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「アンカー」日米防衛疑獄(付:金正男パリに現る)

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■11/14放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

大連立の構想のウラに日米防衛疑獄?防衛利権の闇を青山がズバリ

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 守屋前防衛事務次官、立件へ。やがて政治家にも捜査の手が?!

 コーナーの直前に関連ニュースが伝えられましたので、そこから起こします。

 細かい相づちはカット、言葉尻など曖昧な箇所もありますが、それ以外はほぼ完璧です。
 画像は一部を除き“元祖たか”さんがUPして下さった映像(最後のリンク集参照)から、キャプチャさせていただきました。
 各画像をクリックすると、新規画面で拡大します。


 内容紹介ここから____________________________
 
山本浩之(キャスター)
「数えきれないゴルフや飲食接待に、当然、見返りはあったのでしょう。東京地検特捜部は、守屋前防衛事務次官を収賄の容疑で立件する方針を固めたようです」

村西利恵
「特捜部は防衛省の職員を一斉聴取。守屋氏は日本ミライズに肩入れしているとの証言も得ており、接待の裏に便宜供与があったとみて、詰めの捜査を進めています」

 …………………………VTR開始…………………………

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 無類のゴルフ好きとして世間にその名を轟かせることになった守屋前防衛事務次官
 証人喚問では接待を行っていた山田洋行の元専務・宮崎容疑者に対する便宜供与を否定しましたが、その証言が嘘だった可能性が出てきました。

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 宮崎容疑者は去年、山田洋行から独立して日本ミライズを設立し、アメリカ大手メーカーの代理店として、自衛隊の次期輸送機のエンジン納入を目指していました。

 この時期、防衛省では商社を介さずに直接メーカーから調達する動きがありましたが、守屋前次官は、「何で商社が間に入ってはいけないのか」と部下に対して口をはさんでいたことがわかりました。
 関係者によると省内には、「守屋事務次官は日本ミライズに肩入れしている」との声があがったとのことです。

 さらに守屋前次官をめぐっては、側近とされる防衛省現役課長との間で、2千数百万円の貸し借りをしていました。
 特捜部は、この課長を含む防衛省職員に対する一斉聴取を始めています。

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(ロサンゼルス、先月)

記者
「背任の容疑ということで、お話があるんですけども」
秋山収容疑者
「全然ないです」

 また特捜部は昨日、アメリカにある山田洋行の現地法人から1億1千万円あまりを不正に引き出した疑いで、現地法人の元社長・秋山収容疑者を逮捕しました。

 さらに特捜部は、守屋前次官の立件についても詰めの捜査を行っています。

 …………………………VTR終了…………………………
山本浩之
「はい。この事件の外堀が徐々に埋まってきたようです。もう一度ここで人間関係、それからお金の流れなどをおさらいしておきましょう」

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村西利恵
「はい。ちょっとこちらをご覧下さい。構図が徐々に明らかになってきたなということがわかっていただけるかと思うんですが、まず、守屋前次官に度重なる接待を行っていたのは山田洋行の元専務・宮崎容疑者ですが、この接待費用の原資を捻出していたのが、昨日逮捕されたアメリカにある山田洋行の現地法人社長だった秋山容疑者ではないかとの疑いが持たれています。秋山容疑者は、GEなどアメリカの軍需関連企業に営業する際の中心人物だったと言われていますね。さらに守屋前次官が側近と言われた現役の防衛省の課長、つまり自分の部下に、2千数百万円もの大金を貸していたという不可解なカネの流れも明らかになって、特捜部はこの課長の事情聴取も行っています」

山本浩之
「まあ毎日のよう新しい話が飛び出してくるんですけど、この収賄容疑で立件する方針を固めたようだってのはまあ、室井さん、これ何となくね、今まで……」

室井佑月
「○○(聞きとれず)ですよね。何か守屋さんのことに関して、道徳的なことですまされちゃたまらないですよね。やっぱりちゃんと逮捕してもらわないと」

山本浩之
「いや、でも先日、あの、衆院の証人喚問では、便宜は一切ないっていうことははっきり言ってるんですけどね」

室井佑月
それ、偽証罪ですよね

山本浩之
「もしそれが違ってたらってことになりますけど、明日1時から参議院で今度は守屋氏の証人喚問が開かれる予定なんですけど、そこで、『あ、思い出しました』とか『もらってました』とか言っても、これ、やっぱり偽証罪に変わりはない?」

青山繁晴
「変わりはないです。あの、国会は院の独立といって、衆議院は衆議院、参議院は参議院ですから、参議院で言うこと変えたら、ただちに衆議院では偽証罪に問われなきゃいけないですね」

山本浩之
「でもこれ、毎日のように言ってるんですけど、防衛利権の闇というのがこう、キーワードのように出てきますけど、実際問題、私たちこれ、全然わかんないですよね、室井さん」

室井佑月
「わかんないんです。だって何か軍事機密っていうのが多すぎるじゃないですか。だからどこがどうなって、どこらへんの懐にお金が入ってきてるのかとか全然、今までっていうのは明らかにされてなかったじゃないですか。で、今回もどこまで明らかになるのかなって感じですよね」

山本浩之
「この、ま、今は守屋前次官の話だけですけど、当然、青山さん、“ニュースDEズバリ”のコーナーでは、どこにどんだけ大金が入ったかまで詳しいことはわからないと思うんですけど、この、からくりっていうか、あるいはその、防衛利権の闇ってさっき僕言いましたけども、どういうものなのかってのが全くわかんないですよ、この世界っていうのは」

青山繁晴
「はい。防衛庁の時代からね、汚職事件ってけっこう摘発されてきたんですよ、本当は。ところがやられたのは全部業者だけで、官僚も政治家もやられたことがない。で、今回はいよいよそれと違うだろうということで、今日のキーワードはこれにいたしました」

<キーワード>
 日米防衛疑獄

山本浩之
「『日米防衛疑獄』。『疑獄』ってのは久しぶりに聞いた言葉ですね」

青山繁晴
「そうですね。あの、この言葉の中にまず、最初のポイントは、この、日米だと。アメリカが関わっているということと、それから今ヤマヒロさんがおっしゃった通り、『疑獄』っていう言葉ですね。『疑獄』って聞いたことある人いるでしょうけど、どういう意味か意外に正確には知られてないですけど、これ、あの、本来の意味は、要するに大変な人物、政治家含めた大物が監獄に入りそうなんだけれども、でも入りそうでもない微妙なところをあえて追及する事件っていうのが、この『疑獄』なんですね」

山本浩之
「はあ。じゃあその『疑獄』に発展するには、追及するのは東京地検特捜部ですよね」

青山繁晴
「東京地検特捜部、ずっと中央政界やることはできなかった。だからこの、和歌山とか福島とかのね、知事の事件だけをやってきたんですけど、今回は腹を固めて、この『疑獄』をやるようです

山本浩之
「官僚の逮捕だけでなく、どこまで発展するのか、詳しくはこの後、青山さんの解説です」

(いったんCM)

 …………………………VTR開始…………………………

 昨日、衆議院本会議に安倍前総理が49日ぶりに姿を現した。
 それは自らが「職を賭す」とまで発言した、インド洋上での給油活動を再開するため。

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 新テロ対策特別措置法が、紆余曲折を経て衆議院を通過。

 そして来週からいよいよ、野党が多数を占める参議院で審議が始まると見られる。正念場はこれからだ。

 しかしここに来て、国会運営に深刻な影響を与える大事件が目の前に迫っていると、青山は指摘する。
 それは日米の政治家を巻き込んだ防衛汚職。

宮崎元伸容疑者(『山田洋行』元専務 )
「ゴルフは私が教えたんですよね」

 接待疑惑の中心人物だけにはとどまらず、捜査当局は、大物政治家の汚職の疑いも追及しようとしているという。

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 青山が捜査関係者より得た極秘情報、その驚愕の内容が今、明かされる。

 日米防衛汚職の真相にズバリ迫ります。

 …………………………VTR終了…………………………

山本浩之
「さあ、それじゃあお願いしたいと思いますけど、室井さん、期待したいですね」

室井佑月
「期待する。地検がんばれ!って(一同笑)。だって今までってほら、絶対、その時力持ってる人のところまで行かないわけじゃない。ほんとは一番力を持ってるワルを捕まえなきゃいけないのにね」

山本浩之
「そういう関心は、別にこれは嬉しがってるだけじゃなくって、私たちが、一般庶民が不正は許さないんだ、それ、とことんやってほしいっていう、そういう声を上げて行けば行くほど、そりゃもう捜査だって、彼らだって燃えてるでしょうしね。で、そこで政治家の関与についても、ま、これから、さっきの『日米防衛疑獄』へと出てましたんで、もうこれはどこまで行くのかって、非常に注目してるんですけど」

青山繁晴
「はい。今の室井さんやヤマヒロさんの会話を聞いてて、僕なりにプレッシャーを感じてですね、つまりあの、はっきり言うと、僕は捜査線上の政治家の名前は聞いてることは聞いてます。それで、それも言えるなら言えというプレッシャー感じたんですが、これは言えないです。で、あの、こういう話をする時のね、大事な原則をやっぱり最初に言っておきたいんですけど、まずね、公正な捜査の邪魔をしない。それは検察が怖いからじゃなくて、僕たちが怖がるからじゃなくて、今から話すことが、その容疑のかかる人たちにとって情報になってですね、じゃあこういう証拠を隠そうというようなことにならないようにする。それが第一。それから同時にね、じゃあ検察のやることはいつでも正しいのかとは限りませんから、容疑を受ける側の人権も守るためにもね、今の段階で、この政治家なんだと指さすことは僕はしてはいけないと思います。だけどその……」

室井佑月
「ヒントもだめ?(一同笑)」

青山繁晴
「(笑)いい質問ですが、誰にもわかるヒントだとやっぱりだめです。ごめんなさいね」

村西利恵
「じゃあわかる人にはわかるヒントを……」

青山繁晴
「ええ、それでぎりぎりの線でね、数多くの捜査関係者から話を聞きました。僕はもともと事件記者ですし、政治記者当時も法務・検察の担当時代がありましたから、長い長い付き合いの人たちと久しぶりにお会いして話を聞いたりしました。それをまずちょっとまとめてあります」

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村西利恵
「はい。青山さんが入手した捜査当局が描いている追及の流れ、こちらです。……まず11月8日に、山田洋行の元専務・宮崎容疑者が逮捕されましたね。この拘置の期限が最大で20日間ということで、その期限が来る11月28日頃、宮崎容疑者を贈賄の容疑で再逮捕するのではと見られています。そして同じ頃、守屋前事務次官を収賄の容疑で逮捕する。そしてさらにはこちらですが、来年、政治家を立件へ、とあります」

青山繁晴
「はい。これ、たくさん漢字が並んでて何か難しそうですけどね、そんな複雑な話じゃないんです。まずその、山田洋行っていう防衛専門の商社の、ま、実力者だった宮崎容疑者、これ、11月8日に逮捕した時の容疑は、あくまでも業務上横領が中心ですね。で、実はこの宮崎容疑者は、ここの間(11月8日と28日の間)に来るんですけど、11月15日、明日の証人喚問、守屋さんがまた出なきゃいけないですね、参議院に。そこに初めてこれ、呼ばれるはずだった。それが国会に行く前に逮捕しちゃった。だもんで、国会議員の中にも相当怒ってる人いますが、それは、検察の狙いははっきりしててですね、その、業務上横領っていうのが本来の目的じゃなくて、あくまでも、宮崎さんは賄賂を送りましたね、守屋さんは賄賂を受け取りましたね、それを立件したいからで、この人が国会の証人喚問に行って、べらべら喋ってしまうとですね、要するにさっきの話と関連しますけど、守屋さんを逮捕する時のカードがなくなっちゃうんです。で、こういう賄賂を送る、受け取るっていう話っていうのはですね、賄賂を受け取ったえらい人が『そうです、もらいました』なんて言うはずがないわけです。必ず送った側を責め立ててですね、それをまず固めてから、それから守屋さんやあるいは政治家に捜査が行った時に、『あなたが否定しても、送った側は送ったともう言ってるじゃないか』というのだけがカードなんで、今これを、捜査用語で『たたく』って言いますけれども、宮崎容疑者を徹底的に調べてるところなんです。その調べの状況も踏まえて言うと、この20日間、裁判所が延長認めて20日間の拘置を終えた頃に再逮捕、つまり、本来の容疑である賄賂を送りましたねってことで逮捕して、それとほぼ同時に守屋さんをついに収賄で逮捕すると。で、ここまででもですね、けっこうな話で、さっき言ったとおり、今までは業者側ばっかりやられて、防衛官僚やられたことは実質的にはなかったので、守屋さんという天皇と呼ばれた人を逮捕するだけでも大きいですが、実はこれもまだ準備段階にすぎなくて、いよいよ年明けから政治家に行くであろうと、そういう話なんですね。で、政治家に行く時に何が最大の注目点かというのが、次にこれです」

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村西利恵
「はい。『東京地検特捜部の狙い。航空自衛隊の次期輸送機を選ぶときの日米要人の汚職』」

青山繁晴
「はい。これね、前にこの番組でちらっと言いましたが、この輸送機っていうのは地味に見えて、防衛の根幹です。必要な時に必要な人員や機材を運ぶ。それができなかったらいかなる防衛も成り立たないので。その心臓部のエンジンがなぜアメリカ製なのか。ずっとアメリカ製でいて、で、そのアメリカのどのメーカーがなぜ選ばれて、で、この場合は実はGE、ジェネラル・エレクトリックスという所がもう決まってるんですが、その代理人が何でずっと宮崎さんなのか。で、それがいつもそういうふうになる時には必ず日本とアメリカのえらい人が関わってるわけですけども、これが政治家だったり元政治家だったり、そういうところに切り込むってのが狙いなんですね。で、大事なことはですね、今まではこれ、構造自体は変わらないのに、今まではできなかったのに、なぜ今回はできるか。で、これは、捜査関係者が僕に言ってるのは、実は福田総理含めた首相官邸から、はっきりした話じゃないけれども、暗黙のうちにOK、GOね、行ってくれというサインが出てるからですと。で、このことはですね、実は過去の大事件、大疑獄を振り返るとよくわかるんです。はい、これです」

村西利恵
「それがロッキード事件ですか」

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青山繁晴
「これはロッキード事件、31年前ですけど、世界的に有名になった事件ですね。31年前に当時の最大派閥、田中派、つまり超大物だった、まさしくキングメーカーだった田中角栄、角さんね、その人がいきなり東京地検特捜部に逮捕されました。で、最終的に有罪で終わったんですけれどもね、よくもやれたなあと。全てを支配すると言われたこの角さん、よくやれたなあと本当は……。はい、今ちょうど映ってますけれども」(当時の映像が流れる)

村西利恵
「その時の事件の映像ですね」

青山繁晴
「これはね、あの、年代によっては非常に懐かしい映像で、逮捕された田中角栄さんなのに、ま、手を挙げたり堂々として、この、自分は裁判に負けないって様子を見せてるところなんですね。それでこの、実力者だった田中角栄さんを調べた当時の捜査関係者、僕は法務・検察の担当だった時に、たとえば法務省の幹部でいました。今はみんな定年退官になりましたが、久しぶりにお話を聞いたらですね、やっぱり現役当時よりすごくはっきり言ってくれたのは、『あれをやれたのはもちろん、当時の三木武夫首相がGOサインを実質的に出したからです』と。で、そういうOBも含めてですね、今の検察は少なくとも総理官邸からはGOサインが出てると受け取ってるわけですね。その上で、実は今回の政治家に対する捜査は大きな、もう一つ大きな特徴があって、実は2つルートがある」

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村西利恵
「2つのルート、まず1つめが『出合い頭的汚職』。どういうことですか?」

青山繁晴
「これね、出合い頭って僕が言ったんじゃなくて、捜査関係者が電話で言ったんですけどね。出合い頭っていうのはですね、もともとそう防衛省で力を持ってたわけじゃない、つまりそう、何ていうの、深いつながりあるわけじゃないのに、たまたまこれ、あくまでたとえばですよ、あくまでたとえばですが、大臣とか長官とか副大臣とか政務官とか、それから自民党の国防部会長とか、そういう要職に就いた時に、出合い頭のように業者からたとえば就任祝いだとか、たとえばお嬢さんの結婚祝いだとか何とかね、理屈をつけてお金その他を贈られて、もらっちゃった人たちなんですが、このうちの一人がすでに特定されています。どなたかは申せませんが、副大臣経験者で、この方は自分が捜査対象になってることを知ってる模様です。その方の最近の行動にやや異常な点もあります。それでこの人をどうするかについて、ちょっとこれは厳しい言葉遣いですけど、ある捜査関係者がこれも電話で言ったのはですね、『青山さん、これはお皿に載ったおやつのようなものだ』と。食べてもいいし、食べなくてもいいと」

一同
「はあー……」

青山繁晴
「いつ食べてもいいし、だけどもそれはそれ。メインディッシュはこっちなんだと。はい」

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村西利恵
「2つめのルートは『構造的汚職』」

青山繁晴
「それは、この出合い頭とちょうど正反対で、つまり田中角栄さんがロッキード事件を起こしたね、あれも飛行機の選定だったわけですけどね。その当時からずっと飛行機とか防衛装備に関連して、ずっと構造的につながってきた人たち。それが本命だということなんですね。で、その本命はどういう人たちかというと、これになります」

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村西利恵
「『旧田中派の政治家』。……何か隠れてますね」

青山繁晴
「はい。今までの話で皆さん何となくわかっていただくと思うんですけど、つまり田中角栄さんの時代から、いったんロッキード事件でやられたけれども、利権そのものは生き残ってずっと、ロッキード事件で終わったんじゃなくて続いてきたということなんですね。しかも大事なことはですね、たとえば僕が法務・検察を担当してた時の大臣、梶山静六さんという官房長官でしたが、この人も田中派ですね。元田中派ですね」

山本浩之
「七奉行の一人と……」

青山繁晴
「そうですね。すなわちロッキード事件でやられた後、ずっと田中派はこの法務大臣をとって、検察の動きを、情報を入手してきたわけです。だから今まで検察が業者の方をやれても、こういう政治家の方には行けなかった。しかし今回は皆さん考えていただくと、総理官邸に誰がいるか。福田康夫さんですね。福田康夫さんという人はお父さんが福田赳夫総理。田中角栄と正面から激突して『角福戦争』をやった人。旧田中派には親子二代の恨みがしっかりある人。ね。そういう経緯がどうも背景にあって、福田官邸は少なくとも止めはしないということになってるわけですね」

山本浩之
「あー、なるほど」

青山繁晴
「だから今回、非常に大きな変化が起きつつあって、そして実は単に旧田中派の流れの政治家だけじゃなくて、ここに大事なキーワードがもう1個あるんです」

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村西利恵
「はい。それは『アメリカに嫌われた旧田中派の政治家』

山本浩之
「ロッキード事件の検証の時にも、田中角栄元首相そのもの、その人がアメリカに嫌われたんだという見方もありましたもんね」

青山繁晴
「ええ。当時は単なる見方だったんですが、今はもういわば歴史上の定説になってて、田中角栄総理は石油開発についてアメリカのメジャー資本を退けて、日本の民族資本を育てようとしてやられたんだと言われてますね。これもう定説になりかかっていて、で、実は今現在アメリカに嫌われたとなってるけど、今現在アメリカに嫌われている旧田中派の政治家がいて、これ誤解なきように言いますが、複数です

山本浩之
「複数!……そりゃ複数ですね」

青山繁晴
「それから、アメリカに嫌われていることを世の中にははっきりわかってない人もいます」

一同
「はぁ〜……(考え込む)」

青山繁晴
「で、これが誰なのかというのが……」

山本浩之
「聞きたいところですね」

室井佑月
「一人は思い浮かんだけど……」

山本浩之
「ちょっとコマーシャルはさんで考えませんか、みんなで(一同笑)。いったんコマーシャル、その後に、続きの解説をお願いしたいと思います」

(いったんCM)

山本浩之
「さ、政治家が関与してるとはいったい誰なのか、非常に気になるところです。その前にアメリカに嫌われたってのは誰なのかっていうのも、これ、気になるところなんですけども」

青山繁晴
「うん、誰なのかも当然視聴者、国民、気になるでしょうけどね。あの、なぜ旧田中派の中でも、なぜアメリカに嫌われている人がターゲットになるのかというのはね、大事なポイントなんですよ。で、今言いましたように、日本の輸送機なのに心臓部のエンジンはアメリカのを使うことになってるわけですよね。ということは、必ずアメリカ側で話を聞かないといけないわけですね。つまり、日本の防衛省があって、そいで防衛官僚がいて、業者もいて、そして政治家があって、政治家ルートでアメリカの政治家とつながって、アメリカの政治家とそのアメリカの官僚、業者とつながって、最終的にこのエンジンに行くわけですね。だもんで、今回も東京地検特捜部は、はっきり申しますが、アメリカに特捜検事をすでに送りました。たとえばロッキード事件の時だったら、今有名になってる堀田力さん、今、さわやか財団理事長の堀田力さん、このような方がアメリカに行きまして、今回も膨大な資料を得て帰ってきたんです。で、これはそんな単純な話だけじゃなくてですね、これも公平を期すためにはっきり申しますが、アメリカの国防長官経験者、僕もよく知ってる人の中に、日本が疑問を持ってる人はいます。そういう疑問はいわば追及しない。これはやるとしても本当は無理です。たとえばアメリカの要人を日本が逮捕するってことは考えられないから。そういうことやらない代わりに膨大な資料を持って帰ってきてるわけです。で、その資料はまだまだ読み込みしなきゃいけない。まだまだ分析しなきゃいけない。始まったばかりですが、その中にしきりに何度も名前が出てくるのは、見事にアメリカに嫌われてるところの政治家の名前なわけです」

山本浩之
「へえー」

青山繁晴
「で、これ当然、その、東京地検は、僕は正義のための捜査だと信じます。一つ言うとね、国策捜査という言葉がありますが、僕この言葉は反対です。国策捜査というとね、時の政権がやってほしい捜査を検察がそれに利用されちゃうようになりますね。そうじゃない。さっきの、その、三木さんの話もそうじゃなくて、検察はあくまでフェアな正義を追求するんだけど、そして捜査をやるんだけど、でも、これだけの大事件になったら官邸が認めてくれないと最後まではやれない。そういう意味なんですね。で、今回はアメリカの思惑も絡んで、旧田中派の中でそういう人々の名前が出ているということで……」

山本浩之
「嫌われてるってことはご本人はどうなんですか。知ってる?知らない?」

青山繁晴
「えー、ご本人は、とてもよく知ってる人と、あまり気がついてない人がいます」

一同
「へえー」

青山繁晴
「で、これも大事なことは、公平に言いますが、自民、民主、両方にいます

一同
「おおー!(驚き)」

山本浩之
「そうなんですか」

青山繁晴
「はい。で、これが、僕にはっきり伝わってきた段階で、僕は実は捜査関係者に、ずばり言うと、つまり、『あの大連立のわけのわからない動きも、自民も民主も両方やられるから、予めくっついといて、その、がちっと守りを固めようと、そういうことなんですか?』と聞きました。そうしたらですね、その捜査関係者は、これも電話ですけれども、『そういう話は政治向きの話であって、我々の知るところじゃありませんね。但し我々捜査陣、捜査関係者でいろいろ雑談をしてる時に、ああ、焦ってこういうことまで起きるのかなという話は、雑談としてはしてますよ』と言いました」

一同
「へえー」

青山繁晴
「つまりまあ、非常に柔らかく言ってるけども、どうも大連立にこれ、大連立の理由の一つとして、あくまで一つですけども関係があるらしい。そうするとね、最後に気になるのは、福田さんこれをどうするつもりなのか。ね。それから政局の動き、これからどうなるのか。新テロ特措法が衆議院を通過して、したんだけれども」

山本浩之
「いやもう正直ね、新テロ特措法よりも、もうこっち行っちゃいますよね」

青山繁晴
「ああ、あの、いいセンスだと思うんです。それで昨日衆議院で、新テロ特措法が通過しましたね。で、僕は昨日、じゃない、一昨日だったかな、委員会を通過した日に、一昨日に防衛省に行って、これもあえて申しますが、石破茂防衛大臣と1時間ぐらいお話をいたしました。今後のことについて。で、その話の中身はほとんど言うことできません。今の段階では言うことできませんが、一点だけ言うとですね、守屋さんがやがて逮捕されるってことを石破さんもわかってるから、その、まず福田さんに問責決議案が出るんじゃなくて、石破防衛大臣に問責決議案が出ると。これ、かつて額賀さんが、今、財務大臣の額賀さんがやっぱり参議院で問責決議案が出された時に、これも汚職絡みだったんですが、辞めてるんですよ。だから普通だったら石破さん、これ福田総理の意向によると辞めなきゃいけないんですが、僕は一昨日よくわかったのはですね、あるいは他のことも総合してわかったのは、福田さんは石破さんを守るつもりなんですよ。ね。そうするとこれは一言で言うと、新テロ特措法は場合によっては見送るかもしれない、無理にやらないで。石破大臣が辞めなきゃいけないような事態にならないためには、この、民主党との妥協のためにもそれはいったんあきらめて、捜査の様子を見ようとするらしいと。で、捜査の行方を見ようとする福田さんというのはですね、簡単に言うと、右手ではね、自民にも民主にも捜査対象がいることを知りつつ大連立をやろうとし、で、左手ではですね、そういう際どい捜査について暗黙のうちにGOサインを出してる。だから福田総理っていうのは、官房長官時代はすごい感情が先走る人だったんですよ。実際にね、イスを蹴ったりして。ところが総理になってからはほんとに大ダヌキに変身したなあと。福田さんは今こう、全体の状況をよーく見てるなと。それから間もなくアメリカに行くんですけれども、アメリカに行って新テロ特措法の話をちゃんとできなくても、この捜査ってものをしばらくやるようにやらせようというところが感じられますね、はい」

山本浩之
「はあー……。ちょっと室井さん、今日の話聞いてどうですか?」

室井佑月
「一人はわかった。民主の方」

山本浩之
「それはまだ言っちゃだめですよ(一同笑)。それは、当りとかはずれとかよりも、その、名前を今出すことはちょっとね」

青山繁晴
「あのね、アメリカがね、日本の政治家に対してこいつはだめだと思うっていう時は、根が深いので、あまり表面だけで見ない方がいいです。これは日本とアメリカの歴史の根っこそのものなんです。すなわち、日本はアメリカに負けたから、『負けた以上は防衛の中心はずっとアメリカに握りっぱなしにされなきゃいけない』、ね、そのことをむしろ、その方が都合がいいってことで利権にしてきた日本の政治家がいて、で、そのごちゃごちゃの関係の中で、国民の知らないところで嫌われてる政治家がいるんで、あんまり単純に見ない方がいいと思うんです

室井佑月
「でもちょっと嫌ですよ。悪いことは悪いでフェアにきちんと逮捕してもらいたいと思うけど、そこにアメリカの意向、アメリカに嫌われたって理由も入るっていうのがちょっと気持ち悪い気がする」

青山繁晴
「いや、その通りですよ」

山本浩之
「ただね、最終的にね、どこにまで行き着くかわかりませんけれども、その、さっき、振り出しに戻ると、防衛利権の闇っていうのがありますよね。で、その、取引っていうか、その、実態ですよね。契約の仕方、入札でなくてほとんどが随意契約だったとか、そういうことの見直しとか、膿をやっぱり出してもらわないと意味がないですよね」

青山繁晴
「その通りです。だから今回は個人犯罪の追及に終わらせないでね、今言った闇を追及してほしんです。ということはね、あの大事件だったロッキード事件も結局、旧田中派の利権を壊せなかったわけでしょ。今回はそれをアメリカとも絡んでね、アメリカがこういうふうに言ってきてるのを逆手にとるようにね、上手に逆手にとって利権構造を叩きつぶすというのが、本来の目的でしょう」

山本浩之
「そうですね。ありがとうございました。青山さんの“ニュースDEズバリ”でのコーナーでした」

 ____________________________内容紹介ここまで


 「守屋氏と防衛省現役課長との間で、2千数百万円の貸し借りをしていた」というくだりについて。
 「アンカー」放送時点ではこの金額だったんですが、その後の報道によれば、守屋氏は当初の説明の約2倍に当たる4千数百万円に上ると訂正したらしいです(読売11/14)。

 それにしても「アメリカに嫌われた旧田中派の政治家」って誰なんでしょうね。気になりますわ。
 だけど「根が深い」「国民の知らないところで嫌われてる」となると、私のような一介の庶民が突き止めるのは無理?(T^T)

 
 話は変わりますが、青山さんコーナーの後、このニュースが取り上げられました。

FNNが金総書記の長男、金正男氏とみられる男性にパリで直撃取材(APFBB News11/12)

 これについての青山さんの見解を箇条書きで紹介しておきます。

金正男は後継者とはもう考えられない。
●金正男はどこでも警護なしで歩いてるんじゃなくて、ここがパリだから。
●前に「アンカー」でやったが、金一族がもし亡命する時はフランスであって、すでにでかいマンションを買おうとして、フランス政府は今それを凍結してるが、取引の中心人物は金正男。今回、歯医者にも行っただろうが、取引再開を狙った可能性も。
●金正男の現在の重要な役割、これは日本の治安当局も含めて確認されてるのは、一つは朝鮮人民軍との間をつないでる。もう一つは海外で不動産を確保したり、つまり何かあった時の亡命先を確保しようとしている。他にもいろんな保険をかけていて、その取引の大半に金正男がキャッシュを持って動いてるというのは、実質的に確認されているに近い。
●今回も歯医者は間違いなく行ってる。金一族は病気になったら、次男の正哲もフランスの病院に行くし、金正日が一番愛した在日だった妻も最後はパリの病院で死んでる。
●米朝関係うまく行ってるように見えるが、そういう時こそいざという時の逃げ場所を確保するのが金一族の特徴。
●金正男は権力が好きというよりは、楽しい生活をしたいタイプに見える。

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 ここでフリップで金正男が今年現れた国や都市が紹介される。

・2月は北京(6カ国協議が開かれた場所)
・3月はマカオ(BDAで凍結された資金を全額返還するとアメリカが発表する直前)
・7月はオーストリア(北朝鮮の活動拠点)
・11月はパリ(今回)
・ちなみに2001年は東京ディズニーランドに現れて強制送還されている

この5カ所全部、本人にとってはかなり安全な場所。日本はなめきってるし、オーストリアは北朝鮮と関係が深い。マカオもお金さえ使えば見えないボディガード完璧。北京はもちろん安全。実は安全な場所だけで目撃されている。

 ……以上、青山さんの見解はこんな感じでした。

 しかし、金正男のあのぶくぶく太った姿や生意気な態度を見るたび、イライラしますわ。
 あのように町中をさほど警戒する様子もなく歩いてるのを見ると、「こいつ拉致したれや」って半ば本気で思ったりして(-.-#)

 今日11月15日は、横田めぐみさんが北朝鮮に拉致されてから30年。
 横田滋さんは14日の会見で、「家族にとってめぐみは中学1年のときのまま。30年は数字で見ると長いが、家族にとって時間は止まっている」と話したそうです(日経11/14)。

 私はめぐみさんと同い年です。中学1年のときの私はどんなだったろう?まだまだ親に甘えたい盛りの何も知らない子供だったように思います。
 そんな子供の時に突然異国に拉致されて、それから30年間も自由のない、親にも兄弟にも会えない生活を強いられているなんて。考えられません。早く助け出してほしい。
 それにはやはり世論の盛り上がりが必要です。逆に言えば、日本国民が拉致問題を忘れてしまったらもうお終いです。福田政権下であればなおのこと。
 皆さん、どうか拉致問題を忘れないで下さいね。・゚・(ノД`)・゚・。

 今日もスクロールお疲れさまでした<(_ _)>


※参考リンク
 ON THE ROAD : Aoyama 's Daily Essay(青山繁晴さんのブログ)

※映像ご提供
 国風(“元祖たか”さんのサイト)
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※拙ブログ関連エントリー/「アンカー」起こし
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