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「日本の、これから」第一部(1)

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<<「日本の、これから」概要と出演者紹介>>

【番組冒頭VTR】

 終戦から62年。
 戦争放棄を定めた憲法9条を人々は今どう受け止めているのでしょうか。

 (街の声)

護憲(20代女性)
「絶対守らなきゃいけないと思いますね。原爆を落とされてる国でもあるので」

改憲(60代男性)
「もちろん改正すべき。うん。自分の国は自分で守るっていう気概を持つと」

改憲(50代男性)
「今の時代とずれてれば変えてもいいと思ってますよね。世界の平和のためにやっぱり自衛隊がどうのこうのっていろいろありますよね。外へ出ていくの。あんまり反対しないんですよ」

護憲(70代男性)
「当然守らなきゃでしょう。あの戦争の痛みというのを痛切に体験してるから。絶対に変えるべきではない」

 (昭和22年5月3日。万歳する人々)

 日本国憲法の施行から今年で60年を迎えます。
 この間、日本と憲法9条を巡る状況は大きく変化してきました。

 北朝鮮によるミサイル発射や核開発。
 中国との領海を巡る問題。

 周辺諸国の情勢に危機感を抱き、9条の改正を求める人たちもいます。
 「憲法の改正を成し遂げていきましょう」(講演会風景)
 全国の若手経営者などで作る日本青年会議所。
 国を守るためには自衛隊を軍隊にすべきだと主張しています。

 「9条を守ろうー」(デモ風景)
 一方、9条は守るべきだという人たちの運動も広がっています。
 地域の自治会や職場などで作る9条の会。
 全国で6000を超えるグループが活動しています。(会合風景)

 国会では今年5月、憲法改正の手続きを定めた国民投票法が成立。
 早ければ3年後にも、国民一人一人が憲法改正の是非を問われる可能性が出てきました。

 (立命館宇治高校)この高校では国民投票の実施を見すえて、9条を巡る議論を授業で行いました。

改憲派男子
「国を守る時にミサイル飛んできて、そのミサイル撃ち落とすことも一つの攻撃だと思うので、やっぱり9条を守りぬくことはできないと思います」

改憲派女子
「私は正直、徴兵制は悪くないと思います。国民のその意思で守ろうというのがあると思うんで、それで徴兵制が出てくるんなら、私は行きます」

護憲派女子
「戦争に行きたくない人もたくさんいるわけで、そういう人を守るためにこういう戦争の放棄っていうものができたのであって、それをOKにしてしまったらまたもとの繰り返しで」

 60年の間、さまざまに変化してきた憲法を取り巻く状況。
 私たちはどう向き合っていけばいのでしょうか。
 憲法9条、一緒に考えてみませんか。

三宅民夫
「こんばんは」
武内陶子
「こんばんは」

三宅民夫
「今日は8月15日、終戦の日です。はかりきれない犠牲を生んだ先の戦争。それを受けて廃墟の中に生まれたのが日本国憲法です」

武内陶子
「今年は施行60年の節目の年です。中でも私たちが戦争と平和を考える上で大変重要なのが憲法第9条ですが、これに関しては様々な考え方が出てきているようです」

三宅民夫
「こちら(パネル)に9条があります。一項と二項から成ってるんですね。(条文読み上げ)『第9条、一項。日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する』『二項。前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない』」

武内陶子
「60年間、一度も変わらずに続いてきたこの憲法ですが、今年の5月に国民投票法が成立して、初めてその改正の手続きが整いました」

三宅民夫
「さあスタジオの皆さんに伺います。あなたは憲法9条の改正についてどう考えますか?改正が必要だという方は【1】の札を、改正の必要がないという方は【2】の札を上げて下さい」

Q:憲法9条の改正、どう考える?

【1】改正する必要ある
【2】改正する必要ない

武内陶子
「さあ今回のスタジオには、全国から20代から80代までの、憲法9条に対してさまざまな考えをお持ちの方に集まっていただいております」

三宅民夫
「(スタジオ見渡して)伊沢さん、どちらですか。……【3】?え?それは回答にないんですけど(笑)」

伊沢(男)42才 すし屋経営【3】
「僕、護憲派でも改憲派でもないんで、わからないというんじゃないんですが、意見はあるんですが、憲法って国民の幸せを守るための大切な道徳であり規則だと思うんですよ。国の根幹にあるものだと。それはできれば義務教育の中でどんどん子供たちに理解させ、議論ができる民度の高い国民を作ってから、その先に話し合って決めればいい。まだ今は早い」

森(女) ソプラノ歌手【1】
「私はこの憲法9条というのは大変問題のあるものだと思っております。そして日本国がこれからきちんとした国としてやっていくためには、必ずこれを改正してまともなものにしなければ、この先のいろんな問題は解決できないと考えております」

細川(男)53才 団体職員【1】
「私は改正する必要があると思っております。憲法第9条は戦争の放棄という章の題のもとに置かれている条項ですけれども、本来国家は国家の安全保障を憲法に定めるべきなんであって、現在の憲法は国家の重要な主権である国防を自ら制限するような内容になっています。これを基本的に改正することが私は大切だと思っています」

久松(男)58才 翻訳家【2】
「そういう意見の方いるんですけれども、今の状況、それとこの現在の核兵器の状況を見て、そういう国防とかそういうものは非常に不可能な時代である。僕たちは戦争しないという意志を固める他に人類の未来はないんではないかと思ってます」

増田(女)39才 団体職員【2】
「戦争を他の国に仕掛けることは絶対にしてはいけないという意味で【2】です。でも国を守るのは日本の国がやらなきゃいけないと思っておりますが、それは戦争ではないと思う。戦争にならないように努力するのがまず必要だと思います」

草野(男)22才 大学院生【2】
「憲法はあくまで理念であって、現実がこうだから理念を曲げるというのでなくて、理念を一貫したものを持って国を作っていくことこそ、他の国からの尊敬を得られるものじゃないかなと思います」

三宅民夫
「また皆さんにはゆっくり議論をしていただこうと思います。前のテーブルに並んでる論者の皆さん、意見が真っ二つに分かれております」

小林よしのり 漫画家【1】
「小学校の時に陸海空軍その他の戦力はこれを保持しないというのを学校で習ってね、自衛隊は何なんだろうとすごく疑問を覚えて、それ以後大人になるに従って、自衛隊を容認する屁理屈をいろいろ頭の中で考えたんだけども、ま、やっぱりこれは自衛隊はこの憲法のままだと違憲になってしまう。だから憲法は理念と言うんだったら自衛隊を廃止しなきゃいけない。そういうわけにはやはりいかないとわしは思うので、だったら9条、憲法そのものを改めて、自衛隊をちゃんと位置付けるべきだというふうに原則思います」

斎藤貴男 ジャーナリスト【2】
「変えたいとおっしゃる方の気持ちが全然わからないわけじゃないんですけども、しかし現実に今の日本というのははっきり言ってアメリカの軍事植民地だと思います。そういう中で仮に変えてしまった場合、これはどこまでもアメリカの使い勝手のいい憲法にしかなり得ない、というのが一つ。もう一つは、今まで9条って言ってきてるんですけども、果たしてこれが本当に実現できたことがあったのかどうか。つまり朝鮮戦争やベトナム戦争に確かに自衛隊は派遣されていませんが、今、私たちが経済大国でいるのはまさにその戦争のおかげで儲けてきたからなんですね。ですから、今こういうふうに議論になってるこの機会に、いっそ9条を今度こそ本物にしようと。兵隊を出すことだけではなくて、戦争で儲けるというあり方自体を改めようというのが私の立場です」

三宅民夫
「この番組もいろいろなテーマでやってきましたけど、今回ほど意見、立場がはっきり分かれるテーマはなかったですね。番組では全国の皆様がどう考えているのか世論調査を行っております。その結果です」

【憲法9条に関するNHK世論調査】

時期:8月3日(金)〜5日(日)
対象:全国の18歳以上の2548人
方法:電話法(RDD)
回答:1486人(58.3%)

Q:憲法改正は?
  必要ある 41%
  必要ない 24%
  どちらともいえない 30%

Q:憲法9条の改正は?
  必要ある 28%
  必要ない 41%
  どちらともいえない 26%

Q:9条改正「必要ある」と答えた人、その理由は?
  自衛力を明記すべき 41%
  国連などの軍事活動にも参加すべき 33%
  軍事力の放棄を明確にすべき 16%
  海外で武力行使できるようにすべき 5%

Q:9条改正「必要ない」と答えた人、その理由は?
  平和憲法の最も大事な条文 66%
  海外での武力行使の歯止めがなくなる 16%
  解釈の変更で対応できる 9%
  アジアとの関係を損なう 6%

三宅民夫
「改正する必要がある、必要がない、なぜそう考えるか、その理由を議論し合うところから始めようと思うんですけれど、たぶん憲法というのはあまりに大きな問題なので、今までこういうテレビなどの場でフランクにね、意見の違う人が言い合うということはあんまりなかったことだと思うんです。だからどうなるかちょっとドキドキもハラハラもいたしますけれど、たぶん話し合いの中から何か見えてくるんじゃないかと思います。一つお願いがありますのは、これ抽象的な話をし出すと、非常に難しい、ややこしいことになってくるんですね。ですからできるだけ身近な言葉で、日常の感じたことで話を進めていければというふうに思っています。まず4人の方の声を聞いてありますんで、それをご覧いただきましょう」

【VTR】

<戦争体験から訴える護憲>

 太平洋戦争末期、激しい地上戦が展開された沖縄。
 沖縄県の推計では旧日本軍と一般市民あわせて18万8000人あまりが亡くなったとされています。
 安里要江さん(86)です。沖縄戦の体験から憲法9条は守るべきだと訴えています。
 昭和20年4月、地上戦が始まり、子供をつれた安里さんたちは洞窟に避難しようとしました。
 しかし入り口の所で日本兵に追い返されたと言います。
 「自分たちは死んでもいいから、子供の5名はどうしても防空壕の中に守っていただきたいという思いで姉と二人でペコペコ頭を下げたら、バカヤロウ呼ばわりで帰されて。軍隊は沖縄県民を守らないんだなと」
 逃げ込んだ他の洞窟でも、敵に発見されるのを恐れた日本兵に「子供を泣かせば殺す」と脅され、銃剣を突きつけられたと言います。
 生後9か月の娘は衰弱死しました。
 日本は憲法9条を守り、絶対に戦争に関わらないでほしい。
 安里さんの願いです。
 「9条だけはどんなことがあっても守らなければならないと。私の心の思いなんです。戦争が嫌だから。武器を持って戦うような国を作らないようにお願いしますよという思い、一筋なんですね」

<拉致事件から考えた改憲>

 北朝鮮のミサイル発射や核開発など、さまざまに変化する周辺諸国の情勢。
 その中で拉致事件への関心から憲法改正を考え始めた人もいます。
 兵庫県に住む山本英子さん(53)。二人の娘を持つ母親です。
 拉致事件に子供を持つ親として大きなショックを受けました。
 拉致被害者の家族が我が子を取り戻せないという現実に、山本さんは憲法9条が北朝鮮との交渉の障害になっていると考えるようになりました。
 「専守防衛やから、なめられてるといえばなめられてるし、何言ってもやってこないだろうと。今の日本に合った、今の日本に合った憲法にしていくべきでしょうね」
 インターネットで9条について調べ始めた山本さん。
 今、日本の将来のためには軍隊を持った方がいいと考えています。
 「自衛のためにはね、やっぱり相手から攻撃されないような強い軍隊を作るべきだしね、子供たちにとっていい国を次の世代に渡したいと思いますよね。弱い国じゃなくて、貧乏な国じゃなくて、やっぱりそこそこ生活もできて、そこそこ外交もちゃんと渡り合えて、引け目を感じないようなね、そういう国にして渡したいですよね」

<湾岸戦争から考えた護憲>

 群馬県で医師として働く柏木文蔵さん(33)です。
 高校時代のある出来事をきっかけに憲法9条を守るべきだと考えるようになりました。
 16年前の湾岸戦争です。
 ニュースの中で、アメリカ兵が軍隊を出さない日本を批判するのを柏木さんは目にしました。
 この時柏木さんは、「日本は憲法9条で戦争を放棄をしているから兵士を出さないのだ」という手紙をアメリカに送り、新聞で紹介されました。
 その後、柏木さんのもとには100通を超える手紙が届きました。
 “アメリカに同じ憲法があれば子供を戦場に送る心配もないのに(英文)”という若い母親、“憲法に誇りを持ってほしい(英文)”という元軍人など、手紙の多くは憲法9条に好意的なものでした。
 「憲法9条ということに対しては、関心持ってくれる人がこんなにいるんだな。我々の憲法というのはすごい誇りを持てるような憲法なんじゃないかなという思いはありますね」
 柏木さんは6才と4才、二人の娘の父親です。
 憲法の改正論議が高まる中、子供たちの将来のために9条を守るべきだという思いを強くしています。
 「戦争放棄するっていうことがなくなっちゃった場合、そういう看板を下ろしちゃった場合の不安というのがすごくありますね。自分たちの子供がもしかしてそういう戦争に行かないとだめになっちゃうかもしれないという。核武装もじゃあしましょうとか、もっともっと中国の軍事力がすごいから日本ももっともっとつけましょうとなっちゃう可能性もゼロじゃないわけですからね。歯止めがきかなくなっちゃうような気もしますね」

<フリーターが訴える改憲>

 (東京・渋谷の風景)一方、フリーターという立場から憲法改正を主張している人もいます。
 赤木智弘さん(32)。コンビニエンスストアでアルバイトをしています。
 月収およそ11万円、この暮らしが12年間続いています。
 赤木さんはこれまでインターネット上で改憲を訴えてきました。
 今の社会では自分たちフリーターは一生浮かび上がれない。
 赤木さんは憲法が改憲されれば現状が変わるかもしれないと、わずかな望みを持っています。
 「シンボル的なものですよね。日本というものを変えていく、今の体制を変えていく、何かを動かしていくっていう、そういうことですから、単純に変えるというシンボルを徹底する意味でも、改憲しちゃっていいんじゃないかなという立場ですね」
 さらに赤木さんは、憲法が変わってもし戦争が起こっても今よりはいいと考えています。
 「自分がたとえ死んだとしても、それはあの、戦争の英雄になれるわけじゃないですか。少なくとも、ま、英霊なんていうのはたぶん慰めのようなもんですけど、それでも慰めがあるだけマシで、今の現状でたとえばフリーターのまま死んだとしたって、誰が自分に対して同情を寄せてくれるかと」

 9条を巡るさまざまな考え方。あなたはどう思いますか?

三宅民夫
「スタジオの皆さんにもそれぞれの思いがあると思います。【1】の札を上げてらっしゃるのが改正する必要があるという人たち、それから【2】の札は改正する必要はないという方です」

米田(女)72才 NPO代表【2】
「私は戦争が終わった時10才でしたが、私の兄は15才の少年兵で志願をして戦死をしています。母はもう亡くなりましたけど、戦後ずっと何でこんなことをしたんだろうと悔やみ続けて亡くなりました。で、新しい憲法ができて9条ができて、日本は軍隊を持たない、戦争をしないと決めた時に、母は二度とそういう母親が出なくてすむと言って喜んでいました。で、私は小林よしのりさんにお伺いたいんですけども、確かに今の自衛隊と9条の規定は一致しないということはおっしゃる通りだと。その時にじゃあなぜ、自衛隊はやめるわけにいかんから9条の方を変えようとお考えになるのかということを、逆にお伺いしたい。私は9条の方を守って自衛隊の方をやめてもいいんじゃないかというふうに思ってます」

小林よしのり 漫画家【1】
「うん、自衛隊というのはですね、要するに憲法9条というのはもともと日米安保と張り合わせなんですよ。日米安保なしにこの9条というのは根本的に成り立たない(米田「違う違う」と笑いながらツッコミ)。国家というのは外に国防、内側に警察という、暴力を一手に引き受けるシステムなんですよ。それで秩序を安定させている状態が平和なんですよ。だからもしほんと言われる通りにですね、憲法9条を全く理念通りに守る、そして自衛隊を廃止する、日米安保をやめる、で、全く無防備の状態で日本が生き抜いていこうというのはですね、相当の覚悟がいりますよ。だから、もしそれほどの覚悟をね、日本人が全員できるっていうのならば、わしも考え直してもいいよ(会場笑)。それはね、とてつもない覚悟ですからこれは」

秋本(男)86才? 元陸軍兵士【2】
「僕は20才に軍隊に入ってね、まああの復員まで4年以上軍隊にいました。そして戦争の現実を見てきたわけです。戦争は殺し合いですね。人間と人間の殺し合いで。どんな美しいこと言ったって現実は殺し合いですよ。僕の所属した三島の野戦○○○第三連隊は1600名のうち800名が死にました。二人に一人が死んだ。戦場で累々と死んでいくわけですよ。戦争はそういうもの。だから戦後9条できてね、戦争放棄になってよかったなと僕は思いました」

赤池(女)79才 主婦【1】
「(変える必要が)あります(三宅「どうして?同じ戦争を体験してこられたわけですよね?」)。我々庶民がですね、自分で守れるのは自分の家しかないんです。これが国家となったら誰が守るんでしょうか。ましてやこの頃、近隣諸国があっちもこっちも核を持つような時代に、何にも守りをしないで堂々と、いつ、それも人間が戦うんじゃないんです。機械でいつ原爆が落ちてくるかわからない時に、このままではもう危ういと思います」

林(男)57才 学習塾経営【1】
「たまたま私98年に平壌に行きまして、平壌に行った時に、板門店に行ったことがあります。その時に北朝鮮の将校から、日本それから韓国からですね、ミサイルが北朝鮮に向けて備えられてるのに、我々はいつでもそれを撃つ用意があると言われました。それが5月だったんですが、その年の8月31日に北朝鮮から日本列島を超えてミサイルを撃ってきました。それを見た瞬間、ただごとならないと思いました。戦争はほんとにしない方がいいんですが、果たして今のままで日本が守れるかということを非常に感じました」

笹本(44)男・弁護士【2】
「逆にですね、韓国に行った時に、北朝鮮からミサイル飛んでくるの怖くないか?と聞いたんですけども、そんなことよりも日本の憲法改正のほうがよっぽど怖いと言われたんですね。なぜかといいますと、日本は軍事力世界5位です。それから米軍基地も備わっています。米軍との演習もやってますし、そういう状況からすればですね、たとえ北朝鮮あるいは中国が勝ってもですね、それを上回るぐらいの軍事力が、核兵器だってあるわけですね、アメリカの傘のもとに。そういうような現実をやっぱり見てるんですよね。日本は弱いから守らなくちゃという議論があるんですが、それは現実に逆に即していないんじゃないかと僕は思います」

高坂節三 元 経済同友会憲法問題調査会委員長【1】
「今あの、いくつも考え方あるんですが、さっき(VTRで)湾岸戦争の時に、日本が憲法があるから軍隊が出せない、自衛隊が出せないという手紙を出したところ非常に反応があったということで、そのこと自体は大変結構なことだと思うんですね。ただ、ちょうどその時僕はニューヨークにいまして、それで湾岸戦争の時に、ペルシャ湾を航行しているタンカーの6割以上が日本向けのオイルタンカーだったんですね。で、もしも日本が、確かに個人的にはあれですけれども、実際にそういうこと続けていった時に、日本は油すら自給できなくなる恐れがあるということで、やっぱり世界にこれだけ日本の国力が強くなって、昔のように何でも自給してた時代じゃなくて、世界に依存しなければ生きていけないような経済構造になっている。それに応じて、先ほどのような、日本の自衛力が非常に力があるんだといっても出せないと。そういうようなことで日本の本当の安全が守れるのか、あるいは日本のシーレーンが確保できるのか。世界から入ってくる物に対して十分な対応ができるのかと。こういうのが体験的な議論です。他にもいろいろありますが」

伊勢崎賢治 東京外国語大学大学院教授【2】
「僕も自分の経験からものを言わなきゃいけないと思うんですが、過去10年間に国連PKOで多国籍軍で文民統轄したり、そういう立場にあって、つい最近まではテロ特措法の延長云々で話題になってるアフガニスタン、破綻国家の軍事を扱う仕事をずっとしてたんですね。当時はアメリカ軍とも非常に緊密な協力関係で、あそこの治安をいかによくするかってことで、日本政府の代表としてやってたんですけれども、その時に、これは日本にあまりよく知られてないので奇異に感じられるかもしれませんが、アメリカが日本の憲法第9条で培った国としてのイメージを利用して、アメリカにできないことをアフガンで日本がやったんです。これは軍閥の武装解除なんですけども。これは軍事的な対アメリカの大変いい貢献でして、対米協力ということで。アメリカも軍事的にこれを評価しているということ。日本は武装した自衛隊を使わずお金と口だけでやって、アメリカはそれを認識してそれを応援してそれを使いながらやったっていうことなんですね。これは憲法9条が培ってきた日本人の匂いとか、我々のカラーを非常に肯定的に前進した形で利用した一つの例。そしてこれは対米協力であるということ。もちろんイラク戦とかアフガン戦の戦争の意義ということはまず根本的に問われなきゃなりませんけれども、それを別として対米協力という面において、9条のいい点が活かせたということがありまして、そこは僕は自分の体験を持って言えると思います」

小林よしのり 漫画家【1】
「対米協力で言うとわしは少し引っかかりを感じてしまうんだけれども(一部笑)、わしはね、9.11以降アメリカの戦争をずっと批判してきたんですよ。で、イラク戦争をやるっていう時には、北朝鮮が恐くてね、で、イラクを攻撃するのかと言って、わしは民放のテレビとかに出て、本当にもう絶叫するようにそこは訴えました。ところが結局は日本はこのイラク戦争を全面的に支持して、国連でもその支持を一生懸命取り付けながら、アメリカに追随してしまいました。その結果がとてつもない中東全土への混乱です。やっぱりわしがあの時主張してきた通りね、わしはその時サヨクと間違われましたけどね(一部笑)、けど、ま、言った通りに混とんしかもたらさなかったわけですよ。だからその、アメリカに協力するという時に、アメリカの戦争を常に協力していっていいのかということまで含めて、わしは疑問があるわけです」

三宅民夫
「そこのところすごく大きな問題ですよね。番組としてはまずちょっと足下を一部で見て、二部で、10時から二部をやるので(会場笑)、そこの時に“世界から見た9条”というのをやろうと思います。この議論を二部でぜひ続けていただきます。議論を続けましょう。もう皆さん発言したくてうずうずしておられます(会場笑)。何となくですね、やっぱりこう60年経ってるからちょっと時代に合わないところは見直した方がいいんじゃないかっていうのと、いや、そうじゃなくて今も必要なんだというふうに分かれてると思うんですが、まずそうですね、改正する必要があるとぜひ意見言いたい人」

青山(男)73才 元自衛官【1】
「元自衛官の青山です。この第二章のですね、戦争の放棄、ついで見出しとして戦争の放棄と戦力及び交戦権の否認となりまして、第9条第一項、第二項が展開されてますね。で、戦争の放棄というのは全ての戦争の放棄と解釈されます。自衛戦争も放棄。もう一度二項を見てみましょう。『前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない』。完全に日本国は自衛権を否定されているんです。自分の国を守る、自らの権利を捨てたんです。その文面は削除しなきゃなりません」

岡田(女)70才 被爆体験者【2】
「私は62年前に被爆者の一人として、広島にはほんとにあの、たった一発の原子爆弾で14万人が即死でした。その後生き残った者たちもみんな放射能の影響とか後遺症を繰り返しながら生きてきました。やっぱり私は沖縄の人がおっしゃったように憲法9条がある限り、日本は62年戦争をしなくてよかった。これはもうほんとに日本人の心だと思います。で、私は日本人としてこの9条はどうしても守らなきゃならない。子供、孫たちには絶対にもう戦争が起きるような時代を迎えることはもう二度としないように、繰り返し繰り返し命の尊さを小さい時から教えていくのが9条じゃないかなと思っております」

塩原(男)34才 高校教諭【2】
「軍隊はやっぱり国民を守るもんじゃないと思うんですよね。最後には国民の方を向かない、国家というような抽象的なものを守るもんだと思ってます。だから自分の家を守ってくれるものが軍隊だなんていうふうには思ってませんし、それから自衛権のために軍隊を持つとなった場合、どのぐらいの軍事力を持てばいいのか。この小さい島国の日本でもっともっと軍事費にお金をかけて、周りに核兵器の国があるから、じゃあ日本も核をなんていう国になっていったらきりがないですよね。だから僕は軍事力に頼らない国防、自衛というのがあると思うんです。それが日本のできる道、誇りになる道だと思ってます

森(女)63才 ソプラノ歌手【1】
「違います。生きとし生けるものは植物でも動物でも全て、自分の中に外敵の侵入を防ぐ能力を持たない者は滅びます。歴史的に見て、生物的に見ても必ずそういうふうになっています。日本のこの9条は全くその通りに、自分の身体を守ることを否定しているんです。私の身体を守っているのは白血球です。この白血球を抜き取ったら私は明日死にます。そのくらい自分の身体を守るものを持たない者は生き延びることができないんです。そういう相反する能力というものを片一方でなくしているのが第9条です」

秋元(女)年齢明記なし 絵描き【1】
「私はほんとは護憲の気持ちなんですけれども、あえて改憲に今回したのは、今の憲法9条でね、結局自衛隊が50年間作られてきてますよね。その現実はどうなのかっていうことなんですよ。それならば私はもっと憲法9条が平和主義の特徴を強調する憲法9条にしたらどうかなという、皆さんの改憲論とたぶん180度違う意見なんですが、さっき小林よしのりさんがおっしゃったように、ある意味で思い切って、ここで日本人の平和主義をもっともっと強力的に生かして世界に広げていくという、そういう発想で改憲です

相澤(男)36才 NGO代表【2】
「あのですね、国防、そして先ほどからお話聞いてると、国家という枠組みで考えると皆さんの言ってること、それもよくわかるんですけど、その枠組みの考えの中で、これから人類そのものが生き延びていくことできるのかと。僕は憲法9条というのは国防とか国家の安全保障を突き抜けた、人類の安全保障として考えていかなければならない問題だと思ってるんですね。だから僕はこれからは憲法9条っていうのは守るんじゃなくてもっと使っていこうと。具体的にどうやって使っていけばいいのかなということを考えて、僕はイラクにも行って、NGOやってますけども、イラク戦争止めたくて、人間の盾もやりました。止まりませんでしたけども、今、一番憲法9条が必要とされているのは実は世界たくさんあるんですね。それを実は日本がほんとはもっとリーダーシップとって世界に広めていけることがほんとはできると思うんですよ。それはもっとやっていく。だからほんとまだ使っていないんだと僕は思ってます。使ってから変える、変えないを言おうと(拍手)」

天羽(女)35才? 会社員【1】
「憲法前文にも人類普遍の原理なるものが盛り込まれていますけれども、日本国憲法というのは他国の行動を規定しないんですよ。日本の国の憲法なんです。それがなぜ外国の人たちに対しての物になるのか、それが全く理解できないんですね。で、この憲法はそもそもマッカーサーによって、あるいは、ま、GHQによって作られたものですけども、その時に……」

三宅民夫
「(止める)そこはま、いろいろ議論があると思います(会場笑)」

河村(男)41才 英語講師【1】
「同じ改憲でもちょっと違う意見なんです。憲法9条は全部廃止すべきという意見なんですけれども。私は戦後のレジームチェンジを絶対的に肯定します。これは日本を良い方向に向かわせたということで。で、なぜかというと、まず第一点にあげたいのが、日本がどういう地位にいるのか。私たち、まずアメリカ、次いでヨーロッパとともに、主要先進国、民主主義国の重役クラブの一員である私たちは、指導者としての立場なんですし、アメリカやヨーロッパとともに、つまり世界の自由化と民主化を押し進めるために、我々が何を脅かされてるか。みんなの議論を聞いていて非常にほんとに腹が立ってくるのが、まるで日本が孤立してるんじゃないかという議論なんですよ、皆さんが言ってるのは。私たちはどういう仲間なのかといったら、アメリカ、ヨーロッパとともに世界を指導していく立場である。その我らの自由を誰が脅かしているのかといったら、まずテロリスト、ならず者国家、まずありますね。それからあと、せっかく来ている方に申し訳ないんですが、中国の共産党幹部と軍人、それからロシアもちょっと何を考えてるのかわからない。我らの自由を脅かせるってことなんですよね。もうちょっとそういう視点から考えていった方がいいんじゃないかと」


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