ぼやきくっくりFC2版

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「ぶったま!」反響報告と聖火リレーと日中首脳会談(細切れぼやきも)

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 「FREE TIBET in 名古屋」に参加された皆様、お疲れ様でした(朝日4/19)。

※今後のデモ予定(台湾の声より)
【長野】チベット人虐殺糾弾デモ行進(長野・4/25(金))
【エプロンデモ】中国の毒ギョーザに抗議する(東京・4/26(土))
【デモ案内】「東京・長野・大阪」緊急同時行動(4/26(土))

 他にもあると思いますが把握できてません。ぜひコメント欄でお知らせ下さい。

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■4/19放送「ぶったま!」“ニュース20面相”青山繁晴さんの解説

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 チベット問題、聖火リレー、日中首脳会談などについて。
 話はまず、4月5日「ぶったま!」でチベット弾圧に対する抗議声明文を読まれた書写山圓教寺の大樹玄承(おおき・げんじょう)さんについての、反響報告から始まります。
 最後にヤマケンさんのGJ発言も。日中記者交換協定(と思う)に関するものです。

 「ぶったま!」のこのコーナー、けっこう長いんです。私は青山さんが出られる時しか見てませんが(月2回程度担当されてます)、「アンカー」のちょうど倍ぐらいの長さかも。
 なので、今回は要点重視ということで、完全コピーはご勘弁<(_ _)>

 本筋とは関係ないやりとり(例:青山さんが手書きフリップ出して「僕は絵が下手なんですが」「いや、上手ですよ」とか)、言い直し等、極力そぎ落としました。でもま、9割以上、再現できてると思います。
 画像はYoutubeで拾ったビデオから、キャプチャさせていただきました。


 内容紹介ここから____________________________
 
(ニュース紹介VTRが最初にあるんですが割愛<(_ _)>)

魚住りえ
「前々回、書写山圓教寺の大樹玄承さんが非常に勇気ある行動をして下さいまして、そのことについて大変反響があったということですよね?」

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青山繁晴
「日本の仏教界から初めて出た、チベット弾圧に対する抗議声明、読んでほしいんですけど、この番組とテレビ局にもすごくたくさんの、数百通ですか、メールとお手紙、来たそうです。僕のところにもメールと手紙が、もっと僕は多かったですね。7~800、1000近いぐらい来ました(一同驚き)」

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大平サブロー
「何かそんな思いが皆さん、おありだったってことなんでしょうかね」

青山繁晴
「いずれも共通してるのはですね、中国をこう非難したりすることよりもね、人間の良心として、チベットの心の自由とか宗教の自由が侵されてることを、私たちは知らん顔しちゃいけないんだなというのが、この大樹さんの行動でよくわかりました」

山本健治
「いや、僕は電車の中で言われてね、さらにね、日本政府は何してるんですかというのはものすごい言われましたね」

青山繁晴
「確かにその反応も多かったですね。一つ大事なことは、もう一度思い出したいのはですね、この番組でそういうことを言えばいいっていうんじゃなくてですね、やっぱり日本の中からそういう良心の声が、特に普通の人を中心に、この大樹さんも立派なお坊さんですけれども、その前夜まで、本当に言えるのかって悩み苦しんだ。僕の前でそういう目をされてた方ですから。普通の人がそういう声を挙げて、それがチベットの普通の人に届くっていうことが大事なので、実はこの件は、この番組で初めて申すんですけど、この大樹玄承さんにお願いをして、ついこないだ東京に来ていただきました。東京に来ていただいたのは、実はこの方と会ってもらうためなんです」

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青山繁晴
ペマ・ギャルポさん。この方、今、日本にお住まいの亡命チベット人です。ただの亡命チベット人じゃなくて、皆さんよくご存知のダライ・ラマ14世、チベット仏教の法王であって、チベット人の心の支え、やっぱり今、亡命したままになってるダライ・ラマさんの側近で、この方は実はダライ・ラマ法王を守って、結果として兄弟、肉親を中国軍に殺害されてて、この人も頭の後ろから銃弾が飛び交う中をチベットから脱出してきたっていう人なんです(一同驚き)。で、このペマ・ギャルポさんと大樹さん、それからジャーナリスト二人と僕とで対談をしました。これはチベット問題に対する緊急出版のある本のための対談なんですけど、その時にペマさんが大樹さんから直接、実は関西テレビの「ぶったま!」という番組で、日本の仏教者として初めて、チベット弾圧への抗議の声を挙げましたってことを、このペマさん聞かれて、うっすら涙ぐまれて、ものすごく感動されてですね。ただ、この人が感動するだけじゃなくて、チベットの亡命政府、今インドにある亡命政府、それからチベット国内にいて苦しんでる、今回の民衆蜂起で逮捕されたりいろいろ苦しんでる人たちに対して、やっぱりルートをお持ちなので、すでにこの番組から大樹さんという方を通じて、日本の仏教界から声が挙がったっていうことが、もう実質的にチベットに届いているということなんです。で、さらに僕なりにいろんなルートを使って、世界の諸国と今、話進みつつあって、大樹さんの読まれた声明文がさらに伝わっていると思います

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青山繁晴
「そしてもう一つ大事なことはですね、ダライ・ラマ法王がこないだ日本に立ち寄られて、日本は空港から出られなかったけれども、ヤマケンさんが言われた通り、日本政府のだらしなさで空港から出られなかったけど、その後、ダライ・ラマは自由の国アメリカに行って、そこではもっと自由に行動されて、その時にダライ・ラマ14世が言われた言葉の中にね、このままだとチベットがなくなってしまうんですと。つまりチベット仏教や文化が滅ぼされるっていうことは、チベットがこの地上から消えてなくなるっていうことだから、皆さん、そこを考えて下さいとおっしゃったんですが、実はその言葉は、大樹玄承さんが前々回の放送でここに立って、読まれた声明文の中にあったでしょう?『今チベットがなくなろうとしている』と。そういうことを考えても、この大樹さんの声明文というのは大事な声明文だったなと思うんですね。そしてそれがさらにもう一つ大きな動きにつながりました」
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魚住りえ
「善光寺がですね、聖火リレーの出発点を辞退するという、昨日ニュースで飛び込んできました」

青山繁晴
「善光寺の事務総長という大事な立場の方がですね、すごくはっきりと『チベットに対する弾圧を憂慮する』と。そのことも理由として、もう聖火リレーからは外れますということを言ったわけですね。もちろん大樹さんのあの声明だけじゃないですよ。いろんな理由ありますが、ただ僕の取材した限りで言うと、大樹さんが声明出されてからものすごい数の、リレーを辞退すべきじゃないかっていう、一般の普通の人の、裏がない普通の人からの手紙やメールや電話が殺到したという事実があって。もう一つ申しておきたいのは、この善光寺というのは、いろんな仏教の宗派に開かれたお寺なんですが、大事なこととして天台宗の別格本山であるんです。書写山圓教寺、大樹さんのお寺と実は同じなんです。ですから仏教界もいろんなことに配慮しなきゃいけないから、はっきり言えない部分はあっても、本当はあの大樹さんの最初の灯火が、このように伝わっていったと皆さんに分かっていただきたいんですね」

山本健治
「僕はそれにつけてもね、善光寺が、お寺がそういうこと言わなければならない、批判の的に晒されるという、その前に、批判に晒されなければならないのは政府ですよ。いったいお前何やってんだということだと思うんですよ」

青山繁晴
「はい。まずね、ヤマケンさん、前々回の放送の時にほんとに支援してくれてね。僕、未だに正直感謝の気持ち消えないんですけどね、今言われたこともほんとに正論でね。じゃあこの国の政府どうすんのかっていうのは、政府がどうこうっていうだけじゃなくて、僕らの問題ですからね(ヤマケン同意)。中国や北朝鮮と違って民主国家ですから。この国をどうするのかは僕らの問題なんです。まず目の前の問題として、聖火リレー」

魚住りえ
「聖火リレーを安全に行うためには、かなり警備を強化していくという方向ですね」

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青山繁晴
「もともとの警備態勢がこれ(左)で最大かなと思ってたのが、ものすごく膨らんでるってことなんですが、もっと具体的に見ていただこうと」

魚住りえ
「リレー自体をどのような強化を行っていくのかということを」

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青山繁晴
「僕の手書きなので見にくいと思いますが、この20人×4というのは日本国の機動隊員なんです。最初は数人で機動隊出して、この聖火を守ればいいと、他の沿道警備を合わせてそれで十分だろうというのが、この図で言うと左の方だったんですが、これ、まだ正式決定じゃないですですよ。警察庁含めて警察が考えてるのは、屈強な機動隊20人が2列で聖火を守るわけですから、要はもう聖火見えない」

魚住りえ
「見えないですよね、一般の人たちは。何のためにやるんですかね」

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青山繁晴
「聖火見えないのにリレーやる意味があるのかと、僕も思いますよ。思いますけど、ここは公平に言いたいんですけど、日本の警察はよく頑張ってると思うんです。というのは、ロンドンで聖火リレーやった時にね、ちょっと小柄な女性キャスターが聖火を持ってて、そこにぱっと男が入ってきて、あっという間に聖火、実質奪われたでしょう?あの時にもし爆弾とか刃物持ってたら大変なことになってるわけで。あれを守ってたロンドン警視庁というのは世界で最も警備力が強いんです。イギリスはアイルランド共和国軍、IRAに長年苦しんできたから。それなのにぱっと奪われたから、やっぱり聖火ランナー守るのは無理だということになって、それで次のパリでは聖火を消して、バスに乗せちゃったわけです。日本はどう考えたかというと、複数の警察関係者によれば、まずはっきり申しますが、日本の警察は中国に対して大変怒ってるわけです、今現在。どうしてかというと、あの毒ギョーザ問題、まさかみんな忘れてないですよね?中国は日本が忘れてると思ってるんですよ。ほんとは忘れてないでしょ?ね」

山本健治
「いや、だからこないだもね、馬鹿なこと言った奴おるでしょ?日本人は今もうギョーザの問題なんか忘れてね、北京五輪の切符が買えるか買えへんかがね、問題なんやて、そう思ってますよって、言うたアホがおりましたね。ほんとにね、そんなふうに思われたら馬鹿馬鹿しいですよ。そんなことありませんよ」

青山繁晴
「特に毒ギョーザを食べた日本の大事な次世代の5歳の女の子はまだ回復しきってないんですからね。日本の警察当局はちゃんと調べて、毒が中国で混入されたと解明したのに、中国は、いや日本で入れたんだと言ってるから、実は警察ははっきり言って中国に不信感持ってます。不信感持ってるからこそ、まずじゃあ日本はバスに乗っけたりしないで、きちんと逆に守ってみせようと、警察はやっぱり守るのが仕事ですから、それでこういう警備態勢になってるわけです」

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青山繁晴
「そしてこの(手書きの絵の)青い帽子なんですけど、本当の帽子は上の部分は白でツバの部分が青いんですけど、青い軍団、これ(聖火防衛隊)を中国は何と学生のボランティアと(一同笑い&ツッコミ)。僕はこの手の専門家ですけど、もちろんボランティアという身体じゃありません。たとえばこれがロンドンの聖火リレーに現れた時には、何と観光ビザで入ってて、観光ビザで入ってきた彼らが人を排除し、ぎゅっと掴んで動かしたり、それから命令したりってことをやったわけです。これ国家主権の侵害です。さっきVTRで出ましたけど、日本は町村官房長官が、もう来るなと、そんなものは来なくてけっこうと言ったわけですね。で、実は日本で報道されてませんけれども、日本の警察当局と中国側と水面下でいろんなやりとりがあって、結果、一つの妥協として二人だけ入れることにしたんです(一同「えー」)。でもこれはね、僕は本当は二人も反対ですよ。ゼロにした方がいいと思いますが、でも中国が初めて他の国の言うことを聞いたんですよ。この件では初めてね。で、その二人について日本は条件を付けてて、これはもう聖火の管理だけで、人を排除したり、人の肩掴んだり、どついたり、命令したり絶対するなっていうこと条件になってる。但し、実際に4月26日に聖火リレーになった時に、彼らがどうするかっていうのはやっぱり僕らが監視しないといけないですね」

桂きん枝
「その二人はきっちりとして来るんですか。それともまた観光ビザで来るのかで、全然違うじゃないですか」

青山繁晴
「それはいい質問なんですけど、しかし他にビザの出しようがないわけですね。警備ビザなんてありませんよ。外交官ていうわけにもいかないし、だからそれはこれからの課題に実はなってるわけですけれども、とりあえず今の段階ではこういう話になってるわけです」

魚住りえ
「二人を入れてもいいって言ってんのは、福田総理はどういう?」

青山繁晴
「いや、福田総理は例によって何も言ってないわけですよ(一同笑い)。福田さんがゼロ人って言ったらもちろんゼロ人になるわけですが、福田さんが何も言わないからそういうことになってるんですが」

大平サブロー
「一般の方が見えない所を走るんですか?やっぱり」

青山繁晴
「いや、違います。善光寺以外のコースは変えないつもりですから。(警備がきつくて)非常に見にくいけれども、たとえばヘリから見たら見えますよ」

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山田大介(ストリーク)
「なぜね、でも絶対それを入れなあかんもんなんですか?それを中国側は入れたいんですか?」

青山繁晴
「もちろん入れたいわけです。というのは、本当はもっと数を増やして、聖火を中国が守ったっていうことを中国国内の国民に見せたいんですよ(一同「ああー」と納得)」

大平サブロー
「我々からしたら茶番なんですよ。何のために世界を回らなあかんねんって。別に必要なわけじゃない……」

青山繁晴
「今言われたのはまともな神経なわけですよ。ちゃんと諸外国に話をして、信頼して守ってもらえばいいじゃないかっていうの、まともな神経でしょ。しかし中国の国内は実は今、経済格差がひどかったりして上手くいってないから、中国で守ってるってところを見せなきゃいけないってことがあるわけですね。それでこの話続けますとね、もう一つ、実は福田さんの行動に対して疑問を持ってる人は、実はもう一人、町村官房長官以外に閣内にいて、それは高村正彦外務大臣なんですよ。で、高村さんは今、中国の楊潔チ(ようけつち。「チ」は竹かんむりに「褫」のつくり)外務大臣が日本に来てて、ちゃんとダライ・ラマと対話してくれって言ったんですが、それだけなら福田さんが今まで言ったことと同じなんですけれど、高村さんは無条件で対話しろって言ったんですね。これに対して中国は、むっとしてですね、『中国に対してこの件で文句を言ってるのは、アジアで日本だけだ』って言ったわけですよ。高村さん、普通そういうふうに言われた時ですね、これはもう記者いませんから、その時にはね、普通暴露しないもんなんですけど、暴露したんですよ。中国はこんなこと言ってると。だからそれはある意味、町村さんと同じように、福田さん、こんな弱腰でいいのか?というアピールだと僕は思ってます。そしてその福田さんが何をしてるかというと……」

魚住りえ
「親書を伊吹さんに託したということですね」

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青山繁晴
「自民党の伊吹幹事長が中国に行ったんですけど、それに福田総理が親書を託してですね、親書というのは正式な外交文書です。その中で、福田さんは実は自画自賛してるそうなんです、官邸の関係者によると(一同笑い)。3つも要求したと。今、失笑が洩れましたが、皆さんがいかにまともな神経を持ってるかということだと僕は思いますけれどね。これ関係者の冷静な対応っていうことは、関係者ってことはすなわち、ダライ・ラマさんの方も悪いことをしてるっていう中国側の、世界から見て不可思議な言い分をそのまま言ってるわけですよね。で、情報公開を求めるとか、対話の努力をして下さいねと、この程度で物事をちゃんと乗り切れると思ってるのはね、高村さんや町村さんから見ても……」

魚住りえ
「簡単にすむと思ってるっていうあたりが、私たちのその感覚としても、その中国というのが、すぐに要求すれば降りてくるというふうには思ってないにしても、この問題が過ぎてしまえばいろんなこと忘れてしまうと思うんですよね。チベットに対しても、弾圧に関しても

青山繁晴
「うん。だから忘れないようにするためには、どうするかということなんですけどね、福田さんがまずこれから直面しなきゃいけないのは、日中首脳会談。5月6日に胡錦濤さんが来てですね、その時に福田さんが何を言うのか。前からこの番組では言いましたね、まず毒ギョーザの問題でまともな話ができるのか、それからチベット、そしてオリンピックのこの問題でまともな話ができるのか。そのことをですね、皆さんといっしょに考えたいんですが、僕はもう一つ今日キーワードを用意しました」

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青山繁晴
「日中首脳会談、今までたくさん行われてきましたけれども、それ僕、政治記者として取材してきました。その時に、これ告白しなきゃいけないことが実はあると、今日は心を決めて来たんです」

魚住りえ
「日中首脳会談のポイントが実は、新聞では読み取れないところが他にあるということを……」

青山繁晴
「新聞の悪口というよりも、僕自身、記者時代に何をしてたってことも含めて、国民が真実を知るためには、このことを今日知っていただきたいと」

(いったんCM)

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魚住りえ
「日中首脳会談についての告白をお願いいたします」

青山繁晴
「僕は共同通信の記者を20年勤めましたから、その間に日中首脳会談あるいは日米首脳会談をたくさん、日本でも海外でもたくさん取材したんですども、皆さん、たとえば日中首脳会談、これからニュース映像見られるとね、実際に胡錦濤さんがお出でになったら、この二人が会談してる姿がまずニュースで流れるじゃないですか。それが終わってその後、会談の中身というものがニュースや新聞で出てきます。当然それは記者がずっと取材してるんだと思ってる人が多いと思うんですよ。実際はこれは全く違ってて、これは頭撮りって言って、この二人が要するに、やあやあよくいらっしゃいましたって、いわばはっきり言って世間話の類をしてる時だけ記者がいて、カメラもいて、その後全部出されてしまって、その後実際何が話されてるのかっていうのは、首脳本人と、横についてる外務官僚だけなんです。するとたとえば僕は記者時代にどうやって記事を書いたかというと、何も見てないのに、同席してた外務官僚が、福田さんはこう言った、胡錦濤さんはこう言ったっていう、横に書いてある紙を見せてくれて、あるいは記者会見、ブリーフィングっていうんですけど、中身を説明して、それを丸々信じて書くしかないわけです

くまきりあさ美
「事実じゃないかもしれない?」

青山繁晴
「今、くまきりさんが言ったのは非常に正しいのはですね、僕はやっぱり記者時代に疑問を感じて、日本側はそうやって説明してるけど、じゃあ中国側の官僚はどうやって説明してるか。これ、ほんとは行っちゃいけなかったかもしれないけど、いろんな手段を使って中国側のブリーフィングに入っていったんです。記者クラブで縦割りになってるから、なかなか難しいんですけど」

大平サブロー
「ルール違反をしちゃったんですか?」

青山繁晴
「ルールとまでは言わないけど、いわば慣例違反みたいなこと。そして中国側のブリーフィングに入っていくと、全然話が食い違ってるわけですよ。ところが日本のメディアっていうのは、とにかく早く伝えなきゃいけないから、もう最初の日本側の説明をとにかく、青山さん早く記事をくれってことで、どんどん記事を流していって、で、あとで中国側の言ってることと全然食い違ってるから、だんだんそれから時間かけて取材するでしょ。で、何週間も後に記事を書いて、ここは本当はこうだったって書くんですけど、もうそんなのほとんど影響力ないわけですよ。これは日米首脳会談でも同じようなこと起きるんですけど、日本と中国の間が一番これ違いが激しくて、そうすると今回の日中首脳会談においてですね、おそらくもう、予め言いますけど、日本側のブリーフィングではね、福田総理は毒ギョーザもしっかり解決しましょうとちゃんと言ったと。それからチベットについてもちゃんと対話をして下さいってことも言ったと。北京五輪はあくまで平和的にやらないといけないとちゃんと言ったと。ちゃんと言いましたという説明をするだろうけど、おそらく中国側の説明と全然違ってて、チベットは内政問題で、毒ギョーザはすでに日本の問題になってて、北京五輪に対するいかなる妨害もいけないってことで日中首脳は一致したっていうようなことを、必ずブリーフィングすると思われるんですよ(一同ざわざわ)」

山本健治
だから中国ではそういう報道されるわけよ。中国の国民はだから、日本の政府はなんでこんなこと言うとんねん、みたいにワーワー、今でもそうなってるわけよ。こんなふざけた話ありませんよ」

青山繁晴
「そしてね、その実際の中身はどうだったかと知るためには、やっぱり日中の役人がですね、実はもう水面下ですり合わせしてるわけです。これもあんまり国民に知られてないんけど、首脳会談っていうのはその時に一気の勝負じゃなくて、実はもう事前にかなりすり合わせるんで、そのすり合わせの様子を僕なりに取材してると、今回はもう圧倒的に日本側がこういうふうに(下に)なってるわけですよ。だから今回について言うと、毒ギョーザはむしろどっちかって言うと日本の問題。日中の捜査が食い違ってるって新聞に書いてるけどそれはほんとは甘くて、中国側の捜査はおかしいのに、下手したら日本側の捜査やり直しみたいな雰囲気になるかもしれない。それからチベットはあくまで中国の内政問題で口出すなと、それからオリンピックの妨害するのは善光寺の辞退も含めてみんな悪いことだみたいなことを、首脳会談で胡錦濤さんがガンガン言う可能性の方がむしろ高いと。たとえば日本の外務省の中で親中派と言われる人ですらそう言ってて、『でも青山さん、それはブリーフィングには出ないから』って言うわけですよ(笑)」

桂きん枝
「だけどね、共同声明っていうのは最後にやるじゃないですか。それはもう先にありきなんですか」

青山繁晴
「その通り。共同声明こそ事前にぎゅーっともう相当詰めて、首脳ができることはちょっとしかない。今回共同声明が出るかどうかは別として、何かアピール出る時はそうなるわけです。そしてね、もう一つさらにお話ししておきたいことがあって、そもそも中国は今回何でそんなに強硬なのかと。中国っていうのはしたたかでしょう?もっと言うと、中国とか北朝鮮とかとっても外交がしたたか、日本なんかに比べて外交上手じゃないですか。これはっきり言いますが、戦争に弱い民族は外交がしたたかなんです。中国それから朝鮮、こういう所は歴史的に戦争が弱かったんで外交がとってもしたたかで、もっと言うとフランスも戦争弱いから外交はほんとにしたたかでしょ。日本とかドイツとかアメリカとか、戦争の強い国って、最後はめんどくさい話し合いより腕力で行こうと思うから外交が下手(一同笑い)。そうするとね、今回、中国は普通だったらね、いや、対話しますよと、対話の恰好だけして、こうやって対話したんだと言ったら、みんな今、対話対話と言ってるんだから、対話したらすーっと鎮まってオリンピックもできるはずなのに、なぜ中国は今回に限って棒を飲んだように強硬なのかと。日中首脳会談も強硬になりそうなのはどうしてなのか。その答はこれなんです」

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青山繁晴
「(一同意味がわからずざわざわ)これも僕の実体験でお話ししたいんですが、僕が初めて中国行ったのはもう28年ぐらい前になっちゃうんですね。その時当然記者でしたが、ガイド役っていう若い中国人が付きました。本当は工作員です(一同驚き)。だけどだんだん仲良くなりました。けっこう長いこといましたから。仲良くなったんでまさしくこの万里の長城に向かったんです。オンボロバスの中で彼がね、『万里の長城っていうのは漢民族の誇りです。周辺民族に対して戦争を仕掛けないで、この砦だけで平和的に守った象徴です』と言ったんで、僕が、『あなたも愛国者、僕も愛国者、それは両方とも正しいけど、嘘はいけない。そうじゃなくて万里の長城っていうのは実はこれでしょ?』と

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青山繁晴
「中国4000年の恐怖の象徴。今の時代みたいに中国が恐怖じゃなくて、中国はずっと周辺民族に脅かされ続けて、そして戦ったけれども勝てなくて、もうどうせ無駄とわかってるけれどもこの万里の長城を築いて、そして今、観光スポットになってる所に行くだけじゃわからないけど、皆さん誰でも行けますから行ってほしいんですけど、実際に観光スポット離れてこういう遠い所に行くと、行けますので、モンゴル軍が蹴破った所とかそのまま残ってるわけですよ(一同「はぁー」)。ということは、中国は今でこそチベットとかモンゴルとかウイグルとか支配してるけれども、もともとはずっと脅かされてきた。万里の長城は実はその象徴なんです」

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青山繁晴
「地図を見ていただくと、ここにチベット自治区がありますが、チベット人を分けて統治する、分割して統治するために、青梅省、甘粛省、四川省、雲南省、このあたりにばらけてるわけですよ。もしチベットが独立や高度な自治って言ったら、これだけの大きな所が実は中国から外れていくわけです。そしてチベットは本当は戦争が苦手です。もともと仏様の国ですから、平和な国なんです。その上にウイグルという大変戦いが強い民族がいて、さらにその横にモンゴル、世界帝国を誇ってた。朝青龍だけじゃなくてものすごい戦争強いわけですから。この一番弱いチベットにちょっとでも甘い顔を見せたら、ダライ・ラマさんとちょっとでも対話したら、この後連鎖反応が起きて、蟻の一穴と言いますけどね、これ全部失ったら、実は中国大きいと言ってもこれぐらいしか残らなくなっちゃうんですよ。だから中国は絶対にチベット問題について妥協しない。ということは見方を変えれば、大樹玄承さんの勇気ある発言があって、善光寺が聖火リレーを辞退して、こうやって動きがあるけれども、こんなことで事態が動くと思ったら、それは僕らは甘いんです。そうじゃなくて中国は中国で、中華人民共和国の体制を守るために必死なわけですから。もしも私たちがチベットの心の自由、宗教の自由、あるいはウイグルやモンゴルの人たちのほんとの自治も含めて守るんであれば、僕らは今、浮つくんじゃなくて、オリンピックを終えた後も、また忘れていくんじゃなくて、ずっと支えるならずっと支えなきゃならないってことを、最後に皆さんに理解していただきたい」

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山本健治
「ちょっと一言だけね、さっき告白って言われましたね。つまり今までね、報道の自由が中国であったかって言うとね、たとえば中国、文化大革命の時にね、すっぱ抜いた産経新聞や日経とかね、あるいはまあ共産党の赤旗までね、要するに批判する奴はね、即刻追放しよったんですよ。そういう中でね、要するに報道の自由をどう守っていくか、今まさにそういう状態にあるのにね、メディアがどうするんだっていうことを今、青山さんがね、自分のやっぱり過去の体験からね、反省含めて今こそね、真実を明らかにせなあかんって言われてね、勇気ある発言ですよ。やっぱりそういう立場でね、メディア頑張ってもらいたいと思いますよ」

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青山繁晴
「はい。もう一つだけ言う余地(時間)ありますか?あのね、今ヤマケンさんが言ってくれたんでね、僕もやっぱりもう一個言わなきゃいけないなと思うのは、さっきVTRに鳥の巣って出たじゃないですか。本当に立派な果てが見えないようなスタジアムですよね。でもあれに入れる中国人ってちょっとなんですよ。中国の13億、14億の民衆の平均年収は20万円ですよ。しかしチケットは今、実勢価格でだいたいもう5万円を超えてきて、入れないわけですよ。中国が国際スポーツ大会初めにやったのはアジア大会です。僕はアジア大会に当時の竹下総理といっしょに行ってて、立派だったけどおかしいなと思って外へ出てみたら、スタジアムの周りは無人になってて、その周りに武装警官が全部並んでて、強力な縄が張られてて、その向こうに全く無表情な中国の民衆がいて、スタジアムからポンと揚がるものを全く表情を消して見てた。もう何千という人が囲んでた。その時よりも格差ひどくなってるんですよ。そうすると一般の方だけじゃなくて、中国に進出してる日本の企業も含めて、中国のそういう現実をむしろオリンピックを機会に見た方がいいと思います

 ____________________________内容紹介ここまで


 話はいきなり変わりますが、4/20(日)放送「報道2001」に駐日中国大使が録画出演、チベット、聖火リレー、毒ギョーザ、東シナ海ガス田など、好き勝手言うてましたなぁ。
 その場にいたのが司会の二人だけってこともあってか、ほとんど一方的な垂れ流し状態になってしまってました。せめて櫻井よしこさんとか中川昭一さんとか呼んどけよ!(T^T)

 中国大使は、聖火リレーで例のチベット人らしき男性が身障者の女性のトーチを奪おうとしてる写真をわざわざ持参、カメラに示して同情を買おうとしてました。
 主張内容も「中国政府はチベット文化を保護してる」とか「昔のチベットは農奴制だった」とか「平均寿命も60年前に比べて格段に延びた」とか、中共のチベット侵略を完全正当化。

 どっかで見聞きした主張や手法だなと思ったら、こないだから莫邦富とか宋青宜とかがテレビで言ってることとほとんど同じですやん。
 (どちらも「ピンポン!」で見ました。スタジオには幸い、莫邦富の時は宮崎哲弥さんが、宋青宜の時はペマ・ギャルポさんがおられて、きっちり反論されてました)

 つーか本当は逆で、まず中国政府の主張があって、それを莫邦富とか宋青宜とかの在日中国人が寸分違わずテレビで垂れ流してるってことなんですよね(莫邦富も「身障者のトーチ奪おうとしてる写真」をわざわざ持ってきて見せてた)。
 彼らは「あなたの主張は中国政府の主張そのままだ」と他の出演者に指摘されても、「いえ、これは私個人の意見です」なんて、うそぶいてるけどもね(-.-#)


※関連ニュース
聖火リレーの出発地辞退、善光寺本堂に落書き(信濃毎日4/21)
善光寺に放火予告、サイトに書き込み(日刊スポーツ4/21)
チベット問題:中国人留学生に抗議デモ指南書(毎日4/21)
マレーシア聖火リレー、チベット旗掲げた邦人3人暴行される(読売4/21)
 NHKのニュース見てたら、目撃者曰く「100人ぐらいが飛びかかって殴った」。たった3人に100人がかり!?(T^T)
善光寺 聖火リレー辞退、世界の反応(2ちゃんねる)
 ソース確認してませんが、いちおう紹介しときます。

※参考リンク
ON THE ROAD : Aoyama 's Daily Essay(青山繁晴さんのブログ)
 青山さんに直接感想や意見を送れます(^o^)

※拙ブログ関連エントリー
08/3/15付:「ムーブ!」スピルバーグ北京五輪にNO!(最近のまとめとチベットも)
08/3/18付:「ムーブ!」中国の軍事費が急増(台湾総統選とチベット騒乱も)
08/3/20付:「アンカー」チベット暴動 写真が暴く中国の嘘
08/3/22付:チベット問題に関心を持ち続けよう
08/3/29付:「ムーブ!」チベット抵抗史 ペマ・ギャルポさん出演
08/4/1付:「ムーブ!」チベットだけでない 中国が抱える民族問題
08/4/5付:「ムーブ!」チベット情報戦 中国のヤラセ発覚?
08/4/5付:「ぶったま!」書写山 圓教寺の大樹玄承 執事長の書簡(取り急ぎ)
08/4/7付:「ぶったま!」チベット問題 天台宗僧侶の勇気ある発言(やりとり全文)
08/4/12付:「ムーブ!」北京五輪開会式は失敗(ダライ・ラマ会見その他も)
08/4/15付:チベット問題と中華思想、捕鯨問題と白人至上主義
08/4/19付:「ムーブ!」高まる中国の愛国心(善光寺リレー辞退も)


・・・・・・・・・・・細切れぼやき・・・・・・・・・・・


【共同プレス発表詳報】日韓首脳会談(産経4/21)

 在日韓国人への地方参政権付与について、日本側の積極的な努力を要請した李大統領に対し、福田首相は「国会等での議論の行方に引き続き注意を払っていきたい」旨述べるにとどめたようです。これは意外でした。もっと踏み込むんじゃないかと心配してたので。
 しかし、「北朝鮮へのボーナスある」発言はどうなんでしょう(時事通信しか伝えてないが)。北朝鮮に「飴」は必要ないんですよ。

李大統領「日本天皇が韓国を訪問できない理由はない」(中央日報4/21)

 「‘日王’ではなく‘天皇’と表現しながら」……ほんとにこだわりますね、韓国人は。
 そういう空気を読んでるからかどうなのかは知りませんが、日本側は陛下の訪韓には消極的です(読売4/21)。

「NEWS23」イ・ミョンバク韓国大統領 タウンミーティング

 李大統領がどうこうって以前に、まず「市民」の構成が……。「市民100人とスタジオ対話」。そりゃ「国民」とは呼べませんよね、あのメンバーでは。
 筑紫哲也が質問の中で、「歴史問題でまた失言や妄言を日本の政治家がするかもしれませんが……」って言った時には、もうマジで脱力しました(T^T)

人権擁護法案について考えましょう。(YouTube)
 
 4/20放送「たかじんのそこまで言って委員会」より。
 哲ちゃん曰く、「人権擁護法を推進している方が中国に行って、チベット問題は内政問題だと中国高官におっしゃった。新聞に名前出てます。民間人です」。
 たぶん野中広務のことでしょう。人権擁護法推進派が言う「人権」とは、やはり特定の人たちの「人権」に過ぎないのです。

とりあえず予告

 「アンカー」起こし、いつも当日深夜(木曜未明)にUPさせてもらってますが、次回は諸般の事情により遅れます<(_ _)>



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