FC2ブログ

ぼやきくっくりFC2版

主婦の時事ネタぼやきFC2版。本館はhttp://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/

ハンガリー出身女性が見た日本…川口ユディさん「正論」18年3月号

人気ブログランキング人気blogランキングへFC2ブログランキングFC2 blogランキングへ
【こちらはミラーです。コメントは本館へお願いします。TBは受け付けています(承認制。本記事と無関係な物は削除します)。2012/10/16本館にツイートボタン設置済み。
本館はこちら→http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/
読者様向け掲示板もどうぞご活用下さい(^o^)】


 ここんとこ、もうずっと多忙です。
 それでなくても遅読の私、手元に未読の雑誌や書籍がたまる一方…(T_T)

 オピニオン誌の場合、購入後とりあえずニュース性の高いものだけざっと読んで、読み物系はあとでゆっくり読むようにしています。
 というのも、たとえば米朝首脳会談が決まる前の半島情勢について書かれた記事を、会談が終わった後に読んだりするのってすごく空しいでしょ?(^_^;

 で、今は、春の号あたりの読み物系をぼちぼち読んでるんですが、「正論」3月号(2月1日発売)に、川口ユディさんの素敵なインタビュー記事を見つけました(^▽^)

180713-01judit.jpg
[画像は川口ユディさんのフェイスブックより拝借<(_ _)>]

 川口ユディさんはハンガリー生まれ。
 アメリカに留学中に出会った日本人と結婚され、以降は日本で暮らされています。
 NHK国際放送の日本紹介番組でリポーターを長く務められるなど、本当の日本の良さを紹介するナビゲーターとして、海外で広く知られる方です。
 
 川口ユディさんについて、拙ブログでは過去に一度だけ紹介させていただいたことがあります。
 09/5/30付:外国人から見た日本と日本人(11)の最後です。

 当時私はこんなことを書き添えています。

「最後に紹介した川口ユディさんの項、かなり長くなっちゃいました。でも、お言葉の一つ一つがズシンと心に響いて、『あれも外せない、これも外せない』となってしまったんです」

 今回、「正論」のインタビューを拝読し、ハンガリーと日本が似ている点とか、ユディさんの学生の頃のご苦労とか、興味深い話をたくさんされていて、もう全文紹介してしまいたいと思ったぐらいなんですが、さすがにそれはやり過ぎかと(^_^;

 なので、日本について言及された中から、皆さんにぜひお読みいただきたいと思った箇所を、文字に起こさせていただきます。

 インタビュアーは井上和彦さんです。


 書き起こしここから____________________________

(井上:ご主人とは大学時代に出会ったんですね)

 はい、たまたま出会ったんです。
 彼、日本からやってきて、まだ友達がいなかったんです。
 私は友達が多かったから OK, You can come to the party. と誘っちゃった。
 はい、それが始まり。
 彼とは最初から仲良くなれたんです。

 というのも、それまでに出会った日本人って、みんな日本の文句ばかりいうんですよ。
 アメリカに住んでいる日本人は特に日本のことが嫌いなんじゃないか、と思うことすらあります。
 私はもちろんアメリカ好きですよ。
 韓国人もフランス人もハンガリー人だってロシア人もそう。
 みんなだいたい自分の国が好きですよ。
 でも日本人は、いつも日本の悪口ばかりで、変な国だなと思っていました。

 でも彼だけは I love Japan.。ちゃんと日本のいい話ができる。
 オッケー、ディスガイと思った。
 やっぱり自分の国が嫌いな人ってあんまり面白くないよね。

(井上:私も海外によく出かけるのでその話分かります。自分の国の悪口を言う人ってどうしても好かれないですよね)

 彼はそれだけじゃなくて、いろいろ勉強してたんです。
 ハンガリー人も銀座のこともみんな知ってました。
 黒澤の映画にしても安部公房の本にしてもみんな読んでたんです。
 それまでの日本人だったら俳句について「どんな俳句好きですか」なんて聞いても「ああ、私は俳句、読まない」という日本人ばかり。
 「あれ、なんで?」みたいな。
 分かる?

(井上:分かります。分かります)

 日本人なのに日本の文化を知らないんですよ。
 彼と会うまでの日本人ってそういう日本人ばかりだった。
 でも主人に聞くとなんでもすごく細かく説明してくれるんです。
 仏教から俳句まで、ああ、よく日本のことを好きでよく知っているなあ、OK、面白い。
 じゃあパーティー連れていこう、みんな、喜ぶし。
 だから良かったんです。

(井上:それでお付き合いが始まったというわけですね)

 そうですね。
 友達になってそこから付き合い始めて。
 で、つきあい始めてからしばらく経って、韓国と日本へ行きました。
 韓国人の仲間がいて、初めてアジアに来たときにまず韓国に行って、そのあと日本。
 韓国も良かったけど、日本へ来たときにもう別世界と思った。
 これはオッケー。
 I can live.と思った。
 やっぱり人がいいんだ。
 発展していて、楽しい。
 文化だって深い。

(井上:文化が深い、ですか?そう思った具体的なエピソードってありますか?)

 例えば、どこを歩いていても、小さな神社があるでしょう。
 例えば、大手町のような、こういう高層ビルの街にだってちゃんとある。
 そういうちょっとしたことが、面白いんですよ。
 あと街を歩いていたら突然、お祭りを見ることだって全然珍しくないですよね。
 あれいいですよ。
 そういう光景って全世界を見渡してもないと思うのです。
 暮らしや経済が発展したら祭りはなくなる。
 これが普通。
 でも日本人は祭りを本当に大切に守っているでしょう。

 そしてお祭りの数がまたすごいじゃないですか。
 どこを運転しても必ず祭りにぶつかるじゃないですか。
 日本人ってめちゃくちゃユニークですし、温泉の文化ひとつとっても人に優しい。
 日本人の超優しいこと。
 人はいいし、純粋さを感じますよ、日本へ来ると。
 だから1回、日本に住むともう日本から離れたくない。
 ずっと日本に住みたいと思う。

〈〈〈中略。さまざまな学校で英語の先生をした話〉〉〉

 それと女子校でも教えましたね。
 いろんな先生と付き合って勉強になったけど、卒業式の時でしたか、国歌「君が代」を斉唱するとき、椅子に座っている先生がいたので、私、怒って「何やっているんですか!」と、みんなの前で言っちゃった。

(井上:そりゃすごいですね)

 変な先生のために生徒が悩むじゃないですか。
 その先生に、この仕事、好きじゃない、この国が好きじゃないなら辞めればいい、とみんなの前で言ったんです。
 大騒ぎになりましたけど(笑)。
 外国人だから言えるよね、みたいな雰囲気に取られていましたが、でもアメリカではあり得ない。
 私、アメリカの大学を卒業して、一番身にしみたのは Love your country ですよ。
 でも日本ではそれが足りないんですね。

〈〈〈中略。NHKでの仕事について〉〉〉

(井上:ところで、ユディさんは靖国神社を大事になさっていますが、その切っ掛けはなんだったんですか)

 1つは、日本のことが好きな彼と結婚して私も彼の国を愛していないと駄目だということ。
 日本が私の国になったんです。
 彼は靖国神社をきちんと参拝し、その理由を「今まで日本の国のために一生懸命頑張ってくださった方に、ありがたいという気持ちを持っていなければ駄目だ」といいます。
 私もそう思います。
 それが靖国神社との出会いですかね。

 でもこれっていたって普通のことです。
 亡くなったソルジャーにありがとう、とお花持っていくのは、ハンガリー人もアメリカ人も当たり前にやっているでしょう。
 靖国神社を訪れるようになってからは特攻隊の方々とも縁ができました。
 すてきなおじいちゃんたちだなと思いました。
 終戦後、周囲の日本人からはありがとうと言われることがない日々が続いたり、会社でも自分が特攻隊であることを明かさずに生きざるを得なかったりで不遇や辛酸を味わった方々は大勢いらっしゃった、と思うのです。

 でもそれって教育がおかしいと思いますよ。
 私も日本の高校の歴史教科書を見ましたが、特攻隊の記述など3行くらいで済ませている。
 それに全然正しく書かれていない。

(井上:ルバング島から帰国を果たした小野田寛郎氏(故人)とも親交がおありだったんですよね)

 小野田さんは、すごい方です。
 すごく親切にしてくださってよく一緒に靖国神社に行ったり、いろんなところに連れて行ってくださいました。
 戦争が終わってからも自分の任務は終わっていない、とジャングルに潜んで暮らしておられたでしょう。

 帰国された時も背筋がピンと伸びていて、表情も毅然とされている。
 すてきな方でした。
 でも彼のことを日本人はあまりに知らなさすぎる。
 英語で彼について記事を書くと、たくさんの外国人から反応があって、それも小野田さんをすてきです、すてきですと言ってくださる。
 そういうところは外国人のほうが分かっていますよね。

 日本人はそういうことへの理解がおかしいです。
 もちろん戦争なんて誰も好きじゃないし、良くないと思っています。
 でも戦争でこの国のために頑張ってくださった方に対して、ありがたいと思う気持ちはないと駄目です。
 自分の国を愛していないことにも通じる話ですが、世界中、自分の国を愛しているのが自然だし、当たり前のことなんです。
 それはメディアや学校教育によるところが大きいと思いますね。

 ____________________________書き起こしここまで


 私たちは意外と日本の良さに気づいていないのかもしれません。
 来日された外国の方の何気ない一言で気づかせてもらうことが本当に多いです。

 今回のユディさんの「どこを歩いていても、小さな神社がある」という一言もそう。
 当たり前すぎて、私は今まで全く気にも留めませんでした。

 「暮らしや経済が発展したら祭りはなくなる。これが普通。でも日本人は祭りを本当に大切に守っているでしょう」というのも、言われてみれば確かに。
 何年かに一度は死傷者が出るような、今の価値観に照らしてどうなのかという激しい祭りが、今も全国に多く残っていたりしますよね。
 大阪で言えば、岸和田のだんじりとか。


 それにしても、海外で日本を悪く言う日本人って何なんでしょうね。
 謙遜とも違う感じだし。
 やはり戦後ずっと「日本は悪い国」と教わってきたからでしょうか。

 例えば小野田寛郎さんについて。
 これは小野田さんが亡くなった時、拙ブログ2014/1/20付で書かせてもらったことなんですが…

【子供時代のことですが、私は実はたった一度だけ、小野田さんを直接お見かけしたことがあります。かなり遠くからですが。
 (中略)当時私はまだほんの10歳でしたから、小野田さんという人を、「戦争が終わったのを知らずに30年間もジャングルで苦労した可哀想なおじさん。でも日本に帰れて良かったね」という感じで見ていたんじゃないかと思います。
 小野田さんが決して「可哀想な人」ではなく、任務に忠実だった根っからの「サムライ」だったことを知ったのは、だいぶあとになってからでした】


 小野田さんを可哀想と感じた私のような人間がいたり、もっと言うと小野田さんの評価が日本人の間でもきちんと定まってないように見えるのは、やはりユディさんの言われるように日本のメディアや教育がおかしいからなんでしょう。

 軍人=悪人と学校で教えてきたから。
 メディアもそう印象づける報道をしたり、ドラマを作ってきたりしたから。

 ユディさんの言葉を借りれば、「戦争でこの国のために頑張ってくださった方に対して、ありがたいと思う気持ち」を自然と持てるような教育なり、メディア発信なりが、戦後ずっとされてこなかったから。


【追記 7/14 12:45】
 川口ユディさんの考え方の源泉となっているのは、母国ハンガリーでの経験。
 ハンガリーも日本のように左翼系(ソ連)の影響が色濃い教育。
 ユディさんは歴史を親御さんやおじいちゃん・おばあちゃんから勉強しました。
 ハンガリー人はそういう人が多く、学校で教える歴史は嘘だとみんな知っていたそうです。
 09/5/30付:外国人から見た日本と日本人(11)のユディさんの項を参照。



 川口ユディさんはネットでさまざまな発信をされています。
 興味を持たれた方はぜひアクセスしてみて下さい。

★川口ユディさんのサイト
 https://judittokyo.com/
※川口ユディさんのフェイスブック
 https://www.facebook.com/judittokyocom/
※川口ユディさんのツイッター
 https://twitter.com/judittokyo


★川口ユディさんの旦那様のご本です(*^o^*)

※拙ブログはAmazonアソシエイトに参加しています。紹介している商品をクリックしてAmazonを訪問された皆様がすぐに購入されなくても、24時間以内にその商品や他の商品を購入されれば当方の報酬になります(紹介している商品にお目当ての物がなくても、どれかを適当にクリックしてAmazonの中に入っていただき、そこから目当ての商品に検索などで飛んでいただき購入されれば、当方の報酬になります)。「寄付」的にご協力いただければ幸いです。

このブログが面白かったらクリックお願いします→人気blogランキングへ
ご面倒でなければこちらも→FC2 blogランキングへ

竹島に関する動画:英語版(Takeshima - Seeking a Solution based on Law and Dialogue

尖閣諸島に関する動画もあります。いずれも12カ国語公開されています。世界に広めましょう!
「島根県の竹島英文ページを検索に引っ掛かり易くする作戦」もよろしく。

megumi080328-4.jpeg
アニメ「めぐみ」配信中。
日本語版のほか外国語版もあります。ダウンロードはこちらから。コピーフリーです。世界に広めましょう!
スポンサーサイト

トラックバック

トラックバックURL:http://kukkuri.blog58.fc2.com/tb.php/2048-e389cd44

プロフィール

くっくり

Author:くっくり
大阪在住の主婦です。
詳しいプロフィールは本館にて。

最近のコメント

月別アーカイブ

FC2カウンター

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

フリーエリア

竹島プロジェクト
↑バナーお持ち帰り歓迎(直リンク禁止)
人気blogランキングへ
人気blogランキングへ
FC2 blogランキングへFC2 blogランキングへ

■Amazonアソシエイトについて
「ぼやきくっくり」は、amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。

ブログ内検索