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橋下知事が「大阪維新プログラム案」発表

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 最後に「細切れぼやき」を付けましたが、今日のメインは大阪ネタです。ローカルですみません<(_ _)>
 でもこのことは今後、他の自治体運営にも関わってくるかもしれません。よろしかったら他府県の皆様も一緒に考えてみて下さい。

橋下知事が発表した「大阪維新プログラム案」(産経6/5)
 大阪府の橋下徹知事は5日、自らの府政改革案「大阪維新プログラム」(プログラム案)を発表した。医療費助成を見直す代わりに救急医療体制を整備、私学助成を大幅カットする一方で全小中学校で放課後学習を行うなど、緊急性の高い医療対策や公教育の充実を重視する橋下知事の姿勢が明確に示された。ただし、単年度黒字を達成するために今年度、1100億円の収支改善を図るという目標は堅持したものの、新たな借金ともいえる退職手当債の発行に踏み切った。
 府は、プログラム案をもとに本年度の本格予算案を策定し、両案を7月臨時議会に提出する。
 プログラムは財政再建、新規事業、府庁改革の3本柱で構成。4月に府改革プロジェクトチーム(PT)がまとめた財政再建プログラム試案(PT案)をたたき台に策定した。
(以下略)

 ってことで、ついに「大阪維新プログラム案」が発表されました。
 目標だった「1100億円の収支改善」は何とか堅持されたようです。
 詳細は以下からどうぞ。
 『大阪維新』プログラム(案) 平成20年6月5日 大阪府

 しかし、大阪府民なら特によくわかると思うけど、この日まで本当に大変な道のりでしたね。
 4月に改革プロジェクトチーム(全て府職員で構成)の試案発表。
 その後、改革PTと各部局で激しい議論。
 市町村長の大反撃(知事は涙で協力を訴えた)。
 人件費削減をめぐって労働組合との大激論。

 こういった議論は公開されて、全国ネットでもバンバン流されたので、関西以外の人もテレビなどでご覧になったことがあるのでは?

 他にも、橋下知事は市町村の理解を求めるために全市町村を訪問したり、府議会も紛糾したりと、まあ本当にいろいろあったわけです。

 私は橋下さんに関しては正直、知事就任前から「どこまでやれるのかなぁ」と心配してたんですが、もう私の予想なんかはるかに超えた頑張りを見せてくれたと思います。今はとにかく心から「お疲れ様」と言いたいです(もちろん「これからも頑張って下さい」も)。

 特に議論をオープンにしたことは非常によかったですね。大阪府政について、関西のテレビではもう毎日と言っていいほど取り上げられました。こんなことは過去になかったと記憶しています。
 これまでは「私らにはお上のやることはようわからん。任せとくしかないんちゃう?」って意識の強かった大阪府民も、府政に大きな関心を寄せるようになりました。
 今後、結果がどう出ようと、このことだけも大きな意味があったと私は思います。

 それにしてもこれ、知事が「府債発行原則ゼロ」って最初にぶちあげてなければ、絶対ここまで切り込めなかったでしょうね。
 交渉事では何でもそうですが、希望額を最初から素直に提示してしまうと、達成は難しいですからね。最初は希望額より多めにドーンと提示し、そこから下げていくのが定石(^_^;


 維新案発表当日(6/5)、知事の会見の生中継をテレビで見ました。複数の局が中継してたみたいですが、私が見たのは『ムーブ!』でした。

 『ムーブ!』で中継されたのは会見の冒頭だけですが、今日はこれをテキスト化してみました。
 冒頭だけと言いつつけっこう長いんですが、今回の維新案のポイントがよく理解できますし、知事の思いもよく伝わってくると思うので。

080605hashimoto.jpeg

 よろしくお願いします。まずはこの4カ月間、ほんとに府民の皆様に、この府政について真摯な議論をしていただいたことを、ほんとに感謝申し上げます。就任以来4カ月が経過しましたが、府民の皆様から重い意見を多数いただきました。僕自身も府庁に入る前までに、ま、これほど府政のことを考えたことはなかったんですけれども、ま、今回は4カ月間、本当に府民の皆様に、府政のありとあらゆることを議論していただいたことを感謝申し上げます。

 またその府民の皆様の議論を巻き起こすために、メディアの皆様にもいろいろご協力いただきました。ま、僕が挑発的な発言をしたことも多々ありますけれども、メディアの皆さんが一生懸命報じて下さったことによって、府民の皆様も府政について、真摯な、もう熱い議論ができたというふうに思っております。メディアの皆さん、本当にありがとうございます。

 また、あの、府議会の議員の先生方からも一番、貴重なご意見を多くいただきました。やはり議会制民主主義である以上は、議会の議員の先生方の意見が全てであります。今回は各会派、全会派の議員の先生方から、ま、全会派からですね、建設的なご意見をいただきました。また議会を通じて、私に対して、住民の生の声をぶつけていただきました。非常にその意見は重かったです。今回の判断については、議会の声というものを一番重視しました。

 またここで一言、お時間をお借りしまして、私はあの、府庁のトップであるんですが、府民の代表でもあります。府民の代表としまして、府庁職員の皆さんに、全員に、今回のプログラム案の取りまとめ、本当にありがたく思っております。府庁職員の皆さん、本当にお疲れさまでした。まだあの、ゴールでも何でもないんですけれども、この4カ月間で、ここまでのものを作り上げてくれたというのは、まあ府民として、私も一府民でありますが、本当に素晴らしい仕事をやってくれたというふうに思っています。2月6日の就任前から府庁に乗り込んで、一旦決まっていた予算を全部ひっくり返して、暫定予算というのもこれも一つの予算に等しい作業がありました。それから2月議会、そして改革プロジェクトチーム試案、重要政策プロジェクトチームの案、担当部局の皆さん、もう走り回っていました。この4カ月の間で、私としては、これはまだまだ完全なものではないんですけれども、私も4カ月前は、ま、弁護士として民間企業に携わっていましたけれども、私が見てきた民間企業の中でもここまでの仕事をする民間企業はないという思い、それぐらい素晴らしい力の結集のもとに、プログラム案というものをまとめてもらいました。まだこれはゴールではありません。あの、これから議会を通過させてもらって、これからプログラムを実行に移すんですが、それにしてもこの4カ月間、本当に府庁職員の皆さん、お疲れ様でした。公務員バッシングの非常に強い時代でありますけども、大阪府庁職員に私は誇りを持って、堂々と府庁職員がここまでやるんだということを、全国に誇りを持って発信できるという思いであります。本当に私自身、この府庁のトップであることを誇りに思っております。

 ではここから、府庁のトップとしまして、府民の皆様にいくつかの説明をさせていただきます。まずあの、記者の皆さんには、もうすでに私の思いというもののペーパーをお渡ししていますので、ま、これを逐次読み上げても仕方ありませんので、またこれはうまく皆さん方で報じていただければなというふうに思っております。中身的なことはここで全て網羅していますので、私がどうしても府民の皆さんにお伝えしたいメッセージ的なものだけをここでしゃべらさせてもらって、あとは記者の皆さんからのご質問にお答えしようと思っています。

 まず府民の皆さんには、今回、2月6日からですね、メディアがいろいろ報じてくれまして、とにかく財政再建、歳出削減ということだけが、ま、メディアで踊っていましたが、もちろんこれは、私がまずは最初に財政再建のみを、ま、出して、その他のものをなかなかいろんな政治的な状況から出せないものもありましたので、財政再建だけが先行して出ていっていましたけれども、今回の維新プログラムは財政再建とともに府庁改革、そして政策創造というこの3本立てで、大阪維新プログラムというものをまとめております。予算を削減するだけでなく、府庁改革というものも徹底してやってきました。またこれからやっていきます。で、その点も維新プログラムというものの中にしっかりと入っています。大阪府庁は全国の中で、1つ2つ3つ飛び抜ける、そのような役所にこれから生まれ変わっていきます。この点もしっかりと維新プログラムの中に入っているということを、ご認識していただければというふうに思っております。

 そして一番重要なことなんですが、今回もメディアでも取り上げられています、財政再建、歳出削減、1100億円の収支改善ということなんですが、相当厳しい内容になっています。職員の人件費削減案も含め、府民サービスにも直接、申し訳ありませんが切り込まさせてもらっています。但しこの歳出削減は、この歳出削減をすることによって、何か夢のような生活が待っているものではありません。ま、大阪に在住していない東京の、まあ方々は、この歳出削減のあとにどういう生活が待っているのか、どのような夢が持てるのか、そういうものがないじゃないかという、まあ批判を無責任にもしてる、そういうコメンテーターや識者がたくさんいましたけれども、今回の財政再建、歳出削減というものは、とりあえずの出血を止めるものだということを、府民の皆さん、ご理解して下さい。

 と言いますのは、大阪府はこれまで、減債基金の借り入れ、借り換え債の増発と、簡単に言えば、使っちゃいけないお金を、ま、回すことによって、何とか自治体運営をやってきていました。もっと簡単に言えば、ま、借金を返すためのお金、返すためのお金に、ま、手を付けていく、そして借金を返すためのお金、借金を返すためのお金、ま、貯金していたお金を使い込んでですね、さらにその貯金もなくなって、さらに借金を重ねていたと、そういう状態なんです。ですから今回は、その使っちゃいけないお金を使わないというところで、まずバシッとそこで、ま、禁じ手、ま、手を打ちまして、そこがいわゆる720億円というお金、ま、要はこれは使っちゃいけないお金なので、とにかくこれを削減しなければいけないと、そういう財政再建のプログラム案なわけなんです。

 何かこの歳出削減をやって、財源をためて、お金をためて、府民の皆様の、ま、夢のようなその生活といいますか、ハッピーライフにそのためたお金を使うんだと、そういうことではないんです。とにかく使っちゃいけないお金を使っていたので、そこにまずストップをかけたということでありますから、この我慢をすることによって、どのような、夢のような生活が待っているのか、どのような利点があるのか、正直言って、お金の意味での利点はありません。止めるということが最大のまずは目標であります。この点はご理解下さい。大阪府がそういう状況であるところを、まずはその出血を止めるというのが、この財政再建案のプログラムの中核のテーマであります。

 もう一つ、今回のこの財政再建案を、プログラム案を作るにあたって、収入の範囲で予算を組むという方針を徹底しました。これは国においても、まあどの地方自治体においても、今はもう財政難の自治体ばかりです。これは行政サービスというものは、ま、セーフティネットとかいろんな名のもとにですね、これどうしても削れない必要なものなんだという認識のもとで、必要なものをどんどんどんどんどんどん積み上げてですね、そしてあとからお金を考えると。お金の都合がつかなければ、ま、借金でまかなうというような発想で、ま、これまでの自治体運営、行政の運営というものは行われていたかと思います。ま、今回僕は、私は、選挙運動期間中もひたすら、同じことを、ま、くり返して言ってきましたが、収入の範囲で予算を組むと、とにかく与えられたその収入の中で、きちんと返せられる範囲、出せる範囲で予算を組むということにこだわりました。

 そういうことから、手を付けてはいけないその720億円、ま、これ使えないと、この分削らなきゃいけない。そして収入というものも、ま、景気低迷でどんどん収入の範囲も限られてくる。そうなってくるとですね、府民の皆さんが必要だと感じている行政サービス、これはどうしても必要だと、もういろんな声をいただきましたけれども、どうしてもその収入の範囲で優先順位をつけざるをえないという判断をさせていただきまして、今回のような財政再建案となっております。家計においては、収入の範囲で予算を組む、家計を組むという当たり前のことが、行政という名のもとに、どうしても住民サービスが必要だと、先にその必要性だと、必要性があるんだということから、収入を度外視して予算が組まれていた傾向があるかと思います。ま、いろんなところから、行政サービス、赤字になって当たり前なんだという声もいただきましたが、私はそんなことはないと、それはあってはならないというふうに思っております。

 個別の行政サービス、個別の施策においては当然赤字になる、ま、赤字というよりも利益を求める団体ではありませんので、お金がかかる事業があって当たり前なんですけれど、しかし、そのトータルにおいては、自治体運営においては、やはり収入の範囲できちんと予算を組んでいく。どうしても住民サービスが必要で、収入の範囲を飛び出るような状態になってしまえば、これは人件費というところにも手を付けざるをえないというふうな思いで、今回は収入の範囲ということで、徹底的にこだわって予算を組みました。

 但し、この収入の範囲で予算を組むと言いましても、何でもかんでも切ればいいってものではありません。えー、今回私は3つのものに関しましては、削らないという方針を立てました。一つは障害者施策であります。これにつきましては、細かなものについてはいろいろまた議論のあるところですが、基本的には障害者施策については堅持、これは行政の最大の責務だというふうに思っております。もう一つは、えー、治安におけるまあ警察力ですね、これについても手を付けてはいけないものだというふうに判断をしました。もう一つは、切迫した命に関わる、ま、施策、救命救急が代表例ですけれども、この3つにつきましては、行政がどんなことがあってもやらなければいけない責務だという思いで、今回の財政再建、厳しい財政再建案の中でもこの3つは堅持をしました。

 そして財政再建に、まあ財政再建と裏返しの関係になりますけれども、教育というものにこだわっています。明日の、また5年後10年後の大阪を支えてもらう、その子供たちに対しては、この厳しい財政再建案の中においても、積極投資を行っております。また金額だけではなく、金額という面では大した額ではないと思われるかもわかりませんが、中身をぜひ見ていただきたく思います。教育委員会が一生懸命議論をし、非常に中身のある、都道府県の中でも一歩、二歩抜きん出るぐらいの教育制度というものが、ひとまずできあがったのではないかというふうに思っております。

 続きが気になりますが、会見の動画はたぶんそのうち大阪府のHP(トップページこちら)で公開されると思います。


 以下、「大阪維新プログラム案」についてちょこっと解説。
 ……って、自分のためのメモ書きみたいな意味合い強いけど(^^ゞ


◇「1100億円の収支改善」の中身
 (改革プロジェクトチームの試案=PT案、大阪維新プログラム案=維新案)

 ・事業費削減
   PT案=300~400億円
   維新案=320億円

 ・人件費削減
   PT案=352億円
   維新案=345億円

 ・歳入の確保
   PT案=300~400億円
   維新案=435億円
         ↑
     歳入不足のため退職手当債を185億円発行


 退職手当債というのは自治体職員の退職金にあてる地方債で、将来、人件費などで削減効果を見込むことができる場合に国から発行が認められるもの。闇雲にできる借金ではないとのことです。
 知事は退職手当債発行については、「ちゃんと返済できる借金は収入の範囲内」と説明してました。

 とはいえ、「借金は借金だろう。公約違反じゃないのか?」ってことで批判もかなりされてるみたいですね。難しいところですが、「1100億円」を貫こうとすれば仕方なかったのかも。


◇府民サービスのうち、廃止・削減が決定した主なもの

  ・市町村への貸付金(廃止)
  ・私学助成(削減)
  ・子育て支援(廃止)
  ・地域就労支援(廃止)
  ・ダムなど大型プロジェクト(削減)

 逆に削減を見送ったもの

  ・警察官の定員
  ・医療費助成
  ・三島救命救急センターへの補助
  ・市町村への補助金(今年度)
  ・35人学級


 テレビで情報番組をいくつか見ましたが、コメンテーターはこの内訳に関しては概ね評価しているようです。
 特に、警察官、救命救急センター、それから上の知事の会見にもあった障害者対策、これらが削られなかったことについては、大いに評価の声が聞かれました。
 また、ここにはないですが、児童虐待事案について検証、再発防止に取り組むことが盛り込まれたことを評価しているコメンテーターも何人かいました。

 逆に懸念材料として、大阪府はこれから税収が上がっていくのかどうか?という点がよく指摘されていたようです。府だけでは対応は無理だし、国と絡んで今後どうやっていくのか?と。


 人件費削減ってことで、府職員の皆さんは大変だと思います。
 が、労働組合の声――「生活していけない」「家のローンが払えなくなる」「退職金を見込んでたのに」「私たち何か悪いことしましたか?」「後出しジャンケンだ」「勤労意欲が湧かなくなる。府民サービスが低下する(脅迫ですか?)」――などを聞くにつけ、何だかなぁと。やっぱり公務員だなぁ、「一生安泰」って前提は絶対に崩したくないんだなぁ、と。

 まぁ苦労して公務員にならはったんやろから、気持ちはわからんでもないですよ。でも民間から見ると、やっぱり「何だかなぁ」なんですよね。民間では当たり前のように給与カット、ボーナスカット、リストラ、廃業、倒産などに見舞われますからね。

 うちの夫はこれまでにリストラ2回、倒産2回経験してます。
 私は倒産直前に察知して慌てて逃げたことがあります。給与遅れ始めたので、あ、こりゃヤバイなと。案の定、私が退職して数カ月後につぶれました。会社のことはそれなりに愛してはいましたが、当時私は一人暮らしだったので、背に腹は変えられませんでした。

 夫は正社員でSEやってますが、今年40歳で月収は諸手当及び残業代込みで手取り約30万円、しかも年棒制なのでボーナスはありません。
 私はもうずっと業務請負で仕事をしていて、メインの取引先は10年のお付き合いですが、単価は年々下がって、また発注量も下がって、収入は10年前と比べて3割減ってとこでしょうか。
 以前は年に1度は夫と旅行してましたが(と言っても近場で一泊)、それが2年に1度になり、やがてなくなり、もう5年も行ってません。

 ましてや府職員の皆さんみたいな、ボーナスとか退職金とか、そういうのをあてにする人生設計なんて、私も夫も一度も考えたことありません。

 うちの親族に府職員が一人いますが(30代後半既婚子ども1人)、かなり良い暮らしをしてますわ。働き始めてすぐにもうマイカー持ってたし、子ども生まれてすぐに持ち家もゲット。旅行もしょっちゅう行ってはる。
 これ、前にも書いたかもしれんけど、親戚一同集まった時に公務員不祥事の話題が出て、あるおじさんが彼に「俺らの税金から給料もらってるって意識あるんか?」と尋ねたんですね。そしたら彼は「ないです」と言い切り、その場はシーン……。
 (もちろん府職員全員が彼のような人とは言わないですよ。意識の高い人もいると思います)

 大阪府職員の給与については、従来から基本給は安いと言われてきたけど、その分手当がいろいろ付いてるってことに言及しているメディアは、まだまだ少ないような気が。
 しかもわけのわからん手当が多いんですよね。税金納付書を作成したら手当が付くとか、110番通報を受けたら手当が付くとか。こういうのは普通の業務の範囲なんじゃないんですか?
 自転車通勤手当なんかにしても、民間から見ると「?」ですわ。

 だもんで、府職員のブーイングを見てますと、「大阪府はもういっそ、夕張市みたいに財政再建団体になった方がええかも。せやないと、この人たち、わからへんやろ」って投げやりな気分になったりもします(T^T)

 府職員っていうか労組の皆さんは手遅れになってもかまわないんかなぁ?
 給与カットを辛抱して受け入れて、今のうちに自分たちの職場(大阪府)を立て直した方が賢明だと思うんですけどね。
 これまで通りの額をもらい続けた場合、近い将来、財政再建団体に陥る可能性があって、そうなると国の管理下になるからもっと給与が下げられてしまうんですが、それでもいいんでしょうか?
 府民の大半は「大阪府のために、府職員は辛抱してくれ。私らも我慢してんのやから」と思っています。私らの声は彼らには届いてないんかなぁ?

 “大阪府丸”の船底にはもうすでに穴が開いており、どんどん浸水している状態です。沈没を避けるには、船員(職員)・乗客(府民)が協力し、それぞれ持ってる木切れ(お金)を持ち寄って穴を塞ぐしかない。それを出すのが嫌なら、船員はもう今のうちに船を下りてくれ、と。
 但し乗客の大半は船を下りるという選択肢がないので(いよいよとなったら他府県への転出者が続出するかもしれませんが)、木切れを出すしかない、痛みを分け合うしかないんですよ。


 上方演芸資料館(ワッハ上方)をはじめ、歴史・文化関連の箱物を残せ残せと言ってる人たちも、私から見れば似たようなもので、「もはやそんなこと言うてる場合やないねんで!」と。
 ワッハ上方で言えば、何も現在の場所(ミナミ)にこだわる必要はないでしょう。資料は別の場所に移せばいいだけ。

 ワッハ上方がなくなったら大阪のお笑い文化は廃れるんでしょうか?そんなことは絶対ないと思いますよ。ワッハ上方がまだなかった頃も大阪のお笑いは活気がありました。

 喩えが適切かどうかわかりませんが、私には「船が沈みかけてるのに宝飾品を大事に抱えて、これは誰にも渡さへんでぇ!と騒いでいる金持ちのオッサン」に見えたりもするんですね。
 あるいは映画『タイタニック』に出てきた上流階級のローズの母親。タイタニック号の沈没直前、母親は救命ボートに洋服や宝石などを積めなかったことをぐちぐち言ってて、娘のローズに「ボートの数が足りないのよ!乗れずに死ぬ人もいるのに!」と叱られる、みたいなシーンありましたよね(うろ覚えです。すみません)。あの母親を思い出します。

 そうそう。ワッハ上方と言えば、桂ざこば師匠が「ワッハ上方存続の署名が回ってきた。いちおう署名はしたけど、俺はあれはいらんと思う」と、『たかじんのそこまで言って委員会』で言ってましたね。それも1回の放送だけでなく、2回に渡って。
 ざこば師匠のように、ほんまは別にいらんと思ってるのに、付き合いで署名したって芸人も多いんじゃないでしょうか。

 そのワッハ上方ですが、維新案では移転が決定しました。
 その他の施設についてはこちらを参照。


 ワッハ上方以外にも、箱物の中には、専門的すぎるものとか、地元の人しか利用しないものとか、そういう物が多くあります。それらが廃止や縮小や移転になるのは仕方ないでしょう。

 その一つ、青少年会館も廃止が決まったそうです。これに関しては、廃止に反対って府民の声はほとんど聞かれなかったですけどね。利用者ですら「いらん」って言ってるぐらいだから(後で述べます)。

 青少年会館については、関西以外の皆さんもおそらくご存知のシーンがあります。
 青少年会館に出向で来ている財団法人の職員(鍵を開けるだけで年収1000万円!)について、府職員 運営主体である民間企業の代表者*1が知事に対し、「はっきり言って邪魔」とズバリ指摘した、その発言が全国ネットでも流れましたから(詳細は「カクジー」さんのこちらの記事を)。

 *1 「邪魔」と言ったのは府職員だと最初記述しましたが、正しくは2006年度以降、府から運営を委託されている民間企業の代表者でした(読売3/12付参照)。お詫びして訂正いたします。【6/8 23:47】

 実を言うと私は10数年前、アマチュアバンド時代によく青少年会館を利用していました。同敷地内のプラネットステーションというホールでも何度もライブをやりました。
 だけど、これらは別になくてもいいんですよ。民間に代わりの物がいくらでもあるんですから。

 私は夫とはバンドで知り合ったんですが、夫は今でもバンドを続けてます(私と当時組んでたのとは全く別ですが)。で、夫はプラネットステーションではライブの他に、スタジオでの練習も最近までよくやってたそうです。

 その夫も「いらん。廃止は当然」ときっぱり。
 理由として、スタジオの借り賃が民間のそれとあまり変わらないことと、しかも民間と違ってキャンセルが一切受け付けられないため、逆に非常に不便なんだそうです。

 「鍵を開けるだけで年収1000万円」の財団の人のことも夫は知っていて、それも大きな理由だと。顔を知ってるだけで話したことはないそうですが、その人は本当に鍵を開けるだけだそうです。
 あ、たまにスタジオのシンバルとかが壊れてたりした時に、「壊れてるんですけど」と言ったら代わりのものを持ってきてくれたりはするけども、本当にそれぐらいしか働いてないと。

 夫のバンドのリーダーはもっと昔からここを利用してて、内情をさらによく知ってるそうです。リーダーはもう何年も前から「あの人(財団の人)は楽な仕事しかしてへんのに、めっちゃ高い給料もらってる」と夫に言っていたと。
 それと青少年会館ではイベントなんかもよく催されていたそうですが、リーダーは「やり方が悪いから人の集まりが悪い。だから儲からない。税金無駄遣い」と、こぼしてもいたと。

 まぁこういう状況ですから、青少年会館の廃止はやむを得ない、いや、当然でしょう。


 えーっと、あと書き漏らしはないかな?……

 そうそう、物議を醸した警察官の削減問題。これは5月でしたか、すでにもう知事は撤回しましたね。
 治安に直接関わってきますから、もちろん減らすよりも現状維持あるいは増やす方がいいんでしょうが、それだけではだめでしょう。警官の質の向上や府民の防犯意識の向上、そういった方面にも力を入れないと、犯罪はなかなか減ってはいかないと思います。

 また、あまり報道されてないみたいですが、男女共同参画推進財団への補助金(年間1億3600万円)は09年度から廃止だそう。これもGJですね。

 あ、大事なことを忘れてました。維新案はまだ決定じゃないんですよね。7月の府議会を通ってから、ということになります。
 が、各党の対案も踏まえて修正された項目もあるそうなので、細かい点ではともかく、大枠はこれで行けるんじゃないでしょうか?

 それにしても、こうなってくると、過去の知事は何をやってたのか?となりますね。
 太田房江前知事は退職金を返す気は未だにないみたいだし。半月ほど前にもテレビでそのことを聞かれてましたが、その時も「まあ今後の経過を見ながら……」と適当にお茶を濁してました。
 この方は現在、デーブ・スペクター氏の事務所に所属し、コメンテーター活動なんかも盛んにやってますが、当然ながら府民は怒り心頭です(-.-#)

 同様に、府会議員らもこれまで何をやってたのか?ですね。マスコミは太田さんのことはそれなりにツッコミ入れたりするんですが、議員へのツッコミはあまり聞かれません。もっと追及して下さい!


※拙ブログ関連エントリー
07/12/13付:大阪府知事選に橋下徹氏が出馬
08/1/7付:熊さん痛すぎ(ノ∀`)
08/1/28付:なぜ大阪府民は橋下徹氏を選んだか


・・・・・・・・・・・細切れぼやき・・・・・・・・・・・


大阪市裏金総額は7億円 うち3億円の返還求める 調査委(産経6/5)
 大阪市の裏金問題で、市不適正資金問題調査検討委員会は5日、裏金を約4億8000万円と認定、うち3億円について返還を求める報告書を平松邦夫市長に提出。
 大阪府の「大阪維新プログラム案」発表と同じ日です。目立たないように、わざとこの日にぶつけたんちゃうやろな~って疑ってしまいます。

恐怖!中国で感染か!絹川が謎のウイルスで北京断念へ(スポーツ報知6/6)
 これ、めちゃ気になりますね。世界に配信はされてるんでしょうか。
 そう言えば、野口みずきさんや高橋尚子さんも昆明での合宿中に体調を崩してましたよね?

自民党がテレビ朝日に謝罪要求 後期高齢者医療制度報道で(産経6/6 12:42)
 最近「報ステ」はほとんど見てませんので、全然知りませんでした。
 テレ朝が厚労省会見の映像取り違え、古舘キャスター謝罪(読売6/6 00:51)てな記事もありますが、これは別件?

タクシー接待:13省庁・機関で計502人 財務省だけで現金187万円(毎日6/6)
 「ムーブ!」で財部さんが言ってたけど、午前11時頃とかに出勤してるらしい。そりゃ帰るのも遅くなるわ(-.-#)

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「お気楽くっくり」更新済

 キムタク総理。「ありえへん~」「そんな奴おらんやろ~」とツッコミながら見るのも、また楽し(^o^)

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 対外的にも対内的にも言える事ですが、 「分け隔て無くつきあう」 というのは詭弁や嘘八百、宗教的なデタラメでしかありません。  もし分け隔て無くつきあう、というならば、我々は犯罪者のような鬼畜外道も、世のため人のために働いてる崇高な人格者も同等に扱わねば?...
橋下府政改革は、大した物だと思う。 いままでの知事が触らなかった、『同和利権』『労組問題』に果敢に取り組んだ、(給料10%カット、『解放新聞』解約など)ことは、高く評価するが、一つ、保守派として、理解できない物が残った。 フェミの砦、『ドーンセンター』であ...

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