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「アンカー」タンカー襲撃の背景にエネルギー危機(聖火リレーも)

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■4/23放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

海賊が狙う?日本のタンカー襲撃の背景にエネルギー危機…青山がズバリ

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 日本郵船のタンカーが中東で海賊に襲撃された事件、発生直後は大きく報道されたものの、あっという間に沈静化してしまいましたね。ところがこの事件、実は日本のエネルギー問題にとって重大な事態が隠されていたのです。

 青山さんコーナーの後、遺棄化学兵器処理事業に絡んだ不正支出事件で逮捕者が出たニュースが伝えられましたが、それについての青山さんのコメントも紹介します。

 細かい相づちやツッコミはカット、言葉尻など曖昧な箇所もありますが、それ以外はほぼ完璧です。
 画像はテレビ画面をデジカメで撮影しました。粗くて見にくいですがお許し下さい。各画像をクリックすると新規画面で拡大します。


 内容紹介ここから____________________________
山本浩之
「さて、この後は青山さんの“ニュースDEズバリ”のコーナーなんですが、今日はどのようなお話を?」

青山繁晴
「はい。あの、このコーナーの志の一つとして、わりと小さめのニュースでパーッと流れていっちゃうニュースに、実は大きな根っこの深い問題があるってことをやりたいっていうのがそうなんですが、えー、一昨日(4/21)にですね、日本のタンカーが中東で海賊に襲われたという事件があって、もちろんその、海賊に襲われたんですから、いちおう一面トップに、新聞の一面に出たりしたんですけれど、でも怪我人も亡くなった方もいらっしゃらないので、ま、サーッと流れていくニュースですね。ところが本当はこれだと」(フリップ出す)

<キーワード>
 海賊が日中会談も襲う

山本浩之
「海賊が日中、これ、首脳会談も襲う、と」

青山繁晴
「はい。あの、連休明けに日中首脳会談、世界が注目する日中首脳会談があるんですが、それと深く関わるというお話を今日したいと思います」

山本浩之
「はい。ではコマーシャルの後、青山さんの解説です」

(いったんCM)

山本浩之
「さ、海賊が日本タンカーを襲撃した事件が日中首脳会談に大きく影響してるっていうのは、室井さん、これだけじゃちょっと分からないんですけどね」

室井佑月
「全然分かんない。だって海の上で日中首脳会談するわけじゃないもんね」

山本浩之
「でもないんですよね。このキーワードがどういう意味を持つのか、さっそくお願いしたいと思います」

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青山繁晴
「はい。あの、世界の海で日本の船が海賊というやつに襲われるっていうことは、ま、たぶん視聴者の中にも聞いたことあるなっていう人いると思うんですけどね。だけど今回の襲撃事件っていうのは、今までの事件と全く違う点があるんです。で、それを分かっていただくことがまずスタートなんですけど、室井さんの疑問に答えるためにも、そのためには今回の事件をちょっと見てみましょう」

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村西利恵
「はい。概要からご覧いただきましょう。一昨日のことでした。日本郵船の大型タンカー『高山』がイエメン沖で小型の海賊船5隻から攻撃を受けます。『高山』は左舷の後部に被弾したため逃走しました。で、小型の海賊船は『高山』を50分ほど追跡したんですが、姿をそこで消しています。日本人7人を含む乗組員は無事だったということです」

青山繁晴
「はい。あの、いきさつ、今の段階では分かってるところはもう、ほぼこれが全部と言っていいと思うんですね。たとえばまあ、日本の報道ではこれ5隻ってあんまり出てないんですけど、多国籍軍がこの海賊船を追っかけたんで、そうすると5隻いたというような情報なんですね。で、ただそれだけじゃこれ、どこが新しいのかなかなか分からないと思うんです。岡安さん、どうでしょうか」

岡安譲
「えっ、新しいのか……、ここは回答権がヤマヒロさんに移ります」

山本浩之
「違うねぇ(一同笑)。僕が答えてもええんやけど、その部分だけさっき青山さんに聞いてしまってるから(一同笑)」

岡安譲
「これだけ見たら、でも分かんない。何がどう新しいのか……」

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青山繁晴
「まあ、あの、わかんないのは当然だと思うんですね。ただ、あの、僕は安全保障、エネルギーのいずれも、ま、専門家のはしくれですけど、この事件最初に聞いた時にびっくりしたのは、これなんですよね(パネルの表の一番上、「大型原油タンカー『高山』」を示す)。原油。つまり原油っていうのは精製する前の油です。それだけでは売ることも使うことも普通できません。で、今までこういう、ま、タンカーいろんな種類ありますけど、精製後の、たとえばガソリンになってるとか軽油になってるとか、つまり奪った物をすぐ転売できるようになってる時に襲われるんで。精製前の原油タンカーが襲われた例があるか。その、完全に世界中ははっきり言ってまだわかんないんですけど、ま、調べても一回もなかった。今んとこ出てこない。おそらく初めての例だろうってことなんですね。ということはまず分かるのは、これ海賊というのは、何となく映画の影響もあって未だに昔のような海賊がいるんだってイメージ持ってる方、多いと思うんですけど、それ全く違ってて、現代の海賊というのは、もちろん装備その他も違いますけど、一番違うのは完全にビジネスなんで、もともと買い付け先あるいは契約先があって、それの契約に基づいて襲うっていうのが現代の海賊なんです。ということは精製施設を持ってる所が、どっか注文を出したと思われるわけです

一同
「ああー(納得)」

青山繁晴
「で、これは日本を含む西側諸国の、今のところのそういう政府機関の見方、一致してるとこなんですね。で、それが国家なのか企業なのか、それ分かりません。これ、今のところ逃げちゃったんで。ほんとは衛星も含めて、あとは見てると思いますから、やがて明らかになるかもしれないけれども。重大なのは、今まで精製施設を持った所が海賊に発注して、それによってこういう精製前の原油を積んだタンカーが襲われる事件っていうのは今までなかったんです。じゃあどうして起きたのか。たとえば新聞には、日本がたとえば海上自衛隊のガードがないからだろうとか、いろんなこと書いてある。そういう背景もあるでしょうけど、一番大きいのはやっぱりエネルギーの事情が全然変わったと。つまりもう世界はエネルギー戦争に入ってて、たとえば北極が地球温暖化で氷が今、溶け出してるんですが、その重大な事態なのに、氷が溶けるんだったら北極の下のエネルギーを取れるっていうから、あの大人しかったカナダ海軍まで今、北極海に海軍の軍艦をいっぱい出して、ロシアと、ま、にらみ合ったり小競り合いしてるっていう現状にあるわけです、本当はですね。で、そうするとこれが一件だけ起きたんじゃなくて、今後ずっと世界は資源を奪い合う、新しい紛争の世界に入っていって、つまり今までなかった事件が起きていく、その最初じゃないかという見方がある。そこが非常に重大なんです。そしてですね、但しこれ、あの、公平に言っとかなきゃいけないのは、いろいろ不審な点はあるんです。というのは、この大型タンカー『高山』、15万トンの大型タンカーなんですが、荷は空だったんです。これからサウジアラビアの港に入って……」

山本浩之
「あ、原油は積んでなかったんですか?」

青山繁晴
「まだ積んでなかったんです」

村西利恵
「行きし、だからですね」

青山繁晴
「ええ。で、それを知って追っかけるわけはないから、おそらくこれ小手調べって言いますかね、その、そういうその、ちょっとやってみようかと、その、襲えるもんかと。これ船を沈めるのが目的じゃなくて、大型タンカーを止めさせて、攻撃して止めさせて乗り移って、そのまま船ごと奪っていくっていうのが普通の手口なんですが、それやれるのかどうかをおそらくトライアルでやったんだろうと。それ、よけい怖いっていう話になるわけですね、今後起きていくと」

村西利恵
「ほんとですね」

青山繁晴
「ま、今回は逃げられた。どうしてか。空だったからスピード速かったってことなんですね。そしてその、海賊事件が世界でどのように起きてるかっていうことをちょっと見て下さい」

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村西利恵
「はい。地図ですね」

青山繁晴
「はい。これ、あくまで日本に関係したのですね。日本は今まで資源小国と言われてきました。僕も皆さんも子どもの頃はそういわれて育ったわけですけれども、この日本にエネルギーを持ってくる海の道を、ま、シーレーンと呼んでるわけですけど、これペルシャ湾ですけどね、この辺に紅海、紅い海があるわけです。こういうふうに(沿岸に沿って)船で運んでこなきゃいけませんということなんですが、そのシーレーンの大事な所でみんなこうやって、海賊による事件が起きてるわけですね。で、これだけ見るとですね、じゃあ日本はどうしたらいいのか。たとえば海上自衛隊がシーレーン防衛をやるのはどうかっていう大事な国民的議論もあるんですけれども、ほんとはもっと根本的なことがあってですね、それは僕はちょっとね、ちょっと政治家を見直したことがあって、ちょっと出してくれますか」

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村西利恵
「自民党の若手の議員が、青山さんにこれは言ったことでいいんですかね。『日中首脳会談で東シナ海ガス田問題に踏み込むべき!』」

青山繁晴
「はい。これ一昨日、このタンカーの第一報が入ってきて、そんなにまだ時間が経ってない時にですね、ま、あの普段からエネルギー問題話してる相手があるんですけど、携帯電話にかけてきて、彼がいきなり、これはやっぱり日中首脳会談、連休明けの日中首脳会談で、東シナ海のガス田問題に福田総理が踏み込むべきだということを言ったんです。この発想というのはね、僕はわりと評価します。つまりその、タンカー撃たれて怖いねってことじゃなくて、これは彼が何を言いたいかというと、これが言いたいわけです。はい、ちょっと出して下さい」

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青山繁晴
「はい。実は中東から何が何でも運ぼうとするから、こうやって狙われることにもなる。ね。今、日本の油は中東から9割輸入してるわけですけど、これをそろそろ自前の資源でやるべきだろうと。ね。で、一つはメタンハイドレートなんですが、一つは東シナ海の日本のガス田、今まだ全然手を付けてないことがある。ここに踏み込むべきじゃないかっていうことを彼は言ってて、これは自民党だけじゃなくて、電話してきたのはたまたま自民党の議員ですけど、民主党の議員で、やっぱり若手議員で前々からこういうことを言ってる人がいてですね、これはいわば、その、政界がようやく、まともに物を見る人が出てきたっていう芽ではあると思うんですね。そういう兆しはあると思うんです。で、この東シナ海のガス田の話を今日この後したいんですが、その前にこのメタンハイドレートの話もちょっとだけしておくとですね、その、メタンハイドレートが日本にとって貴重な資源であるっていうのは、この番組でもお話ししました(07年7月25日放送分参照)。ちょっとその、メタンハイドレートの実物出していただきたいんですが」

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村西利恵
「映像があるんで、ご覧下さい」

青山繁晴
「えー、この、今、絵に映ってるこれ、あの、皆さん見ていただくと白っぽく見えますが、現物もまさしくシャーベット、冷蔵庫に入ってるシャーベットそのままです。これとっても冷たいんです。冷たいまま、そこにたとえば、あの、100円ライターを近づけただけで、今、炎出ましたが、このようにボッと燃えます。あの、何の加工もしないでいきなり火を近づけただけでボッと出ます」

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青山繁晴
「これは今、泥と混じってメタンハイドレートが日本の海から出てきたところなんですが、実はたとえばこの関西で言うと和歌山県の沖、あるいは日本海の新潟沖、要するに日本の周辺、日本列島の周り、ぐるっと合わせて、だいたい今、天然ガスが、天然ガスを1年間に使ってる量の100年から、場合によっては200年以上の量が日本の海にある

山本浩之
「すごいですね」

青山繁晴
「つまり世界最大の埋蔵量を持ってるのは、この日本なんです。で、このメタンハイドレート、前に放送した時は、これをなぜやらないんだっていうことだけで終わったんですが、幸い、この点だけ福田政権は安倍政権を引き継いで、安倍政権時代に決まった海洋基本法に基づいて、福田さんが本部長になって新しい計画を作りました。2016年からもう実用化するってこと決めましたから、これはやや進歩し始めたってことなんです。ところが全然進歩してないのが、さっきのもう一つの、もう一回見ていただくと、こっちの東シナ海のガス田問題なんですね。で、これは実は胡錦濤国家主席が来る前に進展するはずだったんです。ちょっと出していただけますか」

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青山繁晴
「実は福田さんが、えっとこれは、ガス田の説明ですね。じゃあちょっとこの説明からしましょうか。これ皆さんに理解していただくためにですね、この説明ちょっと聞いて下さいね。ちょっと古い話ですが、今から40年近く前に、いわば突然のようにですね、本当はこの前年から調査始まってましたが、国連が実は、この地図で皆さんおなじみの尖閣諸島の下を中心としたこの海底あたりに、今まで誰も手を付けてない石油と天然ガスがたくさんあると報告書を出したんですね。するとこの翌年、70年から突然中国が尖閣諸島は自分の物だと言い出したんですね。これは国際社会で日本の物ともう認められてます。国際法で、国際法に基づいて、条約に基づいて認められてるんですが、突然中国がそれを言い出した。それ70年でしょ。わずか2年後に日本と中国が国交回復したんですけれども、その時に世界は、じゃあこの件をどうするのか、この資源を含めてどうするのか注目したらですね、実は日本と中国の外務省どうしの役人の話し合いで、30年間棚上げにすることにしちゃったんです。ね。で、その30年間、日本は実際に棚上げにして何にもしてこなかったんです。どうしてか。さっき中東から9割入れてると言った通り、ずーっと中東からただ油を買ってればいいからってことで、何もしなかった。中国はルールを破ってますけれど、30年間彼らは試掘、採掘をずっと重ねてきて、だから日本が小泉政権になってようやく調査船を2隻出しましたけど、中国は、いや、30年間自分たちがやってきたんだから、この沖縄のあたりも自分たちの物だと言って聞かない。それが今までのことだったんですね。で、このままじゃすまないというので、これがさっき話しかけたことですけど、福田さんが去年の年末に中国に行った時にこういう合意をしてるんです。はい、出して下さい」

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村西利恵
「『東シナ海ガス田問題は胡主席が来日するまでに解決する』」

青山繁晴
「はい。そのはずだったんです。そのはずで、この福田さんと胡錦濤さんが話し合う前に、例によって外務省の役人どうしが話をしてきて、実はもう合意の寸前まで行きました。僕はその水面下の合意の話を聞いて、猛然と反対しました。あっちこっちに電話しました。というのは、もうはっきり言うとですね、その合意になりそうになった内容はね、日本が中国にカネを払うという信じられない話だったわけですよ

山本浩之
「カネを払う?」

青山繁晴
「つまり日本の分の、さっき沖縄のすぐ横にあったでしょ。沖縄トラフっていうね、沖縄西方トラフ、あの辺は明らかに日本の物なんですが、でも今まで中国が一生懸命、こう、開発してきた所だから、ま、沖縄までほんとは行ってませんけど、日中中間線を越えて、日本側の所まで中国は開発してきたんだから、その分、いわば開発費の一部を日本が払って、その代わり今後の結果は日本がちょっと多めにいただくと

山本浩之
「それが解決するって言った中身?」

青山繁晴
「ええ、中身。それで……」

村西利恵
「ルール違反を黙認してますよね」

青山繁晴
「その通り。その通りだし、もう一つ大きな問題があるのは、それをやったらですね、要するに日中共同開発ってことでしょ?共同開発って聞こえいいけれども、さっき地図にあった尖閣諸島に必ず開発のための施設を造ることになります。日本は30年間何もしてなくて、中国だけ試掘してきたんだから、その施設は必ず中国の施設になるから、尖閣諸島を永遠に奪われることに直結するから、絶対反対だと言ったんですよ。だけども胡錦濤さん来ちゃうから、その方向で行くと思ったら、それ自体、今、これストップしてるんです。つまり中国側がそれを止めたんです

山本浩之
「え?日本がお金を払って解決するっていうのは、福田さんのまあ腹案なんだけど、それさえも中国は止めてる?」

青山繁晴
「中国にとっておいしい話のはずが、これ止まってんです。それはどうしてかというと、これなんです」(フリップ出す)

<キーワード>
 この眼でみた力

村西利恵
「ここでキーワードは『この眼でみた力』。このガス田問題が解決しない本当の理由をCMの後、詳しく話していただきます」

(いったんCM)

山本浩之
「昨年末、日本がお金を払ってまで解決しようとしたという、この東シナ海のガス田問題、なぜまとまらないのか。続きをお願いします」

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青山繁晴
「はい。あの、ちょっだけ元に戻してですね。30年間日本は何もしなかったと言いましたね。で、30年間過ぎてから、小泉政権の時代に初めて調査船を2隻出した。出しただけで、まだ試掘、採掘は全然やってないんですよ。で、小泉政権のあと安倍政権が引き継いで、で、安倍政権は海洋基本法っていう新しい法律も作ったし、この問題に本格的に取り組もうとして、したけど、でも調査船も出さずに、とにかくその、事務方の協議だけやってて、とにかく試掘したいってことをね、中国側に打診したわけですよ。その打診すること自体が国際社会の常識から言ってどうかなと思いますけど、だけど安倍政権はある意味で本当は弱腰だったと見えますけれどね、あるいは弱気だったと言えるかもしれないけど、打診したらですね、中国側は、それだったら中国は軍艦を出すと言ったんですよ。海軍の軍艦を出すと」

山本浩之
「軍艦!?」

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青山繁晴
「はい、軍艦。その、中国海軍の戦闘艦を出すと言ったんです。それでまあ、それ交渉してんのは要するに外務省の役人ですから、日本の。『え、軍艦出す?そんな、日中戦争になったら大変だろ』みたいな感じで引っ込んだわけです。ところがですね、それが違うんですよ。そうじゃなくて、今、画像も出ると思いますけど、私と私の下の研究員たちはこの尖閣諸島の周り、実際に行ってまして、海外自衛隊機も活用したし、他の手段も用いて、このガス田に実際に行きまして、そこで目にするのは中国海軍の、海軍の船なんです

山本浩之
「軍の船?」

青山繁晴
「軍の船。すなわち海洋調査船、科学調査船と言ってるけども、本来は中国海軍の船です。ね。もっとはっきり言うと、たとえば最前線にいる海上自衛隊の、誰とは言いませんよ、しかしほんとは海上自衛隊の人たちは、それ日々見てるわけですよ。ガス田にはもうとっくに中国の軍部が出てる。これは中国を非難するために言ってるんじゃなくて、こんなの世界の常識で。というのは、たとえば中国は宇宙開発は空軍がやってんですよ。この海洋開発は海軍がやってるわけです。ね」

一同
「ああー(納得)」

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青山繁晴
「それどうしてかと、中国なりに、中国はよくも悪くもっていうか、中国はやっぱりいい点は中長期的に物事を見てるから、やがて世界はエネルギーの奪い合いになる、それは自分とこの人口どんどん増えるから分かるわけです。だから自前のエネルギーをどうしても確保しなきゃいけない。そのためには一番力を持ってる、さっき僕が言ったこの『この眼でみた力』っていうのは、そういうこと言ってるわけです。ね。日本では軍隊っていうと、何でもかんでも戦争する道具に見えますが、いや、違うんです。諸国の常識はもうそうじゃなくて、むしろこういう一番、その、強い力を使わなきゃいけない時に、あるいは強い組織を使う時には軍部を使ってるわけです。すなわちですね、この東シナ海ガス田開発について日中が合意しようと思ったら、中国の軍部を納得させないきゃいけないわけです。すなわち日本の外務省と中国の外交部でいくら話をしてても、軍部は、これちょっと出して下さい」

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青山繁晴
「軍部は納得しない。本当の主役は中国軍だから、日本は軍と全然話してないじゃないですか。ね。たとえば日本に防衛省はあるけども、そんな役割は全然、防衛省担ってないから、要するに下の方でいくら話してても、中国で外交部が納得しても、それは軍部の説得にならないからほんとは解決しないわけです。それをですね、自民、民主それぞれの専門家と言われる政治家たちに話したら、ついこないだ話したんですけど、ま、仰天して、証拠も僕は全部見せました、写真も。これじゃやっぱりやり方変えなきゃいけないとなったわけですよ。変えなきゃいけないなら、まずやっぱりこの日中首脳会談で、福田さんが話をしてほしい」

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青山繁晴
「その福田さん、実はですね、その、解決はできなくても、ま、議題にはしようってことになってんですよ。議題にすらしなかったら国民世論がまた怒るから、議題にはするけれども、『まあ今後ともよく話し合いをしましょう』っていうことで終わるっていう、今、準備になってるわけですよ。今からでも遅くないから、福田さん、それだったら議題にしたことにならない。『今まで東シナ海ガス田開発は、ほんとは科学技術だけじゃなくて軍が出てたんですか?』。ね。いい悪いじゃなくて、その事実関係の開示、求めます。どうしてかというと、日中中間線は、国際法でいうと中間線の日本側は日本の所なんだから、そこで海軍が活動してたら主権侵害にもなりますから、なる可能性があるから、そういうことの説明を具体的に求めると。そのために福田さんは自ら防衛省から情報も取らなきゃいけない。そういうことをやって日中首脳会談をやるべきだと。そのためには国民の声が、このタンカーの事件があったら、一過性で流すんじゃなくて、中東から油買えばいいと、それでよかった30年じゃなくて、自前の資源を確保するためにあのガス田も、中国の物は中国の物、日本の物は日本として確保しようということを、国民がまず声を挙げるべきだと思います」

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青山繁晴
「そして最後にですね、もう時間ないんですが、最後に日中首脳会談、皆さんご承知のように他にも懸案事項があって、毒ギョーザもあれば、それからチベットの問題も、いずれもとても大事な問題ですね。で、それもいずれも議題にされるんですが、僕がその、外務省の人から聞いてる限りで言うと、毒ギョーザ事件は、『食の安全はお互い大事にしましょう』。ね。中国で毒ギョーザは作られたのに、日本も努力しなきゃいけないってことになってて、それからチベット問題については、福田さんはいちおう言うって言ってますが、中国側は『内政問題です』、パーンとはね返すってことになってるわけで、そうするとこの、たとえば東シナ海のガス田問題についても、『今後も話しましょう』じゃなくて、具体的な提言あるいは問題提起をするってことが、こういうことの実は中身を掘り下げるってことにつながると思いますから、このゴールデンウィークはむしろ大事な時期で、ゴールデンウィークに声を挙げて、ゴールデン明けの日中首脳会談を少しでも変えましょう。そのために今日お話ししました」

山本浩之
「今日のお話を伺ってると、あの、室井さん、日中首脳会談っていうのは、ほんとはどういうものであるのかっていうのは、注意して見なきゃいけないし……」

室井佑月
だけど今回、福田さん言わないと。今すごい、いいチャンスと思う。オリンピック前だし、世界の皆さんがいろいろ注目してるでしょ、中国に。今こそ言う時

山本浩之
「それもあるしね、支持率がこんなに下がってる時にね、せめてね、それぐらいのことはやったらどうなんですかと

室井佑月
「そうだねー」

青山繁晴
「うん。だから福田さんが生まれ変われるのかってことを自民党の議員も言うけれども、でも室井さんとヤマヒロさんが言った通り、さすがの福田さんもね、ここでは中国に物申さなきゃいけないのかなと判断する可能性があるから、僕は絵空事で国民、声挙げましょうと言ってるんじゃなくて、まさしくチャンス、室井さんが言った通りチャンスです」

山本浩之
「はい。ありがとうございました。以上、“ニュースDEズバリ”でした」

 ____________________________内容紹介ここまで


 メタンハイドレートについて私はよく知らないんですが、確かに福田政権になってから(今年に入ってから)進展があったようです。

 Wikipediaの情報ですが、
2008年
 独立行政法人の石油天然ガス・金属鉱物資源機構が、カナダの天然資源省との共同研究で、永久凍土の地下1100mのメタンハイドレート層から減圧法によってメタンガスを連続的に産出することに成功。これを受けて同機構は、2018年頃にメタンハイドレート事業を商業化すると発表する。

 と、あります。コスト面は大丈夫なのか?といった声をよく聞いてきましたが、商業化するってことは採算が取れるってことですよね。……期待していいんですよね?(^_^;

 ただ、こういう新たなエネルギー源を他国も放っておくはずはなくて、すでに中国、台湾、韓国も動き始めているようです(FujiSankei Business i.on the Web 07/7/19付)。
 近い将来、これらの国々との争奪戦は避けられない事態になる!?

 一方の東シナ海のガス田、こちらは全く進みそうにないですね。
 向こうが軍艦出してきたら、こっちも当然軍艦出して対抗するってのが世界の常識なんでしょうが、日本の場合、まずは国民の自衛隊アレルギー(つーかサヨクやマスコミが煽ってる部分が大半でしょうが)から何とかせなあかんという、大きな課題がありますもんね(T^T)


旧日本軍化学兵器処理めぐり1億2,000万円不正支出 大手コンサル会社元社長らを逮捕(FNN4/23)

 この事件についての青山さんのコメントは以下の通りです(要旨)。

 「実は大事件で、やがてコーナーでもやりたいと思っている。遺棄化学兵器問題について巨大な不正があるっていうことを検察はすでに知ってて、あるようだという疑いを検察は強めていて、実は私は最近、検察の首脳幹部陣に2つのこと申し入れた。1つは防衛汚職を守屋被告だけで終わらせてはいけない、必ず政界ルートをやるべきだと。もう1つはこの日中遺棄化学兵器の問題、ほんとは日本軍は捨ててないって説もあるぐらいで、この問題で国民の税金が知らないところでどんどん、下手をすると兆単位で出て行ってるってところをやるべきだと。今回の捜査はその入り口が始まったってこと。今回はPCIっていう企業内の問題になってるが、やがて検察が視野に入れてくるのは、これは政府と随意契約で結んだ契約で、兵器の処理に携わってるわけだから、その時に政治家の口利き、あるいは贈収賄の問題を含めた問題があるんじゃないかってことを実は水面下では調べてる。守屋ルートとPCIルートで政治家が重なってくる可能性もある」


※拙ブログ関連エントリー/「アンカー」起こし
こちらからどうぞ。

※参考リンク
ON THE ROAD : Aoyama 's Daily Essay(青山繁晴さんのブログ)
 青山さんに直接コメントが送れます。私もたまにコメントさせてもらってます(^^ゞ


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豪州、厳戒下の聖火リレー 警備費膨らみ2億円に(朝日4/24)
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 聖火リレーを開催した豪州キャンベラで24日、「(チベットに)自由を」と描かれた飛行機雲を見上げる北京五輪の支持者=ロイター

 何より写真に惹かれました。朝日新聞のわりには粋なことを。
 写真はロイターなんですが、これをわざわざ載せたってのが朝日らしくないですよね。

 いよいよ明日(土曜日)は長野での聖火リレーですね。
 私は仕事もありますし、何より遠いですし、抗議行動に参加することはできませんが、それでも何だか今から胸がドキドキしています。

 4/24の夜9時のNHKニュース、キャンベラでの聖火リレーの様子を伝えた中で、このような場面がありました。
 街頭でNHKの記者がチベット人らしき人たちのインタビューをしていたところ、中国人留学生のグループが彼らを取り囲み、中国の国歌を大声で歌ってインタビューを妨害したという……(-.-#)

 長野にも留学生をはじめたくさんの中国人が入るようです。チベット支持派によるまっとうな抗議行動に対し、どのような妨害を仕掛けてくるのか、ちょっと心配です。
 ですが当日、チベット支持派の皆さんには、どうか非暴力かつ「粋」な抗議行動をなさっていただけたらな、と思っています。


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 こうして見ると、凄い数の中国人が日本にいるというのがよく分かる。  テレビにうつる中国国旗の数がそれを物語っている。  在日外国人は数多いが、その一部をこうして確認する事になるとは思わなかった。  人口減少とか移民とかいうが、これだけの「外国人」が日本?...

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