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「アンカー」どうなる北京五輪&日朝国交正常化議連の策略

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■5/28放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

四川大地震の影響で北京五輪の開催は…中国が抱える問題を青山がズバリ

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 テレビ欄には載ってませんでしたが、後半は拉致問題、日朝国交正常化議連の策略について。

 話の流れ上、“ニュースDEズバリ”の前のニュースコーナーから紹介しています(但しニュース本体についてはリンク貼り付けで、出演者のやりとりのみ起こしました)。

 細かい相づちやツッコミ、言い直しなどはカット、言葉尻など曖昧な箇所もありますが、それ以外はほぼ完璧です。
 画像はYoutubeで拾ったビデオからキャプチャさせていただきました。各画像をクリックすると新規画面で拡大します。


 内容紹介ここから____________________________
 
中国・四川大地震 日本政府、救援物資輸送のため自衛隊機を派遣する方向で調整(FNN5/28)

山本浩之
「ま、具体的に言いますと、日本政府はテント・毛布など自衛隊機で中国の空港まで運んでほしいという趣旨と受け取っているという。ま、官房長官はそういうふうに述べているわけですけれども。室井さん、ま、日本の自衛隊を中国が受け入れるって、これまでだったら考えられないと…」

室井佑月
「すごいびっくりしちゃった。だってこないだ援助隊の人たちが行った時だって、活動ってすごく規制されてたわけじゃない?だからそれほど困ってるのかと思ったけど、でも本当に自衛隊機だけなのかな?遺体とかそれを早く掘り起こさないと大変だから要請してきたのかな、なんて一瞬思っちゃったけどね、最初」

山本浩之
「今のところ、そういう、ま、具体的な活動については言及してないので、輸送機による物資の輸送ですよね、これを念頭に置いているというのは、ま、日本の政府の見解なんですけれども、まだ正式に決定したわけではありませんが、その決定に向けて、今、作業を行っているところです」

青山繁晴
「ヤマヒロさん、今の室井さんの疑問に関連して、このスタジオに入る直前に僕、防衛省の関係者に電話したんですけど、C130っていう輸送機を出して、それで救援物資を積んで、で、乗員は最低限の乗員だけなので…」

山本浩之
「最低限っていうと、だいたい何人ぐらいなんですか?」

青山繁晴
「えっと、乗員だけだと9人ですね。だからそれプラス荷物下ろす乗員入れるでしょうけども、活動はしませんと、運ぶだけですと、はっきり言ってました

室井佑月
「そうだろうな。だってやっぱり軍服着た日本人が中国に下りるっていうことは、まだまだそんなのは、それが手助けするためだっていうのは受け入れてくんないって。だって援助隊でさえあんなに何か神経質だったんだから」

山本浩之
「ま、軍服ではないですけれども、中国の人から見るとそう見えますよね。迷彩服を着た自衛隊員が同乗していくわけですから。青山さん、このまあ中国側の変化っていうのは、どういうふうに分析されますか?」

青山繁晴
「一つは室井さんが言った通り、救援物資の補充すら満足に進んでない、非常に困難な状況にあるっていうことですね。だからすでに救援物資を積んだ飛行機は、米軍機ももう受け入れてますからね。で、もう一つは胡錦濤さんと温家宝さんは日本をむしろ活用すると。見方を変えれば、一種の親日路線、そちらで行くっていうことですよね。でもこれ、必ず人民解放軍の中からはまた反発が出ますよ

山本浩之
「先日の“ニュースでズバリ”のコーナーでも触れられましたね、そのことはね(5/21放送分参照)」

青山繁晴
「これから自衛隊、具体的に何をするかなんですけど、ひょっとしたらね、たとえば自衛隊機のカラーを穏やかなものにしたりね、それから今、話題に出た服をね、迷彩服じゃなくて、たとえばPKOに行く時に着るような服にしたりね、いろんな工夫はするかもしれませんが、でも中国の軍部の反発は必ずあると思いますよ」


米朝協議2日目 核開発計画申告の詰めの調整と拉致問題進展での北朝鮮の歩み寄りが焦点(FNN5/28)

山本浩之
「これについては室井さん、いつも青山さんが非常に危惧されていること、その、なってほしくない状況に流れがね…」
室井佑月
「何かヒルさんが勝手に、いろんなこと決めないで、あの2人で、金桂冠さんと2人で勝手にいろんなこと決めないでほしいと思うんだよね。でもどうなんだろう。拉致問題って、やっぱり金正日がいなくならない限り、全部、亡くなった人もいるじゃないですか、そういった情報を出してくるってことは、やっぱり私はありえないような気がしてくる」

山本浩之
「今の体制ではありえないという」

青山繁晴
「その通りです」

山本浩之
「ま、解決の糸口に向けてということなんですけど、この米朝協議の2日目、そして今日は日本の斎木アジア大洋州局長がヒルさんと夕食会を、夕食をとりながら対応を協議するっていうことなんですけども。青山さん、どうご覧になりますか?」

青山繁晴
「これね、やっぱり改めてね、ヒル国務次官補とその上にいるライス国務長官のね、この件に関する路線ってやっぱりひどいなあと思うんですよ。というのはね、ついこないだまでヒルさんとその上司のライス国務長官はね、『テロ国家指定解除と拉致問題は関連しない』と言ってたじゃないですか。それ、急に『関連する』って言い出したでしょ。さっきのヒルさんの話もそういうことですよ。それどうしてかっていうとね、もうテロ国家の指定を解除することは実質決まってるわけですよ。そうすると6カ国協議でも急に雰囲気変わって、北朝鮮により核放棄を促すために援助しましょうって話に、今度はなりますね。援助になったら必ず日本の援助が要るから、日本をそこに加えるためには、拉致問題で何かちょっとでも進展させないと具合悪いから、急に拉致問題、言い始めたってことでしょ」

室井佑月
「最近、新聞とかが拉致問題のこと取り上げてて、政府が否定するっていうのがあるじゃないですか。あれはどうしてなんですか?」

青山繁晴
「あの、通常、否定する日本政府の側がほんとは嘘ついてることが多いんだけど、最近の動きについてはっきり言うと、北朝鮮の情報操作に乗っかった報道が多いと僕も思ってます。たとえば、町村官房長官って感情が表に出る人だから、否定会見でも普通の会見じゃなくて、もうほんとに激昂して怒ってたじゃないですか。あれってね、報道の情報源、知ってるからですよ。たとえば北朝鮮と関係するアメリカのある組織もありますから。そのへんから情報出たってこともつかんでるんで。むしろ報道した側も官房長官もそれを堂々と言い合った方がいいと思いますけどね」

山本浩之
「オープンにしてですか?」

青山繁晴
「うん、そうすると北朝鮮の情報操作が潰れますもん。その、情報源なくなっちゃうから」


山本浩之
「なるほどー。ま、その流れを受けて、このニュースを受けてですね、今日の青山さんの“ニュースDEズバリ”のコーナーも、この問題についても触れられるというふうに聞いておりますけれども」

青山繁晴
「はい。もうコーナーの時間ですね、はい。あの、今日は珍しく2つのお話をあえてしたいと思うんですけれどね。1つは、その四川大地震の連日の報道がある間にもう北京オリンピックは刻々と迫ってて、今日であと72日になっちゃいました。だからテレビご覧になってる方も、このまま北京五輪って無事にできんのかな?というふうに思われてると思うんですが、それが今どうなってるかということが1つと、それから今、話題で出たことで言うと、四川大地震とかチベット問題とかオリンピックとか、中国のことに私たちの目や耳を奪われてる間に、北朝鮮あるいは拉致についてダーッと水面下で動き、激しくなってる。オリンピックと拉致問題、その両方について、今日はこうしようと思います」(フリップ出す)

<キーワード>
 水面下を知ろう

山本浩之
「『水面下を知ろう』と」

青山繁晴
「はい。私たち有権者がもう水面下を知る時期です」

山本浩之
「はい。ではコマーシャルをはさんで青山さんの解説です」

(いったんCM)

 …………………………VTR開始…………………………

 四川大地震から2週間。死亡者はついに6万7000人を超えた。
 余震は今なお続き、被災者は不安な日々を過ごしている。

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 そうした中、北京オリンピックのメイン会場、通称『鳥の巣』で行われたのは、陸上のオリンピック・プレ大会。

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 大きなスクリーンには『四川大地震に立ち向かうべく、ひとつになろう』とメッセージが掲げられ、選手や観客が犠牲者に黙とうを捧げた。

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 一方、ちょうどその頃、イギリスを訪問していたチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世は記者会見で、『正式な要請があれば北京オリンピックに参加する』と発言したという。

 この発言の真意とは?
 チベット問題と大地震で北京オリンピックにどんな影響があるのか?
 青山がズバリ解説します。

 …………………………VTR終了…………………………

山本浩之
「中国・四川大地震から2週間が過ぎまして、室井さん、さっき青山さんから北京オリンピックまであと72日っていう、出ましたけれども、普通、この2週間を過ぎたあたりからだんだんしんどくなってくるんで、しかも被災して家を失ってる人が250万人もいるんですけど、オリンピックはねぇ…」

室井佑月
「だってどうするんだろうと思う。オリンピックまでに全部の遺体をちゃんと回収するなんて、絶対無理だって言われてるじゃないですか」

山本浩之
「非常に難しいと思いますね」

室井佑月
「だから国民から、たとえば『こんな時期に派手なお祭りやりやがって』みたいな…」

山本浩之
「そういう国民感情もね、あるでしょうね」

室井佑月
「そういうのが、どんどん大きくなっていかないのかなって思うんだけど」

山本浩之
「そこでまずは危機管理の視点で、北京オリンピックに向けた先ほどのキーワードですね、水面下の動きはどうなってるのか。お願いしたいと思います」

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青山繁晴
「はい。あの、今、話題出ました通り、間もなくオリンピックまで70日を切っちゃうこともあってですね、この数日間、日本の政府の人たちとけっこうたくさん会いました。それも信頼関係が十分ある人。首相官邸、内閣官房、外務省、防衛省、警察庁、それから文部科学省。オリンピックですから。こういう人たちと会いまして、で、けっこう人数多いんですけど、共通してる見方、ほとんど一つなんですね。それちょっと出して下さい」

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村西利恵
「はい。『中国が予定していたオリンピックはすでにできない』」

青山繁晴
「はい。これ、ただ誤解なきように。中国がオリンピックをやめてしまうという意味ではないです。最悪の場合、返上するって可能性もゼロではないと見てる政府関係者もいますけど、基本的に中国はそれでもオリンピックはやるでしょう。しかし、本来中国がこうやりたいと思っていたオリンピックはすでにもうできませんと。それはさっきの室井さんの話にも関連しますけれども、本来中国っていうのは非常に派手にやろうとした。聖火リレーが世界中回ってることでもわかるようにですね、中国のイメージアップ、国家の威信を見せつけるっていう意味で派手にやろうとしたのが、それはもうすでにできないと。すなわち今までのオリンピックと違って、お祝いムードじゃない、祭典じゃない、非常に不思議なオリンピックにならざるをえないでしょうと。で、その背景として4つぐらい不安があると。はい、ちょっと出していただけますか」

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村西利恵
「はい。その4つが、チベット問題、未収容の遺体、そして伝染病と鳥インフルエンザ、さらには核の不安」

青山繁晴
「はい。まずこのチベット問題なんですけれども、この番組でも何度か触れました通り、何という、その皮肉な偶然なのか。そのチベット問題、3月10日のチベットの民衆蜂起があって、世界中が注目して、北京五輪がボイコットの運動にも晒された。その状況の中で胡錦濤さんが日本にやってきて、中国と親しい福田さんと話をして、ちょっと雰囲気を変えようとして、いちおう成功したつもりで中国に帰ったら、そのチベットの人がたくさん住んでる四川省で地震が起きたと。でもしたたかな中国ですから、むしろ間髪入れずに温家宝首相が行って、中国と一体であるチベット人をみんなで救おうという動きを見せましたよね。ところが、さっきの自衛隊機の派遣のニュースにも関係するんですけど、そのチベット人を救うってことがうまくいってない。もっとはっきり言うと、同じ被災地域にいるのに、中国人以外の少数民族、たとえばチベット人やチャン人、そのあたりとのいわば格差が出てしまってると。で、もちろん地理的状況もあるんです。チベット人が住んでる地域はやっぱり山の上が多いし、都市部から遠いこともあるけれども、その被災物資もなかなか届かない。食料も来ない、医薬品も来ないっていう状況があって、やっぱりチベット問題がむしろ大きくなる形でオリンピックを迎えざるをえないであろうと。それから次に、これも室井さんの話にありましたけれども、収容できない遺体、今現在収容できない遺体が、はっきりわからないけれども、少なく見ても3万体から5万体ぐらいあるんじゃないかと。で、現在、腐敗が進んでる状況なんですけれども、その腐敗という問題以外に、オリンピック開催まであと2カ月ちょっとの間に全部収容できる見通しが実は全く立っていないと。そうすると日本人の感覚で言うとですね、同じ国内で瓦礫の下にご遺体がまだある状況で、たとえば大阪や東京でオリンピックできますか?という話になるわけですよね、普通で言うとですね」

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青山繁晴
「それからもう一つ、これも何という偶然だと思っちゃうんですけど、5月12日、四川で大地震あるその前にですけどね、お隣のミャンマー、ビルマでご存知のようにサイクロンの襲来があって、そこでも収容されてないご遺体がひょっとすると20万体以上もあるらしいと。だから急にビルマ、ミャンマーは国際支援を受け入れることになったわけです。で、この番組で言いました通り、そのビルマ、ミャンマーが実は四川省で中国とつながってるので、伝染病、もうコレラの発生は確認されてます、ビルマではですね。それが中国にも波及する恐れがあって、そのコレラ、伝染病で何万人ひょっとしたら苦しむ中でオリンピックやるのかっていうことに、やっぱりまたなってしまう。さらにそれが鳥インフルエンザと結びつく恐れがあるというのは、これもこの番組で一回話しましたけれど(5/21放送分参照)、鳥のインフルエンザが人にうつる場合は、その体内にH5N1という強い毒のウイルスを持ってる鳥を食べてしまったり、あるいは触ったりする人間がドッとたくさん出たら、人にうつるようになると。で、さっき言いました通り、このチベット人や少数民族の方々が、食料が届いてないのでそういう鳥を食べてしまってる恐れが強い上に、要するに知らないで触った解放軍の兵士とか、人民武装警察の警察官がこれから、実はもともと都市近郊に展開してた兵士や警察官ですから、そこに交替で帰っていきますね。さらに北京オリンピックが近づくと、五輪の警備のためにも帰らなきゃいけない。そうすると、下手をするとオリンピックの開催場所、北京とかあるいは馬術やる香港とか、そういうあたりで鳥インフルエンザからヒトインフルエンザが出るかもしれないと。で、さらに先週言いました核施設について(5/21放送分参照)、軍用の核施設にも損傷があった可能性があるのに、未だに何の情報すら出てこない。すると、このように実はオリンピック迫ってて、中国はあくまでオリンピックやる構えですけど、非常な困難に直面してるってことは間違いがない。で、この困難に際してですね、まあ中国もあっと驚いた動きがあって、それがさっきVTRにもありました、これです」

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村西利恵
イギリスを訪れていたダライ・ラマ14世が21日に、『中国側の招待があれば、北京オリンピック開会式に喜んで参加する』と話しています」

青山繁晴
「はい。それでこの発言を聞いた日本政府の関係者がですね、さっき僕、言いました、たくさんの関係者に会いましたけど、その中で複数の人がね、『青山さんはこの発言をどう思うか?』と。つまり『これ、ダライラマの真意なの?本当に開会式に行くの?』っていうふうに聞かれて、ああ、僕はやっぱり日本の政府の人でも誤解があるなと思ったんですけど、ダライ・ラマ14世というのは実はしたたかなんですよ。それはしたたかにならざるをえないですよ。もう何十年、闘ってきてるわけですから。だから、これ決して適当に言ったわけじゃなくて、実は水面下でこういう条件を突きつけてる、中国側に。はい、出して下さい」

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村西利恵
「『高度な自治』を認められればオリンピックに協力」

青山繁晴
「はい。これ、あえてしたたかと言いましたけど、嫌な意味で使ったんじゃないんです。つまりチベット人という抑圧された人々を救うためには、もうこれが最初で最後のチャンスだと、ダライ・ラマ14世は非常に頭のいい人ですから判断してて、今言った4つの不安で、中国が開会式の中身を変えようとしてることを実は知ってます。派手な開会式をやめて、つまり被災者を弔いながら、あるいはチベットのような少数民族を尊重しながらの開会式を新たにやらなきゃいけない。今、プランを作りかえてる最中。その象徴としてダライ・ラマ14世が現れれば、中国のいわば目的は達するわけですよね。それしてほしいならば、今まで認めてくれなかったこの要求を認めろと。で、この中身というのは、たとえばチベット仏教を本気でこれから守ることとか、それからチベット語の再教育をすることとか、経済発展でチベット人がちゃんと利益得られるようにすることとか、宗教、文化、経済、それでこれを要求してる。で、僕の聞いてる限りでは、中国側はこれを検討はしてると。ただ、だいぶ頭には来てるようだと。つまりダライ・ラマ14世が実は非常に戦略家だとわかってますから、だから憎んでダライ、ダライと今まで呼び捨てにしてきた。で、この極限状況の中で最後のカードを、自分の開会式出席って最後のカードを切ってきたんで、ま、はっきり言うと非常に腹を立てながらだけど、検討はしてる。で、ずーっと、これ…」

山本浩之
「検討はしてるんですね?」

青山繁晴
「検討はしてて、たぶんずーっと直前まで、ずっとこの話、交渉は続いていくだろうと。最後の最後で中国の指導部がどう判断するか、まだわかりませんけれども、受け入れる可能性はあるということですね。で、今までこのオリンピックのお話してきたんですけど、最後にもう一つだけ言わないといけないんです。それがこれです」

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村西利恵
「最後まで残る『テロ』の懸念」

青山繁晴
「はい。と言いますのは、開会式とかオリンピックの雰囲気変えることは、ひょっとしたらダライ・ラマ14世が開会式に来ることでガラッと変わるかもしれませんが、実は中国の少数民族の問題、一番深刻なのはもともとはチベットよりも、その北のウイグル人なんです。というのは、チベット人はもともと仏様の人々ですから、テロをやる人ってまずいないんですけど、ウイグルはもともと戦争、非常に強いですから。今まで何度も確認されたテロ事件が起きてきました。で、今回も中国がチベットのようなおとなしい人々に非常にきついのも、そこにちょっとでも甘い顔をすると、ウイグル人というもっと怖い存在が動くだろうと思ってるからであって、すでに実はバスの爆破とかそういうのが起きてますが、はっきりしませんが、ひょっとしたらウイグルのテロかもしれないってことがあって、そしてこのオリンピックで最後まで残るって言ったのはですね、これ実はマラソンのことなんです。で、これ、聖火リレーで実はわかってしまったんです。たとえば長野の聖火リレーでも、日本の警察があそこまで無理な、はっきり言って無茶な警備までやったけれど、たとえば投げられたのが紙ビラだったから済んだ。それから福原愛ちゃんの前に飛び出した人も、非武装で出たから済んだ。あれ爆薬巻いてたり、投げた物が爆弾だったら大変なことになってるわけで、やっぱり外を走ってるランナーを守るのは難しいってことになってるから、オリンピックのマラソンコース、無事に、男女合わせて2回あるわけですよね。で、42.195キロ走るって、今ちょうど…」(VTRに画面切り替わる)

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村西利恵
「これ、実際の北京オリンピックの…」

青山繁晴
「実際に使われるコース、テストで日本の選手も、土佐選手なんかも走ったこのコースなんですが、すごく狭くなってる所もあって、この天安門広場、これあの歴史的ににもいろんなことがあった場所なんですけど、ほんとに警備できるのか。最悪の場合は、あの『鳥の巣』と呼ばれるあの競技場の中でぐるぐる回すことも、秘かには検討されてるようです」

一同
「うわーー」

青山繁晴
「ぐるぐる回すんだったらですね、これあの文科省の人とも話したんですが、ぐるぐる回すんだったら、要は今のマラソンランナーの数ではとても無理。数えきれなくなっちゃうから。地区別予選か何かやって、数を減らさなきゃいけない。で、このマラソンの問題っていうのは、最後の最後まで、この北京五輪にはテロの脅威としてつきまとうだろうということですね」

山本浩之
「でも、地震前からダライ・ラマは高度な自治を求めていて、それでまあ、つまり自治権を確保したいんだってこと、ずっと言ってましたよね」

青山繁晴
「独立じゃなくて、はい」

山本浩之
「ええ、それであの、今回の要求というか要請、それで確保されるんだったら開会式に出ようという。で、そうなってくるとテロの脅威などもずいぶん、こう…」

青山繁晴
「いや、ウイグルは関係ないです。それはチベット人に高度な自治を認めたからといって、じゃあウイグル人にも自治認めるか。そんなことはありえないです。いい質問なんですけど。仮にダライ・ラマ14世と中国の間で妥協が成立しても、ウイグルは別枠なんですよ」

山本浩之
「そうすると地震のあるなしにかかわらず、その前からマラソンに対するテロの懸念というのはありましたよね。それは全く変わってないっていうことですか?」

青山繁晴
「変わってないのが、聖火リレーがもめたおかげで、やっぱり外走るランナーを守るのは難しいっていうのがバレバレになったから、テロをやる側としてはやっぱり狙い目はマラソンだってことがわかったってことになるんですよ」

山本浩之
「なるほど」

青山繁晴
「はい。そして今日は事前にお話ししました通り、こうやってその中国の問題、チベットや大地震やオリンピックの問題に目を奪われてる間に、まるでその隙をつくかのように拉致問題、北朝鮮問題で大きな動きが出てます。この後はそのことをお話ししたいんです。今日のキーワード、これです」(フリップ出す)

<キーワード>
 6月の大策略

村西利恵
「はい。ここでキーワードは『6月の大策略』。拉致問題に関して、来月どんな動きがあるのか。CMの後、詳しく話していただきます」

(いったんCM)

山本浩之
「さ、2つ目のキーワードが出ましたが、6月にどんな大きな策略があるというのでしょうか。続きをお願いします」

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青山繁晴
「はい。まずこの絵でわかります通り、たった今、北京でこのヒルさんと金桂冠さんが、はっきり言うと怪しい話し合いをしてました。で、まあ怪しいって言ったってほんとはバレバレで、拉致問題をちょっとだけ解決するかのようなことを見せて、そのかわりこの福田さんが首相を務めるところの日本の支援を引き出すということなんですが、この大策略というのはこの2人のこと言ってるんじゃなくて、この私たちの、この日本国の中で起きてる話なんです。これを見て下さい」

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村西利恵
「はい。日朝国交正常化推進議員連盟。これが新しく誕生した議員連盟なんですよね」

青山繁晴
「はい、これここに書いてる通り、この5月の22日にできたばっかりですけど、この6月にたとえばアメリカのテロ国家の指定が解除されるだろうということも見越して、それなりに山崎さんがアメリカの人脈も使って情報取って、この議連を作ったんですけどね。普段だったらこの、議連の話なんかあんまりしないんですよ。大したことないから。だけどね、これは重大なことなんです。で、まずね、意外に誤解があるかもしれないからちゃんと分けて言っときますと、まずこの拉致問題については、もともと拉致議連ってあるわけですよ。で、拉致議連っていうのはまさしく全員の被害者を取り返すための議連で、トップは平沼さんですよね。で、この議連(日朝国交正常化推進議連)、皆さんによく見ていただくと、『拉致』の字はないんですよ。略称とは言いながら。あくまでパーンと飛ばして、国交正常化をやりたいと。国交正常化を推進しましょうと。つまり『拉致問題ばっかりにこだわってちゃだめだよ、日朝国交正常化しないといけませんよ』ってことを言う議連で…」

村西利恵
「しかもかなりの人数、参加されてるんですかね」

青山繁晴
「ええ。それでこれが100人を目標にしてて、ヤマタクさんね。で、僕が聞いてる限り、やっぱり100人を超えるかもしれないねって話なんですよ。で、ここにはたまたままだ共産党出てませんけど、自民党から共産党まで本当に幅広くですね。それからけっこうなメンバーいるでしょ。民主党の菅さんとか社民党の福島さんとかですね、国民新党も亀井さんだったりですね。単なる超党派じゃなくて相当なメンバーが、しかも100人クラスで集まる議連になると。ところがですね、この中の特に民主党の方から電話がいくつかあったんで、僕が言ったのはですね、『これ全く、今までの政府方針に、みんなが認めた政府方針に逆らってるじゃないですか』。というのは、拉致問題の解決っていうのは、日本は統一見解、出てるんですよ。はい、これ出して下さい」

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青山繁晴
「拉致問題の解決は何か?と。これ、去年の3月に政府答弁でもう一回確認されてますけど、3つ揃ってあくまでも拉致問題の解決に初めてなります。拉致の被害者は、横田めぐみちゃんも有本恵子ちゃんも含めて全員が、最後の一人まで帰国することだけが解決です。そしてそれだけじゃなくて、真相をちゃんと究明して、その上で実行犯の身柄を確保して、日本に引き渡して、日本で裁判受けさせる。ね。ところがさっきの日朝国交正常化議連、略して日朝議連で言うとですね、被害者が全員帰るなんて、これもうありえない話になってるわけです。さっきのヒルさんと金桂冠さんとの水面下の交渉の雰囲気からすると、下手すると1人、どんなに多くても4、5人ぐらいしか返さないで、つまり一部帰国だけで進めようってことですね。で、本当に何人いらっしゃるのかはっきりわかんないけど、おそらく100人は超えてるだろうと言われてるわけですね。これ、そして真相究明なんかやるわけないです。ね。さっき室井さんが言ったことに関係して、要するに拉致を指示した、命令した金正日さんが健在なままやろうっていうわけだから、真相なんか究明できるはずがないじゃないですか。そして命令したその独裁者を置いとくんだから、実行犯なんか引き渡しがあるわけがないでしょう。そうするとね、テレビ見てる普通の国民、普通の庶民はみんなね、これが全然実現できない議連に、何で自民党から共産党まで100人も乗っかってね、いくらアメリカのテロ国家指定解除があるからって言ったって、それはアメリカがやることで、どうして日本の国会でここまでなるの?と思うじゃないですか。その答はこれなんですよ」

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村西利恵
「それが『資源開発(レアメタル)』とあります」

青山繁晴
「ええ、これね、僕、適当に言ってるんじゃなくてですね、今言いました、たとえば民主党の僕が信頼してきた若手の議員が、僕に電話してきて言ったのはですね、『青山さんのようにね、最後の一人まで帰ってこないと解決じゃないと言ってたら、日本は携帯電話すら作れなくなる』って言ったんですよ。でね、たとえばね、これ僕が現に使ってる携帯ですけど(携帯電話を取り出し見せる)、確かにね、液晶画面も中もたくさんレアメタルが使われてますよ。そして北朝鮮にはレアメタルが未開発のまま眠ってて、今、ヨーロッパ諸国がそこに手を出してるのは事実なんです。事実だけど、僕はその議連にも言ったんですね。『あなたは一番肝心のことを知らないよ』と。というのは、レアメタルは名前の通り、めったにない金属、希少金属と言ってます。他の埋蔵資源に比べて非常に少ないんですが、あるのは北朝鮮だけじゃない。北朝鮮にわざわざ売ってもらわなくても結構、北朝鮮に変な妥協をして売ってもらわなくても結構。大事な所があるんですよ。岡安さん、どこですか?」

岡安譲
「えー?!……日本?」

青山繁晴
「その通りで、実は日本にあるんです。たとえばこの携帯電話、もう一回言うとですね、ここの部分ね、これ電池です。電池を作るために必要な希少金属はコバルトなんです。コバルト、日本の海にあります。というのは、去年7月に施行された海洋基本法、その法律の中にですね、ちゃんとコバルト、マンガンが日本の海にあるから、それを採掘しましょう。ね。超党派で決めた法律、しかも議員立法、国会議員が自分で出した法律の中に書いてあるんですよ。僕、民主党の議員に言ったのは、『あなた忘れたのか。レアメタルを北朝鮮から売ってもらう必要なんかない。日本にちゃんとあります』。そしてそれ以外のレアメタルも実は日本の海をもう一度思い出していただくと、日本の領海とか排他的経済水域はとても広いというのは、皆さん知ってるでしょうが、それは世界で第6位の広さなんですけど、ほんとはもっと多いのはですね、海の海水の体積なんですよ。それ世界で第4位なんです。どうして海の量が多いかというと、当然深いからです。そしてこのレアメタルというものは、海の水に溶けてたり、あるいは海の底にあったりするんです、本当は。それが5000メートル以上の深い海にあるんです。日本は5000メートル以上の深い海の広さでいうと世界第1位なんです。だから海から取り出すんだったら、日本はレアメタルの資源大国なんです、本当は。自分の海を開発しないで、拉致被害者を見捨てて、どうして北から売ってもらおうとするのか。ほんとに目の前のことしか見てない。自分が作った法律すら忘れてる。これはほんとに国民の怒りをぶつけなきゃいけないと、僕は思います」

山本浩之
「それは怒りますよ、今の話聞いたら。だって資源とじゃあ引き換えに、政府見解で出してるものを、自分たちで裏切ろうとしてるわけでしょう?それって」

青山繁晴
「自分の作った法律も裏切るわけですよ」

室井佑月
「それってさ、たったの1人とか、向こうが提示してきた人が帰ってきたとして、たとえばその映像を流せばさ、国民が納得するなんて思ってるとしたら、すごくバカにしてるよね、あたしたちのこと」

青山繁晴
「その通りですよ。国民を本当にバカにした話で、そんな日本国民バカじゃないですよ。で、その室井さんが今言った1人か2人って北朝鮮がまた選ぶわけですからね。日本が示すんじゃなくてね。そうでしょう?そこを僕らはもう一度、前に帰ってきた5人の方々のことも含めて、よーく考える時期、6月に向けて考える時期です」

山本浩之
「あの方々が帰ってこられた時は、もう日本中が熱狂しましたよね。あれでまた今回も同じように熱狂して、幕引きとする力って必ず働くから、それに絶対に引っ張られちゃいけないっていうことですね」

青山繁晴
「その通りです」

山本浩之
「ありがとうございました。青山さんの“ニュースDEズバリ”のコーナーでした」

 ____________________________内容紹介ここまで


 関連ニュースをちょこっとご紹介。

 拉致問題担当の中山恭子首相補佐官が会見し、「国交正常化の魅力に我慢しきれなくなっているように見える方々に、『もうしばらく、拉致被害者が解放されるまで一緒に頑張って、我慢してください』とお伝えしたい」と述べ、日朝国交正常化議連の動きをけん制しました(FNN5/28)。

 忘れてる方もおられるかもしれませんが、安倍さんが首相を辞任した後も、中山さんは政府に残ってくれてたんですよね。
 もしかしたらこんな日が来るのを予想されてて、その時にはご自分が防波堤になろうという心構えをずっとされていたのかな?なんて私は想像しています。

 しかし、日朝国交正常化議連、ほんとどうしようもないですね。売国的な言動でお馴染みの顔がずらり。「こいつらと拉致被害者を交換しないか?」って北朝鮮に提案したい!(-.-#)


※拙ブログ関連エントリー
08/4/29付:「ムーブ!」長野聖火リレー 報道されない真実
08/5/1付:「アンカー」長野聖火リレー 報道されない真実&今後の政局
08/5/3付:「ムーブ!」門前にチベット旗 勇気ある僧がまた一人
08/5/10付:胡錦濤訪日中のあれこれ(拉致問題も)
08/5/17付:中国・四川大地震で感じたこと
08/5/20付:「ムーブ!」亡命チベット人タシィさんの思い(四川地震と竹島問題も)
08/5/22付:「アンカー」四川大地震 援助隊撤退もう1つの理由と報道されぬ二次被害
08/5/24付:「ムーブ!」中国浙江省バス爆発事件はテロ?

※拙ブログ関連エントリー/「アンカー」起こし
こちらからどうぞ。

※参考リンク
ON THE ROAD : Aoyama 's Daily Essay(青山繁晴さんのブログ)
 青山さんに直接コメントが送れます。

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船場吉兆が廃業・・・ テレビで女将の記者会見を見ていると、 誰もが違和感を感じた
2008/05/29(木) 20:20:34 | ひとりごとに愛をこめて

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