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「ムーブ!」チベットだけでない 中国が抱える民族問題

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 3月28日、政府の拉致問題対策本部アニメ映画「めぐみ」をHPで公開しました。こちらで見ることができます。
 監督は大森英敏さん。声優はめぐみさん役が高山みなみさん、滋さん役が山寺宏一さん、早紀江さん役が深見梨加さん、ナレーションは羽佐間道夫さんなど超豪華。アニメ化を知った山寺さんの呼び掛けで集まり、全員ボランティアで引き受けられたそうです(ITmedia3/28)。
 日本語版の他に、英語・中国語・韓国語版があります。コピーフリーですので、皆さん、どんどん世界に広めましょう!ダウンロードコーナーはこちらです。


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■3/25(火)放送「ムーブ!」中国電視台

 チベットだけでない 中国が抱える民族問題(当日のテレビ欄より)

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 チベット、ウイグルなど少数民族に対して中共が行ってきた弾圧。さらに自国民(漢族)への情報統制。それらは今も続いているのです。
 何が「平和の祭典」だ!ふざけるな!

 細かい相づちやツッコミはカット、言葉尻など曖昧な箇所もありますが、それ以外はほぼ完璧です。
 画像はYoutubeで拾ったビデオから、キャプチャさせていただきました。各画像をクリックすると新規画面で拡大します。


 内容紹介ここから____________________________
 …………………………VTR開始…………………………

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 きのう(3/24)、北京オリンピックに向けギリシャで聖火の採火式が行われた。
 
 日本にもやって来る聖火リレーだが、そのスタート地点でいきなりアクシデントが起こった。

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北京五輪組織委員会 劉淇 委員長
「本日はオリンピック発祥の地ギリシャのオリンピアにて、第29回オリンピックの聖火の採火式に参加できることを非常にうれしく思います」

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 北京オリンピック組織委員会の会長がスピーチをしている最中、いきなり手錠で五輪マークが描かれている黒い幕を持った男が乱入。
 すぐに警察に取り押さえられた。

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 式典の模様は中国中央テレビでも1分遅れの中継をしていたが、中国代表の挨拶が始まると無音の状態に。

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 右側が中国国内での映像。
 この抗議行動は中国国内では一切報道されなかった。

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 この聖火は北京まで運ばれるが、ギリシャでは各所で聖火リレーに対して激しい抗議行動が起こった。

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 波乱の幕開けとなった聖火リレーは、無事たどり着くのだろうか——。

 …………………………VTR終了…………………………

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堀江政生
「やっぱり何かが起こってしまいましたね」

上村幸治
「ええ。まあ、あの中国政府も何か起きるんじゃないかっていうことで、非常に神経とがらせてましてね。ですから中継でもちょっと時間を余分にとって、あの、何か起きても対応できるようにしてたんですね」

堀江政生
「その1分遅れの中継みたいなことっていうのは、年中行われてるんですか?」

上村幸治
通常は15秒程度なんですね」

堀江政生
「ああ、通常でも15秒程度……」

関根友実
「やっぱり遅らせるんですね」

上村幸治
「もし中継する時は。はい。で、今回はちょっと長めにとっておいたんですね」

堀江政生
「ああー」

関根友実
「でもこれからも聖火リレー、長いですからね。何が起こるかわかんない……」

上村幸治
「そうなんですよ。だからこれからずーっとその、神経衰弱のようなですね、非常にまあ厳しいアレが続くんですね」

堀江政生
「中国でも何か起こるのではないかと思っているようだ。しかし今回のこの騒乱についてはですね、チベット独立分子による仕業なんだというふうに言っているわけなんですね、中国としては。で、中国の少数民族政策は世界で最も成功した政策だというふうに豪語している、という部分もあります」

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上村幸治
「ま、そう言ってますけど、あの、実は今、新疆(しんきょう)の方に軍隊展開してですね、警戒してるんです。それつまり、あの、ここだけの問題じゃなくて、チベットにも少数民族問題があって波及するんじゃないか、つまり自分たちでですね、失敗してるってこと認めちゃってるんですね、ある意味では」

堀江政生
「なるほど。はい。中国のこの少数民族の問題について、上村さんと考えていきます。よろしくお願いします」

関根友実
「よろしくお願いします」

堀江政生
「どれぐらいいるのかというところですね」

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関根友実
「はい。えー、人口約13億人の中国なんですが、56の民族がいます。うち92%が漢族なんですね。一番多い少数民族で言えばこちらです。チワン族、1618万人。そして一番少ない人数で言えばロッパ族、2965人ですね……」

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堀江政生
「中国政府ですね、この各民族の文化や風習に何とか対応するために、民族自治区というような形で区域を設けているわけですが、省レベルの自治区というのは、えー、新疆ウイグルとか、内モンゴルとか、これは寧夏回族自治区とか、そして広西チワン族自治区とかいった所があるわけです。そしてさらにこのチベット自治区と。5つがあるわけです。で、この人たちに一定の権利を与えているわけなんですが、最高責任者であるその共産党委員会書記というのは、漢族出身者が占めている状況だということなんですね」

上村幸治
「ええ。ですから自治ではないですね。共産党が指導する自治もどきの政治、まあ形態ってことで、全然まったく、自治とは無縁ですね

堀江政生
「トップがそういう漢族の方がいるんであれば、そういうことですよね」

勝谷誠彦
「この地図が非常に象徴的ですね。本来の漢族の版図(はんと)は真ん中の所ですよ。つながってるでしょう?で、全部外に膨張主義で出ていった結果が、他の民族をああいうふうに支配してるわけですね」

堀江政生
「えー、この中国政府なんですが建国以来、少数民族を事実上、漢族の支配下に置いてきたわけなんです」

 …………………………VTR開始…………………………

 中国には55の少数民族が存在し、それぞれ独自の言葉で特色のある文化を発展させてきました。

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 中国政府は少数民族に対し建国以後、“自決権”“分離権”を認めませんでした。

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 共産主義をなかば強制的に植え付け、

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 “封建的迷信をなくす”との名目で民俗宗教にも介入。
 聖職者を追放して寺院の財産を没収したり、反抗する人たちに対して徹底的な弾圧を加えてきました。


 しかし1980年代以降、“改革開放”に伴い、急速に支配力を失っていきます。
 “宗教自由化”で民族宗教の影響力が復活。

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 生活面では高度経済成長を続ける上海などの沿海部と比べて、内陸部の少数民族居住地域の経済発展は遅れ、漢族との生活格差は拡大。

 さらに少数民族地域に漢族が大量流入し、資源を乱獲。

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 こうしたことから、少数民族が漢族に対して不満を高め、これが民族意識をさらに高めるという悪循環に陥っているのです。

 …………………………VTR終了…………………………

堀江政生
「うん、上村先生、今、原稿の中では悪循環と言ってますけれども、当然のような感じがしますね」

上村幸治
「そうですね。あの、もともと非常に反漢民族意識が強くて、それを思い切り力で押さえつけてきたんですね。で、改革開放以後は、今度は経済援助でそれを懐柔しようとするんですね。だけどどっちにしてもですね、もともと民族違いますし、あの、彼らの意識っていうのは違うわけですね。で、その、中国がですね、メンツがありましてね。その、清朝の時代に一番大きな版図が自分たちの国家ですよと。それを潰したくないというそういうメンツが非常に入ってるもんですから、うまく行かないんですね」

堀江政生
「今、VTRの中にもありましたように、その、自治区と言われてる所にはですね、大変豊富な地下資源があるわけなんですね」

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関根友実
「そうなんです。先端産業に欠かせないレアアース(希土類)は、世界の産出量の9割が中国にあります。うち、ほとんどが内モンゴル自治区にあると言われています。さらに広西チワン族自治区には、スズやマンガンの埋蔵量が国内一です。そして新疆ウイグル自治区には石油・石炭が豊富にあります」

上村幸治
「ですから、もともと、だからこういう版図を守りたいというふうな意識もあったし、それから国境沿いですね、つまり安全保障の問題もあって、押さえておきたいというのがありました。でもこういうレアメタルがどんどん見つかって、そういう意味での重要性っていうのもさらに強まっているんですね。ですから非常に一生懸命、懐柔しようということをしてるわけですね」

堀江政生
「で、この少数民族に対する、実は押さえつけるだけではなくて、優遇措置というものも取っていたというんですね」

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関根友実
「そうなんです。アメとムチで言えばアメの部分なんですが、一人っ子政策の制限を受けません。さらに大学入試の合格ラインを漢族より下げています。そして北京オリンピックの選手選考にあたり、実力が同じならば少数民族を優先してるそうなんです」

堀江政生
「何でこういうアメ、アメでも何で一人っ子政策の制限を受けないようなところをしてやる、あげるのかっていうのが、よくわかんなかったりしますね」

上村幸治
「これ、あの、少数民族の人口、少ないもんですから、一人っ子政策は適用しないで、増やしてもいいですよということにしてるんですね。で、彼らは非常に家族を大事にしますから、そういった意味では彼らにとっても喜ぶと。そういう懐柔、アメですね」

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堀江政生
「そういったことでアメの部分もある。しかし少数民族が抱える不満っていうのは、この程度のアメではとても解決できないわけですね。中国政府の発表によりますと、1990年以降、新疆ウイグル自治区を中心に200回以上の破壊活動、そして死者はあわせて200人に及ぶというようなデータも出ています」

上村幸治
「ま、要するに、だからいろんなアメを出してきて懐柔してるんだけれど、もっとも根本的な部分でまだ彼らは漢族を信用してない。あるいはほんとに自分たちの文化を守りたい。自分たちの文化を守って、自分たちの自治体を作ればですね、別にアメをもらわなくっても自分たちで決めれるんですね。だから別にその、アメをいくらもらっても彼らのその、不満というのは解消できない」

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堀江政生
「中国政府なんですが、北京オリンピックに向けて警戒心を強めている中で、北京オリンピックの警備を担当する軍の幹部が、はっきりと3つの敵として名前を挙げているものがあります。その3つなんですが、今回騒動が起きましたチベット自治区の独立派というところと、2番めが新疆ウイグル自治区の独立勢力、そして3つめが非合法化した気功集団である法輪功というところです。これらが五輪破壊の準備を進めているんだというふうに強調するということなんですね。法輪功も気になるんですか?」

上村幸治
「はい、あの、法輪功というのは江沢民さんの時代に、ま、気功やってる人が集まってですね、そして、ま、不満を訴えて、中南海を包囲したんです。で、その組織力と広がりに衝撃を受けまして、今、徹底的に弾圧してるんですね。つまりそういう組織力があって、広がりのある組織が、他の労働者とかの不満、あるいは他の少数民族の不満と引っ付いた時に大変なことが起きるという、非常にまあ、ある種の恐怖心を政府も持ってるんですね」

堀江政生
「では、このチベットの次に中国が警戒する、新疆ウイグル自治区の独立勢力という話に行きましょう」

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関根友実
「はい。場所を見ていただいたらわかるように、新疆ウイグル自治区はカザフスタンやキルギス、アフガニスタン、パキスタンと国境を接しています。新疆ウイグル自治区はイスラム教徒からのウイグル族、トルコ系民族が主体となっています。中国からの独立を求める反乱が繰り返されている地域でもあります。第二次世界大戦中には、東トルキスタン共和国が樹立されました。しかしながら、一度成立したんですが、それが中国政府によって壊されています。さらに最近で言えば97年です。死傷者100人を超える暴動やバス爆発テロが発生しました」

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堀江政生
「この新疆ウイグル自治区が最近また動き出しているようです。中国政府の発表によりますと、今年1月、区都ウルムチで北京オリンピックを狙ったテロを計画したとして、独立派組織『東トルキスタン・イスラム運動』メンバーと見られる2人を射殺、そして15人を逮捕したと発表したんですが、さらに今月の7日、そのウルムチ発北京行きの飛行機の中で、テロ未遂事件が発生した。これはトイレにガソリンを置いていたというようなことで、飛行機が緊急着陸をした。3人を逮捕したということなんですね。こういった動きをものすごく警戒していると」

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上村幸治
「はい。まあこれはですね、ガソリンの方はテロの可能性あるんです。ただ、上の方については本当にテロを計画したのか、単に独立を訴える人にテロリストという、その、レッテルを貼って弾圧してるのか、よくわかんないんですね。で、中国はまあそういった形でテロリストと独立派をいっしょにしちゃってですね、どんどんまあ押さえ込もうとしてるんで、逆にさらにですね、その新疆の方の反発が強まってしまうという」

関根友実
「今回のチベットと同じように、最初はデモだったけれども弾圧が加えられたという感じ……」

上村幸治
「そうなんですね」

堀江政生
「勝谷さん、ですから、警戒して警戒して警戒して、警戒して済む話じゃないような気もしますね」

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勝谷誠彦
「うん、だからやっぱり人類の普遍の流れとして、1つの民族は民族自決権を持ってですね、昔、民族自決権って、第三世界で一番声高に言ったのは中国だったわけですよ。それが自分の国がこれをやってる。一番最初の地図、もし出たらあれですけども、北と西と南にそれぞれ自治区がある。あるいは真ん中、彼らは中華と言っといて、北狄(ほくてき)、西戎(せいじゅう)、南蛮(なんばん)なんですね。で、もう1つ、東夷(とうい)というのがある。東夷とはどこかと言うと、日本側ですよ。こちらだけはあの色に染まってない。けれども彼らから見たら日本それから太平洋というのは、ほんとはそういうふうに支配したい場所なんですね。そういう位置に我々が位置してるってことは、これはやっぱりある種の警戒感を、と、やっぱり共感を持って、こういう自治区の人たちの独立運動を見たいと僕は思いますけどね」

堀江政生
「聖火リレー、始まったばかりですけど、ほんとに暗雲たれ込めてますね」

上村幸治
「そうですね。だからさっきも言いましたけど、悪循環が続いてますね。あの導火線があります。だからこれ1つ間違ったら、大混乱の火種になってしまいかねないんですね」

勝谷誠彦
「これね、価値観が違うと思うのは、日本も長野に来ます、聖火が。それに対して、あの、チベットの旗を振ろうなんて運動も今、静かにね、振ろうという運動があります。そういうことを押さえ込めって日本政府に対して中国が言ってきてんですよ。自分たちと同じように日本政府が、自由の国日本で弾圧が可能だと思ってるところが怖いですよね

堀江政生
「上村さん、どうもありがとうございました」

関根友実
「ありがとうございました」

 ____________________________内容紹介ここまで
 

 少数民族への「優遇措置」についてちょこっと補足。

 「一人っ子政策の制限を受けない」は確かに漢族に比べれば優遇と言えるでしょうが(但し2人までという制限がある)、「北京五輪の選手選考で実力が同じなら少数民族を優先」というのは、皆さんすぐお気づきになったでしょうが、思いきり政治利用ですね。
 また「大学入試の合格ラインを漢族より下げる」というのも一瞬良さそうに見えますが、ここにもカラクリが潜んでいます。

 実はチベットの学校教育ではチベット語は第2外国語化してしまっており、教科書も中国語で書かれています。つまり、高等教育を受けようと思ったら中国語ができないと試験も受けられないのです。
 チベット人から言葉を奪う、これもまたダライ・ラマ14世が言われるところの「文化的虐殺」なのです(こちらのペマ・ギャルポさんのインタビュー記事参照)。


 同日の「ムーブ!」では、「SPA!」で連載中の勝谷誠彦さんの「ニュースバカ一代」を紹介するコーナーでも、チベット問題が取り上げられました。
 その後半部分を起こしておきます。

 五輪は平和祭典だと言う。であれば、その開催は平和のために使われなければならない。ボイコットを最大限の武器にすべきなのに、日本国外相はいち早くそれを否定し、中国に媚びてみせた。
 民主党以下の野党は、今こそ参議院で得たあなた方の力を使う時ではないのか。参議院でチベットの事態を憂慮する決議をせよ。
 面目を潰された中国は胡錦濤訪日を中止し、福田政権は倒れるに違いない。まさに野党が望んでいる事態ではないか。
 政局と呼ばれてもいい。それがチベットの自由を掲げる人々を助けるのであれば。

 その後のパネラー諸氏の発言(要旨)も紹介しておきます。

 まず勝谷誠彦さん。
 「チベットでこれ以上騒乱が起きないことを願う決議でもいい、人権と自由が保障されるよう願う決議でもいい、と、民主党の議員に言って歩いてる。そしたら少し動きが出てきた。胡錦濤と仲良くしたい小沢さんが『うん』と言うかということなんだけど、もし民主党から何人か立ち上がれば、自民党の中にも手を挙げるという人たちもいます。可決できなくても、日本人の国会議員の何人かはそういう意志があるということは、世界に向かってアピールすべきだと思う」

 次に上村幸治さん。
 「(日本の議員の動きを中国政府は見ているか?と訊かれ)見てますね。ボイコットしないというのはアメリカとかの関係見たら、日本はいずれそういうこと言わざるをえないというのはわかる。ただあまりにも簡単に言っちゃったというのか、言葉を使う外交というある種の戦いの中で、いいのかな?というのは確かにある。今おっしゃった通り、確かに議員の中にそういう声が出てる。何らかの決議というか、何らかの意志はやっぱり表明するっていう、別に胡錦濤さんとの関係がどうのこうのという以前に、国会議員あるいは政治家としての見識かなと思う」

 最後に須田慎一郎さん。
 「やっぱり日本政府として働きかけをするというのは、最小限やらなきゃならないこと。要するに今の福田政権がやってることというのは、見て見ぬ振りをするというのに終始しちゃっている。やっぱりここに来て、北京五輪に対する報道の仕方、もちろんチベット問題が起こってるからだろうとは思うが、非常にネガティブな報道が世界に相次いでいて、このままほんとに成功するのか、あるいは実現できるのかどうか、開催できるのかどうかというとこまでなってるのに、やはり日本も国際感覚というところに対しては非常に鈍感。中国以上に鈍感ではないかという感じがする」


 チベット出身のペマ・ギャルポさんは常々、「チベット族という呼び方は中共の洗脳によるもの。日本人を日本族とは呼びませんよね。チベット人もチベット人と呼んでほしい」旨おっしゃっていますが(勝谷さんも今回の「SPA!」の原稿で「チベット族」と書いてしまった自分を恥じておられた)、同様に「新疆ウイグル自治区」も、地元の独立派の人たちに言わせれば違うんですよね。「東トルキスタン」なんですよね。

 東トルキスタンは地域概念であるが、特にテュルク系民族の一つであるウイグル族の中国からの独立派の人々が、中国の多数派民族である漢族視点の呼称である「新疆」(「新しい領土」という意味)を嫌い、ウイグルの居住地域の地域名として好んで用いる。(Wikipediaより

 昨年秋、ウイグル人で人権活動家のラビア・カーディルさんが訪日しました。
 訪日中に「NEWS23」でラビアさんの特集が放送されたのですが、中共マンセーの「NEWS23」にしてはずいぶんまともな内容で驚いたことを覚えています。

 この時の「NEWS23」をテキスト化して下さった方がいます。テキストの下の情報、リンクも必見です。ぜひご覧になって下さい。

中南海ノ黄昏さん>07/11/28付:ラビアさん、日本を行く


 中国の軍拡主義、膨張主義は日本にとっても大変な脅威です。昨年5月に中国海軍幹部からアメリカ太平洋軍幹部に提案があった「太平洋分割管理」構想は、中国が従来の国防圏としていた沖縄以西を大きく踏み出す野心的な構想です(産経3/12)。

 チベットや東トルキスタンの問題は決して対岸の火事ではありません。日本が中国の「自治区」となり、「日本人」が「日本族」と呼ばれる日が来ないとは、誰も言い切れないのです。

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※チベット関連ニュース

ダライ・ラマ14世、4月10日に成田立ち寄り(産経3/31)
 ご存知ない方もいるかもしれませんが(報道しないマスコミが悪い)、ダライ・ラマ猊下は昨年、一昨年と訪日されています。昨年は11月に来られました。
 今回は「トランジット」で数時間だけの滞在とのことですが、4月10日、お時間のある方はぜひ成田空港へ!私たち日本国民がチベットを応援していることを示すチャンスです。大挙して集まれば外国のメディアも取り上げるでしょう。国際社会にも意思表示するチャンスです。
 それにしても記事中の「政府高官は『トランジットなら問題ない』と述べており」って、上から目線で何か嫌な感じ(-.-#)

聖火、厳戒下で中国五輪委に引き渡し・会場外で20人拘束(日経3/31)
五輪聖火、北京に・厳戒の中で歓迎式典(日経3/31)
【すごいぞ日本】ファイルI 円と球(1)たった1人の五輪ボイコット(産経3/31)
チベット騒乱 日本も対話を促す圧力を(産経社説3/31)
北京五輪 心から祝うためにも(東京新聞社説3/31)
チベット人113人を拘束 ネパール、反中国デモで(中日3/30)
中国側の説明「不十分」 チベット視察の日本公使(中日3/30)
ラサで新たな大規模抗議デモ 外交団の訪問ねらい?(産経3/30)
中国はチベットと対話を=五輪問題は言及せず−EU(時事3/30)

「兵士が僧侶に変装」とダライ・ラマ 中国に反論(産経3/29)
 チベット仏教の僧侶が身につける布を中国警官が持っている写真がこちらに載っています。しかも全員坊主頭です。チベットの僧侶が警官の制服を入手するのは無理でしょうから、これはチベット僧になりすまそうとしている中国警官の写真でしょうか。但しこれは2003年の写真です。

首相の「対中融和」路線を象徴 チベット問題で欧米と一線(産経3/29)
「チベット騒乱と五輪結びつけるべきではない」 首相インタビュー詳報・下(産経3/29)
 首相がこんなだと、日本人全体が人権意識が低いと思われてしまう(T^T)

USA TODAY チベット騒乱で“糾弾”  「IOCはなぜ沈黙する」(産経3/29)
中国政府に同調 宗教団体からダライラマ批判相次ぐ(産経3/29)
五輪開催地に中国選んだIOCを批判、ペロシ米下院議長(CNN3/29)
チベット暴動:「僧侶100人拘束」NGO発表−−四川省・チベット仏教寺院(毎日3/29)


※拙ブログ関連エントリー
07/5/5付:大高未貴さんチベットを語る
07/5/12付:ペマ・ギャルポさんチベット・モンゴルを語る
07/10/9付:Nスペ「激流中国『チベット』」
08/3/15付:「ムーブ!」スピルバーグ北京五輪にNO!(最近のまとめとチベットも)
08/3/18付:「ムーブ!」中国の軍事費が急増(台湾総統選とチベット騒乱も)
08/3/20付:「アンカー」チベット暴動 写真が暴く中国の嘘
08/3/22付:チベット問題に関心を持ち続けよう
08/3/29付:「ムーブ!」チベット抵抗史 ペマ・ギャルポさん出演


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「お気楽くっくり」更新済
 「外国人から見た日本と日本人」シリーズっぽくなってしまいました(^_^;


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