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緊迫する北朝鮮情勢と語られない拉致被害者

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 朝からびっくりしました!

 その後の専門家の話などを聞いていると、やはり中国に対する牽制も込められていたようです。
 「俺はオバマと違って口先だけじゃない。やる時はやるぞ!」という。
 
 青山繁晴さんはブログでこのような見解を示しています(2017-04-07 13:38:04)。

▼まずは予行演習として戦争が始まりました。
 それがトランプ政権下のシリア攻撃です。

 予行演習というのは、ずばり北朝鮮攻撃への予行演習です。
「二正面作戦は大変だから、これで北朝鮮への攻撃は遠のいた」という受け止め方は間違いです。
 しかし一方で、これでアメリカ軍が北朝鮮を攻撃することが定まったということでは全くありません。
 こうやって新政権下で軍を実際に動かしてみて、アメリカの国内外で起きる波紋を含め、すべてのナマの情報を集めて、それを元に、朝鮮半島についてもいずれ決断していくということです。
(以下略)

 ところで、4月7日の「ひるおび!」で辺真一氏が話してて初めて知ったんですが…

 北朝鮮とシリアは実質的に同盟関係にあり、シリアは北朝鮮に義理立てして韓国を国として承認していないんだそうです。
 世界で韓国を承認していない国は複数あるけど、中東ではシリアだけだと。

※後で調べたら、韓国との国交がなく、北朝鮮との国交のみを有するのは、キューバ、シリア、マケドニアだけ(2005年12月時点)。

 その意味でも、米軍のシリアへの攻撃は、金正恩にとってショックだったんじゃないかという話でした。

 ただ、だからと言って、怯えて抑制的になるのではなく、むしろ「受けて立ったるわい!」と強硬に出る可能性が高いという意見もあるようです。
 というか、あの国のトップは「弱気なところを見せたら終わり」なのだと。

 北朝鮮情勢は今後どうなっていくんでしょうか?

 米中首脳会談で何か決まるのか、決まらないのか、にも大きく左右されるのでしょう。
 シリアとの絡みもあるし、ますます先が読めなくなったような…。

 私は個人的に、通常では考えにくいタイミングで「長嶺大使の韓国帰任」が発表された時(4月3日)、半島有事の可能性はかなり高まってるんじゃないかと感じました。

 可能性が高まったと言っても、たとえば今までが1%ぐらいだったとしたら、それが5%ぐらいに上がったというレベルですが。

 専門家の意見も分かれていて、「朝鮮戦争後で最も危険な状態」「1994年のクリントン政権の時より危ない」と主張している人もいれば、「武力行使に踏み切ることはありえない」と言い切る人までいて、どちらを信じればいいのか分かりません。

 ただ、シリアと違って、北朝鮮への武力行使となれば、日本や韓国など周辺国が巻き込まれる可能性があるし、かなりハードルは高いですよね。

 米軍が単独で武力行使する場合であっても、日米韓の連携は必要不可欠だと思うのですが、日本はともかく韓国は政情不安定だし、やはり現状では難しいように思います。

 ですが、日本政府が万一に備えて策を講じておくのは当然のことだし、私たち国民もある程度の心づもりはしておくべきでしょう。
 いたずらに不安に陥るのではなく、「正しく恐れる」ことが大切だと思います。

【拡散】武力攻撃やテロなどから身を守るために(内閣官房)J-ALERTの音源【生き残るためにシェア】
https://samurai20.jp/2017/04/j-alert/



 半島有事なんか起きない方がもちろんいいのですが、でも、大変不謹慎ながら、心のどこかでそれを期待しているもう一人の私がいます。
 戦争が好きとかそういうことじゃなくて、私の頭の中にあるのは、ずばり北朝鮮に拉致されている方々のことです。

 金正恩政権が始まった時、若い独裁者に期待する声もありました。
 彼はスイスに約4年間の留学経験があって、民主主義社会を知っている。
 北朝鮮が良い方向に行くきっかけをあるいは作ってくれるかもしれないと、大なり小なり期待を持った人が、当初は私を含め大勢いたんじゃないでしょうか。

 しかし、それはやがて失望に変わっていきました。
 度重なる核実験やミサイル発射など軍事的挑発はエスカレート、叔父の張成沢はじめ側近を次々に粛清するなど恐怖政治もエスカレート、あげくに実兄の金正男まで殺害してしまった。

 先代の金正日はまだ合理的な考え方に沿った行動をしていたけど、金正恩にはそういうところがほとんど見受けられません。
 金正恩政権が存続する限り、拉致被害者の奪還は難しいでしょう。

 逆に言えば、金正恩政権の存続を危うくする「重大事件」が起きれば、その時こそ拉致被害者奪還のチャンス。
 不謹慎かもしれませんが、そういう意味で有事のひとつも起きないものかと、私は思ってしまうのです。

 でも、仮にそうなったからと言って、拉致被害者をすんなり奪還できるとは限りません。
 米軍に丸投げすれば可能かもしれませんが、少なくとも日本がそれをやるのは現状では無理です。

 確かに安保法制ができたことで、邦人救出が可能になりましたが、それは条件付き。
 その条件とは、相手国の同意がないと、救出に行けない!

 朝鮮半島が戦争状態になった時、あるいは、そこまで行かなくても北朝鮮が無政府のような状態になった時、北朝鮮の同意を取り付けられるか?
 また、韓国の同意を取り付けられるか?

 このことは、青山繁晴さんが3月27日の「虎ノ門ニュース」で指摘していたので、詳しくはそちらをご覧下さい。

 とにかく現在の法律では、相手国の同意が得られない限り、拉致被害者の救出には行けない。

 青山さんは、3月2日の参議院予算委員会で、拉致被害者の救出部隊について言及しています。
 半島有事に備えて、自衛隊を中心とした救出部隊を編成し、準備しておくことが必要不可欠であると。

 それに対して、若宮防衛副大臣がこう答弁しています。

 先般の平和安全法制の整備によりまして、新たに、自衛隊による在外邦人等の救出・警護などの保護措置が実施できるようになったところは、これは一歩前進ではなかろうかというふうに考えているところでございます。
 他方、自衛隊による救出活動にはですね、やはり国際法、そしてまた我が国の憲法上の制約があるため、自ずと限界があることはご承知のとおりでございます。
 しかしながらですね、やはりこの平和安保法制の施行によりまして、自衛隊法84条3に基づき、一定の要件のもとの中で、在外邦人の警護・救出が可能となりました。防衛省設置法に基づきまして、憲法および法律の範囲内で、所轄業務の遂行に必要な各種訓練というものは、こう実際、実施をいたしてございまして、今後新たな任務を実施するための訓練についても、順次開始をいたすところでございます。

 現状でやれる範囲のことはすでにやっているようですが、もちろん全く不十分です。
 物理的というより、むしろ、さっき書いたように法的な面で(青山さんは特措法を提案している)。

 この状態で、今もし本当に半島有事が起きたら、拉致されている方々はどうなるのでしょう?
 命に関わるような目に遭わせてしまうのなら、有事になんかならない方がいい、とも思う。

 ただ、やはり、あの酷い国でいつまでも皆さんを囚われの身にさせておくのは忍びない。
 日本で帰りを待つご家族の高齢化もいっそう進んでいて、特に親御さんの世代は次々亡くなっています。

 どうなれば、拉致されている方々とそのご家族にとってベストなんだろう?
 私の心は、日々揺れています。


 それにしても日本のメディアは酷いですね。

 4月6日の「虎ノ門ニュース」で有本香さん曰く、

「この2週間ぐらい、私は毎日CNNとかBBCとかいちおう見ているが、もうずっと北朝鮮だった。アメリカのニュースで、これほど北朝鮮有事か?ということをやってるのに、何で日本ではこんなにやらないんだろうかという状況だった。そこにむしろ作為的なものを感じてしまうぐらいに、日本ではほとんど北朝鮮のニュースがなかった」

 これと似た話を、3月30日の「ザ・ボイス」で、飯田浩司さんも紹介していました。

「先日、米シンクタンクに出向して帰ってきた防衛省の関係者と話をした。向こうで今までは外電というと中東の話が多かったが、北朝鮮の話をしていて驚いたと。日本に戻ってもう一度驚いたと。なぜ日本でやってないんだと」

 地理的にとても遠い欧米メディアですら朝鮮半島情勢を大きく扱っているのに、すぐ隣の日本はというと、皆さんご存知のとおり、この2カ月近く、ずっと森友学園問題でした。

 ちなみに、有本さんの「むしろ作為的なものを感じてしまうぐらいに、日本ではほとんど北朝鮮のニュースがなかった」については、番組で共演した小川榮太郎さんがこう指摘してました。

「報道でこの問題を隠してるとか、そんな高級な話じゃなく、何が重要度が高いかということに対するセンサーが、国会もメディアも働かなくなっているってこと」

 ありていに言えば、「平和ボケ」ってことですね(T_T)

 さすがに日本のテレビも、4月5日の北朝鮮のミサイル実験、「武力行使の選択肢もありうる」と匂わせる米政府要人らの言動、それに続く4月7日~8日の米中首脳会談など一連の流れを受けて、少しは報道するようになりました。

 が、そこで拉致被害者について語られることはほとんどありません。
 私はこれはとてもおかしなことだと思います。

「朝鮮半島有事になったら韓国経済が大打撃。そうなれば日本経済にも影響が…」
「韓国には日本人もたくさん住んでるし、旅行者もいるから心配ですね…」

 こういう話はよくするのに、北朝鮮に囚われたままの日本人のことはスルー。

 経済ももちろん大事でしょうよ。
 韓国在住の日本人の命ももちろん大事でしょうよ。

 でも、まずは当事国であるところの北朝鮮、そこに閉じ込められたままの日本人について、真っ先に思いを致すべきではないでしょうか。

 何かずれてませんか?
 日本のメディアも、メディアに携わっている人たちも。
 ……ひょっとして私の感覚の方がずれてるのかしら?

 いや、メディアだけじゃありません。
 政治家も拉致被害者の話は特段していないように見受けられます(誰かしてたらごめんなさい)。
 国会では取り上げているのかもしれませんが、少なくとも現時点で報道ベースには乗ってきていません。


 メディアの感覚のずれといえば、たとえば敵基地攻撃能力をめぐる議論についてもそうです。

 4月6日の「報ステ」では、「本当に必要ですか?敵基地攻撃能力」という小特集をやってたんですが、もう平和ボケの極致でした。

 ジャーナリストの後藤謙次氏はこう解説しました。

今なぜこの問題が浮上してきたかというと、北朝鮮の相次ぐミサイル発射、核実験によって、議論しやすいという環境がある。それに向けて、戦後一貫して積み上げてきた専守防衛という大原則に対して、国民の意識の転換を図るという狙いもある。思い出すのは、中曽根内閣の官房長官の後藤田正晴さん。口癖のようにおっしゃってたのは、蟻の一穴という言葉。安全保障も、たったひとつの選択が大きな日本の国家の運命にも直結してくるんだと。後藤田さんの言葉を思い出して、この議論は慎重に慎重を重ねるべき」

 この人は気づいてないんでしょうか?
 わずか1分ほどの間に自分が矛盾した話をしていることに。

 後藤田正晴さんが官房長官だった30年前と、現在と、日本を取り巻く安全保障環境が全く同じだなんて、まさか思ってないですよね?

 本当は分かってるんでしょう?
 だって自分でも言ってるじゃないですか。
 「今なぜこの問題が浮上してきたかというと、北朝鮮の相次ぐミサイル発射、核実験によって…」と。

 そう、後藤田正晴さんの時代、北朝鮮はまだ核兵器も弾道ミサイルも保有していませんでした。
 ついでに言えば、中国も今と違ってほとんど脅威ではなかった。
 この30年の間に、日本を取り巻く安全保障環境は大きく変化しているのです。
 それを分かっていながら、日本国民(あなたやあなたの家族も含まれます)に「座して死を待て」と言うのですか?

 もちろん「敵基地攻撃」の実現性については、たくさんのハードルがあるのでしょう。
 だったらそのことも含めて、侃々諤々、議論を戦わせばいいじゃないですか。
 それだけでも、かの国に対して一定の抑止力になるはずです。

 最初から反対ありきで、議論すら許さないという、左派メディアの何十年も前から変わらない報道姿勢にはうんざりです。


 話を拉致問題に戻しますが…

 2002年に帰国した曽我ひとみさんは、1990年に金丸信氏らが訪朝して金日成に会った時、その報道をテレビで見ていました。
 「日本の政治家が金日成に会ったのだから、私のことも議題に上がったはずだ」と期待しましたが、何も起こらず失望したそうです(西岡力さんによる)。

 曽我さんは幸い、その後帰国を果たすことができましたが、北朝鮮には今も100人とも200人とも言われる拉致被害者、特定失踪者の方々が囚われたままです。

 そうした方々の中には、曽我さんや蓮池さんや地村さんら5人が帰国できたというニュースに接する機会があった方々も、大勢いたはずです。
 きっと「次は自分の番だ!」と期待されたことでしょう。

 それから実に15年もの歳月が過ぎ去ろうとしています。
 皆さん、今、いったいどういう心境で北朝鮮で暮らしておられるのか…。

 こういう時だからこそ、私たちは今一度「拉致被害者奪還」について、真剣に考えてみるべきではないでしょうか。



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