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「アンカー」壊し屋小沢一郎&金正日発言の真意

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■10/10放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

北朝鮮に拉致日本人はもういない?金総書記発言の真意を青山がズバリ

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 南北首脳会談における金正日の発言の真意を読み解きます。

 直前のニュースコーナーというかトップニュースで、海自給油のイラク転用問題について国会での攻防、小沢氏のISAFにまつわる発言、小沢氏団体のマンション賃貸収入問題も取り上げられましたので、そこから起こします。

 細かい相づちはカット、言葉尻など曖昧な箇所もありますが、それ以外はほぼ完璧です。
 あ、あと今回トップニュースから起こすことになるとは思わなかったので、こちらでビデオ上手く録れてなくて、最初の何秒間か起こし洩れがありますがご容赦下さい。

 画像は“元祖たか”さんがUPして下さった映像(最後のリンク集参照)から、キャプチャさせていただきました。
 各画像をクリックすると、新規画面で拡大します。


 内容紹介ここから____________________________
 
 …………………………VTR開始…………………………
 
(今日(10月10日)の国会)

菅代表代行
「この発言は間違っていたから撤回すると、今言われるんですか。その場合は責任はどう取られるんですか」

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福田首相
「当時のデータの取り方などについてですね、当時間違いがあったということはもうすでに認めておるとこでございますから、そういう意味においては、当時の発言は間違えていたということは明確に申し上げます」

 菅代表代行が指摘するのは、2003年、海上自衛隊が間接的に給油した燃料は20万ガロンと発言していたにもかかわらず、その後80万ガロンだったと政府が説明したこと。

 当時の福田官房長官は、20万ガロンではイラク関係で燃料が使われることは現実的にあり得ないと発言していました。

(2003年5月の国会)

福田官房長官(当時)
「20万ガロンと言ったって、キティホークでは1日分なんですよと、まあこういう趣旨で発言したわけでございます」

(今日の国会)

福田首相
「その発言はですね、私が創作したわけではなくて、全て防衛庁もしくは所管の部署から得た情報に基づいて発言されてるわけですので」

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菅代表代行
「イラク(戦争)で使ったか使わないかの発言が、私がそういう記者会見したかもしれないけど、内容は責任を持てません?じゃあ誰が責任持つんですか!誰が責任持つんですか!(中略)それでもってイラクでは使われていないという根拠にされてるんですから」

福田首相
「ですから何が悪いかと言えばですね、そういう情報を間違って入手したというとこに問題の原点があるわけですから、私からもお詫びを申し上げなければいけないと思っております」

 一方、海上給油活動ではなく、アフガニスタン本土での地上活動であるISAF(国際治安支援部隊)への参加を主張する小沢民主党代表が、先ほど会見を開き持論を展開しました。

小沢代表
「ISAFは国連の活動だから、我々は参加するのに何の支障もないと。多少危険なことがあろうとも、皆といっしょに平和を守るというスタンスを、心構えを日本は持たなくてはいけない。『危険』に、『汚い』に、何だもう一つ……その3K、とにかく、『きつい』、それは他の外国の人にやってもらって、日本は楽な安全なことばっかりやりますと言うんでは、それは国際社会で通らないんじゃないですかと」

 …………………………VTR終了…………………………
岡安譲(キャスター)
「はい、今、小沢さんが参加に何の支障もないと言っていたISAFなんですが、正式には『インターナショナル・セキュリティ・アシスタンス・フォース』、国際治安支援部隊のことです。で、これは国連決議1386号に基づいて作られたものです。NATOを中心に37カ国がアフガン全土で治安維持活動や警察などの訓練を行っているものなんですね。で、民主党の小沢代表は、この国連決議があることが非常に重要だと。この国連決議があるからISAFへの参加は何の支障もないと言っている。一方で、インド洋の給油活動についてはこの国連決議がないから駄目だと主張しているわけなんですよね。しかしISAFの主な任務の一つはアフガニスタンの治安維持の活動なんですよね。で、治安維持と一言で言ってもいろいろ幅が広いと思うんですが、じゃあ現地でいったいどんなことが起こっているか。現在アフガニスタンでは、アルカイダを支援していたタリバンが勢力を盛り返しておりまして、ISAFの部隊はアフガン南部を空爆するなどして治安の回復にあたっていると。国連決議があるとは言え、今、空爆と申し上げましたが、日本がひょっとしたら海外で武力行使を迫られることがあるかもしれない。そういうことも予想される。それではさすがにまずいと思ったんでしょうか」

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岡安譲
「民主党の菅代表代行は、『武力攻撃に自衛隊は出せないが人道支援などはできる』ということで、先日出演していたテレビ番組でフォローしているんですね。しかし高村外務大臣は、『アフガン全土が戦闘地域であって憲法解釈上難しい』、これつまりアフガニスタンは全域が戦闘地域なので、人道支援で出かけていたとしてもいずれ武力行使を迫られるような場面が出てくるんじゃないかと。もしそうなった時は憲法違反ですよという主張なんですね。で、実際、ISAFの参加各国の兵士の死者というのは急増していて、撤退を検討する国も増えているといった現状です」

山本浩之(キャスター)
「まあ今日はほんとはテロ特措法の新法の問題について、菅さんも非常に福田総理に詰め寄ったりなんかしてましたんで、その話を中心にしようかなと思ってたんですが、昨日発売された月刊誌『世界』の中で、今、岡安キャスターが説明したこの小沢代表の主張ですよね。今日も少し、今、小沢さんの会見の模様を、これは今日開かれたものなんですけどお聞きいただきましたけども、これはあの、まず室井さんは小沢さんの考えについてどういうふうに?」

室井佑月
「全くわからない。海が駄目でどうして陸がいいのかまずわからないじゃないですか。もっと危険なのにね。あたし、憲法の解釈っていうのがもういいようになっちゃってるじゃないですか。もっと、これ、あたしの意見なんだけど、細かく決めてないとまずいんじゃないかと思って。イラク戦争の時も小泉さんが非戦闘地域と戦闘地域って、自衛隊は非戦闘地域に派遣するのはいいっていうふうに、何かごまかすような感じだったじゃない」

山本浩之
「ま、いろんな局面で、憲法解釈をめぐってっていう言葉が出てきますよね。もう少し細かくした方がいいんじゃないかと。これはどうなんですか、青山さん」

青山繁晴
「まあ憲法っていうのは本来細かいことを決めるんじゃなくて、大枠を決めるのが憲法ですから、その下に個別具体法がぶら下がるのが本来の憲法のあり方だから、その意味で日本国憲法おかしいとは言えないとは思いますけどね」

山本浩之
「その小沢さんの主張に関してなんですけど、月刊誌『世界』の中で、民主党の中でももうすでにこの考えはオーソライズされたものなんだということで強調してるんです、小沢さんは

青山繁晴
いや、それは事実としてとんでもないですね。事実として客観的に見て、つまり僕と電話で話してるような民主党の若手議員は全部違いますと言ってるわけで、突然あんなものをね、この国会審議で、テロ特の審議をやって、たとえば菅さんがやってたようなイラク戦争に使われたんじゃないかとか、あるいは何万ガロンって数字が違ってるじゃないかとやろうとしてる、まさにその鼻先にね、無茶な話をぶつけられたからどうしていいかわからないっていう電話なんですよ。今朝早くの電話もそうでした。だからオーソライズというのは、それは客観的に言って民主党の党内情勢と全然違いますね。でね、ヤマヒロさんが言われたこととも関係するんですが、この番組でもね、その新法の中身をやろうとしたんだけれども、小沢さんがこれを言ったからこれやらざるをえないとヤマヒロさん言われたでしょ。実は国会でも同じ雰囲気になってるわけですよ。だから福田官房長官時代と福田総理の時代と言うことが違うじゃないかって話は、もうはっきり言うと、菅さんがあんなにいきり立つのはむしろそこがちゃんと噛み合わないからであってね、そうじゃなくてみんなの関心は、小沢さんが何むちゃなこと言ってんだに行ってしまってるから、だから小沢さんが自分で壊しにかかってるように見えるわけですよ。そうするとみんなの頭の中にはね、やっぱり小沢さんって壊し屋と言われるだけのことはあるな、どうしたんだこの国会の冒頭で、というのがね。自民・民主を問わず、もっと言うと他の野党まで含めて、室井さんがさっき言われた通りね、全然わかんないって言われたでしょ、その感覚通りの国会の展開になってるわけですよ」

山本浩之
「なるほど。で、その小沢代表なんですが、自らに降りかかっている政治とカネの問題が浮上しておりますが、これについても今日、次のように語っております」

 …………………………VTR開始…………………………

 民主党の小沢代表の資金管理団体「陸山会」が、政治資金で購入したマンションで家賃収入を得ていた問題。

 政治資金法で禁じられている「不動産による資産運用」が疑われる中、小沢代表は今日の会見で——。

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小沢代表
「もうすでに半年以上前に、今年の初めに、私の政治資金管理団体の事務所費を1円単位で領収書を示して公表し、皆さんに説明をいたしました。一面トップでこのことをあえて半年以上過ぎて報道するということは、私は政治的思惑でもって、意図的に誹謗中傷した報道であると認識いたしております」

 …………………………VTR終了…………………………

山本浩之
「という感じなんですけども、まさにちょっと小沢さんに昨日今日と振り回されている感もあるんですけどね」

青山繁晴
「うん、いや、これはね、小沢さんが言った通り、今年の1月に出てきた問題の蒸し返しは蒸し返しなんですが、なぜ蒸し返されたかというと今年1月の説明がおかしかったからですよ。で、今、小沢さんは1円に至るまで領収書出してると言ったけど、その問題と小沢さんが政治資金でマンションを買ってそれを賃貸しして、たくさんの賃料が入ってきたという問題と全然違うじゃないですか。それ明らかにしたからと言って、いいという話にならないでしょ。これ深刻ですね」

室井佑月
「何で政治資金でマンションなんか買うんだろ」

青山繁晴
「その通り。室井さんのその感覚通り」

山本浩之
「これね、やっと国会が始まって民主党も論客を揃えてですね、さあテロ特措法の問題だ、さあ年金の問題だ、追及したいでしょうに、自分とこのトップは肝心な時には出てこない、代表質問にも立たない。で、こうやってオーソライズされてないとおっしゃるその問題についても堂々と書く。で、自分の政治とカネにまつわることもこう明るみに出てくるというのは、民主党にとって、民主党の皆さんにとっても大変な状況と言わざるをえないですね」

青山繁晴
「民主党だけじゃなくてやっぱり国を憂いますよ。安倍さんがあのような辞め方をしてね、その後の福田さんは何か曖昧な話をして、で、政権交代するかもしれない野党の党首がこうだとね、いったい有権者は何を信じたらいいのかなと、僕を含めて思います」

山本浩之
「不安ですよね。誰に託したらいいのかね」

室井佑月
「って言うか、小沢さんが何を考えてるのかわからない。全部福田さんがイエスイエスと言い続けるのがいやだったのかな(一同笑)。他に思いつかないんだもん(笑)」

青山繁晴
「だからさっきの政治とカネにまつわる会見の様子を見てると、僕が政治記者の頃に知ってた小沢さんね、孤立をどんどん自分でしていくようなところね、またちょっと戻ったような感じしますね。参院選の時には違ってたのにね」

山本浩之
「そうですね。今は追い風なんですけどね、あの人。……さ、それではこの後は“ニュースDEズバリ”のコーナーにまいりますが、青山さん、今日はどんな話題でしょうか」

青山繁晴
「はい。国内でこうやっていろいろ大変なんですけど、外側ではこないだ南北首脳会談というのが行われてですね。そこで北朝鮮の独裁者である金正日さんの発言、いわば肉声がね、終わってからだんだんボロボロ出てきましたね。独裁者の発言って気を付けないとね、こちらがあんまり拡大解釈すると利用されますけど、しかし今回は真意をちゃんと見抜くとですね、実はこういうことが言えると思います」

<キーワード>
 独裁者の言葉からチャンスをつかめ!

青山繁晴
「日本外交、今、特に朝鮮半島を巡って追い込まれているように見えますが、実は金正日さんが日本にむしろチャンスを見せてしまってると」

山本浩之
「はい。ではコマーシャルの後、解説をお願いします」

(いったんCM)

 …………………………VTR開始…………………………

 先週、韓国の盧武鉉大統領を金正日総書記が出迎えるというサプライズで始まった南北首脳会談。
 朝鮮半島の緊張緩和や経済協力などを盛り込んだ共同宣言に調印し、幕を閉じた。

 世界中のメディアはその期間中、金総書記の一挙手一投足に注目。

(首脳会談の映像から)

金正日
「大統領がいらっしゃったのですから、私は『患者』でもないのに家でじっとしてられませんよ」

金正日
「(会談期間について)日程を1日延長してはいかがですか?」

 そして今週、首脳会談の席上での新たな発言が明らかになった。

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 会談に同行した韓国の大学教授によると、金正日総書記が「拉致日本人はこれ以上いない」と話したというのだ。

 これは一体何を意味するのか——。

 金総書記の発言は裏の意味を持ち、南北首脳会談を口実に金総書記が世界に発信したメッセージだと青山は分析する。

 今日は言葉の裏にある本当の意味をズバリ解説します。

 …………………………VTR終了…………………………

山本浩之
「はい。先週、南北首脳会談、室井さんもご覧になったと思いますけども、あそこでその、金正日総書記がいろいろと盧武鉉大統領に語りかけてる、それが改めてVTRで出ましたけど、もう1日帰るのを延長すればと、滞在を、なんて普通言わないですよね」

室井佑月
「大統領、そんな暇であるわけないもんね。だから私は、もうけっこう病気で弱ってるっていう噂も流れたし、ちょっとボケが来てるのかと」

山本浩之
「あー、だってそんなこと言われるって、昔、お祖母ちゃんちに行った時に、もう一晩泊まってったらと(一同笑)、孫帰すの嫌やからね、お祖母ちゃんは。でもそんなこと首脳会談で言うわけないんです、ほんとは。で、青山さんの『独裁者の言葉からチャンスをつかめ』というキーワード、首脳会談でその後もポロポロどんな発言を彼がしたのかというのは伝わってきてます。そこからチャンスをつかんでいきたいと思いますけども、では解説お願いします。あ、今日も足骨折の影響でイスに座ったままの解説に……」

青山繁晴
「すみません。まだ骨折から2週間しか経ってなくて……いちおう3カ月かかりますから。はい。まずね、『1日延ばしたらどうですか』という発言はね、その後の『あなた大統領でしょ。大統領なら自分で決められないんですか』と言った方にむしろ重きがあって、あなたのところの体制はそうやって何でも決められないのね、うちみたいな独裁体制だったら決められるんだよ、だからこの会談は全部うちの主導なんだよ、これからもうちが主導権握るんだと」

山本浩之
「完全に上から目線でしたもんね〜」

青山繁晴
「あれもよく考えた上の発言だと思われるんですが、それははっきり言うと、韓国の大統領がなめられただけのことであって、日本にとってやっぱりショッキングなのはこの発言ですね」

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村西利恵(進行役)
「波紋を呼んでる金正日総書記の発言、『拉致された日本人はこれ以上いないんだ』、この発言なんですが、南北首脳会談に同行していた韓国の延世(ヨンセ)大学の文正仁(ムンジョンイン)教授が8日に公表したものです」

青山繁晴
「はい。これはあの、この大学の教授は会談に同行はしたけれども首脳会談に同席はしてなかったので、伝聞なので信用できないんじゃないかという見方もあるんですが、皆さん、その、日本の政府機関の中にですね、いわゆる公安関係というのがあって、世界のそういう機関の中でも一番調べてる方です。よく情報持ってる方ですが、そういう日本の政府機関がこれをどう見てるかというと、間違いなくこの発言をしたであろうと。むしろこういう発言をはっきりほんとに言ったから、韓国の大統領としてはそれを直接日本に言うことができない。日本に直接、政府同士で言うとですね、じゃあこんなこと言われてね、韓国の大統領はちゃんと反論してくれなかったのかということが出るから、この大学の先生を通じて言わせたんであって、発言自体は本物であろうと、日本の関係当局者は見ています。皆さんにちょっと今日は念のために言っておきたいんですが、これから述べる分析あるいは見方はですね、僕個人のものだけじゃなくて、丁寧に一つ一つ公安関係者とは実はすり合わせをしました。電話が中心ですけどもすり合わせをして、一致したところを今日は皆さんにお伝えします。じゃあこの発言はどう見られるかということですけど、まず高村外務大臣がこの発言をどう受け止めたのかをまず見て下さい」

村西利恵
「記者会見をVTRでご覧下さい」

 …………………………VTR開始…………………………

(きのう(10月9日))

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高村正彦外相
「真相究明をきっちり、説明責任があるわけですから、いちおう拉致した人間をもし亡くなったというんであれば、我々は亡くなったということを納得するわけじゃありませんけれども、それは事実であると認識するような説明責任は果たしてもらわないと、我々は納得できないと。そして生きてる、生存してる方が我々はいると思ってますから、そういう方は返していただきたい、こういうことです」

 …………………………VTR終了…………………………

青山繁晴
「これはですね、現職の外務大臣ですね、高村さんは。で、その現職の外務大臣としてはけっこう驚くべき発言をしてます。というのはね、普通だったら外務大臣はこれ、さっき言った通り(韓国の)教授が伝聞で言ってるだけでしょ。こんなの政府同士で聞いてないから知りませんと、いわば流してしまうのが普通なんです。ところが、そういう意味のことも高村さん、あの中では実は他では言ってるんだけど、でもだんだんやっぱり高村さんの思いがこみ上げてきたような表情で、その、『亡くなってると言うんですか?我々それ認められない。生きてる人がいると思ってるから言ってるんだ』と。つまり『亡くなってること、それを言いたいのか』ということを現職の外務大臣が言ったというのは、これびっくりする勇気ある発言で、つまりそれはこのテレビをご覧になってる一般の庶民の方が感じられたことにつながってて、つまり金正日さん、北の独裁者がこう言ったってことは、実は横田めぐみちゃんや有本恵子ちゃんも含めて生存してた拉致被害者を、ひょっとしたら全員殺害したのかということをですね、一般国民の方はむしろ考えられたと思います」

山本浩之
「いや、びっくりしました、確かに」

青山繁晴
「そうでしょ。僕の身の回りにいる、たとえば僕にメールをくれる普通の人ほどそういう反応を出されます。で、高村さんはいわばそれをすくい上げる形でそう言ったんですね。表現を少し和らげて。しかし、まずその可能性も絶対ないとは言い切れません、言い切れませんが、いちおう専門家のはしくれである僕と、公安当局者が一致した見方はそうじゃなくて、違う可能性が高いと思ってます。その一つがこれです」

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村西利恵
「この発言は『福田政権への脅し』である……」

青山繁晴
「はい。この、福田さんは対話を重視と言ってるからこそ脅しがきくかもしれないと思ってて、じゃあその対話の中身、北朝鮮に有利な中身にしてもらう、させるためにはちょっと脅しといてやろうかと。つまり、まずですね、拉致被害者を全員殺害してるというのはありえないと僕や公安関係者が考えるのはなぜかというとですね、北朝鮮はこうやっていろいろしたたかにやってるように見えて、実際は経済が駄目なままで、いつかは日本の力を必要とするんですよ。その時にね、日本に北朝鮮にいる日本人を返す時にですね、一つはよど号のハイジャック事件の犯人、必ず返します。どうしてかというと、アメリカが実はそれはすっごいこだわってるから。拉致事件よりもこだわってるぐらいです。ハイジャックというテロがはっきりしてるからですね。するとよど号の犯人はですね、犯人たちは生きて帰ってきて、それ以外のめぐみちゃんや恵子ちゃんら拉致被害者は全部遺骨で帰ってくる、そんなことは北朝鮮はできない。どうしてかというと、日本というのは世論が動かす国だということを北朝鮮なりによく知ってるから、だからカードとしても必ず生存者がいるはずです。だから全員殺害されてるんじゃなくて、今、生きてる方々をひょっとしたら福田政権の出方によっては何をするか俺たちわからんぞという脅しであろうというのが一つ。それから実はもう一つあるんです」

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村西利恵
「もう一つは『モンゴルか中国へ出国させた』」

山本浩之
「えーーー!?モンゴルか中国へ?」

青山繁晴
「これは実はですね、僕も今朝7時30分ごろ公安関係の非常に上の人に電話した時に初めて聞いたんです。で、これ、第三国で拉致被害者を発見させるっていうのは前から噂としてはあって、たとえば山崎拓さんやあるいは元首相の森喜朗さんがこの線で動いた事実は実はあります。隠された事実なんですけどあります。それはでもね、シンガポールとかそういう場所だったんです。新たにモンゴルか中国へ生存者の一部を出国すでにさせた可能性があると、さっき言った実力がある、情報がある日本の当局は見てるっていうのは重大な話で、たとえばモンゴルはこないだ6カ国協議の日朝作業部会をやったばかりで、この北朝鮮とモンゴルの今の政府とはいろんな水面下でやりとりあるというのは実はわかってるわけで、つまり拉致された日本人は今、北朝鮮国内にはいないけれども、モンゴルか中国で現れる準備ができてるということを示唆した可能性があるってことなんですね。これはある言い方をすると、右手ではいざとなったら殺害するぞと脅しながら、左手では甘いえさを出してるということも言えるわけですね。その上でですね、もう一つ、じゃあ福田政権はこれを受けてどうするのかということに関連して注目してほしい発言があるんです。これです」

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村西利恵
「金総書記のもう一つの発言、『福田政権の出方を見守ってるんだ』という言葉……」

青山繁晴
「これ普通に聞くと何でもない話でしょ。さあどうしてくれるのか見ましょうということなんですが、まずですね、公安関係者や僕も見てるのは、ただ見守ってるんじゃなくて、おい福田よ、対話すると言うならお前は何をくれるんだ?何を出してくれるんだ?ということを実は聞いてて、水面下では中身を北側から実は少しずつ言ってきてる。それはこれなんです」

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村西利恵
「『朝鮮総連への捜査をやめさせろ』……」

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青山繁晴
「これ『アンカー』でも取り上げましたから、皆さんご記憶あると思いますが、小泉政権の頃から少しずつ始まって、安倍政権の時に一気に加速して、朝鮮総連を中心に今、出てます通りですね(VTR、2006年11月の朝鮮総連本部家宅捜索)、実際にこの現場、要するにこれは侵害だと主張する朝鮮総連側と、捜査しようとする当局側ですごいもみ合いがあったわけですね。で、これが実は北朝鮮にとっては大きな打撃になってて、情報の入手やあるいは資金の流れからも打撃になってる上に、しかも日本にいる若い在日朝鮮人の方々が朝鮮総連離れを起こしているという深刻な問題があって、実は、それはやめさせろと水面下で福田内閣に要求するだけじゃなくて、実は9月17日から、ついこないだですね、朝鮮総連の局長級の幹部がジュネーブに行ったんです。ジュネーブには日本の大好きな国連、小沢さんも大好きな国連のヨーロッパ本部がありますが、その中に最近できた機関で人権理事会というのがあるんですね。で、そこに行ってるんです、朝鮮総連の幹部は。つまり朝鮮総連の捜査は一件も立件されてないと、つまり捜査ばっかりして事件に実際はなってないということを国連に訴えかけてるんですが、実はこれは事実に反します。兵庫県警と北海道警がいっしょにやった捜査で、たとえば税理士法の違反事件、税理士の資格がないのにその業務をやってた云々かんぬんの事件では、北海道警の事件は全員もう有罪になりました。兵庫県警のやった事件も一人はもう有罪になりました。一人はまだ公判中ですけどね。だからはっきり言って嘘まで言って国連に乗り込んで、こういう人権侵害が行われていると言ってる。それはどういうことかというと、日本は国連大好きだから、国連を無邪気に信じる国だから、国連の力を使ってでも福田政権に、お前、これからやれってことを要求してるんだという話なんですね。そしてですね、このように見てくると、福田政権というのは結局脅されたり、あるいは国連の力を使ってのしかかられようとしてたり、困ることばっかりじゃないかということになりますね。それは今日皆さんに最初に僕、お話ししました通り、実はこの……」(もう一度キーワードのフリップ出す)

<キーワード>
 独裁者の言葉からチャンスをつかめ!

青山繁晴
「調子に乗っている、はっきり言うと調子に乗ってるように見える金正日さん、独裁者の言葉の中に我々がつかめるチャンスがありますというのを具体的に、この後……」

村西利恵
「どのような発言からチャンスをつかみとればいいのか、CMの後、詳しく解説していただきます」

(いったんCM)

山本浩之
「さ、金正日総書記の発言から日本はどういうふうにチャンスをつかむのか。続きをお願いします」

青山繁晴
「はい。じゃあ金正日さんの発言のもう一つ、最後の一つを出して下さい」

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村西利恵
「こちらです。『韓国の経済協力は不満だ』と話したんですか」

青山繁晴
「はい。あの、今までの韓国はたとえばケサンの工業団地とかですね、あるいは観光開発についてずいぶんお金を注ぎ込んできましたが、北朝鮮経済は全然よくなってない。本当は韓国の援助を核開発に使ったからなんですけれども、金正日さんはそれは不満だと言ったわけですね。で、これ表面だけ見ると、要するに韓国だけに言ってるように見えますけど、これは、ここの部分は公安当局だけじゃなくて、はっきり言うと外交当局、日本の、それから米英の外交関係者もみんな同じ見方をしてて、本当は韓国を意識して言ったんじゃない、ほんとはこれだと」

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村西利恵
「はい。『日本・アメリカ・韓国の経済支援を要求している』……」

青山繁晴
「これもね、これだけ見たら何でもないように見えますが、もう一つ見て下さい。するとよくわかります」

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村西利恵
「地図が出てきました」

青山繁晴
「これ、まずね、ここに『北三角』から『南三角』へって言葉ありますね。これ日本では言いませんが、朝鮮半島と中国ではよく言う言葉で、これすごいわかりやすい話でですね。もともと社会主義の仲間だった中国・ロシア、北朝鮮の北側の三角、それからもともと自由主義陣営である韓国・日本・アメリカの南の三角、それがいわば対立した時代がずっと続いてきて、その政治的、軍事的なことだけじゃなくて経済も、要するに北朝鮮の経済っていうのは、中国とロシアの三角形で回すことによって成り立ってきたという歴史があるわけです。ところが北朝鮮はどんどん経済が疲弊していった。当然中国もロシアももう違う国になっちゃってんだから、だから今までのやり方ではだめで、むしろ日本とアメリカを加えた南三角に俺を入れてくれという話であって、これは特に朝鮮半島の外交に長く携わってきた、たとえば日本の元公使のような、元大使の方も含めて僕に電話で言ってるのは、『青ちゃん、これはびっくりだね。これは歴史的転換だよ。南三角に来るって言ってんだから、これは大変なことだよね』と」

山本浩之
「だけど、ようそんなこと言えますね。そんなね、入れてくれなんてメッセージをね」

青山繁晴
「そのヤマヒロさんの感覚は正しいんだけど、それは何ていうひどい国だとも言えるけれども、同時に北朝鮮の経済がそれだけ悪い、すごく悪い。どうにもならないと。つまり中国やロシアの今までの裏支援ぐらいではどうにもならない。だから南三角に入れてくれというのは切実な話であって、ということは今、金正日さんは外交とか拉致とか核でしたたかに見えるけれども、核兵器持ったって国民は食えないんですよ。だから最終的には実は金正日さんは、この(南三角の)日本に頼るしかないというのははっきりしてるわけですから、付け込むチャンスというのはまさしくその通りで、ヤマヒロさんが『ようそんなこと言えるな』と言われたのをそのまま、その通り北にお返しする。で、お前、入れてほしいんだったらやることあるだろと、逆に要求すること。拉致問題を筆頭にたくさんありますね。たとえば拉致についてはですね、中国やモンゴル、三国に出すんじゃなくてですね、当然日本の捜査機関が北朝鮮の中に入って、犯人たちに事情を聞き、調べ、そして生存者の方々を自分たちで捜していくという当然の手続きが、この南三角に入りたいんだったら求めることになるわけです。その時に絶対に、その前に忘れちゃいけないのは、外交というのはいわば、ある場面においては腕力を使わない喧嘩のようなものです。腕力を使わない喧嘩の時に僕ら一般の生活でもですね、僕は今、近畿大学で教えてるんですが、その時に学生たちに言うんですけど、君たちの普段の生活考えてもね、腕力に訴えない、やむを得ず喧嘩をする場合には、相手が脅せば脅すほどいきり立つ時には脅さないだろう?と。相手がちょっとでもね、ひるむような、あるいは弱いところがある相手にはどわーっと脅しに行くだろう?と。ということは今、福田政権ははっきり言うとなめられて、さっきのようなひどい脅し、拉致日本人はもういないというようなね、場合によっては殺害するかもしれないってことを匂わしたりするのは、福田さんのそういう姿勢が見事に付け込まれているわけです。それははっきり言うと、福田さんが外交だけじゃなくて内政についても今、国会答弁見たら曖昧な曖昧な、そういう態度でやってきてるでしょ。そこをいわば見られての展開になってるから、福田さんのやるべきことはもうはっきり2つって分かってるわけです。脅しには絶対屈しないという態度をね、これ、対話だ圧力だってそんな話の前に、安倍さんがどうのこうのの話の前に、我が福田政権は絶対に脅しに屈さないということをまず言わなきゃいけない。それと同時に、お前たち、ここ(南三角)に入りたいんだったらやることあるだろと、具体的な条件を相手に叩き付けなきゃいけない。2つやることはもうはっきりしてるわけです。実にわかりやすい話になったと僕は思っています」

山本浩之
「いやー、室井さんは如何ですか、今日の話」

室井佑月
「今日はすごいわかりやすかった。ってことはあれでしょ。朝鮮総連の捜査をもっと強めて、お金をちらつかせればいいってことだよね。拉致被害者が帰って……」

青山繁晴
「その通り、その通りでね。で、朝鮮総連が国連の人権理事会に訴えたことが事実で、一件も立件されてないならそれは確かにおかしな捜査だけど、ちゃんと裁判所が有罪判決まで出してるわけだから。その通りフェアにこれからも追及していくと。室井さんの言った通りです。それがむしろ入り口になる、はい」

山本浩之
「福田さんはわかってるんですよね?その、直接言われなかった、拉致被害者はもうここにはいないと言った時に、韓国の教授に言うんじゃなくて直接言ってくれればいいのにって、いちおうそれで煙に巻きましたけど、ちゃんとそのへんはわかってるんですよね?」

青山繁晴
「あの発言が実際に金正日が言ったということは、もう福田さんの耳には入ってます。で、入ってて、その意図についていろんな分析が紙にもなって福田さんのところに届いてる。さあ福田さんがそれをどれほど読み込んでるのかは、正直まだわかりません」

山本浩之
「そうですね。そこ期待したいですね。ありがとうございました。以上、“ニュースDEズバリ”でした」

 ____________________________内容紹介ここまで


 政府は9日、北朝鮮への制裁措置を半年間延長することを決定しました。
 が、朝日新聞はこれを批判してますね。

朝日社説:対北朝鮮—首相は早く戦略を固めよ(10/10)

 「金総書記は先の南北首脳会談で『福田政権の出方を見極めたい』と語ったという。その中での延長はあまりに単純すぎた」ですって。

 室井佑月さんに理解できることが、朝日には理解できない。
 つーか、朝日の場合、「拉致問題<<<<<国交正常化」という考え方がベースにあるから、はなっから理解する気もないんでしょうね。

 ちなみに小朝日と揶揄される毎日新聞は「制裁継続はやむをえない」、時々朝日以上の電波を飛ばす東京新聞も「制裁措置の延長は当然だ」と、それぞれ社説で主張しています。


 今日もスクロールお疲れさまでした。
 以下はリンク集です。

 あ、「お気楽くっくり」も良かったら覗いてって下さい。
 遅ればせながら、大好きな『あの人』のブログを発見しました(≧∇≦)


※参考リンク
 ON THE ROAD : Aoyama 's Daily Essay(青山繁晴さんのブログ)

※映像ご提供
 国風(“元祖たか”さんのサイト)
 いつもお世話になっています。UPありがとうございます。

※拙ブログ関連エントリー/「アンカー」起こし
 いっぱいになってきたので、別ページに一覧を作りました。
 こちらからどうぞ。


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「河野談話」の白紙撤回を求める署名
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  私は現役時代に開発途上国に延べ4~5年間南米、中東、東南アジアの3ケ国の技術援助に行ったことがある。 途上国で同じような経験を持つ人も多いと思うが、殆どは日本の技術を導入したプラントで、殆どは主要の幹部は日本人が占めて、日本式の経営や現場の運営の
2007/10/11(木) 18:06:05 | 無党派日本人の本音
所長は以下のようなニュースを見る度に戦慄し絶望してしまう。 陸自の“新兵訓練”では隊員にいす投げ…一等陸曹戒告 新人隊員にいすを投げ付けて軽いけがをさせたとして、陸上自衛隊伊丹駐屯地(兵庫県伊丹市)は11日、一等陸曹(36)を戒告の懲戒処分にしたと発

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