなら台湾は中国に飲み込まれてもいいんだ」っていうふうにも聞こえてしまうんですが……。

 でも果たしてそれで日本の安定につながるんでしょうか?台湾が飲み込まれたら次は尖閣諸島、その次は沖縄、やがて日本本土も危うくなったりしませんかね?中国が軍拡主義を捨てない限り、つまり太平洋進出という野望を捨てない限り、そうなってしまう可能性もあるのでは?

 ただ上村さんは、今回は軽く触れただけですが、以前「ムーブ!」で中国軍幹部がアメリカの太平洋司令官に提案した「太平洋分割案」について述べ、中国の脅威にはひととおり警鐘を鳴らしてました(3/11放送分参照)。

 この時の上村さんの結論としては、こんな感じでした。
 「中国は軍事力で脅してアジアの覇権を取ろうとするんじゃないか。そういうことは絶対にしてもらいたくないので、アジアについては、アメリカがきちんと関与しますということを強調してもらう。そのために日米同盟をさらに強化する。そういうふうな対応をすべきじゃないかと思う」

 アメリカにどんどん助けてもらえってことですね。まぁ確かに日本だけの力では無理ですけども、北朝鮮問題でも分かるように、アメリカは日本を簡単に裏切ったりする可能性もあるわけで。難しいけども日本独自で何か考えておかないといけないんじゃないですか。

 あと最後、コーナーが終わりかけてたのを、勝谷さんが強引によく突っ込んでくれたと思います。あのまま終わってたら、何かすぐにでも「中華連邦」が誕生しそうって雰囲気でしたから(^_^;

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 ここからは、尖閣諸島・魚釣島沖の領海内に侵入した台湾の遊漁船が日本の巡視船と衝突し沈没した事故と、その後について。

 私が事故を知ったのは、この日(6月11日)の「ムーブ!」のニュースコーナーでした。速報てな感じでざっと伝えられました。
 その時、上村さんは「この微妙な時期に台湾はこんなこと(領海侵犯)するのはやめてほしい」とコメントされてました。

 拙ブログでは6/14付エントリー:番組改変訴訟最高裁判決ほかニュース色々の「細切れぼやき」でざっと紹介しました。土曜日未明にUPした分です。

 その時点では、許世楷駐日代表(日本大使に相当)を台湾に召還するって話は、いったん立ち消えになってたんですけどね。
 というのも、欧鴻錬外交部長(外相)が13日、「日本側に拘留された遊漁船の船長が同日中に釈放されない場合、許世楷駐日代表を台湾に召還する」と言明したのですが、発言直後に船長は釈放されて帰台したため、結果的に駐日代表の召還は見送られると見られていたのです(産経6/13)。
 ところがその見通しは外れてしまい、14日になって、欧鴻錬外交部長は許世楷代表を召還すると発表しました(日経6/14)。


 とにかく事故発生以降、馬英九政権はすごい勢いで反日モードになってますなぁ。
 劉兆玄行政院長(首相)は13日の立法院(国会)答弁で、日本との領有権をめぐる争いでは、問題解決の最終手段として「開戦の可能性を排除しない」と述べたほどですから、びっくりしちゃいますわ(産経6/13)。

 5月の政権交代後、台頭する「中華民族主義」に根ざす反日的な「仇日」思想が背景にあるのではないか、という報道もあります。具体的には、遊漁船の母港がある台北県の周錫●(=偉のにんべんを王に)県長(知事)が厳しい対日史観を持つ急進的な中華民族主義者で、この人が先頭になって抗議デモを展開、馬英九が突き上げをくらったと(産経6/15)。

 ってことは、実は馬英九は当初はここまでやるつもりはなかったんだけども、追い詰められて強硬にならざるをえなくなったってことですかね?やっぱり求心力が不足してるんかなぁ。


 15日になって、事態は急展開。日本が折れた。
 海保が「巡視船にも過失があった」として、台湾側に謝罪したのです。しかも台湾側から求めがあれば、賠償する考えがあることも明らかにしたと(共同通信6/15)。
 またしても弱腰外交ですか!?(T^T)

 日常的な交通事故でもそうだけど、一方が100%悪いってことはないんですよね。
 だから「台湾側も悪かったけど、日本側も悪い部分はありました」となるのはまあ仕方ないとしても、謝ってるのはこっちだけで、向こうは一切謝ってませんよね。
 っていうか、そもそもこれって向こうが日本に領海侵犯してきたんですよね。よその国だったら撃沈されても文句言えないケースでは?

 しかもこの台湾船の船長は、「魚がよく捕れるいい漁場があり、そこへ向かっていた」「GPS(衛星利用測位システム)を使い自動操舵していた」と話しています(琉球新報6/14)。
 (八重山毎日新聞6/15によれば、当初、海保側は台湾の船が「ジグザグ航行していた」と主張してましたが、その後、誤りを認めたとのことです)

 要するに、間違って入ってしまったっていうレベルじゃなくて、明らかに確信犯ですよね。
 なのに何で日本だけが謝罪し、その上「賠償します」とまで言わなあかんの?
 これ、もしかして海保は犠牲者だったりしません?「近隣諸国とゴタゴタしたくない」っていう福田さんの政治判断で、煮え湯を飲まされたりしてません?

 台湾ではこの件で反日報道が過熱しているといいます。
 私は個人的には台湾とは仲良くやりたいし、日本政府にもそうあってほしいけど、だけど最低限の筋はちゃんと通さないといけないのではないでしょうか。でないと日本はなめられて、逆に向こうの行動はどんどんエスカレートしませんか?


 とか言ってたら、16日になって今度は、台湾の抗議船1隻と台湾巡視船艇3隻が領海内に侵入。魚釣島約1キロ沖まで近づいたと。
 その後進路を変更し出ていったのですが、尖閣諸島の領有を主張する他国・地域の抗議船に、政府の巡視船艇が同行して日本の領海に入ったのは初めてだそうです(毎日6/16)。

 「こっちは謝罪したっていうのに!謝り損かよ!」などと、福田さんは憤慨してたりするんでしょうか?(^_^;

 まあでも、この件では日本側も水面下でそれなりの対応はしたようです。日台当局が電話で折衝、日本側は「これ以上の(魚釣島への)接近があれば、厳正な対応をせざるを得ない」と警告し、日本領海の外に出るよう強く申し入れたと(産経6/16)。


 これで事態はいちおう沈静化するんでしょうか?あまりそうも思えないんですが。
 今後、馬英九が反日強硬派を押さえられなかった場合、いったいどうなるんでしょう?

 もしかしてこの一連の流れ、中共による日台離反工作だったりして……というのは考えすぎでしょうか?
 今回(11日~13日)行われた中台対話では、合意したのはあくまで経済面であり、政治的な問題は棚上げされてたんですよね(産経6/13)。
 政治面でも一気に台湾を取り込みたいという、中共の狙いが隠されてたりしませんかね?

 尖閣巡り台湾が「日本側への発砲を許可」―中国新聞社(中国情報局6/16)って、大陸メディアがこんな煽るような報道をしてるのが気になるんですよね。
 中国のネットでは案の定、この問題で対日批判の書き込みが相次いでいるそうです。「両岸(中台)が連携して主権を守り抜け」などと、台湾との連携を求める声が目立っているとか(日経6/17)。


 上村さんが頼りにしてるアメリカは、事実上の駐台大使であるスティーブン・ヤング氏が、早々と「米政府は干渉しない」と話してます(AFP6/16)。でも、ま、この程度のことでいちいち干渉してくるとしたら、それも逆におかしいでしょうけども。

 今後、妙な具合になってきたらあるいは干渉してくるんでしょうか?
 でもやっぱり私はないような気がする。少なくともブッシュ政権にそんな余裕はないでしょう。


 あと、召還された許世楷さんですが、16日に辞職を申し出たそうです。

 10日の沈没事故で、国民党は許さんが日本寄りの発言を行ったと批判。許さんは「これ以上の屈辱を受けることはできない」として辞任を決めたそうです(毎日6/17)。
 (但し、産経6/1によれば、許さんは政権交代に伴い、近く退任する予定ではあったそうです。6月1日には都内のホテルで安倍前首相や櫻井よしこさんら約800人が駆けつけ、送別会が行われていました)

 日本寄りの発言とは?屈辱とは何ぞや?
 朝日6/17共同通信6/17産経6/16の内容を総合しますと、こういうことみたい。
 
 ――許さんが台北で事故について日本と行った交渉などを説明、冷静な対応を呼びかけたが、逆に与党国民党の立法委員(国会議員)が、許さんを日本寄りで「売国奴」「台奸(台湾の敵)だ」と激しく非難し、許さんが激怒。
 外交部は許さんに日本側への対応を、与党・中国国民党が絶対多数を占める立法院(国会)で報告することを命じたが、許さんは「志ある者、殺されても、辱めは受けない」とし、今月10日に表明したとされる辞意を認めるよう訴えた。――
 (ちょっとミックスしすぎかも。できれば各記事をご確認下さい(^^ゞ)

 かっこいいなぁ、許さん。でも親日派として活躍されていた方だけに、こんな形での辞任は残念でなりません。
 これで馬政権内にはもう、親日あるいは知日派の人は皆無になってしまったんでしょうか?


 最後に、ある台湾人がネットで以下のような意見を述べているそうですので、ざっとご紹介(全文はこちらを)。

 「一般の台湾人はこの事に興味ありません
 「でも在台の統一派は違います。これは祖国中国と一緒に反日感情劇を演じる機会になるからです
 「不思議なのは、台湾漁民は日本の艦艇に駆逐されることのを知りながら、なぜ近づいたのかです。そして海釣船は本島24海里以内で作業しなければならないとの我国の法令に違反し、規定範囲を出たことです」
 「しかし馬政権と親中メディアは、日本の艦艇が衝突してきたとの悪事だけを民衆に伝えています
 「馬は以前、尖閣を守る運動をやっていました。中国が主人であることを証明するため、今回はがんばるべきでしょう。しかしわたしたちは、最終的には彼は意気地ない事を知っていますので、どのように幕を引くかを見ています。 日本の民間も、あまり真剣に相手にしない方が良いです。そうした方が、台湾の反日運動は続けられません。 台湾人は公平で理を知っています


 台湾の一般の人たちは、中国人のように政府に統制化されてはいないし、韓国人のように火病でもない。「話し合いができる人たち」だと思います。
 外交はいろいろあるから、政府間で揉めたりするのは仕方ないけど、国民は共に冷静さを失わず、事態の推移を見守った方がいいような気がします。とにかく興奮しすぎると中共の思う壺だと思います。

 ま、冷静にと言っても日本の場合、メディア(特にテレビ)はこの問題、そもそもあまり報道してないんですけどね。これは幸せなことなのか、それとも不幸なことなのか?

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 遅くなりましたが、岩手・宮城内陸地震で被災された方に心よりお見舞い申し上げます。
 今回動いた断層、地震発生確率が非常に低いというか、全くノーマークだったそうですね。そんな場所でもこんな大地震が起きてしまった。
 日本ではもう、いつ、どこで大地震が発生してもおかしくない、そのことを改めて思い知らされました。

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