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■9/19放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”

「麻生クーデター」説について、青山さんご本人から説明がありました。
「青山が関西の番組で『麻生がクーデターをやろうとした』と言ったと、話をすり替えている国会議員が複数いるが、全然事実と違う」とのことでした。
詳しくは本文をご覧下さい。
細かい相づちはカット、言葉尻など曖昧な箇所もありますが、それ以外はほぼ完璧です。
画像は“元祖たか”さんがUPして下さった動画(最後のリンク集参照)から、キャプチャさせていただきました。
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内容紹介ここから____________________________
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■9/19放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”
包囲網で勝負あり?福田vs麻生戦いの裏事情を青山がズバリ

「麻生クーデター」説について、青山さんご本人から説明がありました。
「青山が関西の番組で『麻生がクーデターをやろうとした』と言ったと、話をすり替えている国会議員が複数いるが、全然事実と違う」とのことでした。
詳しくは本文をご覧下さい。
細かい相づちはカット、言葉尻など曖昧な箇所もありますが、それ以外はほぼ完璧です。
画像は“元祖たか”さんがUPして下さった動画(最後のリンク集参照)から、キャプチャさせていただきました。
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内容紹介ここから____________________________
山本浩之(キャスター)
「さ、それではこの後は青山さんの、ニュースの裏側を解説する“ニュースDEズバリ”なんですが、今回は自民党総裁選の話題と。私がインド洋に行ってる間に安倍さんが急に辞めてしまって(注:山本浩之キャスターは先週、取材で番組にいなかった)。ちょうど先週の今日だったですよね」
室井佑月
「呼ばれて帰されたんだから」(一同笑)(注:先週5時台の「アンカー」は特番で飛んだ)
山本浩之
「呼ばれて大阪に来て、それで番組が飛んじゃって帰ったんだよね、何もしないで。いや、CNNのニュース、速報見てたら、『アベ、ステップダウン』って言って速報が入ったんですよ。安倍さんが階段降りたぐらいで速報……(一同笑)、何を言ってんのかなと。僕、英語できないから。ディレクターに聞いたら、いや、辞めるんですよと。えーっと思いましたけどもね。で、総裁選がもう始まってます」
青山繁晴
「ええ。まああの、自民党の総裁選、過去のものも陰謀渦巻くんですけどね、今回の総裁選ほど表と裏が違う総裁選もないと思うんです。今日はその真相に迫るために、このお話をしたいと思います」(手書きフリップ出す)
山本浩之
「『麻生さんに2つの誤算』。わかりました。ではCMの後、青山さんに解説していただきましょう」
(いったんCM)
…………………………VTR開始…………………………
福田候補(街頭演説)
「信頼回復はマジックではございません」
麻生候補(街頭演説)
「しっかり納めた人、ちゃんと払ってた人の年金は必ず払います」
安倍総理衝撃の辞任表明から1週間。
二人が次期自民党総裁の座を争うことになった。
街頭演説では聴衆の心をつかんだ麻生氏だったが、昨日、議員会館では——。
(某議員室にて)
麻生候補
「いない?」
女性秘書
「いないんです」
(別の某議員室にて)
麻生候補
「います?」
男性秘書
「今日はあいにく仕事で……申し訳ありません」
支援を要請しに行った先では、どこもかしこも議員は不在。
議員室で寂しく名刺にメモを残すだけ——。
ポスト安倍の最有力候補だった麻生氏だが、派閥支援で固められた福田氏に苦しい闘いを強いられている。
わずか1週間で劇的に変化してしまった永田町の勢力地図。

総裁選の裏側で何が起きているのか。
この後ズバリ解説します。
…………………………VTR終了…………………………
山本浩之
「さ、総裁選は今度の日曜日、23日、そして25日の火曜日には新しい総理大臣が誕生する予定なんですけど、室井さんはこの総裁選、どのように見てますか」
室井佑月
「いい加減にして。福田さんなんでしょ。だったらそれでいいじゃないと思うわけよ。だってさ、国会開いてると1日3億円かかるわけよ。40億ぐらいかかっちゃうわけでしょ」
山本浩之
「そうですね」
室井佑月
「そいでさ、年金とかさ、政治とカネの問題とかどうなるのかって楽しみにしてたら、何かこんな総裁選なんか始めちゃって、毎日毎日、自民党のPR見せられてるみたいでさ。はっきり言って、安倍さん総理にした責任、誰が取るんだって思ってる。図々しい」
山本浩之
「ほんと期待通りのご発言、ありがとうございました(一同笑)。そう思ってる人って実は多い。ね、何のためにやってんだろうっていう人いるんですけども、ただ、先ほどの青山さんのキーワード見るとですね、麻生さんに2つの誤算があったと。そしてこんなに裏と表と違う総裁選もないということなんで、ちょっとその舞台裏の解説からお願いしたいと思います。よろしくお願いします」
青山繁晴
「はい。解説始める前にね、いま室井さんが言ったことで言うとね、こういう総裁選の中にも、でも僕らが酌み取れる希望の部分がありますから、今日、一番最後にその話はしたいと思います。で、まずはちょっとびっくりする発言から皆さんに見ていただきたいと思います」(パネル表示される)

村西利恵(進行役)
「これは安倍総理に近い自民党議員、お名前は伏せていますが、内容は、『福田政権は最悪の選択だ。いま私は福田支持で動いているが、安倍政権の外交政策の墓穴を掘って埋めているような心境だ』と」
山本浩之
「はー、すごい」
青山繁晴
「名前はもちろん伏せてるんですけども、安倍さん自身がとても信頼している若手のホープの一人です。で、その人はいま福田さんの陣営で動いてるんですが、一昨日僕に向こうから電話がかかってきて、いきなり『福田政権というのは青山さん、本当は最悪の選択ですよ』と言うから、『いや、あなた福田支持で動いてるじゃないか』と言ったら、『いや、正直に言うと俺はいまね、安倍政権がとにかく目指した外交・安保……』、これ何のこと言ってるかというと、それは北朝鮮のことです。そのことを『わざわざ墓穴を掘ってそこに埋めてるような心境なんです』と。つまり福田さんが総理になったらそういうことになっちゃうということを、彼は言ってるわけですね。だから、表でやってることとと中で思ってることがこれほど食い違ってる総裁選も、僕は政治記者の時代からあまり見たことがない」
山本浩之
「そうすると、福田さん支持の国会議員が多いって言われてますけども、そのような考えをされてる方っていうのは他にもいるってことですよね」
青山繁晴
「そうです。実はこの電話があってから、これ一昨日でしたから、僕は昨日も、それから今日もね、午前中いろんな人に電話しましたが、けっこうたくさんいるわけですよ。だからこそこれは国民に知ってもらわなきゃいけないと僕思うんですが、さあ、そのそういうふうになってる原因の一つがですね、ちょっと意外な人なんです。はい」(パネル表示される)

山本浩之
「また出てくるんですね、この人が」
村西利恵
「小泉前総理……」
青山繁晴
「やっぱりこの人って出てますけれどもね、この小泉さんにまつわる話はきちんとしなきゃいけないっていうか、もともとの出発点からやっぱり皆さん理解してもらいたいんで、ちょっとひとまずこの小泉さんの顔だけ覚えててもらって、その経緯から入っていきます。で、その経緯のためにね、さかのぼるのはやっぱりあの日です。あの日というのは7月29日、参議院選挙の投開票日。その日に戻りたいと思います。その日に何があったか」(パネル表示される)

村西利恵
「森さんと中川秀直さんと青木さん……」
青山繁晴
「はい。これ、ま、極秘会談と書いてますけど、実際会談があったこと自体はもう洩れてますね」
山本浩之
「そうですね」
青山繁晴
「洩れ出しましたが、その大事なことは、会談で何を話したのかが正確に実は伝わっていません」
山本浩之
「安倍さんをもうやめるっていう話だったですよね」
青山繁晴
「はい。出して下さい。一つはそれですね」(パネルの伏せてあった部分が表示される)

青山繁晴
「安倍さんの辞任、つまりこの3人で安倍はもう終わりだと、今夜中に辞任会見してもらうってことを決めた上で、実はその段階ですでに福田さんを、総裁選をやって福田さんを総理にするっていうことを、実は福田さん本人にはあまり伝わってないままこの3人で決めてしまって、で、それからどうしたかというと、この福田さんに近い派閥、で、安倍さんが嫌いな派閥、安倍さんのことを嫌いな派閥、はっきり言うと古賀派とか山崎派とか、そのへんに実は連絡を取った。そのために麻生さんに情報が洩れた。逆に言うと麻生さんはその情報をキャッチした。キャッチしたから麻生さんはすぐに、あの人行動力ありますから、すぐに行動を起こしてこうしました」(パネル表示される)

青山繁晴
「はい。これ『続投への説得』だけ出ましたが、麻生さんは安倍さんが一人でいた公邸に向かって、つまりあの3人の中から中川、当時の幹事長も行こうとしてたから、それより前に公邸に入って安倍さんに説得をした。その説得の中身も今までははっきりと出てませんでしたが、だんだんはっきりしてきました。その説得の中身は、『安倍さん、あなたがもしやめたら次は福田になりそうなんだ。その話が実は進んでるんだ。もし福田さんになったら、内政では意外と同じだけれども、外交・安保、特に北朝鮮には全然意見が違うだろ』と。福田さんが小泉内閣の官房長官だった時に官房副長官だった安倍さんと、『北朝鮮を巡って大ゲンカしただろ』と。その大ゲンカは間違いない事実で、要するにあの5人を、曽我ひとみさんなど5人を福田さんはいったん返せと言って、安倍さんは返しちゃだめだと言って、そこで大ゲンカして、それが尾を引いてやがて福田さんは官房長官を辞めたわけです。ですから麻生さんの説得というのは実は具体的には、『あなたがいま辞めてしまったら福田さんになって、5人を返せという路線になるんだから、あなたは続投しなきゃいけない』と言って説得して、実は安倍さんがあの時になぜ続投を決めたのかの一番大きな理由は、本当はこれだったんです。で、そこが安倍さんの生真面目なところであると同時に弱いところでもあるんだけども、安倍さんはこの理由を続投会見の時に国民に言えなかった。どうしてかというと、それを一言でも言ったら『安倍は拉致問題を政治に利用してる』と必ず言われるから。それが嫌だったからどうしてもそれを口にできなかったんですけども、ベラベラとそれを言ってしまった方が僕は良かったと思うんですが、言えなかったわけです。言えなかったけれども、とにかく安倍さんはその時点では続投を決心して、それを受けて麻生さんは動き始めたんですが、その時に今日皆さんにお示しした2つの大きな誤算が生まれてしまいました。はい。それちょっと出して下さい」(パネル表示される)

村西利恵
「まずは、テロ対策“新法”」
青山繁晴
「はい。これはヤマヒロさんが見てこられたインド洋の海上自衛隊の活動についてですね。安倍さんはシドニーでたとえばブッシュ大統領やオーストラリアのハワード首相に対して、ちゃんと法律を延長して切れ目なくやりますからってことを約束したこともあって、新法じゃなくて、いったん途切れる新法じゃなくて延長でやりたいと思ってた。で、麻生さんは新法か延長ぐらいの違いだったら乗り越えられると思って、それからその時安倍さんが心身弱ってたから、お腹もかなり痛かったし気持ちも落ち込んでたところもあったから、麻生さんと与謝野さんはどんどんこの新法で進めてしまった。それを安倍さんが、それだったら辞めるというぐらい強く怒るとははっきり言って思ってなかった。だから僕はこの番組で前に言いました『麻生路線への怒り』というのはこのことなんですね。それからもう一つ人事について。まだ(パネルを)出さないでね。人事について、この、安倍さんも不満を持った。人事の全部ではありません。たとえば高村防衛大臣とか町村外務大臣、それもこの番組で言った通り、安倍さんの希望を通したんです。麻生さんはいろいろ違う名前も出したけど、それは採用しなかった。そこは安倍さんは自分の考えを貫けたんだけど、拉致の強硬派を麻生さんは麻生さんなりの考えで、拉致問題進めるためにはむしろここは一歩引いた方がいいって判断もおそらくあったと思われますが、人事でそのへんは安倍さんはまだ不満が残った。でもそれだけだったらこの人事は巨大な、巨大な誤算にならなかったかもしれないんだけど、実はもう一つの誤算を人事が生みました。それはこれです」(パネルの伏せられた部分、「小泉の怒り」が表示される)

青山繁晴
「ここで実は小泉さんが出てくるわけです。で、小泉さんが怒った麻生さんと与謝野さんの人事っていうのは何を言ってるのかというとですね、皆さん、8月末の安倍内閣の改造がありましたね。で、大臣とか党人事が決まった後に、副大臣の人事がありましたね。その副大臣の人事で郵政の造反組を4人、一気に就けましたね。一気に復活させて記者会見でその理由を聞かれて、与謝野さんは『いや、郵政民営化というのはもうはるか昔のことのようです』と言いました。小泉さんはそこでまず怒った。実は周辺の証言によると、まず怒ってる。その怒ってる最中に平沼さんの復党っていうのがはっきりしてきて、しかも小泉さんがここは許せないと言ったのは、無条件の復党になってる。で、無条件の復党になってるとどうなるかというと、平沼さんというのは実力のある政治家ですから、郵政民営化法は法律はあるけども、あれはいわゆるプログラム法で手順を書いてあるだけだから、骨抜きにしようと思ったらできるから、平沼さんが無条件、つまり郵政民営化賛成ですと転向しないで反対のまま復党したら、郵政民営化をつぶされると小泉さんは怒ったから、実は小泉さんは大変怒った。それだけじゃなくてですね、僕は今日聞いたことの中で、実はこの件は今日の午前中に小泉さんの側近から電話で聞いたんですが、僕はちょっとびっくりしたのはですね、小泉さんは去年の9月26日に安倍さんと交替しました、その時に小泉さんは『俺はこれから1年間沈黙するけども、来年の9月26日頃から活動を再開する、復活する』と言ったと」
一同
「えーーー」
青山繁晴
「たとえば飯島勲総理秘書官などにそれを言ったと。で、どういう意味かというと、小泉さんはやっぱり動物的な直感の人だから、どうせ1年ぐらい経ったら郵政民営化を骨抜きにする動きが出る……」
山本浩之
「すごい直感じゃないですか、それって」(一同笑)
青山繁晴
「『その時に自分は必ず動く。それまでの1年間は遊ぶ』と言ったんです。それで麻生さんの大きな誤算の一つはですね、あるいは与謝野さんの誤算の一つはですね、小泉さんは確かにこの1年間遊んでました。たとえば神楽坂(かぐらざか)で飲んでることも含めてですね、目撃者がいて……」
山本浩之
「それ自由ですから(笑)」
青山繁晴
「自由ですが、でも国会議員なんですから。それで麻生さんの側近の元閣僚が僕に言ったのは、『青山さん、小泉純ちゃんはあんなに遊びほうけてるから、もう大丈夫だよね』ってことを最近僕に言った人がいるんですが、そのように油断をしてたら、いや、小泉さんはまるであの忠臣蔵じゃないけど」
山本浩之
「大石内蔵助じゃないですか(笑)」
青山繁晴
「遊んでるふりをして、9月26日以降は俺が郵政民営化をもう一回仕上げてみせるっていうのがあったから、だからこれが大きな大きな誤算になって、じゃあそれで小泉さんが何をしたのか」
村西利恵
「そうですね。ちょうど9月26日前に総裁選というこの時期なんですが、小泉さん、いったいどのような動きを見せているのか。お知らせの後、詳しくお伝えいたします」
(いったんCM)
山本浩之
「小泉さんが総理大臣を辞める時に、1年後に活動を再開すると言ってまさにその通りになってきてるわけですけれど、そんな話はほんとなんですか。びっくりしましたけどね」
青山繁晴
「はい。それはさっき言いました通り、麻生さんの誤算もあってね、それが現実になってるわけですけども、その麻生さんの誤算についてですね、視聴者、国民の方にこの場を借りて、僕はっきりお話ししておきたいことが一つあってですね。今まで説明しました、それからこの番組の過去にも言いました通りね、その、麻生さんが新法をめぐって安倍さんの気持ちを十分酌めなくてですね、違う路線を行ってしまって安倍さんの怒りを買った、人事でも怒りを買った、つまり安倍さんの不満を呼んだ。もう一つ、安倍さんは心身共に弱ってたから、小さなことを大きくとられる傾向もあった。それも麻生さんの誤算のうちですが、自民党議員の中にですね、この、青山がつまり『麻生はクーデターをやろうとしたんだ』と、『麻生・与謝野はクーデターをやろうとしていたんだ』と話をすり替えてる人がいてですね。で、僕のところにそういう連絡がいろいろ来たんで、実はそのうちの一人名前を聞きましたから、実は何人かいるんですけど、一人に今日のちょうど昼頃に電話して、僕は思わずもう実際に電話で『おまえ』と言ったんですけどね、国会議員に向かって。『おまえ、僕がね、関西の番組で麻生と与謝野がクーデターやったんだと、それに失敗したんだと嘘を言っただろ』と。『いつ僕がクーデターという言葉を使いましたか』と。『麻生路線への怒りっていうことは言ったけども、それ全然事実が違うじゃないか』と。どう事実と違うかというとですね、皆さんさっきの話でわかっていただけると思うんですが、麻生さんが安倍さんを説得したというのはですね、安倍さんに来年夏の北海道洞爺湖サミットまでは少なくともやってもらって、で、その間に麻生さんは幹事長として力を蓄える。麻生さんがきれいな人と言ってんじゃないですよ。力は蓄える、やがて総裁選は近づいてくるんだから。1年間も幹事長やったら十分力は蓄えられるから、それから安倍さんがたとえばサミットを花道なら花道で勇退して、その後麻生さんが禅譲、つまり譲り受けて政権をやって、北朝鮮に対する強硬姿勢、中国に対する厳しい姿勢もそのまま続けるっていうのが、麻生さんの組み立ててきたことなんです。誤算っていうのはそれが狂ってしまって、安倍さんが怒って辞めてしまったことが誤算なんですから。あるいは小泉さんを怒らせたことが誤算なんで、この夏に麻生さんがクーデターやろうとしたなんてことは全く僕は言ってないし、その、話をすり替えたと。これ謀略で、はっきり言うと、僕はその思わず『おまえ』と呼んだ国会議員にね、言ったのは『こんな卑しい情報操作をするなよ』と。『堂々とやれよ』と言ったんです。そしたら彼は『いや、私は絶対そんなことは言ってない』とね、全面否定するから、まあ名前は言わないけれどもですね。その、『君たちの仲間に伝えろ』ということは僕は言いました。はい」
山本浩之
「はぁーーー」
青山繁晴
「で、だから麻生さんが動いたその中身は正確に理解していただいて、この総裁選もフェアに国民の方々に見ていただきたいと思うんですが、さて話を戻してですね、あるいは話を進めて、じゃあ麻生さんが残念ながら怒らせてしまった小泉さんが……」
村西利恵
「どういう動きをされてるかですね」(パネル表示される)

青山繁晴
「これは小泉さんの周りの動きになってますが、この2人(飯島・小池)の顔を見てですね、あれあれ?と思われたと思うんですが、皆さんご承知の通り、小泉チルドレンと言われる80何人の議員の方々が小泉さんに、再登板してくれと言いにいきましたね。それをあの有名な飯島勲前首相秘書官がそれをつないで、50人集まったら小泉さんを説得するって言ったでしょ。ところがこれは小泉チルドレンがダシに使われたんです。本当は飯島さんと小池さんが事前に話し合いをして、小泉さんは、これむしろ飯島さんが主導でやったんですよ、僕の聞いてる話では。小泉さんは絶対出ないって飯島さんは知ってたから。小泉さんが出ない場合には小池さんを擁立すると。つまり小泉さんに支持してもらって擁立するということを仕掛けたんです。それがどういう結果になったかというと、次出して下さい」(パネル表示される)

青山繁晴
「ところが誤算があったのは麻生さんだけじゃなくて、あの巧みな飯島前秘書官の誤算が会ったのは、実は森さんを通じて福田さんの側から、直接じゃないようですが森さんという人を通じて福田さんから小泉さんに何を言ったかというと、『私は平沼さんを復党させない。郵政民営化はちゃんと仕上げてみせる』。それは小泉さんにとっては実は信用できる部分があって、あの小泉政権の中で外交・安保、つまり北朝鮮や中国に対しての対立は福田さんとしてもあったけれども、実は郵政民営化については非常に支持して推進してたわけですね。で、福田さんってのは約束は絶対守る人っていうのは小泉さん知ってるから、そこで突然福田支持を打ち出してしまったわけです」
一同
「へぇーーー」
青山繁晴
「だもんで、さっきの飯島さんが仕組もうとした小池擁立も潰されてしまって」
山本浩之
「だから飯島さんは去ったんですか」
青山繁晴
「だから飯島さんは辞表を出した」
室井佑月
「私、何か裏がありそうな気がする。飯島さんが小池さんをほんとに立てようなんて思ってないと思う。何か小泉さんと飯島さんが、飯島さんは今回決別とまで言ったでしょ。だけどそんなことあり得ない気がする。何か、それも全部伏線で、あの2人が何か考えてる……」
山本浩之
「まだ終わってないってこと?じゃあ」
青山繁晴
「まだ終わってない可能性は十分ありますが」
室井佑月
「飯島さんは小泉さんのためにしか働かないと思う」
山本浩之
「でも小池さん擁立はひょっとしたらほんとにあって、それ、忙しかったんだ。今週の月曜日に世耕さん、このスタジオに来てくれた時に、小池さんも呼んだんだけど、あの、秘書の人から『関西の番組でしょ』って言われて、で、来てもらえなかった。ほんと忙しかったんです、小池さん」
青山繁晴
「はい。あのね、まだ事態は動いてますけど、飯島さんが小池さんを立てようとした一つの理由をね、次の内閣は選挙管理内閣で、ただ総選挙やる内閣だから、いろいろ小池さんは揉め事もあったけど、それだけ顔が売れてるから勝てるんじゃないかということをね、実際に小泉さんに言ったんです。小泉さんは一蹴してる」
室井佑月
「スムーズに小池さんに行かせるために、1年後に、だから9月のって小泉さんが立ててる時にスムーズに行かせる……」
青山繁晴
「小泉さんが動くっていうのは、自分は再登板するって意味は全くないの。郵政民営化をあくまで仕上げることなんですね。そしてね、その上でですね、その小泉さんが福田さんを支援したために、福田さんの総理就任がいま色濃くなってるわけですね。で、その時に私たちがちゃんと目を開けて見てなきゃいけないのは、福田さんは北朝鮮に対して融和派です。北朝鮮に近い人ですから。今までこの番組で何度も指摘した、1人か2人、あるいは2人か3人の拉致被害者を新たに返すだけで、それで解決としてしまう、その恐れは十分ある。十分あるからですね、もう一つ。この総裁選で皆さん謎があると思うんですが、その謎の答がこれなんです。というのはね、いま画像出てくると思いますが、中川昭一さんや、中川昭一前政調会長や、あるいは菅前総務大臣のような拉致強硬派の人々が(2人の画像が画面に出る)麻生さんの推薦人になってますね。しかしさっき人事のところで、安倍さん不満を持ったと言った通り、この中川さんや菅さんは、麻生さんによって今回の改造内閣では活躍の場を封じられたわけです。そういう人事の恨みっていうのは、この永田町では一番大きく左右するはずなのに、これ、中川さん、菅さんを別にほめて言ってるんじゃないですよ。結果的にはほめるのかもしれないけど。フェアに言ってね、この中川さんや菅さんは拉致被害者を救出するんだと、最後の一人まで取り戻すことが大事で、自分たちの不満はとりあえず置いといて、福田と麻生しかいないんだったら、麻生さんの強硬路線支持するしかないってことで推薦人になったっていうのは、僕はこれはフェアに見て高く評価します。で、昼に電話をした議員も含めて、他の議員と今日たくさん電話した時にね、この拉致事件について福田さんと考えの近い人、たとえば山崎拓さんの考えに近い人なんかにも電話して、考え違ってても、この中川さんと菅さんの行動っていうのはですね、『今までの政治家の行動と違うよね』と言ったら、『青ちゃん、それはそうだよね』と言ったわけです。それで皆さんに今日最後に改めて見ていただきたいのは……」(手書きフリップ出す)
青山繁晴
「はい。小泉さんも福田さんも実は拉致は二の次であると。小泉さんもドラマチックな動きはけっこうだけれども、結局小泉さんというのは郵政民営化だけに関心がある人であって、今日、僕、小泉さんの側近にこの件は電話で聞いた時にね、『じゃあ最終的にね、小泉さんは拉致問題をどうしたいんですか』と聞いたら、『青山さん、それ知ってるでしょ。小泉はほんとは外交・安保興味ないよ。郵政民営化だけなんだ。だから福田を選んだんだ。福田の北朝鮮に対する融和姿勢なんかちっとも小泉は気にしてないよ』と言ったんです。これはあくまでも小泉さんの側近のある人の意見ですから、それはそう言わなきゃいけないけど、国民はこの総裁選の中にこういう真実があるということも、こういうことはありそうだってことは今日お話ししたかったんです」
山本浩之
「わかりました。室井さんいかがですか、今の話を聞いて」
室井佑月
「何か複雑に絡み合ってるなと思ってて、でも今やっぱり早く代理とか立てるべきだよね。早く決めるとか。何かあったらどうすんの。大地震とか」
青山繁晴
「いや、危機管理上、実際は大変な問題ですけどね。だけど僕は今日あまりにも裏と表が違う総裁選で、それから人の発言を勝手にすり替える政治家が現にいたりね、この、嫌らしいなと思う反面ね、でもやっぱり同じ国民を助けることについては自分の不満を抑える人がいるっていうのはね、その、政治家はとにかく汚い奴だと言うのもいいけれども、やっぱり若い世代を中心にちょっとは希望が出てると思った方が○○(聞きとれず)もあるじゃないですか」
山本浩之
「そうするとその前段の部分で、顔が出てなかったんで未だに誰かわかんないですけども、実は福田支持を言ってるんだけども、実はいろんな思いを抱えてるって人、いましたね」
室井佑月
「そんな奴ばっかりじゃん!」
山本浩之
「もっと言ってほしいんですけどね、そういう人って」
青山繁晴
「ただね、今日の話の締めで言うとね、最初に出た名前を伏せたあの若手ホープはこう言ったんですよ。『青山さん、やっぱりね、今回は麻生さんは出ない方がよかったよ』と言ったんです。僕は一昨日の電話で、『いや、それは違う』と言ったんですよ。そうじゃなくて、麻生さんが出てね、仮に福田さんがこれで総理になってもね、福田さんとは違う考え方の拉致に対する姿勢があるってことは、国民の前に提示されたじゃないですか。そうするとやがて国民が、室井さんも言ってる通り総選挙があってですよ、国民が自分の意志を示せる場が来るから、麻生さんはとにもかくにも出馬して、特に北朝鮮についてはっきり物を言ってるっていうのは、これは評価できる。だからその、一昨日話した若手ホープにはね、『麻生さんが出なきゃよかったっていう考えは、それはあなたは今の福田支持の行動は心と違ってるというの、それも僕は本当はあまり納得できないけども、派閥事情とかやむを得ない面はあるかもしれないけど、しかし国民の目に違う主張があるって見えただけでも評価されるんじゃないか』と」

山本浩之
「その、違う主張っていうのは、この番組のこういうコーナーあるので、青山さんの解説の中で僕たちは知ることができるんですけど、本当だったら永田町の、そのね、見えない部分での駆け引きがあったりとかって、実際にはどういうことがうごめいていてってことが、結局わからないまま終わってしまうと。だからそういう思いがあるんだったら、今ちょうど青山さんの後ろに出てますが(最初の方で紹介された若手ホープの発言パネル)、そういう思いがあるんだったらもっと、それこそメディアを使っていろんな場で大きく発言をしてほしいなと思いますね」
室井佑月
「メディアに出るような政治家ってさ、バカにされて、永田町では相手にされてない人、多いんだもんね」
山本浩之
「そうなの!?そんなことはないと思いますよ(笑)」
室井佑月
「私そう聞いたよ」
青山繁晴
「あのね、もう時間ないんですが、いまヤマヒロさんの問いかけに答える意味で一つ言っとくとね、拉致で強硬派、それから中国に対して厳しい姿勢をとってるとね、ものすごい圧力かかりますからね。僕みたいなちっぽけな一市民にもものすごい、いま圧力かかってますから。その、政界の中でそれ言うっていうのも本当は大変な努力が要ります。安倍さんはいわばその重圧に潰された面もなくはない。それも国民の方には知っていただきたいです」
山本浩之
「わかりました。でも勇気を持ってやっぱり発言をしていってほしいなというふうにも思いますが。青山さんの“ニュースDEズバリ”でした」
____________________________内容紹介ここまで
私は1コ前のエントリーで、須田慎一郎さん、三宅久之さんとともに、青山繁晴さんを「麻生−与謝野ラインで安倍さんを蚊帳の外にして追いつめた」説を唱えているグループに入れました。
9/5放送「アンカー」で、青山さんは「安倍さんが麻生さんに騙された」という表現はしていないものの、「拉致強硬派を外す人事を麻生さんと与謝野さんがやった」「安倍さんに近すぎる人を排除した」「安倍さんの側近が『麻生さんに乗っ取られた内閣』と言っている」「麻生さんが実権や政権を取った時には、今アメリカが進めてる北朝鮮融和政策とそう食い違うことをやるはずがないんじゃないか」という解説をされていたため、そう判断したわけです。
確かに青山さんは「クーデター」なんて言葉は一度も使ってなかったですし、私も青山さんがそこまで考えているとは思ってませんでしたが(そもそも9月5日といえば安倍さんが辞任表明する1週間も前ですから)、ただ上記のような表現では、「麻生がクーデターをやった」と解釈する人が出てきても無理もないのではないかと感じました。
私もそれに一役買ってしまった面があると思いますので、その点、青山さん及び青山さんファンの皆様にはお詫び申し上げます<(_ _)>
さて、「クーデター」説については、これまで麻生さんも与謝野さんも否定してきましたが(読売9/19。与謝野さんの反論詳報は産経9/18を参照)、ここに来て、安倍さん本人の否定も来てます。
■安倍首相「麻生幹事長に裏切られた」発言 「そんなことは全然ない」と本人が否定(FNN9/19)
伝聞ではあるものの、本人が否定しているというニュースはこれが初めてかな?
普通に考えたら安倍さんが清和会の不利になるようなことは言わないはずですが、やはり外交・安保で、特に拉致問題で自分と全く考えの違う福田さんにだけは政権を譲りたくない、麻生さんに譲りたいと思っておられるんでしょうか。
となると、「クーデター」説の黒幕はやっぱり森喜朗−中川秀直ライン?
今日もスクロールお疲れさまでした<(_ _)>
以下は「アンカー」関連リンク集です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
※参考リンク
ON THE ROAD : Aoyama 's Daily Essay(青山繁晴さんのブログ)
※動画ご提供
国風(“元祖たか”さんのサイト)
いつもお世話になっています。UPありがとうございます。
※拙ブログ関連エントリー/「アンカー」起こし
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takeshima dokdo dokto tokdo tokto
「さ、それではこの後は青山さんの、ニュースの裏側を解説する“ニュースDEズバリ”なんですが、今回は自民党総裁選の話題と。私がインド洋に行ってる間に安倍さんが急に辞めてしまって(注:山本浩之キャスターは先週、取材で番組にいなかった)。ちょうど先週の今日だったですよね」
室井佑月
「呼ばれて帰されたんだから」(一同笑)(注:先週5時台の「アンカー」は特番で飛んだ)
山本浩之
「呼ばれて大阪に来て、それで番組が飛んじゃって帰ったんだよね、何もしないで。いや、CNNのニュース、速報見てたら、『アベ、ステップダウン』って言って速報が入ったんですよ。安倍さんが階段降りたぐらいで速報……(一同笑)、何を言ってんのかなと。僕、英語できないから。ディレクターに聞いたら、いや、辞めるんですよと。えーっと思いましたけどもね。で、総裁選がもう始まってます」
青山繁晴
「ええ。まああの、自民党の総裁選、過去のものも陰謀渦巻くんですけどね、今回の総裁選ほど表と裏が違う総裁選もないと思うんです。今日はその真相に迫るために、このお話をしたいと思います」(手書きフリップ出す)
<キーワード>
麻生さんに2つの誤算
山本浩之
「『麻生さんに2つの誤算』。わかりました。ではCMの後、青山さんに解説していただきましょう」
(いったんCM)
…………………………VTR開始…………………………
福田候補(街頭演説)
「信頼回復はマジックではございません」
麻生候補(街頭演説)
「しっかり納めた人、ちゃんと払ってた人の年金は必ず払います」
安倍総理衝撃の辞任表明から1週間。
二人が次期自民党総裁の座を争うことになった。
街頭演説では聴衆の心をつかんだ麻生氏だったが、昨日、議員会館では——。
(某議員室にて)
麻生候補
「いない?」
女性秘書
「いないんです」
(別の某議員室にて)
麻生候補
「います?」
男性秘書
「今日はあいにく仕事で……申し訳ありません」
支援を要請しに行った先では、どこもかしこも議員は不在。
議員室で寂しく名刺にメモを残すだけ——。
ポスト安倍の最有力候補だった麻生氏だが、派閥支援で固められた福田氏に苦しい闘いを強いられている。
わずか1週間で劇的に変化してしまった永田町の勢力地図。

総裁選の裏側で何が起きているのか。
この後ズバリ解説します。
…………………………VTR終了…………………………
山本浩之
「さ、総裁選は今度の日曜日、23日、そして25日の火曜日には新しい総理大臣が誕生する予定なんですけど、室井さんはこの総裁選、どのように見てますか」
室井佑月
「いい加減にして。福田さんなんでしょ。だったらそれでいいじゃないと思うわけよ。だってさ、国会開いてると1日3億円かかるわけよ。40億ぐらいかかっちゃうわけでしょ」
山本浩之
「そうですね」
室井佑月
「そいでさ、年金とかさ、政治とカネの問題とかどうなるのかって楽しみにしてたら、何かこんな総裁選なんか始めちゃって、毎日毎日、自民党のPR見せられてるみたいでさ。はっきり言って、安倍さん総理にした責任、誰が取るんだって思ってる。図々しい」
山本浩之
「ほんと期待通りのご発言、ありがとうございました(一同笑)。そう思ってる人って実は多い。ね、何のためにやってんだろうっていう人いるんですけども、ただ、先ほどの青山さんのキーワード見るとですね、麻生さんに2つの誤算があったと。そしてこんなに裏と表と違う総裁選もないということなんで、ちょっとその舞台裏の解説からお願いしたいと思います。よろしくお願いします」
青山繁晴
「はい。解説始める前にね、いま室井さんが言ったことで言うとね、こういう総裁選の中にも、でも僕らが酌み取れる希望の部分がありますから、今日、一番最後にその話はしたいと思います。で、まずはちょっとびっくりする発言から皆さんに見ていただきたいと思います」(パネル表示される)

村西利恵(進行役)
「これは安倍総理に近い自民党議員、お名前は伏せていますが、内容は、『福田政権は最悪の選択だ。いま私は福田支持で動いているが、安倍政権の外交政策の墓穴を掘って埋めているような心境だ』と」
山本浩之
「はー、すごい」
青山繁晴
「名前はもちろん伏せてるんですけども、安倍さん自身がとても信頼している若手のホープの一人です。で、その人はいま福田さんの陣営で動いてるんですが、一昨日僕に向こうから電話がかかってきて、いきなり『福田政権というのは青山さん、本当は最悪の選択ですよ』と言うから、『いや、あなた福田支持で動いてるじゃないか』と言ったら、『いや、正直に言うと俺はいまね、安倍政権がとにかく目指した外交・安保……』、これ何のこと言ってるかというと、それは北朝鮮のことです。そのことを『わざわざ墓穴を掘ってそこに埋めてるような心境なんです』と。つまり福田さんが総理になったらそういうことになっちゃうということを、彼は言ってるわけですね。だから、表でやってることとと中で思ってることがこれほど食い違ってる総裁選も、僕は政治記者の時代からあまり見たことがない」
山本浩之
「そうすると、福田さん支持の国会議員が多いって言われてますけども、そのような考えをされてる方っていうのは他にもいるってことですよね」
青山繁晴
「そうです。実はこの電話があってから、これ一昨日でしたから、僕は昨日も、それから今日もね、午前中いろんな人に電話しましたが、けっこうたくさんいるわけですよ。だからこそこれは国民に知ってもらわなきゃいけないと僕思うんですが、さあ、そのそういうふうになってる原因の一つがですね、ちょっと意外な人なんです。はい」(パネル表示される)

山本浩之
「また出てくるんですね、この人が」
村西利恵
「小泉前総理……」
青山繁晴
「やっぱりこの人って出てますけれどもね、この小泉さんにまつわる話はきちんとしなきゃいけないっていうか、もともとの出発点からやっぱり皆さん理解してもらいたいんで、ちょっとひとまずこの小泉さんの顔だけ覚えててもらって、その経緯から入っていきます。で、その経緯のためにね、さかのぼるのはやっぱりあの日です。あの日というのは7月29日、参議院選挙の投開票日。その日に戻りたいと思います。その日に何があったか」(パネル表示される)

村西利恵
「森さんと中川秀直さんと青木さん……」
青山繁晴
「はい。これ、ま、極秘会談と書いてますけど、実際会談があったこと自体はもう洩れてますね」
山本浩之
「そうですね」
青山繁晴
「洩れ出しましたが、その大事なことは、会談で何を話したのかが正確に実は伝わっていません」
山本浩之
「安倍さんをもうやめるっていう話だったですよね」
青山繁晴
「はい。出して下さい。一つはそれですね」(パネルの伏せてあった部分が表示される)

青山繁晴
「安倍さんの辞任、つまりこの3人で安倍はもう終わりだと、今夜中に辞任会見してもらうってことを決めた上で、実はその段階ですでに福田さんを、総裁選をやって福田さんを総理にするっていうことを、実は福田さん本人にはあまり伝わってないままこの3人で決めてしまって、で、それからどうしたかというと、この福田さんに近い派閥、で、安倍さんが嫌いな派閥、安倍さんのことを嫌いな派閥、はっきり言うと古賀派とか山崎派とか、そのへんに実は連絡を取った。そのために麻生さんに情報が洩れた。逆に言うと麻生さんはその情報をキャッチした。キャッチしたから麻生さんはすぐに、あの人行動力ありますから、すぐに行動を起こしてこうしました」(パネル表示される)

青山繁晴
「はい。これ『続投への説得』だけ出ましたが、麻生さんは安倍さんが一人でいた公邸に向かって、つまりあの3人の中から中川、当時の幹事長も行こうとしてたから、それより前に公邸に入って安倍さんに説得をした。その説得の中身も今までははっきりと出てませんでしたが、だんだんはっきりしてきました。その説得の中身は、『安倍さん、あなたがもしやめたら次は福田になりそうなんだ。その話が実は進んでるんだ。もし福田さんになったら、内政では意外と同じだけれども、外交・安保、特に北朝鮮には全然意見が違うだろ』と。福田さんが小泉内閣の官房長官だった時に官房副長官だった安倍さんと、『北朝鮮を巡って大ゲンカしただろ』と。その大ゲンカは間違いない事実で、要するにあの5人を、曽我ひとみさんなど5人を福田さんはいったん返せと言って、安倍さんは返しちゃだめだと言って、そこで大ゲンカして、それが尾を引いてやがて福田さんは官房長官を辞めたわけです。ですから麻生さんの説得というのは実は具体的には、『あなたがいま辞めてしまったら福田さんになって、5人を返せという路線になるんだから、あなたは続投しなきゃいけない』と言って説得して、実は安倍さんがあの時になぜ続投を決めたのかの一番大きな理由は、本当はこれだったんです。で、そこが安倍さんの生真面目なところであると同時に弱いところでもあるんだけども、安倍さんはこの理由を続投会見の時に国民に言えなかった。どうしてかというと、それを一言でも言ったら『安倍は拉致問題を政治に利用してる』と必ず言われるから。それが嫌だったからどうしてもそれを口にできなかったんですけども、ベラベラとそれを言ってしまった方が僕は良かったと思うんですが、言えなかったわけです。言えなかったけれども、とにかく安倍さんはその時点では続投を決心して、それを受けて麻生さんは動き始めたんですが、その時に今日皆さんにお示しした2つの大きな誤算が生まれてしまいました。はい。それちょっと出して下さい」(パネル表示される)

村西利恵
「まずは、テロ対策“新法”」
青山繁晴
「はい。これはヤマヒロさんが見てこられたインド洋の海上自衛隊の活動についてですね。安倍さんはシドニーでたとえばブッシュ大統領やオーストラリアのハワード首相に対して、ちゃんと法律を延長して切れ目なくやりますからってことを約束したこともあって、新法じゃなくて、いったん途切れる新法じゃなくて延長でやりたいと思ってた。で、麻生さんは新法か延長ぐらいの違いだったら乗り越えられると思って、それからその時安倍さんが心身弱ってたから、お腹もかなり痛かったし気持ちも落ち込んでたところもあったから、麻生さんと与謝野さんはどんどんこの新法で進めてしまった。それを安倍さんが、それだったら辞めるというぐらい強く怒るとははっきり言って思ってなかった。だから僕はこの番組で前に言いました『麻生路線への怒り』というのはこのことなんですね。それからもう一つ人事について。まだ(パネルを)出さないでね。人事について、この、安倍さんも不満を持った。人事の全部ではありません。たとえば高村防衛大臣とか町村外務大臣、それもこの番組で言った通り、安倍さんの希望を通したんです。麻生さんはいろいろ違う名前も出したけど、それは採用しなかった。そこは安倍さんは自分の考えを貫けたんだけど、拉致の強硬派を麻生さんは麻生さんなりの考えで、拉致問題進めるためにはむしろここは一歩引いた方がいいって判断もおそらくあったと思われますが、人事でそのへんは安倍さんはまだ不満が残った。でもそれだけだったらこの人事は巨大な、巨大な誤算にならなかったかもしれないんだけど、実はもう一つの誤算を人事が生みました。それはこれです」(パネルの伏せられた部分、「小泉の怒り」が表示される)

青山繁晴
「ここで実は小泉さんが出てくるわけです。で、小泉さんが怒った麻生さんと与謝野さんの人事っていうのは何を言ってるのかというとですね、皆さん、8月末の安倍内閣の改造がありましたね。で、大臣とか党人事が決まった後に、副大臣の人事がありましたね。その副大臣の人事で郵政の造反組を4人、一気に就けましたね。一気に復活させて記者会見でその理由を聞かれて、与謝野さんは『いや、郵政民営化というのはもうはるか昔のことのようです』と言いました。小泉さんはそこでまず怒った。実は周辺の証言によると、まず怒ってる。その怒ってる最中に平沼さんの復党っていうのがはっきりしてきて、しかも小泉さんがここは許せないと言ったのは、無条件の復党になってる。で、無条件の復党になってるとどうなるかというと、平沼さんというのは実力のある政治家ですから、郵政民営化法は法律はあるけども、あれはいわゆるプログラム法で手順を書いてあるだけだから、骨抜きにしようと思ったらできるから、平沼さんが無条件、つまり郵政民営化賛成ですと転向しないで反対のまま復党したら、郵政民営化をつぶされると小泉さんは怒ったから、実は小泉さんは大変怒った。それだけじゃなくてですね、僕は今日聞いたことの中で、実はこの件は今日の午前中に小泉さんの側近から電話で聞いたんですが、僕はちょっとびっくりしたのはですね、小泉さんは去年の9月26日に安倍さんと交替しました、その時に小泉さんは『俺はこれから1年間沈黙するけども、来年の9月26日頃から活動を再開する、復活する』と言ったと」
一同
「えーーー」
青山繁晴
「たとえば飯島勲総理秘書官などにそれを言ったと。で、どういう意味かというと、小泉さんはやっぱり動物的な直感の人だから、どうせ1年ぐらい経ったら郵政民営化を骨抜きにする動きが出る……」
山本浩之
「すごい直感じゃないですか、それって」(一同笑)
青山繁晴
「『その時に自分は必ず動く。それまでの1年間は遊ぶ』と言ったんです。それで麻生さんの大きな誤算の一つはですね、あるいは与謝野さんの誤算の一つはですね、小泉さんは確かにこの1年間遊んでました。たとえば神楽坂(かぐらざか)で飲んでることも含めてですね、目撃者がいて……」
山本浩之
「それ自由ですから(笑)」
青山繁晴
「自由ですが、でも国会議員なんですから。それで麻生さんの側近の元閣僚が僕に言ったのは、『青山さん、小泉純ちゃんはあんなに遊びほうけてるから、もう大丈夫だよね』ってことを最近僕に言った人がいるんですが、そのように油断をしてたら、いや、小泉さんはまるであの忠臣蔵じゃないけど」
山本浩之
「大石内蔵助じゃないですか(笑)」
青山繁晴
「遊んでるふりをして、9月26日以降は俺が郵政民営化をもう一回仕上げてみせるっていうのがあったから、だからこれが大きな大きな誤算になって、じゃあそれで小泉さんが何をしたのか」
村西利恵
「そうですね。ちょうど9月26日前に総裁選というこの時期なんですが、小泉さん、いったいどのような動きを見せているのか。お知らせの後、詳しくお伝えいたします」
(いったんCM)
山本浩之
「小泉さんが総理大臣を辞める時に、1年後に活動を再開すると言ってまさにその通りになってきてるわけですけれど、そんな話はほんとなんですか。びっくりしましたけどね」
青山繁晴
「はい。それはさっき言いました通り、麻生さんの誤算もあってね、それが現実になってるわけですけども、その麻生さんの誤算についてですね、視聴者、国民の方にこの場を借りて、僕はっきりお話ししておきたいことが一つあってですね。今まで説明しました、それからこの番組の過去にも言いました通りね、その、麻生さんが新法をめぐって安倍さんの気持ちを十分酌めなくてですね、違う路線を行ってしまって安倍さんの怒りを買った、人事でも怒りを買った、つまり安倍さんの不満を呼んだ。もう一つ、安倍さんは心身共に弱ってたから、小さなことを大きくとられる傾向もあった。それも麻生さんの誤算のうちですが、自民党議員の中にですね、この、青山がつまり『麻生はクーデターをやろうとしたんだ』と、『麻生・与謝野はクーデターをやろうとしていたんだ』と話をすり替えてる人がいてですね。で、僕のところにそういう連絡がいろいろ来たんで、実はそのうちの一人名前を聞きましたから、実は何人かいるんですけど、一人に今日のちょうど昼頃に電話して、僕は思わずもう実際に電話で『おまえ』と言ったんですけどね、国会議員に向かって。『おまえ、僕がね、関西の番組で麻生と与謝野がクーデターやったんだと、それに失敗したんだと嘘を言っただろ』と。『いつ僕がクーデターという言葉を使いましたか』と。『麻生路線への怒りっていうことは言ったけども、それ全然事実が違うじゃないか』と。どう事実と違うかというとですね、皆さんさっきの話でわかっていただけると思うんですが、麻生さんが安倍さんを説得したというのはですね、安倍さんに来年夏の北海道洞爺湖サミットまでは少なくともやってもらって、で、その間に麻生さんは幹事長として力を蓄える。麻生さんがきれいな人と言ってんじゃないですよ。力は蓄える、やがて総裁選は近づいてくるんだから。1年間も幹事長やったら十分力は蓄えられるから、それから安倍さんがたとえばサミットを花道なら花道で勇退して、その後麻生さんが禅譲、つまり譲り受けて政権をやって、北朝鮮に対する強硬姿勢、中国に対する厳しい姿勢もそのまま続けるっていうのが、麻生さんの組み立ててきたことなんです。誤算っていうのはそれが狂ってしまって、安倍さんが怒って辞めてしまったことが誤算なんですから。あるいは小泉さんを怒らせたことが誤算なんで、この夏に麻生さんがクーデターやろうとしたなんてことは全く僕は言ってないし、その、話をすり替えたと。これ謀略で、はっきり言うと、僕はその思わず『おまえ』と呼んだ国会議員にね、言ったのは『こんな卑しい情報操作をするなよ』と。『堂々とやれよ』と言ったんです。そしたら彼は『いや、私は絶対そんなことは言ってない』とね、全面否定するから、まあ名前は言わないけれどもですね。その、『君たちの仲間に伝えろ』ということは僕は言いました。はい」
山本浩之
「はぁーーー」
青山繁晴
「で、だから麻生さんが動いたその中身は正確に理解していただいて、この総裁選もフェアに国民の方々に見ていただきたいと思うんですが、さて話を戻してですね、あるいは話を進めて、じゃあ麻生さんが残念ながら怒らせてしまった小泉さんが……」
村西利恵
「どういう動きをされてるかですね」(パネル表示される)

青山繁晴
「これは小泉さんの周りの動きになってますが、この2人(飯島・小池)の顔を見てですね、あれあれ?と思われたと思うんですが、皆さんご承知の通り、小泉チルドレンと言われる80何人の議員の方々が小泉さんに、再登板してくれと言いにいきましたね。それをあの有名な飯島勲前首相秘書官がそれをつないで、50人集まったら小泉さんを説得するって言ったでしょ。ところがこれは小泉チルドレンがダシに使われたんです。本当は飯島さんと小池さんが事前に話し合いをして、小泉さんは、これむしろ飯島さんが主導でやったんですよ、僕の聞いてる話では。小泉さんは絶対出ないって飯島さんは知ってたから。小泉さんが出ない場合には小池さんを擁立すると。つまり小泉さんに支持してもらって擁立するということを仕掛けたんです。それがどういう結果になったかというと、次出して下さい」(パネル表示される)

青山繁晴
「ところが誤算があったのは麻生さんだけじゃなくて、あの巧みな飯島前秘書官の誤算が会ったのは、実は森さんを通じて福田さんの側から、直接じゃないようですが森さんという人を通じて福田さんから小泉さんに何を言ったかというと、『私は平沼さんを復党させない。郵政民営化はちゃんと仕上げてみせる』。それは小泉さんにとっては実は信用できる部分があって、あの小泉政権の中で外交・安保、つまり北朝鮮や中国に対しての対立は福田さんとしてもあったけれども、実は郵政民営化については非常に支持して推進してたわけですね。で、福田さんってのは約束は絶対守る人っていうのは小泉さん知ってるから、そこで突然福田支持を打ち出してしまったわけです」
一同
「へぇーーー」
青山繁晴
「だもんで、さっきの飯島さんが仕組もうとした小池擁立も潰されてしまって」
山本浩之
「だから飯島さんは去ったんですか」
青山繁晴
「だから飯島さんは辞表を出した」
室井佑月
「私、何か裏がありそうな気がする。飯島さんが小池さんをほんとに立てようなんて思ってないと思う。何か小泉さんと飯島さんが、飯島さんは今回決別とまで言ったでしょ。だけどそんなことあり得ない気がする。何か、それも全部伏線で、あの2人が何か考えてる……」
山本浩之
「まだ終わってないってこと?じゃあ」
青山繁晴
「まだ終わってない可能性は十分ありますが」
室井佑月
「飯島さんは小泉さんのためにしか働かないと思う」
山本浩之
「でも小池さん擁立はひょっとしたらほんとにあって、それ、忙しかったんだ。今週の月曜日に世耕さん、このスタジオに来てくれた時に、小池さんも呼んだんだけど、あの、秘書の人から『関西の番組でしょ』って言われて、で、来てもらえなかった。ほんと忙しかったんです、小池さん」
青山繁晴
「はい。あのね、まだ事態は動いてますけど、飯島さんが小池さんを立てようとした一つの理由をね、次の内閣は選挙管理内閣で、ただ総選挙やる内閣だから、いろいろ小池さんは揉め事もあったけど、それだけ顔が売れてるから勝てるんじゃないかということをね、実際に小泉さんに言ったんです。小泉さんは一蹴してる」
室井佑月
「スムーズに小池さんに行かせるために、1年後に、だから9月のって小泉さんが立ててる時にスムーズに行かせる……」
青山繁晴
「小泉さんが動くっていうのは、自分は再登板するって意味は全くないの。郵政民営化をあくまで仕上げることなんですね。そしてね、その上でですね、その小泉さんが福田さんを支援したために、福田さんの総理就任がいま色濃くなってるわけですね。で、その時に私たちがちゃんと目を開けて見てなきゃいけないのは、福田さんは北朝鮮に対して融和派です。北朝鮮に近い人ですから。今までこの番組で何度も指摘した、1人か2人、あるいは2人か3人の拉致被害者を新たに返すだけで、それで解決としてしまう、その恐れは十分ある。十分あるからですね、もう一つ。この総裁選で皆さん謎があると思うんですが、その謎の答がこれなんです。というのはね、いま画像出てくると思いますが、中川昭一さんや、中川昭一前政調会長や、あるいは菅前総務大臣のような拉致強硬派の人々が(2人の画像が画面に出る)麻生さんの推薦人になってますね。しかしさっき人事のところで、安倍さん不満を持ったと言った通り、この中川さんや菅さんは、麻生さんによって今回の改造内閣では活躍の場を封じられたわけです。そういう人事の恨みっていうのは、この永田町では一番大きく左右するはずなのに、これ、中川さん、菅さんを別にほめて言ってるんじゃないですよ。結果的にはほめるのかもしれないけど。フェアに言ってね、この中川さんや菅さんは拉致被害者を救出するんだと、最後の一人まで取り戻すことが大事で、自分たちの不満はとりあえず置いといて、福田と麻生しかいないんだったら、麻生さんの強硬路線支持するしかないってことで推薦人になったっていうのは、僕はこれはフェアに見て高く評価します。で、昼に電話をした議員も含めて、他の議員と今日たくさん電話した時にね、この拉致事件について福田さんと考えの近い人、たとえば山崎拓さんの考えに近い人なんかにも電話して、考え違ってても、この中川さんと菅さんの行動っていうのはですね、『今までの政治家の行動と違うよね』と言ったら、『青ちゃん、それはそうだよね』と言ったわけです。それで皆さんに今日最後に改めて見ていただきたいのは……」(手書きフリップ出す)
<キーワード>
小泉も福田も拉致は二の次
青山繁晴
「はい。小泉さんも福田さんも実は拉致は二の次であると。小泉さんもドラマチックな動きはけっこうだけれども、結局小泉さんというのは郵政民営化だけに関心がある人であって、今日、僕、小泉さんの側近にこの件は電話で聞いた時にね、『じゃあ最終的にね、小泉さんは拉致問題をどうしたいんですか』と聞いたら、『青山さん、それ知ってるでしょ。小泉はほんとは外交・安保興味ないよ。郵政民営化だけなんだ。だから福田を選んだんだ。福田の北朝鮮に対する融和姿勢なんかちっとも小泉は気にしてないよ』と言ったんです。これはあくまでも小泉さんの側近のある人の意見ですから、それはそう言わなきゃいけないけど、国民はこの総裁選の中にこういう真実があるということも、こういうことはありそうだってことは今日お話ししたかったんです」
山本浩之
「わかりました。室井さんいかがですか、今の話を聞いて」
室井佑月
「何か複雑に絡み合ってるなと思ってて、でも今やっぱり早く代理とか立てるべきだよね。早く決めるとか。何かあったらどうすんの。大地震とか」
青山繁晴
「いや、危機管理上、実際は大変な問題ですけどね。だけど僕は今日あまりにも裏と表が違う総裁選で、それから人の発言を勝手にすり替える政治家が現にいたりね、この、嫌らしいなと思う反面ね、でもやっぱり同じ国民を助けることについては自分の不満を抑える人がいるっていうのはね、その、政治家はとにかく汚い奴だと言うのもいいけれども、やっぱり若い世代を中心にちょっとは希望が出てると思った方が○○(聞きとれず)もあるじゃないですか」
山本浩之
「そうするとその前段の部分で、顔が出てなかったんで未だに誰かわかんないですけども、実は福田支持を言ってるんだけども、実はいろんな思いを抱えてるって人、いましたね」
室井佑月
「そんな奴ばっかりじゃん!」
山本浩之
「もっと言ってほしいんですけどね、そういう人って」
青山繁晴
「ただね、今日の話の締めで言うとね、最初に出た名前を伏せたあの若手ホープはこう言ったんですよ。『青山さん、やっぱりね、今回は麻生さんは出ない方がよかったよ』と言ったんです。僕は一昨日の電話で、『いや、それは違う』と言ったんですよ。そうじゃなくて、麻生さんが出てね、仮に福田さんがこれで総理になってもね、福田さんとは違う考え方の拉致に対する姿勢があるってことは、国民の前に提示されたじゃないですか。そうするとやがて国民が、室井さんも言ってる通り総選挙があってですよ、国民が自分の意志を示せる場が来るから、麻生さんはとにもかくにも出馬して、特に北朝鮮についてはっきり物を言ってるっていうのは、これは評価できる。だからその、一昨日話した若手ホープにはね、『麻生さんが出なきゃよかったっていう考えは、それはあなたは今の福田支持の行動は心と違ってるというの、それも僕は本当はあまり納得できないけども、派閥事情とかやむを得ない面はあるかもしれないけど、しかし国民の目に違う主張があるって見えただけでも評価されるんじゃないか』と」

山本浩之
「その、違う主張っていうのは、この番組のこういうコーナーあるので、青山さんの解説の中で僕たちは知ることができるんですけど、本当だったら永田町の、そのね、見えない部分での駆け引きがあったりとかって、実際にはどういうことがうごめいていてってことが、結局わからないまま終わってしまうと。だからそういう思いがあるんだったら、今ちょうど青山さんの後ろに出てますが(最初の方で紹介された若手ホープの発言パネル)、そういう思いがあるんだったらもっと、それこそメディアを使っていろんな場で大きく発言をしてほしいなと思いますね」
室井佑月
「メディアに出るような政治家ってさ、バカにされて、永田町では相手にされてない人、多いんだもんね」
山本浩之
「そうなの!?そんなことはないと思いますよ(笑)」
室井佑月
「私そう聞いたよ」
青山繁晴
「あのね、もう時間ないんですが、いまヤマヒロさんの問いかけに答える意味で一つ言っとくとね、拉致で強硬派、それから中国に対して厳しい姿勢をとってるとね、ものすごい圧力かかりますからね。僕みたいなちっぽけな一市民にもものすごい、いま圧力かかってますから。その、政界の中でそれ言うっていうのも本当は大変な努力が要ります。安倍さんはいわばその重圧に潰された面もなくはない。それも国民の方には知っていただきたいです」
山本浩之
「わかりました。でも勇気を持ってやっぱり発言をしていってほしいなというふうにも思いますが。青山さんの“ニュースDEズバリ”でした」
____________________________内容紹介ここまで
私は1コ前のエントリーで、須田慎一郎さん、三宅久之さんとともに、青山繁晴さんを「麻生−与謝野ラインで安倍さんを蚊帳の外にして追いつめた」説を唱えているグループに入れました。
9/5放送「アンカー」で、青山さんは「安倍さんが麻生さんに騙された」という表現はしていないものの、「拉致強硬派を外す人事を麻生さんと与謝野さんがやった」「安倍さんに近すぎる人を排除した」「安倍さんの側近が『麻生さんに乗っ取られた内閣』と言っている」「麻生さんが実権や政権を取った時には、今アメリカが進めてる北朝鮮融和政策とそう食い違うことをやるはずがないんじゃないか」という解説をされていたため、そう判断したわけです。
確かに青山さんは「クーデター」なんて言葉は一度も使ってなかったですし、私も青山さんがそこまで考えているとは思ってませんでしたが(そもそも9月5日といえば安倍さんが辞任表明する1週間も前ですから)、ただ上記のような表現では、「麻生がクーデターをやった」と解釈する人が出てきても無理もないのではないかと感じました。
私もそれに一役買ってしまった面があると思いますので、その点、青山さん及び青山さんファンの皆様にはお詫び申し上げます<(_ _)>
さて、「クーデター」説については、これまで麻生さんも与謝野さんも否定してきましたが(読売9/19。与謝野さんの反論詳報は産経9/18を参照)、ここに来て、安倍さん本人の否定も来てます。
■安倍首相「麻生幹事長に裏切られた」発言 「そんなことは全然ない」と本人が否定(FNN9/19)
安倍晋三首相が辞意表明の直前、「麻生幹事長に裏切られた」と漏らしたとされることについて、入院中の安倍首相自身が「そんなことは全然ない」と否定していたことがわかった。
この「裏切り」発言について、安倍首相は周辺に対し、「そんなことは全然ない。麻生さんに悪いことをした」と述べているという。
「裏切り」発言は、側近議員に対する発言と伝えられ、麻生太郎幹事長らが安倍首相を辞任に追い込んだとする「クーデター説」として反発を呼び、総裁選で福田康夫元官房長官優位の流れを作る一因になったともいわれている。
[19日12時59分更新]
伝聞ではあるものの、本人が否定しているというニュースはこれが初めてかな?
普通に考えたら安倍さんが清和会の不利になるようなことは言わないはずですが、やはり外交・安保で、特に拉致問題で自分と全く考えの違う福田さんにだけは政権を譲りたくない、麻生さんに譲りたいと思っておられるんでしょうか。
となると、「クーデター」説の黒幕はやっぱり森喜朗−中川秀直ライン?
今日もスクロールお疲れさまでした<(_ _)>
以下は「アンカー」関連リンク集です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
※参考リンク
ON THE ROAD : Aoyama 's Daily Essay(青山繁晴さんのブログ)
※動画ご提供
国風(“元祖たか”さんのサイト)
いつもお世話になっています。UPありがとうございます。
※拙ブログ関連エントリー/「アンカー」起こし
いっぱいになってきたので、別ページに一覧を作りました。
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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