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「アンカー」横須賀基地ルポ(付:中国毒餃子)

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■3/5放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

イージス艦の衝突で海上自衛隊は…横須賀基地を緊急取材で青山がズバリ

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 青山繁晴さんの横須賀基地ルポ。警官とトラブる場面も。
 最後に中国毒餃子事件関連の解説もつけました。

 細かい相づちやツッコミはカット、言葉尻など曖昧な箇所もありますが、それ以外はほぼ完璧です。
 画像はテレビ画面をデジカメで撮影しました。粗くて見にくいですがお許し下さい。各画像をクリックすると新規画面で拡大します。
 緑色の文字はナレーションです。


 内容紹介ここから____________________________
山本浩之
「さ、この後は青山さんの“ニュースDEズバリ”のコーナーなんですが、今日はどのような話題を?」

青山繁晴
「はい。がらりと話違うんですけど(コーナー直前にヒラリーVSオバマのニュースが伝えられた)、イージス艦が漁船と衝突した悲惨な事故からもう半月が過ぎました。で、そろそろメディアもですね、あるいは国民の側も地に足を着けて事の本質を見るべきだと思うんですね。で、その時にやっぱり一番役に立つのは現場に行くことです。で、今回、防衛事務次官と会場幕僚長の許可を得て、その、『あたご』のすぐ近くまで行ってきました。そうすると、こういうことがわかりました」(フリップ出す)

<キーワード>
 異常な現場

山本浩之
「『異常な現場』……」

青山繁晴
「はい。あの、現場というものには音とか匂いとか人間の表情がありますけど、今回『あたご』に近づいてみると、非常に異常なものが実はあるとわかりました。それからもうひとつ、実はそういう許可をもらわなくても、これ今、テレビをご覧になってる一般視聴者の方も、実はこの『あたご』の異常な現場、行く手段があります。そのお話もあとでいたしたいと思いますから、できれば最後まで今日は特に見ていただきたいなと思います」

山本浩之
「えー、事故を起こした『あたご』が停泊している現場を、青山さんが緊急取材です」

 …………………………VTR開始…………………………

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青山繁晴
「えー、横須賀地方総監部。海上自衛隊、横須賀基地の入り口のひとつです。この中に『あたご』が泊まっています。特別な許可を得て、今、入っていきます」

 …………………………VTR終了…………………………

(いったんCM)

山本浩之
「今日の青山さんのキーワードは『異常な現場』でした。『あたご』が停泊している現場はどこが異常なのか。さっそく解説お願いしたいと思います。よろしくお願いします」

青山繁晴
「はい。あの、イージス艦の事故について、新しい動き、ありましたね。それはおわかりと思いますが、何でしょう?」

山本浩之
「『清徳丸』の操舵船の、操舵室の一部が確認されたということですね」

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青山繁晴
「そうです。初めて漁船の側の、漁船の操舵室、まあ半分になってますけど、操舵室、発見された。これはその、単なる発見されたということではなくて、非常に大きな意味を持ってます。というのは、その、海難事故というのはですね、基本的に一方だけに100%原因があるってことはまずないです。で、僕は今、海上保安庁の政策アドバイザーもしてますが、その立場から海難事故をたくさん見てますし、それから記者時代に海難事故を取材した経験から言っても、一方だけ悪い事故っていうのはまずなかったです。というか、一例も見たことがないんですね。で、今回、漁船の操舵室が見つかったことによって、この事故の時の漁船の行動についてもフェアな捜査が入りますから、あの、ある意味では今までイージス艦の問題に集中してたけれども、捜査がさらにフェアになっていくということ、言えると思います。だけれども、この番組でも先週申しました通り(2/28付:「アンカー」イージス艦衝突の真相と中国毒入り餃子事件を参照)、東京湾に近づく中で、自動操舵にしたまま艦長が寝ていた問題っていうのは、これは絶対に、最終的に避けて通ることはできないと思います。で、それだからこそ、じゃあどうしてそういう緩い状態にあったのか、その緩みがどこに本質があるのかということをですね、それをまず見るために現場に行こうと考えたわけです。で、その現場なんですけれども、現場というのはもともとその、もちろん海の上なんですけれど、今、VTR見ていただいた通り、その事故を起こしたイージス艦が本来は舞鶴の船なんですけれども、今、現場に近い横須賀に入ってるわけですね。で、その横須賀にいる『あたご』の様子と、それから海上自衛隊の横須賀基地っていうのは実際はどんな基地なのかっていうのを見ていただくと、かなりのことがわかると思います。で、それをこれから現場のルポとして見ていただくんですが、まず、その、ちょっと地図を見ていただきたいと思います」

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青山繁晴
「これ、えー、まあ、東京湾というのは正確にはここから(千葉県の房総半島の南端から)内側を言うわけですけど、野島沖40キロぐらい。南にですね。このあたり(画像、指を差してる箇所)野島ですが、40キロぐらい。ここで事故の現場なんですけども、その後、漁船はその、操舵室を含めてここに沈んでるわけですけど、イージス艦の『あたご』はここ(横須賀)に戻っていってるわけですね。で、えー、関西の人にはこの横須賀基地っていうのは、なかなか馴染みがないかもしれませんけれども、世界最大級の軍港のひとつです。旧日本海軍、帝国海軍の時代から世界最大級の軍港のひとつなんですけどね。そこの現場を歩いてるうちに、もうひとつはやや意外なハプニング、トラブルもあってですね、えー、これ、あの、自衛隊の枠を超えたトラブルだったんですけども、トラブルの中に実は問題の本質も見えるので、それもお考えになりながら、ちょっとVTRを見ていただきたいと思います。

 …………………………VTR開始…………………………

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青山繁晴
「皆さん、今日は横須賀に来てます。後ろに普通に横須賀の町があって、あそこにマーケットもあるんですけども……」

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青山繁晴
「もうほんの少し横を見ていただくと、そこに海上自衛隊の潜水艦がいて、今、点検を行ってます」

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青山繁晴
「で、その横にはアメリカ海軍のイージス艦がいます」

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青山繁晴
「そして皆さん、少し動くだけであそこに今、問題になっている事故を起こしたばかりの最新鋭のイージス艦『あたご』が、そこにいます。え、この公園は誰でも来られる公園です。ですから視聴者の皆さんも、『あたご』をこの目で確認したい人は、横須賀のこの公園に来ていただければ、そこにまるで手に取るように、そこに『あたご』がいます」

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 東京湾の入り口に位置する横須賀は、明治時代より海軍の町として発展してきました。日露戦争で活躍した戦艦『三笠』を保存する三笠公園をはじめ、町のあちらこちらに旧帝国海軍を記念するモニュメントが見られます。

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 そしてもうひとつの顔が、在日アメリカ軍基地の町。在日アメリカ海軍司令部が置かれ、第七艦隊の前方展開拠点として、空母キティホークなどの事実上の母港となっています。


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青山繁晴
「えー、横須賀地方総監部。横須賀基地の入り口のひとつです。この中に『あたご』が泊まっています。特別な許可を得て、ここから今、入っていきます」

 衝突事故の後、横須賀基地に停泊したままとなっているイージス艦『あたご』。次第にその大きな船体が近づいてきた。

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青山繁晴
「『あたご』にだいぶ近づく所まで来ました。えー、この巨大な船体の、あの一番舳先の、あの下の所で不幸な事故が起きました。今見てると、ぶつかった跡もほとんどよく見えません。通常通り任務を終えた護衛艦が平穏裡に休んでるように見えます」

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青山繁晴
「『あたご』に渡る桟橋の手前まで来ました。えー、ここから先は、海上保安庁の要請もあって渡ることができません。しかし緊張した雰囲気と沈んだ雰囲気というのは、ここに感じられます」

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青山繁晴
「え、今もちょうど調査に当たるんでしょうか、係員が今、『あたご』に乗り込んでいきましたね。たくさんの、おそらく調査に使うであろう機材を持って行く様子も今、見えました」

 入港してから2週間が経った今も、およそ300人の隊員は全員乗船したままだという。その姿は外から全く見られない。

 昼食のためだろうか、海上保安本部の職員がいったん下船した直後、ようやく隊員の姿を見ることができた。

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 船体の陰から少しだけ顔を出した士官と思われる人物。
 しかし取材の様子を遠目に見つけ、再び中へ。この日私たちが隊員の姿を目にしたのは、この時だけだった。


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青山繁晴
「皆さん、僕は今、海上自衛隊の横須賀基地の中、歩いてるんですけれども、こうやって細い道なんですが、ここがたまたま細いんじゃなくて、この基地全体がこうやって細く海と山の間に挟まれて、へばりついてるような構造になってます

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青山繁晴
「えー、そして橋のちょっと奥に見えるクリーム色の建物、あのあたりは実は民間の病院施設ですね。つまりもう基地の外です」

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青山繁晴
「自衛隊の施設っていうのは、あそこにあるクリーム色で上にえんじ色のラインが入ってる、あそこが隊員の隊舎です。で、その向こうに(隊舎の左下に)ちょっと緑色のネットが見えますけど、あれは横浜ベイスターズの2軍の練習場です。ということはつまり、普通の民間の町と、この海の間にわずかに挟まれたここにだけ、海上自衛隊の基地がへばりついてるように存在してるわけですね」

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青山繁晴
「皆さんが今、ご覧になってる『あたご』がいる場所、それは桟橋です。しかし実際には桟橋は2本しかありません。えー、横須賀基地はその桟橋2本だけじゃなくて、このようにずーっとこちら側にも半島があって、広く広がっていますが、皆さん今、モザイクがかかってますね。それはどうしてかかってるかというと、そこはアメリカ軍の基地なんです。アメリカ軍が抑えてしまってる場所」

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青山繁晴
「これは、ここはもともと全体が、この半島が入り組んだこの広い全体の地域が、日本の帝国海軍の基地でした。それが戦争に負けてから、その一番大事な部分、広い部分、特に海軍力にとって使いやすい部分は全部、未だにアメリカ軍が抑えたままになっていて、海上自衛隊が使える所はあのような2本の桟橋と、それから山と海に挟まれた細い道路のその端っこの、へばりつくような部分だけが海上自衛隊、つまり私たちの防衛力が使える部分だと。それがこの国の安全保障の現実なんです。これは、この現場に来ないとわからない現実なんです」
(画像わかりにくいけど、対岸の左手の部分はモザイクです)

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青山繁晴
「皆さん、ここがアメリカ海軍の横須賀基地です。えー、この中に非常に広い敷地、アメリカ軍が確保してますけど、我々は中に入ることはできません」

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青山繁晴
「Excuse me……」

 今回のイージス艦事故について、アメリカ軍関係者に基地の外でインタビューを試みた。すると予想もしなかった展開に——。

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 すぐに現れたのは、近くの交番からかけつけた警察官。


青山繁晴
「自衛隊から許可を得て、もう基地に行って来たんですよ……」

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 さらに、私服警察官が横須賀警察署からやってきて、事情を聞かれる。

青山繁晴
「違う、違う。ここにたとえばアメリカ海軍の軍人が来たら、話を聞こうとしてるわけで……。はい、はい、日本国警察が気にすることはありません。〈VTR中略〉だいたいアメリカ軍ごときにこんな日本警察がワラワラ出てくるのは恥ずかしい。ピシッとしないと。ピシッと

私服警察官
そうですね

青山繁晴
「そうでしょう。はい、頑張って下さい」

 …………………………VTR終了…………………………

スタジオ一同
「(笑)」

山本浩之
「ピシッとって言ってましたね(笑)」

青山繁晴
「うん、あのね、あの、まあヤマヒロさんや岡安さん(若手キャスター)が、こう笑いこぼれるのは、僕はもちろんわかりますよ。しかしね、見てても改めて僕は腹立つわけですよ。ね。日本国警察は何のためにあるんですか。日本国民の利益を守るためにあるんでしょう?じゃあね、アメリカ軍の現実はこうだと、アメリカ軍が日本の領土を占領してですよ、日米安保条約があっても異常に大きな地域をね、アメリカが支配してる現実を伝えようとしてるところにですよ、まるでアメリカ様の警察のようにやってきてですよ。もうちょっと具体的に言うとね、最初に来たのは巡査ですよ。一人の巡査。そいで念のためお名前と今回の取材の様子を教えて下さいと。目的をね。それは正常ですよ。というのは、テレビクルーの真似をしたテロリストかもしれないし、青山に似てるけれども、違うテロリストかもしれないから。それは当然なんですよ。その後にやって来たおそらく巡査部長と思われる人間がね、『ご遠慮下さい』と言うわけですよ。何ですか、その『ご遠慮下さい』って」

山本浩之
「あそこは確認したいんですけれども、いわゆる、その、基地の中でもなければ、あの、いや、普通の道路で、後ろには……」

青山繁晴
「公道ですよ」

山本浩之
「公道ですよね」

青山繁晴
「公道で、そいで、もちろんアメリカ軍の中はまだ許可を得る時間がなかったから、取れないから取ってないわけですよ。で、そこの日本の公道を歩いてるアメリカ軍の軍人に、我々インタビューするのは当然じゃないですか(うなづく山本)。今回の事故どう思うんだ、それからアメリカがこうやってドーンといるのどう思うんだ、聞いてるだけでしょ。それでもう一回言いますが、その、二人目の巡査部長はね、『ご遠慮下さい』と言ったわけですよ。何の根拠があるんだって聞いたらですね、『いやいや、アメリカとの関係、いろいろありますから』って言うから、僕がピシッとしなさいと言ったんですよ。何のための仕事なんだ君たちは、と(怒)」

山本浩之
「ま、僕たちが笑ったのは、その、青山さんの言い方の問題なんで……(笑)」

青山繁晴
「いやいや、わかってるけど……(山本と発言かぶる)、ええ、日本の警察官も『そうですね』って言うぐらいだから、やっぱり内心、忸怩たるものがあると思うんですよ。その、どうしてこうアメリカの言うことだったら金科玉条で聞かなきゃいけないのか。ね。で、まず警察官の話から入ったけど、それはね、この、海上自衛官の意識や、あるいはその、海上自衛隊の現状とやっぱり絡んでる部分があってですね。その、VTRの中でね、アメリカ軍のその、基地が異常に広くてっていう話をしたでしょう?ちょっとそれ、地図で見ていただけますか」

村西利恵
「こちらですね」

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青山繁晴
「はい、これね、あの、要するに天然の良港なんですね。こういうふうにこう、岬部分があってですよ、ね。で、こういうふうに入り組んでる中に、この、港を作れるから、帝国海軍が世界最大級の軍港として、これ作ったわけですけど、これ、赤い部分が全部、戦争に負けたけど、終わって、戦争が終わって63年ですよ。63年経って、これだけ広い部分をアメリカ軍は占領してて、海上自衛隊、つまりここ日本国なんですけど、日本の防衛力の基地はこの青い部分、この部分だけなんですよ

村西利恵
「この地図で見るとよくわかりますね」

青山繁晴
「そうすると日米安保条約はもちろん……僕はね、誤解なきように、日米同盟、断固維持派でね、日米同盟、むしろ強化すべきだという考え方ですが、それだったらよけい対等にしなきゃおかしいでしょ

山本浩之
「確かにそうですね」

青山繁晴
「そして日本を守るのは、あくまでも主たる、主たる防衛力は私たちが5兆円毎年払ってるこの自衛隊であり、また、私たちと同じ日本国民から自衛官になってる自衛隊なんですから、アメリカ軍が補佐であるべきで、自衛隊は当然、主であるべきじゃないですか。それから、これを見たらですね、実はアメリカ軍の目的はこの日本を守るだけじゃなくて、アメリカの世界戦略にこそ使ってるんだってこと、よくわかるわけでしょ。そうするとですね、その、海上自衛隊のその、緩みの問題というのはね、ひとつは基本的にアメリカ軍は主で、海上自衛隊は補佐なんだ、アシストなんだ、さっきの警察官の意識とは実は同じところがあってですね、そうするとギリギリの責任は持てなくてもいい、ギリギリの責任、最終責任は実はアメリカの方にあってですよ、勝った国のアメリカの方がむしろ主役なんだという意識がどうしても、海上自衛隊に現にあるわけです。それをこの短い時間でおわかりいただくのは難しいかもしれないけれども、この様子もですね、これJR横須賀駅あるでしょ。この大阪からたとえば東京駅行って、あの、横須賀線乗り換えるの簡単です。横須賀駅に来ていただいたらですね、降りたらすぐ右手に、このへんに公園があるわけです。この公園からVTRで見ていただいた通りね、アメリカ軍はドーンといてね、この『あたご』を含む海上自衛隊はきゅーっと張り付いてるっていうのはよく見えます。そうすると独立国の日本のはずが、どうも違う雰囲気があるんじゃないかということは、まずおわかりいただける。それともうひとつ、今回の事故についてですね、こうやって皆さんがこの公園に行っていただいただけで、『あたご』をですね、もし行かれた方、僕、きっと誰か行ってくれると思いますが、30分、1時間じゃなくてですね、せめて2時間、3時間いて下さい。そうすると僕と同じことがわかってきます。その、『あたご』の中の、『あたご』にある異常なものがだんだん見えてくる。それはですね、キーワードで言いますとこれです」(フリップ出す)

<キーワード>
 命令も責任もない!

村西利恵
「ここでズバリキーワードは『命令も責任もない!』。これについてCMのあと、詳しく解説していただきます」

(いったんCM)

山本浩之
「『あたご』の何が異常なのか。先ほどのキーワードは『命令も責任もない!』でした。続きをお願いします」

青山繁晴
「はい。昨日の朝10時ぐらいから、その、『あたご』のあの、すぐ近くでずっと見てたわけですね。で、そっから、そうですね、3時間から4時間ぐらい見てたわけですね、じっと。で、あの、その間にお昼ご飯もあるわけですね。お昼ご飯の時間もですね。で、えー、あの『あたご』の中に、実はさっきVTRをやりましたね、それを皆さん、思い出しながら聞いてほしいんですけど、およそ300人の乗組員が、そのまま全員があの中に、いわば閉じこめられた、幽閉されたような状況にあるわけですね

山本浩之
「閉じこめられた状況?」

青山繁晴
「うん、だってそれはね、だって世界の海軍の常識で言うとね、300人いる一番下の、海上自衛隊で言うと三等海曹っていう階級、つまり水兵さんですね。そんなの船の運航に関係あるわけないじゃないですか。それはみんなお家に帰りますよ。よっぽど事情を聞かれてる場合は呼び出されるんで。逃亡するはずもないし、みんな家へ帰るわけでしょう。本人の意思で、その一番下の階級まであの船の中に、2週間も、半月以上ですよ」

一同
「えーー」

青山繁晴
「16日間ですよ。全員いるはずがないじゃないですか。だから僕は最初全員いるって、そのね、そこに、基地にいた三等海佐、僕らに付き添ってくれた三等海佐を、国際的に言うと海軍少佐、彼に聞いてびっくりしたわけですよ。じゃあその若い人たちどうしてるんだと言ったら、いや、青山さん、おっしゃる通りでもう日常用品も何もなくなっちゃってるから、しょうがないから朝夕のこの限られた時間にですね、あの、さっきVTRで皆さん見た、あの桟橋を渡ってね、基地内の売店、桟橋のすぐこっちに売店あるんですよ、これ自衛隊のPXと言いますけど、その売店行ってですね、それこそその、コンビニで飲み物とか何とかわーっと買ってですね

山本浩之
「その時だけ?」

青山繁晴
「買って、もう家族もちろん会えませんよ。で、そうじゃなくてまた桟橋からまた船の中に入っていって、そのままじーっとしているわけです」

山本浩之
「何でそんなことする必要があるの?」

青山繁晴
「うん、何でなのかということを言いますが、その前にね、さっき言いました昼ご飯の時間になるでしょ。そうすると、さっきの桟橋に他の護衛艦ついてるでしょ、するとみんな当然昼飯食って、昼飯食ったあとにこうやって甲板で全員こうラジオ体操も、体操もするわけですよ、ご飯のあと。それが『あたご』だけシーンと静まりかえってて、さっき、しかもこうやって首出しただけで何も動きがないわけです。つまり見てると、言い方を気をつけなきゃいけないけれど、僕は正直、幽霊船のようだと思ったわけですよ。びっくりしました。そしてヤマヒロさんが何でそうなってるかと聞かれたようにね、その、僕についてた三等海佐、国際的に言うと海軍少佐に、どうしたんですかこれは、この異常な状況は何なんですかと聞いたらですね、『いや、海上保安庁からそういう要請があったわけではありません。我々がまあ自主的にやってるんですと言われたんでね」

一同
「はあーー」

青山繁晴
「いや、自主的はいいんだけど、乗組員だって国民の一人だから。ね。人権、人道があるんだよと。『何の法律に基づいて、何の内規に基づいて、どんなルールで閉じこめてるんだと言ってみなさい!』(怒)と言ったら、言えないわけですよ。『我々は、いや、やっぱりこれは、やっぱりこれは大人しくしてなきゃいけないかなと思っているんです』と言うから、僕はね、ちょっと話、飛躍するようだけど、その三等海佐に言ったのはね、『あなたの言うこと聞いてるとね、まずね、この国は民主主義ってものがないのかと思うよ』と。これ、たとえばね、英国海軍でもアメリカ海軍でも、事故はけっこうありますよ。その時にね、こんな状態だったら必ず下の乗組員が手を挙げて、ちょっと待って下さい、私たち家に帰れるはずですと主張する。ね。それを艦長何なりが公平に判断する、それが民主主義でしょう?軍隊には民主主義はない、そんな馬鹿なことはありません。それだったら我々の負けた、かつてのね、間違った戦争で負けた軍隊と同じになっちゃうじゃないですか。じゃあ僕たちはいつ民主主義を勉強したのかと。たかが300人、中にいるだけだって話じゃなくて、そこに問題の本質が出てるわけですよ。さっきと同じように、アメリカにしたら責任を任せて安心してられる、それから緩みが出てくるってのは実は同じことで、僕たちは本当はあの敗戦から学んでないじゃないか。私たちのオリジナルな民主主義を作ってるはずが、乗組員の普通の声すら吸い上げられない組織になってるってことをね、やっぱり考えなきゃいけないと思うんですよ。で、もう時間がないからこれ以上言えないんですが、言えないんですが、その、最後にひとつ言うとですね。僕が最後にその三等海佐に言ったのはですね、『これはちょうど昭和天皇が亡くなる時のあの自粛を思い出すよ』と。あの時に運動会までみんなできなくなって、しかし昭和天皇自らがそれを望まれたなんてことは全くないじゃないですか。僕は天皇班の取材やってましたが、おそらく昭和天皇におかれては、自分が次世代に託していく時に、子供たちが元気で運動会やってる姿をむしろご覧になりたいと思うと。誰も命じてない。ね。誰も責任とらないのに、いつの間にか自粛になってるこの国の空気っていうのが、実は海上自衛隊の問題にも、さっきの警察官の問題にも全部つながってるってことを、皆さん考えてほしいんです。そのためにも皆さん、どうかあの公園に行って、『あたご』のずーっと静まってる、昼ご飯になっても誰も出てこない、あの情景を一人でも二人でもご覧になって下さい」

山本浩之
「まだ僕は現場見たわけじゃないですけど、自粛っていうよりは自衛隊そのものが硬直してるような、あの、気がしますね。その話を聞くと。ありがとうございました。“ニュースDEズバリ”のコーナーでした」

 ____________________________内容紹介ここまで


 横須賀基地レポ、興味深かったです。関西人にはあまり馴染みがないので、大変勉強になりました。
 つーか、私は基地自体にあまり馴染みがなくて。
 京都に舞鶴基地がありますが、一度も行ったことがありません。
 あ、基地の前というか横を通り過ぎたことはあります。10年近く前でしょうか、高速道路を走ってる時に。
 ちょうど軍艦が停泊していて、それがかなり間近に見えました。
 軍艦なんて生で見るのは生まれて初めてだったもんですから、興奮して思わず「かっこええー!」と叫んでしまいました。同乗していた母親に「何やのアンタは。小っちゃな男の子みたいに」と笑われたのを覚えています(^^ゞ


 ここからは中国毒入り餃子事件について、ちょこっと。

中国全人代開幕 温家宝首相、中国製品の品質安全対策強化示す(FNN3/5)
中国の国会にあたる全人代(全国人民代表大会)が5日午前、開幕した。温家宝首相は、冒頭演説の中で、ギョーザ事件などで問題となっている中国製品の品質安全の対策強化を示している。
温家宝首相は、日本時間5日午前11時半現在行われている演説の中で、「品質安全の法に違反した企業は厳罰に処し、輸出品の信用を回復する」と宣言している。
温家宝首相は「安全生産の仕事を高度に重視し、安全監督管理体制を充実させ、安全生産にかかわる法制の整備を強化した」と述べた。
中国ではこの1年間、ギョーザ事件など、製品の安全問題は、国際的な信用問題に発展した。
温首相は「食品医薬品など7,700種類の製品の安全基準を制定、または修正する。基準は輸出先の国家基準にも合致させる」と明言した。
そして、「行政と司法を密接に結びつけ、違反企業は厳罰する」と宣言し、輸出品の信用回復を訴えた。
(以下略)

 このニュースについての青山さんの解説を箇条書きしておきます。

●温家宝の発言は、要は「中国としてはこれで終わりだ」と言っている。

●この間、トウカセンが来日した時、「小さな解決」と言った(2/28付:「アンカー」イージス艦衝突の真相と中国毒入り餃子事件を参照)が、それに加えて、昨日別の政府高官から聞いたのは、福田総理に対して終始一貫トウカセンは「日本における食品の安全問題」とくり返し言った。「日本における」と。それに対して福田総理は抗弁しなかったから、中国側としては「これは日本の問題で中国は関係ない」と。

●だからさっきの温家宝は、一生懸命、それでも努力して中国はきれいにしてあげるんだから、胡錦濤は4月に予定通りに行けるはずだって話になりかかった。ところがさすがに日本政府の内部でも「これはおかしい」って話になって、今、胡錦濤の来日について、5月以降にずらすように交渉中だそう。


※参考リンク
ON THE ROAD : Aoyama 's Daily Essay(青山繁晴さんのブログ)

※拙ブログ関連エントリー/「アンカー」起こし
こちらからどうぞ。


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