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産経/竹島特集「波頭を越えて」第2部(1)〜(3)

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 産経新聞で連載中の「波頭を越えて−竹島レポート−第2部」。

 第1部は日本側から見た竹島問題で、3月に掲載されました。
 第2部は韓国側から見た竹島問題です。

 「波頭を越えて」シリーズは残念ながらWEB版には存在しません。
 第1部はASTRO-KTさんが全文テキスト化して下さっていたので、第2部もおそらくは……と思っていたのですが、現在、ASTRO-KTさんのブログ自体にアクセスできなくなっています。どうもブログごとなくなってしまっているようです(とりあえずキャッシュから内容を見ることはできます)。
【5/27追記】ASTRO-KTさんのブログはこちらに引っ越されたそうです。「波頭を越えて」第1部も引き続き公開されています。
 
 というわけで、今回は私の方で起こすことにしました。

※赤字強調は引用者によります。
 
産経新聞朝刊大阪版07年5月15日付1面掲載
波頭を越えて−竹島レポート−第2部(1)

【観光の最前線 鬱陵島】

島あげて「韓国領」アピール


 「独島ツアー・ドットコム」
 韓国東南部の慶尚北道東端の港、浦項(ポハン)港の待合室には、竹島(韓国名・独島)の写真をあしらった巨大な看板が掲げられていた。竹島への渡航船を運航している会社の宣伝だ。定期便の待合室は、団体ツアーの中高年客でごった返していた。

 韓国政府は同道の要請を受け、竹島の実効支配強化の一環として、今年から竹島への訪問客数の制限を緩和し、1日最大400人から1888人へ大幅に増やした。

 ソウルから浦項までは、鉄道や車を乗り継いで約4時間。竹島へ行くにはここから鬱陵島へ3時間かけて渡った後、さらに2時間近くの船旅になる。竹島周辺の波は荒いため、接岸できるのは年間100日程度だが、それでも鬱陵島を訪れる年間22万人の観光客のほとんどが、竹島上陸を目指すという。

 午前10時、浦項港から鬱陵島に向けて出航した船は、全シートに竹島の写真をあしらったカバーがかけられ、「独島はわが国の領土」と書かれていた。前方のスクリーンでは、韓国の大手携帯電話会社のCMが、「国を考えよう」とのテロップの下、竹島の空撮映像を流している。どこもかしこも「独島」だらけの看板を見ているうち、気づいたことがある。

 目的地は鬱陵島ではなく、その先の「独島」なのだ、と。



070515sankei-1.jpg

 海底火山の爆発で生まれた鬱陵島には、ほとんど平地がない。港からいきなり急坂が広がり、島内を走る車はタクシーもすべて四駆だ。

 本格的な観光シーズンは6〜9月だが、竹島に向かう「独島観光船」は、訪れた4月中旬も満員だった。ただ、波が高かったため、朝の便は途中で引き返した。「ものすごく揺れたよ。明日も船は無理らしいし、残念だ」と中年男性が疲れきった表情で話してくれた。

 「独島観光船」には竹島に上陸するコース、周辺を周遊するコースなど、いくつかの種類がある。島根県が「竹島の日」を制定した2年前は、運行会社が「日本人お断り」だったらしいが、現在は沈静化し、希望すれば自由に乗船できる。ネット上には、実際竹島へ渡ったという日本人のルポもたくさん載っている。

 だが、わが国固有の領土に、韓国の船で行くわけにはいかない。鬱陵島の展望台へ上がってみたが、ガスが出始めた暗い空の向こうには、島影のかけらも望めなかった。



 「独島観光」最前線の鬱陵島では、竹島に関する直接的な取材は控えざるを得なかった。案内してくれた鬱陵郡庁の任荘赫・広報係長(40)は「独島」に関する質問が2、3続くと、「何のためにそんな質問をするのか」と警戒した。

 取材に応じた鄭胤烈・鬱陵郡守はさらに極端だった。鬱陵島観光についてはとうとうと語ったが、「竹島」の単語には敏感に反応。突然、「昔、日本のマスコミに裏切られたことがある。それでも取材に応じたのに、また嫌なことを書くつもりか」と大声を上げて一方的に文句をいい始め、会話すら成り立たない状態にもなった。

 「独島はわが国の領土」と声高に主張し、日本に過去の謝罪を執拗(しつよう)に要求する—。取材前、韓国の竹島問題への反応は、そんなステレオタイプに見えていた。しかしそれは、役所などの政府関係者や一部運動家のもので、出会った島の人々は、こちらが拍子抜けするほど屈託がなかった。

 島中に掲げられた竹島の写真や「わが国の領土」の文言は、もっと重い現実を物語っていた。「独島は韓国領」は、声高に叫ぶ必要のない、幼稚園児ですら知っている「一般常識」なのだ。



 わが国固有の領土でありながら、韓国が半世紀にわたって実効支配する竹島。韓国にとっての竹島問題をレポしながら、日本との温度差を浮き彫りにしたい。

(竹島問題取材班)

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070515sankei-2.jpg

●鬱陵島(うつりょうとう) 韓国読みはウルルンド。朝鮮半島から約130キロ沖合の日本海に浮かぶ韓国領の火山島で、面積約72平方キロ。住民は約1万500人で、4割が漁業、2割が農業に従事している。かつては「于山国」と称し、512年に新羅に帰属。高麗、朝鮮へと引き継がれたが、朝鮮半島を襲う倭寇を恐れた朝鮮王朝は1417年以後約400年の間、入島・居住を全面禁止する「空島政策」をとった。竹島までの距離は約92キロ。


産経新聞朝刊大阪版07年5月16日付1面掲載
波頭を越えて−竹島レポート−第2部(2)

【居住環境整備や住民登録】

領有権確保狙い“実績”刻む


 標高約98メートルと168メートルの2つの島と、いくつもの岩礁で成る竹島(韓国名・独島)の総面積は約23万平方メートル。東京・日比谷公園ほどの大きさだ。平地は海岸付近のごく一部で、飲料水の確保も難しい。そこに、韓国では約2000人が戸籍上の住民登録をし、なんと1組の夫婦が「居住」している。

 韓国で竹島を管轄する慶尚北道の議会は昨年10月、議員55人が船で竹島へはるばる渡り、イスや演壇なども持ち込んで「青空議会」を開催。「独島居住民間人支援に関する条例」を可決、制定した。これにより、住民登録して1カ月以上生活した人には月70万ウォン(約9万円)の支援金が支給され、世帯構成が2人以上なら、1人超過ごとに30万ウォンが追加支給される。今年1月末には、現在唯一竹島に住む金成道さん(67)夫妻に、初めて100万ウォン(約12万8000円)が支給された。

 金さんは先月、「慶尚北道鬱陵郡独島里」(韓国での竹島の行政区)の里長にも就任した。つまり、国の全面的な支援を受けた「独島の防人」。竹島に観光船が接岸すれば、観光客に請われて共に記念写真に納まる「有名人」でもある。



070516sankei.jpg

 韓国は、1952年に「李承晩(りしょうばん)ライン」を宣言して竹島の領有権を主張すると翌53年、民間の「独島義勇守備隊」が上陸し、国旗掲揚台を設置。54年には政府が武力占拠を決定し、無人灯台を建設した。点灯式は内外へ大々的に宣伝し、竹島を描いた3種類の切手も発行した。韓国による「実効支配のアピール」が、いよいよ世界へ向けて始まったのだ。

 65年には、鬱陵(うつりょう)島の崔鍾徳さん(故人)が、国が竹島に建てた漁民宿舎へ住み込んで漁労活動を始めた。後を継ぐような形で91年から居住を始めたのが、金さん夫妻だ。

 夫妻は96年、台風が家で壊れ鬱陵島へ避難したが、昨年2月末に再び竹島へ。2人の自宅には一般電話回線がひかれ、衛星放送アンテナも設置され、32インチの液晶テレビがプレゼントされた。3階建ての自宅には、自家発電機や海水を淡水化する装置なども整備されている。携帯電話の基地局も設置された。

 それでも飲料水は極めて貴重で、「洗髪は雨水で2週間に1回」という過酷な生活だ。タコ漁などで生計を立てている金さんは、地元紙の取材にこう答えている。

 「ここでの生活を続けるつもりだ。誰も文句を言わないし、わずらわしいことがない」

 鬱陵郡は今年、竹島に10世帯程度が暮らせる「多世帯村」計画を進めている。竹島の「居住環境」は、国を挙げて着々と整備されている。



 韓国が竹島に接岸施設を完成させたのは97年11月。現在は鬱陵警察署に所属する「独島警備隊」(約40人)が警備し、島内には監視所、宿泊施設のほか通信設備、レーダー、ヘリポートなども備えられている。昨年からはヘリの発着も可能な3000トン級の最新鋭警備艦「太平洋7号」が周辺海域を警戒している。

 韓国政府は昨年5月、竹島に対する初めての利用基本計画を発表した。5年間で総額約42億円を投入し、周辺の環境保全や資源調査、施設拡充など「持続可能な利用」を本格的に進めるという。

 人が住みやすいとは言い難い島に巨費を投じて居住環境を整備し、警察を常駐させ、韓国客をどんどん誘致する狙いは、国際法上の「実効的支配」の“実績”を刻み続け、領有権を国際社会にアピールすることだ。鄭胤烈・鬱陵郡守は竹島の「多世帯村」計画を「実質的な領有権確保のため」と明確に答えている。

 だが、日本が領有権を主張している以上は、国際法上の「実効的支配」とは認められない。それを承知の上で、韓国は将来の“有事”に備えている。韓国が拒否し続けている国際司法裁判所への付託をせざるを得ない状況になった場合に備え、いかに「有効」な実行支配を行うか—が、今盛んに議論されているのだ。

(竹島問題取材班)


産経新聞朝刊大阪版07年5月17日付1面掲載
波頭を越えて−竹島レポート−第2部(3)

【誰でも知ってるヒット曲】

幼少期に「韓国領」意識形成


 「♪トクトヌン ウリタン」
 ディスコ調のリズム、どことなく演歌風のメロディーに乗って繰り返される歌詞は、タイトルと同じ「独島はわが地」。1982年に韓国で大ヒットした歌だ。鬱陵島の「独島博物館」から展望台へ上がるケーブルカーで繰り返し流れていた。

 5番まである歌詞には、「♪世宗実録地理誌50ページ3行目」など、領有権の論拠とされる文献のページ数から竹島(韓国名・独島)の位置、自然環境まで詳しく織り込まれている。「♪日露戦争直後に所有者のない島だと言い張られても本当に困る」と日本批判もあり、一時は「日本を刺激しすぎる」と放送禁止にもなった。だが、地元の人は「韓国人なら子供でも知っている歌」という。

 東京大学東洋文化研究所の玄大松・准教授が2001年5〜6月にソウル市で行った調査では、「独島は韓国の領土」という認識を持つ子供は、小学校入学前でも48%、入学後では93%に上る。これは教育よりも歌や報道などの社会的な雰囲気による影響が大きく、玄・准教授は「日本の侵略イメージとあわせて『独島意識』が形成されていく」と分析している。



070517sankei.jpg

 鬱陵島の港から「独島博物館」へ至る道は、レンガの再敷設工事が進められていた。「今年で開館10周年なので、周辺一帯を郡で再整備しています」と鬱陵郡の任荘赫・広報係長(40)が教えてくれた。周辺一帯は、公園も整備された広大な施設だった。

 韓国最大の財閥「サムスン」グループが約11億円かけて建設後、国へ寄付した博物館は、韓国内でも唯一の領土問題に関する博物館だ。建物へ向かう途中、「対馬はわが国の領土」と大書した信じられないような石碑が目にとまった。

 館内は3人の職員が案内してくれた。地下1階、地上2階建て延べ1600平方メートルの建物内には、約1300件の資料が展示されている。1905年の竹島の島根県への編入を告示した公文書の複写らしきものなど、日本の公文書の複写らしきものなど、日本の公文書や古地図が実に多い。古書や古地図の収集家だった初代館長の故李鍾学氏が寄贈したもので、「ほとんど日本からもらった資料」という。

 日本国内で竹島の領有権主張を示す看板も、地図と住所、写真付きで紹介されていたが、すべてに批判の解説が添えられている。



 日本の資料をこれだけ集めた韓国が、日本と正反対の解釈に至るのはなぜか。竹島者代に詳しい下條正男・拓殖大教授は「韓国では国家が編纂(へんさん)した文献以外は『野史』として歴史的・文献的価値がないから」と解説する。

 日本人研究者の間で「悪質な歪曲(わいきょく)展示」と悪名高いレリーフは入り口に掲げられていた。古地図「八道総図」をもとに製作されたが、韓国が「独島を指す」としている于山島は、元の地図と違って竹島の位置へ変更されている。博物館は「(『于山島=独島』を)分かりやすくするため」と堂々と説明する。

 韓国側が「独島を守るために奮闘した」と後年になって将軍の称号を贈った安龍福の様子がジオラマで再現されていた。白衣の正装に身を包み、“将軍然”とした安龍福の指揮下、手に棍棒(こんぼう)を持った朝鮮の人々が、日本の武士と漁民を鬱陵島から追い払っている。

 だが史実は逆で、安龍福は国禁を破って密航した貧しい兵士。日本漁民に鉄砲と刀で脅され、越境の商人として日本へ連行されたのだった。下條教授は「韓国の歴史では、王朝が代わると、正当性を主張するために必ず前政権を全否定する。そうした公文書が無批判に歴史として認識され、安龍福も将軍にまつりあげられた」と分析する。

 だが、こうした展示物をよそに、団体ツアー客たちは「独島土産」の物色にいそしんでいた。一般の人には歌や写真、単純な標語の方が親しみやすいのかもしれない。 

(竹島問題取材班)


 「独島博物館」のレリーフが史料(「八道総図」)と食い違っている件について、皆さんご存知かとは思いますがいちおう補足。

 博物館はレリーフを近く撤去することを明らかにしています。
 同館の研究員は、位置が違う理由について「来館者がより見やすいように」と説明しましたが、「日本の研究者からクレームが多く、紛争の火種になるので近く撤去する予定だ。年内には別の展示に取り換える」と述べ、同館は初めて「誤り」を認めたそうです(産経5/5付)。

 ↓画像はクリックすることにより新規画面で拡大されます。

simairekawari.jpg

【上】独島博物館の入り口に展示されているレリーフ

【下】古地図「八道総図」を忠実に再現した独島博物館前の石碑

 レリーフは「八道総図」をもとに製作されました。韓国は「于山島は独島を指す」としていますが、「八道総図」では鬱陵島の西隣にある于山島が、レリーフでは東隣に移動しています。

 ひょっこりひょうたん島じゃあるまいし(^_^;

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 「波頭を越えて−竹島レポート−第2部」(4)以降は、近日中にUPします。



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