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集団自決訴訟で原告側の請求棄却

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 まだ私自身あまり考えがまとまってない状態なんですが、皆さん色々言いたいこともおありでしょうから、ちょっと早めにエントリー立てときます。

 先の大戦末期の沖縄戦で、住民に集団自決を命じたとする誤った記述で名誉を傷つけられたとして、旧日本軍の元戦隊長と遺族が、ノーベル賞作家の大江健三郎氏と岩波書店に、大江氏の著書『沖縄ノート』などの出版差し止めや損害賠償を求めた訴訟の判決が、今日、ありました。

 残念ながら、大阪地裁は名誉棄損の成立を認めず、原告側の請求をすべて棄却しました。原告側は控訴する方針です。
元守備隊長の請求棄却 沖縄集団自決訴訟 (1/4ページ)
元守備隊長の請求棄却 沖縄集団自決訴訟 (2/4ページ)
元守備隊長の請求棄却 沖縄集団自決訴訟 (3/4ページ)
元守備隊長の請求棄却 沖縄集団自決訴訟 (4/4ページ)

 2ページ目から判決の要旨が載ってます。
 私が注目したのは4ページ目、要旨の終わりの箇所。

原告梅沢及び赤松大尉が集団自決に関与したものと推認できることに加え、平成17年度までの教科書検定の対応、集団自決に関する学説の状況、判示した諸文献の存在とそれらに対する信用性についての認定及び判断、家永三郎及び被告大江の取材状況等を踏まえると、原告梅沢及び赤松大尉が本件各書籍記載の内容の自決命令を発したことを直ちに真実であると断定できないとしても、その事実については合理的資料若しくは根拠があると評価できるから、本件各書籍の各発行時において、家永三郎及び被告らが本件各記述が真実であると信じるについても相当の理由があったものと認めるのが相当であり、それは本訴口頭弁論終結時においても変わりはない。

 要するに、「隊長命令が真実であるとは断定できないものの、本を発行した当時は家永三郎や大江健三郎が命令があったと信じても仕方ない状況だった。だから名誉棄損には当たらない」ってことなんでしょう。
(ちなみに、大江健三郎は『沖縄ノート』を書くにあたって、一度も現地に取材に行ったことがない事実が判明しています)


 沖縄戦集団自決問題についてはこれまで何度も取り上げてきたので(最後のリンク集参照)細かくは書きませんが、「軍命令はあった」と主張してきた人たちも、近年、「命令」ではなく「強制」「関与」にすり替えてきてるわけです。慰安婦問題のように。それだけでも「命令」がなかったことの証左だと思うんですがね。

 百人斬り訴訟でもそうだったけど、なかったことを証明するのってほんと難しいですね。

 これも前に紹介しましたが(07/12/28付:集団自決教科書問題で玉虫色決着(付:各教科書記述変遷)参照)、秦郁彦氏が「諸君!」2月号の中で、このように述べられています。

 実はホンネの部分では文科省と教科書執筆者、さらに沖縄県当局や左派マスコミの間で、軍命令はなかったとする認識に差はないと私は観測している。だからこそ、反対派は軍命を強制、誘導、黙認、関与といった、語義のはっきりしない運動体向けのスローガンにすり替えたのだ。

 とくに「関与」は自決するなという「軍命令」もふくむ便利な用語だから、沖縄県知事や県民大会の決議が「軍の関与は紛れもない事実」に落ちついたのは、沖縄流の知恵かもしれない。

 腰が引けているのは左派マスコミも同じで、軍命説を裏づける新証言を精力的に発掘しても怪しげなものばかり。

 困った朝日新聞は「軍は無関係というのか」(07年3月31日付社説)とアジるだけ、琉球新報は「決定的な要因は、日本軍の存在の有無」(07年6月22日)と居直った。「雉(きじ)も鳴かずば射たれまい」式の論法だろうか。

 集団自決死は痛ましい史実に相違ないが「尊厳死」の一種ととらえ、それなりの敬意を払うことにして、不毛の争論はそろそろ打ち止めにしたいものである。

(2007年12月12日記)

 海軍部隊司令官の大田実少将が自決前、海軍次官宛に打った電報の中の言葉、「沖縄県民斯ク戦ヘリ 県民ニ対シ後世特別ノ御高配ヲ賜ランコトヲ」を、私たちは今一度噛みしめるべきでしょう。
 集団自決を「日本軍の命令や強制で殺された」とすることは、日本軍だけでなく沖縄県民の名誉をも貶める行為であり、決して許してはならないと思います。


 それにしても、今の日本には「軍人=悪人」みたいな風潮が未だにあって、何とかならんのやろかと思います。

 先日、「アンカー」の起こしで、硫黄島での戦いを指揮した栗林中将の法要に出席した青山繁晴さんの解説を紹介しました。栗林中将は日本国民の命を少しでも助けたい、その一心で、自分の身を投げうって戦った人です。なのに地元ではずっと悪者にされてきた。法要を行うことについてもずいぶんと嫌がらせがあったそうです。

 こういう流れで戦後ずっと来たから、「自衛官=悪人」的な風潮にもつながってきたのでしょう。私の親戚筋にも自衛官がいますが、本当に悲しく腹立たしいことです。


 話はちょっと違いますが、今日は朗報もありました。

「君が代」歌えるように 学習指導要領 道徳目標に愛国心(産経3/28)

 もっと早くやってくれればよかったのに。
 過去に何度も書いてきましたが、私は学校で「君が代」を習ったことも歌ったこともないのです(私は昭和39年生まれ。小・中・高とも公立です)。

 先日、大阪府門真市の市立第三中学校の卒業式で、卒業生170人のうち国歌斉唱で起立したのはたった1人で、その多くが斉唱もしなかったというニュースがありました(産経関西3/27)。事前に教員が卒業生に不起立を促した可能性があり、事態を重くみた府教育委員会も調査に乗り出したとのこと。

 表沙汰になってないだけで、こういう情けない事例は、たぶんまだ全国にはたくさんあるんだろうと思います。
 家族を愛し、学校を愛し、故郷の町を愛し、だけど国は愛してはならない!?……左巻きの教師には本当に困ったものです。


 困ったと言えば、こんな変な通達もずっとまかり通ってきたそうですね。

小中学生は「靖国訪問禁止」“亡霊通達”今も(産経3/13)
「靖国訪問禁止通達は失効」渡海文科相明言(産経3/27)

 沖縄戦集団自決問題にしても、栗林中将の法要にしても、靖国訪問禁止通達が生き残っていたことにしても、日本の戦後はまだまだ終わっていないのだと改めて感じさせられます。

 今日の訴訟の結果は本当に残念でした。
 が、私は、日本が今後少しずつでも良い方向に向かっていくことを信じたいです。


 日本だけでなく世界もです。少しずつでも良い方向に向かっていきますように。
 ということで、忘れちゃいけないチベット問題。
 今夜(日付が変わった頃に)、「ムーブ!」ペマ・ギャルポさん出演の回のテキスト起こしをUPする予定です。


※関連記事
【沖縄集団自決訴訟・大江氏側会見詳報】(1)「軍命令を明確に認定」(2ページまであり)
【沖縄集団自決訴訟・大江氏側会見詳報】(2)「裁判背景に大きな政治的動き」(3ページまであり)
【沖縄集団自決訴訟・原告側会見詳報】(1)「ただちに控訴する」
【沖縄集団自決訴訟・原告側会見詳報】(2)「控訴審でも闘うから」

※関連ブログ
狼魔人日記>3/28付:元隊長らの請求棄却 集団自決訴訟

※拙ブログ関連エントリー
06/8/28付:「集団自決、軍命令は創作」初証言
07/3/31付:「集団自決に軍関与」高校教科書から削除
07/6/24付:集団自決 真実を語れない沖縄の特殊性
07/10/2付:集団自決“日本軍の強制”が高校教科書に復活?
07/10/4付:続・集団自決“日本軍の強制”が高校教科書に復活?
07/11/10付:沖縄戦集団自決問題まとめ(1)
07/11/10付:沖縄戦集団自決問題まとめ(2)
07/12/8付:集団自決で審議会「軍命令の資料ない」けど「軍強制」は容認?
07/12/28付:集団自決教科書問題で玉虫色決着(付:各教科書記述変遷)


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