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「アンカー」新型インフルエンザ 火種はやはり中国?

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 3月28日、政府の拉致問題対策本部アニメ映画「めぐみ」をHPで公開しました。こちらで見ることができます。
 日本語版の他に、英語・中国語・韓国語版があります。コピーフリーですので、皆さん、どんどん世界に広めましょう!ダウンロードはこちらから。


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■4/2放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

新型インフルエンザ脅威の火種を青山ズバリ

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 もうすっかり春ですし、鳥インフルエンザのこと、すっかり忘れちゃってました。
 ポイントはここでもやっぱり中国。そして福田首相。関連で毒ギョーザの話も出てきます。
 最後にチベット問題についても少々。

 細かい相づちやツッコミはカット、言葉尻など曖昧な箇所もありますが、それ以外はほぼ完璧です。
 画像はテレビ画面をデジカメで撮影しました。粗くて見にくいですがお許し下さい。各画像をクリックすると新規画面で拡大します。


 内容紹介ここから____________________________
 
山本浩之(メインキャスター)
「さて、この後は青山さんの“ニュースDEズバリ”のコーナーなんですが、今日はどんなお話を?」

青山繁晴
「はい。あの、まず一言、あの、視聴者の方に申したいことがありまして。先週の放送の時に、硫黄島の放送をめぐって、この番組の降板をいったん決意したってことを申しまして、それから1週間、想像を絶するぐらいの電子メールとか、あるいは電話とかファックスとか、僕のブログへの書き込みをいただいて、あの、一番僕が胸打たれたのは、その、僕が、私が、評論家でもタレントでもないのに、どうして番組でこういうコーナーを持ってるか、その志について深く理解してくれてる人が、厚く理解してくれてる人がこんなに多いっていうのは、僕にとっては生涯忘れられない1週間になりました。で、その上で、そういう理解してくれた方々に対しては、命ある限り、僕は信頼を裏切ることはありません。その、番組を通じてなのか、それまたじっくり僕は考えさせていただきますけれども、皆さん、理解されてる方については生涯、皆さんの志に沿ってやっていきたいと思ってます」

山本浩之
「はい」

青山繁晴
「で、あの、今日なんですけど、まああの、4月に入って、日本はもうガソリンの話でいわばもう持ちきりになってて」

山本浩之
「そうですね」

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青山繁晴
「僕もマイカーユーザーなんで、ガソリンの買い控えやってるわけですけれど、でも同時に視聴者の方々、国民の方々、きっとガソリンの話だけでいいのか?と思われてると思うんですが、ちょうど実はあの、国連がですね、こういうものを出しました。ちょっとここを見ていただくと、国連が先週発表したんですけど、世界がもっと知るべき10大ニュースっていうのがありますよと。つまり世界が意外に忘れてるけれども、こんなに大切なことがたくさんありますっていうのがあって、たとえばここにアフリカ、アジアの少女の兵士がどんな苦しみを今味わってるかっていうようなこともあるんですね」

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青山繁晴
「で、そして、その一番下にあるこの鳥インフルエンザの脅威、これが意外に忘れられてるってことを国連が指摘してて、そしてなぜこの4月2日、僕はこれ今日やりたいかというとですね、実はインフルエンザですから、やっぱり冬に流行るもんなんですね。日本は4月になって、いちおうもう、はっきり春ですから、いちおう克服したっていうか、今年は、ま、インフルエンザの新しい爆発的な流行が起きずにすんだ」

山本浩之
「いや、もう正直ね、自分の中では遠いところに行ってしまってます」

青山繁晴
「はい。ところがですね、この後詳しくお話ししますが、日本の厚生労働省も含めて、一番早ければ今年の冬に、つまり今度の冬、つまり今年の12月にですね、えー、最悪の場合はそのあたりからです、今まで鳥インフルエンザと言っていたものが、実は新しいヒトの病気になって、爆発的な大流行として、最悪の場合は政府の推計でも64万人が死ぬかもしれないという冬がやがて迫ってくる。ですから今日のキーワードはこれなんです」(フリップ出す)

<キーワード>
 あと8か月?

山本浩之
「『あと8か月?』」

青山繁晴
「今、4月ですね。もしも最悪の場合として、今年の12月にそれが始まるとすると、準備はあと8か月しかないから、今から準備しないと絶対に間に合わないので、今日このお話を皆さんにいたしたいんです」

山本浩之
「詳しいお話はコマーシャルの後です」

(いったんCM)

 …………………………VTR開始…………………………

 鳥インフルエンザウイルスH5N1型が変異した新型インフルエンザが流行すると――。

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 日本国内の死亡者、最大64万人。
 これは厚生労働省が試算したものだ。

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 2003年以降、東南アジアを中心に猛威をふるっている鳥インフルエンザ。
 すでに鳥からヒトへの感染も多数確認され、死亡者は230人を超えた。

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 そして今、最も恐れられているのはパンデミック、爆発的流行。
 変異した新型インフルエンザウイルスがヒトからヒトへと感染し、世界中で大流行することが懸念されている。

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 今年1月には中国政府が鳥インフルエンザの親子感染の事例を発表。
 ついに新型のウイルス誕生かと、世界中を震撼させた。

 迫り来るパンデミックを危惧する危機管理の専門家、青山繁晴は鳥インフルエンザのヒト感染が多発する、東南アジアの地へ飛んだ。
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青山繁晴
「やっぱりこのあたりも鳥が多くて……」

 東南アジアは人と鳥が密接していて、パンデミックの発生地になりかねない。

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青山繁晴
「ここはバンコクの中でも代表的なマーケットですが、鳥インフルエンザの影響で鳥が売れなくなって、空のかごが多くなっています」

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 今日の青山の“ニュースDEズバリ”は、青山が見た鳥インフルエンザの恐るべき実情を、緊急現地取材報告です。

 …………………………VTR終了…………………………
 
山本浩之
「鳥インフルエンザが変異して新型のインフルエンザになると、日本では最大64万人が死に至ると、先ほど青山さんからその数字が出ましたが、これは厚生労働省の試算なんですよ、室井さん」

室井佑月
「うーん、すごいことだよね。で、8か月後に起こるかもって言うの?でも今、ヒトからヒトに感染したのって、中国でも息子から父親にで、1人だけだったからちょっと安心な面もあるし、だけどあの国だから、嘘ついて隠してるような気もするし、と、思ったの」

山本浩之
「ま、今日はこのあたり、詳しく青山さんにお願いしたいと思います」

青山繁晴
「あの、今の室井さんのね、指摘っていうか発言は非常に正確な話ですよ。一番肝心なところを突いていると思います。で、あの、わかってる人にはちょっとくどいかもしれないけど、もう一度念のために言いますと、もともとは鳥の病気なんです。渡り鳥、おそらく渡り鳥の体内にいるインフルエンザのウイルスがやがて鶏とか、家禽(かきん)と言ってますけどね、その、農家の庭先とかで、日本でも昔飼ってましたね。今もあると思いますけど。それにうつる、鳥から鳥への病気なんですが、その次の段階として鳥からヒトにうつるようになった。で、その一番始まりからですね、ちょっと整理して見てみたいんですね」

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村西利恵(女性キャスター)
「はい。鳥インフルエンザがヒトに感染した例からご覧いただきましょう。97年に香港で世界で初めてヒトへの感染が確認されました。この時6人死亡しています。そしてちょっと間があって、2004年以降にタイ、ベトナム、インドネシアなど東南アジア各地でヒトへの感染、それから死亡例が多発しているといった状況です」

青山繁晴
「はい。あの、もう一回見ていただくと、その中国の香港という大都市で、その、鳥からヒトにうつって6人の方が亡くなったっていうのは、これ、当時にとっては大変な衝撃だったわけですね。おそらく中国の内陸部の農村でかなり感染が蔓延してそれが都会に及んだんだろうと。でも、いったんこれはそこで止まることは止まったんですね。ところが、ま、専門家はみんな危惧していた通り、7年後に再発をしてですね、今度は中国以外にたくさん広まっていって、ま、何十人の人が亡くなっていったわけなんですけども。これも、でも、いや、これはまだそのまま続いてるわけですね。で、だけども、もう一回言いますけど、ここで止まるんだったら、実はその、たとえば厚生労働省が、この日本でですよ、この清潔な衛生の良い日本で64万人死ぬなんてことを言うはずがないわけですね。ということは、この3つめの段階が最大の問題であって。はい、これ出していただくと」(パネルの下部分、伏せられていた箇所が表示される)

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村西利恵
「はい。2006年にインドネシアで、そして2007年に中国でヒトからヒトへの感染が発生した」

青山繁晴
「はい。で、ここでまあ中国が出てくるんですけれどもね。で、さっき室井さんが、あの、このへんのことをすでに指摘されましたね。だから僕はちょっと安心したのは、その、日本国民の中にも、ま、室井さん、僕はいわば庶民の代表だと思ってますからね。だからある程度伝わってるんだなと思ったんですけれども、これはまあ世界にとっては大きなショックだったんですね。このインドネシアの例もありますけども、去年の年末に中国の南京で、24才の息子さんがまず鳥からインフルエンザがうつって、それから52才のお父さんにうつって、最初に感染した息子さんが亡くなったというのがありまして、これがまあ大きなショックになってるわけですね。で、但しですね、これもさっき室井さんの話もあったと思うんですが、そこで止まってるわけです。というのは、親子ですから、その、遺伝子が似てるわけで、これすなわち、ヒトからヒトにうつるようになったというのはまだ言えないわけですね。で、問題は、もう一回言いますが、鳥から鳥へ、それが鳥からヒトへ、そしてヒトからヒトへ、このヒトからヒトへがもっとウイルスが突然変異をくり返して進化してしまって、もう鳥と関係なくヒトからヒトにどんどん空気感染でうつるようになったら、それが、ま、世界的流行ということになっていくわけなんですね。で、えー、ちょっとその、そうなった時のパンデミックというのは何なのかというのを、ちょっと整理したいと思います」

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村西利恵
「新型インフルエンザの『パンデミック』、この言葉の意味も含めてなんですが、『鳥インフルエンザが変異した新型インフルエンザが、ヒトからヒトへと感染する。人類にはその免疫がないため、爆発的に世界中に流行すること』を、こう、パンデミックと言うんだそうです」

青山繁晴
「はい。で、ここね、『人類には免疫がない』と書いてある。この通りなんですが、これあの大事なことは、要は日本国民でも免疫を持ってる人は全くいないわけです。全く新しく出てくるウイルスであり、ヒトのインフルエンザですから、どんなに日本で清潔で衛生状態が良くても、日本でも爆発的な感染が起きたら止められないと、止めにくいということなんですね。それも日本が震源地になるんじゃなくて、おそらくは必ず海外から入ってくる。えー、たとえばさっきの中国も含めてですね、海外にたとえば室井さん、室井さんが中国に行って日本に帰ってきたらそうなったり、あるいは中国から来た人でうつることがあり得る。で、ちょっとあの言葉、このパンデミックっていう言葉も、この際皆さんに覚えていただきたいんですけど、ま、あの、普通の英単語で『エピデミック』(epidemic)って言葉をご存知の方、いらっしゃると思います。これはまあ『伝染病の流行』っていう、もともとあった単語なんですが、この『エピ』(epi)をわざわざ取って『パン』(pan)という言葉に置き換えたんです。『パン』ってあの、パンパシフィックとかパンアメリカンというように、ま、世界に広いっていう意味ですね。これ造語です。どうしてこういう造語を専門家たちが作ったかというと、この言葉でみんながその、覚えてほしいってことなんですね。で、しかもそのパンデミックの震源地が日本っていうことはない、海外からってこと言いましたが、さっきちらっと最初に見ていただいた通り、まるで昔の日本の農村のように、鳥と人間がすごい一緒になって暮らしてる東南アジア、あるいは中国が震源地になるんじゃないかと言われるんで、そこを僕は現地に行ってきました。ちょっとVTR見ながら皆さんにお話ししたいと思います」

(以下VTRをバックに解説)

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青山繁晴
「はい。えー、まずカンボジアなんですけど――」

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青山繁晴
「これあの、ご存知の方多いと思います。日本人観光客の大好きなアンコールワットですね。で、このアンコールワット、たまたま今の絵には日本人映ってませんが、たくさん日本からの観光客も来てるわけなんですが、ここに鳥が馴染んで、いるわけです。そのアンコールワットの中にですね。で、アンコールワット行かれますと、鳥の彫刻も非常に多くて、いかにその、鳥文化というものがこのカンボジアの文化に馴染んでるか、人間と一緒に暮らしてるかということなんですね」

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青山繁晴
「これ、アンコールワット、さっき見えた通り、アンコールワットの門の所にこういう鳥が普通に一緒に暮らしてると」

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青山繁晴
「さらにカンボジアと中国の間、ラオス――」

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青山繁晴
「中国と国境を接してるラオスに行きますと、これはまあメコン川を渡ってですね、この、農村に入っていったんですけれども、ある意味、昔、昔に見た日本の農村のような光景が今も残ってて、子供たちと、鳥を中心とした動物が一緒に暮らしてるわけですね。で、こういう鳥をそこでさばいたり、あるいは鳥のフンを処理したりする時に、この鳥がインフルエンザにかかってることに気がつかなくて、人間が感染するっていうことが実際に起きてるわけです。このラオスと中国は国境がつながってることもあって、中国の農村部についても非常に心配されるわけですね。で、じゃあその、今現在、鳥からヒトにうつって、どういう被害が出てるかっていうのをちょっとデータ見てみましょう」

村西利恵
「はい。WHOに報告された鳥インフルエンザの感染死亡者数なんですが、圧倒的に東南アジアが多いんですよね」

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青山繁晴
「そうなんですが、で、これ大事なことは、ここに書いてある通りWHO、世界保健機構に報告されたということであって、WHOが全部確認できたわけではないんです。で、インドネシアが非常に多く見えますけど、これ実はインドネシアは国の隅々までWHOの係員を受け入れて、自由に活動させてますから、だいたい本物の数字だろうと思われるんですが、みんなが心配してるのはここ(中国)なんです。まさしく室井さんが言った通り、その中国であって、これ決して中国に対して偏見で対してもって言ってるんじゃなくて、これははっきり言うと、中国はこう思われてもやむを得ないことがありました。えー、岡安さん、どうですか?」

岡安譲(若手キャスター)
「え?毒ギョーザとか、それこそ今まで……」

青山繁晴
「あ、毒入りギョーザの指摘も大事な指摘ですが……」

岡安譲
「あ、わかった。はいはい。SARS」

青山繁晴
「その通り。その通りです。その通りで、皆さんまだ記憶にあると思いますが、5年前の春、2003年の春にSARSという、これSARSがインフルエンザなんじゃなくてですね、新型肺炎ですけど、このSARSが流行して、その時に中国がたとえばとっくに首都の北京でも患者が出てるのに、それをWHOに隠したりしたために全容をつかめなくて、その、SARSはこの新型インフルエンザに比べればまだマシな病気なんですけれども、そういう中国が情報公開をちゃんとしなかったために、どんどん広がって、800何十人の方が亡くなるっていう、ま、大変なことになってしまったわけですね。で、普通だったら中国はこれに学んで、『そうか、自分たちの国で何が起きてるかということを、世界中にちゃんと知らせなきゃいけないな』と勉強するのが普通なんですが、ところが外務省で、僕の長い付き合いの人ですが、中国が大好きだと普段からはっきり言ってる人に会って、これ電話じゃなくて会って話聞きましたら、彼はこういうふうに言ったんです。残念ながら名前出せませんが、シルエットも本物じゃありませんけども、こう言ってます」

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村西利恵
『中国は、SARSで国際社会の批判を浴びた経験からして、「情報操作をせねば」と逆に思い込んでいますね

青山繁晴
「あの、彼はけっこう苦渋の表情浮かべてました。ま、中国の留学経験も長いし、中国の理解者ですからね。だから普通だったら、『そうか、情報公開しなきゃいけない』って思うはずが、いや、『もっと上手に操作しなきゃいけないな』と逆に思い込んでて、だからさっきその、岡安さんがちゃんと指摘した通り、毒ギョーザでもですね、むしろ情報操作して、日本でメタミドホスが混入されたっていう、誰が見てもおかしい発表をやったりしてるわけですね。で、そうすると、これを世界の専門家はすでにその、チャイナリスクと呼んでます。チャイナリスクと呼んでるんですが、同時に僕の耳に入ってくるもう一つ嫌な言葉は、ジャパンリスクという言葉も入っててですね。それはどうしてかというと、その毒ギョーザ事件も世界中がよく知ってますから、毒ギョーザで日本国民、たとえば5才の女の子がまだ入院してる状況なのに、日本は全然中国に情報公開を要求しませんねと、警察庁長官の吉村さん怒ったけれども、肝心の総理大臣は知らん顔をしてるじゃないかと。そうすると実はジャパンリスクでもあってですね、中国でその、このパンデミックの兆しが出た時に、日本が一番最初にこう広まってくるはずなのに、日本も中国に求めないから、気がついたら大変なことになってたというリスクがあるんじゃないかという、その指摘をされてるわけですね。で、そしてその結果、僕らが心配しなきゃいけないことは当然、日本への影響なんですけれども、整理するとこのようになります」

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村西利恵
「厚生労働省の試算では国民の4人に1人が感染すると想定して、外来患者2500万人、死亡者数は最大64万人という数字が出ています」

青山繁晴
「はい。あのこれ、これ自体大変な数字ですよね。まず感染者だけで3000万人いるわけです。で、病院に必ず行くだろう人、2500万人いて、そのうち64万人が亡くなると。これだけでもみんなびっくりなんですが、この厚生労働省の推計は全く甘いと世界中から言われてまして

村西利恵
「これでもですか」

青山繁晴
「どうしてかというと、これは実は90年も前のスペイン風邪の時にね、感染した人の2%が死んだと。それを単純に当てはめているんです。ところがスペイン風邪というのは毒が弱かったんです。この、今、僕らが直面しようとしている新しいインフルエンザは、まだ正体わかりませんが、間違いないのはH5N1という型のインフルエンザであって、それは強毒性、毒が強いので致死率ははるかに高いわけです。ですからこれを実際は世界の専門家が一致して見てるのはどれぐらいかというと、日本で200万人以上は確実に死ぬであろうと

室井佑月
「200万人……」

青山繁晴
「もしも、もう一回言いますよ、危機を煽るわけじゃありませんから。パンデミックが起きたらですよ、起きたら最悪の場合は日本で200万人以上が亡くなるだろうと。200万以上ってものすごい、あの、中規模の県が消えてなくなるぐらいの人が亡くなるわけですよね。で、そうすると当然、この後皆さんがお知りになりたいのは、国民みんな知りたいのは、じゃあどうしたらいいのかということだと思います。で、今日のキーワードはこれです」(フリップ出す)

<キーワード>
 『今』しか間に合わない

村西利恵
「ズバリキーワードは『「今」しか間に合わない』。この新型インフルエンザへの日本の対応について、CMの後、詳しくお話ししていただきます」

(いったんCM)

山本浩之
「さ、新型インフルエンザへの日本の対策は万全なのかどうか。引き続き解説お願いします」

青山繁晴
「はい。あの、まず政府の対策の最前線、厚生労働省の感染症課長の三宅さんて方にお会いしてきましたので、ちょっとそのVTRを見ていただけますでしょうか」

 …………………………VTR開始…………………………

 青山が訪ねたのは、厚生労働省結核感染症課の三宅課長。
 ずばり新型インフルエンザのパンデミックが日本に及ぶ可能性は?

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厚生労働省 保健局 結核感染症課 三宅智 課長
「十分あると思います。インドネシアや中国で、ま、世界中でこれまで300人以上の方が感染を起こして、200人以上の方が亡くなっていますので……」

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 厚労省はきのう、新型インフルエンザ対策推進室を設けた。

 しかし、新型インフルエンザの予防に効果があるワクチンができるまでには時間がかかると言う。

三宅智 課長
パンデミックワクチンができるまでには半年から1年はかかると。で、その間にその、いかに感染拡大を防ぐかということが大事なんであります。で、そのためにはやはりあの、ま、集会も自粛していただくとかですね、あるいはその、企業活動も場合によっては自粛していただく。えー、あの、個人の家庭の皆さんにはですね、外出をできるだけ控えていただくというようなことが、その、必要になる場合が出てくると思いますね」

 …………………………VTR終了…………………………

青山繁晴
「はい。あの、今の三宅課長のインタビュー、これ普通に見るとですね、厚生省の役人が、ま、淡々と答えてるなあという印象かもしれませんが、実際はこの三宅さんていうのは医学博士でもあってお医者さんなので、ある意味単なるお役人じゃなくて人の命を本当に心配してる人なので、あの、実はけっこう踏み込んで話してるんですね。それをちょっと解説しますとね、まずその、新型のインフルエンザが実際に起きた時に打つ手、医学的に打つ手っていうのは2つしかありません。1つは直接治す、治療薬を投与することですね。で、それは今のところタミフルに依存するしかない。みんながよくご存知のあのタミフル。但し、タミフルがどこまで効くかははっきりわかりません。というのは、今までのインフルエンザについて大きな効果があったので、全く新しい今回のインフルエンザに、来るであろうインフルエンザにどこまで効果があるのかよくわからない。わからないけれども、いちおう日本政府はこの3月いっぱいまでに、だいたい2800万人分のタミフルはもう備蓄しました。さっきあの、見ましたね、2500万人が病院に行くということですから、いちおうタミフルについてはカバーできたんですよ。普通の課長さんだったら、もう備蓄しましたから大丈夫ですよと言うはずが、この三宅さんは、もう一回言いますがお医者さんですから、ワクチンのことを強調してるわけですね。というのは、こういう伝染病というのは、効くか効かないかはわからない薬を、あと追っかけて打つだけじゃなくて、この、こういう病人が出てる周りにワクチンを投与して、そこで食い止めると。たとえば天然痘がこの地球から姿を消したのは、そのワクチンのお陰なので、ワクチンを作らないといけないわけです。今現在は本物のワクチンを作ることはできません。というのは、まだその新しいインフルエンザ、出てませんからね。だからもしも中国で新しいインフルエンザが、ついにヒトからヒトへどんどん感染し始めたとしたら、中国がすぐにその株ね、ウイルスの株を日本やWHOに提供して、それをもとに作り始めるわけです。だから中国からの情報提供が非常に大事なんですが、さっき三宅課長がその新しいワクチンを作るのには半年から1年かかると言いましたね。これも実はあの、僕は評価する、勇気ある発言だと思うのは、政府の公式見解ではいちおう半年になってるわけです。しかしお医者さんの常識では、そんな半年ではできるわけがないと。1年はやっぱりかかる。ということは、1年間は本物のワクチンがない状態で、さっき言った免疫が全くない所、その、乾いた草むらがどんどん燃えていくように、わーっと広まるって事態になるわけですね。それを言ってて、彼は。だからこそ実は、日本の社会が今まで一度もやったことがないこと、たとえば会社に行く人、会社の社員が100人いたら、10人だけに絞る。あるいは買い物に行くことも控える。デパートに行くこともしない。マーケットに行くのも控える。それから外に出たら交通機関も制限するっていうようなことが起きる。これ整理すると、こういうことなんですね」(パネル表示される)

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村西利恵
「今おっしゃったことですね」

青山繁晴
「えー、僕から言いますと、まず今言ったように企業活動の縮小、たとえばこれ、このテレビ局で言うとですね、しかし国民に伝えなきゃいけないから、たとえばヤマヒロさんと村西さんだけはあるいは出なきゃいけないかもしれない。リスクを犯しても出なきゃいけないかもしれない。しかしこのスタジオには実はたくさんの人がいるんですけれども、そのたくさんの人は家にいなきゃいけないことになる。それから国民それぞれがどんなに外出したくても、自粛してもらわなきゃいけない。そのために実は交通手段も、外に出てもですね、バスも電車も地下鉄も走ってないということもあり得る。それから、たとえばこの集会の自粛というのはですね、私、集会なんか行かないわという人もいると思いますけれども、たとえばPTAの会合とかですね、それから同窓会なんかも自粛しましょうってことになるわけです。ということは、日本の社会全体がギューッと1年間縮まなきゃいけないってことになるわけです。そうすると、たとえば厚生労働省だけでそんなことできるはずがないじゃないですか。これ、誰が決断して準備するかというとですね、今まで日本がやったことないことをやるためには、内閣総理大臣が今、決断をして、一番短かったら8か月しかないわけですから、最悪の場合はその間に皆さん、こういうことをやらなきゃいけないので、たとえば必要な法律は何ですか、必要な政令は何ですか、それから自粛なんだからみんながぞれぞれ納得するかどうか、もう今からでないと間に合わないというのはそのことであって、ところがその、厚生労働省も含めた政府のその対策方針を見るとですね、起き出してから総理を長とした対策本部を作るようになってるわけなんですよ。それでは間に合わないんです。今、現在ですね、今すぐに、ガソリンとか年金もいろいろあるけれども、福田さんが自ら責任をとって対策本部を作るしかないっていうのが、今でないと間に合わないってことなんです」

山本浩之
「その、後ろにある4つの項目ありますけど……」

青山繁晴
「はい。でもこれだけじゃないんです、本当は」

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山本浩之
「ないんですか。でもまあ、それらは政府が打ち出していることなんですか?それとも青山さんがそうすべきだと思ってることなんですか?」

青山繁晴
「これは政府の、たとえばさっきの厚生労働省の課長も含め、政府の中の専門家たちがみんな一致してることを最大公約数で出してんです。日本だけじゃなくて世界中が。どこの国でもやらないといけない」

山本浩之
「そうしますと、たまたまこれ、あの、いいタイミングだと思うんですけど、きのう対策推進室が設置されたって、今、ありましたよね。どうしてそれを政府は発表しないんですか?」

青山繁晴
「いや、あの……」

山本浩之
「この番組見てる人は、青山さんのこのコーナーを通じて、こういうことが必要だということは認識できたとしても、政府がそれをこの8か月の間にしなきゃいけないっていうことでしょう?」

青山繁晴
「うん。あのね、あの、推進室を作ったのに、せっかく作ったのに、こういう話がないじゃないかってことでしょう?」

山本浩之
「そうです」

青山繁晴
「いちおうね、あの推進室は厚生労働省の中ですから、厚生労働省は一生懸命言ってるわけですよ」

山本浩之
「だからね、その、伝達の仕方が問題があって……」

青山繁晴
「その通り、その通りで、だからこれは官邸から言わなきゃだめなんですよ、当然」

山本浩之
「そうですね」

青山繁晴
「総理はガソリンばっかりで記者会見やってるんじゃなくて、実はこういう大変な、21世紀になったばかりなのに今世紀最大の危機が目の前まで来てるので、みんなでこれを考えなきゃいけないってこと、総理が言わなきゃいけないんです。はっきり言うと、それできないんだったら総理、変わらなきゃだめです。こういうことを国民に訴えられる人を総理に選ばないと、もう間に合わないんです

山本浩之
「室井さん、どうですか?今の話」

室井佑月
「いや、だからきちんとこれがね、ほんとにそのガーッて広まった時に、国としてはこういう対策を立てようとするっていうきちんとしたシミュレーションを教えてもらいたい。ちょっと安心するじゃない?」

山本浩之
「いや、でも青山さんの言う通り、今から、たとえばそうなった場合は外出はだめですよと。仕事もだめですよって、こんな働き蜂の国が、仕事だめですよと言われてたって、いや、そんなもんって言って、来る人間は出てくるんですよ」

青山繁晴
「出てくるしね、あの、要するにGDPもギューッと縮小するわけでしょう。1年間ですよ。だってワクチンできるまでに。だから国民に本当に理解してもらって、みんなで一生懸命それどうすんのかっていうのを、覚悟決めなきゃいけないのに、ガソリンだけでやってる場合じゃないわけですよ」

山本浩之
「そうですね。でもこのテーマはこのコーナーで、8か月後にそれやるんじゃなくて、やっぱりその後どうなってるかっていうのは、時折やっぱり伝えていただきたいですね」

青山繁晴
「そうです。その通りで、最後にもう一回言いますけどね、一番最悪の場合で今年の冬ですからね。必ず今年の冬に起きるって言ってるわけじゃありませんから、みんな地に足をつけて考えなきゃいけませんが、それをやれる政府を、僕らが作らなきゃいけません」

山本浩之
「はい。……先ほどの映像の中で、ラオスの国旗が間違っていたようです。訂正してお詫びいたします。“ニュースDEズバリ”でした」

 ____________________________内容紹介ここまで


 日本の政治家も役人も、特に役人はそうだと思いますが、危険をある程度認識していても先送りしたり、見なかったことにしたり、そういう無責任なことを平気でやりますからね。非常に心配です。

 福田さんが総理大臣でいるのも頭痛の種ですね。もし今度の冬に中国で本当に「パンデミック」が起こったとして、その時に総理がまだ福田さんだったら日本は大変なことになりそうですね。

 毒ギョーザ問題みたいに中国が嘘ついたり情報隠蔽したりしても、福田さんはそれでも「中国は前向きだ」とか言いそうですから。この人のこれまでの言動を見る限り、「日本国民の生命よりも日中友好が大事」って本気で考えてるとしか思えません。


 ――話は変わりますが、今日の「アンカー」ではチベットの続報も伝えられました。
 ダライ・ラマ14世がトランジットで日本に立ち寄られる予定について中国政府がクレームつけてきた件で、ヤマヒロさんがとてもいいコメントしてました。

 「(ダライ・ラマ14世が)日本政府の誰と会おうが、中国に何で一言言われなきゃいけないのか。そういうふうに言うんだったら、国内をきちんと取材させなさいよ。海外のメディアを自由に立ち寄らせなさいよ」

 青山さんもこれを受けて、「メディアもWHOも全部自由に入れる国にならない限りは、本来はオリンピックをやる資格はない」と。

 ヤマヒロさんって、たとえば憲法とかの話題になるとわりと左寄りな発言が多いんですが、毒ギョーザ問題やチベット問題については、毎回かなり正論を吐いてらっしゃいます。
 ま、これら生命に関わる問題や人権問題には右も左もないわけで、当然と言えば当然ですが。

 ただ、その当然のことをちゃんと言えない政党だのメディアだのが、日本にはまだまだ多いようです。
 たとえばこの前の「TVタックル」では、公明党の松あきら議員が「チベット問題は中国国内の問題。日本が言うのは内政干渉になる」などと言い出しまして、他の出演者らに大いに突っ込まれてました。
 日本共産党も公明党と同じようなことを言ってるみたいですね(25 o'clockさん3/20付参照)。

 「アンカー」に戻りますが、チベット問題で青山さん、「日本の大人しかった仏教界の中で、良心的なお坊さんたちが間もなく声を挙げようとしてる。だんだん広がりが生まれつつある。やがてニュースにもなる動きになるだろう」とおっしゃってました。
 この件に関しては、青山さんのブログで片鱗を見ることができますのでお知らせしておきます(3/20付のコメント欄および3/22付青山さんの本文を参照)。

【追記4/3 16:55】青山さんのブログ4/3付によれば、4/5(土)放送の関西テレビ「ぶったま」で、『チベットの民衆蜂起をめぐって、日本からやっと初めて発信される、ある良心に基づく訴え、アピールがある』そうです。視聴可能な方はぜひご覧下さい。


※拙ブログ関連エントリー/「アンカー」起こし
こちらからどうぞ。

※参考リンク
ON THE ROAD : Aoyama 's Daily Essay(青山繁晴さんのブログ)
 青山さんに直接コメントが送れます。私もたまにコメントさせてもらってます(^^ゞ


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 まだ続く格差問題についての能書きだが。  その前に本日の朝日新聞大将軍様の本日(平成20年四月四日)の二面には反日映画「靖国」の上映自主規制残念記事がでかでかと載っていた。  思わずつぶやいた。 「ざまーみろ」  こんなでっかい記事にするほど悔しかったん...

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