ぼやきくっくりFC2版

主婦の時事ネタぼやきFC2版。本館はhttp://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/

当たり前のことを当たり前にできる国へ!今週ヤマ場の安保法制

人気ブログランキング人気blogランキングへFC2ブログランキングFC2 blogランキングへ
【こちらはミラーです。コメントは本館へお願いします。TBは受け付けています(承認制。本記事と無関係な物は削除します)。2012/10/16本館にツイートボタン設置済み。
本館はこちら→http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/
読者様向け掲示板もどうぞご活用下さい(^o^)】

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 安全保障関連法案をめぐる与野党の攻防は、いよいよ今週がヤマ場だと言われていますね。

 野党が対案を出したのは良いこととは思いますが、タイミングが遅かったし、「採決引き延ばし作戦じゃないの?」と感じている方も多いのでは?

150712-01sato.jpg
[佐藤正久さんのツイッターより]

 「WiLL」2015年8月号は、その安保法制をとことん考える特集。
 佐藤正久さん(自民党の国防部会長)の論説が特におすすめです。

 いまの国会での安保議論が、実態や本質といかにかけ離れた応酬になっているかが、よく分かります。

 佐藤さんによれば、今回の議論で最も分かりづらくなっているのは、憲法上、法律上許される最大限の範囲と、運用政策面での議論をごっちゃにしている点だそうです。
 
 法律上、できる限界を「10」だと制定したからといって、常に限界まで自衛隊が動くわけではなく、「8」やるのか、「6」やるのかは時の政府の判断だと。

 この「時の政府の判断」に委ねるのが心配なんだという人もいるようですが、でも、行けるようにしておかなければ、何かあった時に全く身動きが取れなくなってしまうというのが、佐藤さんの、そして自民党の主張です。

 いわば、どこの国でもやっている、ごく当たり前のことを当たり前にできるようにするための法整備なのに、何でこんなにも揉めるのか?

 現場を知らない、行ったこともない人たちが、机上の空論で議論をするから話が現実と乖離してしまうのだと、佐藤さんは言います。

 僭越ながら付け加えさせていただけば、メディアの無知と偏向(イデオロギーと言うべきか?)がそれに拍車をかけているように見えます。


 佐藤さんの論説の肝の部分は「WiLL」をご購入のうえ確認していただくとして、私が気になったのは、過去にあったこの2つの実話。

 ご本人が以前ツイッターでも短く紹介されていたし、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。

150712-02timor.jpg
[2002年4月、東ティモールでPKO活動に従事する自衛官を激励する小泉総理(当時)]

(1)東ティモールで日本人のレストラン経営者から、「近くで暴動が起きている。助けてくれ」と自衛隊に連絡が。
 しかし現場に駆けつけて警護する、いわゆる「駆けつけ警護」は当時、認められていなかった。
 法律上は助けることができなくても、自衛隊が「助けない」という選択肢はない。
 そこで、部下隊員がたまたま休暇で外出している隊員を迎えに行くという名目で車を出し、座席に余裕があるから「たまたま」遭遇した経営者も乗せてくる、と、現場がトンチのような論理を組み立てて邦人保護に当たった。
 本来、政治は現場に無理をさせたり、迷わせたりしてはいけない。
 なのに、今までは「超法規的措置」となる可能性のある判断までも現場に押し付けてきた。
 今回、「駆けつけ警護」が認められるなど、ようやく任務と権限の乖離を狭める作業をすることができた。
 PKOが始まってからすでに20年経過している。
 「なぜ今なんだ」「拙速だ」という人たちは、この年月の長さをどう考えているのか。
 実際には、安全保障の法整備の議論は今に始まった話ではなく、拙速どころか遅すぎたくらい。


150712-03kyuuyu.jpg
[米海軍のミサイル駆逐艦へ燃料補給を行う海上自衛隊の補給艦「ときわ」]

(2)2004年4月、ペルシャ湾で日本のタンカー「高鈴(たかすず)」が武装勢力に襲撃され、銃撃を受けた。
 その時、守ってくれたのは米海軍とコーストガード。
 「高鈴」の乗組員は全員無事だったが、米海軍2名とコーストガード1名が命を落とした。
 計3名の若者が、日本の油のために犠牲となった(ちなみに「高鈴」の乗員は外国人のみで日本人はゼロ)。
 しかしアメリカ側は「同じ活動をやっている仲間を助けるのは当たり前」と言った。
 この「同じ活動」とは、当時、インド洋で海自が給油し、クウェートで陸自も空自も汗を流していたことを指す。
 ところが2007年、当時の小沢民主党が「インド洋での給油は憲法違反」としてテロ対策特措法の延長に賛成せず、法律が失効。
 給油活動を行っていた海自は帰国を余儀なくされた。
 その途端、日本に対する国際社会の信頼感はガタ落ちに。
 日本の油を守るためにアメリカの若者が死んでいるのに、日本人は国内の事情で帰るのかと。
 英紙フィナンシャルタイムズは一面で、「これは武士道ではない。日本は臆病ものだ」とまで書いた。
 2008年に新テロ特措法が成立し、洋上給油が再開されることになった際、再びインド洋へ向かう船の司令官が、政治家やマスコミもいる前でこんな挨拶をした。
 「憲法違反と言われた我々にも誇りがあります。日本のために汗を流して参ります」。
 各国との信頼で行ってきた活動が、政治によって納得のできない形で中断したことに対する悔しい思いが滲み出た発言だった。



 このような理不尽な出来事が実際にあったことを、いま国会で議論している政治家はもちろん、国民も知っておくべきでしょう。

 これまで政治が、現地の自衛官の活動に支障が出るほどの「縛り」をかけてきた現実を、ちゃんと認識する必要があると思います。

 過去にさんざん自衛隊を批判したり差別しておいて、安保法制審議に入るとまるで人が変わったように、自衛官の「身を案じ」始めた野党の皆さんは、特に。

 自衛隊を自分たちの主義主張で都合良く利用するのはやめて、真摯に向き合ってください(棒読み)。


150712-04ogawa.jpg

 7月1日、国会の参考人質疑で、小川和久さんもこう述べていました。


 小川さんが他に言われていたことで、特に気になった箇所。

安倍政権はこれまでの日本的な議論を整理し、日本国の安全を確立しようとしている。
 その点において「高く評価する」という話なんです。
 これはですね、「自民党がいい」「共産党がいい」という話でも無いし、「安倍さんがいい」「安倍さんが悪い」という話でもないんです。
 安倍さんがやっていること、そのことを国家国民の立場で考えたとき、必要なことを粛々と進めている。
 粛々と、と言うと、上から目線だと言うご指摘もありましたけれども、とにかく淡々と進めている。
 そういう話で御座います。
 とにかく日本的な議論は枝葉から始まって枝葉で終わる傾向がある。
 日本でしか通用しない議論を日本国民に向けて、言い訳のように繰り返している

【そういう中で抑止力と言うと「沖縄の海兵隊は抑止力じゃない」とかね、いろいろ言うけれども、
 沖縄の海兵隊、地上部隊は尖閣諸島、あるいは台湾海峡有事において、中国が行使しうる現実的な"斬首戦"というのがあります。
 首を切り落とす。
 弾頭攻撃、キャビテーションって言うんですが、弾道ミサイルなどて台湾の政治経済軍事の中枢を叩いておいて、混乱の中で傀儡政権を樹立する。
 それを半日か1日でやってのける。
 そしてそこに国連は常任理事国、中国の拒否権発動もあって介入できない。
 国際社会が介入できない中で、台湾国内で内戦状態が生まれ、既成事実化していく。
 それに対する唯一の抑止力は沖縄海兵隊なんです。
 1000人の地上部隊しか1時に投入できませんけども、これは早い場合では2時間で中国軍とぶつかります。
 この1000人とぶつかることはアメリカ合衆国との全面戦争を意味するから、中国はためらわざるを得ない。
 「ためらわせる」から抑止力なんですよ?!


 以上、「ひとりごと日記」様から引用させていただきました。
 この日の小川和久さんの発言全文を書き起こして下さっています。
 動画もあります。是非ご覧下さい。


150712-07demo.jpg

 それにしても、国会議事堂周辺で反対デモしてる人たちは、なぜ日本“だけ”が暴走すると思うんでしょうか?

 6/19付拙記事で紹介した池田信夫さんのこの指摘が、ひとつの側面を表しているのかもしれませんが…。

【学生運動世代の中には「原罪意識」のようなものが引き継がれていて、それが未だに過剰な反応を起こす。
 「昔の日本人は悪いことをした。自分も何か悪いことをするんじゃなかろうか」という気分を、なぜか敵側(保守側)に投影する。
 「安倍は戦争をしたがっている」という言い方もこれと同じ】


 日本“だけ”が暴走すると主張する人は、日本だけでなく他国にもいます。
(中国や韓国といった国家は政治的な思惑でそう主張してるので、ここでは置いといて)

150712-05momochi.jpg

 6月29日の日本外国特派員協会での会見で、百地章教授に質問したフランス人記者も、日本“だけ”が侵略を起こすかのような物言いをしていました。

 で、自国(フランス)はそういうことはしないんだと。
 日本に対する偏見や差別が根っこにあるのでしょう。

 百地教授が一刀両断し、会場からは拍手も出ましたけどね。

【普通の国並みに防衛と安全を確保するために集団的自衛権を行使するのは当然のことであります。
 我が国は限定的行使にとどまっておりますが、フランスは全面的に行使することは認められております。
 そのフランスは侵略しないけれども、日本には侵略の可能性があるのではというのは、明らかに日本に対する不信感であって、私はとても受け入れられません。
 (中略)こと、防衛や安全保障問題に関しては、戦前の日本と現在の日本は全く違います。
 安倍総理も度々おっしゃっていますが、戦後の日本は積極的平和主義に立って、いかなる国に対しても戦争をしたことはありませんし、これだけの平和が続いた国はひょっとしたらないんじゃないでしょうか。
 これが日本の立ち位置ですから、全くご懸念は無用です。
 もしそれでも信用できないのであれば、かつて奴隷制を採用していたフランスがいつまた奴隷制を復活させるかという議論につながると思います。
(会場から拍手も。記者席から意見を述べようとするフランスの記者を司会が制止する。)】


 会見動画はこちら、テキストはこちら
 拍手が出たのは58:30頃。


 あと、佐藤正久さんは「WiLL」8月号でもうひとつ、「集団的自衛権」について重要な指摘をされてました。

 それは、最も避けるべきは「個別的自衛権」として対処することであると。
 何もかも「個別的自衛権」だと拡大解釈しては、それこそいつか来た道になりますよと。

 民主党など、「個別的自衛権でも対処できる」と主張をしている人たちもいますが、このへん、どう考えてるんでしょうね。

 そして、今、安保法制を「必要ない」「反対だ」と言ってる人たち。
 あるいは「必要かもしれないが、あわててやる必要はない」と言ってる人たち。

 私なんか軍事は全く素人だけど、それでも、

・憂いがあるのに備えができていない
・常識的な行動が取れないほど現場の活動を縛っている
・国内事情で国際社会に迷惑をかけている
(←韓国を笑えない)

 この3点だけ見ても、今の法律のままじゃダメというのは分かります。


 ↑こういう確信犯でやってるたちは別にして、ノンポリの人たちは、少しでも中身を知る努力をした上で言ってるんだろうか?

 マスコミに踊らされて、「戦争のできる国になるらしいから反対」てな人が大半じゃないですか?

150712-06anime.jpg

※佐藤正久さん関連リンク
ヒゲの隊長が明言「自衛隊には“限界”がある」
 iRONNAに先月掲載され、7月3日の産経朝刊に転載。
教えて!ヒゲの隊長
 安保法制について、分かりやすく解説した動画。

※拙ブログはAmazonアソシエイトに参加しています。紹介している商品をクリックしてAmazonを訪問された皆様がすぐに購入されなくても、24時間以内にその商品や他の商品を購入されれば当方の報酬になります(紹介している商品にお目当ての物がなくても、どれかを適当にクリックしてAmazonの中に入っていただき、そこから目当ての商品に検索などで飛んでいただき購入されれば、当方の報酬になります)。「寄付」的にご協力いただければ幸いです。

※拙ブログ関連エントリー
14/7/4:悪質な徴兵制デマにご注意!「ザ・ボイス」より
15/5/16:時代の変化から目を背け、立ち止まるのはもうやめよう!Tweetまとめ15.05.01~15.05.15
15/5/27:大江健三郎の煽動と朝日新聞の誘導…アンフェアな護憲派と、戦前の日本型民主主義! 青山繁晴「インサイト・コラム」
15/5/29:安保法制でまず論議すべきこと 青山繁晴「ザ・ボイス」
15/6/1:志位さんのような人こそが戦争を起こしやすい! Tweetまとめ15.05.16~15.05.31
15/6/10:自衛官の命が大切なら国会で証言させろ! 青山繁晴「インサイト・コラム」
15/6/12:“違憲”学者を招致した役所に中国の手が入っている! 青山繁晴「ザ・ボイス」
15/6/19:安保法制イヤ!集団的自衛権イヤ!考えるのイヤ! Tweetまとめ15.06.01~15.06.15
15/7/3:コスタリカって素人かあんたは! Tweetまとめ15.06.16~15.06.30


このブログが面白かったらクリックお願いします→人気blogランキングへ
ご面倒でなければこちらも→FC2 blogランキングへ

竹島に関する動画:英語版(Takeshima - Seeking a Solution based on Law and Dialogue

尖閣諸島に関する動画もあります。いずれも12カ国語公開されています。世界に広めましょう!
「島根県の竹島英文ページを検索に引っ掛かり易くする作戦」もよろしく。

megumi080328-4.jpeg
アニメ「めぐみ」配信中。
日本語版のほか外国語版もあります。ダウンロードはこちらから。コピーフリーです。世界に広めましょう!

takeshima dokdo dokto tokdo tokto
スポンサーサイト

トラックバック

トラックバックURL:http://kukkuri.blog58.fc2.com/tb.php/1600-bd0f6789

プロフィール

くっくり

Author:くっくり
大阪在住の主婦です。
詳しいプロフィールは本館にて。

最近のコメント

月別アーカイブ

FC2カウンター

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

フリーエリア

竹島プロジェクト
↑バナーお持ち帰り歓迎(直リンク禁止)
人気blogランキングへ
人気blogランキングへ
FC2 blogランキングへFC2 blogランキングへ

■Amazonアソシエイトについて
「ぼやきくっくり」は、amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。

ブログ内検索