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小沢代表が辞意を表明したわけですが

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 中日ドラゴンズが優勝した年は政変が起こると言います。
 なるほど、夏の参院選で自民党が惨敗し、参議院は与野党が逆転してしまいました。そして続投を表明したはずの安倍総理が所信表明演説の直後に辞任という、前代未聞の事態も起こりました。

 が、今年は中日がリーグだけでなくシリーズも制覇したせいでしょうか、これだけでは終わらなかった。
 自民+民主(+公明)の大連立の話が出てきて(福田総理と小沢代表、どっちが持ちかけたのかは依然として不明)、それがぽしゃったら間髪入れずに小沢代表が辞意表明。
 もうめちゃくちゃでござりまするがな〜(T^T)

*1 読者様からご指摘を受けました。中日は「リーグ制覇」はしていませんでした。「リーグ制覇」したのは巨人ですが、今年から「クライマックスシリーズ」なるものが導入され、中日はそれで優勝して日本シリーズへ進出したということです。訂正してお詫び申し上げます。巨人ファンの皆様、ごめんなさい。
 
 小沢さんの辞意表明、私はびっくりしたけど、ある程度は予見できてたみたいですね。
 読売は「小沢氏は、最終的に連立を断念した場合は、代表を辞任する考えも周辺に漏らしており、成否によっては小沢氏の進退問題が浮上する可能性もある」(読売11/3 3:02)。
 産経にも「小沢氏は代表を辞任しやしないか」という若手の声が載せられていました(産経11/4朝刊)。

 
 それにしても——。
 私のような、普段いちおうニュースはチェックするけど、いちいち深く物事を考えてない人間としては、いったい何がどうなってるのか、もうわけわからん(T^T)

 特に週末は完全スイッチオフ状態で、昨日の日曜日も「たかじんのそこまで言って委員会」をいつものようにマターリと見てたんです(元防衛庁のシニカル太田さん、主張の是非はともかくキャラ的におもろすぎ!先週分だけどテキスト起こしされてる方がおられますので是非!)。
 そしたらいきなりニュース速報が流れて、「小沢代表が辞意表明」ですもん。

 日曜ぐらいゆっくりさせろよ!ってことで、あまりニュースも見ずに過ごしてしまいました。
 今日になって新聞で辞意表明会見全文を見たわけですが……。

 以下、産経ウェブからコピペ。「辞任」って書いてるけど、まだ辞めてませんからね。念のため。

小沢氏辞任会見詳報(1)「けじめをつけるに当たり」 (1/2)
小沢氏辞任会見詳報(1)「けじめをつけるに当たり」 (2/2)
小沢氏辞任会見詳報(2)「中傷報道に厳重に抗議する」(1/2)
小沢氏辞任会見詳報(2)「中傷報道に厳重に抗議する」(2/2)
小沢氏辞任会見詳報(3)「辞職願を出そうと考えたのは昨日」(1/3)(質疑応答)
小沢氏辞任会見詳報(3)「辞職願を出そうと考えたのは昨日」(2/3)(質疑応答)
小沢氏辞任会見詳報(3)「辞職願を出そうと考えたのは昨日」(3/3)(質疑応答)


 会見の中身にちょこっとツッコミ。
 まず驚いたのがこのくだり。

小沢氏辞任会見詳報(1)「けじめをつけるに当たり」 (2/2)
もちろん民主党にとって、次の衆院総選挙に勝利し、政権交代を実現して国民の生活が第一の政治を実行することが最終目標だ。私もそのために民主党代表として全力を挙げてきた。しかしながら民主党はいまださまざまな面で力量が不足しており、国民の皆様からも、自民党はダメだが、民主党も本当に政権担当能力があるのかという疑問が提起され続け、次期総選挙での勝利は大変厳しい情勢にあると考えている。

 わちゃー。言っちゃったよこの人は。
 代表にこんなこと言われちゃったら、民主党の議員さんたち、たまりませんよね。


 次に驚いたのがマスコミ批判。

小沢氏辞任会見詳報(2)「中傷報道に厳重に抗議する」(1/2)
もちろん党首会談および会談に至るまでの経緯と内容について、私自身も、そして私の秘書等も、どの報道機関からも取材を受けたことはないし、取材の申し入れもまったくない。それにもかかわらず、事実無根の報道が氾濫(はんらん)していることは、朝日新聞、日経新聞等をのぞき、ほとんどの報道機関が政府・自民党の情報を垂れ流し、自らその世論操作の一翼を担っているとしか考えられない。それにより、私を政治的に抹殺し、民主党のイメージを決定的にダウンさせることを意図した明白な誹謗(ひぼう)・中傷報道であり、強い憤りを感ずるものだ。

 これについては各社、一斉に反発してますね。

 いくつか例をあげると——。

 産経新聞は、「産経新聞では、党首会談以前から何度も単独インタビューを申し込んでいるが、断られ続けている。党首会談直後も記者たちの質問を受け付けなかった。これでは、老獪な自民党の情報戦に負けるはずである。メディアを非難する前に、『なぜ大連立は失敗したのか』を深く反省しなければ、小沢氏の政治力は急速に衰えるだろう」(産経11/5)。

 毎日新聞は、「毎日新聞は両者の関係者の取材を踏まえ、国際貢献の恒久法を巡る福田、小沢両氏の合意などを正確に報じてきた。とりわけ『小沢首謀説』にかかわる記事は、情報源を明示し、双方の言い分を掲載している。『情報垂れ流し』や『世論操作』の意図が、あるはずもない。政治史に残る動きを、さまざまな情報を基に積極的に伝えるのは、報道機関の当然の責務と考える。小沢氏はメディア報道に事寄せて反論した。そこに、権力ゲームを長年にわたって続けてきた小沢氏の、政治家としての限界を垣間見る」(毎日11/5)。

 また、小沢さんは特に名指しはしませんでしたが、「大連立は裏でナベツネが糸引いたんじゃないの」と疑惑真っ只中の読売新聞は、「党首会談は小沢氏の方から持ちかけたもので、『大連立』構想も小沢氏の提案だった、といった点は読売新聞も報道した。小沢氏の批判がこれを指すのであれば、『事実無根』などと批判されるいわれは全くない。いずれも首相周辺をはじめ多くの関係者が証言しており、確実な裏付けを取ったうえでの報道だ。(中略)報道内容を否定しなければ、小沢氏の党内での立場が苦しくなるという事情があるのだろうか」(読売11/5)。
 ちなみに読売は、事態がこうなってもまだ「それでも大連立を目指すべきだ」と社説で主張してます(読売11/5)。

 但し読売新聞に関しては、誹謗・中傷報道とまでは言えないとしても、またナベツネがどこまで関与したのかはひとまず置くにしても、1回目の党首会談以降、何かしらの意図を持って報道をしてきたのは、ちょっと考えれば素人でもわかることですから、ま、小沢さんが怒るのも無理はないのかも。

 が、よくよく考えてみると、誹謗・中傷報道って言うけど、そんなのお互い様では?
 つーか、小沢さん、安倍さんの100分の1も叩かれてないでしょ。政治とカネにまつわるいろんな疑惑も、あまり大きく報道されることなかったし。

 安倍さんが総理だった期間はそりゃもうひどかった。小沢さんの言い回しを借りれば、ほとんどのマスコミが「安倍さんを政治的に抹殺し、自民党のイメージを決定的にダウンさせることを意図した誹謗・中傷報道」を繰り広げてたんですから。
 それに小沢さん、会見で、「(民主党には)政権担当能力がない」「次期総選挙での勝利は大変厳しい」って言ってたでしょ。自分で民主党のイメージをダウンさせる発言してりゃ世話ないわ。


 小沢さんの軌跡を新聞もテレビも盛んに振り返ってますが、「壊し屋」と呼ばれるのも無理のない話だなぁと改めて思いますね。

 自民党を離れた後、新生党を作っては壊し、新進党を作っては壊し、自由党を民主党に合併させて、政権奪取の道筋をつけて、その後どんどん代表が替わって、ついに自分にお鉢が回ってきて(本当はなりたくてなったんじゃないだろうが)、対する安倍政権は年金問題やら政治とカネの問題やらが出てきて、というかマスコミが一斉に反安倍キャンペーンを張ったおかげで民主党にぶわっと風が吹いて、その勢いで参院選に勝って、さあ、あとはいつ解散総選挙に持ち込むか、というところまで来たのに、首相が「安定志向」の福田さんに変わって、最大の課題のテロ特措法では頑なに反対を唱えたものの、世論は賛成の声がじわじわと増えてゆき、自身の「自衛隊ISAF参加構想」も世論には不評(党内でも不評)で、そのことで党内もちょっとゴタゴタし、参院選の頃の勢いはどこへやら、これでは総選挙になっても衆院で過半数は取れないんじゃないかと。

 そこへ福田さんが党首会談で連立を持ちかけてきた。チャンスだ!と意気込んで党に持ち帰ったものの、幹部は話を聞こうともしない。「こいつらちょっとは現実を見てものを考えろよ!」とぶち切れてしまったんじゃないでしょうか。
 事前に幹部や側近に説明を怠ってきた小沢さんも悪いんですけどね。「黙って俺について来い」なんて、昔は通用しても今は通用しませんから。

 小沢さんは政策については理想を曲げない、原理主義者だとよく言われますが(国連への信奉を見てると特にそう感じる)、こと政局に関しては現実的というか、その場その場で状況を判断して行動する、そういう能力は十分ある人ですよね。

 今回はそういうところが良くも悪くも顕著に現れたというのか、要するにこれまで民主党内のあれこれを見てきて、ツメが甘いというか、とにかくこのメンバーではもう政権なんて取れないな、と見限ったんじゃないですか。

 普通だったら原口一博議員とかが言ってるように、「せっかくここまで来たんだから、総選挙で勝って政権取りましょう」と考えるところを、政界の裏の裏まで知り尽くしている小沢さんは、「いつ総選挙になるかもわからないし、その時どっちに風が吹いてるかもわからない。だがここで連立を組めば確実に政権に入れる」という、非常にリアルな判断をしてしまったんでしょう。

 が、国民はどう見るかというと、安倍さんが首相を辞めた時と同様、「無責任だ!」という厳しい声の方が多いようです。
 これもある種の「ブーメラン」現象ですかね?(^_^;


 小沢さんの進退ですが、鳩山幹事長は「小沢さんが辞めると党がもたない」と慰留の方向。
 一夜明けて、民主党の役員会が行われ、やはり慰留することで一致。

 自分が代表やってる党をつかまえて、「政権担当能力がない」「次期総選挙での勝利は大変厳しい」とまで言った人を、「そんなこと言う奴は辞めてくれてけっこう!」と切り捨てるならまだしも、「小沢さん辞めないで〜」って泣きつくか。
 政権担当能力のなさをさらに強調してしまっただけでしょ、これじゃ。

 小沢さんは決心を変えることはないだろうと思うんですが、辞任撤回を求めた鳩山幹事長らに対し、今日のところは回答を留保しているようです(中国新聞11/5)。
 辞任するにしても、留任するにしても、どっちにしても民主党は大変ですよね。

 ということで、「壊し屋」の小沢さん、今回は壊すつもりは決してなかったんでしょうが、結果的に民主党を壊れかねない事態に追い込んでしまったという。


 小沢さんは結局、何がしたいのか?

 産経の高橋昌之記者はこう語っています。
 「小沢氏は4年12月、自民党の最大派閥だった経世会を割って出て、『改革フォーラム21』(羽田派)を結成した。その直後、小沢氏と酒を酌み交わした際、同氏が語った言葉を今も忘れない。『オレは(海部俊樹政権で)自民党の幹事長をやって、権力も何もかも手に入れたし、どんなものかも分かった。だからもう欲しいものはない。オレにとって、あとはこのお国がどうなるかということだけなんだ』。その後、小沢氏は『二大政党による政権交代可能な政治』の実現に突き進む」(産経11/5朝刊

 政治アナリストの伊藤惇夫氏も、昨日の「プレミアA」で、「小沢さんは政権を取るよりも政界再編がやりたい」と言ってました。

 となると、小沢さんとしては、“今の民主党”に政権を取らせることに必ずしもこだわる必要はないのであって、最終目標は「二大政党による政権交代可能な政治」の実現、その布石としての「政界再編」の実現ということになるのでしょうか。

 で、今回、その起爆装置のスイッチを押してみたと。
 残念ながら不発に終わったけど、スイッチはまだ小沢さんの手元にあるのではないでしょうか。代表を辞任することで、かえって自由に動きやすい立場になるでしょうし。
 何カ月後か何年後かわからないけど、頃合いを見計らって、またスイッチを押してくるかも。


 「ちちんぷいぷい」で岩井奉信氏は、「民主党は文化系のクラブなのに体育会系の小沢さんが部長になった」という、面白い例えをしました。

 要するに小沢さんは、あまり細かいことは言わなくて、「以心伝心で理解しろ」「上の者に反抗するな」というやり方で、これはかつての田中派の体質でもあると。
 とはいえ、「小沢さん、気持ちは体育会系だが身体は弱いし、もう疲れてしまったのではないか」と岩井氏。
 となると、安倍さんが辞めた理由とそう差はないのかも?(^_^;

 確かに、民主党という党をどうこうしようという気持ちは萎えてしまったのかもしれませんが、「他のやり方でまたやったるでー!」という気持ちは十分残ってるんじゃないかと思います。
 すぐに党を割って出るとかそういうことはないとは思いますが、いずれは……ね。
 だから自民党としても、油断ならない状況がこの先も続くのでしょうね。


 で、結局、福田さんと小沢さん、どっちが連立を持ちかけたのか?

 福田さんは、11月5日午前の会見で、「お互いそういう気持ちが多少でもないとそうならないでしょう。ということは阿吽の呼吸、そんな感じじゃないですかね」と言ってましたね(産経11/5)。
 「福田から持ちかけた」「いや、小沢からだ」とマスコミの報道が対立してるのを、うまく利用してるって感じもしますね。

 もし、先に連立を持ちかけたのが福田さんの方だとして、こうなることを全て見越して動いたんだとしたら、この人、すごいですねぇ。
 ……好きにはなれんけどね(T^T)


 おまけの話。
 小沢信者の勝谷誠彦さんはちょっと痛い状況になってますね(^_^;
 今日の「ムーブ!」でのヒトコマなんですが——。

 辞意表明会見での小沢さんの弁によれば、11月2日の党首会談で、福田さんが「自衛隊の海外派遣は国連の活動への参加に限る」「連立が成立するならばあえて新テロ特措法の成立にこだわることはしない」の2点を小沢さんに確約したってことですが、勝谷さんはこれを、「小沢さんをはめようと思って、福田さんとアメリカが撒いた餌」だと言ってました。
 (この「確約」については、福田さんは火消しに回ってるようです)


 今日はこんなところで。相変わらずまとまらなくてスミマセン。


【追伸】「お気楽くっくり」更新済

 直にご覧になった方、おられますか?(^^ゞ


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 11月5日22時の読売ONLINEは小沢さんの辞意表明を受けての民主党の対応について概要次のように報じている。[辞意表明後の民主党の動き]・緊急役員会を開き、自民党との連立政権を前提とした政策協議は行わないことを条件に、小沢氏を慰留する方針を決めた。・鳩山幹
2007/11/06(火) 11:17:40 | 無党派日本人の本音
小沢民主代表が辞意 連立「協議に値した」(朝日新聞) オザワる 【政治】 『恐い顔、張りない声 辞任で幕 小沢代表会見』(アサピ新聞社提供) 小沢氏は、辞任の最大の理由が連立問題だったとしたうえで、「民主党はいまださまざまな面で力量が不足しており」と釈明し
2007/11/07(水) 11:21:37 | 退屈をブッつぶせ!
[マスコミの傾向] 一昨日だったと思うが、某政治家のブログで気になる記事を見つけた。 彼がもと所属していた学生のグループが、沖縄自決問題で集まった人達の数を一人づつ調べたところ、公称の11万より遥かに少ない1万6千人位しかなかったこと。(これは今までの報
2007/11/07(水) 13:43:59 | 無党派日本人の本音

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